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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

疲労たっぷり 

 昨日までとは変わって、気温も低め、空もグレー。

 これからジュビリー・ウィーク・エンド、天気に恵まれなさそうです。

 明日はせっかくのマンチェスター、どうにか雨が降らないと良いな、と思っていますが。


 昨日は35分ほどのコンサートだったにもかかわらず、とんでもない疲労感。

 あの後、教えが1件ありましたが、夕食を作る気力もなく、途中で買って、夜練習する気力もなく、なんと10時半にはベッドに倒れこみました。

 そして、今朝起きたのは8時過ぎ。 何時間寝たのでしょう・・・

 

 それでも、まだまだ疲労。

 この疲労感、4月のコンサートのものとは違います。

 いってみれば、以前のコンサート後の疲労感が戻ってきました。

 昨日は、いろいろとやってしまったことはあるものの、それでも、だいぶ音楽が戻ってきて、完全燃焼に近いものがあったのです。

 

 35分のコンサートに5曲の小品。 

 大曲を弾く際の体力、というのもきついものがあるのですが、こうして、小品ばかり、というのも、実は非常に疲れることなのです。

 小品だからこそ、その一つ一つにクライマックスがありますし、わーっという感じの聴かせどころもありません。 

 曲が変わる毎に、自分自身を一瞬にしてリセットしていきます。

 

 よく、小品ばかり、なんて演奏が楽、というように思われるし、言われますが、実際は全く違います。

 プロコフィエフの戦争ソナタのようなものは、それはそれは体力を使いますが。

 その意味で、私にとってメンタルも体力もきつくて、演奏後まさに床に座り込んで動けなくなったのが、ベートーヴェンの最後のソナタ。 大学の卒業リサイタルの中の1曲でしたが、あの感覚は滅多に味わえるものではありません。

 

 今日は、起きているのに、メンタルが寝ている感覚。

 教えの間だけはシャキっとしますが。

 

 ボーっとしすぎて、ボロボロの身体をどうにかすべく、久々に鍼に行こうか、と思ったものの、その時間も逃す有様。

 この私が、疲れすぎて食べる気力もなくて、朝も、昼も昨日買って来たストロベリーが主食。

 さすがに、夜は食べましたが。

 

 明日は朝4時半起きでマンチェスター。

 初めての場所で心配もありますが、夏以来、久々に大好きなショパンのノクターンを弾く予定なので、楽しみです。

 

Posted on 2012/05/31 Thu. 02:39 [edit]

category: 日常

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31

コルチェスター散策 

 ロンドンから北東に途中全く停車しない列車にて50分ほどで、コルチェスター(Colchester)駅に着きます。

 そこで列車を乗り換えて5分程度で、コルチェスター・タウン駅へ。

 メイン・ラインが走るコルチェスターから街中へは結構遠そうです。

 ロンドンから、まっすぐコルチェスター・タウンへ行くことができる列車も走っています。


 こじんまりとしていて、でも、大きな街で、ロンドンよりも人種の種類が少ないです。


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  たくさんの小道があるのがこの街。 規則を守らない自転車もいないし、車も通らないから、歩くにはもってこいです。

 ジュビリーの為に、こうしてユニオンジャックが。


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 ここも。


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 匂いにつられて歩いていくと、ありました!

 今年は涼しかったからまだ駄目かな、と思っていたのですが、ローカル・ストロベリー!

 昨年はつぶすのが怖くて、買うのを諦めたのですが、今日はその為に(何のためにこの街へ来たのでしょう?)、大きなタッパーを持参。 用意周到です。

 幸せな甘い香りが漂っていました。

 他にも、新鮮なお野菜がたくさん。

 買いたいけれど、荷物になるから今回はストロベリーだけで他は諦めました。


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 そして、コルチェスター城の周りの公園へ。

 ここでピクニック。

 買ったばかりのストロベリーも食べたかったのですが、完全にイギリス人になりきっていない私は、彼らのように(もちろん、全てのイギリス人ではありませんが)洗わずに食べる気にはなりませんでした。


 大きな木の周りにベンチがしつらえてありました。


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 今年はバラが遅め。

 昨年も、ちょうど5月の最終週の水曜日にここに来ているのですが、この写真とは違うローズ・ガーデンも全くといってよいほどバラが咲いていませんでした。

 ここは満開になったらきれいでしょうね。



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 一番奥まで行くと、川が流れていて。

 この半分壊れたベンチでぼーっとするのがよさそうです。


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 3枚上の写真の端に写っている池。

 小さいのですが、ボートができるようです。

 柵も何もないので、池の中に落ちるのは簡単です。


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 なぜか、白鳥が1羽。

 非常に動きが大きく、それでいて優雅。

 私はマリアネラとこの白鳥を命名。

 ロイヤルバレエのマリアネラのオデットのような白鳥でした。


 公園でゆっくりした時間も含めて2時間半ほどの休日でした。

 またお声をかけて頂けそうなので、楽しみにしています。

Posted on 2012/05/30 Wed. 06:23 [edit]

category: イギリス 遠出

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30

コルチェスターでのコンサート 

 ロンドンから北東へ行ったところにある、エセックスの北の街、コルチェスター(Colchester)にてのコンサートでした。


 ここの教会では、一昨年の2月に初めて演奏をさせて頂いて、それ以来、毎年呼んで頂いています。


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 コルチェスターのLion Walk URC。

 非常に古い教会のようですが、現在は建て直して、塔は残っているものの、礼拝堂は、この写真の右側の円形の部分の日本風に言う2階になっています。

 一般的な教会のような風情には欠けるものの、中は暖かく、冬でも助かる教会です(冬の間は、教会での演奏はかなり辛いものがありますので)。


 

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 こちらが内部。 今日は、かなり多くの方々がいらして下さいました。


 プログラムは、


 グリンカ/バラキレフ: ひばり

 ブラームス: 幻想曲 作品116より、第3番 カプリチオ

 ドビュッシー: 喜びの島

 ショパン: 4つのマズルカ 作品67

 ショパン: 華麗なる大円舞曲 作品18


 ここのピアノは、非常にブライトな音のペトロフのグランド。

 ペトロフは、私の指に非常に相性がよく、大好きなピアノです。

 ここのはそれほど好みではありませんが。

 それでも、とにかく、状態の良いピアノがあることほどありがたいことはありません。


 前2回のコンサートから、ここでは特に小品が好まれることがわかっていたので、このプログラム。

 ドビュッシーの喜びの島は先週弾きましたが、それ以外は、昨年夏以来の舞台。

 

 『ひばり』は弾けば弾くほど新しいものが見えてきます。

 実は、これを昨夜練習し始めたらとまらなくなって、朝6時に起きないと、と思っていたのに、2時過ぎまで練習してしまいました。 もちろん、電子ピアノでの練習ですが、気分はグランドで弾いている。 だから、微妙なタッチも調整し、それが反応されます。

 まだまだ改善の余地がありすぎます。


 ブラームスの『カプリチオ』は、10年以上振りに演奏。

 この曲は、1998年のDr.Sの発表会で弾きました。 

 というよりも、イギリスのAレヴェルの実技試験の為に、10ヶ月以上かけて先生がどうにか私の指を動かした曲です。

 でも、私にとってもぴったりで、この曲で私は王立ノーザン音楽大学に入学できたのです。

 

 いろいろな気持ちがあって、大好きだけれど、ずっと放ってありました。

 今回、やっともう一度弾こう、と思いました。

 これから夏にかけて、この幻想曲集の全7曲を仕上げる予定です。

 演奏しながら、出てきたイメージは・・・

 あのケントの事務所のような感じのレッスン室での気難しい顔をしたDr.Sでした。


 ドビュッシーは先週よりもずっとのびのびとしていましたが、苦手意識が非常に強いので、よくわかりません。(これがよかった、とおっしゃって下さった方が多かったのですが・・・)


 そして、ショパン2つ。

 マズルカは、遊び心にかけた、まじめな演奏。 反省。

 華麗なる大円舞曲は、しょっちゅうこれを弾いていたころに比べて、四角い演奏。 

 せめて、三角にならないと。

 

 

 今日はお声をかけて下さった方が多く、すてきな時間をありがとう、といわれると、嬉しいばかりです。


 日本人の方が一人いらして、驚きました。

 


 おもしろいのは、この後。

 別記しますが、コンサートの後、ぼーっとふらふらと街を歩いていました。

 そうしたら、

「あら、Miyuki!」

 とか、

「あなた、さっき演奏しましたよね?」


 と、声をかけて下さる方々が数名。

 一時の、いや、2時間の有名人?

 いろいろと感想をおっしゃって下さって、こうして声をかけて下さるのが、ロンドンとは違うな、というよりも、イギリスなんだな、と改めて思います。

 オリエンタルがいるものの、ロンドンに比べて、ほとんどが白人。

 ということで、こういう人種は目立つのかもしれません。


 さらいなおして、明後日は、いよいよマンチェスターです!

  

 


 

Posted on 2012/05/30 Wed. 05:53 [edit]

category: 自分のコンサート

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30

明日は遠出 

 夕方になると、半袖では少々肌寒くなりました。

 先週、急に太陽が出始めたものだから、日焼け止めも用意していなくて、外を歩くたびに顔も腕も肌がジリジリとしているのがわかっていました。

 とりあえず、日焼け止めを塗りだしたので、安心。

 昨年なんて、セイシェルへ行く時には、日焼けが当たり前になりそうだったので気をつけていたのでほとんど焼けずに帰ってきましたが、一番焼けたのは、日本の別府で何時間も外を歩いたとき。

 顔真っ赤、トップスの襟ぐりが見事に日焼け跡として残ったのでした。

 

 

 明日からは、体力勝負です。

 明日は、ロンドンから北東に1時間ほど行ったところの、コルチェスターでのコンサート。

 ここでは3度目。 

 そして、金曜日にはマンチェスター。 正確に言うと、マンチェスターの市内から北へトラムに乗って30分ほどの街へ行きます。

 

 マンチェスターへは朝6時17分の1番列車で出発。 夜9時ころロンドンに戻ってきて、翌日は、一日教え。 そして、夜は、『パゴダの王子』のファースト・ナイト鑑賞。


 でも、これが終われば、バンクホリデーが続くので、珍しく私も教えがお休みで3連休(の予定)!! 

