03 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.» 05

WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

イギリス風みそ汁? 

 早いですね。 もう4月も終わり。
 ギブス生活も、6週目になりました。
 

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イギリスの大手スーパーマーケット、セインスベリーズの入り口に、無料レシピが置いてあるのですが、なんだか怪しげなものをみかけました。

 チキンとマッシュルームのみそ汁。
 ライス・ヌードルまで入って、日本人の感覚からすると、みそ汁ではありません。
 セインズベリー・ブランドの、味噌・ペーストを使用、となっています。
 これが、一体どのようなものなのか、興味がありますが。

 作り方を読む限り、みそ汁とは、ずいぶん違うもののような気がします。
 という傍ら、怖いものみたさで、作ってみようかな、という気もしますが、きっとやらないでしょう。

 私が最初にイギリスに住んだ、1997年と比べると、スーパーマーケットの品揃えも、食生活も、とっても変わりました。
 助かる反面、イギリスの食事付き学生寮(大学以上だと、今ではとっても少なく、貴重な経験)での、あのコテコテのイギリス料理の食事が懐かしくも思います。 

Posted on 2013/04/30 Tue. 23:47 [edit]

category: 日常

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30

ロックなイブニング 

 雨の予報でしたが、遅い夕方まで、どうにかほとんど降らずにすみました。
 昨日は、急にヘイル・ストーンが降ってきたりして驚きましたが。

 夜は、数年ぶりに私としては、珍しいところへ。

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デンマーク・ストリートにある、クラブ? ライブハウスへ。
 数年ぶりに、ロック・ン・ロールのギグを聴いてきました。 しかも私のことなので、おひとりさま。

 この、リード・ヴォーカル(っていうのかしら?)は、2005年から1年間通った、英語学校の、CRAZYな先生、ミック。
 先生の、ロックのバンドのギグでした。
 英語学校時代に、このクラブも、学校の友達と来たことがあったので、珍しく行こうと思ったのです。
 
 
 数年ぶりにお会いしたら、腕には、タトゥーが増えていました。
 というよりも、前のが消えて新しいの。 タトゥーって、上書きできるものなのでしょうか? こういうことって恥ずかしながら、全く知識がありません。

 行った時、入り口で飲んでいた先生と顔を合わせたのですが、覚えていて下さいました。
 問題児(?)でしたので。

 当時は、腕、足、背中(これが凄いの!)に13個くらいのタトゥーがあったのですが、今は、もっと凄いそうです。
 先生に、私のギブスを驚かれ、まだ新しいタトゥーをみる前だったので、
「先生の腕よりも、かっこいいでしょ?」
 と言ったのですが、新しいタトゥーをみたら、負けた、と思いました。

 こんな風貌ですが、教え方は多少乱暴な部分もありますが、非常にうまい。
 この、在英8年目でまだ英語大嫌い、と言っていた私のことを、英語嫌い、までにして下さったのですから。
 日本の学校などで英語を教えるプログラムに申し込もう、と思ったら、タトゥーがあるから、すぐに落とされたそうです。 勿体無い話。
 まあ、同じ英語学校にいた、私と同じ年の日本人の男子生徒は、最後まで、タトゥーがあるから、という理由で、先生のことを怖がっていたので、仕方が無いことかもしれません。

 
 とっても狭い場所でのギグですが、楽しかった!
 先生のバンドは、どちらかというと、古いロックを元にしているようで、聴き易い。
 大音量で、耳が多少おかしくなりますが、盆踊りと大差ありません。
 
 普段は、ロックを聴く事はありませんが、決して嫌いではありません。 時と場合によっては、ジャズよりも好みかもしれません。

 ああいう場所に行くと、私は変。
 真っ赤に髪を染めて、にわとりのとさかみたいにしている人とか、タトゥーの人がたくさん。
 いつもの、オペラハウスでの周りにいる人たちと、ずいぶん違います。
 
 というわけで、すっきり爽快な音楽も、また楽しい時間でした。
 

 

Posted on 2013/04/27 Sat. 23:35 [edit]

category: 日常

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27

久々にテムズ川 

昼間は青空。 午後から曇ったものの、蒸し暑く感じる一日でした。
今これで蒸し暑かったら、日本で夏にどうするのでしょう?

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 セントラル・ロンドンでの教えの後、久々に外を歩きたかったので、そして、交通機関はちょうど混んでいる時間だったので、テムズ川へ。
 夜7時頃の写真です。

 先日、日本で2時間のロンドンの番組があって、ロンドンの新しい建物などが紹介されたそうですね(母談)。
 これは、エンバンクメントから、フェスティヴァル・ホールへ行く橋から。
 この橋を渡るのは、一体いつ以来??と思うほど。
 景色がずいぶんと変わったように思います。

 向かって右手に、三角形の高いビル。
 これが、日本で紹介されたのだと思いますが、私は傍にさえ、行った事がありません。住んでいるとこんなもんです。

 中央より左側に、先週『鉄の女』の葬儀を行った、セント・ポールがあるのですが、周りに、高い建物が増えましたね。 建設中のものも、ちらほら。 

 フェスティヴァル・ホールの前のビア・ガーデンは、大混雑。
 テムズ川沿いを夕暮れ時に歩くのは、滅多にできないことですが、大好き。
 人が多いと思って、今回はロンドン・アイの方へは行きませんでしたが、ベンチに座って、30分以上、ボーっとしていました。 

 
 これからは、イギリスがとっても美しくなる季節。
 学生時代は、イースター・ホリデーの後は試験、提出物が大変で、外に目を向けられませんでした。
 それでも、カーディフ時代は、裏の公園で、空き時間、学校が早く閉まる日曜日は、芝生に寝転がって勉強したりしていました。 今でこそ、懐かしく思える時間ですが、当時は必死でした。

 短い、良い季節を有効に過ごしたいと思います。
 

Posted on 2013/04/24 Wed. 23:42 [edit]

category: ロンドン観光

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24

春を通り越して、初夏? 

