07 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 09

WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

開店閉業の中 

 ピアノの教えに関しては、開店閉業状態が残念ながら続いておりますが、ピアノの練習は継続。
 どころか、やはり今の私の状態で日本で活動したければ、先日も書いたように、求められるレパートリーがこの2,3年コンクールや、イギリスのコンサートで使っていたものとは多少異なってきます。
 よって、これから2か月くらいの間に(いや、急なものもあり)必要な曲を解凍する日々です。

 これに加え、帰国してから毎朝自分に課している課題も。
 これについては、とりあえずこの7週間は、練習できる時には欠かさずにしていますが、詳細はもう少しできてから。
 ずっと気になっていたことなので、やっと私自身も必要性を感じて、遅ればせながら手を付けたところ。

 そして、10月のコンサートの曲の譜読みやら、何やらをする日々。
 ここに来て、中学、高校時代に使っていなかった、空き部屋になっている私の脳の引き出しが役立っているようです。

 本当に、今は帰国が正しかったのか?という不安しかありませんが、焦っても仕方がありません。
 そう自分に言い聞かせるから、余計に疲れるのかもしれませんが。

 Facebookなどで、20代の同業の友達が講習会を受けにヨーロッパなどを移動している姿をみながら、羨ましい、と思う自分もいる。
 私は、20代の頃、経済的なものと、あまりにもピアノの道に進んだのが遅すぎたことで、有名な教授などの講習会を受けに行く力がなかった。 もちろん、ロンドンの講習会には参加していましたが。
 今だったら、得るものがあるのだろうな、と思いつつも、大きなコンクールを受けられないこの年齢では、講習会を受けるのも難しい。 
 悔いが無いように生きる、がモットー。
 不可能を可能にもしてきたかもしれない。
 でも、この世界で、年齢、という壁はあまりにも厚すぎました。
 コネクションが無い中、日本でどのようにやっていくのか、想像以上に大変です。
 普通、留学する人たちは、それまでに日本で力のある先生方と関係があるのが当たり前ですからね・・・・

Posted on 2016/08/25 Thu. 21:14 [edit]

category: 音楽

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25

クラシック音楽が盛んなのか??? 

 クラシック音楽をする上で、日本の方がイギリスよりも恵まれているな、と感じることは多々あります。
 
 1つは、ホールとそこにある立派なフルコンサートグランドピアノ。
 その多くが、ほとんど使われていないような印象がありますが・・・

 そして、楽譜屋さんが多いこと。
 楽譜屋さん? というよりも楽器店と言った方が良いのでしょうか。

 ロンドンで大き目、と思っていたような楽譜やさんは、日本では決して大きくない。 
 そして、その規模のお店がいくつもある。
 
 私の家の最寄り駅の近くでさえ、小さな商業施設に、楽器店が入っていて、2つ先の多き目の駅のデパートにも、昨年楽器店が入ったところ。
 銀座のヤマハには、ちらっと帰ってきてから寄りましたが、本当にすごい。
 
 イギリスでは手に入らなかったような楽譜が手に入る(日本版)。
 驚くのは、教本というのでしょうか? バイエル、ソナチネ、曲集、いったいどれだけの種類があるのでしょうか?
 イギリスでは考えられません。

 とにかく、私の場合は、日本でどの導入教材を使うか?ということがネックになっていましたが、イギリスで好んで使っていた導入楽譜が、日本語になって数年前から出版されていました。
  色々とみて、この教材が一番好きですし、子供たちの成長にもつながる、と考えているので、これが手に入って良かった。
 
 こんなに多くの教材があって、本当に必要なのでしょうか?というのが最初に思ったこと。
 本当に使いこなせているのか? 

 私が好んで使っているテクニックの教材に、バーナム(Dozen a day)というものがあります。
 日本でも日本語版があって、とてもポピュラー。
 日本でピアノを習っていて、ロンドン時代に私と縁があった方々、皆さんこれを使っていました。
 これは非常に優れた教材。
 これをきちんと使えば、曲を弾く為の準備が非常にできるのです。
 が、音大の先生に習っていたお子さんも含め、私はこの教材を有効活用していたな!と思った方は、ゼロ。
 多くの場合、この教材は初見用に使われる、と聞いて、唖然としました。
 この教材は、初見用では全くないと思うし、そう使っても意味がありません。
 
 楽譜が手に入るのは嬉しい(エルガーのピアノ曲集なんて、イギリスではみたこともありませんでした)。
 でも、多すぎるように思う教本をどのように使うのか。
 各生徒にあう教材を見つけるのは必要かもしれない。
 でも、同じ教材でも、生徒によって使い方を考える。
 その場の発想力。
 そちらの方が大切では?と私は思ってしまいます。
 
 しかし、お遣いを頼まれて、買い物に行ったのに、ちょっと楽譜をみよう、と寄り道をして、家に帰るのが遅くなる、というのが私の問題点。
 本当に日本は凄いのです!!!


