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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

2013年を振り返って 

現在、31日GMT午後7時。 日本は、既に4時間前に年が明けましたね。

どこからかわかりませんが、花火の音が聞こえてきます。 テムズ川では、年が明ける時に、花火が打ち上げられます。実際に見に行ったことはありませんが。
 例年なら、31日の夜は、ロイヤルバレエを観に行って、暖かい気持ちで一年を終えますが、今年は、行ったらイライラする(『くるみ割り人形』で指揮者がとんでもない音楽を作っている)ので、昨日のダブル『ジュエルズ』鑑賞で幸せになったままロイヤルオペラハウスとの一年を終えることにしました。

 
 昨年の大晦日は5年振りに日本で迎え、30日に日本についた私は、あの独特の年末の活気、空気に日本を感じたものです。 ここでは、クリスマスが過ぎれば、セール一色。 クリスマスの飾りは1月6日頃までそのままなので、日本のような気持ちにはあまりなりません。
 1年前は、母、妹と大晦日はおせち料理作りをしていたことを思うと、本当にあっという間。 黒豆くらい作ろうかな、と思ったものの、結局黒豆を日本食品店へ買いに行く時間はありませんでした。 というよりも、人ごみの中出かけていく気力が薄れていまして・・・
 もっとも、紅白を見ない我が家は、年が明ける時には、1000ピースのジグゾーパズルに夢中になっておりました・・・ 我が家らしい。


 この1年を振り返ると、この数年に比べ、本職である、ピアノの活動範囲が広がり、指導者、として今までの範囲を少し広げることができた、というのが大きいと思います。

 日本でお正月を迎えて、1月4日の仕事始めは、名古屋にて。
 初めて、関東を出て、ピアノの指導をさせて頂き、続いて、夏の日本滞在中も、もう少し広い範囲で名古屋の子供たちに指導をさせていただく機会を頂きました。 そして、初めて、日本の子供のコンクールの予選を聴く機会ももちました。
 名も無く、ただの町のピアノの先生の私を受け入れてくださった名古屋の先生方に感謝です。 

 日本とイギリス(ヨーロッパ)の指導の違いをひしひしと感じ、何とも驚き、歯がゆい思いです。
 もちろん、以前から駐在員などで日本からいらっしゃる方々の指導を通して、腑に落ちないことは多くありました。
 が、申し訳ないけれど、呆気にとられ、悲しくなることばかりでした。 それは、今でも変わりません。

 と同時に、4年半耐えていたことが、ついに爆発し、教えのことでこの2ヶ月ほどはおかしい状態。 大噴火したのは、半月ほど前のことですが、こういうこともあって、バレエすら観に行けないことが続きました。 もちろん、他の方々の教えはいつも通りです。
 日本で私を待っていてくれる生徒がいる。 それなのにここにいる。 ずいぶん悩みました。 何が大切なのかを。
 でも、未だに日本のピアノ界に正直不信感があり、つながりが全く無い私には、決心がつきません。 ここでも、別に一匹狼ですが、それでやっていける国です。 でも、日本は違う。

 教えといえば、8月のサマーコースで、師匠はじめ、私がお世話になってきた先生方から、サマーコースでの子供の指導をさせて頂き、それに対して高い評価を頂けたことは、天にも昇る喜びでした。 これは、全て、師匠はじめ、他の先生方が私に今までして下さった有意義なレッスンのおかげです。

 
 そして、6年半の時を経て、再びコンクールに挑戦。 思うような結果は残せませんでしたし、コンクールに対する不信感を持ち、いやな面も見てしまいましたが、自分を高めるために、今の私に鞭を打つには効果的。 うまく活用していこうと思います。


 なんといっても、私にとって今年一番の大ニュースは、骨折でしょう。
 まさかの左手骨折。 ドクターからは、完治までに最短18ヶ月、といわれたので、ちょうど半分の9ヶ月が過ぎたところです。
 ピアノに向かおう、と思った矢先での怪我でした。
 左脇10cm下までL字型でギブスに覆われてしまった左腕。 最初こそは落ち込んだものの、この性格なので、途中ギブスが緩んで取り替える時には色選びを楽しむ、など、私なりにあの6週間をしのぎました。 
 握力が極端に落ちてしまい、やっと2週間前、左手で、紅茶が入ったマグカップをキッチンからテーブル(たった数歩)に運べるようになりました。 
 寒くなってきて、痛んでしまうことも増えたのですが、上手にこの怪我と付き合っていこうと思います
 

 お世話になった方々、知り合えた方々、ありがとうございました。
 日本での滞在中、古い友人たちと会うことはできませんでしたが、イギリス、日本、イタリア、フランス、すてきな方々と出会うことができた一年です。

 感謝です。

 2014年はどのような年になるのか?少しでも精進し、心穏やかに来る年を迎えられたら、と思います。

 おせちにお雑煮。 初詣、お抹茶と和菓子。 箱根駅伝! なんだかんだ日本のことを言っていても、大好きなことが満載の日本のお正月。 
 
 これから、年越しそばならぬ、年越し中国細麺を作って、ピアノの弾きおさめをしたいと思います。

 お世話になりました。 
ブログを読んで頂き、ありがとうございました。 
 
 

Posted on 2013/12/31 Tue. 19:59 [edit]

category: 日常

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31

Happy Christmas! 