なんだか、春を通り越して、初夏になったような気温のロンドンです。
私がイギリス人化して、季節感がおかしい、ということも十分考えられますが。

 昼間は、半袖でちょうど良く、ただ、日が暮れると(夜8時頃まで明るいです)気温が下がるので、ウールのケープを持ち歩いていますが。

 今日は、外出の帰りにスーパーに寄ったら、夏になるとおなじみの、ギリシャ風サラダの材料を求めていたほど。
 レタス、トマト、きゅうり、オリーブ、フェタチーズ。 オリーブオイル、塩、レモン汁などで味付け。
 きゅうりを片手で切るのは危ないので(日本のようにかわいらしいきゅうりではないので、切る分量が多い)、今回はきゅうり無し。
 ギリシャ風、といっても、私はギリシャへ行った事が無いので、カーディフの寮時代に、ギリシャ人の友人数人がよく作っていたこのサラダをみて覚えて、味付けは私が勝手にしているものです。
 ちょっと気温があがると、食べたくなる夏限定のサラダです。
 以前は、フェタチーズの独特な味が苦手でしたが、いつの間にか、平気になりました。 

 
 あまり暑いと、ギブスが辛そうです。
 ついに、鉛筆を突っ込んで、掻いてしまいました。
 周りの方々が、定規が良いだの、何が良いだの、色々とアドヴァイスを下さっていました。

 寝る時以外は、重さはそれほど感じられなかったのですが、昨日あたりから、重くなってしまったギブス。
 もちろん、ギブスの重さは変わっていませんから、左腕の筋肉がかなり落ちたのだろう、と思います。
 10日ほど前、ギブスを変えた際には、私のたくましい腕が、とても細くなっていて、筋肉が感じられず、驚きました。 それから10日経てば、どういう状態になっているのやら・・・

 8月のエディンバラのコンサートで、前回の響を思い出して、ベートーヴェンの最後のソナタを弾く予定だったのですが、今の腕の状態を考えると、どこまで回復するのやら。
 ギブスを取ってから3ヶ月あるから、大丈夫、と思いたいですが、来週締め切りのプログラム提出をまだ決められません。

Posted on 2013/04/23 Tue. 23:36 [edit]

category: 日常

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23

ロンドンのバス事情、言い争い編 

 ロンドンのバスを乗り回して生活していますが(時には、ドライブ、と称してきままに移動)、決して快適、というものでもありません。
 もうちょっと、頭を使って、と言いたくなるようなバス運転手も多くいます。
 このところは、諦めて、運転手に文句をいうこともずいぶん無くなりました。

 怪我をしてから、今までと違い、バスの中で本を読むことができなくなりました。 ページをおさえる、めくる、ということが困難だからです。 唯一、日本の文庫本は小さいサイズなので可能ですが、あまり持っていませんし、既に何度も読み返しています。

 そこで、ぼーっと窓の外を眺めていることが多いのですが、先日は続けて2回、喧嘩だったのか、警官に、手錠をはめられて、取り押さえられている人たちをみかけました。
 さすが、ロンドン!!

 このところ、今となってはおもしろい、と思える出来事があったので、2つほど、久々に、バス事情です。

 
 まず一つ目。
 
 バスが20分以上来なくて、やっと乗り込んだ、と思ったら、次の大きな駅のバス停で、喧嘩発生。
 私は、上の階にいました(怪我をする前の話)。

 私は、ちょうど階段が見えるところに座っていたのですが、顔中、首にタトゥー、ピアスがたくさんしてある人と、ちょっとトロそうな20代とおぼしき、イギリス人の男の子が言い合い。
 床には、チップス(日本で言う、ポテトフライ? 某有名ファーストフード店のもの)が散らばっています。

 話を聞いていると、タトゥー男が、チップスが入った袋を持っていて、非常に混雑した車内だった為、20代の男性とぶつかり(どちらがぶつかったのかは、わからない)、袋が落ちて、チップスが散らばった。
 タトゥー男が怒り、この20代男性は、自分が悪いかはわからないけれど、とりあえず、ポケットに入っていた、5ポンド紙幣を渡した。
 それなのに、タトゥー男はもっとお金を要求し、20代男性のイヤフォンを取り上げて、足で踏み潰した。
 20代男は、今度はそれを弁償しろ、と言い、喧嘩。

 タトゥー男は、バスから降りる、と言い出して、20代男は、それを制止し、警察を呼べ、と。
 運転手は、警察を呼んだ、といいましたが、20分くらいこなかったので、きっと呼んでいないでしょう。

 周りの他の男性が二人をなだめましたが、無駄。

 上の階には、私よりちょっと年下の感じの女性が数名。
 私がバスの運行案内を調べたら、次のバスが2分後に来ることがわかったので、このバスから出ることにしました。
 最初、タトゥー男が階段の真下にいたから、降りたくても降りられませんでしたが、運転手の方へ動いたので、そのすきに、私たちは、下へ行くことに。
 やはり、他の方も怖くて一人では下へ行きたくない、とのこと。

