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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

Dancing for the Childeren ガラ 

 ひがだいぶ伸びました。 冬時間が終わるまであとちょうど1ヶ月。 パンケーキの日は既に2週間前のこと。 わかっていたのに、今年もパンケーキを食べずじまい。


 昨日はたった4時間の教えだったのに、家を出てから家に帰るまで、寄り道もしていないのに、9時間。 無駄が多すぎる移動でした。

 

 そんなわけでなのか、単にオーディションの後の初めての休日だからか、起きたのはそれはそれは素晴らしい時間。 目は覚めていたのに、全然身体を起こすことができなくて、ひたすら本を読んでいたのでした。


 今夜は久々のバレエ。

 オペラハウスではなくて、サドラーズ・ウェルズにて。


 ロイヤルバレエのプリンシパル、マーラ・ガレアッツィ主催の『Dancing for the Children』

 チャリティーガラです。

 

 プログラムは、


 『Track 12』(世界初演) クリスティン・マクナリー振付 音楽は 30 Seconds to Mars

 ダンサー: マーラ・ガレアッツィ


  このガラの為に、アフリカ、をテーマにして振付けられた作品。 振付けたのはロイヤルバレエのソロイストのクリスティン。 まだ書いていませんが、2月17日にロイヤルバレエのドラフト・ワークスを観にいった際、この作品の一部も観ました。

 白っぽいユニタードにバレエシューズ。 クラシックバレエ、というよりもモダンというか、踊りを見せる、という作品ではありません。 メッセージの強い作品。


 『白鳥の湖』より、第2幕、オデットと王子のパ・ド・ドゥ(アダージョ) イワノフ振付、チャイコフスキー

 ダンサー: マリアネラ・ヌニェス、ティアゴ・ソアレス


 プログラムには、黒鳥のパ・ド・ドゥ、となっていたのですが、なぜか、白鳥。 

 本心を言うと、こういうガラではオペラハウスでは観られないものを観たいのです。 マリアネラの白鳥は好きですが、何度も観ていますからね。


 ティアゴの衣装がロイヤルバレエの『白鳥』のものではなく、マリアネラもチュチュはロイヤルバレエのものだけれど、ヘッド・ドレスがいつもの羽のものではなくて、がっちりきらきら系の方だったから、一瞬、『誰?』と思ったのでした。


 『Saving my Love』 ヴァネッサ・フェントン振付 音楽は Sylvie Lewis

 ダンサー: エラ・ケニオン、エドワード・ワトソン


 ロイヤルバレエのファースト・アーティストのヴァネッサが振付けたもの。 エラ・ケニオンはダンサーではなくて、女優。 背が高くひょろっとしているエドと、背が低くて、体格の良いエラ。 多少コメディー風な、女性が男性を持ち上げる場面があったりするとっても短い作品。 こういう遊び心のある作品って好きです。


 『リーメン』より、パ・ド・ドゥ部分 ウェイン・マグレガー振付 音楽はKaija Saariaho

 ダンサー: セーラ・ラム、エリック・アンダーウッド


 昨年11月に初演された作品の一部分。 セーラとエリックの美しいパ・ド・ドゥ。 全体を観ている身にとっては、やはりこういう作品の抜粋は私には観にくい。

 

 『Alpha』 ボール・ロバーツ振付 音楽は、 Keaton Henson

 ダンサー:ニュー・バレエ・ボーイズ


 本当はバレエ・ボーイズのマイケル・ナンとウィリアム・トレヴィット(両方とも元ロイヤルバレエダンサー)が出演予定だったのですが、マイケルがチキン・ポックス(水疱瘡) にかかってしまい、彼らが集め、来月ナショナル・ツアーに出かける男性ダンサー8人の作品を上演。 コンテ系だけれど、美しい作品でした。 


 『ロミオとジュリエット』よりバルコニーのパ・ド・ドゥ マクミラン振付 音楽はプロコフィエフ

 ダンサー: マーラ・ガレアッツィ、エドワード・ワトソン


  前半最後はロミジュリ。 今回オペラハウスで上演しているうち、キャスト変更があったりもしているので、結局観ないのはマーラのジュリエットだけ。 だから、こうしてバルコニーだけでも今回観られて良かったな、と思います。

