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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

チェスターフィールドでのコンサート(2月27日) 

昨日は、久々に朝6時15分出発でロンドンから北へ直線距離で約220km行ったところの、ダービシャー、チェスターフィールド(Chesterfield)でコンサートでした。
 日本の中学、高校時代には毎朝6時15分に家を出ていたのが信じられません。
 
 2013年2月に続いて、2度目に訪れることとなった、チェスターフィールドの図書館での土曜日のランチタイムコンサート。
 
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 図書館の中にこんなホールがあるのです。

 ピアノは、Kimballという、調べたらアメリカのメーカーのようでした。
 今月だけで、いくつのメーカーのピアノに触れたことやら・・・
 ありがたいことです。

 前回の終了後にお声をかけて下さった方々の感想、そして前回のピアノの状態を考えてのプログラムでした。

 モーツアルト: ロンド ニ長調 K.485
 チャイコフスキー: ロマンス 作品51-5
 ドビュッシー: プレリュード第1巻より アナカプリの丘、 沈める寺
 ラフマニノフ: ワルツ 作品10-2
 レスピーギ: 甘美なワルツ
 ショパン: ノクターン 変ニ長調 作品27-2
 ショパン: バラード 第1番 作品23

 再来週あたりに弾く方はプロコの8番とか大きなものを弾くようですが、私はあえてここは小品で。
 弾く人が少ないからなのか、意外と喜ばれるのです(ただ、同業の中ではこのプログラムは馬鹿にされるようなプログラムなので、皆避けるようになってしまうのかもしれませんが)。

 とにかく、おもちゃみたいな音のピアノ。
 そして、とにかく弾きにくいアクションのピアノ。
 それをさらにひどくしているのが、下の写真。

160227-2


 後から誰かが、こうした鍵をつけるところをつけたようなのです。
 私は、ノクターンなどの滑らかな左手を弾く時には、滑らかかつ軽くする為に、手のひらをほとんどピアノの側面ギリギリにつけて弾くのです。
 よって、なんどか、この金属が手のひらに当たることがリハーサル中にあり、本番はそこに気を付けて弾く有様。
 これで手のひらを切ったら、泣くに泣けません。

 モーツアルトは、弾くのが楽しくなってきました。
 やっと遊べるようになった、というか。
 でも、12年ほど前になるでしょうか。 師匠Dr.Sがカーディフの音大のリサイタルでこれを演奏なさって、それをまだ忘れることができません。 あの髭の怖そうな人が、とってもチャーミングだったのです。
 
 多分久々のチャイコフスキーのロマンス。
 何度も繰り返される同じメロディー(他の作曲家なら左手に変化があったりすると思いますが、チャイコフスキーは変わらない)をどう弾くのかがカギ。 久々ということもあっておもしろい。 終始、クランコ振付の『オネーギン』の第3幕のこの曲を使った場面が浮かんでいました。
 
 ドビュッシーは、やっと弾くことを楽しめるようになった作曲家。
 お客様からも終演後、ドビュッシーが良かった、と言われることが昨日は多くて、嬉しかったです。
 

 ただ、この数日、最初は風邪。 途中から風邪の症状は無いのに変だな?と思っていたら、多分花粉症が始まっているようで、体調は最悪。 昨日の朝からやっと花粉症の薬に切り替えました。
 コンサート中は、鼻も目も通常時よりも良かったものの、集中力が続かない。
 ということで、このあたりから多少つらい演奏に。
 健康であることの大切さをしみじみと感じました。
 以前38度以上の熱の中コンサートで弾いたこともあるので、どうにかなる、とは思っていますが。
 
 それでも、どうにか最後まで弾き切ることができてホッとしています。
 
 こちらもまた声をかけて頂けるようで、再び演奏させて頂くのを楽しみにしています。

 
 

Posted on 2016/02/28 Sun. 21:11 [edit]

category: 自分のコンサート

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28

バスの中再び 

 この5日間、同じ番号のバスの違う時間に5本(10分間隔)乗りました。
 昨日まではそう悪くない。
 今まで乗っていたバスは2,3校の中、高校生が通学時間で、それはそれは凄まじいバスの車内でした。

 今日は昨日までより近かった為、今までで一番遅い時間に乗車。
 ちょうど、途中にある公立中、高校(グラマースクールではありませんが、入学試験有り)の生徒たちが大量に乗ってきましたが、彼らはそれほど酷くはない。
 
 驚いたのは、一番後ろ(ダブルデッカーではない、シングルの車体)に座っていた、どこかわからない学校の多分シックス・フォームの生徒たち(私服だったので)。
 途中で、私をめがけてではなかったのですが(私は後ろから3列目に座っていました)、なんと、狭いバスの車内で、ヘアスプレーか、制汗スプレーかわかりませんが、とにかく、かなり匂いのきついスプレーを大胆に噴射させました。
 私はこの手の物に弱くて、一気に咳き込む始末。
 バスを降りたくても、次のバスを何もないところで10分待つのは寒いし、教えにも遅れる。
 ということで、乗り続けましたが、どういう躾をされたらこうなるのでしょう?と思うばかりでした。
 
 イギリスは、人々の顔つき、しゃべり方に日本とは比べ物にならないほど、階級が現れる国です。
 日本へ行くと本当に不思議なほど。
 
 悪さした女の子(3人組)は、ご多分に漏れず、あまりよろしくない部類。
 だから、それはそれでイギリスの問題でもあるのですが。
 
 とりあえず、来週からはこの時間のバスは避けようかと。
 この年になってもまだ通学バスで通勤するとは思ってもいませんでした。
 この仕事を続けたい限りは仕方がありません。
 
 日本でも、通学中の電車での学生のマナーは問題になると思いますが、イギリスに比べたら、はるかに静かだと思います。
 それくらい、ここは凄いのです。
 人種によっては、普通に話しているのか叫んでいるのか分からない話し方の方々もいらっしゃいますし。

Posted on 2016/02/26 Fri. 21:26 [edit]

category: イギリス事情

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26

怪我からもうすぐ3年 

 あとひと月で、左手複雑骨折から3年になります。
 切られることに抵抗があって、手術を選ばずに、ドクターの感覚で骨を元に戻した(関節を逆方向に曲げられたり、回したり、それはそれは痛くて、1分ちょっと悲鳴を上げ続けた)私です。 ギブスがとれて、5週間後にはコンサートで演奏した、という今考えると無茶ぶり。
 
 嬉しいことに、先週コンチェルトを弾いても、痛みが出なかった。 翌々日には、リストのメフィスト・ワルツのような技巧的なものを練習することもできたのです。
 昨年11月のフェスティヴァルでコンチェルトを弾いた時には、痛みが出てしまって、3,4日、ピアノをさらうことはほとんどできませんでした。
 
 手の力もだいぶ戻って、パンくらいなら、左手で持ったまま、スーパーストア内を歩けるようになりました。
 今までは、持っていても、そのうち力がなくなって、落としてしまっていたので。 まだ怖くて、ヨーグルトとか、重めの物はできませんが、それでも、私にとってはかなりの回復です。
 ピアノを弾くことができるのが不思議なほど、日常生活はできないことがまだあるのです。
 きっと、ピアノを弾く為に、左手を使わなくてもよいものは、無意識のうちにセーブしているのかもしれません。
 