 降車口は閉まっていたので、緊急用の開閉ボタンを使って、ドアを開けました。
 運転手は開けてくださらなかったので。

 そうしたら、他の多くの方々も、走って降りました。

 ちょっと、怖い出来事でした。


 そして、2つ目は昨日の夜。

 家へ帰る時、一人のかわいらしい犬を連れたご婦人がバスに乗ってきて、運転手に乗車券を見せずに、運転手が呼び止めたのも無視して、上の階へ行きました。
 私は、怪我をしてから、階段が危なくて、上の階へは行っていません。

 そのバス停は、長く泊めておくことができない場所だった為、運転手が、
「上の階にいる、犬を連れた女性、ただちに下へ来て、乗車券を見せてください」
と放送しました。

 降りてこないので、
「犬を連れた女性、あなたが乗車券を見せない限り、次のバス停から動きません」
という放送。

 
 もちろん、運転手は、バスを発車させようとしません。
 気のよさそうなおじさんが、女性を連れて、下へ降りてきました。
 女性は運転手に、
「お前の名刺をよこせ! 年寄りにバス代を払わせるなんて、頭が狂っている。 お前の会社に訴えてやる!」
と怒鳴りました。 それも、とっても汚い言葉を使って。

 気のよさそうなおじさんは、運転手に、
「いくら払えばよいのですか? 私が代わりに払います」
と言ったのですが、女性はそれを拒否し、運転手に文句を言うばかり。
 ロンドン(イギリス)では、60歳以上でしたっけ? フリーダム・パスというのが配られ(もちろん、観光客は除外)それで、バスに乗れるはずです。
 彼女もそれに含まれるように思うのですが、持っていなかったようです。
 当たり前ですが、高齢でも、パスを表示できなかったら、代金を払う必要があります。

 
 ついに、彼女はバスから降り
「最低な運転手だ! 年寄りを乗車拒否して歩けっていうんだ! 警察を呼んでやる! わたしゃ、家まで遠くてあるけないんだ!」
と、泣きながら叫び始めました。
 私たち乗客は、呆気にとられて、お互いに顔をみあわすばかり。

 いやいや、あまりにも凄くて、ドラマを観ているようでした。

 運転手は、
「わかった。 チケット(例えば、紙幣しか持っていない人が乗ってきて、運転手がお釣りが無い時、後日バス会社に払うよう、その時とりあえず乗る為のチケット。 私は手にしたことがないので、これは、今までのことをみていての想像)を渡すから、後でどうにかしてください」

女性は
「あんた、ちゃんと最初からこうすればよかったんだよ。 Good boy!」
と言っていました。

 本当に凄い女性。
 私は、周りにあのような言葉遣いをする人がいませんし、あのような態度をとる人もいません。

 バスに乗っているだけで、面白いことが次から次へと起こるロンドン。
 自分自身がそれに巻き込まれないように、状況をしっかりと把握する必要はありますが、在英15年目になっても、まだまだ驚くことがあるようです。
 
 日本の交通機関の空気は平和で、ホッとする、とつけ加えておきます。


 

 

Posted on 2013/04/21 Sun. 23:12 [edit]

category: イギリス事情

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21

急激に回復!! 

 ちょっと風が肌寒いですが、快晴の一日でした。

 明日は、ロンドンマラソン。 私はセントラルロンドンを避けますが、何も起こらないことを祈っています。
 多分、物凄い警戒になるのでしょう。

 先日書きましたが、親指の先を触れて、痛みがなくなったと思ったら、急激に、自己診断ですが、回復を感じます。
 昨日までは、左手の指を意識的には動かしても、なんだか、力を感じなかったのが、今日は、指と指の間に、紙を挟んで、持っていられます。
 それどころか、セーターを脱ぐ時、右手の手首の部分を引っ張ることまで、初めてできました。

 肘が直角に曲がっているので、動かせる範囲が狭くて、まだまだ不自由ですが、ほんの少しのこと、怪我の前に考えもせずに当たり前にできたことが再びできるようになること、一つ一つに感謝です。


 昨日まで、お飾りでしかなかった、私の4本の指(ギブスから出ていても、ほとんど使用不可能)が、意思表示をしました。

 今日の高校生のレッスンでのこと。
 グレード7の初見があまりにも酷いのに、本人はあっている、という。
 正しく私が初見で弾いて見せよう、と思って、選曲以外で、怪我をしてから、初めて生徒を立たせて、、ピアノの前に座りました。
 3拍子で、1拍目が右手が休符ということが多かったので、左手部分を右手で弾きながらも、右手を乗せる。
 メロディーが多少途切れるものの、結構、右手と左手部分をどうにか掴める。
 そのうち、左手が単音、右手で掴むのは不可能。

 なんと、私の左手が無意識のうちにピアノの上に来て、指先を下へ向けることは無理ですが、中指の爪側部分を使って、弾いていました。
 

 生徒は、驚きつつも、感心してくれました・・・


 もちろん、これで、ピアノの練習に戻ろう、とは思っていないので、ご安心下さい。

 でも、私にとっては、大きな進歩です。
 普通の人なら、4週間でギブスを外し、その後2週間は、リハビリ、というのが今では納得できます。
 4日前には、不可能なことのように思えていたので。

