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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

解凍 

昨日はノースリーブで歩いていたのに、今日は長袖。 気候が不安定なので、日本からロンドン(イギリス)に観光にいらっしゃる方は暑さにも、寒さにも対応できる格好が必要です。 円高の今、日本人観光客がとにかく多いですからね。


 劇場通いが2日間続くと、今日のように夜の予定がない日は、凄く人生を損しているような気になってきます。

夜出歩いていた分、やらなくてはいけないことは溜まっているわけですが。


 先週のコンサートで久々に取り上げたのはショパンのノクターン 第8番 変ニ長調。 有名なのは第2番のノクターンですが、この第8番のノクターンはイギリスではとても人気があります。

 昨年の日本で『ワルツとノクターン』というコンサートを行ったことからもわかると思いますが、私は、ノクターンを弾くのが大好き。 ショパンに限らずです。 

 

 このところ、ずっと後期の作品62-1のノクターンを本番で弾くことが多かったのですが、久々の第8番、本番前、リハーサルをしながら様々なことが思い出されました。

 これを初めて練習し始めたのは、2003年の今頃。 ちょうど大学学部の卒業リサイタル試験が終わって、気休めに始めたものです。

 2ヵ月後、8月のコンクールでベートーヴェンのソナタ、このノクターンをセミファイナルで弾きました。 試験でとてもよい評価がついていたベートーヴェンはぼろぼろの演奏をし、この時初めて人前で弾いたノクターンは今までできなかったことが初めてできた演奏。

 あの時、もちろんファイナルには進めなかったけれど、Dr.Sの笑顔は忘れません。 先生がずっと待っていたことが初めてできた瞬間でしたから。

 

 あれ以来、このノクターンは何度本番で弾いたでしょう? 失敗も、良かったものも、いくつかはとても印象に残っているのです。 そしていくつかのレッスン、マスタークラスも。


 それと同じように、解凍作業を始めたバラキレフのピアノソナタ、ゴードンの怖い空気ばかりが思い出されます。

怖い空気、とは言い過ぎかもしれませんが、この曲は途中で手に負えなくなって、毎回のレッスンが大変でしたからね。 


 ちょうど10年前の今頃、マンチェスターの音大でもがき苦しみ、カーディフに移ってDr.Sに師事することを決め、マンチェスターの音大のピアノ科主任と3時間にわたる話し合い(怒鳴りあい?)をした頃。

 あの頃の私、まさか10年後にこうやってピアノを弾けるようになるなんて、もちろん希望としてはあったけれど、予想できていませんでした。

 10年前の9月、Dr.Sが指を1本1本持って打鍵方法から教えていましたからね。 


 そろそろDr.Sのところへ行こうかな。 連絡しなくては。

Posted on 2010/06/07 Mon. 06:11 [edit]

category: 音楽

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