 自分が怪我をして学んだこともあり、生徒が先日突き指をした時には、腫れがひいて、本人は大丈夫、といっても、私が怖くなってしまって1,2週間、突き指をした方の手を念の為練習しないでもらったこともありました。
 自分が怪我をしていなかったら、腫れがひいたら大丈夫、と思ったことでしょう。

 明日は、ちょうど3年前に演奏させて頂いた、Chesterfieldに再び。
 あの時は、一月後に骨折をするなんて、夢にも思っていませんでした。
 
 やはり、北へ行く分、ロンドンよりも寒そうですが、久々のダービシャーを楽しみな部分もあります。

 もうすぐ2月も終わり。
 日本人の生徒のお宅に、お雛様が飾られているのをみて、久々に繊細で美しい日本を感じたところです。


 

Posted on 2016/02/26 Fri. 10:14 [edit]

category: 日常

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26

通常に戻る 

 再び寒さが戻ってきたようです。
 ですが、桜のようなピンクのお花がきれい。
 日本のような、満開、というのとは違うと思いますが。 満開の桜はもう17年くらい見たことがないので、私の桜はかなり美化されたものだとは思いますが。

 ハーフタームも終わって、通常に戻っています。
 4日間通常レッスンを行って、やっと、通勤にも慣れてきました。
 今までよりも遠くなり、ちょうど学校が終わって混む時間なので、45分ほどバスに乗らないと、今まで住んでいた地域に出ません。
そこからさらにバスに乗るので、バスに乗っているのか、教えに行っているのかわからなくなることも。

 長く乗るバスは、中間部を除いて、端と端が良くない地域を通ります。
 バスの中の雰囲気も色々。
 ですが、中間部は、大邸宅街を走る為、景色も良く、ジェーン・オースティンの世界を思い浮かべながら、この家は、Mr コリンズとシャーロットの家に、これは、ベネット家かしら?なんて考えながら外を眺めている為、全く読書がはかどりません。

 
 私の生徒たちは来週からグレード試験がスタート。
 生徒によって、最後にかける言葉が変わってきます。
 ジェンダーで分けている気はありませんが、自然と、男の子には、
「試験の部屋に入って、周りをきょろきょろと見ず、集中してピアノを弾きなさい」
女の子には、
「できているから、自信を持って。 オーラル(聴音)は、はっきりと手をたたいたり、答えたりしなさい」
 と言っている感じです。

 私の生徒たちは、男の子が中学生になっても落ち着きがなく、男兄弟がいなくて、中学から女子校へ行った私には、未だに男の子たちには驚かさせられることも。
 今日も、楽典(セオリー)のレッスンで、中学生の男の子のあまりの解答の書き方の乱雑さにどうすればよいのやら、と思ってきたところです。
 試験の用紙には、「ていねいに、きれいに書くこと。 そうでなければ、減点です」と書かれてあるわけです。

 本当にあっという間に、イースターを迎えてしまいそうです。

 

Posted on 2016/02/25 Thu. 23:14 [edit]

category: 日常

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25

引っ越し完了 

ハチャメチャな10日間もやっと終着。
 今日はやっと入る予定だったお部屋に移動ができて、まだ完全に荷物は片づけていないものの、とりあえず落ち着きました。
 
 さすがに、この10日間を終えたら疲労でいっぱい。
 今望むことは、温泉でのんびり、でしょうか。
 日本人ですね。

 11年半前、ロンドンに移ってきた時に9か月半生活した街にまた戻ってきました。
 そして、ちょうど16年前の今頃、マンチェスターに住んでいて、当時はそれほど慕っていなかったはずなのに、なぜかマンチェスターの先生に不満を持った時に頼ったのが、師匠Dr.S。
 先生と同じ最寄り駅(ですが、歩いたら、40分くらいかかるほど離れている)なので、16年前、この最寄り駅について不安でいっぱいだったこと、帰りは先生が車で送って下さって、また教えたいから、カーディフの大学に入りなおしなさい、とおっしゃって頂いたこと、今回、昔を思い出しました。 
 カーディフ時代は、1年間大学から交通費を出して頂いて先生のご自宅までレッスンに通いましたし、とっても思い出が詰まった駅です。
 きっと、この駅を一言で表すのなら、憔悴。
 いつも帰りはそんな感じでした。
 そして、今回も憔悴しきった10日間をこの駅を通りながら過ごす。
 
 それでも、駅のそばの1年間通っていた英語学校は既に閉校。
 以前と変わらぬお店があるかと思えば、変わってしまったところもある。
 バスに乗るのも、面白いほど、番号を覚えている。 
 こういうことは忘れないのに、肝心なことは覚えられない困った私の頭。

 人が周りにいる生活にもちょっと慣れてきました。
 
 今日はさすがに午後から倒れていましたが、週末にはコンサート。 
 これから3週末続けて本番です。
 生徒のグレード試験も始まります。
 あと5週間でイースター。
 きっとあっという間に時間が過ぎていくのでしょう。


 

Posted on 2016/02/21 Sun. 18:40 [edit]

category: 日常

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21

生徒たちのフェスティヴァル終了 

私自身が1週間で2つのフェスティヴァルに参加した後、昨日、今日は2011年から生徒たちが挑戦している、北ロンドンのフェスティヴァルに生徒たちが参加。
 今回は、多めに生徒たちに声をかけたものの、結局は皆さん渋ってしまって(本当は、再来週グレード試験の子達には特に受けてほしかったのですが)、昨年11月にも参加した2人だけ。
 私立の女子中学、高校の音楽棟を使ってのフェスティヴァルです。

 同じフェスティヴァルに参加をしていても、審査員は毎年のように変わるので、違うフェスティヴァルに参加させている感覚もあります。
 
 私は引っ越しにより、会場の学校から徒歩20分ほどの距離になったので、生徒たちの演奏を聴きに行ってきました。
 審査員も初めて私が接する方でしたので、参考になるか、と思って。

 今までよりも、なぜか参加者数が多い今年のフェスティヴァル。
 
 昨日は、フェスティヴァル参加2度目の生徒。
 本番に強いタイプなのか、今までで一番良い演奏。
 とても小柄ですが、音がしっかりしてきて、わめかない音。
 私の生徒だな、と思いながら聴いていました。

 音楽的にも私は満足。
 もちろん、手直しする部分はありますが、彼女の音楽でした。
 
 講評は私の生徒だけではなく、他の参加者に対しても、私が思っていたことと審査員がおっしゃっていたことはほぼ一致していました。
 が、順位の付け方は全く違う。
 自分の生徒だから賞を、という考えでは私はありません。
 が、今回はちょっとわかりません。
 これが、フェスティヴァルは審査員が一人で行う、という怖い部分でもある。
 私自身も経験してきていますから。
 それでも、生徒が納得のいく演奏ができた、という顔をしていたのが、一番大切でした。

