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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

Dr.S オルガ門下の発表会 

また暖かさが戻りました。


 今日は年に1度のDr.S & 奥様のオルガの生徒の発表会。 生徒全員ではなくて、先生方の自宅の生徒の発表会です。 昔は私は大学生でも毎回出させて頂いていたのですが、大学生の生徒は先生が決めた生徒だけですから、今は弾かせていないようです。


 ロンドン郊外の某私立男子中、高校の音楽ホールで行います。 私が初めてこの発表会に出たのは1999年のこと。 発表会の前日に先生に音大に行きたい、と言い出して先生を顔面蒼白にさせました。


 発表会の参加費は無くて、親でも聴きに来る人が5ポンドの入場料を払う仕組み。


 イギリスでロシア人の先生方の教室ですが、今回いわゆる白人は5人いなかったはず。 中国系のアジア人、インド人が主な生徒。 これは私のところと同じ。 先生方のところでも、私のところでも白人は続かないのです。


 前半は約45分。 今回は6手連弾が4組。 大抵は初心者とグレード、1-3くらいを取っている人の組み合わせ。 グレードをとっていても上手な子達だけがソロを弾かせてもらえます。


 その後1年弱ピアノを習っている女の子がロシアの教本の中のエチュードを弾いて、グレード4を勉強している7際(8歳になったばかり?)の男の子がカバレフスキーのダンス。

 

 4手連弾が3組あって、それからはグレード5(ブルグミュラーの終わりの方くらいのレベル)を受かっている4人がソロ。 それから再び連弾を挟んで、グレード7あたりの子達が4人。 

 このあたりの子達は知っている子も多くて、1年前からだいぶ上達したな、と思って聴いていました。


 Dr.S、オルガの生徒たちで共通しているのはクリアな音で、でも叩かずに弾く、ということ。 フレーズが子供でもはっきりしています。 初心者でも、手の形がきれい! 


 休憩を挟んで、後半は全てソロ。 ほとんどがグレード8を勉強中かそれ以上。

 昔は後半は大学生だったのですが、今は11歳から18歳までの上手な子達がこの後半。


 後半だけプログラムを書くと、


 ベートーヴェン: ピアノソナタ 第9番 第1楽章 (13歳になったばかりの女の子)

 リスト: コンソレーション 第3番 (グレード8を今回受ける男の子)

 プロコフィエフ: 束の間の幻影 より2曲 (12歳の女の子)

 ショパン: ノクターン 嬰ハ短調 遺作 (11歳の女の子)

 ドビュッシー: アラベスク 第2番 (グレード8を今回受ける女の子)

 ブラームス: インターメッゾ Op.119-1 (13歳の男の子)

 ラフマニノフ: プレリュード ト短調 Op.23-5 (15歳の男の子)

 ショパン: ノクターン Op.62-2 (15歳の男の子)

 トゥリーナ: サクロ・モンテ (12歳の男の子)

 ショパン: ノクターン Op.48-1 (18歳の男の子)

 

 先生方の連弾で、メンデルスゾーンのアンダンテ・アレグロ・ブリランテ


 日本だとこの年齢でこれくらい弾く子はたくさんいるのだとは思いますが、音大を目指していない子達ばかりでこれだけのプログラムになるのだから、やはり凄いな、というのが印象。

 しかも皆、イギリスの中、高校でトップ10に入るような学校に通う子たちです。 

 

 最後のショパンのノクターンを弾いた男の子は、もうすぐ大切なAレヴェルの試験が待ち構えているのに、こうして発表会にも出ていました。 彼はこの2、3年で急激に伸びた子。 Aレヴェルでミスさえしなければ、ケンブリッジの医学部に内定が出ているそうで、今までの先生の生徒たちもそうですが、ああいう大学に行く人は余裕があるのだな、と思わずにはいられません。 とっても素敵な演奏でした。


 プロコフィエフを弾いた子は2年前のサマーコースではコンフィデンスはないし、そんなに弾けていなかった子なのですが、サマーコースでロシアの子供たちを見て、そして大学生たちを見て目覚めてしまった女の子。

2008年には結構簡単な曲を弾いていたのに、去年はバッハのシンフォニアだったかインヴェンションだったかを弾き、今回も、私が大学1年生の試験のプログラムの1部だったこのプロコフィエフを、先生にやらされた、というのとは違う説得力のある演奏。 ピアノが好きで好きで!というような子だから、これからが楽しみ。 


 とにかく、プログラムを見てわかるように、歌える子達が多い。 もちろん、まだ10代ですから、ノクターンも歌いきれてはいないけれど、でも、小さい時からフレーズを、歌うことを勉強してきたからできること。

 10人中二人の男の子は弾き方が違うから、今日連れて行って下さったお母様に伺ったら、やはり彼らは3年位前からDr.Sに習っている、とのこと。 音の出し方、フレーズで小さい時から先生の下で勉強していたのかわかってしまいます。


  知っているお母様方、先生のファミリーフレンドも多いので、皆さんから、「今日は弾かないの?」と不思議がられてきました・・・ 

 Dr.Sにお会いするのは久々。 指の怪我、その他諸々でずっと先生のところへ行っていないので。 奥様がいらしたからか、珍しく、ゴードンのことも口に出さず。 

 

 一つ思うのは、先生方の生徒は、グレード2、3あたりから5、6へは結構早く進む。 これ、基礎をきちんとやっているからだと思うのです。 どうして去年グレード3の曲を弾いていたのに、今年は6なの?と思うような子が多いのです。 

 

 非常に刺激を受けてきました! 今週は鬼のMiyukiになる予定。 ですが、私のところはまだ譜読みが怪しいのが何人もいて・・・ お願いだから、レッスンで譜読み、というのはやめてもらいたいです。 でも、音符が読めないから手伝わないと・・・ もちろん、自分で最初から教えている生徒ではありません。

Posted on 2010/05/30 Sun. 04:24 [edit]

category: 音楽

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