11 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 01

WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

2015年を振り返って 

 日本は新しい年が明けましたね。
 こちらはあと30分ほど。
 
 2015年最後の日。
 つい先日新年だったと思うのに、1年はあっという間です。


151231


2015年最後の日は、例年通りロイヤル・オペラ・ハウスへ行って、『くるみ割り人形』を観てきました。
 2013年1月にデビューした時には日本にいて観られなかった金子扶生ちゃんの金平糖をやっと見ることができました。
 相手は、ニァマイア・キッシュ。



 この1年間、オペラハウスへ行く回数は激減しましたが、何よりもこの数年で一番ピアノが上達した年だと思います。
 今までバレエを観てきたこと、それが自分の中でまとまって、表現、ということにつながったのかな、と私は思っています。

 1月6日、新年早々パリへの日帰り完全プライベート旅行をして、3月に初めてドイツ、5月にイタリア2度往復、そして12月頭に再びイタリア。
 愛する東欧へ行くことができなかったのは残念ですが、一つ一つが濃い思い出ばかりの海外行きでした。
 そして、もちろん、2年振りに日本へ行ったことも、貴重な時間ではありました。
 コンクールでは、賞に入ったり、入らなかったりですが、5回のコンクール、今年は舞台を降りたくなるような大きな失敗がなかったこと(情けない・・・)が昨年との違い。
 ですが、舞台で自分を出せるようになればなるほど、この年齢の壁、というものに苦しむのです。

 そして、数年振りに、イギリスのフェスティヴァルを受け始めたのも今年。
 2月にオックスフォード、6月にウィンザー、11月に西ロンドン。
 3回のフェスティヴァルで、国際コンクールとはまた違う緊張もあり、貴重な年齢が近かったり、上だったりするピアノが大好きな方々との出会いがあったことも大切なことでした。
 
 
 演奏回数は決して多くはないものの、2月のロンドンに始まり、北のブリリントン、ボーンマス、オックスフォード、エセックス、そしてチェルトナム。 一つ一つで良かったり悪かったりの波はあったものの、違う世界が開けたのかな、とも思っています。
 来年は、4月までに今年と同じような回数のコンサートをこなすことになりそうです。
 
 ロンドンではこのブログをご覧になっていらして下さった方もいて、ありがとうございました。

 コンサート、コンクール、フェスティヴァルのちょうど合間に、祖母が他界。
 会うことはできませんでしたが、彼女らしすぎる最期のエピソードに、なんというか・・・
 私は彼女の孫である、ということをうけいれなくてはいけません。
 ですが、他界したことを日本の家族から知らされ、葬儀にもいけなくて、ロンドンで一人、ピアノも弾けずに哀しむ数日。
 その直後のフェスティヴァルを棄権しようかとも思うほどピアノが弾けませんでしたが、弾きに行って、言葉ではなく音で自分の気持ちを出し切り、音楽に救われたことを実感した瞬間でもありました。

 
 2016年、どのような年になるのでしょうか。
 私自身は色々と考える年になりそうです。
 そして、新たな世界も広がったらな、と思っています。

 大きなテロなど起きずに、平和であって欲しい、願って願ってやまないことです。
 
 今年も一年、このブログをお読みいただき、ありがとうございました。
 ここからお目にかかることができた方がいらして嬉しかったのもこの一年の出来事です。


 加藤みゆき
 
 
 

 
 
 

 

Posted on 2015/12/31 Thu. 23:23 [edit]

category: 日常

TB: 0    CM: 0

31

教えの仕事納め 

 再びグレーの空と雨が戻ってきました。

 ドタキャンがあったりもしましたが、今日で教えは仕事納め。
 今年最後の生徒は(もちろん、本人は自分が私の2015年最後の生徒だとは知りませんでしたが)、私を驚かそう、として、新しい曲をしっかりと曲想踏まえて両手で弾いてきてくれました。
 一部、音の読み間違いはありましたが、アーティキュレイションも確かに、こうした行動が嬉しかったです。
 そして、彼の年の離れた先週1歳になったばかりの弟さんは、ピアノが大好き、お兄ちゃんのレッスンが終わったら、自分がピアノの椅子に座り、鍵盤をたたき、時折、楽譜を指して、自分が弾いているところを教えてくれます。
 かわいくて仕方がありません。
 歩けるようになったので、お母様が目を離したすきにピアノのところに来ますが、椅子につかまって、静かにずっと見ているのです。

 この1年間、色々な生徒たちとの出会いもありました。
 2年振りに日本での指導もして、色々と思ったこともあります。

 ピアノが好きで習っているのか、ご両親に言われて習っているのか、進歩に大きな違いがあることも感じました。
 我が家だったらひっぱたかれるかな、と思うような態度の生徒もいたりして、文化、考え方の違いに未だに悩まされてはいます。
 そして、人種の違いもいつも以上に色々と違うことをひしひしと感じることが多かったのも今年です。
 イギリスという中にいて、私も外国人。 
 郷に入れば郷に従え、でやってきましたが、生徒の家に教えに行く、ということで、どうしてもおうちの中はその人種の文化というか考え方が流れる場所。
 ピアノの指導の直接的なこと以外で、色々と悩み、考えるばかりでした。
 今年ほど、ひっくり返るような言動を多く目にした年もないでしょう。

 私の生徒たちが住む地域の学校の多くは、1月4日から新学期が始まるようです。
 数日間のお休みの後、また来週から、気持ち新たに、生徒たちと向き合っていきたいと思います。
 

 

Posted on 2015/12/30 Wed. 21:51 [edit]

category: 日常

TB: 0    CM: 0

30

春が来た? 

この2週間以上、暖房をつけていません。
洗濯物の中にもほとんどヒートテックは存在せず、半袖にセーターという日々です。

151229-2


 教えに行く途中、春先にいつもダフォディルがきれいに咲くところで、既につぼみ。
 カーディフ時代は、3月1日のセント・デイヴィッドの日にちゃんと咲くのか、お城の周りのダフォディルを心配していたこともありました(私が心配するようなことではありませんが・・・)。
 ということは、通常は2月末にこのような状態になるべき?
 どうなっているのでしょう。
 
151229-1


 こちらのピンクのお花は、昨日グリニッジで見かけたもの。
 こんな12月末は初めてではないでしょうか。

 気分的に、クリスマスも終わって、新年を迎えた気になっていますが、2015年も残りあと2日。
 明日が教えの仕事おさめです。

 
 

Posted on 2015/12/29 Tue. 21:18 [edit]

category: 日常

TB: 0    CM: 0

29

憧れの場所へ、そして知らない人が知っていた? 

青空が広がった休日。
 
 休日ですが、お昼前からPost Christmasの教え開始。
 良いお天気で、折角昼間から外へ出たのだから、と思って、渡英が決まったころから、いや、小学生の頃からずっと憧れ続けていたところへ、やっと行ってきました。
 そばまでは、何度も行っていたのですけれどね。

151228-1


 天気も良いので、ドライブがてら(いつものバス)。
 ロンドン・ブリッジ走行中、タワーブリッジを眺める。
 タワーブリッジを見たのは、いったい何年振りでしょうか?
 

151228-2


 着いたところはこちら。
 凄い人で、圧倒されました。
 目指すのはこの丘の上。
 ロンドン南東にある、グリニッジ(Greenwich)です。


151228-3


 この時計?というか、こちら。

151228-4


 子午線です。
 1,2年前からだと思いますが、有料になった、王立天文台 グリニッジ。
 柵のところから子午線のところで写真を撮る長蛇の列が見えました。

 
151228-5


 こちらの、外にあった方が趣がありました。
 あくまでも子午線をみることが目的だったので、天文台には入らずじまいでした。
 天文台としての価値も高いようですが、こうしてやっと子午線をみられたこと(実際には、何度も通っていると思います)、感激でした。

151228-6


 住んでいるのだからこそ、どうしてもお天気の良い時に来たかったこの場所。
 それは、この景色。
 
 旧海軍学校、テムズ川、そして、Canary Wharfのビル群。
 テムズ川に近い方の建物の一部が、トリニティー・カレッジ(音大)の一部のはず。
 こちらは2度入試を受けて、2度ともオファーを頂いたのに、行かずに終わりました。
 
 正直、このとてもロンドンとは思っていないようなビル群に驚きました。
 

151228-7


 左をみると、シティーが。

151228-8

 
 右側には、O2(白いドーム)が。

 グリニッジ自体、2年半ぶりに行ったのですが、あんなに人が多いのは初めてでした。
 

151228-9


 バスに乗って、友達が1年間住んでいた寮を通ったりして懐かしくなり。
 そして、あの周辺の開発が進んでいることに非常に驚く。
 私が住んでいる北ロンドンとは、別世界です。

 そして、ロンドンアイ(大観覧車)とビッグベンが重なるこの大好きな景色に戻ってくる。


151228-10


 トラファルガー広場まで来て、今年初の明かりがついた状態のこのクリスマスツリーを見て、写真を撮っていたら、
「Nice picture?」と知らないおじさんから声をかけられる。
 ですが、ロンドンでは別に普通のことなので、答えようと思って振り向いたら、おじさんが、びっくりして、
「You are a pianist!!」
 
 こちらはもっとびっくりして、一瞬何を言われたのかわかりませんでした。

 演奏した日の地方でしたら、ぼーっとお散歩していても東洋人が珍しいからコンサートにいらして下さった方々がお声をかけて下さるのはよくあること。
 ですが、ここはロンドン。 正直、西洋人には東洋人の区別がつきにくいから、人違いだと思いました。

 お話をしてみると、本当に私のことらしい。 シティーの教会のランチタイムコンサートで私が弾くのを何度か聴いてくださっていたそうです。
 
 昨年だったか、久々にロンドンで弾いた時には、1人の紳士がお声をかけて下さり、ここ数年にシティーの教会で聴いたピアニストの名前が書いた紙を見せて下さり、その私の名前のところに丸印がついていて、だから、今回久々に名前を見かけたから、来たんだよ。 と教えて下さったこともありました。

 が、こんなに街中で声をかけられたのは初めてのこと。
 あまり観光客過ぎる行動は慎みたいと思います・・・
 
 久々に人込みの中に出かけ(3日間、ほとんど引きこもり)疲れましたが、観光客をするのは楽しい時間でもありました。

 

 

Posted on 2015/12/28 Mon. 22:37 [edit]

category: ロンドン観光

TB: 0    CM: 0

28

ヌレエフの亡命ドキュメンタリー 

本来ならば、12月26日は、Boxing Dayのイギリス。
ただ、26日が土曜日に当たると、Boxing Dayが次の月曜日になるという説もあり???