 

Posted on 2016/08/23 Tue. 22:14 [edit]

category: 音楽

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23

日本に住む 

酷い雨でした。
地元、所沢がニュースの天気予報で報道されるほど。
 幸い、我が家は川から離れているので、被害はありませんでした。
 町内を流れている小さな川がどうなったのか、気にはなりますが。 途中、消防自動車の音も聞こえていたので。

 毎日の新聞小欄の音読のおかげか、ずいぶん日本語力が戻ったと、自分では勝手に感じているところです。
 が、本当に私が困るのは、日本で生活している他の私の年代の方よりも、日本の冠婚葬祭の知識が恐ろしく欠乏していること。
 そして、それに伴う言葉、というのが、本当に酷い。 いくつか、私が勝手に発音していた単語もありました。
 母は、私が発した言葉からの連想ゲーム状態です。

 今までも、一時帰国中に、なぜか町内のお世話になった方々がお亡くなりになって、お通夜に出ることはありました。
 私自身の祖父母は、私がイギリスに行った年、そして帰国する前年に亡くなっているので、この年になりながら、未だに身内の葬儀に出た経験はありません。

 今回、町会の開拓者である、街の名士のお1人が大往生され、私も面識があり、昨年もお話させて頂いていたので、告別式へ(お通夜は自分のコンサートと重なったので・・・)。
  このような場所で、咄嗟に係の方々から言われた言葉は、ほとんど理解できないことに気が付きます。
 
 本当に、日本独特のことは難しい。
 日本人の外見をしていながら、年相応の日本のしきたりを知らない。
 いや、知らない、とばかり言っていてはいけません。
 20代を日本で過ごさなかった、18年間、日本人会にも属さずにイギリスで生活したツケは、大きいようです。

 

Posted on 2016/08/22 Mon. 21:28 [edit]

category: 日常

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22

山王病院での夕べのコンサート(8月19日) 

昨日は、日本へ本帰国して最初のコンサート。
東京での演奏は、6年振りのことでした。

160819-1



 赤坂の、山王病院のアトリウムで月に一度、ここに置いてあるベーゼンドルファー・インペリアルを用いて夜行われる、夕べのコンサートに出演のお声をかけて頂きました。

 私が知る、病院、という雰囲気は少なく、ホテルのロビーのような吹き抜けで、座り心地の良い椅子が置いてある空間。
 
 病院という場所、写真で予め拝見していたここの空間、そして、ベーゼンドルファー・インペリアルというピアノを考えての今回のプログラム決めでした。

 プログラム

 ショパン: 華麗なる大円舞曲 第1番 作品18
 モーツアルト: ピアノソナタ ハ長調 K.330
 グリーグ: ノクターン
 ショパン: ノクターン 作品27-2
 リスト: ペトラルカのソネット 47番、 巡礼の年第2年 イタリアより
 ロータ: ワルツ
 レスピーギ: ワルツ
 チャイコフスキー: ロマンス ヘ長調 作品51-5
 リスト: 愛の賛歌

  夕方、ということもあるのか、お仕事帰りとお見受けできるような方も多かったのが印象的。
 そして、今まで私は日本のこのような無料のコンサートだと年配の女性の方がお客様に多いように感じていましたが、クラシック音楽をお詳しそうな男性が多かったのが印象的でした。
 入院していらっしゃる方、というよりも外からいらっしゃる方が多いように私は感じました。

 最初のショパンの華麗なる大円舞曲以外は、どちらかというと、華やかさがないような曲ばかり。
 このようなコンサートとしては、有名曲を少なくしたプログラムだったと思います。
 
 お話を入れながらのコンサート。
 360度お客様がいるような状態のコンサートで、このような体系に慣れていない、多くの場合壁側になるピアノの左側が手が見える位置に座っていらっしゃる方が多かったので、いつも以上にバランスに気を付けないと、左側の方は、メロディーの聴こえ方がどうなるのだろう?と思いながらの演奏ではありました。
 日々の生活で体幹を少しずつ鍛えているおかげか?重心を多少横に倒しても体幹を保つことができるようになって、右手のメロディーの出し方の違う方法を帰国後に見つけたところ。 今回はそれを少し試す形になりました。