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クリスマス。

 昨日、一昨日の嵐もおさまり、珍しく、青空に近い空の25日のロンドンです。

 今日は、例年通り、ロンドンの空港行きのごく一部のバスを除き、全ての乗り合いバス、地下鉄、イギリス全土の列車がお休みです。
 ここでのクリスマスは、静かに祝うもの。 家族ですごす大切な一日。

 現在GMTで午後2時。 今頃、多くのご家庭で、オーブンからターキーをはじめ、メインディッシュが焼ける良い匂いが漂っていることでしょう。
 クリスマスツリーの下に置いておいたプレゼントをあけて、ゲームをして。

 ホームステイ中のスコットランド人家庭。 そして、カーディフ在住の時には、2軒のお宅でクリスマスを一緒に過ごさせて頂きました。 トラディショナルなイギリスのクリスマスを過ごしている私には、一人で過ごすクリスマス、というのは、日本の人たちが一人でクリスマス、というのとは全く違う意味があります。

 
 昨日のイブには、例年通り、トラファルガー広場横の教会のキャロル・サーヴィスに参列。
 ロンドンに来た頃は、ずっとウェストミンスターのキャロル・サーヴィスへ行っていたのですが、チケット制になったり、明らかな東洋人差別をされたりしたので、このところは、トラファルガーの方になりました。
 今年は、『生誕』がテーマでした。

 クリスマスくらい、おいしいものを食べようかな、と思って、今年はディナーを作る予定。 
 これから(さっさとやっておけばよかったのですが・・・)、トライフル用のスポンジを焼いて、ディナーを作る予定。 
 
 日本は、下手したら今日からお正月飾りでしょうか??
 

Posted on 2013/12/25 Wed. 14:18 [edit]

category: クリスマス、行事、習慣

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25

珍しく、食の話題 

日本は、冬至のようですね。 覚えていたら、かぼちゃでも買ってこればよかった、と思っています。
 インターネットがあるから、今の世の中は、こういうことを知れるようになって便利。 私が来たころは・・・


 このブログにおいて、一番登場回数が少ないのは食の話題。
 イギリス生活のうち、3年半は、食事つきの寮。 1年はホームステイ。
 ということで、イギリスの食生活(今のロンドンの洒落たものではなくて、一昔前のまずい寮の食事)を経験してしまったので、何でも食べられます。
 学生時代は、料理をする時間は最小限にしますので、パスタと、野菜煮込み。

 このところ、本番もないので、気持ちに少々余裕があります。 そして、夏前に引っ越してきた今の住居は、とても使いやすいキッチン付。 というわけで、久々に、レシピを見ながら料理をしたりしています。 普段の適当さが丸わかりですね。 独り身だと、こんなだと思います。
 どうやら、私は料理ができないと思われている(日本の家族とか、歯医者とか)ので、たまには、食の話題を。
 こちらの友達の間では、料理ができる、ということに大学生の頃はなっていましたが、皆もひどかったので。 (食パンを焼いて、その上に、ベイクドビーンズ(トマト味の豆。 缶詰)を乗せたものが、料理、と言っていたような人ばかり)

 
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 寒くなってきたから、ポトフでも煮ようかな、と思いながら、野菜売り場をウロウロ。 スーパーマーケットでお野菜を買うのは嫌いですが、近くにマーケットが無いので、仕方がありません。
 そうしたら、しいたけとか、しめじらしきもののセット(写真の左側)を見つけました。 大手スーパー、テスコでは、2,3年前からShiitakeをみかけるようになっていましたが、同じく大手スーパー(ちょっと品物が・・・)ASDAでは、今回初めて気がつきました。 超庶民的スーパーなので、これで、1.50ポンド(日本円で、200円位)。 もちろん、日本で買うよりも高い。 まあ、こちらでは安くておいしいマッシュルームが、日本では驚くような値段ですから、同じことですね。
 たまにいいかな、と思って。

 この前日に、アジア系スーパーで白菜(これは、150円位。 イギリスのスーパーで買うよりも品質Good)を買ってあったので、寒いから、お鍋にしようかと。



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 この茶色い袋、正式名称を知りませんが、水をはじく加工をしてあるものです。
 この中身は・・・


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白身魚。 Coleyという、タラの一種。
 某スーパーマーケットの有人魚売り場(たいていは、私が教えの帰りに寄る時には、有人売り場は既に店じまい)で、3分の1の値段になっていたので、思わず購入。
 一枚買う予定が、おじさんから、1枚残っても仕方が無いから、2枚かって、と言われました。 一人暮らしだから、と言ったのですが、冷凍庫に入れれば大丈夫、と言われて、これほどの破格で買えることも滅多に無いので、購入。

 実際には、この写真の2倍ほどの長さ。 
 一部は、白菜、しいたけ類と共に、鍋にしました。
 残りは、とりあえず切って冷凍庫に待機中。 
 


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 ついでに、2週間くらい前に、同じ有人魚売り場で購入した、イカ。 
 イギリスは島国なのに、魚が高値。 鮮度も気になり、今までほとんど購入したことがなかったのですが、今回は当たり。
 私は、高級な魚よりも、イカとか、タコが好きなので、値段が下がっていたこのイカを、思わず購入してしまいました。
 が、恥ずかしながら、調理の仕方を知りません。
 中身の取り出し方すらわからず。 ですが、便利な世の中ですので、ネットで検索して、無事食べることができました。


 寮をでて、自炊生活10年になるのに、いざ、真面目に料理をしようとすると、あまりにも乏しい知識。

 日本にいると、よほどのことがなければ、母の手伝いはするので、なんとなくはわかりますが、肝心なところがわからない。 母が生きているうちに、きちんと料理を教えてもらおうと思います。 この年になって、やっと思うようになりました。 年を取った証拠なのかもしれませんね。

