09 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 11

WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

マリアネラ、ティアゴのロミオとジュリエット 

 久々に何も無い金曜日の夜。 教えから帰ってきてからジムへ行って、スティームルームとジャグジーで1時間も遊んでいました・・・・ でも、こうしてボーっとできる時間ってとても大切なのです。


 先週のバレエ鑑賞もまだ書き終わっていませんが、とりあえず、今週月曜日8日のバレエ鑑賞記録です。


 ロミオとジュリエット


 ジュリエット: マリアネラ・ヌニェス

 ロミオ: ティアゴ・ソアレス

 マキューシオ: 蔵健太

 ティボルト: ギャリー・エイヴィス

 ベンヴォーリオ: セルゲイ・ポルーニン

 パリス: ルパート・ペネファーザー

 

 2008年5月末にジュリエットデビューをしたマリアネラの3度目のジュリエットの舞台。 


 マリアネラとティアゴのインタビュー+いくつかのリハーサル写真を見つけました。

  http://www.theballetbag.com/2010/02/02/marianela-nunez-thiago-soares-the-romeo-juliet-interview/


 デビューをした時、2回の公演を観ましたが、今回はマリアネラのジュリエットの作り方が前回とはだいぶ違いました。 初めてパリスを紹介された時のいたずらそうな目。 パリスに凄く興味があって、でも、ロミオに出会った時、表情が全然違う。

 睡眠薬を飲む場面、あれほどジュリエットの心が伝わってきたことはありません。 そして、最終、ジュリエットが目覚めて、ロミオを見つける。 そしてすぐにロミオに近づくのではなくて、微笑んでたたずむ。 それからロミオのそばによって、死んでいることがわかる。 そうしたら、マリアネラはティアゴの上半身を持ち上げ、抱え込み、口をあけて上を向いて泣く場面があるのですが、その時もロミオを抱えたまま。私はこの方法、初めて観ました。

 第3幕は涙無しに見られません。

 

 今回はキャピュレット夫人をエリザベス・マクゴリアンが演じていましたが、彼女は本当に素晴らしい。 彼女の作りあげるキャピュレット夫人は、ジュリエットが初めてロミオに出会った時、ジュリエットの心情を察しているし、その後、ジュリエットにパリスと結婚させようとする時も目をそらせたりしている。

 

 今回は全体的にメインキャストが背が高く、今まで観ていたものとはだいぶ違った舞台に観えました。


 ティアゴは私が今回観た3人のロミオよりも、舞踏会でジュリエットに気がつくのがとっても早い。 ロザリンのことなんてすぐにどうでもよくなってしまった。 気づいた後、多くのロミオが無言でジュリエットを見ているのに、ティアゴはマキューシオとベンヴォーリオのところに行ったから、ジュリエットのことを話したのかしら?

 ジュリエットがパリスと踊り終わってロミオに初めて気がついた時、ロミオは満面の笑みでした。 普通はとにかく心を奪われた、という人が多いのに。


 先週の舞台に引き続き、違うキャストで健太さんのマキューシオを観ましたが、やはりロミオが変わるとマキューシオも変わってくる。 そしてやはり2回目だからか、余裕もありますね。 舞台は本当に勉強の場なのだな、と思いました。


 セルゲイも今シーズンがベンヴォーリオデビューだと思います。 彼はもちろん素晴らしいダンサーだと思いますが、まだ若いし、先日のマンドリンの踊りのリードとか、今回のベンヴォーリオとかちょっとした脇役の方が主役をやっている時よりも活き活きとして見えます。

 

 そしてやはり目を奪われたのが、ギャリー演じるティボルト!! 2008年の時にも、このマリアネラ+ティアゴのキャストでギャリーがティボルトをやっていました。 スゥォードシーンでも、手加減なし? 以前、バレエアソシエイションの時に、ティアゴが、ギャリーは強いし、全身で戦ってくるから腕が本当に痛くなった、と話していましたが、そのとおりだな、と思います。 ロミオとティボルトの戦いの場面、見ているこちらも本当に怖くなるほどのぶつかり方。 それに引き換え、ティアゴのロミオはマキューシオが死んだ時から泣きっぱなしだったので、対比が面白い。 

 たいてい、ロミオはマキューシオが死んだ時には泣き崩れても、ティボルトと戦う時には再び引き締める人が多いのですが、ティアゴは泣いたままのように見えました。


 嬉しいのは、もうプリンシパルになってしまったから、マンドリンの踊りのリードはやらないかしら? と思っていたスティーブンがマンドリンのリードをやったこと! ただ、今回は(も)指揮者がいまいちで、全体的に音楽がゆっくり目。 このマンドリンも先週よりはマシなものの、それでも遅すぎるテンポであのスティーブンでさえ、音をもてあましていました。 セルゲイが踊った時には背も高いし、ゆっくり目に踊るダンサーなのでそれほどは気にならなかったのですが、先週のブライアン、今回のスティーブンは小柄だし、テンポもあるダンサー達なので、気の毒です。


 というわけで、再び新しい舞台を観ているかのような『ロミオとジュリエット』の舞台でした。

 メインキャストのマリアネラとティアゴは今年の日本公演でも『ロミオとジュリエット』を踊ります。 


 明日もマリアネラ+ティアゴのロミジュリ。 どんな風に変わるのか、観るのが楽しみ。 私の場合、他のキャストはたいてい1回しか観ませんが、マリアネラの分は2回共観たくなるのです。


 明日は再び忙しい一日になりそう。 でも、日本から友達が来るので、彼女も今回は遊びではありませんが、それでも会うのは楽しみ。 久々にヒースロー空港まで行ってきます。

 

Posted on 2010/02/12 Fri. 06:20 [edit]

category: バレエ

TB: 0    CM: 0

12

Comments

Comment
list

Post a comment

Secret

Comment
form

Trackbacks

TrackbacksURL
→http://miyukikato.blog.fc2.com/tb.php/1184-247f7a89
Use trackback on this entry.

Trackback
list