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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

プロムス: ベルリン・フィルハーモニー 

昨日よりは暖かかった8月最終日です。

 7月13日に初日を迎え、来週末に閉幕する、ロンドンの夏の風物詩、BBCプロムスへ行ってきました。
 来週行きたいものがいくつかありますが、教えが通常になると時間的に厳しいので、きっとこれが今年の最初で最後の私のプロムスです。

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 母校、王立音楽大学の真正面にある、ロイヤル・アルバート・ホール。
 巨大なホールです。

 毎日、平土間と一番上のギャラリーは、一人5ポンドの立ち見で当日売りされます。
 今の換算だと、日本円にして、700円弱でしょうか。
 今日は、私は7時開演のコンサートの為に、3時45分から並びました。
 

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 暗いですが、こんな感じ。
 今日は遅めに並び始めたので、ちょっと後ろの方に立ちました。

 今日のプログラムは

 ベルリン・フィルハーモニー
 サー・サイモン・ラトル指揮
 
 ブラームス: ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調
         ピアノ: イェフィム・ブロンフマン

 ルトスワフスキ: 交響曲 第3番

 アンコール: ドヴォルジャーク: ポルカ(?)


 音楽を仕事にしているのでお恥ずかしいのですが、実は、ベルリンフィルを聴くのは初めてのはずです。
 ラトルも実は初めて。
 もちろん、ずっと聴きたいとは思っていましたが、今になってしまいました。

 今回は、プログラムが見事に私のつぼにはまるものでした。
 ブラームスの2番のコンチェルトは、大好きな曲。
 師匠にいわれて、実は、ちょっと勉強したことがあったことを思い出しました。

 そして、ポーランドの作曲家のルトスワフスキ。
 彼の曲といえば、2台ピアノの為の、パガニーニの主題による変奏曲が好きな曲です。

 この第3番の交響曲は、大編成。 打楽器はティンパニー+4人。
 ピアノは連弾。 プラス、チェレスタ。

 確か2003年だと思いますが、カーディフの音大時代に、この曲のピアノパートを弾きました。
 ですが、生で聴いたことはありません。
 天下のベルリンフィル、しかもラトルで聴ける、となれば、見逃すわけにはいきません。

 
 まず1曲目のブラームス。
 ブロンフマンは、プロコフィエフのピアノソナタ全集でよく聴いているのですが、多分生で聴くのは初めてだと思います。
 あくまでも、私個人の感想、として読んでください。 
 演奏者に何を求めるか、どういうのがすきか、というのは各々違いますので。

 良くも悪くも普通。
 もちろん、うまいです。
 大きなホール、しかも、決して音響が良いという場所ではないので、なんともいえないのですが、結構叩き気味(私はたたくピアノが大嫌いなので。 でも、日本の人はこういうのが好きな人が多いようなのでなんともいえません)。
 音色の変化はあまりありません。
 
 どちらかというと、お手本の演奏でした。
 オケと掛け合う部分など、歌い回しが足りないな、と思う部分があったのが私が気になったところです。

 ピアノ協奏曲ですが、私としてみれば、オーケストラの方にすっかり気をとられていました。

 冒頭のホルンのソロ。
 このホルンが、非常に素晴らしい響きでした。
 比べては失礼ですが、普段、ロイヤルオペラハウス・オーケストラのバレエでの演奏ばかり聴いているので、あまりの差に唖然としました。
 このホルンだけで、私は大満足でした。

 私はあまりドイツのオーケストラを生で聴いていないのですが、一番感じたことは、オーケストラの重なり、合わせが見事(特に弦)。
 イギリスのオーケストラは、合わせていても、個別の聴こえ方がするのです。 よく言えば、一人ひとりが個性的。 他の言い方をすれば、あっていない。

 今回のベルリンフィル、機械的ではなく、素晴らしい合わさり方でした。
 そして、フレーズの豊かさ。
 このフレーズについては、ちょうど2週間前のサマーコースで、師匠から次の段階に来た、といわれて、散々細かいフレーズについてレッスンを受けてきました。 楽器が違っても、やっていることは同じ。 なるほど、と思いながら聴いていました。

 50分ほどの大曲ですが、あっという間でした。

 
 そして、楽しみにしていた、ルトスワフスキ。
 正直、あれだけオーケストラのリハーサルで弾いたし、本番でも弾いたはずなのに、全くと言ってよいほどどんな曲か、どんな譜面だったか忘れていました。
 ですが、冒頭のミミミミ、というのを聴いたら鮮明に蘇ってきました。
 ラトルの指揮が非常にわかりやすい。
 この曲は拍がとりにくくて、散々な目にあいました。
 ラトルと比べては失礼ですが、大学の指揮者がわかりにくくて、私は最後の策として、とりあえず、CDを毎日何度も聴きまくって、耳でタイミングを覚える、という本当はやるべきではないことをして、本番に臨みました。
  
 現代曲が苦手な私にとって、全体として耳に残る曲ではありません。
 ですが、こういう曲だったんだ、あの良くわからなくて、必死になってあわせた部分はこういう風になるべきだったのだ、と10年近くの年月を経て、やっとわかりました。
 
 このオーケストラ、弱音がきれい。 
 芯のある弱音。 ピアノでも難しい部分です。

 素晴らしい音のオーケストラの音が頭の上から降ってくる感覚。
 ぐいぐいと引き込まれていく音楽。
 久々にとても良い時間をすごしました。

 平土間の立ち見では、オペラハウスの常連さんたちの姿もちらほら見かけました。
 
 アンコールの前に、ラトルが、
「普段は、ルトスワフスキの後にアンコールの曲を弾くことはないのですが、今日は、世界で一番素晴らしい観客の前です。 だから特別に」
ということで、とっても軽快なポルカを演奏してくださいました。
 
 人間的に素敵な方なのだろうな、というような音楽があふれ出ていたのが、印象的です。
 
 
   

Posted on 2012/08/31 Fri. 23:46 [edit]

category: エンターテイメント

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31

マスコット販売促進ポスター? 

昼前から教えに行くのに、太陽が出ていたから暖かいのかと思って、夏の格好で家を出たら、すっかり秋の空気。
 夜遅くならないから、と思って、ショールも持たずに出たので、失敗しました。

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 昨日から、パラリンピックが始まりましたね。
 こちらは、地下鉄の駅などでみかけるポスター。
 
 なんという名前なのでしょう? 走る時の足置き? これはオリンピックの記念に持って帰ることができませんが、このぬいぐるみは持って帰ることができます
 というポスター。
 どう反応してよいのやら・・・

 

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 先日、古楽譜屋さんへ行った時に、とっても久々にバレエショップのフリードの前を通りました。
 夏前、6月頃でしたっけ? 改装の為にしまっていましたが、新しくなってから初めて見ました。
 今までのグリーンから、白の外壁に。

 中は閉まっていたのですが、今までの当シューズがたくさん入った棚がみえなくなっていました。
 ちょっとさびしいです。

 