 その代わり、月、火曜日の生徒たちを水曜日から金曜日にまとめるので少々大変。

 とはいうものの、イギリスの学校は、来週のバンクホリデーを含めて、来週いっぱいがハーフ・ターム・ホリデーになるので、午前中から教えを入れられるので、助かりますが。


 4月、先週のコンサートはロンドンから出たといえども、まだまだM25の内側とか、すぐ外側とか。

 明日がかなり久々の遠出になります。

 

 基本的に、列車、コーチでの遠出は苦ではありません。

 むしろ、大好き。

 私が、両親から与えられた、この世に生まれてきたこと以外の一番のプレゼントは、方向感覚のよさ、地図を見るのが苦でない、時刻表大好き、ということ。

 今の、方々での演奏の仕事、移動で体力は使うものの、色々なところへいけることもあって、とっても私にぴったりなのです。

 これが海外に広がれば、もっと良いですが・・・


 このところ、ベッドに入ってから、本を読まないで、地図を眺めているので、ちょっと前に買いなおしたばかりのイギリスの道路地図はだいぶヨレヨレになってしまいました。

 

 というわけで、これからご飯を炊いて、明日のお昼のおにぎりを作ります。

 お恥ずかしい話、これだけイギリスが好きで、イギリスの食生活が問題ない私ですが、コンサートの後の梅干のおにぎり、というのは一番のご馳走です。

Posted on 2012/05/29 Tue. 04:57 [edit]

category: 日常

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29

バラ、空、プログラム組み立て 

 相変わらず晴天が続いています。

 週間天気予報だと、今週末から崩れるようですが(しかも、今の最低気温より、週末の最高気温のほうが低い)、どうにか金曜日にマンチェスターへ行く時には天気がもってもらいたいな、と思っています。


 暑さには随分身体も慣れて、薬も使わなくなりましたが、どうやら、季節はずれ?の花粉症が再び。

 薬を飲むので、いつも以上にボーっとしています。



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 遅めのバラもやっと咲きだしました。

 教えに行く先々での、住宅地の前庭に植わったバラが美しいです。


 先々週あたりから、子供たちは学校の宿泊旅行(大抵5泊とか・・・)でレッスンお休みの子がちらほらと。

 今日も最後の子が休みだった為、ブリティッシュ・ライブラリーへ直行。


 7月のコンサートのプログラムを今週末までに送らなくてはいけないのに、まだ考えていなかったから考え始め、初めてのところだし、雰囲気もわからないから、どうしようかな・・・と煮詰まる。

 仕方がないから、そのままバスに乗って、明後日行く、コルチェスターへの切符を受け取りにリヴァプールストリートまでドライブ。

 空を見ながら、いろいろと曲を頭の中で鳴らしながら、プログラムを組み立てる。

 あまりにも空がきれいだから、家に帰るのがもったいない。

 2階建てバスの一番前の席がぴったりです。


 6月、7月は3箇所とも初めて行く場所でのコンサート。

 どんなピアノがあるかわからないから(事前に、ピアノメーカーと状態を伝えて下さるところもありますが)、プログラムを組み立てるのは、賭けの部分もあるのです。



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 というわけで、夜9時、キングス・クロス駅にバスで戻ってきたら、きれいな空。

 いつの間にか、先週私がオペラハウス篭りをしている間に、夜9時まで明るさが続くようになったみたいです。

 私が思う一番美しい季節のイギリスが今。

 明後日晴れてくれたらいいな、お弁当を持っていって、コンサートの後は、あそこの公園でお昼かな、なんてのんきなことを考えています。

 

Posted on 2012/05/28 Mon. 04:19 [edit]

category: 日常

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28

ピアノ発表会 

 相変わらず、暑い日が続いています。

 「暑いですね」 が合言葉になっています。


 さて、今日は、年に1度の、Dr.Sと奥様の生徒さんのピアノの発表会へ行ってきました。

私自身、1998年、そして2001年から2007年までは毎年演奏していました。 


 ロンドン郊外(厳密に言うと、ハートフォードシャー)にある、私立の男子校の音楽ホールで行われます。 

 Dr.Sがカーディフで教えていらした頃は、後半に、先生が声をかけた5人くらいの大学生が弾いていたものですが、今は、ほぼ自宅の生徒のみ。 今回は、一人だけ、Dr.Sがロンドンの音大のジュニアスクールで教えている生徒が出ました。


 総勢、40人ちょっと。 途中15分ちょっとの休憩を含めて、2時間半ほどです。

 ソロを弾くのは20人足らず。 ほとんどが、連弾を弾きます。

 ちなみに、日本のように、発表会参加費はありません。

 この国は、聴きに行く人が入場料を払います(このコンサートの収益は、サマーコースの奨学金として使われます)。

 (私も生徒の発表会を開きたいのですが、入場料制にするわけにもいかず、参加費もとりにくいから、会場の料金負担が大きすぎて、現在悩み中・・・)


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 前半最後と、後半の演奏のプログラム。 後半は全てソロです。

 グレード8以上(一人、今度グレード7を受験する子が入っていましたが)。

 13歳から16歳くらい。

 ほとんどが、イギリスでトップ10に入るような中、高校に通う子供たちです。

 この後半の半分くらいの子達は、私は彼らがまだまだ小さいころから知っています。

 ソロではなくて、連弾を弾いていたころから知っているような子達。

 

 当時は私はカーディフの音大に通い、発表会の度にお母様方から声をかけて頂き、私がロンドンへ出てきてからは、いろいろとお世話になっています。

 あの小さな子たちが、こんな曲を弾くようになるとは、感激。

 しかも、ただ指が回る、というのではなくて、聴かせる演奏です。


 特に、一番最後に弾いた14歳のHちゃん、彼女は4年前のサマーコースに来て、あの時には、そんなに弾けていなかったのに、周りの演奏を聴いて火がついてしまって、ものすごい勢いで上達した子。

 いつの間にか、グレード8にも合格し、今回はトリ。

 すてきな、ドビュッシーの『レントより遅く』を聴かせてくれました。

 負けず嫌いな彼女は、あのサマーコースの後、練習量がかなり増えたそうです。

 まだまだ伸びるキャパシティーが見えるので、これからを楽しみにしています。


 前半最後の男の子は、ピアツォーラのタンゴ・エチュード。

 この子は11歳。 この子が初めての発表会に出たときのことも覚えていますが、物凄い勢いで進んだ子。

 基礎がしっかりとしているからこそのピアツォーラ。

 男の子でこういうのがああやって弾けたら、とってもかっこいい!!


 リストのペトラルカを弾いたのは15歳の男の子ですが、長身の、非常に口数が少ない子なのです。

 でも、演奏は熱い。

  

 サプライズ、として、最後に、先生と奥様で、ラヴェルのラ・ヴァルスの連弾でした。

 トップパートの奥様は、固めの音の持ち主。 先生はぜんぜん違う音質を持っていますから、二人の音質が見事に合わさって、オーケストラそのものです。


 

 私の生徒が弾いている曲もあり(導入のテキストは同じものを使っていますし、グレードの曲は重なるので)、勉強になりました。

 勉強になったのと同時に、私がやっていることは間違っていないかな、と思えたので、一安心。


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 最後の集合写真は、いつも通り、適当。

 写真屋さんが入るわけでもありませんし、先生が必死にみなを並べて、まとめて、親たちが撮影。


 ここはロンドンですが、先生たちの生徒は、今は中国系が一番多くて、後はインド系、カリビアン系。

 いわゆる、白人は、ほんの一握り。

 私のところもそうですが、結局、オリエンタル、インド系が熱心だからこういう指導をしても続くのです。


 客席のマナーが悪いのが残念。

 驚いたのですが、iPadで演奏を撮る人が数人いて、あれは、画面も大きいですし、正直、後ろの人に迷惑。

 特に、先生方の連弾は、デジカメ、iPadで撮る人が多くて、後ろの方に座っていた私は画面が邪魔だな、と思うことも。

 子供がおしゃべりしても、注意しない、演奏中の出入り、先生方は事前にこれらを注意しているのですが、なかなか直りません。


 

 思い返せば、1998年、この発表会の前日に、Dr.Sに音楽の道に進みたいことを言って、先生を顔面蒼白にさせました。

 今日、後半の子供たちの演奏を聴きながら、私も彼らみたいに14、15歳の時にあれくらい弾けていたら、もっと良い人生になったのかもしれないな、と思うばかりでした。


 みんな、演奏の上達もさることながら、2年ぶりに顔を合わせたら、背が伸びて、だんだん抜かされそうです。

  良い刺激を受けました。

 私も、先生方のように、生徒を育てていきたいと思います。

 

 会場に着いたとき、奥様とは顔を合わせ、先生には後から挨拶にいきましたが、いつものごとく、ふてくされていました。 先生は、私がゴードンと会っていると思っているのです。

 日程的に、今年はサマーコースに行けそうだから、1週間、音楽のことだけを考えていれば良い時があってもいいかな、なんて思ってしまいました。


 それにしても、昔だったら、発表会に行くと、先生の息子たち、その友達、と知っている顔がたくさんいておしゃべりに夢中だったのですが、段々彼らもこなくなり、ちょっぴりさびしいです。

 

Posted on 2012/05/27 Sun. 03:55 [edit]

category: 音楽

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27

ジュビリー用品を売るスーパーマーケット 

 暑さが続いています。

 25℃前後が火曜日から続いています。

 急にこんな天候なので、子供たちもみんな疲れ果てていました。

 私も、疲れと気候で、火曜日から昨日まで、3日続けて偏頭痛。

 どうにか、今日は薬を使わずに過ごすことができましたが。


 

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 女王のダイヤモンド・ジュビリーのことで沸きあがっているイギリスです。

 10年前のゴールデン・ジュビリーの時もイギリスにいたのに、全くといってよいほど記憶にありません。

 もちろん、話としては聞きましたし、新聞の写真も覚えているのですが、こんなに湧き上がっていたでしょうか?

 

 2002年、ということはカーディフの音大の2年生。

 先日も書いたように、今の時期は試験の真っ最中で、他のことに全くと言ってよいほど気をとられている暇がなかったからかもしれません。


 

 上の写真は、先週、スーパー(イギリス在住の方はどこのかわかりますね・・・テスコです)のある棚のもの。


 6月3日に、地域住民との交流もかねて、ストリート・パーティーをしましょう!とうたっているイギリスですから、その為のパーティー食品です。

 かつてみたことがないほど、ユニオン・ジャックのデザインになっています。


 コールスロー、ソーセージ、などなど、出来合い食品。

 下から2段目の右側は、ヴィクトリア・スポンジ。 

 その左にある、ちょっと縦長の入れ物には、ヴィクトリア・スポンジのドゥが入っているようです。

 こんなドゥを使うのであれば、自分で小麦粉とかを混ぜた方が早いように思いますが、イギリス人はヴィクトリア・スポンジでさえ、こんなに手抜きをするようになってしまったのでしょうか・・・


 来週、ロンドン以外の街へ2箇所行くので、どのような状態の飾りつけになっているのか、とっても楽しみです。 

Posted on 2012/05/25 Fri. 04:16 [edit]

category: イギリス事情

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25

ロイヤルバレエ、 『パゴダの王子』インサイト・イブニング 

 昨日の疲労感、暑さ、身体が全然ついていけません。



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先週あたりから、見かけるようになった、ロイヤルバレエの6月2日に初日を迎える、『パゴダの王子』のポスター。 初日に踊る、マリアネラ・ヌニェスとニァマイア・キッシュです。


 今夜は、そのインサイト・イブニングでした。

 1989年にケネス・マクミランが振付をしたヴァージョンですが、1990年代半ばに上演されて以来、ずっと上演されていませんでした。

 私は、DVDを観て、予習、と思ったのですが、どうにもこうにも途中でだめで、5回くらいトライして、未だに最後まで行き着いていません。


 日本では、昨年秋に、新国立劇場バレエがデイヴィッド・ビントリーの新振付で上演した作品です。


 

 『パゴダの王子』 ケネス・マクミラン振付、 ベンジャミン・ブリテン作曲


 音楽の話: バリー・ワーズワース、 コリン・マシューズ

 

 ダンサーリハーサル: 

     指導: ジョナサン・コープ

     ダンサー: ベアトリス・スティックス・ブルーネル、 平野亮一


 

 今回、パゴダは3キャストで行いますが、2キャスト目が、主要3人のうち、一人は既に変更になっていますが、どうやら、後の二人も変更になるようです。

 現在上演中の、王妃の舞踏会、ラ・シルフィードで、ローレン・カスバートソン、ルパート・ペネファーザーが降板していますが、これにも影響があるような感じです。


 

 1989年にケネス・マクミランがこの振付をした際、いくつかの音楽のカットをブリテンの著作権を守っているところにお願いをしたそうですが、許可されず、そのまま使用。

 今回は、それが許可されたようで、いくつかのカットが行われ、ストーリー・ラインをクリアにする為に、順序の入れ替えも行われるようです。

 

