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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

生徒の成長 

久々に、青空が広がり、雨が降らない一日でした。

気温も高め。 夕方以降は下がりましたが。

ノースリーブの人からダウンコートの人が混在していました。



 ここで、度々話題になる、私にFlirtする男の子、数日前に誕生日を迎え、8歳になりました。

 彼を教え始めたのは、2009年3月ですから、3年ちょっとになります。


 教え始めた当初は、数ヶ月間、

「僕はピアノなんて大嫌いだ! この部屋からピアノを運び出せ」


 とか、


「みゆきなんか、にんじんになっちゃえ! そうしたら、ママに包丁で切ってもらって、ゆでてやる!」


とか、まあ、いろいろとありました。

毎週のように、30分のレッスン時間のうち、途中の10分は腕組みをして、ピアノに触れようともしれませんでした。


あの頃の私は、彼のレッスンに行くのが憂鬱でした。

でも、この子に何かがあるのがわかっていたから、あきらめたくありませんでした。

この子のためにも、諦めたらいけない、と思ってレッスンに通いました。


最初の1年半は、ほとんど練習をすることができていませんでした。

最初の教本(トンプソン ブック1)は、1年近くかかりました。

 これは、小学校に入る前の年齢の子でも、半年かからずに終える子も多くいます。


ピアノを習って2年が経った昨年3月、やっとプレップ・テスト(プレ・グレード)を受け、本人がわけわからぬまま、フェスティヴァル(発表会とコンクールの中間)にも出しました。

 フェスティヴァルで、お姉ちゃんが1位をもらって、本人は違うカテゴリーで賞をいただくことはできませんでした。

 ここで火がついたのか、よくわからないのですが、一気に上達。

 それまでの苦労が嘘のよう。

 

 昨年11月には、グレード1を飛ばして、グレード2を受けて、非常によい成績で合格。

 今年の6月にグレード4を受ける準備をしています。

 多くの子供たち(私の生徒たちではありません)が、1年に1回、一つ上のグレードを受けていくことを考えると、大きなジャンプです。

 

 スケール、アルペジオが大好きで、先日は、一つだけやっていない長調のスケールがあったのですが、彼は、指使いのルールをしっかりとわかっている為、嬰へ長調(シャープ6つ)のスケール、2オクターブを私が全く何も教えないのに、最初から両手で、正しい指使いで弾けてしまいました。


 今年、2月には、昨年も出場したフェスティヴァルの昨年とは違うカテゴリーに参加して、第3位を頂きました。

 そして、先週、北ロンドンのフェスティヴァルで2位を頂きました。

 残念ながら、私は今年は教えが忙しくて、フェスティヴァルを聴きにいくことができません。

 お父様がヴィデオを撮ってくださったので、それを見せて頂きましたが。

 『自分のキャラクターがある演奏でした』と書いていただけて、私は大満足。

 


 

 そして、何よりも、3年前には、『ここからピアノを運び出せ!』といっていた子なのに、先日レンタルしているピアノをアップグレードするためにピアノ屋さんへ行った時、

「グランドピアノにしてくれるの!!」

 と大騒ぎ。

 いや、グランドではなくて、ヤマハのアップライトへのアップグレードでしたが、それでも、あの子がグランド・ピアノが欲しい、と思ってくれたことに私は大感激でした。


 

 正直、最初の半年は、レッスン費も勿体無かったと思うし、私もレッスンらしいレッスンにならなくて、申し訳ない、と思ったこともあります。

 でも、あの時にご両親と私が彼のピアノをやめてしまったら、今はありません。

 子供によっていろいろですが、ちょっと待ってあげて下さい。

 

 私は、あの子を諦めなくてよかった、と今、心から思っています。

 今では、どんどん自分で譜読みをしてきてくれます。

 本当のピアノのレッスンになってきました。

 

 もちろん、これから大変な時が再びあるとは思っています。

 でも、きっと乗り越えることができるだろうな、と思います。


 でもね、ちょっとさびしい。

 あれだけ、

「みゆきのネックレスは素敵だね」

「みゆきの髪は長くて素敵だね」と言いながら、すごくセクシーな触れ方をしたり、

「みゆき、大好きだよ! 僕のママになって」と言いながら抱きついてきたりしていたのに、

今では、やたらとよい子になりすぎてしまいました。

 私、勝手ですね。


 

 1年間教えた女の子が先週帰国。

 新しく、6歳の男の子が加わったりして、大変だけれど、やはり導入の指導は楽しい。

 今が大変でも、この子のように、一人でも、ピアノが大嫌い!→大好き!になってくれたらいいな、と思っています。


 軌道に乗るまで2年以上待つのは長かったのですが、私は待ってよかったと思っています。

 ずいぶん、忍耐力が養われました。

 

 さて! グレードの申し込みも終わって、後はみな練習するのみ!