Posted on 2012/08/30 Thu. 21:34 [edit]

category: 日常

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30

ドイツロマン派への挑戦 

 ずいぶん秋の気配のイギリスです。
 それでも、昨日は半そでで昼間はいることができましたが。

 昨日は、楽譜屋さん巡り。
 普通の楽譜屋さんで在庫がなかったものが、駄目元で行った中古楽譜屋さんで、探していた版で見つかったので、ラッキーでした。 しかも、そこを出たら、ロイヤルバレエの某ダンサーとすれ違いました。
 完全にバレエから離れている今ですが、ダンサーのお姿を見てしまうと、あと1ヶ月ちょっとでシーズンが始まるのだ!と楽しみになりました。
 
 イスラエルのイリーナ先生から課題の指示のメールを頂いて、気持ち新たに、という感じです。
 大抵の楽譜はそろっていますが、今回先生から言われた3曲中、2曲は楽譜を持っていなかったので、楽譜屋巡りをしたのです。
 
 サマーコース中、先生に今まで勉強した曲の主なものを聞かれ、メールでそのリストを送ったので、それら、そしてコース中に聴いた私の演奏を参考に選んでくださいました。
 学生を終えてから、自分が弾きたいものを弾いていたので、こうして誰かに選んでいただく、というのは非常に楽しいことです。

 私のレパートリーから判断なさったのでしょう。 見事に抜けている、ドイツロマン派がきました。
 予想では、ブラームスとラヴェルあたりかな?と思っていたのですが。
 聴くのは大好きです。 でも、どうしても、ショパン、ロシア物に偏っていました。
 
 ブラームス: 4つのバラード 作品10
 ブラームス: シューマンの主題による変奏曲 作品9
 シューマン: フモレスケ

 ブラームスの4つのバラードは大好きな曲で、いつか弾きたい、と思って、楽譜も持っていました。
 変奏曲にいたっては、?? CDを聴いたら思い出したしだい。
 シューマンのフモレスケは・・・

 シューマンは聴くのは好きです。 クライスレリアーナ、謝肉祭、ウィーンの謝肉祭の道化、交響的練習曲。
 いつか弾いてみたいな、と思いつつも、シューマン独特の歌いまわし、というか、性格がつかめなさそうで、てをつけたことはありません。
 ですが、師匠のDr.Sにも、修士号の時にお世話になったゴードンにも、協奏曲の選曲をした時、シューマンを進められていました。 でも、複雑、と言ってやりませんでした。

 いつかは勉強しなくては、と思っていましたが、ついに。
 しかも、一番嫌いなフモレスケ。
 これには理由があり、10年ほど前、カーディフの音大に行った時、主任の生徒でこの曲を弾いている人がいました。 私はそれまでこの曲を聴いたことがなくて、何度も彼女の演奏を聴いて、世の中にはなんとつまらない曲が存在するのだろう。 しかも、長いし。 と思っていました。
 当然、CDを聴いてみよう、とも思いませんでした。

 あの先生が選んでくださったのだから、と思って、まずはyoutubeで聴いてみたら、悪くは無い!
 単一楽章で30分弱。 どんどん性格が変わって行く。 きっと、先生は私の幻想ポロネーズのあの性格の移り変わりのつなぎを高く評価してくださっていたから、この曲を選んでくださったのでは?と思いました。

 今は大好きな幻想ポロネーズだって、初めてこの曲を日本で1年間習った先生の門下生発表会で音大生が弾くのを聴いた時、すっごくつまんない曲、と思ったのです。 だから、Dr.Sに言われた時にはやる気がなかったのですが、今では私のとっても大切な曲です。
 ということは、やってみたいな、と思い始めました。
 何度もCDを聴いて、楽譜を見て、少しずつイメージができてきたところ。

 このイスラエルのイリーナ先生には、
「あなたは、考えながら弾いているわけではないのに、イメージがあふれ出てくる。誰でもできることではないから、よいこと。 でも、それをコントロールすることを覚えなさい」
 といわれていました。
 きっと、このことを学ぶのにも、この曲は大切なものを含んでいるように思います。
 
 シューマンといえば、最初は、アラベスク、アベッグ変奏曲、蝶々、あたりから入ることが多いですが、それらをすっとばして、最初にフモレスケ。
 どうなるのかわかりませんが、来年には先生のところへいけるように、勉強したいと思います。
 (でも、全部で1時間20分ほどの量。 時間が足りるのか?)
 
 でも、まずはショパン。 譜読みしなくてはいけないものが、4曲あるので・・・

 ドイツロマン派は、やはり全然違う。
 楽譜を眺めながら、今までとは全く違う書法に少々戸惑っています。
 これらを弾けるようになったら、きっと違う世界が広がってくると思うので、やれるところまでがんばってみよう、と思っています。
 
 
 

Posted on 2012/08/29 Wed. 22:02 [edit]

category: 音楽

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29

サマーコース会場 その他 

 先週、サマーコースを受けていたのは、ロンドンの北、ワトフォードにある、パーセル・スクール。
 パーセル・スクールは、高校生までの音楽専門学校。
 通いの子供たちもいるようですが、寮がしっかりあります。
 夏の間は、いくつかのサマーコースを行う団体に貸し出しをしているようです。

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 こちらが、入り口。
 この建物は、ほとんどが学科を行うような建物。
 練習室、レッスン室のほとんどは裏にあります。


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 昨年から新しく、寮の建物ができたようです。
 現在、昔と違ってイギリスは寮に対して色々と規則があり、この新しい寮には、しっかりとリフトもついていました。
 これが、私が泊まった部屋。
 ピアノつきでした。
 水周りは共同です。
 これも、現在の規則により、昔の寮に比べて、少人数での使用でした。
 
 同じ建物内に、シングル、ダブル、トリプル、それ以上の色々な種類の部屋があったようです。
 私のはシングル・ルーム。
 
 全ての部屋にピアノがついているわけではありません。
 ピアノがついている部屋の人は、今回自室での練習が振り当てられました。
 それ以外の人は、練習室での練習。

 今回は知りませんが、今までの話だと、ピアノ付きの部屋を割り当てられる人は、自室であっても、ベッドに寝転がるのではなくて、きちんと練習する人がピアノ付きの部屋、とわが師匠はおっしゃっていました。
 ちなみに、防音なんてできていません。
 私の隣の部屋はヴァイオリンの人だった為、音大時代のように、人の練習を聴きながら自分の練習もする、という懐かしい感覚を味わいました。


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 こちらが、古いホール。
 通常のマスタークラスなどは、下においてあるピアノを使い、最終日の前日のみ、この上のピアノを使いました。

 一番前の机のところに、先生方がずらっと並び(この時は、イリーナ・オシポヴァ先生不在。
 左から、ベルコヴィチ先生、ヴァイオリンのマリーナ先生、師匠、奥様。

 ファイナル・コンサートの為に、演奏時間を細かくはかっていました。
 昔は、先生の腕時計ではかって、途中でわからなくなって、計算がめちゃくちゃ、という事態が起こっていたのですが、文明の発達により、先生方は、携帯電話で時間をはかれるようになっていました。
 驚いたことは、わが師匠がiPhoneを所有し、メトロノームのアプリを入れて使っていました。
 しかも、それを他の生徒に勧めていました。 ですが、この生徒はiPhoneではないから、できないと思う、と答えたのに、それは意味がわからなかったようです。 必死に、アプリをいれろ、アプリをとおっしゃっていました。
 時代は変わります。