 すっかり、動画三昧のくつろいだ日々を過ごしています。
 多少、やるべきこともしてはいますが。

 そして、BBCをチェックしていて(非常に珍しい)興味を持った番組がこちら。

 Rudolf Nureyev Dance to Freedom
 Youtubeのリンクです。
 
 ルドルフ・ヌレエフの亡命に焦点を当てた、ドキュメンタリー。
 彼が踊る姿は出ませんが(踊りのシーンは、再現)、彼がキーロフ・バレエにいて亡命をした時に周りにいた方々が、証言、というか話をしていらっしゃるので、貴重です。

 鉄のカーテンが開かれて20年以上。
 私の師匠は多くは語りませんが、鉄のカーテン時代にソビエトで過ごしてきた人です。
 先生は亡命はしていませんが、時折、大変だった時代を話の隅に感じることもあります。

 プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ、スターリン時代を過ごしてきた作曲家の曲を弾く時には、その時代を感じなくては出せないものもある。
 こうしたものはそれを垣間見る為にも、非常に貴重です。

 そして、小学生の時、映画の『サウンド・オブ・ミュージック』を観て初めて、亡命、という言葉を知ってから、亡命の物理的方法、というのが私の中の解けない質問の一つ。
 それを知ることができるのは、不思議の扉が一つ開くことにも私の場合はつながります。

 久々に一気に見入ってしまった、ドキュメンタリーでした。
 私はもちろんヌレエフの実際の舞台は観たことがありません。
 オペラハウスのお友達は実際に観ていらっしゃる方々が多いので、ロンドンに来てから、身近に感じることができるようになったダンサーかもしれません。

 

Posted on 2015/12/26 Sat. 23:24 [edit]

category: バレエ

TB: 0    CM: 0

26

Christmas day 

Merry Christmas!

151225-1


昨日の、トラファルガー広場。
 毎年ノルウェーから贈られる大きなクリスマスツリーが今年もまた立っていました。
 遠くにビッグベンも見える。
 この時期にこのような色の空できれいにビッグベンが見えるのは、珍しいことではないでしょうか。


 公共の交通網がWorkしない日。
 ここが毎度言っていますが、この大都市ロンドンの素敵なところ。
 これだけ、色々な人種がいて、色々な宗教が混ざり合っている国なのに、キリスト教のクリスマスの日にお店も閉まる。
 フランス、ドイツでは無いことらしいので、それが驚かれますが、イギリスという国なのです。


151225-2


 1人のクリスマスですが、3コース・ディナー。
 スターターは、実家の定番、パパイヤのサラダWithピーナッツソース。
 キャロットラペ(昨年は、千切りとは言えない状態でしたので、今年は毎週にんじん2本で練習を重ねました)
 昨日スーパーで割引になっていたので、珍しく、クリームチーズのスモークサーモン巻き


151225-3


 メインは、ターキーを諦めたので、3週間前にイタリアで食べて感激した、マスのホイル焼きを再現。
 さすがにクリスマスでお魚を買う人は少ないのか、昨日、近所の状態の良いお魚を扱うスーパーで、30cmほどのマスを半額で手に入れてきました。
 ホイルにくるんで、ミニトマトを乗せて、オーブンでグリル。
 何か、足りなかったのですが、今までで一番良かったかもしれません(イギリス風、日本風で失敗続き)。
 そして、付け合わせは、ここだけはイギリス風に、パースニップ、キャロット、ブルッセル・スプラウトのロースト。

今まで、ローストベジがなかなか思うようにできなかったのですが、ジェイミー・オリヴァーのレシピを参考に、作ってみました。
今回はまともにできたので、成長です!
 

 
151225-5


 ちなみに、パースニップ(Parsnip)は、左側の白い人参のような形の物。
 味は、ちょっとホクホクしていて、サツマイモに近いかもしれません。 あくまでも近いだけです。
 
 そして、今年は、初めて、軸(?)についたままのブルッセル・スプラウトを買ってみました。
 いつもはバラで買いますが、これが憧れでした。
 これをみる度に、「そりすべり」で使う鈴を思い出します。


151225-4


 プディングは手抜きで、買ってきた、クリスマス・プディングと、ブランデーバター。
 イギリスのクリスマスケーキは、おもーいフルーツケーキにアイシングを重ねたとても甘いものです。
 よって、私はパス。
 クリスマスプディングも、これ一つをとてもではありませんが、一度には食べられません。

 食べることだけは、イギリスの家庭のクリスマスを思い出しながらの私のクリスマス2015でした。

 

Posted on 2015/12/25 Fri. 23:50 [edit]

category: クリスマス、行事、習慣

TB: 0    CM: 0

25

Christmas Eve 

強い風が続くロンドン。
午前中、というかお昼前に買出しへ行った時には、酷い天候でした。
午後から晴れてくれて助かりましたが。

151224-1


 というわけで、こんな青空で、明るい午後2時半過ぎのクリスマスイブ。
 例年通り、トラファルガー広場に建つ、St Martin-in-the-Fieldsのイブのキャロルサーヴィス(礼拝)へ行ってきました。


151224-2


 毎年変わらぬ、赤いリボンとボールのツリー。


151224-3


 キャロルの前に、地下のレストランで、クリスマスディナー。
 今年はいつもとは違って、赤キャベツではなくて、ブルッセル・スプラウトだったのが嬉しい。
 左から、パースニップとキャロットのロースト。 ブルッセル・スプラウト、上にターキーとソーセージ、そして右下は、ターキーに欠かせないクランベリーソース。

 本当は、今年は家でターキーをローストしたかったのです。
 が、実際にお肉屋さんで見たターキーの大きさに怖気付き、諦めました。
 あんなの1人では消費できません。

 この大味のイギリス料理。 イタリアでの食事に比べてなんと・・・と思ってしまいましたが、これが私のイギリス食生活の原点の味。
 この盛り付けも含め、これがイギリスなのです。


151224-4


 今年は、風が強いこともあるのか、いつもに比べて、皆さん並び始めるのが遅め。
 昨年だったか一昨年だったか、キャロルサーヴィスが混むので、今年も2度に分けて行っていました(私は1度目に参列)。
 2階に上がって、よく見える位置で(いつもは良く見えない)サーヴィスに参列しました。

 例年、ここのサーヴィス中に、来年はここで弾けますように!とお祈りしていましたが、半年後にここで演奏できるはず(師匠が忘れていなければ←危ない)。
 それが嬉しい。


151224-5


 今年のキャロルサーヴィスの内容(聖書を読む部分とか、ポエムとか)は、God is with us。
 定番のキャロル(O little town of Bethlehemや、もろびとこぞりて)に加えて、旋律は知っているけれど、初めて歌うものも。
 とりあえず知っている、というのは、ここでの生活が長い、ということなのでしょう。
 今回の中で日本で一般的に知られているキャロルは、もろびとこぞりてだけかもしれません。
 以前、もっと観光地化している、ウェストミンスター大聖堂のキャロルサーヴィスへ行った際には、日本人観光客も見かけましたが、彼らはクリスマスソングを歌うと思っていたのに、知らないものばかりで、唖然と話していたのを思い出します。
 
  
151224-6


 帰りは、バスでリージェントストリートとオックスフォードストリートをドライブ。
 今年のリージェントストリートのクリスマスの飾り、初めてみました。
 本当はもっと色々と見ておきたかったのに、いつもこんな有様です。


15122-7


 そして、セルフリッジのところのオックスフォードストリート。
 今日は早めにデパートも閉店。
 
 ですが、さすがにロンドン市内。 
 観光客らしき方々がたくさんいました。
 
 帰りに家の方のテスコで昼間持ち切れなかったものを追加購入。
 お料理の為に、小さな白ワインを買ったのですが(先日、ムール貝を料理するのに、白が無くて、赤をつかったら、好みに仕上がらず)、セルフのレジでレジをしていたので、お店の方に25歳以上、という認証をしてもらわなければなりません。
 イギリスは飲酒は18歳以上ですが、購入時は25歳以下の場合には、IDをみせなくてはいけないのです。
 信じられないことに引っかかりました。
 お店のおばさんに、「IDみせて」と言われたので、「持っていません」
 「売るわけにはいかない」
 「でも、IDが必要なのは25歳以下ですよね?」
 「あなた、24,25歳でしょ?」
 「違います。 30半ばです。」
 ここで、おばさんは、私が嘘を言っている、ということになってしまって・・・ 私は真実を答えたのに。
 他の店員を呼ぼうとしたものの、皆さん忙しくて、この方はずいぶん迷っていましたが、今回は、ID無しで購入させてくださいました。

 小学校3年生の時に、近所のおばさんに学年をきかれて、「3年生」と答えたら、中学3年生と間違えられたこともある私です。
 いつからか、年齢が止まった、というより、ヨーロッパ人には相変わらず年相応にみられません。=大人の女性の魅力がありません。
 コンクールでは、参加者に年齢が公表されない時には、私の本当の年齢がわかりにくいので、誰もオバサン扱いしないでくれるのが助かりますが、もうそろそろ年相応にみられないととても困ります。
 特に、今回のように10も下にみられる時は。

