07 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 09

WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

『シルヴィア』 マリアネラ、 ルパート、 ギャリー 

 私のような天気の一日。 要は、曇っていて、雨が降って・・・ 

 いまいち立ち直れていないようです。


 忘れないうちに(待っていてくださっている方もいらっしゃるようなので!!)、一昨日11月3日に観た、ロイヤルバレエの『シルヴィア』の初日についてです。


 『シルヴィア』 フレデリック・アシュトン振付、 ドリーブ作曲


 シルヴィア: マリアネラ・ヌニェス

 アミンタ: ルパート・ペネファーザー

 オライオン: ギャリー・エイヴィス

 エロス: 蔵健太

 ダイアナ: ラウラ・モレーラ


 第1、3幕 シルヴィアのおつき?(Attendances)

  ユフィ・チェ、 イッツィアー・メンディザバル、 クリスティン・マクナリー、 

  ローラ・マックロック、 シャーン・マーフィー、 サマンサ・レイン

  小林ひかる、メリッサ・ハミルトン


 奴隷: フェルナンド・モンターニョ、 ダーウィッド


 Goats: アイオーナ・ルーツ、 ポール・ケイ


 

 正直、いろいろとありすぎて(+チューブのストがあって、オペラハウスにぎりぎりで滑り込んだ)、最初は集中できていません。


 11月1日に行われたドレス・リハーサルの写真はhttp://www.ballet.co.uk/gallery/jr_rb_sylvia_roh_1110 より。

 11月3日の初日のキャストと同じです。


 あらすじは、書いてしまうとどうしてもプログラムのシノープシスの訳に近くなってしまい、著作権に関わってくると困るので、2008年夏にロイヤルバレエが日本公演でこの作品を上演しているので、http://www.nbs.or.jp/stages/0807_royal/silvia-story.html をご覧ください。 オペラハウスで販売されるプログラムに載っているものの訳だと思います。


 簡単に言うと、シルヴィアをめぐって、羊飼いのアミンタと、狩人、オライオンが対立する、というか、内容自体は説明しにくいですが、非常に単純なストーリーです。


 今回は12月頭まで、4キャストで行います。


 マリアネラのシルヴィアは、非常に強い女性。 最初アミンタに出会って、彼女は本当は男を愛してはいけない身。 でも、マリアネラは一瞬動揺しました。 アミンタにちょっと惹かれて。 でも、すぐに持ち直して、彼女のアテンダントにアミンタに矢を向けるように促します。 非常に誇り高い女性でした。


 オライオンにシルヴィアは連れ去られ、第2幕の洞窟の場面、最初、シルヴィアは美しい宝石とか、ドレスを目の前に出され、オライオンがシルヴィアを自分のものにしようとするのです。 でも、それには全て反応しないシルヴィア。 それらを拒否するわけでもなく、マリアネラは、心はアミンタにしか向いていない、というシルヴィアでした。

 オライオンがシルヴィアにお酒を飲ませようとするのですが、それまで物悲しそうにしていたマリアネラ、とんでもなくいたずらな、すごーくよいことを思いついてしまった!!というような、あれは素を出してしまったのか?というような表情で、そのお酒をオライオンに飲ませて、酔わせてしまうのです。 あの表情はすごかった。 もちろん、踊り自体も素晴らしかったですが。


 第3幕、アミンタとの結婚式(でよいのかしら?)、シルヴィアのヴァリエーションは、マリアネラらしさ全開。 切れがあって、ポーズが一つ一つ美しく、音楽と一緒にメリハリがある。 

 パ・ド・ドゥは広がりが素晴らしい。 余裕がありますね。


 アミンタのルパート、珍しく笑顔が広がっていました。 踊りも、ずいぶんよくなったのでは? 


 オライオンのギャリーは、第1幕の踊る部分ではエネルギーが足りないというか、現在はキャラクター・ダンサー(でも、結構踊る役も踊っています)だからというか、ちょっと問題があり、でしたが、キャラクターは素晴らしい。

 特に第2幕、シルヴィアをすごく愛しているのだけれど、その愛し方に問題があって、力ずくで自分のものにしようとしている。 ちょっとした目つき、しぐさ、シルヴィアへの触れ方、イギリス人とは思えないほどのセクシーさ。

 

 ダイアナのラウラは最後に本当に短い出番ですが、彼女の切れのある踊りは、この役にぴったり。


 前回2008年にエロスを踊った3人のダンサーのうち、2人は既に退団。 残りのブライアンは怪我で現在降板中。 というわけで、今回は新しいエロス。 プログラムによると、多分、リカルドとヨハネスがエロスをやりそうな感じです。 私はヨハネスのエロスに興味があります。

 健太さんのエロスデビュー。 エロスは最初の30分ほど、台の上で、あたかも像のように、じっとしています。 

 第1幕の最後で下に降りてきて、お化けのような長いマントをまとって、舞台に現れます。 舞台を歩く、というような感じの振付なのですが、この部分のエロスの振付は、さすがアシュトン!というような音楽性。 うまく音楽と合えば合うほど、エロスのおかしさ、というか不気味さが増すと思います。

 

 今回は、ボリス・グルーズィンが指揮をしていますが、オーケストラは何度も破壊していました。 テンポ設定がおかしいし、珍しく、第1幕でマリアネラが音楽に合わずに苦労していました。

 まあ、某新聞のこの公演のレビューは、指揮者をほめていましたので、私がおかしいのかもしれませんけれど。


 第1幕での村人の踊り、男性の1人が知らない顔。 でも、とってもよい踊りをしていました。 休憩時間に友達に聞いたところ、今年からロイヤルバレエスクールの最終学年に入った16歳だそう。 とてもそのようには見えませんでした。 


 

 音楽は美しいし、振付も好き。 ただ、私が愛する、マイヤリングとか、マノンに比べて、ストーリー自体はそこまで面白いわけではなく。

 でも、今回はデビュー公演もあったりするので、結局は通いそうです。 教えがあるから、明日のローレンのデビューが観られないのが非常に残念。 昨日のイブニング・スタンダード紙に彼女の病気のことについてのインタビューがのっていました。

 記事は: http://www.thisislondon.co.uk/standard/article-23894561-royal-ballet-star-tells-of-year-long-battle-back-from-debilitating-virus.do

Posted on 2010/11/05 Fri. 03:48 [edit]

category: バレエ

TB: 0    CM: 2

05

Comments

1. 別れても好きな… 

シルヴィア、日本で、ポリーナ・セミオノワを拝見しました。
鍛えてたなぁ~!私が虜になりました(笑)。
横浜は、明日からAPECです。お巡りさんと、よく目が合います。婦人警官だったら、YES,フォ~リン・ラブ!なんですけど…(笑)。

URL | のぶひる #79D/WHSg | 2010/11/06 06:51 | edit

2. のぶひるさんへ 

ポリーナ・セミオノワを観たのですね。
私はマルセロ・ゴメスを観たかったです。
ポリーナ、アミンタとオライオンとのぶひるさんの間で取り合いですか?

URL | Miyuki #79D/WHSg | 2010/11/17 08:14 | edit

Comment
list

Post a comment

Secret

Comment
form

Trackbacks

TrackbacksURL
→http://miyukikato.blog.fc2.com/tb.php/1392-1730b14d
Use trackback on this entry.

Trackback
list