 天井の高さがある分、グリーグとショパンのノクターンは、多少いつもよりもテンポを落として。
 
 ロータのワルツは初出し。
 ロータは、映画『ゴッドファーザー』などを作曲した作曲家。
 楽譜は数年前にロンドンの行きつけの楽譜屋さんのセールで手に入れてあったもの。
 これは、シンプルながらも、舞台に上げれば上げるほど変わっていきそうなので、しばらく使うと思います。

 時間がギリギリすぎたので、アンコールは無しで。
 あのまま、放っておけば、あと30分くらい弾き続けたい気分でした。

 イギリスでの電子ピアノ生活にはもう耐えられず、日本ではアップライトピアノになって、私の中ではかなり恵まれていると思います。
 しかし、7週間ぶりにグランドピアノを弾いて、やはり、自由自在。
 でも、きっとアップライトピアノで、限界があるからこそ、それを本番で私はドアを開けて、自分の中にある音楽が溢れ出てくるのかな、とも思います。
 グランドピアノを持っていない、というのは、日本ではピアニストとしてもピアノ教師としても全く認められていない存在だと思いますが。 

 いらして下さった方々、どうもありがとうございました。
 色々と自分の中ではもちろん、改善箇所がありますが、とりあえず、幸先良い日本での演奏スタートが切れたのではないかな、と思います。

 

Posted on 2016/08/20 Sat. 20:14 [edit]

category: 自分のコンサート

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20

美徳? タブー? 

 オリンピックを見ていて思うこと。
 スポーツの世界において、練習量を話すことは、美徳である。
 しかし、クラシック音楽の世界において、練習量を話すことはタブーであるのではないか?ということ。
 あくまで、これらは私が感じた個人の問題。
 短期間習った日本の先生(破門になりましたが)からは、
「たとえ、10数時間毎日練習をしたとしても、先生には、練習をしてきました、と言ってはいけない」 
と言われました。

 だからでしょうか。
 クラシック音楽を好きで聴く方も、ご自身が楽器に触れたことが無い方は、練習する、ということをご存知でない方も多い。
 たとえ、50回本番にかけた曲でも、必ず練習する。
 本番前に練習しなければ、暗譜も指も私は不安になる。
 そして、本番で納得できるように、伝えられる演奏をするには、練習は不可欠だと私は思います。
 
 タブーを破って書くとしますが、 
11年ほど前になるでしょうか。
 私が初めて、1人で45分間のコンサートの機会を頂いた時、師匠Dr.Sに言われたのは、本番の2,3週間前から、夜、大学の練習室が閉まる時間から逆算して、一日の授業、練習をして一番疲れている時に(頭も体も)、コンサートのプログラムを2度、休憩なしに続けて練習する、ということ。
 最初は、弾きとおすことができなかった。
 それが、徐々にできるようになる。
 
 今回、6月末以来の本番、ということで、夜、とはいきませんが、久々に午後、通し練習を。
 一日何時間練習していようと、通しての練習はまた違う。
 最初は、気力が持たず、情けない有様。
 ですが、今までに回数を重ねている分、すぐに感覚、力の配分が戻ってきます。

 日本でのコンサートは今までにも経験していますが、イギリスとは空気感が違う。
 6年振りの東京での演奏。
 空気にのみこまれず、何か感じて頂けるような演奏ができたら嬉しい。

 レスリングの試合のVTRを観ながら、初めて見た私は、凄まじさに驚くばかり。
 怪我しそう、と最初に思うのが、私が小心者だからか・・・(こう見えて、ローラーコースターにも乗れないような人なのです)
 ピアノは取りあえず、怪我することはない。
 
 体操の内村選手のように、練習でできていたから、できる。
というのも、同じく体操の白井選手の跳馬の時のように、練習でできたことはないけれど、できると信じていた。
 この二人、違うことだけれど、一つだけ同じなのは、自分を信じていた、ということ。
 この両方とも経験があるのが、私らしいところ。
 
 練習は裏切らない。
 ボランティアで無料で演奏して当たり前、と思われているクラシック音楽の世界。
 少しずつ、タブーを破っても良いのでは?と思ってしまいます。


 