 そんなこんなで、クリスマス・イブです。

 
 

Posted on 2015/12/24 Thu. 22:02 [edit]

category: クリスマス、行事、習慣

TB: 0    CM: 0

24

ショッピングセンター、そしてドライブ 

珍しく、毎日遊び歩いております。
 

151223-1


こちらは、Brent Crossのショッピングセンター。 2,3日前に行きましたが、今週は夜11時まで開いているようです。
 一部のお店では既にセールも始まり、皆さんクリスマスショッピングにお忙しそうでした。
 

151223-2


 そして今日はドライブ(=時間、行き先を気にせずにバス移動)して、シェパードブッシュの布屋さんへ行ったついでに立ち寄った、Westfield Shopping Centre。 私が大学院生の頃にできたはずですが、一度ちょっと覗いたことがあるだけ。
 今回は、スケートリンクが建物内にありました。
 こちらも、クリスマスショッピングに勤しむ方々がたくさん。
 私のお目当てのお店は、どこも26日以降、古風な日程でセールをする為、ウィンドウショッピングのみ。

 ですが、このイギリスのクリスマス前の雰囲気が私は大好きなのです。
 日本の12月30,31日のデパートのお魚屋さんのような雰囲気かもしれません。



151223-3


 こちらは、WestfieldのSanta's Grotto。
 Santa's Grottoとは、他のショッピングセンターにもこの時期できるもので、サンタクロースに会える場所?
 残念ながら独り身のこの年齢なので、私はSanta's Grottoには縁がございません。
 実は興味はありますが。

 プロモーションビデオを見つけました。
 楽しそう・・・

 
 そしてこの後、バスストップで最初に来たバスに乗って、ケンジントン、ナイツブリッジ、Slone Squareを抜けてヴィクトリアへ、おしゃれな界隈を再びドライブ。
 車窓からのクリスマスデコレーションを堪能してまいりました。
 
 帰りに多少、スーパーストアでクリスマスディナーの買い物をしてきましたが、既に、あの大きなトローリいっぱい、飲み物、食べ物を買う人たちで夜なのににぎわっていました。
 明日は、もっと凄いことになるでしょう。


Posted on 2015/12/23 Wed. 23:58 [edit]

category: クリスマス、行事、習慣

TB: 0    CM: 0

23

Christmas at Southbank Centre 

クリスマス最後の教えが終わって(年内はまだ終わっていません)、多少雨が降っていましたが、夕方からSouthbank Centreの方へ行ってみることに。
 テムズ川の南側、ロイヤルフェスティヴァルホールなどがある方です。


151222-1


 フェスティヴァルホールを下から眺める。


151222-2


 天候が生憎ですが、それも、風情。
 テムズ川沿いをビッグベンをみながら、歩くのはいつでも好きなことです。
 自分がロンドンにいることを感じる時間。


151222-3


 クラブ??と思ったら、赤い光の中は、アイススケートではなくて、ローラースケートリンクになっていました。
 

151222-4


 クリスマスマーケットを見に行ったのですが、今年はずいぶん縮小され、イマイチでした。
 それにしても、ロンドンのクリスマスマーケットのミュルド・ワイン(Mulled Wine=グリューワイン)のお値段が凄い。
 アルコールを飲むと倒れる私でも、これだけは好きですし倒れずに済むのですが。
 その昔、カーディフ時代は、おいしいものにありつけていました。
 昨年は久々に南フランスでおいしいものがありましたが。
 
 クリスマスマーケットに関しては、以前より規模がとっても大きくなった、ハイドパークの方へ移っているのかな?と思いましたが、あそこにはいかなかったので、どうなのでしょう。


151222-5


フェスティヴァルホールの前から。
ここへ来て、色々なことを思い出していました。
1997年12月のちょうどクリスマス前の今頃、当時のホストファミリーの子供たちが入っていた、National Children OrchestraのコンサートがQEHであったので、ファミリーと一緒にロンドンに来て、彼らがお友達とお食事している間、橋を渡って、当時は改装中のオペラハウスを見に行って、中華街まで歩いて久々にちょっと東洋の物を食べたり。 私が初めてロンドンを1人で歩いたのはこの時でした。
 そして、クリスマス明けに、遊びに来た母と妹とフェスティヴァルホールで、ロイヤルバレエの『スケートをする人々』と『ベアトリス・ポター物語』を観たのだな、と。
 多くの思い出を思い出した時間でした。


Posted on 2015/12/22 Tue. 23:34 [edit]

category: クリスマス、行事、習慣

TB: 0    CM: 0

22

今、ピアノについて考えること 

 イタリアのことを書き終えてしまおうか、とも思いましたが、今思っているピアノのことを。

 先月、初挑戦を含む、2人の生徒たちがフェスティヴァルに参加。
 2人共賞には届かなかったものの、賞を取ることよりも大きなことを得たのかな、とこの2、3週間をみていて感じます。

 今までに2度フェスティヴァルを経験していた生徒は、今回が初めての暗譜での演奏。
 夏休み前から始めた、バッハのインヴェンション。
 彼女は、ピアノだけでなく他のことでも本番がうまくいかないタイプらしい。
 今回も、暗譜が崩れましたが、それでも、止まることなく、弾き切ったことが大きな成長だと思いました。
 
 終わった後しょげていたので、大丈夫か?と思っていたものの、2月のフェスティヴァルへの参加表明。
 しかも、今回失敗した曲と新しい曲で、もう一度挑戦したい、という本人の希望。
 失敗した曲をもう一度、というのが、彼女の大きな成長なのです。

 もう一人も、今までかけていたように思う、止まらずに弾く、ということができるようになり、新しい曲の譜読みの出来が今までと全く違います。 今までと気を付け具合が別人。
 彼女もまた次への挑戦。
 
 私は日本のことをみていて、コンクール、というものに関しては厳しい意見も正直持っています。
 ですが、このように働くのであれば良いかな、と。
 特別にレッスン時間を非常に増やす、ということをせずに(要望があれば、曜日の関係で本番まで1週間空いてしまう場合は、レッスンをしますが)、他のことと両立しながらやっていくピアノ。
 これができるのがイギリスかもしれません。
 
 フェスティヴァル、2月は住んでいるところに近い場所での開催なので、他にも曲を仕上げられる子達に声をかけましたが、皆さん渋ってしまって。
 『かわいい子には旅をさせよ』だと私は思っています。

 もちろん、ご両親は休日を犠牲にして、会場へ子供たちを連れて行って下さらねばなりません。
 そして、演奏の出来、審査によっては、心配もなさるでしょう。
 でも、子供たちは強い、と今までをみていて思います。
 
 私自身も同じこと。
 何度も傷つきながらも、こうして大老の身でありながらもコンクールを受けているのは(本来ならばこの年齢で受けていては問題です。 私の経歴だから仕方がないこと)、そこで得てくるものがたくさんあるから。
 特に、既に大学にも所属していない私は、イギリスの優しい観客の前で演奏しているだけでは、駄目なのです。
 コンクールで大曲を聴いたりしながら、刺激を受けてくる。
 知らない審査員たちから本音を言われてくる。
 納得いくこともいかないこともあります。
 でも、何かは得られる。

 特に、私は定期的に先生についてピアノを勉強できたのは、たったの8年間です。
 この世界で、こうしてコンクールに出ている中では群を抜く短さです。
 しかも、最初の1年は基礎。
  
 だからこそ、今が一番ピアノが上達しているし、それを感じて、今だったら有名な教授たちのレッスンを受けられるかもしれない、と思ってしまう。 でも、年齢の壁があります。

 今回、素敵な仲間たちにも恵まれましたが、1人の審査員との出会いが大きい。
 名前は存じ上げていたのですが、コンクール出身だし、と思って聴きに行ったこともありませんでした。
 今回の講評から興味を持って、Youtubeをみてみたところ、普段、Youtubeで演奏を聴き続けることはほとんどない私が、この1週間聴きっぱなし。
 しかも、この方は私が勉強したいと思う教授方とたくさん勉強した方。
 生で聴いてみたい、と今までの自分をRegretしています。
 
 この一つ前の記事に書いたように、仲良くなった参加者に対して、同じ意見だった。
 おこがましいですが、あれだけの教授たちと勉強してきた方と同じような感想を持つ。 だからこそ、今勉強したい、と思ってしまうのです。
 
 
 正直、コンクールを聴いていて、あまりにもきつい音の人が多くて、具合が悪くなったりもしましたし、クラシック音楽ってつまらないな、と思った時も何度もありました。
 
 でも、凄く刺激を受けたのは確か。
 生徒たちと同じように、私も譜読みが進む。
 そして、どうやって弾きたいかが鍵盤をおさえる度に、具現化されていく。
 
 もし、時間を戻せるなら、10代半ばに戻って、師匠に出会いたかったと思います。
 全く有名ではない先生ですが、21歳の私に指を一本ずつ持って、4歳の子に教えるのと同じように教えて下さった先生。
 そんなことをして下さる先生は、本当に少数だと思います。
 今回思ったのは、久々に集中的に日本人の演奏も聴いて、5年以上ヨーロッパで勉強をしていても、日本人の音、というのが存在するように私は思います。
 ヨーロッパに来る前に、皆さん、かなりの曲を弾いて、かなりの時間をピアノに費やしているのだから、当たり前なのかな、とも思いますが。
 私の師匠も、日本人の他の門下に関して、その部分をよく私には話して下さいましたが。

 
 昨夜は、ベッドに入ってから、6月のリサイタルで弾きたいプログラムを考えていたら眠れなくなってしまって、明け方4時に、ついにベッドから出て、楽譜を広げる有様。
 でも、とっても幸せな時間。

