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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

ロイヤルバレエ トリプル・ビル、セカンド・キャスト 

 今日もまた青空が続いています。 夜11時でも、半袖でいられたくらい。 こういうことはちょっと前までのイギリスでは考えられませんでした。 

 こんなに素晴らしい天候でしたが、私は再び午後はオペラハウス。 どうして、天候が良い週末に限ってオペラハウスとか、教えなのでしょう? しかも、オペラハウスは普段は日曜日の公演はないので、今シーズンのバレエは今日のみが日曜日の公演です。


 内容は昨日と同じ。 今日はセカンド・キャストです。


 この公演のファースト・キャストの写真は、http://www.ballet.co.uk/gallery/dm_rb_tryst_chroma_symh_c_0310 より。


『クローマ』

 ウェイン・マグレガー振付 


 メリッサ・ハミルトン、ブライアン・マロニー、サマンサ・レイン、ルパート・ペネファーザー、ユフィ・チョイ、ポール・ケイ、オリヴィア・コウリー、ヨハネス・ステパネク、ダウィッド・Trzensimiech、リアム・スカーレット


 このクローマ、今まではシングル・キャストだったので、こうして、全てが入れ替わった状態で観るのはとても興味深かったです。

 いまいち、誰が誰の役をやるのかが私はわからずに観たので、幕が開いて、メリッサとブライアンが立っていたので、びっくり。 ブライアンは違う役をやると思っていたので。


 このような作品はキャストが総入れ替えになると、全く違う作品になるのだ、と思わずにはいられませんでした。

 メリッサは身体能力が高いダンサーなので、この作品のようなものを踊るのは有利。 あの股関節の柔らかいエドが作ったパートをブライアンが。 背も踊り方も全く違うダンサーたちですが、エドとはまた違う踊りで、それはそれで説得力がありました。


 セーラ・ラムが作ったパートを今回サマンサがやっていますが、彼女がこうしたコンテ系を踊るのは初めて観ましたが、結構踊れるのだ、とびっくり。 違うタイプだと思っていたので。 ルパートもマグレガー作品で観るのは私は初めてです。 


 リアムは、やはり一つ一つの動きに言うことがあるダンサー。 あれだけの振付をやる人なのだな、と思わずにはいられません。



『トリスト』

 クリストファー・ウィールドン振付 ジェームズ・マクミラン作曲


セーラ・ラム、ルパート・ペネファーザー


アイオーナ・ルーツ、蔵健太

ナタリー・ハリッソン、ヨハネス・ステパネク

クリスティン・マクナリー、ベネット・ガートサイド

サマンサ・レイン、リカルド・セルヴェラ


 2度目の鑑賞なので、昨日よりはもう少し余裕を持って観ることができました。

 プリンシパル・キャストの二人、中間部でのパ・ド・ドゥを踊るだけ。 それ以外の部分は昨日と全く同じキャストでした。 


 セーラとルパートのパ・ド・ドゥは、多分、昨日のキャストよりも、オリジナル・キャストに近いのかもしれない、と思ってみていました。 

 このところ、マリアネラと踊る時には、ストーリーがないバレエでも、ずいぶん顔の表情が増え、ちょっとした手の動きなどにも意味が増していたルパート、今回はまた以前のルパートに戻ってしまいました。 やはり、マリアネラがプッシュしていたのでしょうか??


 4組のソロイスト・カップルスが順に短いパ・ド・ドゥを踊るのですが、これらが素敵。 

群舞の女の子たちは、昨日よりもずいぶんまとまって観えました。 



 『シンフォニー・イン・C』

  ジョージ・バランシン振付 ビゼー作曲


 第1楽章: リヤーン・ベンジャミン、ヨハン・コボー

           小林ひかる、ベネット・ガートサイド、サマンサ・レイン、ヨハネス・ステパネク

 第2楽章: アリーナ・コジョカル、ヴァレリー・フリストフ

           メリッサ・ハミルトン、トーマス・ホワイトヘッド、オリヴィア・コウリー、ジョナサン・ワトキンズ

 第3楽章: ロベルタ・マルケス、スティーブン・マックレー

           高田茜、ブライアン・マロニー、ヘレン・クロウフォード、蔵健太

 第4楽章: ラウラ・モレーラ、リカルド・セルヴェラ

           アイオーナ・ルーツ、ルドヴィック・オンディヴィエラ、べサニー・キーティング、アンドレイ・ウスペンスキ


 最初の2つの作品はストール・サークルで下の方で観ていたのですが、友達からアンフィシアター(天井桟敷)が開いている、と聴いたので、この作品だけは上から観て来ました。 アンフィから観るなんて久々。

 遠いですが、この作品はやはり上から観る方がずっときれい。 昨日下で観ていた時はごちゃごちゃしていましたが、上で観ると、フォーメーションを楽しむことができます。


 昨日とは変わって、プリンシパルの女性が小柄な為、ずいぶん違って観えました。


 幕が開いて、ブルーのバッククロスに、10人の白いチュチュの女性。 開いたとたんに、周りから、『わー』という歓声というか、息を呑む音が聞こえてきました。 前2作品はレオタードでしたからね。


 第1楽章のリヤーン、彼女はコンテ系、マクミランでこの頃は踊ることが多いので、彼女のチュチュ姿を見るのは、昨年の『火の鳥』以来。 一つ一つが丁寧で、プリエ(膝を曲げる)を観た時、凄いものを観た! と思わずにはいられませんでした。 舞台で一つのプリエをあんなに大切にするダンサーってそんなにいないと思うのです。

 

 第2楽章のアリーナは途中だいぶ丁寧に躍るようになったな、と思いました。 


 第3楽章は、ロベルタのああいう踊りを観るのは久々なので、彼女ってあんなにジャンプができる人だったのだ、というのが第1印象。 スティーブンもやはりこういう踊りが似合います。

 

 第4楽章は、昨日もラウラは観ていますが、彼女はリカルドと踊る時、別人のようなダンサーになる気がします。 この二人は非常に良い組み合わせ。 


 そして、圧巻のフィナーレ。 フィナーレの時にプリンシパル女性4人が並ぶと、オーラがある人、無い人、全て明確になってしまいます。 

 ちなみに、プリンシパル男性4人、ソロイスト男性8人、12人の男性が一緒に踊るところもあるのですが、ここも、すぐに目が行く人、そうでない人がいます。


 このプログラム、6月10日のファースト・キャストの分は、ビッグ・スクリーンでイギリス国内で観ることができます。

 ロンドンだとトラファルガー・スクエア。 7時30分開演。 無料で観る事ができるので、オペラハウスへ行くほどではないけれど、でもどんなものか、バレエを観てみたい、という方には良いことだと思います。 雨が降らなければ。


 ちなみに、10月に日本では、新国立劇場バレエがこのシンフォニー・イン・Cを取り上げるようです。

Posted on 2010/05/23 Sun. 02:26 [edit]

category: バレエ

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