 1954年にジョン・クランコ(オネーギンの振付で有名)がロイヤルバレエで上演する為にこの曲をブリテンに依頼。 そのことから、今回のカット、少々の編集(小節をつなぐ為に書き足し、ということはしていないそうです。 例えば、ト長調からト短調のコードにする、というような編集)をしたことまでのお話でした。


 音楽をしているものとして、お恥ずかしいのですが、私はブリテンの曲が苦手でして・・・

 大学2年生の時に、大学のクワイヤーで彼の、『セント・ニコラス』という歌とオーケストラの為の曲を歌い、あまりにも音程の変化が難しくて参ってしまったのです。


 今回は、CDも買っていないので、全くといってよいほど、音になじんでいません。

 

 

 そして、リハーサル。

 この作品の王子の初演をしている、ジョナサン・コープによる指導でした。

 亮一さんは、既にリハーサルをしていたようですが、ベアトリスは急にステップ・インした模様。

 ほぼ初めてのパ・ドゥ・ドゥのあわせでした。

 

 そもそも、この作品のローズ姫、ダーシー・バッセルが19だか20歳の頃に振付されたもの。

 どうして、今回は若いダンサーが起用されない(今回は、マリアネラ、ローレン、セーラがキャスティングされていました)のだろうか?という意見もあったのです。

 私自身の考えとしては、別にそれにとらわれることはないのでは?と思っていました。


 3月に急に、『不思議の国のアリス』でアリス・デビュー(主役デビュー)をした、入団2年目のベアトリスがもし本番も踊るのなら、興味深いです。

 彼女は、アメリカでトレイニングを受けてきましたし、私には、彼女のバランシン、ウィールドンは良いけれど、古典は硬すぎる、というイメージがありました。

 このところ、それもずいぶん緩和されてきているので、それほどの違和感は感じませんでした。


 第3幕のパ・ドゥ・ドゥは、曲もきれい。

 リハーサル後のジョニーのインタビューでもありましたが、1989年当時、結構苦労したようなリフト、今のダンサーたちは色々な振付家の作品も踊っているし、当時よりも色々なことを既にやってきているから、簡単にできてしまう、とのことでした。

 よって、ちょっと危ないようなリフトなども、初めてのあわせで、かなりすんなりとできてしまっていました。

 

 

 どのような出来上がりになるのか? ほとんどのダンサーがこの作品にかかわるのは初めてのはず(前回上演時に関わったのは、ほんの一握りでしょう)。

 楽しみにしています。

 

 


 

Posted on 2012/05/23 Wed. 06:48 [edit]

category: バレエ

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ブロンムリーでのコンサート、そして嬉しすぎるサプライズ!! 

前日までとは違い、気温が25℃近くまで上がり、一気に暑くなりました。

 それでも、朝はまだ涼しくて、夏のワンピースを着た私は少々おかしかったのですが、10時半過ぎたら、太陽が。

 身体が気温の変化についていけません。


 ちなみに、こちらの新聞には、昨日の日本での金環日食の話題が載っていました。




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 さて、私は、ロンドン・ヴィクトリア駅から途中止まらない列車に乗ってロンドン中心部から南へ15分ほど(各駅停車だと30分ほど)のところにある、ブロンムリー(Bromley)へいってきました。

 M25内なのですが、ケントとロンドンの境目のような感覚のところです。


 ハイストリートからちょっと入ったところにあるこのブロンムリー・パーリッシュ・チャーチ(Bromley Parish Church) でのランチタイム・コンサートでした。

 本当は先週の火曜日のはずでしたが、女王がこの街を訪問なさった為、私のコンサートは今週に動きました。


 

 プログラムは


 モーツアルト: ピアノソナタ ハ長調 K.330

 チャイコフスキー: 二つの小品 作品10

 ドビュッシー: 喜びの島

 ショパン: ノクターン 変ニ長調 作品27-2

 ショパン: 幻想ポロネーズ 作品61


 4月に演奏に復帰後3回目のコンサートでした。

 ここの教会では初めての演奏。

 ピアノは、教会にしては珍しく、非常に良い状態(少々調律が狂っていましたが)のヤマハのC3が入っていました。

 お話を伺ったところ、以前のこの教会の音楽監督がいくつかのピアノショップを周って、こだわりを持って選んだ楽器のようです。 ヤマハにしてはブライトではないな、と思ったのですが、この教会の音響を考慮した上であえて、ブライトではないものを選んだようです。


 

 だいぶ、自分自身を取り戻してきました。

 もちろん、ずっと演奏していた頃とは違いますが、はっきりと、前2回とは違うことを感じました。

 前2回は違うモーツアルトのソナタを弾いたので、これは昨年の夏以来。

 でも、何度も弾いている曲ですし、音そのものを楽しむことができました。

 久々に、来てくださった方々を引きつけている感覚がありました。


 チャイコフスキーは、ノクターンの方は音色遊びができます。

 そして、2曲目の『ユモレスク』がこのピアノ、音響にぴったりだったのです。

なんとなく、この数年はノクターンの方は単独で弾いてもいましたが、ユモレスクは滅多に弾かなかったのです。 でも、今の私には、再びユモレスクも弾けるんだな、と思ったのが今回の収穫。


 苦手意識が非常に高い、ドビュッシー。 それでも、たまには弾かなくてはいけませんから(ドビュッシーの曲自体は大好きです)、たまにプログラムに含めます。

 どちらかというと、音を追った演奏になってしまった部分が多かったので、これは再び来週弾く予定でいるので、1週間がんばります。

 

 そして、ショパン。

 ショパンのノクターンでは、演奏復帰して初めて、新しいイメージが急に現れる感覚を味わうことができました。 やっと戻ってきた、と思う瞬間でした。

 

 急に現れたのは、2、3月に観た、ロイヤルバレエの『大地の歌』。 マリアネラとニァマイアパ・ドゥ・ドゥが現れてきて、まったく曲が違うのに、舞台上での彼らの対話が、このノクターンに重なってきたのです。

 そうすると、今までと音色が変わったものになってくるのです。 このような瞬間があるから、演奏をやめることができません。


 幻想ポロネーズは前回よりも、ずっとずっとのびのびとした演奏。

 この曲も、私が人生経験を積めば積むほど変わってきそうです。


 

 ただ、実は、リハーサル中に、右手2の指の爪の左側がなんだか腫れてきてしまいました。 鍵盤の端に当たると痛くて、仕方がないから鎮痛剤を服用(偏頭痛用に持ち歩いているものなのですが・・・)。 どうにか、本番の間は痛みが消えて弾くことができたので助かりました。


 演奏後はとっても気持ちが良い疲労感。

 まだまだ100%戻ったわけではありませんが、それでも、かなりの感覚を取り戻しました。

 来週2回続けてコンサートですから、がんばりたいと思います。

 

 声をかけて下さった方が多くて、ストーリーを追うような、情景を目に浮かべることができるような演奏、心に入ってくる演奏、とおっしゃて頂けてうれしい限り。

 あなたのママはプラウドでしょうね。 今年の夏はどうするの? 日本へ行ったら家族がコンサートを用意しているの? ママはあなたの演奏を聴かせたいのでしょうね。 とおっしゃって下さった方もいらっしゃいますが・・・ イギリスと日本は違いますから。


 というわけで、この教会では月1回のコンサートなので、いつになるかはわからないようですが、またお声をかけて頂くことができそうです。


 

 実は、演奏自体はもちろん楽しみましたが、もっと私をうれしくする出来事があったのです。

 それは、今日のコンサートに、私が1997年9月から1年間こちらの高校で勉強していた時の学校の音楽主任の先生がいらして下さったのです。

 彼女は、今は、今日演奏した教会がある地域の中、高校の音楽の先生をしています。

 どこかでこのコンサートのことを見かけて、私の名前が入っていたから驚かれたようで、先週いらして下さって、でも日にちが変わってしまっていたから、再び今日いらして下さったのです。

 

 Dr.Sの影響は非常に大きいのですが、私が音楽の道に進む決心をつけさせて下さったのは、この先生。

 私の1年目にあまりにも大きな影響を与え、そして、感謝しても感謝しきれないほどお世話になったのが彼女でした。

 

 本当は、今日のコンサートもお知らせしようか迷ったのですが、今は試験で忙しい真っ只中。 お知らせするのは・・・と思っていたのです。 だからこそ、サプライズでお忙しい中、学校を抜け出して先生がいらして下さって、嬉しいのと感謝の気持ちでいっぱいです。


 

 コーヒーの時間ある?と聞かれて、30分ほどおしゃべり。

 先生にお会いするのは、先生の学校のコンサート(『ミカド』のコンサート形式のオーケストラの手伝い)以来ですから、あれは2006年のこと。 実に6年ぶり。 

 思わず、「今みたいに私が英語が話せていたら、あの時(高校生の時)、楽でしたよね」

といったら、先生は大笑い。 あれだけ英語ができなくて、音楽の知識もゼロだったのに、どうやってAレヴェルの試験を受けたのかしらね、とお互いに笑ってしまいました。

 

 1年間だけの生徒、しかも、凄く手のかかった生徒だった私ですが、何年たっても、こうして名前を見て、いらして下さるのはうれしいことです。

 ちなみに、この教会の方々、先生のことをご存知の方もいらして、先生がいらしたこと、そして私を知っていることに驚いていらっしゃいました。



やっぱり、イギリスで演奏活動を続けたい、と思いました。

 イースターホリデー中、お天気が悪くてやめてしまったものの、久々に、1年目にすごした学校がある街へ遊びに行ってみようかな、と思った直後に、先生との再会。

 2週間ほど前には、お世話になった場所にちょっとした問い合わせをしたばかり。

 何かご縁があるのかもしれません。

 

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教会の内部は、写真を撮り忘れましたが、ターコイズ・ブルーの天井でした。

 横にはこんな廊下がありました。

 コンサートの前には、ホールでご婦人方がサンドウィッチとティー、コーヒーのサーヴィスもしていらっしゃいました。 私は演奏前に食べるわけにはいかず、ティーだけでしたが、イギリス人のご婦人が作るサンドウィッチは何故だかおいしいので、食べたかったです。


 ロンドンにとんぼ帰りをして、横断して北まで行って、教えをして、それからロイヤルバレエ。疲労感たっぷりの、でも充実した一日でした。

 しっかりと疲れを取って、来週2つのコンサート(しかも遠出)に備えます。

Posted on 2012/05/22 Tue. 06:53 [edit]

category: 自分のコンサート

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22

ロンドン・オリンピックの広告 続 

 ちょっと前に、ロンドンオリンピック開催時の移動についての広告を載せましたが、その続きです。


 





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 いくつかの駅は、オリンピック中は、いつもと違う風になります、とのこと。







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 ちょっと反射で見えにくいですが、横断歩道をボートがふさぎます・・・


 いくつかの道路は、ゲームの影響を受けます。


 





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 違う路線を使ったほうが、早いかもしれません。


 この左側のエスカレーターに乗っている人たちを注目!