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 あと3日でクリスマス。
 今日の晩酌は、ミュルド・ワイン。 チーズ3種類に、テリーヌ、モッツァレラとイタリアで買ってきたドライトマトの生ハム巻きそして、オリーブ。 この時期、ハム、チーズは特価になり、種類も若干増えるので、嬉しい。 やっと、チーズの味がわかるようになりました。 もっとも、見かけによらず、アルコールに非常に弱いので、マグカップ半分弱のミュルド・ワインで、フラフラですが。

Posted on 2013/12/22 Sun. 23:40 [edit]

category: 日常

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22

コヴェントガーデンのクリスマス 

ご無沙汰しております。
 あっという間に、今年も残すところ2週間。 来週はクリスマス。

 落ち着かなく、教えのことで色々とあって、五月病ならぬ、○曜日病にかかったりしていました。
 バレエも、今年はチケットが非常にとりにくくなったこともあり、11月の末にロミオとジュリエットを観て以来、『くるみ』にも行けず、やっと、一昨日『Jewels』を観てきた有様です。 気が病みすぎて、バレエすら行ける気分ではありませんでした。
 でも、美しいものを観るのは大切。 『Jewels』のダイヤモンドを観ながら、ホロっときてしまいました。
 

 というわけで、昨日の教えの時に、ちょっと時間があったので、やっとコヴェント・ガーデンのクリスマスの飾りをみてきました。
 今年は、オペラハウスへ行っても、5分前に駆け込みが多くて、ゆっくりとコヴェント・ガーデンを歩くことさえ、していませんでした。
 よって、いくつか、お店が代わっていたことに驚きました。

 

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 おなじみの、毎年変わらぬ、大きなツリー。 『マイフェア・レディ』で、イライザとヒギンズ教授が最初に出会う教会の前。


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 コヴェント・ガーデン周辺の歩道は、去年と同じ、この飾り。


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 アップル・マーケット内も、去年と同じ、深紅のボールの飾りです。
 カラフルではなく、赤とシルバーで統一されているからこその美しさ。


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 ツリーのそばに、おもしろい展示が。
 レゴで作られた、ロンドンの名所。
 こちらは、ロンドン・アイ(巨大観覧車)と、O2とか、写真では切れていますが、グローブ座も。
 

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 反対側には、ビッグ・ベン、コヴェント・ガーデン・マーケットなどが。

 
 セントラル・ロンドンの飾りは華やかで、冬空を明るくしてくれますが、本当の美しいクリスマスの飾りは、住宅地。
 個人のお宅なので、写真は撮れなので、ご想像にお任せしますが、この時期、道路からみえるフロント・ルームの窓辺(大きい)にツリーを飾り、カーテンを開けておいて、道行く人々の目を楽しませて下さいます。
 
 セミ・デタッチド・ハウス(2軒つながり)で、片方は、シルバー、ホワイトのとても上品な飾り。 もう片方は、赤と上品なゴールド。 とっても素敵でした。

 先日は、高級住宅地での教えへ行く途中、大きなお宅で、大きな本物のツリーの準備中でした。
 まさに、『くるみ割り人形』の世界です。 夜中になったら、あのツリーがどんどん上へ伸びていくのかしら?と思うほど。

 
 ちょっと問題のある地域では、派手な飾りのことが多い。
 地域差が出てくるのも、クリスマスの飾りなのかもしれません。

 いつか、本物の木のツリーを飾る、素敵なフロントルームがある家に住みたいものです。

Posted on 2013/12/19 Thu. 23:54 [edit]

category: クリスマス、行事、習慣

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19

指使い 

 どんどん日が短くなっています。
 スーパーマーケットに流れるクリスマスソングを聴きながら、今年はまだミンスパイもミュルド・ワインも食していないことに気がつきました。 今度の日曜日は、少しセントラルへ遊びにいけるかな?と思いつつも、人混みが凄そうで腰が上がりそうにありません。

 久々に、新しい大き目の曲に取り組んでいます。
 小品はちょこちょこと新曲を仕上げていましたが、10分を超える曲を仕上げるのは、一体いつ以来でしょう?
 学生時代に師匠に言われてやりかけて、放り出した曲、憧れて手をつけたものの、他の課題が忙しくて、結局は放り出した曲。
 楽譜棚の前で、色々と考えて取り出していたのは、こういう曲たちでした。

 当時の書き込みがあったり、練習番号が振ってあったり。
 もちろん、仕上げていない曲なので、結局は最初からやり直しですが、有意義です。

 今日は、上級の生徒たちのレッスンで、新曲の指番号書き込みを説明をしながらしていたので、これから、自分の曲の指番号決めをしながらの譜読み&暗譜はダラダラしていて始められませんが、年明けには、師匠が時間をとって下さるそうなので、さっさと暗譜して弾きこんでいかなくてはいけません。 クリスマスもお正月もありません・・・ 

 指使い、ピアノを弾く上で、とってもとっても大切。
 私のレッスンを受けたことがある方はわかると思いますが、私はこれに厳しいですし、気に食わなければ、書いてある指使いをどんどん変えていきます。 もちろん、変なことはしません。
 指使いが守れていなくて変な弾き方をしていれば、たとえ、音があっていても、全てやり直し。
 変な指使いで、毎回違うように弾いていたら、いつまで経っても、曲ができあがらない、というのが私の考えです。