Posted on 2016/08/18 Thu. 22:27 [edit]

category: 音楽

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18

リハーサル 

 ロンドンでは、毎日平均6-8本のバスに乗る生活。
 頭にくることも多かった日々ですが、今となっては懐かしい。

 小学4年生の頃から、週に3度は電車に乗ってバレエに通って、中学以降は電車通学。
 その私が、日本へ帰ってきて、今日は3週間半振りに電車に乗る有様。
 まだ慣れず、方向感覚はあるのですが、標識の漢字をパッと見て判断することができなかったのか、乗り換えの時に思っていたのと全然違うところに出てしまうことも。
 そのうち慣れるのでしょう。

 今夜は、今週のコンサートの病院でのリハーサル。 
 ベーゼンドルファーのインペリアル。 実際に弾くのは初めての経験。
 低音部に、数鍵プラスされているので、迷うかしら?と思いましたが、その心配もなく。
 7週間ぶり?のグランドピアノ。 
 日本のグランドピアノも久々。
 やはり違いますが、感覚はすぐにつかみます。
 
 病院のロビーということで、外来もほぼ終わっている時間でしたが(一部、お会計がまだの方々が)、やはり、人の行き来はあるので、19日、いらして下さる方がもしいましたら、ホールとは違う、ということをご了承頂けたら、と思います。

 病院、という場所柄、当日のリハーサル時間がほとんど取れないこともありますが、こうして、事前に練習させて下さることに感謝。
 

Posted on 2016/08/17 Wed. 21:42 [edit]

category: 音楽

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17

考えさせられること 

 先日、お友達などのバレエの発表会を鑑賞。
 もちろん、ロイヤルバレエと比べるわけではありません。
 私自身も高校3年生の渡英までずっとバレエを習っていました(今はこんな体型ですが)。
 それを踏まえての話。
 
 以前も書いたことがありますが、私の先生方はとにかく厳しかった。
 といっても、怒る、という意味の厳しさではなく、とことん突き詰める、という厳しさ。
 私のような出来が悪いのにも、本当に丁寧なレッスンをして下さいました。
 回転(ピルエットなど)が苦手だった私には、皆と同じことをその時やらせず、その基礎となるような練習をさせた先生。
 今の保護者の方々だったら、文句が出るかもしれませんが、私はそうして下さった先生に感謝していました。
 
 トウシューズもきちんと立てていたので、4年前に既になりますが、サマーコースで10数年ぶりにトウシューズをはいて、「瀕死の白鳥」もどき、を踊れたのだと思います。

 今回は、あまりにも驚くことばかりで・・・
 
 ですが、この発表会を観ながら様々なことを考えていました。
 私の先生方のようなのは、きっと少数派。
 ということは、今回のようなお教室が大半であり、習わせている保護者の方々もそれを求めているのかもしれない。 
 とにかく、難しく観える振付を、できていなくても、バンバン含める。
 
 ピアノでも同じことになるのか?と。
 私は、最初の導入は他の先生方に比べてゆっくりの進み。
 その代り、土台をしっかりと作って、2,3年後には、導入を楽しく(この楽しい、という言葉は非常に難しい言葉ではありますが)やった人たちを追い抜き、きっと、時間が許せば、長く続ける子たちがロンドンでは多かった。
 もちろん、最初のお問い合わせのお電話を頂いた時点で、グレード試験を他の先生よりも最初に受けるまでが時間がかかる、とわかった時点で、何度も断られました。
 でも、私には譲ることができないもの。
 最初にきちんと、丁寧にやれば、途中で躓いても、先に進めると私は思っています。

 本当にどうなるのか。
 今の時点では、もどかしいし、本当に帰国が正しかったのかさえ分からなくなってはきています。
 でも、ここで頑張ることを決めた。
 私自身がきっと日本では少数派。
 先月の出身幼稚園でのことを考えても、私はやはりとりあえずは、自分を持っていたいと思う。
 
 様々な考えの先生がいて良いと思うのです。
 そして、そうであるべき。
 でも、私は少数派に属しすぎているのかもしれません。

Posted on 2016/08/15 Mon. 21:23 [edit]

category: 音楽

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15

やっと開始 

 帰国して、5週間ちょっと。
 最後にピアノの指導をしたのは、イギリスを発つ前日のこと。

 ロンドンの生徒たちとの別れは後ろ髪引かれる思いもありました。
 数年指導してきた生徒たちは、子供達よりもお母様方が涙になる方が数人いらしたのが、なんとも私らしいのかもしれません。