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サマーコース中、いつもなら、イリーナ・オシポヴァと師匠が隣に座って、意見を言っていることが多いのですが、珍しく、師匠と奥様が隣り合わせに。 だから、こうして悪さしている人が出てくるのです・・・
 奥様、子供の指導が抜群にうまいです。
 
 そして、毎度のことながら、この二人は年の差夫婦に思われ、
「Dr.Sって、あんなに若くて美人な奥さんがいるんだね」
という会話が聞こえてきますが、姉さん女房。 皆さん驚きます。
 私だって、最初にこれを知った時には驚きましたから。

 最終日の前日、先生方は途中に30分の夕食を挟んだものの、午後3時半から夜10時半過ぎまで演奏を聴き続けていらっしゃいました。
 そして、この後に誰をファイナル・コンサートに出すのか先生方が話し合い。
 先生方が学校を出たのは夜中12時半過ぎだったとか。
 Dr.Sは夜中3時近くまで学校で仕事をして帰宅。
 色々と世話役をしている人たちは、明け方まで、ファイナル・コンサートの資料作りをしていたそうです。
 本当にタフなコース。
 
 きっと、どの先生方も先週はお疲れだったことと思います。
 受けていた私でさえ、先週は疲れたままだったのでしたから。
 

Posted on 2012/08/26 Sun. 18:52 [edit]

category: サマーコース 2012年

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26

世界 

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 こんな、真っ青な素晴らしい空が広がったかと思ったら、瞬く間に黒い空になり、バケツどころか、大きな樽をひっくり返したかのような雨。
 とにかくめちゃくちゃなロンドンです。

 昼まで教えをした後、セントラル・ロンドンへ。
 生徒の楽譜調査のために大型書店に行ったはずが、足は旅行ガイドブックコーナーへ。
 もちろん、中東、イスラエルの棚の前へ。
 今週は、気がつくと、イスラエル、エルサレムのことばかり調べています。
 意外と航空券が高いから一瞬あきらめたのですが、ロンドンからテルアビヴまではEast Jetが飛んでいることを発見。 時期を選べば、結構安いことがわかったので、行きたい気持ちは募るばかり。
 まあ、まずはピアノを仕上げてからですが。

 
 ちょうど大雨を逃れて向かったのは、ケンジントン・ガーデンズ。
 前を通ることはあっても、中に入るのは久々。
 先週のサマーコースで知り合った親子が明日日本に帰る前に、最後にお会いしました。
 
 「一緒に日本に帰ろう」
 と子供たちに言われ、どうして、日本で生まれたのに、イギリスに住んでいるのか、少々子供たちには理解が難しいようでした。
 私の指導(特に音の出し方)を評価してくださる方がいるのは、とっても嬉しい。
 そして、これを本当は広げていきたい、という気持ちもある。
 でも、指が動く、とかに比べて、音、というのは誰もがわかるものではない。
 ということは、これを広めるのは、いや、気がついてもらうのはとっても難しい。
 ごめんね、でも私はイギリスでがんばりたいから、というのが今の私の気持ち。
 
 大体ね、私の実家とあなたたちが住んでいるところは同じ日本でも新幹線で2時間かかるのよ。
 昨年、1年弱ロンドンで教えていた生徒が日本に帰国した時には、
「一緒に日本に帰ってきてください」
 と言ってくれましたが、私だって、こういう生徒たちにいつも出会えるわけではないし、後ろ髪が引かれる思い。
 でも、ロンドンで私を必要としてくれる子供たちがいるから、やっぱりロンドンを去りたくありません。
 
 日本に帰るのであれば、きっとセイシェルでの方が私を必要としてくれているから、そちらを選ぶと思いますし・・・
 私が求めている先生方は、モスクワとエルサレム。 いや、一番近いところにDr.S。
 昔の人たちからしてみれば、世界が小さくなっているのだろうけれど、まだまだ距離があるのです。

 ドラえもんの『どこでもドア』がほしい!と思ってならないこの1週間でした。

Posted on 2012/08/25 Sat. 19:37 [edit]

category: 音楽

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25

だらだらの今週 

 一気に秋になってきたロンドンです。
 今までが暑かっただけで、これが、ごく普通のイギリスの8月なのだとは思いますが。
 日に日に暗くなるのが早くなり、冬が近づいているのだな、と暗い気持ちになってきます。
 
 早いもので、サマーコースが終わって、5日。 先週の今頃は熱の入ったレッスンを受けていたのだな、と思うと、1週間があっという間。
 今週はぼちぼちレッスンを開始し、臨時のレッスンを受ける子がいたりもしたので、色々と刺激的、かつ考えさせられる1週間を送りました。

 そして、サマーコース中全く何もやっていなかった溜まっている事務仕事の片付け。
 色々な申し込みを含め、新学期が始まるまでにやらなくてはいけないコンピューター仕事を書き出したら、頭が痛い・・・
 でも、やらなくては、何も始まりません。
 
 
 祝休日が少ないイギリス、今週末はバンクホリデー・ウィークエンド。 8月の最終月曜日はバンク・ホリデーなのです。
 最後の休日を満喫し、再来週から始まる新学期に備えて、来週からは心機一転していきたいものです。
 そして、やる気がないからそのままになっている、色々ととりためてある写真、少しずつアップしていくことができたらな、と思っています。 
  
 
 
 

Posted on 2012/08/24 Fri. 21:41 [edit]

category: 日常

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先生方のコンサート(8月14日) 

先週とはうってかわって、だいぶ秋の気候が入ってきているロンドンです。
日中はよくても、さすがに夕方以降になると、素足にサンダルだと肌寒くなってきました。 

 もう1週間以上前のことですが、サマーコース中、8月14日に行われた、先生方によるコンサートの記録を書いておきたいと思います。

 サマーコースには期間中全日程教える先生と、2、3日のみの先生の2種類います。 コンサートに出演したのは、ほぼ全日程教えた先生で、なおかつ、今回は全てがロシア系の先生方、という状態でした。

 1、 イリーナ・ベルコヴィチ先生(Irina Berkovich) イスラエルのルービン・音楽アカデミー
    ベートーヴェン: ピアノソナタ 第31番 作品110
 
 2、 ファズリディン・フサノブ先生(Fazliddin Husanov) クウェート音楽大学
    ベートーヴェン: ピアノソナタ 第32番 作品111

 3、 イリーナ・オシポヴァ先生(Irina Osipova) モスクワ音楽院
     15世紀の作曲家の曲2曲 
     ラモー: 2曲
     ラヴェル: 『鏡』より 悲しき鳥たち、 洋上の小船

 4、 アルベルト・タラカノフ先生(Albert tarakanov) ネイガウスの弟子
     ドビュッシー:『前奏曲』より、 沈める寺、 ミンストレルズ、 雪の上の足跡、 花火
     プロコフィエフ: トッカータ

 5、 マイケル・シュレイダー、 オルガ・マリソヴァ(Michael Schreider, Olga Malisova)
ラヴェル: ラ・ヴァルス(1台4手版)

 
 珍しく、後半(オシポヴァ先生以降)はフランス物が並ぶプログラムでした。
 たいていはトリのことが多いオシポヴァ先生が中間で弾いたら、ラヴェルの途中で上から2つ目のラの音の弦を切ってしまい、高音部を弾いた、オルガの音が抜けに抜け、気の毒になってしまいました。