 この夏は思ったよりも受験者が少ないですが、その分、この秋は私の生徒としては最大数の受験者になりそうです。

Posted on 2012/04/30 Mon. 04:07 [edit]

category: 音楽

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30

大空 

お久しぶりです。


コンピューターの調子が悪く、つけるのも面倒になり、基本的にメールはiPhoneという1週間でした。

 

ずっと雨が続いているロンドンです。

 寒くて、いまだに私はダウンコートを着ています。

 もう、4月末ですよ?

 

 去年の今日はウィリアム王子とケイトの結婚式だったことを思うと、1年はあっという間。



 やることはたくさんあるのですが、家にいると、どうしても事務仕事をしてしまうので、久々にドライブへ。

 といっても、私は車の免許を持っていないので、お抱え運転手(=バスの運転手)の運転する車(=公共の乗り合いバス)でのドライブ。

 これだと、雨も関係ありませんしね。


 

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 なんとなくバスを乗り継いで行ったのはこちら。

わかる方は少ないかな?

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 これだったらわかるでしょう。

 イギリスの空の玄関口、ヒースロー空港のターミナル5。

 

 数年前にできたターミナル5は、ほぼブリティッシュ・エアウェイズの専用ターミナル。

 私はまだ使ったことがありません。


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 ターミナル5のデパーチャー(出国階?)の端にある、カフェ・ネロは最高の場所。

 ちょうど、滑走路の端なので、目の前で、飛行機が着陸態勢になって、ちょっと先で着陸するのを見ることができます。

 

 足元には、こんな風景も。


 意外に思われるようですが、私は飛行機を見ているのが好き。

 乗るのは大嫌いです(上にいってしまえばよいのですが、離着陸が大の苦手)。

 

 昔は、成田空港に発着している便の翼の模様はだいぶ覚えていましたが、もうほとんど忘れています。

 というよりも、ヒースローに乗り入れているのは成田よりもずっと種類が多いので、知らないものばかり。

 でも、見ていてまったく飽きません。


 隣のテーブルには、小学生くらいの男の子が遊びに来ていて、翼のマークをほとんど覚えているようでした。

 ここが、遊び場なのでしょうね、という感じの子。

 


 エミレーツがジャンボ(?)の2階建ての飛行機で着陸した後、ちっちゃな飛行機が着陸。

 コーヒー片手に、ずーっと飛行機を見ていました。

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 外に出たら、飛行機が迫ってくるので、迫力があります。

 普通のデジカメでこの至近距離。

 

 ちなみに、こことは反対側の空港の敷地では、飛行機のお腹から着陸を見ることができます。

 でも、寒いし、天候も不安定なため、今日は、屋内優先。



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 2機の飛行機の光、見えますか?

 一定間隔でぞくぞくと飛行機が着陸していきます。

 これは、いくら、ターミナルが4つ(現在、ターミナル2は改装中)あっても、混みますね。


 数日前のイブニング・スタンダード紙に、ヒースロー空港の入国審査の列が長すぎて、2、3時間待ちは当たり前、これでは、イギリスは、ビジネスと観光客を失う、という記事が載っていました。

 昨年の夏、セイシェルの帰りには、約2時間、日本からの帰りには3時間待ちを経験したので、そうそう、と思いながら新聞を読みました。

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 分厚い雲の後ろに、晴れた雲。

 いつになったら天候が落ち着くのでしょう・・・

Posted on 2012/04/29 Sun. 06:25 [edit]

category: 日常

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29

語学 

 水不足のイギリスですが、このところ、雨が続いています。

 昨日は、教えに行く途中、物凄い雨。 しばらくして、青空が広がって、レッスン中は多分降っていなかったそう。

 が、2時間後、生徒宅を出ようとしたら、Hail stoneでした。



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 お恥ずかしいことに、名前はわからないのですが、この時期、きれいな前庭にしていらっしゃるお宅でみかけることが多いお花。