 久々に、小品ばかりではありますが、4曲同時進行で1月に弾く曲を譜読みしている最中(今週中に暗譜を終わらせます・・・)。
 今の私は、弾きたい気持ちがとっても強い。
 弾きたい曲もたくさんある。
 
 私の練習の質が上がると、、生徒たちに練習の仕方、弾きにくいパッセージのさらい方、精度の高いものを伝えられるような気がします。

 
 クリスマス前、というのは、日本でいうお正月前のような感覚。
 よって、お母様方もお忙しいし、子供たちもお遊びの予定が忙しい様子。
 明日でクリスマス前のレッスンはおしまい。
 そのかわり、クリスマスが明けたら、30日までレッスンは続きます。
 
 一人でのクリスマスですから、思う存分ピアノに没頭しようと思っています。
 
 
 
 

Posted on 2015/12/21 Mon. 23:46 [edit]

category: 音楽

TB: 0    CM: 0

21

本番、そして子供たちの演奏を聴き、語り合った一日(12月5日) 

午前中に本番。

朝、2時間ほど練習できたのがありがたい。
今の私には、30分のプログラムをみっちり続けて2時間練習することは滅多にできないことなのです。

本番直前に5分間の舞台リハをして、本番。
本番は別記通り。

最後の人の演奏を聴いて、外に出たら、この前日に私が興味を持ったイタリア人の女の子に話しかけれました。
私も彼女と話したいことがあったし、珍しく英語がとっても話せるイタリア人だった為(結構、他のコンクールでイタリア人とは意思疎通が図れないことが多かった)、結果を待ちながら、おしゃべり。
 彼女は私の演奏を気に入ってくれて、どうやったらああいう音と、弱音でも通る音が継続して出せるのか? 叩かないのに音が鳴る、ということが気になったらしいです。
 私も彼女の音、音楽性が好きだった為、きっとお互いにその部分で惹かれ合ったのでしょう。
 
 結果発表でお互い色々と思うこともあり、彼女も私も音楽が何なのかわからなくなり、一緒にランチに行きがてら、お喋りを続けることに。
 ですが、彼女がとっても嬉しいことを言ってくれて、そう思ってくれた人が一人でもいたことに、とても嬉しかったのです。
 でも、お互いにコンクール向きの演奏ではないと思います。

 そして、この午後には、下は5歳から18歳くらいまでのコンクールが続いた為、それを一緒に聴いていました。
 私は午前中の自分の演奏で結構完全燃焼して疲れ果てていたのですが、このような機会なので、ほとんどがイタリア人のコンペティターの子供の部をきいてみたかったのです。
 
 ちょうど、この2、3週間前に私はロンドンのフェスティヴァルで子供たちの演奏を聴いてきたばかり。
 色々と思うことがありました。
 そして、15歳以上の2グループ、女の子が一人ずつ、後は男の子が6,7人、ということに驚きました。
 そしてその男の子たちが、皆超絶技巧的な曲を弾き、リスト編曲のオペラなどが多かったことにも驚き。
 
 暗譜に関して、色々な意見があるのもわかりますが、ロンドンでは、9割近くが暗譜をしないで(小さな子たちでも)弾いたのに対して、ここでは、ほぼ全員が暗譜で弾いたことにも私の生徒たち、ご両親に見せたかったです。

 プログラムが無いので、ある程度の年齢までの曲は曲目がわかりませんが、魅力的な曲がたくさんありました。

 合間の休憩時間に、ロビーに出たら審査員たちがいらして講評をしていたので、私もお願いする。
 5人中4人にお話を伺えたのが良かった。
 5月のイタリア2か所のコンクールは英語が通じなくて多少困りましたが、ここは全員イタリア人の審査員でも、やはり大きなコンクールにいくつも出ている人たちの集まり。 皆さん講評に困らないくらい英語が喋れたので助かりました。
 
 
 そして夜9時半頃までコンクールは続きました。
 一緒に聴いていた子には、ランチ、途中の休憩で、彼女の演奏に対して意見を求められたので、ある程度率直に話をしてありました。(同じカテゴリーの人から意見を求められるとは、私も成長したものです・・・)

 コンクール終了後、講評を聞く彼女を待って、彼女が何を言われたのか教えてもらったのですが、ある一人の審査員に対して、
「みゆき、○○(審査員)と私の演奏について話した? みゆきに言われたのと全く同じことを言われたよ?」
 と言われたのがおもしろい。
 この審査員は、私が自分の講評を聴いた中でも、一番近いものを感じ、その後Youtubeで聴いても、凄く好きな演奏でした。
もちろん、私が彼女の演奏について審査員と話すことはありません。

 彼女の妹さんは楽器は違いますが、私の後輩らしいので(これも驚き!)、また再会できたらな、という出会いでした。

 とってもとっても濃い一日でした。
 夕食は、八百屋さんで買ってきたレタス(これが非常にみずみずしい。 名前分からず)のようなものと、プロシュートで簡単サラダ。
 
 
 

Posted on 2015/12/21 Mon. 08:25 [edit]

category: イタリア

TB: 0    CM: 0

21

弾くかわからず終わった日、かわいらしい包装紙(12月4日) 

 前夜、久々に遅かった(それまでが早く寝すぎた)にも関わらず、この日は本番かもしれないし、違うかもしれない日。

151204-6


 大好きなイタリアですが、苦手なことは、朝食の甘いパン。
 ですが、このホテルは、普通のパンもあり、チーズとハムがあったことがありがたい。
 もちろん、毎日4,5種類のケーキも用意されておりました。

 イタリアの朝食でいつも感じるのが、ジュースの種類がイギリスでは当たり前のオレンジとアップルではなくて、洋ナシと、エイプリコットということ。 大抵どこへ行ってもこの組み合わせですし、スーパーストアでもこれらのジュースが多い。
 最初は違和感があったものの、今では、特に私は洋ナシのジュースが好きになりました。

  ただ、ここで審査員たちと顔を合わせてしまうのがなんだか・・・ もう少し遅く行けば良かったのですが。

 朝は練習をして、フィリップ・マーティンの曲の暗譜が飛びまくる恐ろしい事態に陥る。
 本当は、どんなに弾けていても、舞台でのバッハの方が怖いはずなのに。
 しかも、このバッハの平均律は昨年2度コンクールでの大崩壊を経験した後です。

 お昼過ぎに予選の結果が出て、残念。
 ですが、すぐに、次のセクションのコールと抽選。
 もしかしたら、抽選後30分ほどで本番だったのですが、ここはそれを逃れて、翌日。
 良いのか悪いのか・・・

 しかし、この後の練習で、暗譜崩壊をちゃんと繕ったので、これはありがたい演奏順番でした。

 3人だけこのセクションの演奏を聴いてきました。
 一人、数年前、いや、昨年の私をみているような気持ちにさせられたイタリア人の女の子。
 彼女とはこの翌日、深く語り合うことになるのです。


151204-7


 この日はレストランではなくて、お昼も夕食も部屋食。
 
 お夕食は、遅くなってしまって、ピッツァのTakeaway。 いつも無難にわかるマッシュルームのピッツァを頼むため、わからないものをあえて勘で頼んでみたら(辞書はホテルに置き忘れ)、ミートボールが乗っているみたいなピッツァでした。


 この街のお店は、包装紙がかわいらしい。
 イギリスではないだけかもしれませんが。

 このくしゃくしゃ具合がいかにも私らしいですが、お肉の絵が色々と書かれたものは、お野菜とチーズ、ハム類が売られていたお店の物。 


151204-8


 プロシュート好きな私は、もちろんそれが狙い。
 この右手前のSpeckが最高でした!
 2,3度買いに行きましたが(基本、ランチは毎日Speckのサンドウィッチを自分で作っていました)、お店のお兄さんに顔を覚えられて、言わなくても、Speckを切って下さるように・・・

 イギリスに持ち帰ってきた、Parmaもとても良いものでした。
 この品質、値段でここで食べると、イギリスでは買わなくなります。

151204-9


 料理ができる環境ではないので買えませんでしたが、こちらのパスタ類もおいしそうで。


151204-10


 パン屋さんの包装紙もなんだかかわいらしいのです。
 グリッシーニがおいしくて。
 イギリスの食文化も成長していますが、イタリアにはかないません。


 

Posted on 2015/12/20 Sun. 19:48 [edit]

category: イタリア

TB: 0    CM: 0

20

のんびりした街と、最高なダック料理! (12月3日) 

12月4日、この日からコンクール審査開始。


151204-1


  ホテルから会場の劇場へ行く途中、こんな柿の木があるお宅も。
 いくつか見かけました。
 今まで見てきた、南イタリアの家の雰囲気とも違いますし、門があったり、歩道がなかったりして、日本を思い出しました。

 それにしても、青空が素晴らしく、ドイツから来た参加者も、もちろん私も青空の恩恵を受けました。
 そして、サングラスを持ってこなかったことをRegretする私たちでした。
 

151204-2


 どれほどのんびりとした街かというと、この風景。
 お店の前に商品が出しっぱなし。
 普通の風景ですが、これは、シエスタ中。 
 お店が開いていないのに、商品が出しっぱなしなんて、ロンドンでは考えられません。
 イタリアの他の大都市でもありえないと思いますが。

 田舎ですが、食いはぐれることもなく(初めてイタリアで行った街は小さすぎて、東洋人の私は、唯一の食べ物を売るお店に入れてもらえず、入り口でほしいものを行って取ってきてもらって、お金を払った)、でものんびりとしていて、数日過ごすには良い街でした。
 
 この日は午後早い時間に本番(既に別記)。
 遅い時間に友達の演奏とか、他の有力コンペティターの演奏を聴いたり。
 でも、翌日から他のセクションもあった為疲れないように、かなり絞って聴きました。
 いやはや、クラシック音楽について考えさせられた午後でした(これは後でまとめて書く予定)。