 こんなに長く、一切ピアノの指導をしなかったのは、初めてのこと。

 やっと環境が整い(まだアップライトピアノではありますが)、教えを再開。
 といっても、まだまだ開店閉業状態です。

 昨年も一度レッスンさせて頂いた方ですが、今まで5週間の休みがあった分なのか、色々と湧き出てくる。
 オリンピックでの体操の演技、工事現場のショベルカー。
 私のレッスンでは、理解をしやすくする為に、色々な例えが出てくる。
 ピアノに向かっていただけでは、求めている音は出せないのです。

 まだまだ軌道には乗りませんが、それでも、第1歩ができたこと、本当にうれしいです。
 レッスンを受けたい、といらして下さる方がいるからこその私の仕事。 
 自分が何ができるのか。 数多くいらっしゃるピアノの先生ではなく、私のレッスンを受けるメリットは何なのか? 
 それをお伝えできたら嬉しい。
 
 暑い中、遠いところありがとうございました。
 ピアノの演奏をすることは大好きなこと。
 ですが、ピアノの指導をすることも、また私の天職かもしれません。

 

Posted on 2016/08/11 Thu. 21:23 [edit]

category: 音楽

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11

クラシック音楽って・・・ 

 オリンピックを見ながら(さすがに、生中継は見ていません)、それまでの準備ももちろんですが、最後は精神力なのだな、と思わずにはいられません。
 わめき、がなり立てるテレビの中継の人??に耐えられない私は、ほとんど見られないのが実情ですが。

 日本に帰ってきて、これからどうするのか、箱(ホール、ピアノ)だけは余りあるほどにある日本で、何をするのか。 長い目でみていますが、アイディアはいくつかありますが、それをどのように形にしていくのかを考えているところ。

 11月まで出演が決まっているコンサート。 これらは、曲目指定まではされていませんが、演奏曲のある程度の制約はあります。
 イギリスではほとんどが自由でしたが、日本は、「誰もが知っている曲を含める」という決まりがあることが今の私の演奏活動範囲だとほとんど。

 ですが、たまに観るテレビのCMではクラシック音楽が流れ、先日は、ファミリーレストランへ行った時、かかっていたのはクラシック。 それも、有名曲では無くて、私が入った時は、チャイコフスキーのポルカ 作品51-2。 私はチャイコフスキーを良く弾くので耳馴染みがありますが、ピアノを専門に弾いていても、知らない方も多いような曲です。
 どのようなCDなのか、何なのかわかりませんが、その後に、バッハ/ラフマニノフ編曲、スカルラッティの有名でないソナタ、などなど、思わず、「これ何の曲??」と意識が行ってしまうような曲のオンパレードで下。

 それなのに、未だにクラシック音楽はどうしても堅苦しく思われてしまう。
 1つには、ピアニストの音そのものが硬い人が多いからかな?と私は思ってしまいますが、身近にあふれているように私は思います。
 そして、クラシックを聴かない人こそ、有名曲以外に興味を持ったりもする。
 有名曲でないと、というのは、企画者の思い込みなのではないか?と思うことも。
 
 オペラハウスで、知り合った方々にバレエを観るようになったきっかけを伺うのが私は好きだったのですが、その答えは色々。
 白鳥の湖ではまった、というよりも、「ユダの木(マクミランの凄まじい作品)」であったりした方も。
 
 この5週間の充電期間をどのように今後活かしていくのか。
 じっとしていられない私は、もどかしい思いでいっぱいです。

 
 

Posted on 2016/08/10 Wed. 22:54 [edit]

category: 音楽

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10

日本の不思議 

 連日の暑さ。 昨年のロンドンの今頃は、長袖にセーターを着ていたような気がします。
 ロンドンにいた頃は、願ってやまなかった、汗をかく気候と、太陽。 これが毎日続くと、うんざりしてくるのは、私の勝手な性格。

 日本での生活、まだまだ慣れないこともあります。

 未だに驚くことが、特に2つ。
 
 一つ目は、スーパーストアでも、薬局でも良いのですが、お店の出入り口に警備員が立っていないこと。
 そして、警備員が立っていないのに、外に商品を陳列し、それを盗む人を見かけないこと。
 これと似たことで、スーパーの裏口に段ボール箱に入った商品が積み重ねられ、それは誰でも触れることができる状態で、無人でそれをおいてあること。
 イギリスだったら、絶対に盗まれます。
 
 2つ目は、小学生などが、子供だけで歩いていること。
 イギリスは法律で、11歳にならないと(10歳か11歳かそれ位だったはず)、保護者無しに、子供は外を歩くことはできません。 子供だけで家に留守番させることも禁止で、これがもしばれると、親は注意されます。
 