 そして、今日はもう一人。
 珍しく、半数の参加者が白人のクラス。
 
 昨年11月に悔しい思いをした曲と、今回仕上げた曲でのリベンジ(彼女の希望で)。
 電子ピアノでのレッスン(これについては、条件は整っているので、ご両親と話し合い中)。
 それでも、音がまとまっているのは、電子ピアノであっても普通のピアノを考えて指導をしているからだと思います。
 ですが、やはりリミットはあるので、これからどうするのかが課題。
 
 このクラス(ブルグミュラー、25の練習曲終了程度)になると、あくまでも私の考えですが、クラシック音楽を聴いたことがない子供が多いのだろうな、というのが最初に思ったこと。
 私の生徒もそうですが、コンサートには行ったことがありません。
 プロムスなど、テレビでも観られるものを勧めてはいますが、ご両親が興味がない為に、クラシックを聴くことはありません。
 これは、私の生徒の大多数がそういう状態ですし、今回の参加者もほとんどがそうかもしれません。

 教えていて思いますが、小さくても、ショパンもベートーヴェンも名前を知っていて、それらを弾けるようになりたい、と思って習っている子供と、お母様からはっきりと、「我が家はクラシック音楽は嫌いだから。 でも、ピアノを習わせて、ジャズグレードでは無くて、普通のグレードを受けさせたい」というご家庭では、大きな違いがあります。

 このレヴェルになると、本当は楽譜の音を追うだけでは曲にならないと思うのです。
 でも、普段クラシックを聴いたことが無い子供たちは、こちらがレッスン中に曲を模範演奏したとしても、曲をとらえることが難しくなってくる。
 流れというのでしょうか。
 通学中の車の中で10分クラシックFMをかけるだけで違う、と私は思っているのですが。

 こちらも、講評にはほぼ納得できるけれど、順位は???でした。
 
 ということで、順位はつくものの、同じレベルの他の先生に習っている人たちの演奏を聴いて、講評を伺って、緊張して弾く。
 ご両親は会場まで子供たちを連れて行って、心配なさって、色々な感情をお持ちになると思いますが、子供たちは強い。
 そして、結果がどうであれ、大きく伸びる子もいるので、本当はうまく活用してもらいたいな、と思っています。
 日本のコンクールに比べれば、はるかに受けやすいですし、アットホームなので。

 結果は残念でしたが、前回よりも良い演奏ができたこと、それが、一番良かったことだと思います。
 自分で良かった、と思う演奏ができて結果がついてこない時の気持ちは、私自身が一番わかるので。

 再来週から私の生徒たちのグレード試験が始まるものの、とりあえず、この凄まじい10日間が終わって、ホッとしています。
 本当は、他のクラスも聴きたかったものの、その余裕は今回は残念ながらありませんでした。

 
 

Posted on 2016/02/20 Sat. 23:17 [edit]

category: 音楽

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20

東ロンドンでフェスティヴァル (2月18日) 

 今までと違って、3階のお部屋は暖房を入れなくても半袖でよいほど暖かく(天窓があるので、太陽が出ている時には特に)、そのつもりで半袖にセーターで出かけて寒い思いをして、まだ学ばずにいます。
 
 昨日は、予定通り、東ロンドンンのフェスティヴァルへ。
 東ロンドンの某私立中学、高校で行われたものでした。
 規模もクラスもとても大きなフェスティヴァルです(ピアノだけで4日間)。

 私は、午後6時からコンチェルト(全ての楽器が一緒)、それから午後7時からショパン(オープン)。
 よって、コンチェルトを3人聴いた後、ショパンのクラスに移動して、2番目に弾いて、弾き終えたらすぐにコンチェルトに戻って演奏。
 本当はもう少し時間がある予定でしたが、コンチェルトのキャンセルが数人いたり、曲が15分かからなかった人が多かったりで、想像以上に慌ただしく、他の人の演奏を聴くことができないフェスティヴァルでした。

 さすがにロンドンですので、知っている子達の名前とか、先日オックスフォードで一緒になった高校生とまた一緒になったり。
 他の同業者に関わらずに生きているわりには、どこへ行っても、段々顔、名前割れし始めているのが、どうにもこうにも複雑です。

 ショパンのクラスでは、
 ショパン: ノクターン ロ長調 作品62-1

 制限時間が7分なので、どうしてもこうなります。
 そして、先週の金曜日、12日のフェスティヴァルでも審査員だった人が、ノクターンをどのように判断するのか知りたかった、ともいえましょう。
 
 ここは会場が普段はダイニングルームとして使っているらしい古い教会のような天井のお部屋。
 フェスティヴァルは、子供のプロテクションの為、一切写真を撮ることは禁止です。
 まさに、ハリー・ポッターの世界、というのがわかりやすいかもしれません。
 借りものなのかよくわかりませんが、全然弾きこまれていない、スタインウェイのフルコン。
 音がこもっていました。

 やりたいことはやった演奏です。
 他の方を聴くことはできませんでしたが、コンチェルトの後、講評に戻りましたが、講評自体は悪くなく。
 でも、結果は残念ながらついてきませんでした(2,3位は発表せず)。
 1位を取った子は、サマーコースで知っている高校生。
 彼女の演奏は今回聴けなかったものの、審査員好みであるので、致し方がありません。

 
 そして、コンチェルト。
 グリーグ ピアノ協奏曲 第1楽章

 昨年11月に11年振りに演奏したものの、とっても後悔の残る演奏になってしまいました。
 伴奏した友達も同じで、彼女にまたお願いして、今回は、2週間ほど前の彼女のレッスンでしか合わせていない状態での本番でした。
 
 多分弾くのは初めてだと思う、ザイラーのピアノ。
 伴奏ピアノはヤマハのアップライトで、舞台の下に置かれている、普段とは違う感覚(普段は伴奏者が左側なのに、右側にいる)でのぶっつけ本番です。
 日本で教育を受けてきた友達には驚くことばかりだと思いますが、そういうことをわかってもらえる、大学にいては知ることが無い世界を彼女には知ってもらいたくて、伴奏をお願いしたのです。
 それに、彼女は伴奏をするのにとっても素敵な性格で、人に合わせられるピアノを弾けるので(私はここが欠けている)。

 お互いに、今回は納得のいく演奏。
 私はカデンツァで多少やらかしたのですが、それ以外は、前回とは全く違う演奏で、描きたい世界を描けたのかな、と思います。
 そして、昨年から自己流で鍛えている体幹が良くなってきたのか、本番中、屋根を開けていないグランドで、コンチェルトの音量を出す為、そして初めて弾くザイラーから深い音を出す為に、上半身を傾けて(でも軸は崩さずに)重さを加えてみたのですが、それが、うまくいったことが嬉しい。 私の骨格だと、フルコンではありませんし、多少上半身をうまく使わないと大音量は出にくいのです。 普通の日本人女性よりは大柄でも、ヨーロッパのしっかりした骨格の男性にはかなわないから。

 そのかいあってか、講評ではかなりの音量深さを出していたのに、一度も、一音たりとも、アグレッシブな、叩いた汚い音を出さなかった、と言って頂けました。
 そして、このコンチェルト部門は違う審査員でしたが、ここでも、音の良さだけは評価される。
 が、結果はこちらもついてこず。
 こちらも、1,2位をとった人の演奏は聴けなかったので、なんとも言えません。
 