 ファンシードレスを着た人たちもいますが、本当にこういう人が普段からもいるので、オリンピック中もありえますね。







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 移動の途中を歩いたほうが早いかもしれません。


 これも、リアル(本当は、縦長の同じ絵のポスターの方が絵が大きくてよいのですが、なかなか写真を撮れる場所にありませんでした)。




 怖いのは、この歩こうとしている人たちの後ろの、駅に向かっている人たち。


 コートを着ている人が数人いるのです。


 7月末から8月、本当にコートを着ることもあるのですから、今年もそれを覚悟なのかと・・・







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 インパクト大のこの広告は見てのとおり。


自転車を使う方が速いでしょう。


 これは、本当だと思います。


 でも、距離が長ければ厳しいし、車の運転が荒いロンドンでは、私は怖くて自転車には乗れません。




 というわけで、このような呼びかけはしているものの、実際はどうなるのでしょうね。


 あと2ヶ月ちょっとです。

Posted on 2012/05/21 Mon. 02:52 [edit]

category: イギリス事情

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21

給食改善 

 再び、肌寒くなりました。

 ですが、週間予報によると、今週は最高気温が20℃の日が続くようです。

 あたると嬉しいですが。


 この10年くらいでしょうか、イギリスの食生活、というのは非常に変化しました。

 スーパーのサンドウィッチのコーナーでは、サラダを見かけるようにもなりました。

 寮生活が長かった私は、バリバリイギリス食生活、というのを何年も続けていたので、実は、たまに、あのこってりとした、イギリス食を食べたくなるときもあります。


 ジェイミー・オリヴァーが子供たちの学校の給食改善、をはじめましたが、実際のところ、私の生徒たちの話を聞く限り、あまり昔と変わっていないようです。

 ラザニアとチップス、とか、コテージ・パイとチップスとか。



 私の生徒たちはユニークな子が多いのですが、そのうちの一人、15歳の男の子が2、3週間前に私に言ったこと。

「僕、今学校ですごく有名なんだよ。 上級生も下級生も校長先生も、みんな知っているんだ」

 

 「あら、何か、表彰でもされたの?」


「違うよ。 スクール・ディナー(給食)がカロリーの高いフードばかりだから、もっとヘルシーなものにしてもらおう、と署名を始めたんだ。 だから、有名になったんだよ」


 ちなみに、彼は私立の男子校の10年生(中、高は、7年生から13年生)


 

 今週、その続きを話してくれた(楽典の宿題の丸付けをしている間だから、本当は静かにしてもらいたい)のですが、担任、学年主任、校長先生、彼のことを静かにさせようとしたそうです。

 でも、それに納得がいかず、なんと、食堂(調理場?)に直接話をしに行ったとか。


 そうしたら、それが受け入れられてしまい、これから毎週水曜日は、彼がスクール・ディナーの献立を考え、レシピを作っていって、朝学校に早めに行き、途中まで一緒に作業することになったそうです。


 なんて寛容な、なんて興味深い国なのか。


 ヘルシーな食事はとても大切ですが、給食の調理をする方々、これから大変でしょうね・・・・

 何しろ、この子のレシピ、というのは凝りに凝ったものなのです。

 手始めに、キャロット&アップルスープから始まり、忘れてしまいましたが、呪文料理のようなものを話していました。

 

 

 さあ、私も彼を見習い(?)新しい行動を起こしましょう。

 というわけで、今週はバレエ鑑賞も無かったから、コンサートに行こう、と思っていたのに、いろいろと考え事で夜が過ぎていきました。


  

Posted on 2012/05/19 Sat. 21:23 [edit]

category: 日常

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19

試験中のイギリス 


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 この時期、よく見かけることが多い、お花のカーテン。

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 近づくとこんな上品なピンクのお花。

 つぼみも、とっても愛らしいのです。


 

 5月のイギリス、というのは、試験シーズン。

 今でこそ、お花に目がいったり、天候の違いを感じていますが、学生時代は、5月は悲惨でした。

 カーディフ時代は、5月に学科の試験と、エッセイ提出。

 そして、ピアノ科は6月が実技試験。 

 学科の勉強が終わると共に、提出用(これも採点される)のリサイタル試験のプログラムノートを書いて、リサイタル準備に追われたものです。 

 私は、その間に頼まれごとの他の楽器の伴奏が入ったりもしていたので、とにかく、朝7時半から夜10時まで学校でピアノに向かうか、図書館で調べ物をするかの日々でした。


 以前も書いたことがありますが、音楽史の試験は、3時間、まっさらな紙に向かって書き続けます。

 選択問題、というのは存在しませんし、一夜漬けもできません。

 普段からどれだけ読んだり、授業をまじめに聞いたかにかかってきます。

 その授業だって、教授によっては、自分の専門に脱線しすぎる方もいらしたので、授業はおもしろかったものの、試験前は、かなりの量の文献を、どこをどれだけ読んでおけばよいのかわからぬまま勉強したり。

 

 

 大学生だけではなく、日本風にいうと、中学、高校生も試験。

 イギリスの11年生(16歳くらい)の時に、GCSEというわかりやすくいえば統一試験が行われます。

 統一、といっても、いくつかの種類があるはずです。

 学校によっては10年生の時にいくつかの科目を受ける人も。

 基本的に、英語(3種類でしたっけ?)、数学、理系科目、語学、社会科目、芸術科目です。

 自分で選ぶことができますが、各科目から1つは受けなくてはいけないはずです。

 ほとんどが、1時間半の試験。 教科によっては2つ以上に分かれる試験もあって、20近い試験数になるそう。

 

 この結果が、次の12年生につながるのです。

 大学希望を提出する際にも、この結果を記入します。

 

 GCSEの結果が思わしくないと、次のA Levelで勉強できなくなるのです。

 そして、それが大学にもつながる。

 

 Aレヴェルは、たいていは3から5科目(私のころと多少変化があるようです)。

 今では、12年生で、ASレヴェルを受けて、13年生でAレヴェル。

 非常に専門的な勉強になります。


 音大希望だと、Aレヴェルの音楽でAのグレード(点数)が必要(たまに、Bでよいところもありますが)
。 後の2科目は、自由。


 これが、医学部などになると、数学、生物、あと何でしたっけ? 決まりがあるはずです。

 この結果によって、入ることができる大学が決まってくるのです。



 これらは、選択形式の試験ではありません。

 筆記試験は2時間くらい。

 これも、ひたすら書き続けることがほとんど。

 それに加え、コース・ワーク、と呼ばれる、それまでの積み重ねを提出する科目も。

 音楽だったら、もちろん、実技試験もあります。 

 私のころは、学校に試験官がいらしての試験でしたが、今は録音提出になっているはずです。


 というわけで、私の生徒たちも試験中の子達がちらほらと。

 でも、だからといって、レッスンを長期にわたって休む、ということはないようです。

 

 今までも考慮されていましたが、今は、はっきりと、楽器のグレード試験の結果(グレードによって点数がある)が中学、大学の入学の際に点数として考慮されるようになっているのです。


 オックスブリッジは面接もありますし、あのような大学はただお勉強ができる人よりも、総合的にいろいろとできる人が望まれるのです。

 現に、私の師匠のサマーコースに来ていた中学、高校生でそれなりに上手だったのに、音楽に進まず、他の教科でケンブリッジに入った人が何人もいます。


 

 音大では、実技リサイタル試験の真っ最中。

 私が在学していた頃の友人でまだ在学中、という人はもうほとんどいないのですが、それでも、ちょこちょことリサイタルのお知らせがきています。

 本当は聴きに行きたいのですが、教えと重なっていることが多くて、いけなくて残念。

 

 学生生活が長かった私は、その分試験を受ける機関も長く、一番良い季節のイギリスを楽しめたことはありませんでした。

 学生生活を終えて、今なら!と思いつつ、結局は今度は生徒たちのグレード試験があったりして、落ち着きません。

 それでも、来週、再来週、久々にコンサートで遠出するので、コンサート後の2、3時間、この時期のイギリスを楽しんでこようと思います。

Posted on 2012/05/19 Sat. 06:17 [edit]

category: イギリス事情

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19

ロイヤルバレエ 『リーズの結婚』 5月11日 ロベルタ、スティーヴン 

遅くなりましたが、先週金曜日の『リーズの結婚』です。

私自身は、この公演が最後の鑑賞でしたが、一番最後は、5月16日に英国、ヨーロッパの映画館にライブ放送されたものです。 この時と同じキャスト(主要)のはずです。



『リーズの結婚』 アシュトン振付、 エロルド作曲(ランチベリー編曲)


 リーズ: ロベルタ・マルケス

 コーラス: スティーヴン・マクレー


 未亡人シモーヌ(リーズのママ): フィリップ・モスレー

 トーマス(富裕なブドウ畑所有者): ギャリー・エイヴィス

 アレイン(トーマスの息子): ルドヴィック・オンディヴィエーラ


 雄鶏/公証人の書記: ポール・ケイ

 めんどり: リヤーン・コープ、 エリザベス・ハロッド、 ロマニー・パジャック、 サビーナ・ウエストカム

 

 公証人: アラスター・マリオット

 フルート: ジェームズ・ヘイ


 リーズの友人: メリッサ・ハミルトン、 金子扶生、 ナタリー・ハリッソン、 クリスティーナ・アレスティス、

           ローラ・マックロック、 エマ・マグワイヤ、 ターラ・ブリジット・バフナーニ、 ピエトラ・メロ・ピットマン


 コーラスの友人: ダーウィッド・トルツェンシミエック、 アンドレイ・ウスペンスキ、 平野亮一、

            ジョナサン・ワトキンズ、 蔵健太、 エリック・アンダーウッド



  ポニーちゃんを含め、色々と失敗が起こりやすい作品です。

 が、この時は、危ない箇所は、パーフェクトでした(これが、放送されてほしい、と思うほど)。


 まずは、何といっても、スティーヴン・マクレーのことを書かなければいけません。

 彼は優れたダンサーです。

 プリンシパルになった頃の彼の踊りは好きでした。

 が、踊り自体は物凄いのですが、それ以外の部分が、私にはナチュラルに見えず、無理に年を上にみせよう、というか、自然にしようと思いすぎているのか、というように映っていました。

 いわば、良い意味ではなくて、30代の中堅ダンサーのような感じでした(もちろん、踊りは20代です)。

 

 本当の中堅ダンサーの魅力は私は大好きですが、スティーヴンの場合は、もちろん20代半ばなのですから、そのようなよさはでず。

 ですから、この2、3年は、私は彼のアブストラクトは大好きで心の底から楽しみながら堪能していましたが、ロミオも、デ・グリューも王子も、どこか痛々しさを感じながら観ていました。


 2月の『真夏の夜の夢』で久々に彼のよさを感じ、心奪われました。

 そして、今回。

 2年前にスティーヴンはコーラス・デビューをしながらも、男性ダンサーの怪我により、3人のリーズと踊る、という状態になりました。

 この役は、スティーヴンにぴったりだろう!と思って観たものの、若々しさが見えてこなくて、どこか抑え気味。 演技が造ったものだったのです。


 今回はどうかな、と思ったら、私がこのようなことを言うのはおこがましいですが、彼は高い壁を越えたと思います。 思わず、それが嬉しくて、赤の他人の私が、舞台を観ながら涙するほど。


 溝に入る前の彼と、この2、3年で得てきたことが、すべて重なった。

 スティーヴン自身がどう思っているかは知りません。

 でも、何度も観ている私には、それを感じました。

 元々のテクニックの強さと、細かい表情。 その表情も、造ったものではなくて、自然なもの。

 

 4年前、マリアネラにもこれがありました。

 それまでの彼女の奔放さが失われ、変に女性っぽい踊り。

 それを乗り越えたら、すばらしいものを創り上げるようになっていました。


 私は彼らと比べるのはおこがましいですが、3、4年前頃は、がんばっても、色々と考えても、自分自身を失ったような、演奏していても私ではないような演奏が続きました。

 とても心配したし、落ち込みましたが、それを抜けたら、演奏が一回り大きくなったように思います。

 だからこそ、スティーヴンのことは、私にとっては少し長めな彼の低迷が続いていたので、心配していました。

 

 

  これからの彼が創り上げる役を楽しみにしています。


 