 あと、2週間半、まあ、実際問題病院へいける時間&ドクターがいらっしゃる曜日を考えると、3週間待つ必要があるかもしれませんが、とにかく、半分以上このギブス生活も過ぎたので、じっくりと構えます。
 
 先週、ギブスを変えた時に、ドクターから、左の指を1本ずつ動かすように、ピアノを弾く時のように、動かし始めた方が良い、とおっしゃって頂いたのに、指はふにゃふにゃ。 瞬発力、力を感じられず、ショックでした。
 時間をかけて身に付けた、私の唯一の長所の、音色コントロールの打鍵法が、失われたようにおもいました。
 でも、今日は、それが絶対に戻る確信を持つことができました。

 過信せず、無理せず、ギブスの時間を多少長くして、確実に骨折を治し、早く、元に戻れるようにします。

 相変わらず、寝付くのは時間がかかりますが、段々ギブスが自分の身体の一部になってきたように感じられます。 あまり嬉しいことではありませんが。

 後は、大雨にならないことを祈るのみ。
 外出が、とても大変なのです。
 

Posted on 2013/04/20 Sat. 23:08 [edit]

category: 日常

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20

生徒たちの上達 

 バレエファンにとって、とても忙しい、今週のロンドンです。

 そんな中(?)、生徒たちは各々の目標に向かって頑張っていますが、今日は嬉しいことが。
 10歳の生徒が、北ロンドンのレヴェルが高めのフェスティバルの、13歳以下、ロマン派(ピアノ)のカテゴリーで、1位を頂きました。 日本のコンクールとは違い、1位、2位、3位がほぼ一人ずつです。
 私に酷評されながらも、一緒に考えて作っていった曲。
 非常に嬉しいです。

 ちょっと前までは、フェスティヴァルに参加させられる生徒を育てることが目標でしたが、今ではこうして、賞を取れるようになり、もちろん、生徒が頑張った結果ですが、自分自身の指導の自信にも通がります。
 超失礼なことを言われることもありましたが、このようなご褒美があるから、頑張れるのです。
 
 
 と同時に、導入期の生徒も頑張っています。
 レッスンを始めて、4ヶ月の、6歳の女の子。
 一人でしっかりと練習する習慣がつき、指のかたちも良く、脱力もでき、音もきちんと読めます。
 スケールに入って、今週で6回目のレッスン。
 毎回、新しいものを増やして、片手ずつ、シャープが4つのスケールまで終わりました。
 これくらいの時にスケールを始めたら、あっという間に身に付きます。
 それと、バーナムの徹底指導で、普通のテクニックは身に付きます。
 今まで、日本から来る子供たちが、ハノン、バーナム、ツェルニーをしていながら、あまりにも、できていなくて、本当にショックでした。

 この方法、日本で伝えたい、と思いましたが、日本は本当に肩書き、名前主義ですね。 

 たとえ認められなくても、一人ひとりの生徒たちが力をつけて、ピアノを好きになってもらえることが、今の私の喜びです。
 
 

Posted on 2013/04/19 Fri. 23:13 [edit]

category: 音楽

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19

一歩前進 

 日が暮れると気温は落ちるものの、ずいぶん、暖かくなりました。

 今日は、本当ならば、2006年から毎年、時には年に2,3回呼んで下さっていた、ケントの教会でのランチタイムコンサートの予定でした。
 ですが、こんな状態なので、泣く泣くキャンセル。

 雨が降らなければ、お詫びと顔を見せながら、コンサートを聴きに行こうかな、と思っていました。
 急遽私の代わりに引き受けてくださった方に、お礼も伝えられたので。
 ですが、この教会の街へ行く列車は、トラファルガー広場最寄の、チャーリング・クロス駅から発車。
 列車に乗る時間には大丈夫だとは思いましたが、それでも、サッチャー元首相の棺の通り道。
 どのような状態になるのかわからない、人も多いだろう、と思い、手をかばいきれないと困るので、断念しました。

 
  先週、ギブスを変えましたが、昨日までは、親指に触れると、ギブスの中の部分に、痛みが走りました。
 寝る時も、あおむけで、おなかの上に腕を乗せるしかなく、ギブスの重みで寝付くのが時間がかかる。
 そして、掛け布団が指に当たると痛いので、当たらないように、布団を右手で上に持ち上げるか、クッションを置くかしなくては、眠れませんでした。
 大体、私は上を向いて眠れない人なので、本当に寝るのが大変な日々です。

 今日、親指の先に触れても、初めて痛みを感じませんでした。
 正直、ポジティブにしていても、怪我から4週間になるのに、触ると痛みが取れなくて、本当にあと2週間半でギブスを外して、ピアノを弾けるのだろうか?という不安は常にありました。

 一歩前進。 とてもホッとしました。 もちろん、これで気を抜かず、最後まで、きちんと治します。
 中途半端な治し方で、右手小指の靭帯は、ずいぶん長い間、痛みとの戦いでした。
 あの二の舞はしたくはありません。
 まあ、ギブスでがっちりと固められているので、動かしたくても動かせませんし、出ている指でピアノを弾きたくても、肩をまわすしかないので、今度は肩を痛めるのが、目に見えています。

 そういえば、昨日は私と同じような箇所で、肘下まで、赤いギブスをしていらっしゃるおじさんをみかけました。
 自分が怪我をしたら、今までよりも、怪我人に気が付くようになったみたいです。
 