 やはり、いつかこの曲をオーケストラと共演すること、これが、私の叶えていない夢。
 でも、ピアノ伴奏であっても、こうして10年振りに続けて2度本番に出すことができて、本当に良かったです。
 一昨年、コンクールの為に一応用意したりした他の協奏曲、落ち着いたらちゃんと形にしたい、と思いました。

 
 これで、続いていたフェスティヴァルはひとまず終わり。
 3月に先週のファイナルは残っていますが。

 今回は、2つのクラスを行ったり来たりで、他の方の演奏をほとんど聴くことができなかったのが一番残念。
 でも、2000円弱の参加費で、こうしてたとえ審査員が一人だからその人の考えになってしまう、としても、普段のコンサートとは違う環境で演奏し、こうして私立の学校をみられたりすることが今の私には有意義。
どうして学校で行うのか、というと、日本のように安易に借りることができるホールがこの国には無いからです。

 終わったのは遅かったですが、伴奏してくれた友達と一緒にお夕食を食べて帰宅したら、久々に午前様。
 昨年の大みそか以来、バレエを観にも行けていないので、久々の夜遅い帰宅でした。
 さすがに気が抜けています。
 来週末には再びコンサートですが。
 今日、明日は生徒たちのフェスティヴァル。
 今日は聴きに行ってきましたが、生徒の演奏を聴くのもまだまだ緊張の私です。
 あと一息です。


 
 

Posted on 2016/02/19 Fri. 23:38 [edit]

category: 自分のコンサート

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19

引っ越しバタバタ終わり 

 今、何月なのかたまにわからなくなるほど、青空が続いています。
 昨日は夕方から雨でしたが。

 14日の日曜日にケインブリッジでのコンサートを終え、自宅に帰って3時間ほど仮眠。
 それから、引っ越し荷造り。
 15日のお昼過ぎに荷物を次の住まいへ運び、本当は、夕方に大家さんとの鍵の引き渡しでしたが、私の掃除では不安、という大家さんの考えで、水曜日にクリーナーの人が私が住んでいた建物に来るから、彼女に掃除を頼むように言われて、なんだか気が抜けました。
 10年以上、ずっとGround Floor(1階)での生活だったのから、今度は日本でいう3階のお部屋。
 情けないことに、荷物を運び込むのに何度も階段を往復して、足から筋肉痛。
 翌日には、全身筋肉痛。
  
 ちょうど今はハーフターム中でお出かけのお宅も多い為、レッスンも少なくて、良かったのですが、昨日の水曜日、朝から元の住居で残っていたものの整理とクリーナーの方との掃除。
 私にとって初めて接する、モルドヴァ人の女性。
 掃除のプロフェッショナルというのは、掃除が大の苦手の私にとっては凄い存在で、彼女と3時間過ごして、多くを学びました。
 私が一人でやったら、4,5倍の時間がかかったことでしょう。 
 私は、彼女について1週間クリーナーの仕事をして、少しは学ぶべきだと思いました。

 午後、大家さんご夫妻がいらして、イヴェントリーチェック。
 こんなにきちんとしたイヴェントリーチェックは私はこの家が初めてなのです。
 2か所ほど、掃除ができていなかったところをきれいにして、無事終了。
 冷蔵庫のパッキンというか、ゴムが痛んでいたので、どれだけデポジットから引かれるのか心配していましたが、これは消耗ということで、引かれずにすみました。

 色々とあった大家です。
 奥様は2年半前に入居した時のイヴェントリーチェックでお会いしただけで今回が2度目でしたが、私は彼女が自分の姑だったら、5分も持たないでしょう。
 大家さんの家はもちろん、定期的にクリーナーを雇っていると思いますが、そこで働く方はどんなに凄いのだろうと思わざるを得ません。
 とにかく、終わってホッとしています。
 
 そして、私の残っていた荷物を心配し、大家さんの家と新しい住まいが近いことから、帰りは車で送って下さることまでありました。
 
 今度の住まいは、シェア。
 中国人家庭にお世話になっています。
 一人で、とっても静かな環境のフラットから、一気に小学生の男の子が2人(現在は4人)いるところへの引っ越し。
 私と同じような下宿人があと2部屋あるものの、実際にはここで何人が生活しているのか、未だわかっておりません。
 自由な一人暮らしから、多少気を使い、特にキッチンがまだ慣れていませんが、どうにかなるでしょう。
 しかも、色々な事情で、入る予定だったお部屋がまだあかず(本当は10日前に空く予定だった)、小さな部屋に入っているので、荷物の片付けも全くしていない、凄い状態です。
 しかも、屋根裏部屋のような斜めの天井で、既に何度も頭をぶつけ、中腰姿勢にするようにしたら今度は腰がおかしく・・・
 来週にはちゃんとした生活ができたら良いと思いますが、仮のお部屋には1,2日、と言われていましたが、既に4日目。 移れる気配全くなく。

 
 昨日は夕方からフェスティヴァルの予定でしたが、そんなこんなでキャンセルせざるを得ませんでした。
 今日は、筋肉痛の体でどうなるのかわかりませんが、2クラス受けてきます。
 
 ゴム手袋が大嫌いな私は、素手で昨日は強い洗剤を扱い、手の感覚が変なのが多少気になりますが・・・
 ただでさえ、食器洗いの洗剤も凄く荒れるのでこれだけはバイオの物を使っているほどなのに。
 
 まだ片付けが残っているものの、とりあえず、落ち着きました。
 明日、明後日の生徒たちのフェスティヴァルが終わるまで、まだ通常には戻れませんが。



 

Posted on 2016/02/18 Thu. 11:15 [edit]

category: 日常

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18

ケンブリッジ大学、ガートンカレッジでのコンサート 

晴天に恵まれた日曜日。
2年弱振りで、ケインブリッジ(Cambridge)へ行ってきました。

 ケインブリッジは10回ほどは行っているでしょうか。
 いつもは、フィッツウィリアム博物館のすぐ近くの教会での演奏ですが、今回は、ケンブリッジ大学のガートン・カレッジ(Girton College)のミュージック・ソサイエティー主催の物でした。
 よって、珍しく、日曜日の午後のコンサート。

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 ケインブリッジの市内からバスで15分ほど離れたところにある、ガートン・カレッジ。
 比較的新しいカレッジで、元々は女子の為のカレッジ。
 よって、男子学生が簡単に忍び込めないように、こんな離れたところにあるそうです(いつの時代も考えることは同じ・・・・)。


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 こちらが、コンサートが行われた、古い図書館。
 イギリスに住んでいて、比較的色々と行かせて頂いている私でも、入った途端に嬉しく、ワーッと思ってしまう空間でした。
 ここで、演奏させて頂けることに、感謝するのみです。