 ロベルタは、愛嬌があり、愛らしい。

 バターを内緒で味見した後、その指をエプロンでぬぐうのも、彼女だけ。


 普段は、セクシーな雰囲気をかもし出しますが、この役では、魅力的な女の子です。

 ただ、私には、彼女の足捌きが甘すぎる。

 特にアシュトンのぴったりと音楽にはまっている振付では、もっと機敏にしてもらいたいな、と思う箇所もいくつかあります。


 ルドのアレインは、自分をしっかりと持っているアレイン。 ただ、非常にシャイ。

 自分の世界に浸っている時には笑顔で、自信があるようにみえるけれど、人とかかわると、たちまち自分を失ってしまう。

 おもしろいキャラクター設定でした。

 

 今回、全5キャストを観ましたが、どれも違ったキャラクター設定をしているので、誰が良い、悪い、というのはなくて、非常に興味深いものでした。

 アレイン、という役を創り上げた、亡きアレクサンダー・グラント氏のこの役を観てみたかったな、と思ってなりません。

 今回の一連の公演は、彼にささげられたものでした。

 2年前のこの作品の上演時には、何度かグラント氏のお姿をオペラハウスでお見かけしたものです。


 もしかしたら、他のキャラクターについても書き足すかもしれませんが、遅くなってしまったので、とりあえず。

 とにかく、この公演は、スティーヴンの変貌に心が奪われてしまいました。

 

 

 

 

 

Posted on 2012/05/17 Thu. 22:39 [edit]

category: バレエ

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17

イギリスの小学校歴史教育 

 昼間はずいぶん暖かくなりましたが、夕方には寒くなってきます。

 それでも、夜8時半でも明るい(青空ではありませんが)のは、あの長い冬をがんばったご褒美です。


 私は、生まれ変われることができるのであれば、イギリスで生まれて、イギリスの教育を受けたかった、と思います。 幼稚園だけは、日本の幼稚園がとてもよかったので、後悔していませんが。 

 日本の小学校が全くあわなかったので、小学校時代、というのは嫌な思い出しかありません。 


 

 

 毎度のことなのですが、生徒たちから、イギリスの小学校の一部を垣間見ることができます。

 先週のこと。

 ある生徒のお宅に伺ったら、いつもの学校の制服ではなくて、おもしろい格好をしていました。

 

 白い長い丈の洋服。 長い髪の毛は、9つの細い、みつ編み。

  「ギリシャデーか何か?」

 と聞いたところ、「エジプシャン・デー」とのこと。

 

 エジプシャンのことを勉強し、その日は、朝学校に行くときから、エジプト時代の格好をして学校へ行って、一日過ごしたようです。

 ちなみに、ドレスは、シーツを切って、お母様が一部縫ったもの。

 学校から、どのようにすればよいか、のアイディアの紙は頂いたようです。

 お話によると、クレオパトラのようなウィッグを被ってきた子もいたとか!!


 イギリスの小学校というのは、歴史を勉強する際、あるひとつの時代について、1年間かけて勉強をして、最後にまとめでこのように当時の格好をしたりすることが多いようです。

 すばらしいと思います。

 


 それにしても、だからなのか、ファンシー・ドレスが好きな国民ですから、大人でも、ファンシードレスで街を歩いたり、チューブに乗ったりする国です。

 話がそれますが、一番楽しいのは、Hen Partyのファンシー・ドレス。

 先日もすごいのをみかけました。

 50、60代の女性までが、超ミニスカートに網タイツ、なんていう格好の時もあります。


 子供たちについて、小学校の授業を受けたいな、なんて思うことが多々あります。 

 

 美術館、博物館で遭遇する小学生の団体をみてもそうですが、まさに活きている教育です。

 子供たちを見ていると、イギリスの教育を高校生の最後からしか受けていない私は、到底彼らには敵わないのだ、と思わざるをえません。

Posted on 2012/05/17 Thu. 04:27 [edit]

category: イギリス事情

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17

ロンドン郊外の花たち 

天皇、皇后両陛下がイギリスにいらっしゃいましたね。

 確か、私のイギリス滞在1年目に彼らはいらして、新聞で大きな写真を拝見した覚えがあります。

 当時は、インターネットもそれほど盛んではなかったので、「日本人が新聞に載っている!」と久々に見た日本人に驚いた覚えがあります。


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 今日は、ご覧のとおり、きれいな青空。

 ですが、風は意外と冷たかったです。

 ここは、ロンドンゾーン4(郊外)の道端の空き地。

 教えに行った時、ちょっと早かったのでお散歩していました。

 ちょうど、芝を刈った後だったようで、芝のよい匂いがしていました。


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 このあたりにたくさん生えている、エルダーフラワー。

 一つ一つはとってもとっても小さなお花。

 エルダーフラワーといえば、私にとっては、エルダーフラワーのコーディアル。

 滅多に買いませんが、さっぱりしていて好きです。

 

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 こちらも、あちらこちらで見かける、ブルーベル。

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 この二つが集まると、このような状態になります。



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 今年は寒いからか、遅めの藤。

 それでも、いくつかのお宅で藤を見始めています。

 レンガ造りのお宅に藤、というのは、とっても素敵です。

 

 私は、家紋が下がり藤、ですし、10歳の時に、親からしてみれば清水の舞台から飛び降りる思いで、衣装鬘付で、三越劇場で『藤娘』をちょうどこの時期に踊っています。

 あの時の、藤の枝の重さ、そして、衣装に施された藤の刺繍。

 もう20年以上前のことですが、鮮明に舞台に上がる前から、衣装を脱ぐまでを思い出すことができる出来事です。 だから、特別のお花なのです。
 幼稚園の時に日舞を始めて、初めてお習いしたのも、『藤の花』でした。


 話がそれましたが、こちらの藤は、来週か再来週あたりが満開かもしれません。

 


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  この地域、こうして、大邸宅が多いところです。

  ジェーン・オースティンの世界にタイムトリップすることができるところです。

 右端に写っているポストも、ER ではなくて、GRなのですよ。

Posted on 2012/05/16 Wed. 02:36 [edit]

category: 日常

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16

師のコンサート 

晴れているのだか、雨なのだかわからず、寒いのだか暖かいのだかもわからない日中でした。

 夕方は、寒くて、Hail Stoneが降ったりも。


 今日は、バスを2本乗り継ぎ、2駅チューブに乗って、西ロンドンのアクトンまで。


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 駅から、5分ほど歩くと、立派な門が。

 ここよりもちょっと手前には、まるでお城のような入り口も。

 どうやら、刑務所のようです。

 この写真の門は不明。 写真右奥が刑務所らしい。


 しばらくいくと、素敵なレンガの建物が見えて、そこは、病院。

 私が通った、ロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックの隣にあるのが、インペリアル・カレッジ。

 理系大学です。

 私は、2007年に1年間、インペリアルのダンス・クラブに所属させて頂いたこともあります。


 ケンジントンから離れたここに、インペリアルの医学部があるようです。

 そこのレクチャー・シアターが今日行った場所。

 ちなみに、私はよくわからないけれど行ってみたのですが、このレクチャー・シアターがある場所がわかりにくくて、散々迷いました。 しかも、セキュリティーがとっても厳しくて、危うく入れないところでした。 



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 こちらがレクチャーシアター。

 午後1時からのランチタイム・コンサートを聴きに行きました。

 オーディエンスのほとんどは、ここの医学部の学生、スタッフ、教授です。



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 今日のコンサートは、この方のピアノ。

 私がロイヤル・カレッジで師事した、ゴードン・ファーガス=トンプソン。

 昨日ネットで調べていて知ったのですが、今年3月に還暦を迎えられたようです。


 プログラムは、

 ショパン: 2つのノクターン 作品55 

 シューマン: 幻想曲 ハ長調 作品17


 実は、ゴードンの演奏を聴かせて頂くのは初めてのことです。

 たまに、レッスン室で弾きこみをしていらっしゃるのは聴いたことがありますが。


 私がこの場所についたら、ちょうど先生はリハーサルを終えて(開演15分前)、でていらしたところ。

 うっかり顔を合わせてしまいました。

 

『会えて嬉しいよ。 でも、今日はベスト・コンディションではないから、良い演奏ではないと思うから』

 

 どうやら、先生、というのは、ゴードンのような方でも、生徒(元)に言い訳をしたくなるようです。

 



 私は、Dr.Sとみっちり勉強した後にゴードンに2年間師事したので、ゴードンの生徒の中では異色の存在でした。 ピアニズムもゴードンとはずいぶん違いました。 が、ゴードンはそれをわかった上で、暴れ放題だった私のピアノを少々洗練させて下さったのです。

 ですが、私をずっと知っているサマーコースでお世話になる先生方は、

「みゆきはどこへ行ってしまったの? 確かに洗練されたけれど、あなたのよさはなくなった」

 とおっしゃったものです。

 

 今日は、ゴードンは、楽譜ありの演奏でした。


 ショパンのノクターンは、あまりゴードンのイメージにフィットしません。

 先生に教えて頂いていた時がよみがえるような演奏。 

 構築がしっかりしていて、洗練されている。

 ルバートなども、あらかじめ、しっかりと計算されています。

 とにかく、音色が豊かなDr.Sに師事した私にとって、ゴードンは音色がそれほど多くなく、レッスンを受けていた時も感じていましたが、音色の変化、というのはそれほどありません。

 だから、聴きながら、私だったら、こういう音の出し方をする、とか、こういう音にここで変える、とか思ってしまうのです。

 

 当時、ゴードンは私の和声感が非常に優れている、とおっしゃって、どうやったらそのようになるのか、分析を言いなさい、といわれたことがありました。

 私は??? まったく理解していなくて(基本的なことはもちろん知っていますよ)、演奏するときに和声の分析なんて一度もしたことがなかったので、先生は私のやっていることと、学術の理解力の差が激しすぎることにびっくりしすぎて、無言になったこともあります。

 そのようにいわれたのがわかるような気が・・・・


 

  それでも、久々にノクターンの55-2を聴きましたが、やはり良い曲。

 

 シューマンのファンタジーの方がゴードンにあっています。

 音の質はそれほどでないものの、クリアな音質をもっていらっしゃいますから、複雑なヴォイスも非常に明確です。

 第2楽章が、少々危なっかしい(先生らしくなく)とも思ったものの、とにかく、第3楽章も緻密で、構成力がはっきりとしていました。


 今日聴いていて思ったのは、あれほど、45歳以上のイギリス人の男の先生に師事するのは嫌だ(音楽性が合わない)、と言っていた私がゴードンとはどうにかなったのは、ゴードンがイギリス人にしては、プロジェクションがある演奏をする方だからだ、と今になってわかりました。 



 昼間からシューマンのファンタジーは少々重いですが、それでも、久々にこうしてピアノを聴くと心新たにがんばろう、と思うものです。

 自分自身が師事していた先生方の演奏、というのは特別。

 私自身、生徒がまた聴きたいな、と思える演奏をし続ける教師でありたいと思いました。


 終了後、先生の譜めくりをしていた、大学2年生の生徒さんと、主催者の方々と共に1時間ほど用意してあったサンドウィッチとワイン(私は飲めませんが)でおしゃべり。

 久々に、音楽の話に浸りました。


 本来は、外部の人にオープンされないコンサートのようですが、私はたまたまインターネットで検索していて見つけて、別に学生のみ、となっていなかったので、行ってしまったのですが、聴けてよかったです。


 


 

ゴードンの演奏は素晴らしかったのですが、やはり私は、この人の弟子です。

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 こちらが、私を手ほどきからここまで育ててくださった、Dr.S。

 5年位前の写真です。

 私が先生に出会ったのは先生が42歳の時ですが、

「60歳過ぎた、すごいおじいちゃん」

と母に報告したほどです。


 当時は、変な先生、としか思っていませんでしたが、私が音楽に進むことに決めて、マンチェスターの音大に進学した後、どれだけ私にぴったりな先生だったかを知りました。

 
 同業の奥様から、

「あなたたちは、お互いに最高の師と最高の生徒よね」

と言われたことがあるほどです。



 本当は、今日は私自身のコンサートがあるから、最初はゴードンのを聴きに行けない、と思っていたのですが、その街に今日は女王がいらっしゃるので、私のコンサートは来週に延期。

 とても良いタイミングでした。


 良い演奏を聴かせて頂いたから、私も来週、再来週に向けてがんばろうと思います。

Posted on 2012/05/15 Tue. 02:04 [edit]

category: エンターテイメント

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フラワー 

 青空が広がりました。

 それでも、少し肌寒かったりもしましたが、すっかり夏の気分です。


 こんな日に限って、一日中教え。

 移動中のバスの車窓からは、エルダーフラワーが咲き乱れているのがみえました。

 いつか、エルダーフラワーのコーディアルを作ってみたいですが、まだまだ先のことになりそうです。


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 数日前、教えに行く途中で。

 先日も載せましたが、色違い。

 華やかでいろいろなところで咲いています。

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 アイリス? あやめ? 恥ずかしながら区別がつきませんが、真っ白で目を惹きました。


 今年は気温が上がらないので、バラがどうでしょう?