151204-3


 他のコンペティターたちと一緒にお夕食。
 コンクール参加者が割引で食べられるレストランとカフェがあったのですが、こちらはその一つ。
 ぜひ行ってみて下さい、というお話があったのですが、その理由がわかります。
 現に、私たちが食べていたら、後から審査員集団も来ました。


151204-4


 ここのクリスマスツリーが、ガーリックがさがっていたりして、ユニークでした。


151204-5


 お料理はこちら!
 ダックがあれば、ダックを注文する私は、もちろん、これ。
 このダック料理が今まで頂いた中で一番でした。
 ダックとフィグ(多分、生ではなくて、ドライフィグ)のみ。

 お野菜に飢えていたので、サラダも頼んだら、左側のボールに4種類くらいの葉物が入っていて、テーブルにバルサミコ、オリーブオイル、ワインビネガーなどが並べられて、自分で味付け。
 ですが、このバルサミコもオリーブオイルも非常に美味でした。

 ですが、ここでも主役はお料理もそうですが、会話。
 演奏順が近い人たちが仲良くなり、それプラスで、6人で訪れる。
 東洋人5人と南米人。 そして途中で一人で入ってきたイタリア人コンペティターも交えての食事。
 私以外は、皆さんドイツ語圏で勉強中。
 よってドイツ語ができないのは私だけ。
 以前私がコンクール参加をしていた時に比べ、この2年は、ドイツ語圏からの参加者が多いように感じます。
 大抵、私がしゃべれない人。 でも、ドイツ語は全く興味がわきません。

 日本人が3人。 ですが、韓国人で凄く日本語が上手な男の子がいたり、私の友達の南米人も片言の日本語を話す(これは下心有りの日本語です・・・)。
 よって、皆で話すときは英語、それ以外は色々なので、4か国語が飛び交う食卓でした。

 しかも、この日は友達のお誕生日だったのですが、7人中4人が、この前日から4日続けてお誕生日、という偶然!
 コンクール中ではありますが、そして本当は皆ライバルなのかもしれませんが、こうした時間、既に学生を終えている私にはとりわけ貴重です。
 そして、皆さん、色々と有名な教授たちのレッスンを受けに行っているのだな、と思う。
 私は全然なので。

 
 

Posted on 2015/12/20 Sun. 17:54 [edit]

category: イタリア

TB: 0    CM: 0

20

Torino-Cuneo-Caraglio (12月2日) 

あっという間に時が過ぎていきます。

 イタリア2日目は、移動日。
 まずは、乗る予定の列車の30分前にトリノの駅に着いて、今日はさすがに朝でピアノが空いていたので、弾かせてもらう。
 この日、現地に着いてからの予定が見えていなかった(本番が翌日から、ということはわかっていた)ので、万が一、アルファベットのKが出て、2番目(私の前にもう一人Kがいることはわかっていた)が出たら、すぐに舞台リハーサルなので、前日もピアノに触れていないし、ここでとりあえず、ピアノに触れておくことに。
 予選で弾いた、モーツアルトのソナタK330と、朝から、シューベルト/リストのウィーンの夜会 第6番を弾く。
 練習、というよりも、通しですね。
 朝なのに、足を止める方もいらして、終わった後、色々と声をかけて下さる方もいらしたものの、言葉ができないのが寂しい。
 

151203-1


 そして、ロンドンの空みたいなトリノから、西へ向かって移動。
 今回は、高速列車には縁が無くて、この普通のイタリア鉄道でした。

151203-2


 霧が凄くて、外の景色も見えないのですが、太陽が昇っていく様子が、こうして見えたのは、幻想的でした。
 楽譜を勉強しよう、と思っていても、外ばかりみていました。 

151203-3


 途中で乗り換えて(2時間に1本は、直通列車があったようですが)、クーネオ(Cuneo)の駅に到着。
 約1時間半の旅でした。
 イギリスで、羊と馬の景色がほとんどの列車に乗るのとは違い、山がずっと連なって見える、というのが私には非常に新鮮でした。 アルプス山脈の端の一部だと思うのですが。
 それにしても、もっと小さい駅を想像していた(南イタリアの感覚)クーネオですが、立派な駅で驚きました。

 ここからさらにバスに乗るのですが、その乗り継ぎがあまりよくなくて、この列車だけは、乗り継ぎ時間1分。
 列車は珍しく定時到着。
 バスはどうせ遅れるかな?と思ったら案の定。 走ったにも関わらず、15分ほど遅れていました。
 この青空が何よりも嬉しい。
 

151203-4


 そして、駅前のバス停からは、こうして山が見える。
 山には、海とは違うロマンがあります。
 小学生のうちまでは、よく家族で山登りをしていた家なので、山のある景色は大好きです。
 私の両親は富士山にも2度以上登っているので、山へ行くのは、富士山へ行く練習、と勝手に思っていましたが、段々バレエにのめり込み、そちらに時間がとられて、遂に家族で富士山へ登ることはありませんでした。
 
 富士山のフォルムは特別ですが、こうして、ちょっと雪化粧した山脈をみる、というのはこのスケールでは初めてのこと。
 こうなると、モンブランとかみてみたくなります。

151203-5


バスに乗ること15分ほど、滞在する街の唯一らしいホテル。
(よって、審査員たちも同じホテル・・・)

 こうして、バルコニーがあるのが嬉しいことでした。
 夜は天然の冷蔵庫として活躍。


151203-6


 バルコニーに出ると、この景色。
 この丘に登ってみたかったのですが、5泊しても、その時間はありませんでした。
 目的はコンクールですから。
 

151203-7


 正午に集合だった為、歩いて10分弱の街中へ。
 ここでも山が見える。
 

151203-8


 この日だけだったのですが、お昼過ぎまで、マーケットが出ていました。
 が、お野菜などでは無くて、日用品のマーケット。

 私、ヘマをして、トリノで泊まったアパートにiPhoneの充電するコードを忘れてきてしまったのです。
 こんなことは初めて。
 ここで手に入るか探しましたが、駄目でした。
 トリノの方に連絡したものの、郵便事情を考えるとすぐに届かなさそうですし、翌日配達の物は非常に高い。
 この街のホテルの方に伺ったら、これまでに忘れられていった携帯電話などの充電器が入った箱を出してきて下さり、一つだけ、私が使えるものがありました。
 それが、イギリスからの旅行者が忘れていったものらしく、プラグ部分はイギリスの物。
 EU基準の物はなかったのですが、私はイギリスプラグからEUプラグへの変換プラグを持っていた為、滞在中お借りできました。
 気を付けなくてはいけません。


 集合して、他の参加者と顔を合わせ、2年前のコンクールで仲良くなった友達にも再会。
 
 くじ引きが行われたりして、練習室の予約をする時に、イタリアらしさをみてしまう。
 ピアノがある練習室は5つ。
 参加者は26人。
 一人1時間練習するには単純計算で5時間+。
 なのに、足りなくなると困るから、と1人30分の練習予約。
 全員終わったら、残りを確認して、また1から始める。
 この効率の悪さ・・・
 しかも、翌日分も予約して、12時間分の練習時間があるにも関わらず、ここでも、さらに1人30分と言われる。
 どうして、この単純計算をしないのか? 謎でした。


151203-9


 そんなこんなで、舞台リハ、練習をしながら、空き時間に街を歩いてみる。
 また違うところからも山が見える。
 3方を山に囲まれた街でした。

 あまりの疲れで、なんとこの日は夜8時には寝てしまう。
 そして翌日起きたのは朝7時。
 とても、コンクール予選の前夜とは思えない緊張感。
 ですが、イタリアへ来る前、ほぼ2日間徹夜状態だったのでこうなってしまったのでしょう。


 
 

Posted on 2015/12/19 Sat. 11:38 [edit]

category: イタリア

TB: 0    CM: 0

19

Natale a Torino 

 今回のイタリア行きで覚えた単語は、Christmasをイタリア語で、Nataleというということ。
 街の色々なところにかかれていると、自然に覚えます。
 英語をイギリスで覚えていった過程を思い出すのです。

 というわけで、クリスマス前に、トリノのクリスマス風景を少し。
 

151218-1


 駅の近くのショッピングストリートのようなところは、こんなちょっとカラフルな簡易ツリーがぶらさがっているような飾りでした。
 この色とバランスはイギリスにはないな、と思ってみていました。


151218-2


 お店のショウウィンドウには、かわいらしいReindeerが。
 日本の実家には、私がイギリスから持って行った2頭のReindeersがいますが(そのうち1頭は今年持ち帰ったもの)、これも我が家にぴったり!
 と思ったものの、さすがに持って帰れません。


151218-3


ちょっと入ったところに、こんな空間も。
 

151218-4


 ブランド品のお店などが立ち並んでいた、ローマ通りには、星座? このようなものが並んでいました。
 これは、帰国日に撮ったものなので日中ですが、是非、明かりがついた状態でみてみたかったです。


151218-5


 建物の外廊下のようなところには、こんな飾りのお店も。
 シンプルな美しさはロンドンと似ているかもしれません。

151218-6


シクラメンを売る方々をちょこちょこ見かけました。


151218-7


 ちょっと素敵なアーケード。

151218-8


 準備中のツリーとクリスマスの飾りですが、こういう雰囲気が好きなので、時間があれば、どこかカフェに入りたかったのですが、何分、限られた時間でして・・・

151218-9


 広場に、巨大なアドヴェントカレンダー!