 日本は、実用版の楽譜(老舗ですと、音友とか、全音)が充実していますが、こちらではそれが少ないので、子供でも、基本的に、原典版を使わせています。 イギリスのグレード機関が、主要なものの楽譜は実用版として出版していますが、私は指使いに関して非常に相性が悪いので、極力避けています。 この版と原典版(といっても、ペータースあたり)は、こちらではたいしてお値段も変わりません。

 もっとも、日本の実用版も指使いが気に入らなければ、どんどん変えてしまいます。
 余談ですが、全音は曲の網羅、ということでは優れています。
 こちらにも、日本の出版社の楽譜が結構入ってきていますので。

 カーディフのディプロマコース時代、私の師匠には、2人の学部1年生がいたのですが、なぜだか私の指使いを信用していた師匠は、このうちの一人が指使いがめちゃくちゃだから、私が週の真ん中で、譜読み、指使いを直す、というアシスタントのようなことをするように私に告げていました。
 もちろん、それまでの3年間で、師匠は、ただ指使いを書き込むのではなくて、理論的に指使いの決め方を叩き込んで下さっていたのですが。

 
というわけで、よくここで話題にあがる、昔は、「みゆきなんてにんじんになっちゃえ!」と言っていた9歳の男の子は、あの当時が懐かしすぎるほど、理解するようになりました。 バッハのインヴェンションも4曲目に入って、今日は一緒に指使い決めをしていましたが、驚くほど初見で弾いていくので、うれしいばかりでした。
 『ショパン、ショパン』とこのところ騒いでいたので、ついに、解禁。 どうなるのか、楽しみ。
 
 自分の練習をもう少し。 夜中は暗譜がはかどります。 明日は一日中の教えなので、ほどほどにしておきますが。

Posted on 2013/12/06 Fri. 23:51 [edit]

category: 音楽

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私を救って下さった偉大なる方の死去 

南アフリカのマンデラ元大統領の死去のニュース。 ありがとう、と手をあわせるばかりです。

 もちろん、お目にかかったこともありませんが、私が高校生の時に、イギリス留学の面接で救って下さったのが、マンデラ氏。

 高校2年生の夏、交換留学の為の筆記試験になぜだか通って、親子面接がありました。
 英語での面接の後、日本語だったのですが、英語が極端にできなかった(できなかったのではなくて、どちらかというと、勉強すらしなかった、というのが正しい)私は、
”Please introduce yourself”と言われたのでさえIntroduceがわからない、という情けなさ。

 終始緊張して、とんでもない受け答えをしていた英語面接を終えて、日本語になったとたんに、肩の力が抜けて、それを面接官から指摘されたことも覚えています。
 いくつかの質問の後、
「最近のニュースで心に残っていることは?」
というので、当時、最近、というわけではなかったとは思うのですが、アパルトヘイトのこと、マンデラ氏のことを話しました(ちょうど、学校で勉強した後だったようにも思います)。
 それまでのちんぷんかんぷんな面接内容から、一気にきちんとした話をして、面接官も笑う、というか驚いていらっしゃいました。
 
 このことがなければ、あの面接内容では、私は落ちていたでしょう。
 まあ、留学したい理由が、高校卒業後にイギリスで日本では勉強できないことを勉強する、というはっきりとした目的があったからかもしれませんが。

 あの時、あの面接で落ちていれば、私は、日本の高校を卒業して、予定通り、イギリスの美術大学に進学して、バレエ衣装を勉強していたと思います。
 あの面接に受かったから、高校生でイギリスへ行き、師匠に出会ってしまって、高校の素敵な音楽教師ご夫妻にも出会って、音楽の道へ進むことになったのですが。
 人生って、本当にわかりません。
 
 
 皮肉なことに、日本の学校では、人種差別はよくない、とか、色々と勉強して、そのとおりだ、と思っていましたが、外へ出て行くと、人種差別をされる側にもされる側の責任があると思いますし、私も実際に接して、苦手な人種もいます。
 オペラハウスでは、人種差別をしてくる係員もいます。 もちろん、アパルトヘイトのようなものではありませんよ。
 
 それでも、高校生の時に日本で読んだマンデラ氏のことは、忘れることができません。
 ご冥福をお祈りいたします。
 
 

Posted on 2013/12/06 Fri. 22:52 [edit]

category: 日常

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06

イタリアでの宿泊先 

イタリアから帰ってきて既に10日。 あっという間に日々が過ぎていきます。

 今回滞在した街、インターネット予約できる宿泊施設がとても少なく、コンクールの事務局から、宿泊施設のリストが送られてきました。

 そこから選んだB&Bに今回は滞在。

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 これは、帰国前日の夕方、B&Bからちょっと上に上っていったところの日没。
 この日は、どうにか雨が降らなかったので、やっと見ることができた景色でした。 


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 これが、泊まったB&B。 『お城』という名。 この少し上に、お城があるのです。
7、8部屋だと思います。
 コンクールの人が私を含め、4人は泊まっていたそうですが、一人しかわかりませんでした。


 コンクールの会場からは、普通に歩いて20分ほど。
 ですが、宿のご主人は、
「歩いて5分」
 とおっしゃっていました。
「駅からも歩いて20分」
 とおっしゃっていましたが、迷わず歩いて、45分でしたよ??