 日本で生まれ育ったはずなのに、18年間、という月日は長かったようです。
 オリンピックを見ながら、イギリスを応援している自分がいる。
 

 先日車に乗っていた時(もちろん、私は免許を持っていないので、運転は親)、市内に、中国帰国者定住センターという今年閉鎖された国の施設があることを、初めて知りました。 
 どうやら、我が家は私専用のこの施設の役割を果たしているそうです。

 戸惑いながらも、ずいぶん日本のお野菜の大きさにも慣れ、名前も覚え、時間はかかるものの、スーパーストアでのお遣いもできるように。
 と同時に、毎朝新聞の小欄を音読。 これまで怪しかった漢字の発音もずいぶんできるように。
 
 いくら、ほぼ毎年3週間ほどは日本に一時帰国していた、とはいえども、一時帰国と、定住とは話が違います。
 
 イギリスでの生活を始めた時の戸惑い、というのは、ほとんど覚えていません。 きっと、戸惑いではなくて、驚き、興味だったのかもしれません。 と同時に、日々の生活よりなにより、言葉と、勉強が大変だったのでしょう。
 いや、何も考えていない若さだったのかも・・・


 

Posted on 2016/08/09 Tue. 22:18 [edit]

category: 日常

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09

ピアノ教室生徒募集 

 日本でのピアノ指導を開始したいと思います。

 それに伴い、ピアノ教室生徒募集をさせて頂きます。

 場所は、埼玉県所沢市北所沢町、最寄り駅は、西武新宿線新所沢駅 徒歩10分程度

 

 基本となるのは、ロシア奏法。
 イギリスで勉強をしましたが、ピアノの道に進んだのが遅い私は、ロシア人ピアノ教師より、大人になってから基礎からピアノの勉強をすることができました。
 ロシア奏法、といっても、一つではなく、いくつも存在しますが、私の特徴は、響きのある音を出すこと。
 力任せに弾くのではなく、美しい音色、心地よいフレージングを目指します。
 お子さんの全く初めてのピアノレッスンから、ピアノ教師の方まで、多くのレッスンをしてきました。
 
 
 音の伸び、響かせられなくている方も、今までにずいぶん演奏が変わった方もいらっしゃいます。

 そして、問題点をその場で見抜いて、解決する、というのがモットーな指導なので(もちろん、その場で完全に完璧、というのは難しく、その後の練習が必要です。 ですが、その糸口を見つけます)、疑問がある方、練習をしているのに、「練習が足りません」と言われているような方は、お手伝いできると思います。

 
 ピアノを初めて習うお子さん、大人の方、一つ一つ丁寧に、身に着く指導を心がけています。
 初期に、指の形を作り、音の出し方を学び、音符を読み、リズムを正しく弾く。
 これができていれば、後々、色々な曲が弾けるようになります。
 「子供に音符を読ませるのはかわいそう」
という考えもあるようですが、私は、最初にこれをやれば、子供はできる、と考えています。
 そして、今まで教えた子供たちは、すんなりできる子、時間がかかる子、色々でしたが、「楽しいピアノレッスン」というのは、何だろう? その時楽をするのではなく、後々ピアノが弾けるようになることではないか?という考えに私は辿り着きました。

 1年以内を目途に、グランドピアノの購入を検討していますので、現在はヤマハのアップライトピアノでのレッスンです。
 ですが、アップライトピアノでも、グランドピアノでレッスンをなさっている大半の先生方以上に音の出し方を習得できるレッスンです。
 
 趣味とプロ、という区分は好きではありませんが、どちらにも対応できる指導です。
 
 イギリスで18年間暮らしていたこともあり、レッスンは、日本語、英語のどちらかをお選びいただけます。
 イギリスロンドンに本部がある、王立音楽検定(ABRSM)受験にも対応しております。
 どの楽器受験でも求められる、Theory(楽典)のレッスンも致します。

 1レッスン制、チケット(回数券)制、お月謝制(年間43回レッスン)まで対応いたします。

 ご興味がおありの方、miyukikatopiano★gmail.com (お手数ですが、★を@に変更ください)までお問合せ頂けましたら、幸いです。

Posted on 2016/08/08 Mon. 21:36 [edit]

category: コンサートなどお知らせ

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08

移動完了 

 帰国してから5週間。
 
 どうやら、私がイギリス流を持ち帰ったようで、我が家の予定はだいぶ遅れに遅れましたが、ようやく2週間前に防音室ができあがり、遅れること2週間、本日ピアノの移動も終了。
 ピアノの移動が終わったので、家具も予定の場所に移動でき、やっと、イギリスから持ち帰ったコンピューターを繋ぐ。
 2年前に、まさか帰国するなんて思っていない私は、コンピューターを買い替える際に、それまでのノートパソコンではなく、デスクトップを購入していたので、今回は本体だけ持ち帰り。