 
 この日、お昼までは4時間のレッスンをして、そして受講者の前での演奏。
 毎回、先生方は大変なのですが、それでも、生徒たちは楽しみにしているのです。
 自分を教えている先生方がどのような演奏をするのか、また、今回初めて習う先生はどのような演奏をする方なのか。 それによって、レッスンに持って行く曲を私は考えますので。

 一番最初のイリーナ先生。 彼女が私が陶酔した先生です。
 前日のレッスンで、バランス、プロポーションについてとことん注意を受けました。
 彼女の演奏からは、それが何を言いたかったのか、クリアにわかります。
 決して派手ではなくて、堅実な演奏。 ですが、細かい響きと見事なコントロール。
 一般的に受け入れやすい演奏ではないかもしれません。 でも、私は思わず涙がでそうになるような演奏。
 冷静さの中に、ものすごい暖かさのある演奏だったのです。
 一番最初、ということもあり、その後の先生のレッスンで先生が弾いた時よりも、音自体が乏しかったのが残念でしたが。
 
 プログラムがわからないまま、その度に司会が入る進行だったので、次のファズもベートーヴェン、と聞いた時には、みな、少々動揺。
 ファズは、私がカーディフの音大に入った時にディプロマコースで、同じ師匠について学んだ仲。
 優秀なので、その後、カーディフでずっと教えていたのですが、昨年からクウェートで教えているそう。
 当時から私の大きな目標であり、大好きなピアニストでした。
 ですが、今年は違いました。
 ベートーヴェンの最後のソナタ、第32番。 私も9年前に勉強し、学部の卒業リサイタル試験の1曲でした。
 それを、ファズの演奏で聴ける。 
 彼の演奏は、繊細で、音色が豊かで、表現力豊か。 でも、派手すぎず、気品がある。
 数年前までは、どちらかというと内にこもっていたのが、子供が生まれてから、ずいぶん演奏が変わりました。
 多分私が最後に彼の演奏を聴いたのは、2008年。
 このソナタの第2楽章、物凄く繊細に弾くのだろうな、と思っていたのですが、輝かしすぎ。
 もちろん、第1楽章でのテクニック的な確かさ、音量、素晴らしいのです。 そして、第2楽章でのトリルの美しさ。
 でも、私が求めていたもの、いや、数年前の大好きだった演奏とは違う。
 複雑な気持ちでした。

 
 小休憩を挟んで、大御所、イリーナ。
 彼女の演奏は、今までに何度も聴いているし、彼女のメトネルと、ラフマニノフのCDは私の愛聴版。
 元々ハープシコードの為に書かれた小曲4曲を、その時代の様式をはっきりと頭に入れた上で、現代のピアノのよさを生かして演奏。
 続いて、ラヴェルは、数年前にも聴いているような気がします。
 彼女はマリーニンに師事したピアニスト。 マリーニンといえば、私の憧れ。
 色々な意味で、彼女の演奏はキラキラしていて、迫力があり、一音一音が輝きに満ちている。
 たまに、やりすぎになるのは師匠と話していると話題に上ること。
 もちろん、大音量の演奏も迫力あってすごいけれど、彼女のショパンのノクターンとかは絶品。
 私も、今まで、チャイコフスキーのロマンスとか、ショパンのノクターンとか、どれだけ忘れられないレッスンがあったか、わかりません。
 もちろん、今回も、ラヴェルでの、細かい音のきらびやかさは見事。
 情景が鮮明に浮かび、思わず息を呑むほど。


 続いて、今回初参加なのか、その前からいらしていたのかわかりませんが、私にとって初のタラカノフ先生。
 英語が全く話せないこともあり、最初は物静かなイメージの先生でした。
 私はこの時点では彼のレッスンを受けていなくて、全く何も知らない状態で演奏を聴きました。
 懐かしい、ロシア人のドビュッシー。
 沈める寺も、ミンストレルズも大学生の時に師匠と勉強したもの。
 あの時、イギリス人の先生方から、ドビュッシーではない、と講評された曲。
 確かに、フランス人が弾くドビュッシーとは全然違う。
 でも、別にいいじゃない、というのが私の考え。
 音色、表現、とにかく豊かなのです。
 ちょっと気難しそうに見えたこの先生、演奏はお茶目で、表現豊かで、変化に富んでいたのです。
 
 そして、プロコフィエフのトッカータでの切れ。
 切れがあるけれど、指が見事に鍵盤に吸い付いている。
 といっても、私は音重視なので、腕の動きは見えるけれど、鍵盤、指は見えない場所で聴いていました。
 それでも、吸い付きがわかります。
 テクニック系の曲なのに、もちろんテクニックはあるけれど、それ以上のものをみせる。
 

 そして、最後は師匠ご夫妻。
 先生、白シャツに黒の蝶ネクタイという姿で登場。
 5月の先生方の生徒の発表会でも、この曲の演奏は聴いています。
 その時よりもずっと豊かになって、遊び心がある演奏でした。
 何よりも驚いたのは、今まできらびやかだけれど、あまり深みの無かった奥様の音が、とてもやさしい音色になっていたこと。 それにより、曲に深みが加わったらしい。
 やっぱり私は師匠の弟子なのだ、と認識するほど、心地よい音楽。
 自由さがあるけれど、念蜜なストラクチャー。
 
 
 演奏し続ける先生に習いたい、という考えの私。 それを、みせてくれた先生方の演奏でした。
 先生方の演奏を聴いていると、レッスンで注意することと、先生方が一番気をつけているのだな、と思うところは一緒。
 彼らが、お互いに指導したら、どういう風になるのかしら?なんて考えてもしまったり。
 一流ホールで演奏したり、誰もが知っているピアニストたちではありません。
 でも、心に語りかけてくるピアニストたちがいる。
 そして、そのピアニストに指導を受ける。
 恵まれているんだ、本当はもっとがんばらないといけない、と思わせてくれた一晩でした。

Posted on 2012/08/22 Wed. 22:47 [edit]

category: サマーコース 2012年

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色々と考えること 

 昨日は、完全に一日ボーっと過ごしていました。 というよりも、一日ベッドの中にいた状態です。
 そのときにはそれほど感じなくても、やはり、サマーコースで疲れが溜まりに溜まったようです。

 今日は、サマーコース中に知り合った方とお会いする約束があったので、市内まで行ってきましたが。
 


 サマーコース中、日本人の参加者もいたので、いつものように、色々と日本の現状をお聞きしたり、その演奏から感じ取ったりしていました。

 日本の音楽教育をほぼ受けていない私にとって、色々と考えさせられました。
 衝撃的なこともありました。
 
 レッスン方法、練習方法、今までも日本の方から色々なことも伺っていましたが、再び残念な気持ちになることが多々ありました。 日本の音楽での常識=世界の常識では決して無いように思います。

 
 先生方もこれを感じていらっしゃいます。 イギリスの総合的な音楽教育(たとえば、グレード試験では、曲もさることながら、スケール、アルペジオ、初見、聴音(音楽史的なもの含む)が必須)に慣れていると、日本でのピアノ教育は偏っているように思うようです。 そのところ、先生方も完全に理解ができているわけではないので、???となってしまうようです。