 イギリス人と距離の話をする時には、大抵1.5-2倍で考えますが、イタリア人とは、2-3倍で話を聞いていました。 よって、地図を見て、どう考えても、コンクール会場まで5分ということはありそうになかったので、多めに時間をみてありましたが。

 ちなみに、教えてくださったいくつかのレストランも、
「ここから100メートル」というところは、大抵徒歩5分でした。

 滞在中、色々と気にかけて下さり、助かりましたが、距離と時間だけは、話半分に聞くべきだ、と思いました。
 

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 B&Bというくらいだから、朝食付き。
 ですが、セルフサーヴィス。 

 乾いたパンとかしか出ないのですが、そのかわり、というか、キッチン付でした。
 私は電気ケトルももっていってあったのですが、このキッチンはいつでも使え、しかも、私の部屋のすぐそばだったので、出番がありませんでした。

 右奥のなんと言うのでしょう? 今まで私にとっては飾りでしかなかった、コーヒー(エスプレッソ)メーカー? これは、直火にかけてコーヒーを沸かすものだったのですね。 初めて知りました。
 紅茶派の私は、使うことがありませんでしたが。
 
 冷蔵庫の中に、ジュースと水は常に補充されていました(私は、ヨーグルトを買ってきて入れてありました)。
 ここで驚いたのは、ほかのレストランでもそうだったのですが、フルーツジュースの一般的なものが、オレンジ、アップルではなくて、洋ナシと、アプリコット。 この地域特有なのか、イタリア全体的なものなのかはわかりませんが。

 
 

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 反対側に、ダイニングスペースが。 
 このテーブル一つです。
 
 泊まったお部屋もそうでしたが、このようなB&Bでは、昨年のスロヴェニアもそうでしたが、IKEAのものが幅をきかせるようになってきていると思います。
 
 このB&Bも、食器も家具もIKEAでした。

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 このB&Bに着くには、毎日坂を上る必要があったのですが、その代わり、お部屋からの眺めは、素敵でした。
 右側の教会の鐘が鳴り響いていました。
 

Posted on 2013/12/05 Thu. 12:27 [edit]

category: イタリア

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長年の夢が叶った!! 

島国で生まれ、島国で生活をする私にとって、長年の夢がありました。
 それは、徒歩で国境を越えること。(もう一つは、泳いでドーヴァー海峡を越えて、フランスへ行くこと)

 子供の頃、映画の『サウンド・オブ・ミュージック』の最後の場面での国境越え(映画では、敵地に向かってしまっているようですが)。 島国の私には、とんでもなくすごいことのように思えたのです。

 今回、それを叶えることができました(あくまでも、目的はコンクールでしたが)。


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 私が滞在していた、ゴリツィア(Gorizia)は、国境の街。
 スロヴェニアのNova Gorica(新しいゴリツィア)がすぐお隣。

 これが、モニュメント的な国境の境目。
 体半分はイタリア、半分はスロヴェニアにいることができるのです。
 
 帰国前日に、午前中子供の部のコンクールを観に来ていた日本人参加者を誘って行ってみました。


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 日本だったら、どこにでもありそうなフェンス。
 これが、国境の境目なのです。

 ちなみに、現在はシェンゲン協定(条約?)により、イタリアとスロヴェニアはパスポートコントロールなしに行き来をすることができます。
 よって、今回は、私のパスポートには、スロヴェニアのスタンプはもらえません(パスポートがスタンプ帳のように勘違いをしている人)。
 

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 反対側も同じように。

 これを知りたかったのです。
 私の長年の疑問は、国境、というものはいったいどうなっているのだろうか?ということ。
 もちろん、パスポートコントロールがあるところは納得できます。
 でも、それ以外は? ベルリンの壁のように壁があるのか?? それとも何も無いのか? 何も無かったら、誰もが行き来できてしまう(シェンゲンに入っていなかったら)。
 もちろん、全体的にどうなっているのかはいまいちわかりませんでしたが、この付近は、こうしてフェンスがありました。
 これは、2004年以降のものなのか? このフェンスだったら、私だってよじ登って越えられてしまいますよ? 密入国が簡単にできすぎます。

 お隣に住んでいても国が違う。
 実際に見て、目は理解しても、頭も心も理解に苦しみます(私はこういう部分は非常に子供)。
 日本のラジオの子供相談室に、投稿しましょうか?
 
 

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 最初の3枚の写真は、このNova Goricaの駅前。
 駅の前、10mほどが、スロヴェニアで、それからこちらはイタリア。
 私にとっては、本当に目が飛び出るほど感激なことなのです。
 

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 スロヴェニア側から見た、駅の反対側。
 実は写真の時系列はおかしくて、スロヴェニアへ入る時は他の通りを使って、帰り、スロヴェニア側から、イタリアへ来ました。

 この駅は、イタリアを向いている方にしか入り口がありません。

 スロヴェニア側から来ると、ぐるっと回るしかないのです。
 が、地元の学生が、線路の上を通って駅に向かっていたので、私たちも便乗。
 柵も何も無いので、簡単に線路を渡れてしまうのです。
 もちろん、最大の注意を払って、線路をまたいで、駅に着きました。
 さすがの私も、こうして線路の上を歩くなんて、初めてです。
 
 古めかしい貨物列車が並んでいて、気分は、アウシュビッツへ連行される人。
 今の時代でよかった・・・
 私がアウシュビッツとか、線路を渡る、とか変なことばかりいうので、一緒にいた日本人の方は、言葉を失っていらっしゃいました。 すみません・・・

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 懐かしいスロヴェニアの駅。 
 どこも似ています。
 
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駅の近くには、なんだか不思議な形の建物も。
 この山のどこかに国境があるはず。
 もちろん、行ってみたかったのですが、やめておきました。

 ちなみに、Nova Goricaの街中は、駅から多少離れているようでした。
 おなかがすいていたので、近くのショッピングモールのカフェでランチをしながら、一緒に行った参加者の1人と教え、ピアノについて、すっかりと話し込んでしまいました。