 

Posted on 2013/04/17 Wed. 23:26 [edit]

category: 日常

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17

子弟揃って右手のみ 

 さすがに、土曜日は疲れたようで、昨日は素晴らしい青空だったにもかかわらず、ほとんどベッドに横たわっていました。
 今日から新学期の学校が多いようですが、明日始まりの学校もある為、今日も朝から一日教え。

 生徒の一人が、先週左手の指を怪我して、ひび。
 お母様から、あらかじめメールを頂いてあり、右手だけでレッスンを続けることに。
 私に代わって、1年半。 ちょうど伸びてきていたところだったので、本人もがっかり。
 
 生徒だけが怪我、というのはよくあることかもしれませんが、指導者、生徒そろって、左手が使えないピアノのレッスン、なんて、そうあることではないでしょう。
 滑稽でした。

 右手強化を目的に、レッスンを進めます。
 私はほぼ腕全体がギブスで覆われているので、右手だけを弾くのも体のバランスがとれなくて、結構きついのですが、彼女の場合、まだ手首までの包帯(金属でひびの部分は保護してありましたが)なので、バランスは大丈夫そうで、ホッとしました。

 
 金曜日にギブスをやり直して頂いて、その後1日は、それまでだいぶ緩んでいたようで、きつめになって落ち着かなかったのですが、やっと落ち着きました。
 ギブスの色が変わって、「ピンクにすればよかったのに!」なんて言う生徒もいました。
 
 ギブス生活も早いもので、4週目に入りました。
 
 

Posted on 2013/04/15 Mon. 19:14 [edit]

category: 音楽

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15

 

 朝は青空が広がり、気温も高めだったのですが、お昼過ぎから、雨。
 昨日も小雨がぱらついていましたが、この2週間半、雨が降らなかったことに感謝です。
 今でこそ、左手の指に力が入るようになってきたので、何とかなりますが、傘を開く、閉じる、という単純なことでも、片手だと大変。
 ギブスは絶対に濡らしてはいけませんから、雨が降ると、ビニール袋を被せなくてはいけません。

 本当に、健康の有難味を身にしみて感じています。
 と同時に、一人でどうにかしている私は、やはりたくましいのでしょうね。
 先日、たまたまお顔をあわせた、私の演奏を気に入って下さって、コンサートにいらして下さった方も、他の方も、「あなたはたくましいから」 とおっしゃいます。
 たまには、私もか弱く見られてみたいのですが、この体系がいけないのでしょうね。
 病院の先生にも、そう思われていますよ、私。
 
 
 来週から、イギリスの多くの学校は、新学期。
 今日から、教えもほぼ通常に戻りました。
 トライアル・レッスンまであった、フルの土曜日。
 さすがに疲れたようです。
 雨でなければ、また違ったのでしょうけれど。

 
 生徒のグレードの級も上がってきて、ヒナステラのアルゼンチン舞曲、とか、モーツアルトのソナタなども教えるようになって、本当に嬉しい。
 そして、教えていると、練習しなくても、ある程度暗譜できるので、私のレパートリーも増えることでしょう。 特に、ヒナステラはずっとやりたくているので、良い機会です。

 
  

Posted on 2013/04/13 Sat. 19:50 [edit]

category: 日常

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13

フロリナ姫? ジュリエット? 

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 怪我をして、ちょうど3週間。
 ギブス生活は、2週間半ほどなのですが、ギブスが緩んできたので、病院へ行ってきました。
 緩んだら、とりかえる、と言われていたので。

 電動のピザカッターのようなもので切られ、消毒液のようなもので、丁寧に腕を洗い、再びギブス。
 前回は、気持ちに余裕が無かったので、先生が色を選んで下さりましたが、今回は、しっかり自分で選びました。
 迷ったのですが、淡いスカイブルー。
 
 この際、普段は着ないピンクもおもしろいかな、と思ったのですが、無難にこの色。
 『眠れる森の美女』の、フロリナ姫(青い鳥)、それとも、マクミラン版『ロミオとジュリエット』の、ジュリエットのドレス?
 今までは、『眠り』のリラの精? いや、『不思議の国のアリス』の、ダッチネス(公爵夫人?)と言った方もいらっしゃいましたが。
 バレエ友達が多い私ならではの、こんな時にも笑い飛ばせる、ギブスの色選びでした。

 切ったギブスには、友人その他からのサインをしてもらってあったので、ちゃんと看護師さんが、中のガーゼなどを外して下さって、持ち帰ってきました。
 素晴らしい、バースデー・プレゼントでした。

 これで緩まなかったら、3週間半後にはずして、ぼちぼちピアノに向かえるようです。

 まだ、触ると親指に痛みは残っていますが、多少不便な片手の生活も約半分が過ぎます。
 残りを笑顔で乗り切ります!!