151218-10


 絵がとてもかわいらしいのです。

 というわけで、早足のトリノのクリスマスの風景を少し、でした。

 今年は年明けに、日帰りパリ観光で、ギリギリ片付ける日のパリのクリスマスの飾りをみることができて、年内最後に、トリノのクリスマス。
 ロンドンは、まだほとんどみていません。
 この週末にどこまでいけるか・・・

Posted on 2015/12/18 Fri. 14:14 [edit]

category: イタリア

TB: 0    CM: 0

18

気が付けば・・・ 

 クリスマスまで1週間ほど。 
 ほとんどの学校が、今週いっぱいで、その後クリスマスホリデーに入るようです。
 その代り、新年は、1月4日か5日に新学期がスタートのようです。

 恐ろしいほど暖かいイギリス。
 夜ですが、暖房もつけずに、私は素足です。
 先ほどまで半袖でしたが、さすがに上を着ましたが。
 こんなことは、初めてでは?

 この時期、窓辺にクリスマスツリーを飾り、カーテンを開けっ放しのお宅が多いイギリス。
 バスに乗りながらちょっと良い地域で外を眺めると、暗めの室内に放つ、ツリーの電灯。
 これが、とっても素敵なのです。
 『くるみ割り人形』の舞台装置そのもの。 このツリーが夜中に大きくなったら、なんて考えてしまうのは、バレエを観すぎ??

 ちょっと良くない地域では、反対にカラフルな派手な屋外のイルミネーションが多いのです。
 その昔、カーディフに住んでいた頃、コーチ(長距離バス)に乗ってカーディフの市内を抜けて、高速道路に差し掛かるちょっと手前に、非常にド派手なイルミネーションのお宅があり、特に帰りなど、寝ぼけて(大抵はロンドンの師匠のところにレッスンへ行って、しごかれた後)いても、周りの方々がそのイルミネーションに反応するので、目を覚ましたものです。
 カーディフ時代は、あのお宅のイルミネーションを見ると、クリスマスを感じたものです。

 バスの中には、包装紙を持った人をたくさん見かけ、今日はPost officeへ行ったら、クリスマスプレゼントを郵送する人たちで混んでいました。
 
 今年もまた、25日はイギリスの交通網はお休み。
 でも、ずいぶん、チェーン店のコーヒーショップなど、25日に営業するところが徐々に多くなり、ショックです。
 もちろん、観光客の方々の為に必要なのはわかっていますが。

 先日もコンクールの時に、他の国に住んでいる人たちとクリスマスの話になって、ロンドンは全ての公共の交通がストップする、と言ったら、非常に驚かれました。 この大都会なのに。

 1年目の高校生の時のクリスマス・ボール、クリスマスコンサート。 そして、もちろん、貴重な体験のファミリークリスマス。
 2年目のマンチェスターの音大時代の音大寮でのクリスマス・パーティー(正装)と、アドヴェントのキャロルサーヴィス。
 3年目以降のカーディフ時代には、24日にたまたまスーパーストアで会った大学の先生ご家族に25日のディナーにお誘い頂いたり、母と一緒に生徒というか、そういうご家族にお誘い頂いたことがあったり。
 ロンドンに来てからは、ほとんどが一人でのクリスマス。
 イギリスのファミリークリスマスを知った上で、1人でクリスマスを過ごす、というのは、日本で一人のクリスマス、というのとは、非常に違う感覚があると思います。
 ですが、その代わり、24日には、市内の教会でキャロル・サーヴィスに参列するようになりました。

 多くの大切な思い出がたくさんあって、それを自然と思いだすのが、この季節です。
 
 コンクールが終わってから、と思いつつ、私のクリスマスツリーは、まだ箱の中。
 さっさと出さないと、と思いますが、1月6日まで飾るのだから、まだいいかな、なんて思ってしまうわけです。

 
 

Posted on 2015/12/17 Thu. 23:29 [edit]

category: 日常

TB: 0    CM: 0

17

トリノの公園 (12月1日②) 

 イタリアへ行く前日、ボイラーの工事があって、ピアノの練習ができなくて、夜中に練習する羽目に(電子ピアノに感謝)。
よって、ほぼ徹夜でイタリアへ行ったため、疲れがMAX。
 ですが、このままベッドにちょっと横になったら、夜まで寝てしまう、と思って、気分転換に、外へ。

151214-1


 いわゆる、観光場所は、宿泊したところと駅を挟んで反対側。
 よって、途中、こんな素敵な景色が見えたこともあり、宿泊先から近い、公園と川へお散歩へ行きました。


151214-2


 気温はロンドンと変わらないのですが、まだ紅葉が残っていました。


151214-3


 こんな、ホッコリとした街頭のオブジェがあったり。
 他にもちょっとアートな作品がありました。

151214-4


 グレーの空から来たロンドンナーには感激的なブルーの空。
 これ、午後4時半過ぎです。
 それだけ、南なのでしょう。
 イギリス人なら半袖で歩いてしまう空の色です。
 イタリアではこんなに青空なのに半袖の人は見かけませんでした。


151214-5


 そして、川に辿り着く。
 ちょうど、日没近くで、きれいでした。
 
151214-6


しばらくすると、橋が見えて。
いつものことで、何をしにイタリアへ来たのか忘れてボーっとしてしまいました。
 ドォーモなどの建造物もみてみたかったもの(最終日に、しっかり見てきました!)、この日はこうして公園を散策して正解だったようです。


151214-7


 たそがれ時、落ち葉もまだ残り、ベンチに座って本を読む人がいたり、私はヨーロッパのこの空気感が大好きなのです。
 

151214-8


 ジョギングをしている人もたくさん。
 そして、こんな大きな建物も(地図が無いので、何なのかわからず)。


151214-9


 公園を出て駅の方に歩きだしたら、建物と建物の間から山が見えてきました。
 トリノオリンピックは全く見ていませんでしたが、付近の山でスキーが行われたのかしら?とか、思うばかりでした。
 とにかく、山が見えることに、イングランドでは無い風景なので、私にとっては新鮮なのです。


151214-10


 おいしそうなお菓子屋さんが多かった印象があります。
 こちらは、チョコレートでできた、コーヒーを淹れるマシン(正式名称相変わらず知らず)。
 このお店は他にも楽しいものがありました。 中に入らず終わりましたが。
 
 駅からちょっと街中へ行き、クリスマスのイルミネーションを見た後、スーパーストアを探し(後で、宿泊先から徒歩1分のところにあることがわかった)、なぜか、イタリアまで来てLIDL(ドイツ系)で買い物をし、折角キッチンがあるところに泊まるのだから、と普段は横目で見ている生パスタを買って夕食にすることに。

151214-11


 トリノの駅には、アップライトピアノが置いてあった(こちらでは、大きな駅にピアノがあって自由に弾けることも多い)ので、ちょっと弾けたらな、と思ったのですが、この左側に座っているおじさんが、ずっと弾いていて30分ほど待ったのですが、諦めて帰りました。
 それにしても、プロの方ではないですが、あれだけ暗譜でどんどん弾いていきますし、途中で、右側の男性が加わって、2人で即興でモーツアルトのトルコ行進曲を連弾。
 二人は知り合いではないと思います(会話は全く理解できないので)。
 こういうところが凄いな!と思うのです。
 正直叩いた演奏で、私は頭痛の種になってしまいましたが、ここに文化を感じました。

 

 

Posted on 2015/12/14 Mon. 23:42 [edit]

category: イタリア

TB: 0    CM: 0

14

ロンドン風物詩、バスに怒る5日間 

 地図は読めるし、ピアノも弾けるから、運転免許をとれるはず、と周りから言われ続けていますが、怖くて、運転免許を取る意思が無い私は、毎日の生活でバスが欠かせません。
 ロンドンの荒い交通状態の中で、自転車に乗る勇気はありません(カーディフ時代、自転車事故を起こした友達が数人いたことも原因)。

 イタリアから帰ってきて、火曜日から土曜日までの5日間。
 バス停、バスの中で過ごした時間がとっても長い5日間でした。
 
 火、水曜日には、自宅近くのバス停でバスを待っていたところ、ただでさえ遅れて来たのに、満員(本当は2階も後ろも空いていた。 つめる、ということを知らない中、高校生たち)で、乗れませんでした。
 火曜日は途中走りながら、3本のバスを乗り継いで、違う経路で移動。
 
 早めに移動すれば良いのかもしれませんが、寒くなってきていますし、周りが完全に住宅街のお宅に伺う時は、どうしても、ギリギリ移動になってしまうのです。
 早めに行って、その辺で立って待っていては、この国では不審者になってしまいます。

 木曜日には、バスが30分以上来なくて、やっと来て乗りましたが、満員。 ということは、一つ一つのバス停で時間がかかります。
 しかも、しばらくしたら2本続けて後ろから来て、私が乗っていたバスは、途中で運航休止になってしまいました。
 帰りは15分の道のりを、1時間かけて。
 
 昨日の土曜日は、バレエを観に行った帰り、バスに乗ったら、途中で渋滞。
 こんな夜に?と思いましたが、バイクの横転事故だったようです(私は知りませんが)。
 既に救急車も、警察も来ていましたが、バスのDiversionには多少間に合わなかったのでしょう。
 運転手も、そんなにかからないと思う、ということで、バスの中で待つこと40分。
 道路封鎖のテープが貼られ、運転手からしばらく時間がかかるだろう、とのこと。
 
 ちょうど、他のバスに乗り継ぐこともできないところ。
 そばにいた警察官にどれくらい時間がかかるのかきいたところ、
「人が大けがをする事故だったのに、自己中だ」
と言われる始末。
 こちらは、何の事情も分からないまま、40分待った後。
 
 頭にきて、地下鉄代を払うのも嫌だったので、地下鉄の駅1つ半分を夜中に歩いて、他のバスに乗って帰りました。
 
 あの運転の荒さを考えると、いつ事故が起きてもおかしくない状況。
 今週はどうなることやら。
 バス事情の話題には事欠きません。

 これが、ロンドンの現実。
 これで、1月からまた値上げしたら、本当に嫌ですが。

 