 プログラムは

 モーツアルト: ピアノ・ソナタ ハ長調 K.330
 リスト: 詩的で宗教的な調べ、より、愛の賛歌
 フィリップ・マーティン: The Rainbow comes and goes
 ショパン: ノクターン 変ホ長調 作品55-2
 ショパン: バラード 第1番 ト短調 作品23
 リスト: 巡礼の年 第2年『イタリア』より、 ペトラルカのソネット 47番
 シューベルト/リスト: ウィーンの夜会 第6番

 
 この空間で弾いたら素敵だろうな、と思うもので構成したプログラムです。
 ピアノは、スタインウェイ(B)。
 久々のスタインウェイは、アンティークみたいなピアノを弾いた後だと違和感がありましたが、余計なことを考えなくて済むピアノ。

 リストの愛の賛歌は、前回は8月に教会で弾いているので、教会で弾くのに向いているこの曲をそうでないところで弾くのは、久々。
 それでも、窓がステンドグラスみたいな絵だったこともあり、またいつもとは違う響きになったと思います。
 
 フィリップ・マーティンの曲は、一昨日フェスティヴァルで弾いたばかり。
 この曲は、昨年の3月に初めて弾きましたが、コンクール、フェスティヴァルで弾いても、コンサートで弾くのは初めて。
 お客様にどう伝わるのか、不安な部分もあるこの曲、やっとコンサートで弾く気になりました。
 やはり、審査される場で弾いた直後の曲、というのは、違うな、と思ったのが素直な感想。
 この曲、やっとつかめてきました。
 作曲家を直接知っている、というのは、曲を弾くうえで良い効果があるな、とも思います。
 現代曲苦手の私は、あまりあることではありませんが。
 だからこそ、作曲家が生まれた場所、お墓巡りを私はしているのでしょう。 少しでも身近に感じられるように。

 ショパンのノクターンは、やっと出せました。
 まだまだ自分の物にはできていません。
 思い描いていたのとは違うようにした方が良かったところも練習中に多かった曲です。
 これから大切に、時を共にしていきたいと思いました。

 リストのペトラルカも、今年になって続けて弾いているので、毎回面白さが増すばかりです。
 
 最後は、ウィーンの夜会で。
 こちらも、この会場の雰囲気もあり(もう少し天気が悪い方が良かったかもしれません)、いつもとは違うインスピレーションが。
 
 もちろん、まずい部分もちょこちょこはあります。
 が、音楽、を伝えられたそうです(終演後お話しした方々談)。
 

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 このカレッジのミュージック・ソサイエティーのほとんどのメンバーが属するクワイヤーが他の都市でコンサート、ということもあり、いらして下さったのは、この近くに住むらしい外部の方々。
 ピアノソロだからなのか、こんな無名の私でも、いつもより多く、プログラムが足りなくなるほどいらして下さったようです。
 場所ゆえにか、人々の雰囲気もまた違ったのが、ここがケインブリッジなのかもしれない、と思うばかり。
 日本人の現地妻の方もいらっしゃいました。
 私の母よりも上くらいの方でしたし、とても長くこちらにいらっしゃるようで、お互いにちょっと変な日本語でありつつも、彼女の日本語はとっても美しい。
 イギリスに来て、こちらに長い日本人の方々の日本語、というのは、本当に美しくて私は大好きなのです。
 
 素敵な経験に感謝です。
 大ホールでは味わうことができない空気。
 もちろん、日本の大ホール、有名メーカーのフルコンでの演奏は憧れます。
 でも、このヨーロッパの雰囲気こそが、その昔、クラシック音楽の源となったものだろうな、と思いを馳せます。

 5年半前に母に縫ってもらった、着物地のドレス。
 これも、意外と古い日本の着物地が古いイギリスの図書館にあったようで、好評でした。
 
 次のコンサートは、3年前に行ってから2度目の訪問になる、北イングランドにて。
 
 
 

Posted on 2016/02/14 Sun. 23:08 [edit]

category: 自分のコンサート

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14

ハットフィールドのフェスティヴァルに参加 

 再び寒さが戻ってきました。

 水曜日、木曜日、ほとんどピアノに触れず(1時間以下です・・・)、それでも、どうにか昨日は、予定していたフェスティヴァルを受けに行ってきました。

 北ロンドンの私の家からだと、20km弱北へ行く感じでしょうか。
 ハートフォードシャーのハットフィールド(Hatfield)というところへ行ってきました。
 開催場所が駅から離れていたこともあり、そして、鉄道駅まで出るには私のところからだと面倒だったので、結局は、普通のバスで北ロンドンの端くれまで行き、そこから30分ほど(帰りは20分ほど)ハートフォードシャー大学系列の乗り合いバスに乗って行ってきました。
 普通の乗り合いバスなのに、高速道路(A1(M))を走る、という楽しい経験でした。
 そして、このところ、教えの移動で時間を気にしながらしかバスに乗っていなかったので、久々のドライブは気分転換になりました(←もはや、何をしに行ったのか分からない人)
 なのに、バスは遅れ、最後の最後、運転手が道順を変えた為、私は覚えてあった場所と違うところが終点になってしまいあわてましたが、運転手に話して、ちゃんと元の場所に運んでもらいました。 焦りました・・・


 ここは、昨日の夕方から、明日まで2日半のフェスティヴァル。
 ピアノの他、弦楽器(含ギター)、木管・金管、歌に分かれています。

 折角行くのだし、大人の部(オープンクラス)は、昨日の夜、と決まっていたので、3つのクラスに参加。

 まずは、ロマン派クラス(最大7分)
 
 リスト: ペトラルカのソネット47番
 
 今年になって出して、2週間前のオックスフォードでも弾いた、ペトラルカを。
 ピアノは、Weimarだったかな? どこかで一度触ったことが無くもないようなピアノメーカーのフルコン。
 他の人たちの演奏を自分の前に聴きながら、あまりにも音の質が悪いピアノで(数人とも悪かったので、ピアノも問題あり)、途方にくれました。
 よって、最初がこの曲で良かったな、と。
 
 正直、緊張も何もなく、弾き切った、という印象。
 ですが、今年これを出し始めてから弾くのが4度目ですが、弾けば弾くほど面白い。
 落ち着いたら、師匠のところへこれを持って行ってみようか、と思っています。
 
 結果は、凄く悪い。
 今回の審査員は、イギリスのフェスティヴァルをまとめている組織の総本山の偉い人。
 昨年、住んでいる地域のフェスティヴァルで彼が審査員で、私は非常に興味があったので、久々に生徒たちの演奏を聴きに行きました。 他のクラスも聴きましたが、あまりにも考え方が違いすぎて、日本のような審査に驚くばかりでした。
 とにかく、大きな音で元気良く弾けば1位、みたいな。
 
 イギリス人45歳以上男性ピアノ教師とはとにかく意見が合わない私は、今回受けることを迷いましたが、経験の為に受けたのです。
 意見はあいませんでしたが、音だけは評価して下さり、これだけは、どんなピアノでも良い音を出す、というのが私の唯一の強み。 ただ、わかってやっているわけではないので、いつ失うのかが怖いものでもある。