 
 日本人の生徒だけではなくて、他のイギリス系(ロシア系以外)の人たちのレッスンをみていても感じましたが、ほぼ全ての人が、音の出し方、音色の変化についての指導を受けていました。 これは、一度のレッスンで変わるようなものではなくて、特に今までやったことが無かった人たちは非常に大変だったようです。
 私が、Dr.Sについていた間、ずっとしつこく指導されてきた部分です。

 私が気に入った、そしてお声をかけて頂いたイスラエルの先生は、私が聴講していたレッスンのほとんどで、これを指導していました。 私はここの部分ができていた分、先生は指導しやすかった、ということがあると思います。

 色々なことが頭の中を渦巻いていますが、そろそろ、ピアノに向かいたくなってきました。 昨日は、その気持ちがあっても、ピアノの前に座る元気はありませんでしたので。
 
 
 

Posted on 2012/08/21 Tue. 17:48 [edit]

category: 音楽

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サマーコース終了! 衝撃的な出会い 

 この1週間、ほぼ毎日晴天。 今日は気温も高くて、ゆでだこになっています。

 ご無沙汰しておりましたが、本日、無事にサマーコースが終了しました。
 非常に幸運なことに、今年のファイナル・コンサートはサウス・バンク・センターの中の、パーセル・ルームで行われたので、パーセル・ルームで演奏させて頂くことができました。

 2001年から08年までは毎年参加し、3年間のギャップがあって今年再び参加しました。
 正直、最後に2008年に参加した時には、ほぼ全ての先生方から、「みゆきのよさはどこへ行ってしまったの」というコメントを頂きました。 自分でももがいていた時期です。

 4年間、師匠のところへいったのは、3、4回ほど。 怪我があったりもしましたが、ほぼ独学でした。
 この状態で、今年再び参加すること、大きな不安がありました。
 ですが、先生のレッスンは受けていなくても、それまでに先生が築き上げてくださったもの、そして、舞台、という最高の勉強の場を多く与えて頂いていた為なのか、よい評価を頂ました。
 あの師匠が、先ほどお礼の挨拶をしたら、
「正直、演奏の上達に非常に驚いた。 自分自身であそこまで勉強できたことはすごい」
とのこと。

 月曜日のコンサートで、ショパンのノクターンを弾いた時には、私のことをできない頃からご存知のモスクワ音楽院のイリーナ先生が、
「豊かな音色、フレーズ、表現、今までミーシャ(Dr.S=師匠)があなたに教えていたことが花開いたわね」
とおっしゃってくださって、飛び上がるほどうれしかったです。

 毎日違った先生のレッスンを2回ずつ受けましたが、その中で、いや、初日に運命的な出会いをしてしまいました。
 多分去年あたりからここに来るようになった、多分ロシア人、20年以上イスラエル在住の先生に出会ってしまったのです。
 私は、モスクワ音楽院のイリーナ先生の教えを受けたくて、このコースに参加していたようなものですが、このイスラエル在住の先生、見た目はすごく怖い。
 第一印象は、「怖い」
 レッスン、どうしよう・・・ という感じだったのです。
 ですが、たまたまそのレッスンで弾いたショパンの幻想ポロネーズ、その夜のコンサートでのノクターン、そしてその後のマズルカ、その他、どうやら私の演奏を気に入ってくださったようでした。
 レッスンの翌日、
「あなたを教えたいから、イスラエルに勉強にいらっしゃい。 私はあなたの演奏が好きだから」
 と言われてしまいました。 私もこの先生の教え方が非常に好きで、こういうお言葉を頂いたことは、とても幸運です。
 
 まあ、この先生の指導は師匠の指導に似ているところもあり、きっと、いや絶対に私が師匠が叩き込んでくださった基礎があったからこそ、お声をかけてくださったのだと思います。
 一度のレッスンで、曲がみるみるうちに変わっていき、それが心地がよい変わり方だったのです。
 師匠に出会ったときと同じくらいの衝撃の出会いかもしれません。
 曲をいくつか仕上げて、まとめて1週間とか、イスラエルまでレッスンに行くことができたらいいな、と思っています。 

 今までに、いろいろな先生のレッスンを受けてきましたが、こういう気持ちにはなったことがありません。 もちろん、モスクワのイリーナ先生にはずっとモスクワに誘われているし、彼女のレッスンが私も大好きですが、今回の先生の方が求めている方向が一緒。 ただ、モスクワのイリーナ先生の指導も私には非常に必要なものですが。

  彼女が、イスラエルではなくて、どこか近くのヨーロッパにお住まいだったら、どんなによいか、と思いますが。

 定期的なレッスンを受けていない分、この1週間は非常に貴重で、今まで以上に多くを学んだような気がします。
4年前の二の舞はしたくない、と思っていましたが、4年前とは正反対の評価を頂けたので、また真摯に学んでいこう、と思います。
 
 師匠のレッスンは一度だけでしたが、師匠の前で、いつものようにlittle girlになってしまうのではなくて、レッスンでもきちんと演奏ができたので、成長したな、と自分自身に感心しました。
 
 明日はとりあえずレッスンを入れていませんが、ロンドンに帰ってきている生徒のレッスンが今週から始まります。
 5週間ほど生徒のレッスンをしていないので、みなさん練習しているのでしょうか・・・
 子供たちに会うのが楽しみな反面、私自身がこのコースを受けた直後、どうなるのかしら、と少々不安です。

 さて、私自身、この1週間の復習をしつつ、1月のリサイタルに向けてショパンを仕上げて、そして、イスラエルの先生からこれからのレパートリーのアドヴァイスをいただけるようなので、それを心待ちにしたいと思います。

 コースの会場は電波のつながりが非常に悪くて、最低限のメールを見るだけで終わっていました。
 時間があったら、メモしていたことをここに記録していきたいな、と思っています。

Posted on 2012/08/19 Sun. 18:53 [edit]

category: サマーコース 2012年

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19

オール・ショパンにするらしい・・・ 

 そういえば、と思って、来年1月にあるリサイタルについて、自分の名前を検索したのです(イギリスなんて、ちゃんとした情報を言われないことも多くて、自分で検索して時間などを知ることもしばしば・・・)。

 たしか5月頃に頂いたお話で、ロンドンから列車で45分ほどのところの劇場で、3晩に渡り、3人のピアニストが違う作曲家の作品を取り上げる、というコンサート。 
 
 詳しくは、
  このページ

 私のところに、最初は、ロマン派の作曲家で、というお話が来ました。 その後、詳細の連絡があって、ショパンを中心に、他の作曲家も交えてもよいですよ、とのこと。
  
 よって、前半ショパン、後半はリストのソナタと編曲物を弾こうかな、と思っていました。
 
 が、今日調べてみて、私以外の方のプログラムは、一人がドビュッシー、もう一人がリスト、とのこと。
 さすがに、リストを重ねるのはまずいな・・・ と思ったしだい。
 
 というわけで、ちょうど明日からコースに行く前に気がついたのでよかったのですが、プログラムを考えなくては。
 ショパンで一晩やるのであれば(40分+45分)、いくつか今のレパートリーに付け加えをしたいな、と。
 楽譜を引っ張り出してきて、コース中に集中譜読み+暗譜です。
 短いものは、コース後半でレッスンして頂けたら、と思います。
 
 久々の夜のリサイタルになるので、とても楽しみです。 
 サマーコース中に、秋にいくつか入っているコンサートのプログラムも決めなくてはいけません。
 ですが、コースで他の人の演奏を聴いたりすると、弾きたいものが増えてしまうのですよね。
 まあ、そうなる前に、とりあえず、ショパンをやらなくてはいけない、とわかって良かったですが。

 練習中断で、とりあえず、ネットでオール・ショパン・リサイタルのいろいろなプログラムを拝見していますが、皆さん各々興味深いプログラム。
 私はどうするのでしょう?
 