Posted on 2013/04/12 Fri. 23:27 [edit]

category: 日常

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12

無念の夜越し断念 

今日は、今シーズン最後のロイヤルオペラハウスの、チケット一般発売日。
昨年10月の発売日は自分のコンサートと重なり、1月は、日本。
よって、今回は久々にオペラハウスの外で一晩過ごすことを、とっても楽しみにしていました。
もちろん、外で一晩過ごすのはきついことです。 でも、だからこその一緒に並ぶ人たちとの一体感、そして、舞台への有難味があるのです。

 骨折しても、実は並ぼうかずいぶん迷いました。
 しかし、折りたたみ椅子、スリーピング・バッグ、ブランケット、その他、大荷物を運ぶことは不可能。 しかも、今日は雨の予想。 絶対にギブスをぬらしては駄目、と言われています。
 スリーピングバッグに入って、椅子に座るのはただでさえバランスが悪いので、今回は、諦めました。
 ただでさえ、怪我しても普段と同じように行動している私に、周りの方々は、ハラハラしていらっしゃるようなので。

 3回も続けて並ばなかったのは、初めてのこと。

 
 今回、ロイヤルバレエのメインハウスの公演は、1演目のみ。
 これは、立ち見が買えず、諦め。 
 それよりも、地下のリンバリー劇場で行われる、リアム・スカーレット初のストーリーバレエ、『ヘンゼルとグレーテル』が問題。
 フレンズの先行発売でも、皆さん買えなくて、一般を狙う、と何人もの方々から伺っていました。
 しかも、これは、キャパも小さいので、椅子席はお値段も・・・ (といっても、日本だったら、安い、という値段)

 初日は無理だったものの、非常に幸運なことに、立ち見をゲット!

 リアムの作品は、彼がここまで有名になる前から大好きでした。
 よって、どのような作品になるのか、非常に楽しみです。
 しかも、『ヘンゼル』なのに、12歳以下不可の公演。
 一体どのような作品なのか?


 発売開始、5分で5回公演が完売したようです。
 一般用に、各公演50枚くらいチケットを残してあったようです。
 私は、こちらを先に手配した為、他が買えなかったのですが。

 
 というわけで、残り2ヶ月ちょっとのロイヤルバレエのロンドンシーズン、楽しみです。
 

Posted on 2013/04/09 Tue. 11:51 [edit]

category: バレエ

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09

Eメールについて 

お知らせです。

 どうやら、この1週間ほど、私の仕事で使っているメールアドレス、ピアノ@みゆきかとう.com(迷惑メール防止の為、実際のアドレスを日本語表記しています)、が異常ありのようです。

 この数日、受け取るべきメール(列車のConfirmation mailなど)を受け取っていません。
 念のため、私のヤフーのアドレスからこのアドレスに送ったものの、Failureになってしまいました。

 もし、この1週間にピアノ@のアドレスに、メールを送って下さっている方々、お手数ですが、ヤフーのアドレス、katomiuk●yahoo.co.jp (お手数ですが、●を@に変えてください)へ再送して頂けますでしょうか?

 メールサーバーへの問い合わせをしているところですが、色々と日本と夏のことでやりとりをしている最中で、メールを頂いている可能性があるものもいくつかあります。

 申し訳ございません。

Posted on 2013/04/08 Mon. 19:47 [edit]

category: 日常

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08

シューベルトの歌曲で踊る 

呆れられそうですが・・・ 今日もバレエ。
ミハイロフスキー劇場バレエのロンドン最終演目&最終日でした。

 今日の演目は、この1公演のみですが、売れ行きが非常に悪かったようです。
 最上階のバルコニー、閉めてありました。

 ミハイロフスキーの現芸術監督である、スペイン人振付師、ナチョ・デュアトによる三作品。
 彼の作品は昨夜も観ましたが、楽しみでした。

 
三作品のうち、今日の一つ目、『Without words』について。
1998年に、アメリカン・バレエ・シアターの為に振付けられた作品。
4組の男女が、ヌード・カラーのレオタード、パンツで踊ります。
女性も、トウシューズではなくて、ソフトシューズ。
私は、先入観を持ちたくなかったので、何も読まずに、調べずに行きました。

曲は、シューベルトの歌曲を、どうやら、マイスキーがチェロへ編曲したもののようです。
オケピットに、ピアノとチェロ、そして、指揮者、という構成。
使用曲も調べずに行ったので、ピアノの序奏が始まって2拍目で驚きました。
まさか、この曲を聴くとは!


以下、使用曲です。

1、水車職人と小川
2、音楽に寄せて
3、ミニヨンの歌
4、野ばら
5、万霊節の連祷
6、君は憩い


 シューベルト、というのは、学生時代に、セミナーで勉強したのに、相変わらずタイトルを覚えません。
1曲目、4曲目、6曲目のみタイトルがわかり、それ以外は、帰ってから調べたものです。

 水車職人と小川、最近は演奏していないものの、リスト編曲を一時弾きまくっていました。
 まさか、これで踊る作品を観るとは思いませんでした。
 本当に、バレエというのは非常に奥深いものです。


 別に、歌詞と踊りが一致しているわけでもありません。
 しかし、デュアトの振りと音楽のフレーズは絶妙にマッチしていました。
 別に、何をあらわす、というのは無いと思うのです。
 ダンサーと観客に与えられた自由。

 クラシックを基にした動きではありますが、ノイマイヤー、ウィールドン、リアム・スカーレットなどよりも、ずっとコンテ寄りです。 ですが、コンテか、といわれると、クラシック・バレエの近さがある。

 デュアト、というのは、クラシック音楽に振りつけることができる人、という認識が以前からあったので、彼の作品を観ることは心待ちにしていました。

 
 この2日間で、4作品を観ましたが、機会があれば、彼の作品はもっと観てみたい、と思います。
 シューベルトの歌曲で、あのような振付、作品が生まれる。
 非常に有意義な時間でした。
 修士論文を、書き直したい思いです。