 スロヴェニア語はロシア語と似ている部分もあるので、カフェでも、チャイといえば紅茶が出てくるし、少し気が楽なのです。
 本当は、スロヴェニアのレストランに行きたかった(昨年のコンクールでのスロヴェニア滞在で、非常に気に入った)のですが、見つからなくて、非常に残念。

 
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 これは、行く時に通った道路にあった、スロヴェニアに入った、という標識。
 日本の、高速道路の県境と同じような標識です。
 もちろん、パスポートコントロールがあった面影はありますが。


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 ここは、11月19日に、ホテルから歩いて10分もかからないところにあった、国境。
 スーパーマーケットが見つからず、お散歩。
 
 この時には、かろうじて晴れていたので、スロヴェニアへ行くことに。

 写真左側の建物は、警察。 国境警察?
 パスポートコントロール跡に付随している事務所には人もいました。
 
 わかりやすくいえば、日本で言う関所跡、といった感じでしょうね。
 ここが、再び、自由がなくならないことを願うのみです。
 

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 徒歩で、パスポートコントロール跡を通りました。
 ちょっとドキドキして、島国の人間はパスポートを見せないで他の国へ行くことに対して罪悪感を感じて、事務所を覗いてみたりしたのですが、問題なしでした。

 スロヴェニア側から見た、国境。
 ですが、このパスポートコントロール自体は、イタリアにあります。

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 ここで、スロヴェニア。
 もし、この国境のマークがなければ、私は、自分が国境を越えたことに気がつかないかもしれません。
 多少の空気の違いはありましたが。


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 国境を越えてすぐのところに、スーパーマーケットのマーク発見。
 昨年の滞在ですっかり覚えたチェーン店。
 
 イタリア側でスーパーマーケットがこの時点ではみつかっていなかったので、いくつか買出しをしてきました。
 
 感動的でした。
 国境から歩いて5分もかからないところにあるスーパーマーケットでも、もう全てスロヴェニア語。 当たり前といったら、当たり前。 でも、凄いな!と思うばかりでした。
 

Posted on 2013/12/02 Mon. 21:47 [edit]

category: イタリア

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今日はアドヴェント 

早いもので、もう12月に入り、今日はクリスマスの4週前の日曜日なので、アドヴェント。


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 これは、先日、イタリアへ行った時に、越境してスロヴェニアへ行った時に、スロヴェニアのショッピングモールで見かけた、ファーザー・クリスマス。
 
 
 ロンドンのクリスマスは、全然見ていません。

 今日は、夕方からもしできたら、行こう、と思っていたところもあるものの、さすがの疲れで、目は覚めていても、体がずっと起こせない状態でした。
 こんな疲労感、サマーコースの後以来かもしれません。
 この一週間、教えで帰宅が夜9時半を過ぎることが4回あって、その間にコンサート、録音をしているので、疲れがピークなのでしょう。
 教えや、旅行の予定が無いのは、5週間ぶりのことです。
 
 ありがたいことに、この私が、この秋、初冬は風邪をひくこともなく、すごしてきました。
 子供たちは学校で風邪がはやり始めているようで、咳をしている子も今週は多かったのですが、クリスマスホリデーまで、寝込むことなく頑張りたいと思っています。
 もちろん、インフルエンザの予防接種は、10月1日の接種初日に済んでいます。

 寒さが厳しくなっていますが、街が華やかになり、午後3時には薄暗くなってくるイギリスの生活を少しワクワクしたものにしてくれるのが、クリスマスの飾り。
 今年こそは、ロンドンのクリスマスを見て回りたいと思っています。
 今週からは、ロイヤルバレエも『くるみ割り人形』が始まります。
 

Posted on 2013/12/01 Sun. 21:00 [edit]

category: クリスマス、行事、習慣

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コンクールのこと 

 3週間前、13歳以下のバロックの部門で1位を頂いた私の9歳の生徒。
 このフェスティヴァルの全バロック部門で、最高点だったそうで、カップを頂けるそうです。
 非常にうれしく思います。 指導者の私は、自分の演奏でなかなか賞に入らず苦戦しておりますが。
 

イタリアへ行った目的のコンクール。
 
 珍しい審査員構成でした。
 50代後半から60代の男性5人。
 ロシア出身のドイツ人、イタリア人。 イタリア人2人とドイツ人。 このうち、2人は、同じ大学で教えていらっしゃいます。
 
 審査委員長は、著名な教師。 リーズなどの大きなコンクールでの審査員もなさっていらっしゃいます。
 私が今まで受けた中で、一番審査員の著名度が高かったと思います。
 この審査委員長の影響もあり、今回は今までよりも参加者が多かったようです。
 私は、単に年齢制限にひっかからないコンクール、というのがかなり少ないので、受けられるから受けた、という感じなのですが。
 

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 会場となった、文化なんとか劇場。
 この街の文化機関と、劇場が一体化。
 隣接して、音楽スクール(子供中心)。


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 入り口には、参加者の国旗が。
 
 決められたアルファベットからのアルファベット順。
 私は、最初連絡を受けた時点で(コンクール2週間前に、予定の日よりも1日早く開催してその日に弾く必要がある、という連絡)6番。 2番目には、浜松、シドニーなどにも出ているピアニストのお名前が。 結局不参加でしたが。
 当日行ってみると、私は4番目に変更。
 17日の朝9時頃10分間ホールリハーサル。 本番は夕方。 
  
 