 去年は今頃結構きれいだったはずですが。

 

 
 バレエの感想を書きたいのが溜まっていますが、今日は一日中教えで、ぐったりなので、また後日。


 とりあえず、この気候が続いてもらいたいな、と思うばかりです。

 街の中は、相変わらず、ブーツの人と、素足にサンダルの人。 ノースリーブとダウンコートの人が見事に混在していました。 この国には、春の格好、というのが無いようです。

Posted on 2012/05/12 Sat. 04:50 [edit]

category: 日常

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ロイヤルバレエ、リハーサル『王妃の舞踏会』 メリル・アシュレイ、 マリアネラ、ニァマイア 

 夕方、酷い雨でした。

 それでも、昨日、今日は冬用のコートではなくなりました。


 今日は、ロイヤル・バレエのリハーサル。

 4月のチケット発売の時に手に入らなかったものの1枚。

 ずっとリターン・チケットをチェックしていましたが、ずっと駄目で、開演の1時間前にオペラハウスに寄ったら、なんと1枚、希望していた場所が手に入りました。

 

 ここの場所はとっても安いので、キャンセルの手数料を払うと15円ほどしか戻りがありません。

 今日も実際、ずいぶん空いていましたが、キャンセルしてもお金が戻らない、ではなくて、このチケットを希望している人がいることをわかって、きちんとリターンして下さった方に感謝です。

 そして、リハーサルはどの演目、ダンサーか会場へ行くまでわからないので、プログラムを広げて、また感謝でした。


 ロイヤルバレエ、リハーサル(Linbury)


『王妃の舞踏会(Ballo della Regina)』 ジョージ・バランシン振付、 ヴェルディ作曲 

 曲は、オペラ『ドン・カルロ』のバレエ曲


 指導: メリル・アシュレイ

 ダンサー: マリアネラ・ヌニェス、 ニァマイア・キッシュ


 1978年に、メリル・アシュレイがプリンシパル女性ダンサーを初演した作品です。

 ロイヤルバレエは、昨年の今頃、初めてレパートリーに取り入れた作品です。

 昨年も、リハーサル、インサイトで幸運にも、2度メリルの指導を拝見することができました。


 ちなみに、昨年の、マリアネラとセルゲイで行ったリハーサルの感想は、

 http://ameblo.jp/katomiuk/entry-10865924157.html より。


 先日、オペラハウスでメリルのことをお見かけしましたし、きっと、今日はこの作品のリハーサルでしょう、と私は予想していたのですが、見事に当たりました。


 特にストーリーは無いのですが、元々の筋はあります(完全に更新が止まっている、別サイトに、詳しくかいてあります)。


 私は曲が好きで、しょっちゅう聴いています。 DVDを買っていないので、踊りを観るのは1年ぶりですが、普段聴きながら思い浮かべていた振りが、ほぼ合っていました。


 

 バランシンらしく、女性ダンサーが中心の作品。

 男性は、プリンシパル・ダンサー1人だけです。


 元々は、昨年同様に、セルゲイ・ポルーニンがキャスティングされていましたが、彼の退団により、ニァマイアがステップ・インしました。

 

 最初にメリルがおっしゃいましたが、カンパニーが忙しいので、この今日のリハーサルの時間は貴重なもの。 通常よりもお話がほとんど無く、とにかく、みっちりとリハーサルが行われました。


 バランシン振付ですが、アシュトンのような(それとは少し種類が違いますが)、上半身の動きが求められる作品。 それを二人ともしつこく注意されていました。

 

 昨年、リハーサルで、マリアネラとセルゲイを観た時にいろいろとパートナリングが難しかった場所をニァマイアは難なくクリア。

 彼は、2010年10月の移籍して最初の舞台で、マリアネラと『テーマとヴァリアシオン』を踊った時、1回目にことごとくパートナリングを失敗し、パートナリングが下手といまだに思われていることが多いのですが、私は彼はパートナリングが正確な方だと思います。

 

 ほとんどできあがっているので、細かいところの調整。

 個人的には、マリアネラとニァマイアの組み合わせ、というのはラインが似ているので、好きです。

 色々と役をこなせばこなすほど、二人の息がぴったりになってきました。


 

 それにしても、マリアネラはレオタードにシフォン・スカート、という格好でも、輝きを放ちます。

 ニァマイアは、私は好きなダンサーですが、とても誠実で、人のよい踊りをします。

 もう少し、ショウ・オフするようになったら、一気に変わるのかな、と思って観ていますが。


 

 

 毎度のことですが、マリアネラは、何度も納得がいくまで繰り返します。

 そして、彼女自身が、こうした方がよいのでは?とか、疑問に思う部分は、指導者に聞いていきます。

 彼女のリハーサルを見ていると、私自身のDr.Sとのレッスンを思い出します。


 最初の3年間は、先生の耳をコピーするレッスン(1フレーズを無言で1時間やられたことも・・・・)

 その後は、私が疑問があれば、先生にぶつけたし、先生にもうやめなさい、といわれるまで、繰り返したものです。

 その調子だったから、修士号に進んで他の先生に変わったら、レッスン嫌いに。

 ゴードン先生は、私があまりにも他の生徒たちと違うから、先生ご自身がてこずったようです。

 

 話が飛びましたが、私がマリアネラの踊りに惹かれるのは、こういう部分もあるのかな、と思いました。

 

 『王妃の舞踏会』は、『ラ・シルフィード(ヨハン・コボー版)』とのダブル・ビル。

 5月21日が初日です。

 

Posted on 2012/05/10 Thu. 05:05 [edit]

category: バレエ

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10

これからの音楽家は・・・ 

ビジュアルだ!! 


タイトルを読むと、真面目なことを書きそうですが・・・

私の同業の友達(36歳シングル男、人種はオリエンタルですが、日本人以外)は、これを大真面目に語ってくれました。 私は、途中まで大笑いしながら聞いていましたが。


 

 私が、なかなか今の演奏状況から上のカテゴリー(要は、ランチタイムコンサート以上)に進めないのよね、と言い始めたことから、説明してくれたこと。


 「僕みてよ。 痩せたと思わない? これからの音楽家はビジュアルだからね。」

 という会話から始まりました。

 

 「とにかく、お前もダイエットしろ。 痩せて、セクシー・ドレスを着ろ」


 「僕のFacebookの友達の写真を見てみなよ。 この頃、音楽家の女の子たちは、プロフィール写真を、セクシーなドレスを着て撮っているよ。 みゆきは、モデストなんだよ。 10年前はそれが必要だった。 でも、今は、時代が変わっているんだ。 モデストでは生きていけない。 みゆきよりも、経験もなく、演奏力が低い人が、みゆきよりも、もっと条件の良いコンサートをしているよ。 なぜだと思う? 皆、自分の力以上によく魅せる能力があるんだ(日本風に言うと、ハッタリですね)。」


 「こないだ、○○(某、若手女性ヴァイオリニスト)の演奏を聴きに行ったんだ。 どうしてだと思う? 

 それは、彼女は、リーフレット(パンフレット?)に、胸の谷間が見えるドレスを着た写真を使っているんだ。

 コンサートも、彼女はセクシー・ドレスを着るって有名だからね。 それを観に行ったんだ」


 私に、大馬鹿!!といわれたのですが、全くひるむ様子無し。

 

「男なんてみんなそうさ。 クラシックのコンサートを聴きにくる男で、まともに演奏を聴きに来るのはいないよ。

 ほかの事を期待しているんだよ。 コンサートのチラシの写真が、胸の谷間が写っているものだったら、絶対に観にいくよ。」


 いや、私は、ブログ仲間のコンサートによく行っていらっしゃる方々を知っていますが、皆さん、真面目に聴いていらっしゃいますよ。 中には、美人演奏家の追っかけ(?)をしていらっしゃる方もいますが、こんなに凄い下心ではないはずです。


 この話を、同業の日本人の友達(女)にしたら、あきれ返りつつも、いや、共通の知人ピアニストは、そういえば、腕で胸をよせた写真を撮っていたよね、と思い出し、一理あるのかも、という話になりました。


 

でも、私の場合、元が元ですから・・・

 高校3年生の時、イギリスの音大用の入試の録画撮り(今とは違って、日本での入試が行われていなかった為、録画、録音を送りました)の時、世話してくださった、当時は私の高校の音楽教師だった人は、

「加藤さんは、お面をかぶって録画してもらいたいくらいです」

と言われました。

 実際には、そんなわけにはいかないので、背中側から録画を撮りましたが。


 イースターホリデー中、同じくらいの年齢のイギリスの音楽家のウェブページをみていたのですが、皆さん、昔よりもグラマラスな写真を使っていることはわかりました。

 私は、3年前にまとめて日本で撮影していただいた物がよいものなので、それを使っていますが。

 

 大体、私がセクシードレスを着たら、誰も聴きに来てくれなくなります。

 

 ダイエットは・・・ 気をつけないと。

 昨年夏は、日本で歯医者で、「お姉ちゃん、重量オーヴァーだな、」と妹が先生から言われてきたくらいですので。


 前述の友達、もしかしたら私の千秋先輩、いや、シュトレーゼマン?になるかもしれないから、その時、痩せなかったら一緒にやらない、と言われないように、がんばるかな・・・


 というわけで、これからの音楽家は、ビジュアル。

 でも、やはり演奏力をあげることは必須ですので、練習あるのみです。

 

 どうして、私の周りの音楽家の男友達というのは軽いのばかりなのでしょう・・・

Posted on 2012/05/08 Tue. 06:29 [edit]

category: 音楽

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08

ピアノの上は、楽譜の山 

 雨が降ったような降らなかったような一日でした。


 日本と違って、祝日(休日?)が少ないイギリスです。

 明日は、久々のBank Holiday。 5月の第1月曜日は休日です。

 

 昨日、疲れ果てていたので、今日はゆっくり。

 とはいいつつも、結局は調べ物、事務作業で終わってしまいました。

 やってもやっても終わりません。

 それでも、まだ日にちが決定しないものの、来年、2013年の演奏依頼がちょこちょこ入ってきているので、うれしい限り。

 昨年の夏からずっと新しいレパートリーをやる時間がなかったので、これからは貯蓄時間を増やしたいな、と思っています。


 3年前に痛めた右手小指の靭帯は、ほぼ元通りのはず。

 ただ、今の問題は、左腕。

 2月に、ある曲を練習中に、見事に空中でひねってしまいました。

 寒いと、痛みが増すので、気をつけつつも、練習していきたいと思っています。

 