 それにしても、毎度のことながら、コリセウムの観客のマナーの悪さ、どうにかならないでしょうか?
 私、先日はロシア人親子と揉めました・・・
 

Posted on 2013/04/07 Sun. 19:06 [edit]

category: バレエ

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07

教え、鑑賞、教え、鑑賞の一日 

日中は、春のような陽気でした。
青空が広がり、ウールのコートがちょっと暑い、と感じられるほど。

イースターホリデー中なので、今日は、昼間2家族がレッスンお休み。
ちょうど、オペラハウスの私の定位置のチケットを直前に手放す方がいらして、久々に、土曜のマチネ鑑賞。
朝、北ロンドンに教えに行き、オペラハウスへ行き、終わったらまたすぐに、ちょっと違う方向の北ロンドンに戻ってまた教え。
 そして、再び、セントラルに戻って、売れ行きがよろしくなくて、手に入った、コリセウムでの、ミハイロフスキー・バレエ(レニングラード国立バレエ)の、ナチョ・デュアト振付作品鑑賞。

 晴天の土曜日のロンドンは異常な混み方。 私が長らく来ていなかったから知らないだけかもしれませんが。

 ですが、非常に充実した一日でした。
 バレエ鑑賞も、私は安い席なので、日本では全く考えられないようなお値段ですし。

 日本公演はどうなるのかわかりませんが、こちらの公演で、3月25日に、マジシャン/マドハッターでデビューした、入団一年目の新人、ドナルド・トムは、初のこのような役、としては、非常に好演しております。今日も、楽しませてもらいました。
 このことは、書いておきたいとは思うのですが、気が向いたら、ということに。

 
 夜の、デュアト作品も、初めて枯れの振付を生で観ましたし、バッハの音楽にのせて、広い可能性、を感じました。
 今回は、ミハイロフスキー劇場オーケストラが一緒に来ているので、私にとって、心地よい、いや、馴染み深いロシア系のバッハの演奏。 
 バッハって、もちろんバロックですが、ある意味で、コンテンポラリー。
 バレエ、といっても、コンテの動きが、あまり違和感無くはまっていました。


 怪我のことを考えると、安静に、と周りからは言われますが、人ごみの中では最大に注意を払い、劇場で安静に鑑賞、ということで、良しとしましょう。

 昨日からは、オペラハウスの『ラ・バヤデール』も始まり、かつてないほど、1週間で多数の演目を鑑賞しました。
ピアノ演奏に復帰した暁には、これらが全て、私の糧となるのですから。
 

Posted on 2013/04/06 Sat. 23:40 [edit]

category: バレエ

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06

ひらめき 

まだまだ、冬のコートが手放せないロンドンです。
昨年のこの時期は、半袖で日中歩くことができた気がしますが。

 一昨日書いたように、手が不自由な状態での教え。
 いつもなら、両手で弾いてみせて(聴かせて)あげられるところを、口で説明しなくてはいけません。
 もちろん、右手で弾いて見せてはいますが、バランスなどは、どうしても難しい。
 よって、頭の中をフル回転。 その場その場で、言い方を見つけていきます。

 先週は、初めてバッハの2声のインヴェンションを勉強している、8歳の男の子への指示。
 今までの癖で、どうしても、左手が小さくなりすぎ。 ポリフォニーですから、左手を出していかなくてはいけない部分もあります。
 どうにか、右手だけでやってみせたのですが、うまく伝わらない。

 お姉ちゃんとよく、兄弟げんかをすることを伺っていたので、それを使用。

 右手がお姉ちゃん、左手が自分。
 「あなたは、お姉ちゃんに言われっぱなし。 言い返すとき(テーマ)も、「はい、お姉ちゃん、僕がいけません」、ってささやいているだけ。普段は言い返すのでしょ?」

 と言ってみたら、見事に伝わりました。
 特に、上と下のパートが掛け合いになっているようなところは、せりふを言いながら。
 仲直りするところもあるし、再び言い合いになって、最後は仲直り。

 その前のレッスンまでは、やっと通して弾くことができるようになった、という状態でしたが、バロックの形式、奏法を保ちつつも、音楽に色がつきました。
 もちろん、兄弟げんかをしたことが無い子たちには、他の方法で伝えます。
 私の場合は、あらかじめ考えていく、というよりも、その場でのひらめきがある方です。

 だからこそ、教えはおもしろい。
 今は、自分の演奏ができないからこそ、その分のひらめきが、生徒のレッスンに向かっているようです。


 イースターホリデー中なので、旅行、日本への一時帰国などで、生徒たちもお留守。
 ちょこちょこと教えはしていますが、まとめたりして、お休みになれることがある日も。
 外に出て行くと、人にぶつからないように気をつけたり、色々なことに時間がかかったりもしているので、家にいると、非常にぐったりとしています。
 そういう時も必要、と割り切って、愛しの紫色の腕と共にすごしています。

Posted on 2013/04/05 Fri. 15:51 [edit]

category: 音楽

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05

実は・・・ 

気温は低いものの、青空が広がっています。

 先週ずっとブログをかけなくていたのには、一つ理由がありました。
 カミングアウトしないことも考えたのですが、4月、5月演奏をお休みしますし、少し希望が見えてきたので、書いておきます。
 驚かないで下さい。 私は、ポジティブにしています。 皆さんを心配させてしまうのが一番心苦しいですので。