 バルコニーが無い素の舞台でのこのシーンは初めて観たので、全幕版との違いを楽しんだりもしました。


 『リーダー(Lieder)』(初演) アラスター・マリオット振付 音楽はブラームスの歌曲2曲

 ダンサー: マーラ・ガレアッツィ、ギャリー・エイヴィス ピアノ:ケイト・シップウェイ


 上半身が黒のヴェルヴェット、下がサテンっぽい黒のシンプルな衣装。

 ピアニストと歌手が舞台にのっての上演。 

 他のアラスターの作品らしく、リフトばかり。 男性は女性のリフトの為にしか使われないのか?と思ってしまいます。 でも、素敵な作品ではありました。


 『Bollywood』 

 Four Poofs and Pianoというグループなのですか? 派手なマント姿のおじさん4人が踊る?作品でした。

 とっても楽しい!彼ら、有名な人たちなのでしょうか? テレビを見ないので、全然知りません。


 『Fantasie-Impromptu』(初演) リアム・スカーレット振付 音楽はショパンの幻想即興曲

 ダンサー: ラウラ・モレーラ、リカルド・セルヴェーラ


 リアムが2008年にリンバリーで発表したモーツアルトのピアノ協奏曲に振付けた作品の衣装を使っていました。 女性の衣装はシンプルなベアワンピ。 スカートの裾がグラデーションになっている私が好きな衣装です。

 リアムの作品は私はとても好きなのですが、今回も男性もきちんと躍らせる作品。 私が観た彼の作品はピアノ曲に振付けたものが多いですが、観ていて気持ちが良いです。特に、ラウラとリカルド、いつもリアムの作品に入っているダンサーたち。 プログラムにはケイトがピアノを弾くようになっていたのですが、実際は録音を使っていました。 こういう作品のピアノを弾くのが私の夢。


 『Something Defferent』(初演) スティーブン・マクレー振付 音楽はSing,sing, Sing By Benny Goodman

 ダンサー: スティーブン・マクレー


 この公演のリーフレットを見た時、スティーブンの名前が振付にも入っていたので、楽しみにしていました。

 どんな踊りか?と楽しみにしていたのですが、なんと、タップダンス! 彼、ローザンヌでもタップダンスをやっているのですよね? 私、ローザンヌはずっと観ていないので。

 ロイヤルバレエのプリンシパルダンサーが踊るタップ。 非常に格好良い!

 

『海賊のパ・ド・ドゥ』 プティパ振付 音楽はドリゴ

ダンサー: ユフィ・チョイ、セルゲイ・ポルーニン


 一般的なガラの定番。 このガラで、日本でもあるようなガラで演じられる演目はこれだけでしょうね。 

 セルゲイはロイヤルバレエスクールの公演でも『海賊』を踊っていますが、私は観たことが無かったので、プログラムを見た瞬間、楽しみでした! 

 セルゲイのあの技術的なジャンプの連続、何なのでしょう? とにかく凄い、の一言です。 私はただただ呆気にとられました。

 ユフィちゃんはブルーの衣装がとっても似合い、彼女の海賊を観るのは初めてですが、色々な意味であっているな、というのが感想。 彼女は今とっても忙しいはずなのに、これだけ準備をするのだから、やはり凄いです。

 

 最後は歌手10人ほどの無伴奏の歌。


 一夜限りの公演。 オペラハウスの常連さん、ロイヤルバレエのダンサーたち、元ダンサー、色々と見かけました。 

 

 日本でのバレエのガラとは違うけれど、このガラはとってもロンドンらしい。 

 こういう色々なダンスを見て、やっぱり私はバレエが好き、と思うのですが、でも普段観ないものを観ることができるのはそれはそれでとっても良いことだと思います。


Posted on 2010/02/28 Sun. 06:19 [edit]

category: バレエ

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Comments

1. かぶりつきでした 

私も夕べ観ていました。
チケットを取ったのが遅かったので、オケボックスの最前列かぶりつきで観ることになってしまいました。
全体的には大変よかったです。
私のお目当てはマリアネラとセルゲイとエリック。
セルゲイは大満足で、うっとりしまくり。
マラが踊った時より、セルゲイとユキちゃんが踊った時の方が拍手が多かったような…。
最前列のおかげで、マリアネラの身体がものすごくよく見えました。
なんと筋肉質なこと。
そして着替えて最後のアンコールに出てきたときのなんて華奢なこと。
この対比におどろしてしまいました。
エリックはセーラがあまりにも白いので彼女だけが浮き立ち、ちょっと背景に馴染みすぎていたような…。
モダンあり、クラッシックあり、コメディあり、歌ありと楽しい2時間でした。
でも、観客が異常にポッシュでしたねぇ。
あんなのSWで見たの初めてです。ww

URL | りり #79D/WHSg | 2010/03/01 21:17 | edit

2. りりさんへ 

お返事が大変遅くなってすみません。

マーラが踊った時よりもセルゲイとユフィちゃんが踊った時の方が拍手が多かったのは、演目上のこともあるかな、と思いました。

観客は、多分、ストール席はポーシュだったのでしょうね。
私は一番上の方にいたので、オペラハウスよりも若い人たちが多かったです。

URL | Miyuki #79D/WHSg | 2010/03/16 23:05 | edit

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