 ピアノの上に、いくつもの楽譜を重ね、これからきちんと勉強する曲を選曲中。

 弾きたい曲はたくさんあります。

 小指の問題が減ってきているので、この3年間、怖くて手が出せなくていた曲を少しずつできたらな、と思っています。

 

 と同時に、やはり、9ヶ月間コンサート活動を行わなかったのが、痛手。

 他の曲の為にほとんどレパートリー維持の練習も怠った為、今までよりも、解凍作業に時間がかかっています。

 それでも、何度か弾いているうちに、すっかりと手に戻ってくるものです。


 ショックだったのは、5年近く放ってあった曲。

 大学院時代に、なんとなく勉強したものの、多分、一度も本番に出さなかった曲。

 楽譜を整理していたら出てきて、弾きたいな!弾けるかな?と思ってピアノに楽譜を乗せたら、全く指が覚えていませんでした。

 リストのスペイン狂詩曲。 大好きな曲。

 もう一度譜読みなおし。

 生徒にも言っていることですが、一度やった曲を、再び譜読みしなおすほど面倒だし、時間の無駄なことはありません。

 今回を学びの場とし、これからは、気をつけたいと思います。


 22日のコンサートで弾く、ドビュッシーの喜びの島の練習をしながら、昨年夏のセイシェルの海を思い出しています。

 今までと違う演奏が出来たらな、と思いつつも、やっぱり、ドビュッシーは苦手意識が消えません。


 ピアノの上と、ベッドの枕元に積み重なった楽譜。 

 ピアノ曲は、それこそ数えられないほどあるのですから、とりあえず今年勉強したい曲をノートに書き出して、どんどん譜読みをしていきたいものです。

 どんなに落ち込んでも、結局はピアノを弾き続けたいと思う。

 14年前に、私自身が決めたこと。

 昨日も書きましたが、14年前の今頃のこと、バレエの衣装デザインを勉強したい、という大きな大きな夢であり目標をあっさりと超えたのがピアノ。

 やっぱり、これが私なのです。


 そろそろ、使わない楽譜を本棚に戻しましょう・・・ 山崩れを起こします。

Posted on 2012/05/06 Sun. 05:25 [edit]

category: 音楽

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06

グレード試験に向けて 


 相変わらず、寒いです。

 


WITH HOPE!!-120505


 クウィーンのジュビリーだからでしょうか、オックスフォード・ストリートには、ユニオン・ジャックが並んでいました。


 

 土曜日は、つい最近までは午後3時に教え終了でしたが、今では始まり時間も早くなって、終わりも午後6時。

 その後、生徒の楽譜を探しにセントラルまで。

 土曜日は、移動も長いし、とにかく、終わったらクタクタ。

 でも、楽譜屋さんんいいくと、疲れも吹っ飛んで、生徒たちの楽譜選びをすることができます。


 今日で、私の生徒たちは、北ロンドンでのフェスティヴァルも終了。

 今週は2部門受け、入賞にはいたりませんでしたが、それは私が一番わかっていたこと。

 本人に、この結果をしっかりと真正面から受け止めてもらいたいと思います。

 今回弾いた曲は、6月にグレード試験で使うもの。

 今度はグレード試験に向けて取り組んでもらいたいと思います。


 今日の朝一は、4月にピアノを始めたばかりの男の子。

 そして、今日の最後は、グレード8受験の女の子。

  

 グレード8の生徒は、2月に、それまで習っていた先生が永住権が取得できず(日本人ではありませんが、オリエンタル)、帰国。 他の生徒からのご紹介で、私が引き継ぐことになりました。

 

 男の先生で、力任せに弾かせていたようで、初めてレッスンに伺ったときには、思わず耳を閉じたくなるほど、汚い音でピアノを弾いて(叩いて)いました。

 私にとっては一番耐えられないこと。


 グレード試験は、各グレード、課題曲から3曲選び、その他に、スケール、アルペジオ、初見、聴音などがあります。

 この生徒は、既に今年の夏の受験を目指して曲の準備をしてありました。

 その中の1曲が、モーツアルトのソナタ ニ長調 K.284 の第1楽章。

 

 この曲は、私が14年前の今頃譜読みをはじめた曲です。

 14年前の今頃、急に音大に行きたい、と言い出した私、今から考えるととっても恥ずかしいのですが、ロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックの受験をしたくて、当時は学部のピアノ科は、10曲ほどの課題曲から1曲、残りの曲は自由曲、という入試内容でした。

 Dr. Sをびっくりさせすぎて、先生を顔面蒼白にさせたものの、先生がその課題曲の中から、どうにか私が技術的に弾くことができるかもしれない、と思って選んでくださったのが、この曲でした。

 もちろん、あの時には、ロイヤル・カレッジは不合格。 その後、ディプロマでトライしたものの、不合格。

 最終的に、修士号の時に、三度目の正直(?)で合格になりました。


 Dr.Sとこの曲はそれほど長く勉強できなかったのですが、入試の録画撮りの為に、最終的には破門になった、日本人の先生とこの曲を仕上げました。 

 この先生とはいろいろとありましたが、ウィーンで長く勉強なさった方だったので、モーツアルトに関しては、今でも役に立っていることがたくさんあります。

 

 このモーツアルトは、当時の私には、あまりにも難しすぎて、とにかく、楽譜通りに弾くのが精一杯。

 入試は、この曲の出来は悪かったものの、Dr.Sと1年間、みっちりと勉強してあった、ブラームスの小品がかなりよかった為、マンチェスターの音大に引っかかりました。


 今、この曲を生徒にレッスンしていて、当たり前ですが、14年間に得たものは、計り知れないほど大きなものだったのだな、と思います。


 この2ヵ月半、とにかく、いろいろなことを直し、試験まで1ヶ月ちょっとの今、やっと、流れをつくっていく作業ができるようになりました。

 正直なことを言うと、まだまだ細部のやることがあるのですが、今流れを作り始めないと、試験に間に合いません。

 

 こうなると、2台ピアノが欲しい。

 私が、Dr.Sにやって頂いたように、先生を真似する、という意味ではなく、流れをつかむのには、先生に一緒に隣で弾いてもらうのが一番なのです。

 仕方がない。 私が高音部で片手を弾きながら、ついてきてもらいました。

 

 母には、あのモーツアルトが弾けるようになったら、認める、とずっと言われていますが、怖くて手が出せない曲でした。 第1楽章はよいのですが、第3楽章があまり気が乗らないというか・・・ 全楽章だと、モーツアルトのソナタとしてはずいぶん長いですし。

 結局、K.576を今は練習していますが、そのうち、やはり、このK.284をやろうかな・・・ なんていう気持ちにさせてくれました。


 学部生時代は、モーツアルトよりも、とにかくベートーヴェンが好きでしたが、今はモーツアルト。

 子供のうちは、無垢なモーツアルトを弾けて、一時モーツアルトが苦手になって、大人になると再び戻る、と何かで(多分、青柳いずみこさんの著書)読んだことがありますが、今の私は、モーツアルトが何となくわかる年齢になってきているのかもしれません。

 

 この夏のグレード、そして、11月には、9人がグレード試験を受ける予定でいるので、落ち着かない時間になりそうです。

 

 でも、ちょっと前までは、グレードを受ける生徒もいなくて、がっかりしていた私にとって、こうして、グレードを受ける生徒が増え、フェスティヴァルを受ける生徒が多くなる、というのは、非常にうれしいことです。

 私自身も勉強しなくてはいけません。


 今回、グレード6の課題曲には、武満徹氏の『子供のための2つの小品』から、『雲(多分)』が含まれています。

 これは、私が大学2年生の時に、1970年以降に書かれた曲を含めなくてはいけなかった時に弾いた曲。

 私自身がDr.Sと勉強した曲をやっと生徒にレッスンできる。 非常に喜ばしいことです。

 

 例年だったら、もうそろそろ、Dr.S、奥様門下の発表会があるはず。

 聴きにいきたいな、と思っています。

 やはり、私は指導者としては、先生方が目標なので。

Posted on 2012/05/05 Sat. 06:08 [edit]

category: 音楽

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05

ロイヤルバレエ 『リーズの結婚』 ユフィ、 ブライアン (5月4日) 

 相変わらず肌寒い日々が続いています。


 再来週まで、ロイヤルオペラハウスでのロイヤルバレエの公演は、『リーズの結婚』のみです。

 とりあえず、キャストのみ。

 とっても、とっても温かく、幸せな気持ちにしてくれた舞台でした。


 『リーズの結婚(La Fille Mal Gardee)』 フレデリック・アシュトン振付、 エロルド作曲(ランチベリー編曲)


 リーズ: ユフィ・チェ

 コーラス: ブライアン・マローニー

 

 未亡人シモーヌ(リーズのママ): フィリップ・モスレー

 トーマス(富裕なワイン畑所有者): デイヴィッド・ピッカリング

 アラン(トーマスの息子): マイケル・ストーイコ


 雄鶏/村の公証人の書記: リアム・スカーレット

 雌鳥: フランチェスカ・ヘイワード、 ルース・ベイリー、 ジェマ・ピッチレイ・ゲール、 エリザベス・ハロッド


 村の公証人: トーマス・ホワイトヘッド


 リーズの友人: メリッサ・ハミルトン、 金子扶生、 ナタリー・ハリッソン、 ローラ・マックロック、

           ヘイリー・フォーキット、 シャーン・マーフィー、 ターラ・ブリジット・バフナーニ、 

           ピエトラ・メロ・ピットマン


 コーラスの友人: ダーウィッド・トルツェンシミエック、 アンドレイ・ウスペンスキ、 平野亮一、

             ジョナサン・ワトキンズ、 ケヴィン・エマートン、 フェルナンド・モンターニョ


 フルート: ルドヴィック・オンディヴィエーラ


 


 

Posted on 2012/05/04 Fri. 06:54 [edit]

category: バレエ

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04

ロンドンオリンピックへ向けての広告 

 オリンピックまで100日をきっているロンドンです。

 

 先日、1日だけ暖かくて、再び寒さが戻っています。

 今週頭、夜中(12時過ぎ)に強いが光が光った、と思ったら、雷。

 そして、まさにバケツどころか、樽をひっくり返したかのような大雨。

 変な天候です。

 女王のジュビリー、オリンピックと続きますが、とにかく平和であってほしい、と願います。


WITH HOPE!!-120503-1

 駅などでみかけるようになった、広告。

 どれも、オリンピックによって、駅、道路が混雑するから、それを避けて他のルートを使いましょう、という呼びかけですが、絵が面白くて、人気のない駅、車両で写真を撮ってしまいます。

WITH HOPE!!-120503-3


こちらは、混雑していない時間に動きましょう、というもの。



WITH HOPE!!-120503-2

 本当に、こうして、道の真ん中でバスケット・ボールをしたら、迷惑ですね・・・

 書かれている言葉と、絵の関係が私にはどれも絶妙です。



WITH HOPE!!-120503-4


 そして極めつけはこちら!!