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 これは、最終日の子供たちの部のリハーサル時の舞台。
 正直、私が今まで受けた国際コンクールで一番立派なホールです。
 ですが、ホールというよりも劇場なので、音響はわかりにくい。
 前回のフランスもそうでしたが、普段教会、大聖堂での演奏が多い私にとって、舞台にいて、客席の音が聴きにくい。 客席では響いているけれど、舞台では響きにくくてあわてる、ということが起きてしまいました。
 しかも、こういうしっかりとした高い舞台で弾くのはいつ以来なのか・・・ 情けないですね。

 ただ、響に関しては、初日はピアノも硬くて、翌日は非常にピアノが鳴っていたので、初日は非常に不利だったようです。
 現に、朝のリハーサルと、夕方の本番ではピアノの鳴りがまったく違いました。

 リハーサルを始めて、びっくり。 話に聞いたことがある、イタリアの傾斜舞台。
 演劇などで、舞台を観やすくするために、舞台前方に向けて、傾いているのです。

 体の感覚が変わってしまうので、初めてのことに、完全に暗譜が飛びまくった情けないリハーサルでした。

 私は、予選で、
 グリンカ/バラキレフ: ひばり
 エシュパイ: トッカータ
 ショパン: 幻想ポロネーズ
 
 を演奏。 予選からファイナルまでに入れなくてはいけない時代の曲があるものの、自由曲20分。
 この自由曲、というのは私にとっては初めてのこと。
 
 私の師匠は、抜けていることがあったり、選曲に関して常識がおかしいところもある人です。
 細かいことを気にしない、ともいえます。

 今回は私の選曲でしたが、これがまずかったようです。
 
 今まで受けてきたコンクール、もっと人数が多かったコンクールでも、結果発表の後に審査員と話す機会を頂けていました。
 が、今回は違いました。 予選の結果が夜の10時過ぎに出た(予定では真夜中12時過ぎ、といわれていたので、まだマシ)こともありますが、フィードバックを頂くのが、大変でした。

 審査委員長と、もう一人とは何とか翌日話せたのですが、お二人に言われたのは、演奏よりも私のプログラム自体がに問題がある、ということ。
 ひばりも、エシュパイのトッカータも、真面目な曲ではない。 よって、コンクールでは審査の対象にはならない。
 幻想ポロネーズは、予選で弾く曲ではない。

 要するに、3曲とも、審査対象外、ということ。

 幻想ポロネーズで完全燃焼の演奏ができて、いつもより良かった、と思っていたので、今回はセミファイナルに進めると思っていました。

 この暗黙のルールを知らなかったので、悔しいですが、他のコンクールに自由曲で幻想ポロネーズを入れる予定でいたので、これを言われて良かった、と思うしかありません。

 残念なことに、1人は、「昨日のことなんて、もう忘れた」
 もう1人は、完全にコメントをすることを拒否していました。 ですが、後で調べると、かなり多くの大小のコンクールの審査をしていらっしゃる方でした。
 私がこれから考えているコンクールの審査もしていらっしゃるので、ちょっと色々と考えてしまいました。
 審査中も、私からすると、とてもひどい態度をしていて、何なのかしら?と思うばかりでした。

 今回のコンクールほど、汚かったコンクールは初めてで、予選はほとんど他の人の演奏を聴けませんでしたが、聴いた中でとても酷かった人が通っていて、調べてみたら、審査員の弟子でした。

 どこのコンクールも、汚いものです。 ですが、ここまであからさまだったことはないので。
 最終的な結果にしても、入賞した人でさ、どうしてこの人が?と思う人が良い成績で、仲良くなっていた人たちが、1位と3位に入っていたのですが、どう声を掛けてよいのやら?と思うほど、彼らはうれしい顔をしていませんでした。
 このコンクールは何が基準だったのか、何を求めているのか、これほどわからなかったことはありません。
 
 その点、私の師匠は、潔癖すぎます。
 師匠が審査するコンクールでは、師匠はもちろん私に点を入れてはいけませんが、他の審査員が次に通しても良い、とおっしゃっていても、師匠が私のその時の演奏に納得がいっていなければ、絶対に次に通してもらせません。 他の審査員が、「あなたの師匠は頑固だから」といきさつを後日ちらっと教えて下さるのですが・・・
 私が出ていなかった時、コンクールを聴きに行くと、
「みゆき、僕たち審査員はきちんとした審査ができていただろうか? 結果は清いものであるか? 正しい判断をしているか?」などと、なぜか私に聞いてくるほどなのです。
 

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 こちらが、音楽スクールの練習室。
 コンクール当日、骨折してから初めて、4時間通しての練習をすることができました。
 感謝することに、痛みも出ませんでした。

 再びコンクールの嫌な、汚い面もみてしまいました。
 まあ、クラシックの音楽なんて、周りの方が思っているほど、きれいなものではありません。

 悔しさが残るコンクールでしたが、次に向けて再びがんばろうと思います。
 今回は、私が大幅に老人でしたし、コンクールを頑張るには遅すぎる年齢です。
 ですが、もちろん結果もほしいですが、それ以上に、自分に鞭を打つ、というか、サロンコンサートで満足していてはまだ勿体無い、と思ったので、この6年半を取り返す気持ちで、久々に本番が無い12月を勉強の時間にあてて、次を目指します。
 仕方が無いことですが、思うように機敏に動いてくれない左手、特に親指のことが悲しくなるばかりです。これさえ、今までみたいに動いてくれたら、と思うばかり。

Posted on 2013/12/01 Sun. 20:44 [edit]

category: 音楽

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食の国イタリア!! 

