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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

コンサート、at Christ Church Woking in Surry 

ロンドン・ウォータールー駅から南東へ途中停車しない列車で約30分行ったところの、ウォーキング(Woking)にてコンサートでした。 サリーになりますが、初めて行く場所です。 2年半ほど前に、一度ここを通ってピータースフィールドでのコンサートへ行ったことがありますが。

 ウォータールー駅はあまり使わない駅なので、慣れません。


WITH HOPE!!-110110 london

 ウォータールー駅は、ロンドン・アイからすぐ。 よって、このような景色が見られます。 ちなみに、この写真は帰り、夕方撮ったものです。 午後4時でこれくらい。 日が伸びましたね。

WITH HOPE!!-110110 christ church


 本日演奏した、ウォーキングのクライスト・チャーチ。 駅から街中まではすぐなのですが、この教会も街中にあります。 相変わらず適当な私は、地図でなんとなくしか場所を見ないで行ったのですが、すぐに見つかりました。 一度痛い目にあわないと、この癖が直らないようです。

WITH HOPE!!-110110 christ church inside


 内部。 高くなっている部分も含めて、床暖房になっています。 オルガンは古いものですが、建物は外を残しながらも、内側をだいぶ改装しています。 よって、他の教会よりも暖かくて助かりました。

 冬の教会でのコンサートは寒さが敵ですから。


 ピアノはメーカーを覚えられないのですが、イギリスの教会ではよくみかけるメーカー。 ドイツっぽい名前。

 高音部が結構狂っていました。 今日が今年最初のコンサートのようです。 ここでは、毎週月曜日にコンサートをしています。 予定表をみていたら、夏前に、ロンドンのウィグモアホールデビューもしている日本人男性ピアニストが演奏するよう。 私はこの方の演奏は好みではありませんが。


 今日のプログラム


 モーツアルト: ピアノソナタ ハ長調 K.330

 グリンカ/バラキレフ: ひばり

 シベリウス: ワルツ 作品24-5

 シャブリエ: スケルツオ・ワルツ

 チャイコフスキー: ロマンス ヘ長調

 ショパン: 幻想ポロネーズ


 

 モーツアルトは先日弾いたばかりですが、今日の方がよかったかもしれません。 が、途中までは出したい音がなかなか出てくれませんでした。


 ひばりは、今日のがだいぶやりたいことに近い気がします。 まじめにDr.Sのところへもって行きます。 が、弾けば弾くほど素敵な曲だな、と思います。


 シベリウスのワルツは短いから、舟歌と合わせて弾いたりもしましたが、曲の性格上、今回はもう一つ違うワルツとあわせてみましたが、4分くらいで、もう一つちょうど良いワルツとか何かがないか探し中です。

 シャブリエは中間部を、いつもよりも軽快にしてみたので、ちょっと違う印象。 これは音響によって変わってくるかな、もしくは、プログラムの最後/アンコールで弾くのと、プログラムの中間で弾くのでは違うな、と思います。


 チャイコのロマンスは、いつ以来?8月に日本で弾いて以来か、こちらに帰ってきた後弾いているのか? とにかく、10月頭から10月末までオペラハウスでこの曲を2つのバレエで使っていたから、その後はしばらく弾けずにいました。 2ヶ月あいたのに、それでも、どうしても、中間部の最後の右手、シ♭、シ・ナチュラル、ドではなくて、『三人姉妹』の『別れのパ・ド・ドゥ』のように、ラ、シ♭、シ・ナチュラル、と弾きたくなってしまいました。

 弾いている間中、というよりも、いつもの練習の時もそうですが、10月のオペラハウスでのマリアネラが踊る『別れのパ・ド・ドゥ』が蘇ってきました。 きっと、今までよりも、パッショネイトなロマンスだったような気がします。

 久々に弾きましたが、やっぱり好きな曲です。 この曲を弾き始めて5年。 何度弾いたかわかりませんが、弾くたびに、この曲を初めて本番で弾いた、イタリアのことが蘇るし、あの時のイリーナ教授の顔、レッスン、色々なことが思い起こされます。 

 まだまだこの曲は変われると思うので、楽しみにしています。


 そして、ショパンの幻想ポロネーズ。 10月以来?? 

 考えてみたら、この曲をDr.Sに与えられたのが、ちょうど10年前のこと。 本番にかけたのは練習を始めてから1年後のこと。 ロマン派を弾いていないし、技術的にも全然弾けなかった頃に与えられたのがこの曲。 泣きながらのレッスンとか、1フレーズを先生が弾くのを聴きながら隣のピアノで弾いて、微妙なニュアンスをつかめるまで1時間弾かされたこと。 色々なことを思い出してしまいました。

 この9年間でこの曲も何度弾いたかわかりません。 5年半前にポーランドへ行ってからは、ずいぶん私のアプローチが変わりましたし、今でも弾くたびに新たな発見があります。


 最後のコーダで再び右手の小指が動いていませんでしたが、どうにか弾きとおしました。 小指、よくなっていると思っていたのに、まだまだ不安定なようです。

 

 次のコンサートまでは2週間あきます。 

 

 終った後、何人かの方々が私のところへきてくださっておしゃべりをしていたのですが、お1人からは、

「日本人だよね? あなたの演奏は素敵だったけれど、どうして、日本人は日本の伝統音楽をなかなか演奏してくれないのか?」

と聞かれました。 日本の伝統音楽ね・・・ 実は私は数年前まではイギリスでもお琴を弾いていた、とお伝えしましたが。 日本の中でも、西洋音楽をやる人に比べれば、日本の伝統音楽をやる人の方が少ないですよね? 

 私はピアノが忙しくなってからはお琴に触っていないし、あの楽器を持ち運ぶのはやはり大変ですからね。

 私は三味線が好きではないし、持ち運びしやすいのなら尺八かな、と思ったけれど、邦楽協会の方から、尺八は男性、女性は横笛、といわれたし。 横笛をやるのなら、鼓をやりたいのですけれど。

 

 こういわれるとお琴もちょっと弾こうかな、と思うけれど、お琴をやると、左の指の腹の部分が変わってしまって、そうなるとピアノを弾くのにまた調節が必要だから、やっぱりお琴は老後の楽しみに取っておきます。

 

 またお声をかけて頂けそうなので、楽しみにしています。

 

 

Posted on 2011/01/10 Mon. 00:19 [edit]

category: 音楽

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