 文字がみにくいのですが、要約すると、

「ママがフラットに来るとわかったら、さっと片づけをするでしょう。

 それと同じことです。 ただ、ママが世界中の人々、そしてフラットがロンドン、という違いです。

 

 よって、2012年オリンピックにむけて、ロンドンはきれいにしなくてはいけません。 

 ごみを片付けるのを手伝ってください」


 というもの(ものすごい要約です。 チューブの中でこれを読んだけれど、写真では文字が読みにくくて、きちんと覚えていません)。


こういうのが私がこの国が好きなところ。

 こういうものばかり読んでいるから、駅でチューブを降り損なうのです。


 言わせてもらうと、世界中から来た人たち、いっぱい道路にごみを落としていますよ?

 カムデン・タウン駅でのマナーの悪さ、どうにかなりませんか? 

  チューブのホーム、ドアが開いても降りることができませんよ? 


 

 というわけで、他にも広告があるので、写真を撮ったらそのうち。

Posted on 2012/05/03 Thu. 06:07 [edit]

category: イギリス事情

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03

ロイヤルバレエ、『リーズの結婚』 ラウラ、リカルド(5月2日) 

久々に、バレエ感想です。


 過去のものを書こうと思いましたが、とりあえず、今日の分を。


 『リーズの結婚 (La Fille mal Gardee)』 フレデリック・アシュトン振付、 エロルド作曲、ランチベリー編曲


 リーズ: ラウラ・モレーラ

 コーラス: リカルド・セルヴェラ


 未亡人シモーヌ(リーズのママ): アラスター・マリオット

 トーマス(富裕なワイン畑所有者): クリストファー・ソウンダース

 アライン(トーマスの息子): リアム・スカーレット


 雄鶏/村の公証人の書記: ジェームズ・ウィルキー

 雌鶏たち: ルース・ベイリー、 ジェマ・ピッチレイ・ゲイル、 フランチェスカ・ヘイワード、 エリザベス・ハロッド

 

 村の公証人: ギャリー・エイヴィス


 リーズの友人: オリヴィア・コウリー、 金子扶生、 ナタリー・ハリッソン、 ローラ・マックロック、

           ヘイリー・フォーキット、 シャーン・マーフィー、 ターラ・ブリジット・バフナーニ、 

           ピエトラ・メロ・ピットマン

 

 コーラスの友人: ダーウィッド・トルツェンシミエック、 アンドレイ・ウスペンスキ、 平野亮一、

            ジョナサン・ワトキンズ、 蔵健太、 フェルナンド・モンターニョ


 刈入れをする人たち: マイケル・ストーイコ、 ルドヴィック・オンディヴィエーラ、 トリスタン・ダイヤー、

               ヴァレンティーノ・ズチェッティ、 ジェームズ・ヘイ、 サンダー・ブロンマート


               カミール・ブレイチャー、 デメルツァ・パリッシュ、 パトリシア・チョウ、 

               ベアトリス・スティックス・ブルーネル、 クラウディア・ディーン、 ヤスミン・ナグディ、

               サビーナ・ウエストカム、 スクール生、 ロマニー・パジャック、

               ジャクリーヌ・クラーク、 レティシア・ストック、 リヤーン・コープ


 

 2010年の上演時、ラウラとリカルドの組み合わせでキャスティングされていたものの、リカルドの怪我により、観られなくなった組み合わせです。 同年の日本公演では彼らが、せーラ・ラム、 イヴァン・プトロフの代わりに踊りましたね。


 先週の土曜日に彼らは1度目を踊ったものの、私は教えでいけなかったので、やっと今回。


 ラウラとリカルドは、今までにアブストラクトバレエで、パートナーシップのよさを発揮していました。

 よって、今回も楽しみにしていたのですが、ストーリーバレエになったとき、それほどでもないように思いました。

 もちろん、二人の息がぴったりのところはたくさんあったし、二人の親密さは伝わるのですが。

 どちらかというと、若さあふれる、というよりも、第1幕は、落ち着き払った熟年のようなパートナーシップ。

 とはいうものの、第2幕、最後の結婚のパ・ドゥ・ドゥは、幸せいっぱい。

 二人の気持ちがひとつになって、幸せにしてくれるものでした。

 

 ラウラは、先日のミックス・ビル(書いていません・・・)のリアム・スカーレットの新作での演技が何よりもすばらしかったのですが、彼女は、あのように心理的に深い役での方が、演技が伝わるのかもしれません。

 思っていたよりも大人しめ。

 ですが、彼女得意のアレグロステップ、教本のようなステップ裁きはさすがの余裕。


 リカルドのコーラスは、好青年。

 私は特に、第1幕最初の、リーズのママとのやり取りあたりまでの彼の演技が、とっても自然で好きでした。

 リーズの家の窓、ドアに耳をくっつけたり、ママが窓を開けるときのタイミングもぴったり。


 第1幕、第2場でのソロ、彼特有の切れのよさが際立ちます。

 特に、最初の斜めに進むジャンプ、1、2回目と比べ、3回目は音楽的に余裕があるのですが、それをうまく使っての手の動き。 アシュトンは、非常に音楽性豊かな振付をしています。 それをうまく使う、というのは私には高感度大です。 そして、振付がもっと魅力になってくる。

 

 パ・ドゥ・ドゥの最後の見せ場、リーズが高く持ち上げられるお尻リフト、最初のあげる段階でもう怪しくて、最後まであがらなくて、残念。 土曜日には、とってもうまくいったそうです。

 

 余談ですが、先週2度(そのうち1回は私も観ていました)、舞台で粗相をしてしまったポニーちゃん、今日は大丈夫でした。 

 粗相の始末をしなくてはいけないダンサーはかわいそうですが、お客は、このようなハプニングを結構楽しみにしていまして・・・


 

 主役の二人にも充分に楽しませてもらいましたが、この公演で、誰よりも心に残ったのは、リアム・スカーレット演じる、アラインでした。

 アラインは、この作品を所有し、昨年なくなった、アレクサンダー・グラント氏が作った役。

 もちろん、私は彼がどのようにこれを踊ったのかは知りません。 

 

 以前読んだ、どなたかのインタビュー記事で、アラインは、変なのではなくて、とってもとってもシャイな男の子、とグラント氏がおっしゃったそうです。

 ちょっと変わった行動もある男の子。


 アラインとリーズは、親たちによって結婚させられようとします。

 リーズはコーラスというボーイフレンドがいるのですから、もちろん嫌がります。

 リアム演じるアラインは、リーズのことを一目で気に入るのです。

 彼女が大好き!になった気持ちがみていて手に取るようにわかります。


 第1幕第2場での最初のやり取り、リーズとアラインが並んで、アラインは、お気に入りの赤い傘を取り上げられて、リーズと手をとりあって踊るようにいわれる部分。

傘を取り上げられて膨れながらなきそうになって、でも、隣には大好きなリーズがいる。

 アラインは、うれしそうな笑顔になりました。

 信じられないほど単純な男の子。

 でも、リーズに向ける眼差し、その他の行動、とってもtouching。

 思わず、リーズ、コーラスは素敵な青年だけれど、アラインのことを振ったら罰が当たるよ、と言いたくなってしまうような男の子を演じていました。


 彼の振付からもわかるように、非常に高いクラシック音楽の理解力のあるリアム、随所で見事に音楽にはまる踊り、演技をみせてくれました。 

 上にも書いたように、はめる中で音で遊べるダンサー、私は観ていて気持ちがよいと思います。

 

 

 アラスター演じる未亡人シモーヌは、先週観た時には、あまりにも女っぽすぎて違和感があったのですが、今日のほうがずっと自然でした。


 初日にフレッシュさがありつつも、いまいち空白を感じてしまっていた、コールドバレエ、さすがにまとまってきて、よい意味でロイヤルバレエらしい揃わなさが見えてきました。


 キャスト表にはリーズの友人で名前が入っていたのに変更になっていたベアトリス、刈入れの女の子で出ていましたが、いつもの彼女の場所とは違う位置。 列が違うから、いつもとは違うことをしなくてはいけないのに、ラストミニットであれがきちんとできていたのは素敵なこと。

 バランシン、ウィールドンでは見事にはまっていますが、まだまだクラシックでは厳しい部分がありますが、それでも今までに比べて、アシュトンスタイルがだいぶ入ってきたな、と思います。

 

 アシュトンスタイルが、短期間でもっと体に入ったのは扶生ちゃん。

 今回は、友人と刈入れの両方をやっているようですが、演技も含め、違和感が無くなってきました。

 

 

 きちんとキャスト表を見ないで観ていたのですが、あの雄鶏の衣装を着ていても、顔が見えないのに、きっと中はジェームズ・ウィルキーだと思うほどきれいに伸びた足の踊り。

 

 第2幕では、リーズの家に、トーマス、村の公証人たちが入ってくる場面、今日はなんだかいつもよりも人数が多いのかな? 派手だな・・・ と思っていたら、今日の公証人はギャリーでした。 彼は、存在感が強すぎます。


 というわけで、深い内容のバレエは大好きですが、このように、コミカルな演劇バレエ、心を和ませてくれます。


 あと2キャストが残っています。

 2年前にとってもLovelyな舞台を創り上げたユフィちゃんとブライアンの公演が明後日。

 また今日とは違った舞台になるはずですので、楽しみにしています。


Posted on 2012/05/02 Wed. 06:06 [edit]

category: バレエ

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実はお転婆 

 5月の声を聞いたからでしょうか。

 今日は、薄いコートが昼間はいらないほど。

 


WITH HOPE!!-120501-1

 生徒がお休みで、教えが早めに終わったので、久々にブリティッシュ・ライブラリーへ行きましたが、午後8時、閉館時間に外に出たら、この明るさ!

 気温が思ったよりも上がらずにいますが(きっと、昨年が暑すぎたのでしょう)、とりあえず、この時間まで明るいと気持ちが晴れ晴れします。



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 ありがたいことに、先日お問い合わせをいただいて、新しい生徒さんを教えることに。

 1年間他の方に習っていた女の子。

 

 現在、月曜日から水曜日は怪しい日本語の子も含め、全員日本語でのレッスン。

 木曜日は日英両方、金曜日、土曜日は英語でのレッスン。

 というのが私の生徒たちでしたが、火曜日も英語でのレッスンに。

 私の頭の切り替えをしなくてはいけません。


 上の写真、この新しい生徒宅へ行く途中。

 家から地図での直線距離だと近くて、歩くと20分ちょっとかな、という距離。

 バスだと2本乗り継ぎだし、とっても遠回り。

 というわけで、歩き出し、今は便利な世の中ですから、分厚いA to Zではなくて、iPhoneの地図をみながら歩きました。

 iPhoneの地図だと、歩行にしても、環状線の歩行者道路がないところを歩くようになっていたので、そんな危険なことはできない、と思い、他の道を歩いて、環状線を渡る(もしくは、サブエイがあるのかな?という描き方)ように、と思ったら、この写真のごとく、真ん中に高い網の塀が建っていました。

 仕方がないので、戻って、途中の歩道橋を渡りました。

 結局、30分くらいかかりましたが。

 微妙な距離。


 昔(マンチェスターにいた頃のことだから、12年前!)、Dr.Sのレッスンの為にロンドンに来て、Watford Way(大道路)を横切れるところがなくて、歩道橋も遠いし、この金網をよじ登って反対側に降りたことがあります・・・

 危ないですね・・・ しかもスカートで。

 さすがに、今回は慎みました。


 カーディフ時代も、門が閉められた後の夜の公園に、友達と門をよじ登って入ったこともありましたっけ。

 公園を横切らないと、すごく遠回りになるので。

 結構、危なっかしいことをしていますね。

 今は落ち着いていますが。

 

 

 というわけで、現在、ネットのつながりも悪いし、携帯電話の電波も悪くてほとんどつながらない我が家です。

 やっと、引越し先を検索中です。


Posted on 2012/05/01 Tue. 04:47 [edit]

category: 日常

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