 ブラームス後期の作品を弾いた2人の60代と思われる男性お2人。
 あの年齢だからこその音楽だな、と思うばかりでした。 


 休憩をはさんで、20世紀の作曲家、ジャズ・ブルースクラス
 
 フィリップ・マーティン: The Rainbow comes and goes
 
 こちらは、残念ながら、他の参加者たちが棄権してしまい、1人だけだったので、賞は関係なく、弾いて、ご意見を伺う。
 それでも、この現代曲が苦手な私は、少しでも弾けるようになりたいと思っているから受けたので、弾くことができて良かったです。
 特に、今回の審査員は、グレード試験の試験官でもあり、このフィリップの曲、4つのセクションからなっているのですが、その4つ目は、2015-16のグレード8の課題曲の一つでもある。 
 だからこそ、弾いてご意見を頂きたかったのです。
 
 ただ、ピアノの鍵盤が重いのはどうにでもなるのですが、返りが悪く、最後はつらい演奏になってしまいました。
 一番自信が無く、わけも分かっていない、2曲目を誉めて頂き、これではますますわからなくなる。
 ただ、全体的なヒントを頂いたので、弾いてよかった、と思います。

 それにしても2週間前のオックスフォードのフェスティヴァルもそうですが、参加者は男ばかり。
 あのピアノで男性は簡単に弾けるのにさすがの私でも骨格が違うので、いつもとは違う体の使い方をしなければ、太刀打ちできないのです。
 男性参加者が多いとそこのところが、本当に大変。
 そして、日本はまだまだピアノ=女のイメージが強そうですが、男の楽器である、と思えてなりません。


 そして、最後は、他のフェスティヴァルでは、リサイタルクラスにあたる、ここでは、オープン・ディプロマというクラス。
 他とは違い、ここは12分程度のソナタの1楽章または、それに準ずる曲。
 私の一番の狙いはこのクラス。 
 ここで1位を取ると、3月に他の楽器のこのクラスの1位が集まり、ファイナルがあるのです。
 そして、この規模のフェスティヴァルとしては、副賞が良かった。
 
 ショパン: 幻想ポロネーズ

 実は、フェスティヴァルで1位は取ったことが無い、幻想ポロネーズで勝負をかけることに。
 私の幻想ポロネーズは、12月のイタリアでも評価が真っ二つに割れた曲。
 今までも、割れに割れてきています。
 唯一これで1位を取った昨年5月のイタリアのコンクールは、大半の審査員がピアノでは無かったから評価が割れなかったという状態。
 
 ここは経験で、弾きにくいピアノも、それまでに2曲弾いていたこともあり、段々自分の味方につけていく。
 というか、タッチのコツを掴めました。

 2メートルも離れていない審査員をこちらに掴んでいるのを感じ取れましたし、もちろん、色々ともっとできたな、と思うところはありますが、やりたいことはできた演奏。

 1人、手ごわかったのが、バラキレフのイスラメイを弾いた、高校生の男の子。
 強靭なメカ、テクニックの持ち主。 
 羨ましい限りです。
 後で調べたら、私が良く知る先生(10年くらい存じ上げていますし、7,8回はレッスンを受けていると思います・・・)に習っているようです。 納得。

 講評の最初に審査員が、
「あなたにとって音楽とは何か? という質問を私はよくします。 良く議題に上がるのが、テクニックか、それとも音楽性か。 これらのどちらをより重要視するのか、ということです」
「ブレンデルのRFHの改装前の最後のリサイタルでは、1曲暗譜が怪しくなり、何度も出る場所がみつからず、繰り返しをしました(これについては、当時凄く話題になったので、私は行っていませんが知っています)。 テクニックの衰えもありました。 ですが、その音楽性、音の質は素晴らしいものでした」

 というようなことを、あの審査員が急に話し始めました。 これには驚き。
 「私は、テクニックの素晴らしさよりも、音楽性を重要視しています」
 と言ったので、昨年、今回のそれまでのことを考えて、この人の音楽性とは何であろうか???というのが私がまず考えたこと。

 と同時に、こんなことをわざわざ言うとは、あのイスラメイのことを言っているのかも? 私にもチャンスがあるのか?と思いました。
 が、ここまでくると期待はありません。

 結果、私の幻想ポロネーズは、審査員は納得できず、嫌いなところも多かったようなのですが、全体的な流れ、音楽性、音色の豊富さ、音そのもの、ということを評価して下さり、1位を頂いてきました。
 審査員が嫌いだった部分も、私の説得力の強さがある演奏に押し切られたらしいです・・・・

 ということで、来月再び弾かせて頂けるのを楽しみにしています。
 今度は、ヴァイオリニストが審査員なので、どうなるのか??
 他の楽器の人に審査して頂くのはそれはそれで面白そうです。
最悪かもしれませんが。 それは、その時。
 
 そして、この最初から合わないとわかっていた審査員なのに、私は再び来週、この同じ審査員で、違うフェスティヴァルに参加します(←たまに、自分の行動が謎)。
 とりあえず、一つは良い評価だったので、来週も弾いて来ようと思います。
 もちろん、同じ審査員で同じ曲を弾くのは嫌だったので、全部違う曲にしてあります。
  そして、明日のケンブリッジでのコンサートは、またほとんど曲が被っていない、というこの忙しさの中では自分のまぬけさに呆れかえっています。


 
 
 

Posted on 2016/02/13 Sat. 14:45 [edit]

category: 自分のコンサート

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13

春が目の前 

1週間近くここを放ってあった間に、パンケーキの日も過ぎ、昨日は、Ash Wednesday。 
 いつもなら、ここからイースターに向けて、やっと春になる!と思うところですが、今年は今週は気温が下がっているものの、それでも、お花が咲いていて、不思議な感じです。

160211-1


 桜? 日本のような満開、というようには毎年なりませんが、それでも、外へ出ると、薄ピンクのお花が目立っています。

 昨夜は徹夜で、荷造り。
 引っ越し荷物、部屋ではできなくて、そして、出来上がった段ボールを積み重ねるには、私の骨折後の左手の力がなくてできないので、昨夜から、部屋の前の共有スペースというか、廊下(屋内です)で、荷造り。
 大家の娘も同じ建物内に住んでいるので、彼女に見つかっていないと良いのですが・・・
 別に悪いことではないのですが、すぐに色々と言いつけられるので。

 ひとまず落ち着きましたが、まだ、数日後の引っ越し当日に向け、荷造りが残っています。


160211-2


 教えに行く途中。
 午後4時45分でもこの明るさになりました。
 天気が良いとまた違います。

 ですが、今日は教えに行ったら、生徒のお母さんはまだ帰宅していなくて、中学生の生徒は鍵をもって学校へ行くのを忘れ、下の子たちがチャイルドマインダーと帰ってくるまで25分。
 暗くなってきてずいぶん寒さが出たところで外で25分待つことに。
 周りにカフェ、スーパーストアなども無くて、外で待つしかありませんでした。
 雨でなかっただけよかった、と思うことにしましょう。
 ただ、身体が冷え切ってしまい、帰宅するなり、とりあえずベッドに入って暖を取る羽目に。
 今回、日程的に寝込めないので、気合で乗り切るしかありません。

 