 実家と違い、ロンドンの家には電子ピアノがあるので、夜中でも練習可能。
 明日からの過酷(?)な日程に備えて、今日はほどほどにしようと思っていますが。
 

Posted on 2012/08/11 Sat. 18:17 [edit]

category: 音楽

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11

明日からサマーコース 

 早いもので、帰ってきてからもう4日目。
 
 生徒たちはオリンピックを避けて、ほとんどがロンドンにいません。 よって、昨日、今日で2軒だけ教えに行き、通常は夕方までの土曜日の教えも、今日は午前中で終了。
 4週間ぶりに会った6歳の男の子、背が伸びていて驚きました。

 
 私は明日からサマーコースです。
 2001年から2008年までは毎年参加していて、今回は久々の参加になります。
 サマーコースとは、いわば、ピアノの合宿。
 1週間、音楽中学、高校の寄宿舎を使って、レッスン、練習、演奏に励みます。
 私が参加するものは、ロンドン郊外。 先日、サッカーの女子決勝が行われた、ウェンブリーから北へ行きます。
 
 観光の時間は全くありません。 ひたすら、朝9時から夜10時近くまで、スケジュールが決められています。 周りには自然しかありません。 

 リピーターが多いので、知っている顔に会うのも楽しみ。
 メールしてくるたびに、このコース・リーダーのわが師、Dr.Sは、「みゆきにあえるのがうれしい。 会うのが楽しみ」と毎回書いていましたが、いつものように、またふてくされるのか・・・
 私としてみれば、私の演奏を導入期から知っている先生方の前で4年ぶりに弾く、というのは非常にプレッシャーがあります。 ですが、逃げてばかりいられませんものね。 しっかりと現実と向き合う1週間になると思います。
 そして、もちろん教えは大好きですが、自分のピアノと1週間向き合う。 学生時代には当たり前だったことをまたできるのは、非常に有意義なことだと思います。

 私の家から車だったら通える距離ですが、私は運転ができないので、泊り込みです。
 よって、日本からの荷物をやっとどうにかしたところですが、再び荷造りです。 
 もちろん、全く何もやっていません。
 途中で何かを買うことは、周囲にお店が無い為、不可能。
 忘れ物をしないようにしなくてはいけません。

 というわけで、晴天の今日、賑わいを見に、セントラルまで行きたいところですが、ピアノに向かうことにします。

 コンピューターを持っていくので、時間が許す限りブログは更新しようと思いますが、例年だと、夜中12時近くまで練習して、そのあと皆でおしゃべり。 という生活になるはずなので、できるかどうかは未定。
 

Posted on 2012/08/11 Sat. 13:16 [edit]

category: サマーコース 2012年

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11

ウェンブリー 

 昨日は、自分で驚くほどたくさん寝て、昼間にも寝たので少々心配しましたが、いつも通り時差ぼけはなしです。
 私の家族は、誰一人、今まで時差ぼけになった人がいません。

 心配していた気温も、日中は半そででちょうどよいくらい。
 夕方になると、こちらの人は、ノースリーブだの半袖だの、という人が多いですが、さすがに連日30℃を超える国から来た私には少々寒くて、ウールのカーディガンを引っ張り出してきました。

 日本の湿度の高さと違い、こちらは乾燥しています。
 日本では、シャワーの後にボディー・クリームを塗らなくても平気だったのに、油断していたら、すっかり脚がガサガサ。 
 日本では暑さの為、いや、熱中症予防も兼ねて、水を飲んでいましたが、こちらでは乾燥のため、日本と変わらないくらいの水分摂取です。

 
 さて、これを書いている今、ちょうどウェンブリー・ストゥディアムにて、フットボールの女子の決勝が行われています。
 もし、日本対イギリスになったら、ぜひ観に行きたかったのですが(もちろん、ユニオンジャックを持って・・・)

120809-2


 ウェンブリーは、今住んでいるところから、そう遠くはありません。 直線距離だと、ほんのわずか。
 1枚目の写真の手前の柵で、この写真を撮っている距離がわかるでしょうか?
 これは、家から歩いて5分ほどの見晴らしが良い場所で今日撮ったものです。

120809-1


 ちょっと近づくと・・・
 わかりますか?

 日本滞在中、時折テレビを見ましたが、女子サッカーの準決勝の試合が行われた、カーディフ、5年間住んだ街です。 日本で、自分が住んだ場所の名前を聞く時ほど、懐かしい気持ちになることはありません。 そして、私がそこに住んでいたことを覚えていらっしゃる方がいたりもして、少しでも、ロンドン以外の地名が知られたらうれしいな、という思いでした。

 ロンドン中心部にはまだ行っていませんが、思ったよりもロンドンは混雑していません。
 オリンピックももう少し。
 サマーコースに行く用意がきちんとできたら、日曜日、ちょっとだけでも市内に行って、マラソンを見たいな、と思っていますが、今の天気予報によると、雷のマーク。
 まあ、外れることがほとんどの予報ですので、今回も外れることを願って・・・

Posted on 2012/08/09 Thu. 21:30 [edit]

category: 日常

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09

The last moment in Japan! 

現在、日本時間7日21時。 あと1時間足らずで、成田を出発です。
 
 今回は、家族との時間を過ごすことがメインでの日本滞在でした。
 イギリスを出てから帰るまでがちょうど4週間。 日本滞在は3週間と5日くらい。
 
 昨年に続き、今年も公開でのコンサートなし。
 その代わり、実家で、母関係の私も長く知る方々にホームコンサートを行いました。
 今まで、演奏も良いけれど、イギリスの話を聞きたい、という要望が多かったこともあり、今回はこのような形をとりました。 色々と要領を得なくて、手間取ったことが多いのが事実です。
 
 演奏したのはこれ1回。 私の友人には一切会わない今回の滞在でしたが、それでも、あっという間。
 7月13日の朝成田に着いて、そのまま、家族で箱根に1泊したのですが、そんなの遠い昔のことのように思います。

 
120807-1


 日本に着いた日、御殿場から乙女峠を抜けて箱根へ行く道すがら、あじさいが群生していました(恐らく、御殿場市によって植えられたもの)。
 イギリスを発つ前から、あじさいを見ては、あの美しい和菓子のことばかり目に浮かんでいた私。
 日本であじさいを見たら、あじさいの和菓子(水菓子)のことしか頭に無くなり、和菓子屋さんを見かけるたびに伺ったのですが、時期的にもう遅い、とのこと。
 がっかりしていたのですが、地元の和菓子屋さんを覗いたら、『あじさい』の文字。 ですが、何度か覗いてもずっと品切れ。 昨日の午前中、買出しに行く途中に覗いたら、やっとありました!
 もうちょっと細かいのが私の希望だったのですが、それでも、この水菓子を食べられるのなら、と思って購入。
 