Posted on 2015/12/13 Sun. 18:56 [edit]

category: イギリス事情

TB: 0    CM: 0

13

リカルドの引退公演 

今年は、チケットが取れなかったり、教えの時間が重なったり(決して忙しいわけではなく、遅い時間をご希望のご家庭が増えている為)して、なかなかオペラハウスにも行けていませんが、やっと、今週からスタートした、『くるみ割り人形』を観てきました。
 20回以上の公演のはずですが、既に、完売。
 どうしても行きたくて、前日にコンピューターにはりついて、安いリターンをどうにかゲットして行ってきました。


151212-1


 今日は、ロイヤルバレエに22年在籍、ファースト・ソロイストのリカルド・セルヴェラの引退公演でもありました。
 40歳前後だと思いますが、まだこの若さあふれる、ハンス・ピーター/くるみ割り人形を踊っても違和感がありません。
 
 私が禁断の扉を開いて、初めてロイヤルバレエをロイヤルオペラハウスで観たのが、2006年の12月の『くるみ割り人形』の初日。
 この時のハンス・ピーターがリカルドでした。
 当時、ハンス・ピーターをしていて今でもこの役を踊っているのは、リカルドだけです。

 この役を始め、『リーズの結婚』のコーラス、『マノン』のレスコー、『ロミオとジュリエット』のマキューシオ、『うたかたの恋』のブラットフィッシュ、『ベアトリス・ポター物語』の街のネズミ、『大地の歌』、リアム・スカーレットの作品、その他多数、忘れられない舞台がたくさんあります。

 大好きだったダンサーがまた一人、引退をするのは本当に寂しい。
 ですが、リカルドはこのままカンパニーに残り、後進の指導にあたるようなので、それは、彼のお人柄にもよるのだろうな、と思うばかりです。
 とにかく、優しさあふれる、このハンス・ピーターを演じるので。
 

151212-2


 最後まで素敵な舞台をみせてくれました。
 特に、私は、このロイヤルバレエで上演している、ピーター・ライト版『くるみ割り人形』が大好きなので、最後の最後まで堪能しいました。


151212-3


 リカルド、といえば、同じスペイン人のラウラ・モレーラとのパートナーシップ。
 最後に二人は一緒に踊ることができませんでしたが、今日の金平糖の精は、ラウラ。
 レッド・カーテンのカーテンコールで、最後にハンス・ピーター、クラーラ、ドロッセルマイヤー、金平糖、王子が出てきた後、ドロッセルマイヤーを演じていたクリストファー・ソウンダースがリカルドに舞台に残るように伝え、ラウラが出てきました。
 この計らいが良かったです。
 
 リカルドの切れのある、そして表現力豊かな踊りをもう観られないのはとても残念ですが、今年は、カルロス・アコスタ、ロベルタ・マルケスのロイヤルバレエ引退公演を見逃してしまったので、これだけでもたちあえて良かったと思っています。

 それにしても、『くるみ割り人形』の平和さ。
 第1幕を飽きさせず、舞台上の人々が生きていて、自然。
 平和さに第1幕で既に涙。 リカルドの最後だと思って涙。
 こんな平和な作品を観ながらも、涙涙の『くるみ』今年初鑑賞でした。

 

Posted on 2015/12/12 Sat. 23:59 [edit]

category: バレエ

TB: 0    CM: 1

12

ロンドンーミラノートリノ (12月1日 ①) 

イタリア記です。

 本来ならば、12月2日の正午に集合だったので、どうせイタリアだし(という考えは本当はいけない)、いつも遅れてくる人もいるから、1時までに着けば当日移動できる、と思って、ロンドンからトリノに直接飛ぶ便を取ってあったのですが、12時に集合、抽選までにいなければ、出場資格なし、というメールがわざわざきたので、急遽、1週間を切ってから、前日飛ぶ便を予約。
 トリノ行きは高かったのですが、なぜか、ミラノのマルペンサ空港までが、たった5ポンド(1000円弱)。
 荷物を預けたりしなければ、本当にこれだけ。
 電車移動費を考えてもこの方が安かったので、ミラノに飛びました。
 結局は、抽選が行われたのが1時過ぎで、当日移動でもギリギリ間に合ったのですが。


151201-1


 いつものごとく、ロンドン郊外のスタンステッド空港から朝8時過ぎのライアンエアー。
 お世話になっています。

 ライアンと言えば、この前方のタラップは、機内に収納されています。
 ここで待たされたので、普段なら注意されますが、近い距離で写真を撮って遊んでいました。

 このグレーの空から →

151201-2


 1時間半ほど? ミラノは青空。
 山が見えるのにまずは感動。

 バス移動(これが、イギリスはシェンゲン外なので、またターミナルの遠いところに連れていかれる)。
 なのに、バスの運転手が私たちを降ろすところを間違え、連れていかれたのは、荷物検査場。
 おかしいな?と思いながらもこのご時世だし、なんて思いながら待つこと10-15分。
 違うということがわかり、再びバスに乗って、隣に連れていかれ、やっとターミナルに入れる。

151201-3


 ターミナル内から見えたものは、雪山でした!
 イングランドには無い風景です。


151201-4


 ミラノ・セントラル駅行きのバスに乗ってマルペンサ空港を出たのは、空港到着1時間後(預け荷物もないのに)。
 よって、余裕で乗れるはずだった、1時過ぎのトリノまでの列車は、駅に着いてから出発まで10分を切っていました。
 初めて使う駅ですし、切符も持っていなくて、焦りましたが、今は、自動の券売機も英語表記ができるので、問題なし。
 とってもきれいなミラノ・セントラル駅を走り、みる余裕もなく、列車に飛び乗りました。
 ミラノは初めてだったのに、駅を走っただけです。

151201-5


 トリノ(Turin:英語表記 Torino:イタリア語表記)までは高速列車もあるのですが、安い切符がなかったので、1時間40分ほどかかる、普通車で。
 途中、ずっと山が連なるのがみえて、飛行機の上からしか見たことがなかった風景を観られて、幸せでした。

 ミラノ中央駅を出て少ししたら、ちょっとユニークな建物が見えてきて、ここが、先日終わったばかりのEXPO会場でした! 
 外から少しだけでも見られて嬉しいですが。

 

151201-6


 トリノには、トリノオリンピックの時にできたらしい、地下鉄が。
 泊まるところがトリノのメインの駅から歩いても20分ほどなのですが、時間がなかったので、地下鉄に2駅ほど。
 新しいから、きれいでした。 マドリッドを思い出すような地下鉄。


151201-7


 トリノに着いたのが3時過ぎだったので、コンクール開催地までこの日に移動もできましたが、ほぼ徹夜状態でしたし、やはりトリノ泊にしておいてよかったみたいです。
 後でコンクールに行って参加者と話していたら、皆さん、トリノかミラノで泊まった人が多かったようでした。

今回泊まったところは、普通の住宅地。
 日本風に言うマンションのようなところを、この一部屋(一軒)をホテルのように貸しているところ。
 英語も問題ない素敵なイタリア人女性が持ち主でした。
 
151201-8


 キッチンも、今まで泊まったこのようなキッチン付きの宿泊施設で、一番充実していたと思います。
 

151201-9


 窓からの眺めが素敵で、この建物が建っている感じが、いかにも、イタリア!
 紅葉がまだきれいでした。

151201-10


 4階建ての建物、イギリスでも以前見たことがありますが、レトロなリフト(エレベーター?)。
 

151201-11


 表の道路から入ったところはこんな風に、ちょっと東欧を感じました。
 
 メインの駅から2駅離れているものの、普通に生活をしている人ばかりの建物で一晩でも過ごせたのは、ちょっとイタリアの住居をみられた感じがあって、私にはあっていました。

 

Posted on 2015/12/11 Fri. 13:00 [edit]

category: イタリア

TB: 0    CM: 0

11

St Pancras Internationalのクリスマスツリー 

 イタリア記を書くつもりでしたが、イタリアへ行く前にアップしたかったものを先に。
 
 11月29日は、イギリスではアドヴェント。
 クリスマスの4週間前の日曜日。
 久々に、来年は演奏できる、毎年イブのキャロルサーヴィスに参列する、St Martin-in-the-Fieldsのアドヴェントキャロルサーヴィスに参列。
 アドヴェントのキャロルは知らないものが多いのですが、それでも、歌詞の1番を歌う頃には旋律もわかり、歌えるようになります。
 いわば、盆踊りと同じです。

 ちなみに、イタリアは、12月8日(毎年なのか、今年がなのかはわかりませんが)が休日で、家庭ではこの日にクリスマスツリーを飾るそうです(イタリアで仲良くなったイタリア人談)。


 その帰り道、St Pancras International(ユーロスターの発着駅)に寄り道。
 過去、この駅には、レゴやシャンパンボトルでできたユニークなクリスマスツリーが飾られているので、今年は何かしら?と思ったのです(コンクール前なのに・・・)。

 
151210-2


 今年のツリーはこちら!
 ディズニーのぬいぐるみ(?)がたくさん張り付いたツリーでした!