 家族の協力の下、とりあえず、仕事環境が整いました。
 感謝するばかりです。
 
 
 今回、我が家のピアノを2階から1階に降ろすことになり、クレーン車が来ました。
 2人でピアノを動かす。
 まさに、職人技。
 おじゃまかな?と思いつつ、こうした作業をみるのが大好きな私は、ずっとピアノの移動をみていました。

 ロンドンの生徒がお引越しをした際、ピアノ移動について伺っていたので、日本は丁寧だな、と思うばかりでした。
 
 今週から、指導を再開。
 自分の練習は続けているものの、ここで何ができるのか、楽しみにしています。

 

Posted on 2016/08/08 Mon. 21:17 [edit]

category: 日常

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08

英語 

毎日、毎日、暑いです。
特に、あのイギリスに住んでいて、8月、というのは涼しいことも多かった私にとっては、ここは・・・
もちろん、汗をかくことは身体の中が浄化されるような気分で、気持ち悪くも、気持ちいことなのだ、と思いますが。

 今週は、ほぼ毎日家にいて、さすがに気分転換がしたくなって、駅前へ。
 そこで、英会話教室のビラ配りをしている、非日本人が。
 渡されそうになったので、なんとなく、
‘No thank you‘
 と言ったら、
‘Do you speak ENGLISH???!!!‘
と異常な驚き。
  
 確かに、ここは都会ではありません。
 それでも、No thank you といっただけで、あそこまで驚かれるとは・・・
 
 小学校でも英語の授業をするようになって、英語英語の日本。
 私は英語が大っ嫌いで(今は、大、は取れましたが)、追試ばかりの中学、高校生時代を過ごした私にとって、英語ができなければ、頭が悪い、ということになっていたし、学校の先生からも、
「加藤さんほど英語ができない人は日本にいません」
 と真顔で言われてきました。
 
 それなのに、どういうことなのでしょう?と思うばかり。
 
 英語が嫌いでも、私にとって英語は、生活、勉強する為の道具であった。
 今となれば、テレビの日本語は100%聞き取れません。

 このビラ配りをしていたのは、多分イギリス人(ちょっと話してイギリス英語だった)。
 まだ考えずに英語が口から出て、正直、ちょっとホッとした自分もいます。

 ちょっと交わした会話。
 でも、日本が、英語、英語と言っているからこそ、色々と考えてしまった午後でした。

Posted on 2016/08/05 Fri. 21:14 [edit]

category: 日常

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05

4週間 

 日本へ帰国して、あっという間に4週間。

 先週は船便が届いて、20kgの箱が15個。 無事全部届いて、この私があり得ないことに、その日に全ての箱から物を出し、箱の大半を占めていた楽譜と、書籍はほぼ片づける。

ロンドンにいた時には、あれほど望んでいた、太陽と、暖かい気候。
 いざ、この気候の中に身を置くと、湿度と照り付ける太陽に、だいぶ参り始めています。
 特に、あのグレーの空のロンドンに長いこと住んでいた私にとっては、サングラスなしに外を歩くことはできません。

 日本に帰ってきて2週間ほど経った時でしょうか。
 震度3の地震にびっくりして、ちょうど土曜日で家族がいた時なのでよかったですが、驚くことに、過呼吸を起こしてしまうほど、18年間地震とは無縁のところに住んでいたわけです。
 家族が落ち着いているどころか、揺れを感じていない時から、私一人が揺れを感じる。
 これにも慣れていかなくてはいけません。

 
 テレビにロンドンが映る度に今はまだ、不思議な気分。
 と同時に、多少の懐かしさも出てきました。

 
 と同時に、様々なニュースに胸を痛めます。
 7月の南イタリアで起きた列車事故は、2年前に乗った路線。
 今夜のニュースでは、4週間前に乗り換えをした、ドゥバイの空港での事故。
 住んだことはないけれど、使ったことがある場所での事故に、複雑な気分です。
 