 ぎりぎりで、今日の午前中にこれを食べてきました。
 こういう、季節の美しいお菓子は日本ならでは。
 盆踊りと並んで、私が日本人になるひと時です。

 少々、日本に後ろ髪が引かれる思いがありつつも、やはり私が息できる場所はイギリス。
 せめて、もう少し日本とイギリスが近ければ・・・ 航空券が安ければ・・・

 9時55分発のエールフランスの夜便に乗る為に、上野からアクセス急行に乗って、7時30分頃成田空港に着いたのですが、エールフランスのチェックイン・カウンターは長蛇の列。
 私は事前にオンライン・チェックインをしてあったので、その列を飛ばして、すぐにチェックインができ、なんと7時35分にはチェックイン完了。

 ですが、カウンターの女性、私の航空券は帰りのもの、とわかって、イギリスの滞在許可証を見せるようにいわれました。
 永住権が貼られたヴィザのページを開くと、彼女は何度も繰り返し読んで、滞在期日がわからない、とのこと。
 私のは永住権。 よって、それ以外のヴィザで、有効期限が書いてある部分には、indefiniteと書かれています。彼女は何度も首をかしげていらっしゃいましたが。
 これ、昨年も同じことがANAの職員がカウンター作業に当たる、エティハドでもありました。
 航空会社としては、帰りのチケットを持っていない者を相手国の有効なヴィザが無いまま乗せてはまずいのはわかります。
 意外と、カウンターの方、知らないのでしょうか?

 ちなみに、ジュリア・ロバーツ、ヒュー・グラント主演の『ノッティングヒルの恋人たち(邦題)』で、映画の最後のほう、記者会見中のジュリア・ロバーツ扮するアナ・スコットが、いつまでイギリスに滞在するのか、という2度目の質問で、『indefinitely』と答えていたはずです。

 この時間、ホノルル、グァム行きがあったりして、ホリデー気分の家族連れが多い成田空港第1ターミナルでした。
 

Posted on 2012/08/07 Tue. 20:50 [edit]

category: 日本

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07

ネット上で10年近く知っていた方出演のコンサート 

日本に来てから、すっかりと芸術観賞とは離れていましたが(自分自身の事はもちろん続けていますが)この3日間は芸術三昧でした。
 金曜日は、ブリジストン美術館へ行き、昨日は友達(5歳)のバレエの発表会観賞。 そして、今日は楽しみにしていたコンサートへ行ってきました。

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 目白通りをちょっと入ったところにある、雑司が谷音楽堂で行われたコンサートへ行ってきました。
 写真のように、一見すると個人のお宅のような建物。 住宅地に建つ客席数60席ほどの素敵な会場でした。 名前だけは知っていたのですが、行くのは初めてでした。

 10年ほど前にインターネット上でお見かけして、ブログ(当時は日記ですね)を拝読させて頂いていたピアニスト、赤松林太郎さんがご出演なさるコンサートへ行ってきました。
 ずっと演奏をお聴きしたい、と思っていたものの、林太郎さんは東京、関西、北海道を中心に他の地方へ、とお忙しいスケジュールでご活躍されている為、私の日本滞在中にコンサートが東京で行われることは今までになかった為、やっと今回、ということになりました。
 

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今回は、林太郎さんが以前共演なさったという、アウローラ管弦楽団の弦楽奏者で結成された弦楽四重奏、Ensemble Quattoro Foglieの第1回演奏会、ということです。 彼らはアマチュアの方々だそうですが、そこに林太郎さんが加わっての室内楽コンサートでした。

 プログラムは、

 ハイドン; ピアノ・トリオ ジプシー
 ピアソラ; ブエノスアイレスの夏、 鮫(以上、ピアノ三重奏)

 シューマン; ピアノ五重奏曲 作品44

 というものでした。
 
 変化があるプログラムで、私は2階席から聴いていたのですが、音がきれいに響く会場でした。
 アマチュアの方、といえども、イギリスのどっかの音大の弦よりも音程はきちんとしています。
 そして、何よりも、音楽を楽しんでいるのが聴いていて、手に取るようにわかります。
 
 というわけで、久々に音楽を聴いて、有意義な時間を過ごさせていただきました。
 次回は、ぜひ、林太郎さんのソロを拝聴させて頂きたいと思っています。

Posted on 2012/08/05 Sun. 22:11 [edit]

category: エンターテイメント

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05

デビュー?? 

 毎日とろけるような暑さです。
 食べたいものがたくさんあるのに、食べたい、と思うものが限られます。
 もうすぐロンドンに帰る私の選択で夕食が決まるので、我が家は数日、魚続きです。 

 さて、先月だったか、その前だったか、私は立ち食いそばを食べるのが夢、と書いたことがありますが、もうひとつ、食べてみたかったものがありました。
 今日は昼食が独りだったので、実行。
 それは、ラーメン。 家でラーメンを食べることはあっても、外、いわゆるラーメン屋さんでラーメンを食べたことは幼い時を除いてありませんでした。
 小学校1年生位の時、旅先でラーメン屋さんに入ったことがあるそうですが、私が

 「ここのお店は、注文を受けるのも、作るのも、出すのも、お会計も全て一人のおじさんでやっていてすごいね」
 と、感心したそうです。それ以来行っていません。

 全くわからないので、とりあえず、出かける予定があったので、実家の最寄り駅に近いところを検索。
 おじさんばっかりのカウンターの店内。
 おいしかったのですが、ラーメンはとんこつ味のみだったようで、とんこつラーメンを食べたことが無かった私には少々重め。 
 まあ、とにかくずっと食べたくていたものを食べられたので、それなりに満足でした。


 そして、デビューといえば、先週の土曜日のこと。
 私、イギリス大好きで、イギリスに住んでいますが、実は、日本文化、というのは愛するものです。
 その中でも一番お手軽な、盆踊りはそれこそ、3才くらいから今までずっと大好きなもののひとつ。

 我が町内は、昔は2夜盆踊りをやっていましたが、大変、という理由で一昨年から一夜になってしまいました。 折角、大変な思いをしてやぐらを建てるのだから、一夜ではもったいないと思います。
 私としてみれば、1週間くらいあっても足りません。

 今年は、その前の週の週末に2時間ずつ行われた練習会にも参加。
 家族からは、行かなくていい、と言われたのですが、そんなの聞くわけがありません。 本番が1回なのなら、せめて練習で2日踊れたら嬉しい、という考えです。
 大体、今年は我が家は町内の支部長。 一応、支部長は練習に参加しましょう、ということだったようなので、それを理由に出来ます。

 私としてみれば、小学、中学生頃まで私をよく知っていた盆踊りのお仲間はここ数年で皆さんお亡くなりになってしまったし、ここに住んでいないから、もうほとんど私を知っている町会の人もいない。
 だから、練習に参加したって、どこのだれかわからずに済む、と思っていました。