151210-1


 てっぺんには、大きめのミッキーマウスが、エンジェルの代わりに鎮座していました。
 
 イギリスも変わったものですね。


 

Posted on 2015/12/10 Thu. 23:35 [edit]

category: クリスマス、行事、習慣

TB: 0    CM: 0

10

北西イタリアでのコンクール 

 イタリアの方が寒かったので、ロンドンに帰ってきて、寒さが和らいだように感じて、助かっています。
 
 さて、今回のコンクール。 私は、年齢制限、という壁に当たっているので、制限なしだから受けに行ったようなものです。
 カラリオ(Caraglio)という街(いや、村?)で行われたコンクール。
 
 メインの2ラウンド(予選と本選)のコンクールと、30分一発勝負の、Artistセクションを受けてきました。
 せっかく行くのだから、2つ出ようかと。
 メインの方が期間が長くて(たった2ラウンドなのに)、やはり、もう一つも受けることにしておいて、正解でした。

 正直、コンクール1週間前に、出場者名が発表されて、コンクールを取りまくっている人とか、2年前に一緒に出ていたコンクールで1位を取っている人とか、あまりにもコンクールに強い人の名前を見かけて、行くかどうか迷いました。
 が、結果はともあれ、行って良かったと思っています。

 
151209-1


 こちらの黄色っぽい建物が、街の音楽学校。 アップライトのお部屋が4つと、玄関ホールにアップライトが1台。

 まずは、12月2日に召集され、くじ引きで弾く順番のアルファベットが決められ、Gが出てしまった為、私は5番、という早い番号。
 この日は、1人30分の舞台リハーサル。
 
 
151209-2


 小さめの劇場。
 凄く舞台傾斜がありました。
 今回このコンクールに出ようと思った一つの理由は、Fazioliを弾けること。
 どうやら、この劇場にあるわけではなく、お借りしてきたもののようです。
 ですが、ファツィオリのフルコンをしっかりと弾けるチャンスはそれほどないので、この30分のリハーサルは貴重でした。
 なれずに終わってしまいましたが。

 12月3日の午後からコンクールが開始。
 イタリアらしく(!!)20分遅れでした。

 この日は、自由曲20分ということで、

 モーツアルト: ピアノソナタ ハ長調 K.330
 シューベルト/リスト: ウィーンの夜会 第6番

 周りがうゎーっという大曲を弾いている中で、非常に地味でした。
 しかも、ウィーンの夜会、当日の練習中にどうしても弾けないところがあって、恐ろしいことに、当日指使い(もっといえば、左右の取り方)を変更するという事態。 
 これは、やって結果的には良かったです。
 
 自分では、モーツアルトとリストの音の違いも感じ、昨年の失敗続きのコンクールでは考えられないほど落ち着いていたのですが、翌日の昼に結果が出て、残念ながら、予選突破はせず。
 予選は数人を聴きましたが、ぶっ叩いた演奏、とにかく、フレーズ感とかがなくても、わーっと弾き切った人の方が通っていた印象です。

 後日、審査員と話す機会がありましたが(お1人は、後でメールで送って下さるそうで、まだ待っています)、モーツアルトに関しては、もっと拍を刻んで、16分音符はすべて同じに、という意見もあれば、もっとファンタジー豊かに。 揺らして。 という意見もあり、色々だな、と思うばかりでした。

 ちなみに、今回の審査員は5人いましたが、審査委員長は私より一つ年上。 
 一人は同じ年。
 あと3人は年下。 しかも、1人は大半のコンペティターよりも年下の23歳。
 23歳はやはり若すぎる、というのが、意見を伺った上でも、他に仲良くなった人たちと話した中でも感じたこと。
 全員、大きな国際コンクールでの第1位、または上位入賞、というのがウリです。

 
 そして、12月4日の午後にArtist部門の招集があり、こちらは、くじ引きでOが出たから、私は最後から2番目。
 翌日の午前中になりました。
 この日弾くかも、と思って、結構ドキドキしていたので、複雑でしたが。

 こちらのプログラムは30分の自由曲。

 バッハ: 平均律クラヴィーア曲集 第1巻第8番 変ホ短調
 フィリップ・マーティン: The Rainbow comes and goes(1987年ダブリン国際コンクール新曲課題)
 ショパン: 幻想ポロネーズ

 本当は昨年のコンクールで大崩壊、今年2月にフェスティヴァルで崩壊したバッハは弾かない予定でしたが、3週間前のフェスティヴァルでうまく行ったため、ギリギリで曲目変更しました。

 結果から言うと、微妙な感覚の2位。 
 今までの私だったら、喜んでいたと思います。
 この部門は点数制なので、2位も一人ではないわけです。

 全体的に完全燃焼し、昨年のコンクールが嘘のように、今回は落ち着いていました。
 バッハも、今までで一番良いくらい? とにかく、ファツィオリの響きを存分に堪能しました。
 ショパンも、コーダに入る前、1月に訪れた、パリのヴァンドーム広場が目の前に広がって、今までとはまた違う感覚を持ちました。

 自分の演奏が終わった後、最後の人の演奏を聴きながら、今まで流してきた悔し涙(これは、結果ではなく、自分が思うように弾けなかった、という悔し涙)とは違う涙があふれるばかり。
 今、やっと自分を出すことができて、あとせめて10歳若ければ、という感情。
 ピアノは年をとっても弾き続けられる楽器ですが、コンクールは違います。
 コンクール主義では私はありません。 が、コンクールを取らないと、コンサートにまず最初に声をかけて頂くのが難しい。 何度もあってきた壁。
 でも、自分の演奏が、決してコンクール向きではないこともわかっています。
 
 審査員とお話しした際、バッハは全ての審査員からお褒め頂き、こんなことは前代未聞です。
 ただ、ショパンが割れに割れました。
 
 今までよりも成長したな、と思ったのが、テクニック的なことや、オープンしなさい、ということではなくて、言われたことのほとんどが、解釈の違いであったこと。
 ただ、解釈の違い、というのは本当に厄介で・・・
 解釈の違い、が問題にならない人がやはり上位に来ました。

 お1人は、「ピアニストとして自分の世界をきちんと持ってそれを描いているから、僕と違う解釈のところもあったけれど、それは説得力もあるし、ここでは言わないから」 とおっしゃって下さり、少し救われました。
 この方は、帰ってきてから演奏をYoutubeで聴いた中でも一番好きで、音色の種類がある方でした。
 だからかもしれません。
 とっても意外だったのは、「ドビュッシーを聴いてみたかった。 これだけの音色と響きの種類を持っていれば、ドビュッシーが得意でしょ?」と言われたこと。
 とんでもありません。 聴くのは好きですが、自分から一番遠くに感じる作曲家。
 でも、単純なところもあるので、Suggestして下さった、「版画」をやってみようか、と家に帰ってくるなり、楽譜を広げていました。
 もしかしたら、来年以降、ドビュッシーが私のレパートリーに入ってくるかもしれません!

 1人は点数が見えてしまって、決して良い点数ではなかったので、どなたかが、結構高い点数を入れて下さったのだと思います。
 審査委員長とは本当にあいませんでした。


 
151209-3


 練習室の一つ。
 このピアノは結構音がきつい。


151209-4


 ここは玄関ホールのピアノ。
 待合室でもあるので、非常に落ち着きません。
 が、最初は皆嫌がっても(私も含め)最後は背に腹はかえられぬ、で練習しまくり。

 
 今回思ったことは、自分の首が30メートルくらい伸びて、ホールに響く音を客席側から聴いてみたかった。
 ファツィオリを自分で弾く音をもっと聴いてみたかった、と思いました。
 結果は微妙ですが(それでも、5月以降、コンクール、フェスティヴァルでなんだかんだ毎回賞を頂いたので、昨年からしたら飛躍です)、2015年締めくくりの演奏としては、良かったのかな、と思います。
 
 そして、私の演奏をわかってくれた、一人のイタリア人の女の子との出会い。
 これについては、また後日。
 

Posted on 2015/12/09 Wed. 23:30 [edit]

category: 自分のコンサート

TB: 0    CM: 0

09

年内最後の遠征 

 お久しぶりです。
 12月1日から愛してやまないイタリアへ遠征へ行き、昨日7日にロンドンに帰ってきました。

151208-1


 この山を越えたらフランス、というこの風景を眺めながら、1週間過ごしました。
 初めての北西イタリアは、見慣れた南イタリアとは違う印象を持ちました。

 もちろん、クリスマスホリデー前にホリデーではございません。
 いつものごとく、コンクールでございます。
 
 一つのコンクールで2部門に参加し、1勝1敗。
 何分、今回は、審査委員長ととっても意見があいませんでした。
 先ほど、Youtubeで今回の審査員の演奏をみていましたが、もちろん、実演とYoutubeは違うことを考慮しても、特に審査委員長は2,3週間前に実はYoutubeでみて、凄く苦手だった人でした(コンクール前に審査員の名前を特にチェックする人ではないので)。
 
 2年前のコンクールで仲良くなった人、小、中規模コンクールで賞を取りまくっている人、名前を知っていた日本人、色々な人に出会いました。
 素敵な出会いがたくさんあって、毎日練習と本番以外はたくさんおしゃべりをして、いつものロンドンの生活では得られないことをたくさん得てきました。
 生徒たちには申し訳ありませんでしたが、毎日ピアノに浸り、小さな田舎町で、コンクール会場、隣の練習場、徒歩8分のホテルの往復の日々。 愛するイタリアにいることもあり、リフレッシュしてきました。(普通はコンクールに行った人の言葉ではありませんね・・・)

 初日と最終日は、ちょっとトリノを散策して、それもまた素敵な時間でした。
 
 そして、クラシック音楽、というものについての疑問もたくさん持ちました。
 結局は音楽とは何だろう?とたくさん考えた1週間でした。

 イタリアにいる間、メールのチェックだけはしていましたが、珍しくロンドンの日本大使館からの注意勧告メールが2通。
 これからイギリスがどうなるのか?という不安がなかったわけでもありません。
 世の中で何が起こっているのか全く知らない1週間でもありました。

 時をみて、滞在記を書いていきたいと思います。
 一つだけ。
 やっと、コンクールでもこの1,2年苦しんでいた失敗をせず、自分を出し、もちろん、直すべき箇所はたくさんありますが、それでも、私自身が後悔しない演奏ができたことが、一年の最後の締めくくりの演奏として、ホッとする部分でした。

 5週間ほど本番もないので、譜読みの鬼に化します。

Posted on 2015/12/08 Tue. 23:45 [edit]

category: イタリア

TB: 0    CM: 0

08