近年、だいぶ変わってきたイギリスの食生活。 特にロンドンは、他の地方都市とは桁違いです。
 初夏に9年ぶりにイギリスに来た母が、とても驚いていました。

 とはいうものの、イタリアで何が楽しみかって、それは、食。
 イタリアは食文化が素晴らしい、とよく言われますが、私は前2回のイタリアが、イタリア人も知らないような、『村』での滞在だった為、あまりそれを知りません。
 前回のトスカーナの時は、現地の方がピッツァに連れて行って下さって、それがとてもおいしかったのですが。
 
 今回は、小さな街の滞在ですが、それでも前2回よりは大きなところ。
 今までとは違う滞在になりました。

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 ベジタリアンでは無いものの、普段の食生活は野菜の方が多い私。
 旅に出ると困るのが、野菜不足。
 
 こういう街だったら、マーケット(マルシェ)があるのでは?と思っていたのですが、わからず。
 4日目にして、やっとスペインで見かけたマーケットに似ている建物を発見。
 中に入ったら、案の定、マーケットでした。
 

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 野菜が中心。 お花屋さんが数軒。 そして、チーズのお店、外に魚屋さん。
 
 新鮮な野菜の数々。
 さすがに本格的な調理はできないので、とりあえず、新鮮なそのまま食べられる葉っぱを買ってきました。
 英語はほとんど通じません。
 おじさんに伺ったら、写真をとっても良いよ、とのことなので、撮らせて頂きました。


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 見たことがない野菜も。 この写真の左中央の、丸いナスのようなもの。
 ナス好きな私は、これに目を奪われてしまったのですが、さすがに持って帰るのはどうか、と思い、購入を諦めました。
 これを見たら、京都の丸いナスを蒸して、その上に味噌がかけてあるお料理を思い出してしまったのです。 これは、私の大好物。

 日本に比べると、イギリスのパプリカも大きめですが、ここのはもっと大きい。
 

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 ぼやけている写真ですが、シンデレラのかぼちゃ。
 かぼちゃを結構見かけました。
 切り売りしている中には、日本のかぼちゃに非常に似たものもあったので、これも買いたくなってしまいました。
 
 ちなみに、りんごが何種類も売られていましたが、Fujiもありました!!


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 そして、極めつけはこれ。
 左側の緑のは、オリーブ。 恥ずかしながら、瓶詰めされていない、調理前のオリーブを初めて見ました。
 このお店以外にも数件で見かけたのが、ドライトマト。
 
 スーパーマーケットで売られているものにいまいち心を動かされないので、滅多に買ったことが無かったのですが、これは、トマトが苦手(生のトマトの食感が苦手)の私が購入したほど。
 
 1kg8.80ユーロ。 ということは、100gで120円位(現在のレート)です。
 
 恥ずかしながら、ドライトマトの調理法を知らず、調べもしなかったので、そのまま、サラダに混ぜて食べたのですが(これはこれでありのようですが、通常はオリーブオイルに漬け込むようです)、いくらでも食べられるほど、とてもおいしい。
 200gだけ買ってきましたが、もっと買ってくればよかった。

 
 
 
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 今回は、6泊の滞在で、4回だけレストランへ入ったのですが、そのひとつ。
 着いた日に、B&Bのおじさんにお勧めのレストランを伺って、「是非、他の人を誘って行きなさい」と言われたお店。
 セミファイナルを聴きに行ったお昼休みに、日本人の子を誘っていきました。

 地元の方々が溢れているお店。 
 メニューを見てみるものの、わからない。 この日に限って、私は辞書をB&Bに置いてきてしまったので、調べられない。
 
 周りの方々をみていたら、この写真のものを食べていらっしゃる方々が多い。
 おいしそう!ということになって、メニューを見てももちろんわからないので、メニューを持って、これを食べている方のところに行って、教えて頂きました。
 
 写真でわかるでしょうか? 30cm四方くらいの大きさです。
 名前を忘れてしまったのですが、どちらかというと、スロヴェニア語のような名前でした。


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 切るとこんな感じ。
 お肉の中に、ハムとチーズが挟んであります。
 一緒に行った子も結構食べられる子だったのですが(小柄なのに、私以上に食べられると思います)、さすがに二人では食べきれなくて、お店の方が、包んで持たせてくださいました。 私のB&Bにマイクロウェーブがあったので、残りを翌日食べましたが。

 一緒に頼んだ、トマトとナスのパスタも美味でした。


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 ヴェネツィアから帰る前、ランチも食べていなかったので、夕方、今回の滞在中食べていなかったピッツァを食べることに。 私の好きな、フンギ(きのこ)のピッツァです。
 観光地だからどうか?と思ったのですが、心配はいりませんでした。 田舎だと、もっとフンギが乗っている事もありましたが、ここはちょっと控えめ?
 イギリスでこの値段でこのクオリティーのピッツァを探すのは大変です。


 スーパーマーケットのお惣菜売り場もおいしそうだし、とにかく、食文化が優れている国です。
 
 ひとつだけ残念だったのは、前回のトスカーナの村の小さなパン屋さんで買った、フォッカッチャ。 ロンドンではあのクオリティーに出会えず、今回、パン屋さんフォッカッツァを買おうと思っていました。
 が、滞在していた街でやっと1軒見つけたパン屋さんでは扱っていませんでした。
 これって、地方も関係あるのかしら? イタリア、といえば、フォッカッツァと思っていたのですが。 調べてみます。

Posted on 2013/12/01 Sun. 13:05 [edit]

category: イタリア

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