160211-3


 ダフォディルも方々で咲いています。
 12月末でつぼみでしたからね。

 というわけで、明日から7日間で、フェスティヴァル、教え日、コンサート、引っ越し、教え日、フェスティヴァル、フェスティヴァル、という日程。 明日はありませんが、最後のフェスティヴァル2日間の間には、フェスティヴァルへ行く前に教えにも行く予定。
 来週はハーフタームなので、さすがに、引っ越し日の教えは他の日に変更させて頂きましたが、ピアノの練習もいつもより減っている中、どのようになるのでしょう??
 もしかしたら、引っ越し日にフェスティヴァルだったかもしれないので、それが避けられただけ、良かったと思うしかありません。
 どうしてこんな日程になったのか?
 引っ越し日を選ばせてもらえたらこんなことにはならなかったのに、入った日と同じ日に出るなんて、無理な話。
 それが通じないのが私の大家。
 
 

Posted on 2016/02/11 Thu. 23:10 [edit]

category: 日常

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11

母校で 

 今日は教えの後、母校へ。
 
 昨年11月のフェスティヴァルで、母校の伴奏科で勉強する友達に協奏曲のピアノ伴奏をしてもらいましたが、今日は、彼女のレッスンに着いていくことに。
 ちなみに、お互いに忙しくて、11月末に本番で弾いて以来、全く合わせをしておりません。
 ですが、協奏曲ですし、どうにかなるであろう、と。

 久々の母校のレッスン室。
 今日レッスンがあったお部屋は、なんと、ファツィオリ(もちろん、フルコンではありません)が2台。
 2か月前のコンクールですっかりファツィオリの大ファンになった私は、それだけで上がる!
 スタインウェイで弾くのとは違う、暖かい音。
 まだタッチの感触が残っているので、今回はすんなりと楽器に馴染むことができました。
 私にはあっているメーカーだと思いますが、いかんせん、とっても手が届かないお値段のメーカーです。

 さて、レッスンは、通した後、もちろん、伴奏の観点から進められました。
 伴奏の先生のレッスンについていくことは初めてなので、私も勉強になり、充実の時間を過ごさせてもらいました。
 前回弾いた時にお互いに疑問があったようなところも、すっきり。

 私は自分の課題も見つかり、有意義な時間でした。

 私が学生の頃から伴奏科で教えていらっしゃる先生。
 とても優しそうですが、的を得たことをおっしゃっていたので、多少印象が変わりました。
 ですが、私は根っからの厳しい先生が好きな人なのだろうな、と改めて思うばかり。
 
 レッスン後に友達と廊下で立ち話をしていたら、私が卒業した後から大学で教え始めたロシア人の女性教授が通りましたが、そのオーラがとても私好み。
 実際にお見かけしたのは初めて。
 彼女が私が学生の時に大学で教えていらしたら、絶対に彼女を選んだはず。
 そうしたら、師匠Dr.Sからの、「ふん。 どうせお前には他の男(ゴードン)がいるんだろ」という言葉も聞かずに済みました。
 が、やはり全く違う系統のゴードンと勉強したことは今となれば貴重ですし、どうだったのかな?とも思います。

 レッスンの付き添い、とはいえ、再び母校のレッスン室でレッスンを受けるとは思っていなかったので、とっても懐かしい気持ちでいっぱいでした。
 
 問題個所をさらいます。
 これを弾くのは、引っ越しの3日後・・・
 多分、これから2週間、人生で一番めちゃくちゃな2週間になることでしょう。

 
 
 
 

Posted on 2016/02/05 Fri. 23:58 [edit]

category: 音楽

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05

引っ越し事情 

 桜のようなお花が咲き、ダフォディルもずいぶん咲いている、暖かめのロンドン。

 スーパーへ行くと、どこでもパンケーキの材料コーナーができているので、もうそろそろか、と思ってはいましたが、気づけば、来週の火曜日がもうパンケーキの日。
 今年は、イースターが3月末なのですね。 学校がイースターホリデーに入る前に・・・
 もっとも、イースターのエッグ型チョコレートは、クリスマスが終わるや否や並び始め、それが日本みたいで、イギリスもずいぶん変わったな、と思わずにはいられません。

 珍しいことに、引っ越しの12日前に引っ越し先が決まる、という快挙。
 いつもは、もっとギリギリです。
 本腰を入れて、荷物を作らなければなりません。
 何しろ、凄い日程での引っ越しですから。
 以前に比べて、スーパーでまともな段ボール箱をもらえなくなったのが、ネック。
 最後は、得意の必殺ゴミ袋の技(大学生の頃、皆、引っ越しと言えばこれ)を使うかもしれません。

 ちなみに、私のような独り身は、イギリスで引っ越す時には、引っ越しやさん(存在するのか??)というよりも、荷物を全部作り、当日、大きめのヴァンと人(運転手兼荷物運び)を2時間ほどお願いする方法です。 その名も、Man and Van。
 今回は、3階のお部屋、ということで、電子ピアノを上げるのが大変なので、2人お願いすることになるとは思いますが。
 それでも、私のように車を運転できない人には助かるのです。

 カーディフ時代は、歩いて、何往復もしたり、自分で棚を担いで運んだり、色々としたものです。
 他の国と違い、今でも冷蔵庫、洗濯機を始め、ほとんどの大型家具付きだからできることです。
 今住んでいるところは、電子レンジも掃除機も備え付けですし。

 私は船便を送ることもなく、最初はスーツケース2つで来たのに、年月が経ったら、この有様です。
 荷物の大半が本、楽譜なので、処分ができません。

 
 今回は、10年以上知っている、Dr.Sの奥様の生徒のお母様に世話を焼いて頂いて決まったお部屋。
 彼女の初舞台から知っているのに、もう高校生。
 他にも最初の発表会から知っている子がもう大学生だったり。
 カーディフ時代から、発表会に毎年出して頂いていた私は、奥様の生徒のお母様方によくして頂きました。
 ロンドンに私が移ってからは、ピアノ以外の楽器を習っている子達に伴奏をしたり、私立中学入試のオーラルのレッスンをしたり。
 本当にお世話になっています。
 あんな小さかったのに、もう大学生、と思うのは、こちらも年を取った証拠ですね。
 そして、それだけの時間イギリスにいるのだ、と。

 ピアノの練習の合間に頑張ります・・・
 
 
 

Posted on 2016/02/04 Thu. 23:54 [edit]

category: 日常

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04

小学生時代のヒーローが・・・ 

 Yahoo Newsを開いて、ショック。
 清原容疑者と書かれた文字をみるのは、子供時代を台無しにされた気持ち。

 私は、西武ライオンズの本拠地生まれ、そして育ち。
 サッカーよりも、野球全盛の時代に小学校時代を送っています。
 当時は、森監督が西武ライオンズを率いて、清原を始め、秋山、石毛、工藤、私の子供時代の小学校では彼らがヒーローでした。
 毎年のように日本シリーズに西武が出ていた時代だと思います。