 日本に帰ってきて、盆踊り以外で恵まれていることは、待望の、電子ピアノではないピアノでピアノの練習ができるようになったこと。
 まだ教えをしていないこともあり、練習がはかどります。
 こんなにピアノを弾くことが楽しいのか、と。
 日本での演奏は、どうしてもイギリスのように好きにプログラムを組むこともできず、今の私だと、本番にかけることができる曲は限られてしまう。
 よって、自分自身に何かを課さなくては、今までやりたいと思いつつも、なかなかやらないできたことをやるように。
 
 
 まだピアノの移動が終わらず、なんとなく落ち着かない日々。
 ロンドンにいた時には、毎日のようにバスに乗り、毎日のようにバスに腹を立て、ということを繰り返していましたが、今はそれもなくなり、ストレスの一つが減ったのと同時に、人間勝手なもので、それが恋しくもあります。 
 特に、この10日ほど、ほとんど町内に留まっているから、というのもあるでしょう。
 こうして、ゆっくり(では決してないのですが・・・)できるのも今のうち。 この生活が長く続いても困るので、これをまたそう遠くない日に懐かしく思えたらよいのかな、なんて思っています。

 

Posted on 2016/08/03 Wed. 23:28 [edit]

category: 日常

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03

8月のコンサートのお知らせ 

 このブログの右側に出ているお知らせで、書いてはありますが、出演予定のコンサートのお知らせをさせて頂きたいと思います。
 日本に帰国して、今までのように演奏ができないか、と危惧しておりましたが、幸い年内は、大小様々ですが、月1回程度、演奏会出演のお声をかけて頂くことができました。

 帰国第1弾、6年振りとなる、東京でのコンサートは以下の通りです。


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 夕べのコンサート
 8月19日(金) 午後6時半より1時間程度
 山王病院 ロビー (東京、港区赤坂)

 山王病院で月1度行われている、無料のコンサートにお声をかけて頂きました。
 ロビーにベーゼンドルファーのインペリアルが置かれているそうです。
 
 外来が終わった後に行われるコンサートのようで、外部の方もどうぞ、とのことでしたので、お知らせをさせて頂きます。
 
 ショパン、モーツアルトなど、有名曲、そうではないですが、聴きやすいと思う曲を並べました。
 お近くの方、お時間がございましたらお立ち寄り頂けましたら嬉しいです。

 
 
 

Posted on 2016/08/02 Tue. 21:07 [edit]

category: コンサートなどお知らせ

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02

盆踊りが終わってしまった・・・ 

 あっという間に8月に入ってしまいました。

 この週末は、幸い雨にも降られず、2日間の町内会の盆踊りでした。
 もちろん、最初から最後まで踊りっぱなし。
 
 東京音頭、八木節は幼い頃から大好きだった踊り。
 それ以外の踊りも、年々楽しめるようになり、子供の頃は踊ったことがなかった(これがかかると、輪から外れて、木の陰に隠れていた)、アンパンマン音頭、オバQ音頭まで踊る。
 だれか、盆踊りの曲を流している人に、今の子供たちは、オバQは知らない、ということを言ってあげた方がよい、と毎年思っていますが、私にはまだその権限はありません。

 ずっとこの町内で育ってきた私。
 イギリスにいる間は、2,3回参加しただけの盆踊り。
 それでも、櫓の上で踊りながら、見に来ている人たちの中に知っているお顔を見つけて、会釈。
 2日目の昨日は、以前はこの町会にいらした、幼稚園の年少の時の担任の先生にまでお会いできて、オペラハウスの休憩時間みたいに、ここが私にとって、年に1度の社交場なのだ、と思いました。
 やはり、ここが故郷なのだな、と思うばかりでした。

 踊れる人がとっても少ないわが町内。
 よって、近隣の町内会から踊りの応援の方々がいらっしゃいます。
 一番お若いのが72歳だそう。
 踊り終わった後は、皆さんビールをよくお飲みになって、疲れ知らず。
 70代、80代の方々の元気さには本当に驚くばかりです。

 この地域で、一番立派な櫓を持っている、弱小町会。
 私以外で振りを覚えていらっしゃるのがたった2人。 どちらも70代の方々。
 それでも、一人若め(決して若くはないのですが、盆踊り年齢では若い方)の私が踊ると、ほかの若い方々が加わりやすいようなので、この素晴らしい伝統行事を守るためにも、私は踊りたいと思います。
 盆踊りが町内会の行事から消えたら、本当に寂しいですから。

 今週は、憧れの築地本願寺での盆踊り。
 数日間やるのが、とってもうらやましい。
 いつかこれに参加出来たら、と思うばかりです。

Posted on 2016/08/01 Mon. 23:56 [edit]

category: 日常

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