 ですが、久々に盆踊りをしても、身体は覚えているので、そして、強制参加のPTAのお母様以外は、平均年齢65歳ほどの中で、やたらと踊れる私の年齢、というのは目立ったようです(計15人ほどですが・・)

 よって、大人しくしていたはずなのに、休憩時間には、
「お上手ね。 どこの支部の方?」

 終わったら、振付を覚えていた二人のご婦人のお一人に声をかけられ、

「お上手ね。 町会の方?」
「子供のころからずっと踊っていたので。ずいぶん忘れていますが。 一応町会の者です」
「どこの支部の方?」
「確か、8か9です(覚えていない)」
「8か9のあたり、と言ったら、もしかして花柳で日舞をやっていた加藤さん? だったら、上手なはずよ」

 一発でバレました。
 しかも、母は挨拶はするものの、話したことはない方だったのですが、私がピアノをやっていて、海外にいる、ということまでご存知。 田舎は恐ろしい。

 ただ嬉しいことに、
「今年は、是非やぐらの上で踊ってね」
 
 表向きには平静を装っていたものの、内心喜びでいっぱい!
 子供の頃から、やぐらの上で踊れる、と言われていたものの、ほかの子供たちが上がりたくなったら困るから、駄目、と盆踊り仲間のご婦人方に言われていました。
 やっとやぐらに上がれる時が・・・

 もちろん、ドジな私を知っている家族は反対していました。
 が、いうことなんて聞きません。
 

 ということで、先週の土曜日は暑いのに、やぐらの上で、2時間踊ってきました。
 アンパンマン音頭に始まり、今の子供たちは知らないであろう、オバQ音頭。 
 地元の音頭が二つに、近隣の新秩父音頭、おなじみ東京音頭、八木節、炭坑節、初めての知らない音頭、きよしのズンドコ、最後には好きになった人、楽しみました。
 強いて言えば、子供の頃からオバQとか、当時のドラえもん音頭よりも、八木節、東京音頭が大好きだった私は、子供の踊りが3回も繰り返されたのに、八木節が1回だったことは少々不満。

 そして、大人しく誰もわからないだろう、と思って参加した盆踊りだったのに、若いのに(あの集団では、私はずば抜けて若い)よく踊れる、ということで、評判になったようです・・・
 しかも、お手伝いをしている中に、私も知っている方が混じっていたこともあり、加藤さんところの長女、ということが知れ渡りました・・・
 私の妹は、私たちは似ている為(妹の方が細いですが)、町内を歩けない、恥ずかしい、と言っています。
 
 来年は、PTAのお母様方にぜひ指導を、なんていう話まであがったようです。 非常に困ります。
 私にとって、盆踊りの振りは半分以上は音楽を聴けば思い出すものですし、ピアノの暗譜と比べれば、とっても簡単なもの。 
 今回は、忘れないように、しっかり振りをノートに書きました(こういう無駄な事ばかりしています)。

 先週の土曜日はとても暑い上に、やぐらの上は電気で温度が上がります。
 よって、浴衣は汗でびっしょり。

 明日まで4日間築地本願寺での盆踊りがあるので、ここでの盆踊りに参加することが夢だった私は行きたかったのですが、先週、鼻緒がすれて、足に5か所のまめ。 しかも1か所は長さ2cm以上の水膨れになってしまったのです。 下駄をはくと痛いし、第一予定上、都内を浴衣を着て歩くわけにはいかないから、荷物が困る、ということで、あきらめました。 4日間もあったら、さぞかし楽しいことでしょう。

 というわけで、今でもふとした時に盆踊りの音楽が頭の中に鳴り響いています。
 1週間でしっかりピアノモードにしなくてはいけません。

Posted on 2012/08/03 Fri. 23:23 [edit]

category: 日本

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03

日本人の不思議 

毎日、茹るような暑さです。 

 日本に来てから最初の2週間半はほとんど都内にも行かずに過ごしていました。
 このところ、続けて都内に行っていますが、驚くことがいくつか。
 
 まずは、電車の中で大声で話す人がいない。
 ロンドンだと、本を読む人が多い。 それも、電子書籍の使用率が老若男女、多いのです。
 今のところ、電子書籍を電車内で使う人をみかけません。
 
 驚くのは、ロンドンだと25℃で暑く感じるのです。 その気温で、街には上半身裸の男性とか、裸のような格好の女性が多くなります。
 が、日本では裸の男性は今のところ見ていません。 女性は、この暑さでもタイツ、レギンスを穿く人が多くて、暑くないのかしら?と感心してしまいます。
 袖がある服を着ている人も多いのが、印象的。

 
 怖いな、と思うのが、人にぶつかっても、狭いところをすれ違いたくても、言葉を発せずにぶつかってくること。
 
 イギリスを愛する私は、歓迎されないお土産を日本に持ってきたようで、毎回のように私が電車を使うたびに、電車の遅れがあります。 普段は遅れが非常に少ない私鉄です。
 この前は、人が線路内に入った? 今日は、線路内で火事? 日本語理解力が非常に低くて、アナウンスが正確に聞きとれません。
 
 知っている方との会話はよいのですが、ふいにお店で何か言われたりすると、ほとんどわかりません。
 日本語苦手です、という印が必要な気がしてきました。 

 というわけで、時折テレビでロンドンオリンピックの映像を見ながら、私がよく通っているような場所での競技を見ると、変な感じがしています。

Posted on 2012/08/02 Thu. 22:10 [edit]

category: 日本

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02

実は・・・ 

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またまたご無沙汰しております。
 実は、2週間半前より、上の写真の建物がある国に滞在しております。

 今回は、最後まで予定がみえて来なかった為、そして諸々の事情で、ほぼ誰にも知らせない状態での来日です。
 あと1週間ほどでロンドンに帰ります。
 カミングアウトしないままにすることも考えたのですが。

 というわけで、折角ロンドンオリンピックが行われている真っ最中、だというのに、全くブログからの発信も無い状態でした。 いつものごとく、普段と違って、一日のほぼ全部を日本語で過ごす為、夜になると日本語を書く気力もなくなる、という私の中学、高校時代を知っている人たちからすると考えられないような現象が起こります。

 暑さに参っておりますが、あの肌寒いロンドンからやってきた身には、汗を自然にかく、というのが、気持ち悪さもありつつも、非常に健康的だな、と思っています。

 そして、テレビのないロンドンの自宅とは違い、日本でオリンピックの開会式の映像を5時起きで見ることができたのも、ある意味で嬉しいことでした。
 
 申し訳ありませんが、帰国まで予定が入ってしまっているので、今回はどなたにもお目にかからずの帰国になります。
 

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向かって右側のウェンロックは、オリンピックのマスコット。 去年の夏に日本に連れてきました。 そして、左側のマントヴィレは、パラリンピックのマスコット。 今年連れてきました。 それほどオリンピックの放送をテレビでみているわけではないのでなんとも言えませんが、日本のテレビにあまり露出していませんね。

 とりあえず、再来週に迫ったピアノのサマーコースの為の練習と、付け焼刃のロシア語(10年以上初級から抜け出せない)の勉強をしつつ、今回は珍しく日本の夏を満喫しています。
 

Posted on 2012/08/01 Wed. 22:01 [edit]

category: 日本

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