 西武球場へは数度しか野球を見に行ったことがなくても、それでも、ヒーローはヒーロー。
 そういう世界なのかもしれないけれど、ショックです。

 
 本拠地がある市の小学校ということで、西武ファン以外は仲間外れになるような学校。
 転入生が来ると、真っ先に、クラスの野球大ファンの男の子たちは、相手が男でも女でも、どこの球団のファンなのかをきいたものです。
 そこで、他の球団を答えようものなら、仲間はずれ。
 中でも、巨人、なんて答えたら大変な時代。
 転入生が女の子だと、クラスの女子が、
「西武って答えるんだよ」
 と先に言っておいたものです。
 それでも、本当は違うのだろう、とやられるのが、私が通った小学校での出来事。

 ちょうど、東京の私立中学受験真っ最中ですが(私は2日校で合格。 今は、母校も1日入試になりましたが)、東京の女子校に行ったら、どこの野球の球団のファンかが関係なくなって、それはそれで驚きました。
 
 私が最後に西武球場へ行ったのは、高校生クイズに出場した時。
 多分、ドームになってからは行っていないと思います。

 覚せい剤を使う人も使う人。
 作る人も作る人。
 作る人が、もっとその能力を他のことに活かしたらよいのに、と思えてなりません。


 

Posted on 2016/02/02 Tue. 23:01 [edit]

category: 日常

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02

野獣と紳士 

 私が師事した二人の先生方。
 
 私にとって、先生との出会いが無ければここまで来なかった、と言い切ることができる、師匠、Dr.S
 そして、王立音楽大学修士号時代に1年半ほど師事した、イギリス人、ゴードン。

 ゴードンの方が2,3つ年が上。
 
 この二人は、美女と野獣、ならぬ、紳士と野獣。
 もちろん、ゴードンが紳士で、Dr.Sが野獣。
 2人は一度も顔を合わせたことはありませんが、Dr.Sは一方的にゴードンに凄い敵対心を持って、嫌っています。
 ゴードンが大学の食堂で、日本人の女の子たちが集まっているところに行ったら(その中に門下生がいた)、ゴードンを知らなかった子たちが、「ワー、キャー!!」と言い、それに慣れているのです。
 対して、Dr.Sは「ワー、キャー」と女の子たちに言われるときは、その格好良さに感嘆されるわけではなく、コーヒーをこぼした、とか、コーヒーにお砂糖を5袋入れる(これは、奥様には内緒)、とか、そういう時。

 イギリスでの知名度は、ゴードンの方が何倍も上。
 リーズ国際ピアノコンクールのファイナリストも門下にはいます。
 対して、Dr.Sは私みたいのに時間と労力を使って、できない人に教えることを愛している人。

 要するに、とっても真逆な人たちに私はピアノを習いました。
 周りには不思議がられますが、知名度のあるゴードンよりも、知名度が無いDr.Sを私は大学院卒業後に選びました。

 この二人、音という見えないものではなく、わかりやすく説明すると、以下のようになります。
 これから先は、あくまでも私の想像です。 でも、意外と近い線を行くと思います。

 実験

 2人に、10枚の同じ白い紙を渡します。
 1枚に一つずつ、円(○)を書いてもらいます。
 どうなるでしょう??

 ゴードンは、10枚、全く同じ場所に、同じ大きさの円を、同じ万年筆の筆圧で、フォトコピーしたかのように、描く。
 Dr.Sは、1枚目を描いたところで、2枚目の紙を準備している間に、最初に使ったボールペンがどこかへ行ってしまって、10枚描く間に、3,4本の筆記具を使うことになる。
 そして、10枚の円が、全て違う場所、違うサイズで描かれている。

どちらも間違っていないのです。
 ゴードンの、研ぎ澄まされた10枚全て同じ円を評価し、感嘆する人もいれば、Dr.Sの全部違う円を面白いと思う人もいる。
 
私は、Dr.Sに近いと思います。
 例えば、円を、1枚で円になればよい、と解釈して、半円を二つ。 もしくは扇形を4つ、3つ書いたとしましょう。
 これをDr.Sに持っていけば、凄く興味を持って下さるでしょうし、そこから発展して、何かを加えて下さる。
 円を描く為に、色々なペンの使い方(タッチ)を閃いて、教えて下さることでしょう。
 でも、ゴードンに持っていけば、間違いなく、書き直し。
 きっと、コップを持ってきて、まずは、円を描く練習、みんな同じサイズで同じ円が描けるように指導されるでしょう。

 どちらも間違いではありません。
 好みの問題です。

 すぐに血液型を考えるのは日本人の悪い癖ですが、私の予想では、ゴードンはA型。
 Dr.SはB型。 私もB型。

 私には1年半のゴードンとの時間も大切なものでした。
 あの時間がなければ、もっと自由奔放なピアノでした。
 それを、ちょっとまともにして下さったのが、ゴードン。
 ゴードンの方が私よりも、ずっと日本人的なピアノの指導のようです(経験者談)。
 
 どうしてこんな話をしているのか、というと、先日のオックスフォードでのフェスティヴァル、実は審査員はゴードンでした。
 古典派、ロマン派の時は、講評も本当に重箱の隅をつつくようなもので、スフォルッツァンドの数が足りない、とか、クレッシェンドを始める場所が早すぎる、とか、そういうものばかり。
 うまいけれど、私は途中から頭痛になってしまった演奏を凄く評価していましたし、その方が実際に1位を取っていました。
 とにかく、ゴードンの趣味とあわなければ、いけないのです。

 夕方以降の審査では、それまでとゴードンの講評の内容が別人のように変わりました。
 そこでは、初めて、音楽性、音楽の流れ、音質、ということが評価の対象になってきました。
 そして、私も賞に入りました。
 これは、あくまでも私の想像です。
 きっと、長時間狭めの部屋で講評を書きながら(達筆すぎて、凡人の私にはほとんど読めない)真剣に聴いていて、耳も肉体的にも疲れてくるのでしょう。
 よって、段々、自然と心地良い流れとか、音に気が行くようになる。

 私のマズルカに対して、
「マズルカのリズムが素晴らしかった。 ルバートが絶妙で、でも、それが計算されたものではなく自然に聞こえたのがよかった」
 とのこと。
 これに対して、私は???です。
 先生は、私が計算しつくし、なおかつ自然に聴こえた、と思っていらっしゃるのです。
 私は、計算なんて全くしていなくて、その場の空気でルバートをしていく。
 だから、自然に聴こえて当たり前。
 きっと、先生はこれを理解できないでしょう。
 レッスンを受けていた当時、私の英語の問題ではなく、お互いに何を話しているのか意味が分からず、会話が宙に浮いたことが何度もありました。

 
 先生の元を離れてから、7年半。
 間に、推薦状を書いて頂いたり、通訳の仕事があったり、その他諸々、何度も顔は合わせております。 
 先生に、弾きに来なさい、と言われるものの、先生の前で弾いたことはありません。
 よって、今回は公で聴いて頂く機会があって、よかったな、と思います。
 
 しかし、学生時代も毎度のレッスンが緊張だった私は、7年半ぶりに先生の前で弾くのは、超が何個も着くほどの緊張度。
 鍛えられます。
 
 

Posted on 2016/02/01 Mon. 14:53 [edit]

category: 音楽

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