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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

『シンデレラ』 タマーラ、 Guillaume 

12月3日のロイヤルバレエの『シンデレラ』です。


 『シンデレラ』 フレデリック・アシュトン振付、 プロコフィエフ作曲


 シンデレラ: タマーラ・ロホ

 王子: Guillaume Cote


 アグリーシスターズ: アラスター・マリオット、 ジョナサン・ハウエルズ

 シンデレラの父: トーマス・ホワイトヘッド

 

 フェアリー・ゴッドマザー: フランチェスカ・フィルピ


 春の精: エマ・マグワイヤー、 騎士: フェルナンド・モンターニョ

 夏の精: 小林ひかる、 騎士: 蔵健太

 秋の精: サマンサ・レイン、 騎士: ヨハネス・ステパネク

 冬の精: イッツィアー・メンディザバル、 騎士: 平野亮一


 道化師: ポール・ケイ


 タマーラは昨年度、今年5月の『シンデレラ』上演時にはキャスティングされていたものの、アクシデントがあって、降板。 私は実は彼女のこういう役を観るのは初めて。 今回の王子役は、1999年カナダ・ナショナル・バレエに入団した、ダンサーがロイヤルバレエにゲスト出演。


 さすがに金曜日の夜の公演、ということで、子供たちが多く来ていました。

 ドレスアップして、果ては、頭にティアラまでつけている子。 お洋服は普通なのに、きらきらしたお靴を履いている子。 さすがに、ファンシー・ドレス好きの国なのだな、と思いました。

 休憩時間にはロビーで踊っている子もいたりして、ほほえましかったです。


タマーラはもちろん、第2幕でのヴァリエーションなどのテクニックは素晴らしいですが、アシュトンの上体の動きを持っておらず、表情面でも、彼女の他のマクミラン作品に比べて、いまいち。 第3幕は私には艶やかすぎました。


 王子のギローム(発音が怪しいです)、先日客席で見かけたのですが、その時に一緒にいたのがニーマイヤで、あの長身のニーマイヤに比べると小柄なので、決して背が低いわけではないのに、私の中に、小柄なダンサーという情報がインプットされてしまいました。


 足がしっかりしていて、一つ一つのステップがきれい。 でも、もちろんというか、表情は乏しい。 決して乏しくないのかもしれませんが、ロイヤルバレエの中で観ると、表情に差がない。

 

 大抵ダンサーたちは回るものに関しては、右回り、左回り、と得意なほうがあります。 数人で踊る時には苦手なほうでも回らなくてはいけませんが、ソロの際にはどちら回りかは自由。

 男性ダンサーの場合、ピルエット、ザンレール(空中で回る)、どちらも回る方向が一緒のことがほとんどだと思うのですが、彼は、ピルエットは左回り、ザンレールは右回り。 観ている私が混乱。

 さすがに、王子のヴァリエーションの最後のピルエット、ザンレールの繰り返しは、右回りで統一していましたが。 ちょっと、ここを右、左と違う回り方でやったら、とっても楽しそう!という期待はしてしまいましたけれど。



 シンデレラのお父さん役のトーマス、彼は4月にもこの役をやっていますが、その時よりも、ずっと自然になってきました。 ただ、今日はどうしちゃったの??といいたいくらい、なぜか頬が茶色くなっていました。 メイクさん?? 来週の彼のアグリー・シスターズを楽しみにしています。 


 フェアリー・ゴッドマザーを踊ったフランチェスカは足の弱さはあるけれど、上体の使い方がまさにアシュトン。 とっても温かみがあって、好きでした。 彼女は4月にやったときよりも、ずっとよかったのではないかしら?このプロダクションのフェアリー・ゴッドマザーの衣装は薄紫のボリュームがある長めのスカート。 この衣装はやはりある程度の背が欲しい、と観ている側からは思いますが、彼女はこれも似合います。

 シンデレラに、『あなたも、舞踏会に行って踊りたい? きれいなドレスを着たい?』と聞く場面の彼女の表情、その時の腕の動かし方が、とっても安心感を与えてくれました。


 アグリーシスターズのアラスターとジョナサン、彼ら(彼女たち)二人のタイミングが絶妙。 ジョナサンの妹役はとってもSweetで、特に第2幕でのかわいらしさは女性として嫉妬したくなるほど。


 多分、アラスターは4月にこの役をやった時にはやっていなかったと思うのですが、今回はロングネックレスを首にかけて、首を回してそのネックレスをまわす、という芸当を。

 これ、ギャリーがやっているのですが、彼はとっても上手。

 でも気の毒なのは、ダンシング・マスター。 舞踏会に行く前に、彼女たちにダンスを教える場面です。 ダンシングマスターは登場して、ピルエットをするのですが、その部分でアグリーシスターズの姉がネックレスまわし、なんてものをするのだから、観客の目はどうしても、そこに奪われ、ダンシング・マスターのピルエットは見逃します。


 四季の精の冬を踊ったイッツィアーはこの役が似合います。 これはやはりメリハリがあるダンサーがやると見ごたえがあります。 まだ、完全に踊りをマスターしていないので、春に再びシンデレラをやるときに楽しみにしています。

 ちなみに、前2回を『冬の精』で観たひかるさんは今回は『夏の精』。 彼女は私は冬の精の方が好きです。


 それにしても、第2幕から登場の、騎士たち(王子の友人)、今回はいつも以上に4人の踊りがばらばら。 1人特にばらばらな人が。 もしかしたら、これが彼のこの役のデビューだったかもしれませんが。

 亮一さん、もう少し笑顔になれたら・・・ 特に笑顔の健太さんとヨハネスの間に挟まれると、目立ちます。


 シンデレラを舞踏会に連れいてく、スターたち。 ロマニーのきれいな上体の動きに目が行きます。 彼女はソロを観てみたいダンサーですが、なかなか配役されません。 


 次の『シンデレラ』は17日の予定。 チケットを持っていないので、当日券狙いです。 

Posted on 2010/12/07 Tue. 05:35 [edit]

category: バレエ

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