130326


 これ、現在の私の左腕です。
 3月22日、グレード試験の伴奏のお仕事へ行く途中、なんてことはない、普通の歩道で転びました。
 イギリスにいらしたことがある方はわかると思いますが、歩道の50cm四方くらいのコンクリートが壊れていて、そこに躓いて、気づいた時には、歩道に突っ伏していました。

 最初は、強烈な膝の痛み(タイツが破れ、膝付近に2箇所の大きな擦り傷)、そして、右手のひらが直径1.5cmくらいに血が出てしまっていました。 手を見て唖然。
 ご婦人二人が身体を起こしてくださって、ティッシュを下さいました。すぐそばのスーパーで消毒液などを買って、とりあえず、大丈夫、と思っていました。

 バスに乗ったら、左手がおかしくなってくる。恐怖です。 必死で、指だけ動かしていました。
 試験会場の隣が、私の母校だった為、お手洗いの場所もわかるから、と思って、タイツを履き替えよう、と思ったら、左手に力が入らなくて、タイツを下げることすらできませんでした。

試験の前に5分ほどリハーサルができたのですが、その際にピアノに触れたら、左の指はぶら下がっている感じ。 とにかく、取れるところは右で音をとりながら、試験では弾きました。
 その後、激痛。

 結果として、3月25日に専門医に診て頂き、左手の親指下の骨がずれた上に、骨折。 手首付近も骨折。 という診断を頂きました。
 麻酔を使う方法もあったようですが、副作用、その他も考慮し、麻酔をせずに、1分ほど泣き叫びながら、指を引っ張られたり、曲げられたりして、骨を元の場所に戻す。 そして、上の写真のようにギブスです。
 先生に、ギブスは何色が良いか聞かれたのですが、これからの恐怖(とても痛い、といわれた)、ピアノのこと、この時点での痛みから、普通が良い、というのが精一杯。 先生が、私には紫を選んでくださいました・・・


 通常、肘下までギブスをするそうですが、私の場合、手が商売道具なので、それを考慮して下さって、確実性を増す為に、上腕の中ほどまで、ギブスです。
 よって、腕を骨折したのか、と間違えられることばかりです。

 とりあえず、6週間ギブス生活(4週間で外すことも多いようですが、私は確実にする為に6週間、といわれました)。 5月まで、演奏は残念ながらキャンセルです。 6月から復帰できそうです。
 7月の日本でのコンサート関係の方々、もしここをご覧になっていらしたら、大丈夫ですので。

 左手の為に書かれた良い曲はあるので、一筋の希望を持って、右手だけでコンサートをすることも考えました、。 しかし、良い曲がみつからず、今回は断念。

 
 ギブスをしてから、1週間ちょっと経ち、ずいぶん指にも力が入るようになってきました、
 
 もちろん、最初は落ち込みました。 ですが、ネガティブにしていても仕方がありません。
 教えには行っていますし、不自由ですが、いつも通り生活しています。
 最初は、着替えも大変、何もかも大変でしたが、ずいぶんと効率よく色々なことができるようになってきました。
 そして、イギリス人の見知らぬ方々のたくさんの優しさに感謝するばかりです。

 

 手のレントゲンをとったのは、初めて。 お医者さんが色々と怪我について詳しく御説明下さいましたが、その際、確認のために、指まで画面を動かし、私の目は、初めて見る自分の指の骨に興味津々。 もうちょっと見ていたかったです。 薬指の細さ、他の指の骨の太さ。 ピアノを弾く上で、具体的に自分の骨がわかって、良かったです。

 
 ロイヤル・バレエのダンサーたちの怪我のお話を、今までたくさん聞いてきました。 酷い骨折をしても、今元気に舞台で踊っていらっしゃるダンサーのことを観ながら、私も大丈夫、と元気を頂いています。
 
 もし、ご心配をおかけしてしまったら、ごめんなさい。
 しばらく、ピアノの話題はなくなるはず。
 ショックと、右手のひらの傷がよくなったので、ぼちぼち、右手だけ練習再開です。
 後4週間半、じっくりと怪我を治します。
 皆さんもお気をつけてください。

Posted on 2013/04/03 Wed. 23:02 [edit]

category: 日常

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03

イースター 

お久しぶりです。
昨日は、イースター・サンデー。 そして、3月の最終日曜日ですから、夏時間が始まりました。 夜7時半でも薄明るく、これからは、過ごしやすい日々になるはずです。
 ただ、イースターとは思えないほど寒く、雪がチラつくことも。

 金曜日から今日までは4連休でした。 私は、昨日、今日の2連休でしたが。 子供たちも、春休みになりました。

 相変わらずバレエ三昧です。 ロイヤルバレエにも行っていますが、この10日間は、コリセウム三昧。
 バーミンガム・ロイヤル・バレエが、『アラジン』を上演し、ミハイロフスキー劇場バレエ(日本では、レニングラード国立バレエ)が5演目持って来ています。 チケットの売れ行きがイマイチのようで、私も激安チケットが回ってきたりした為、当初の予定以上に観に行っています。
 
 永遠に続く就職活動(?)をしながら、とりあえず、生活しています。
 少しずつ、夏の日本の予定が決まってきているので、まだ詳細は出せませんが、この2年間考えて、どのような音楽活動を日本でしていくのか、私にできることは何なのか、ということを少しずつ形にさせて頂けたら、と思っています。
 

Posted on 2013/04/01 Mon. 23:07 [edit]

category: 日常

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