 つぼみがまとまっていて、咲くと、とっても華やか。

 元気になれます。


  

 水曜日に観たバレエが凄すぎて、魂の抜け殻でしたが、昨夜は、ロイヤルバレエの『リーズの結婚』の初日。

 レヴェルアップした、マリアネラの太陽が降り注ぐようなリーズを観て、とっても幸せな気持ちになりました。

 幸せすぎて、あんなに楽しい舞台を観ながら涙が出たほど。

 アラインと一緒に、私の頭の中もお花畑。


 

 私立の学校は、来週から新学期のところが多いようですが、とりあえず、私のピアノのレッスンは、今週からしっかりと元通り。

 日本人の生徒たち、日本に一時帰国したり、普段と違って現地校へ行かないから、一日お母さんと日本語を話すから、日本語が皆上達していました。

 それに引き換え、日本語でのレッスンが減っていた私は、酷い有様。

 気をつけてはいるのですが・・・・

 日本語を話そうと思うと、空回り。

 

 なんて書いたら、私を中学生の頃から知っている人たちは、意味が分からないですよね。

 あれだけ、英語ができなくて、中学1年生の一番最初の小テストから追試だったのですから。

 全国模試の自分の在籍する高校の偏差値なんて、40前半しかないと思います。

 中高一貫で、高校入試が無かったから、英語ができなくても、高校へ進学する心配がなかったのですよね。

 人間、環境が変わると、いや、生きる為に必要になると、勉強しなくても、話せるようになるものです。

 

 どうやったら、英語が話せるようになったのか、とよく聞かれますが、私は最初の1年間、日本人が全くいない環境でした。 

 実家への電話も月に1度。

 学校でも、ホストファミリー宅でも、たとえ英語がわからなくても、誰も日本語で助けてくれる人はいません。

 宿題がわからなくても、何がわからなくても、どうにか、かみくだいて英語で説明してもらうか、下手な英語を並べ立てるほかはありませんでした。

 当時は大変でしたが、今、ロンドンでの環境を見ていると、あれは凄く恵まれていたのだな、と思います。

 18歳だったのに、それこそ、子供たちが英語を覚えるように、日本語を忘れるのと反比例しながら、英語を覚えていきました。 

 だから、私は、通訳が苦手だし、日本語と英語の単語が繋がっていないことがほとんどです。


 この数ヶ月の間に、何度もこの質問をされてきましたが、これが私の答えです。

 願いが叶うならば・・・ ぜひ、タイムマシンに乗って、英語がわかるようになった瞬間の私を見てみたいです。

 私自身、いつ話せるようになったのか、いまいちわからないので。

 

 

 明日は、ロンドンマラソンですね。

 先々週、オペラハウスの夜越しでご一緒した、75歳の女性が出場しますが、「ロンドンマラソンなんて、なだらかなところを走るから、パンケーキのようなものよ。 とっても簡単なものなの」とおっしゃっていました。

 見に行ってみたいですが、どうかな・・・

Posted on 2012/04/21 Sat. 03:51 [edit]

category: 日常

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疲れが残ったままで・・・ 

 今日も、青空と黒い空が共存。

 雷もなっていましたし。

 ラッキーなことに、教えの途中で、ちょっと歩かなくてはいけない時には、晴れていました。


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 薄いピンクの桜はほとんどもう散ってしまいましたが、この花をよくみかけます。

 桜と似ていますが、違いますよね?


 さすがに昨日は疲れたのか、今日は頭が起きても、体を起こすことは午前中の遅い時間までできませんでした。

 昨日は、演奏で疲れていたところに、ロイヤルバレエの公演を観に行って、リアム・スカーレットの新作が、もう5回目の鑑賞だったのに、あまりにも凄すぎて(特に、ラウラ・モレーラ!)、魂を全て吸い取られました。

 書き残したいけれど、日本語が出てくるか・・・


 


 演奏関係のことは、きちんと管理しているものの、私がやっていないのは、レパートリー管理。

 頭の中には入っていますよ。

 でも、ひょんなことから、レパートリー表を出すように言われ、そんなの存在しません・・・

 というわけで、昨夜から、レパートリー表を作成中。

 意外とこれが時間がかかることです。

 きちんとしておかなくてはいけませんね。

 

 しかも、You Tubeのリンクも出すように言われたのですが、私、全く無くて。

 これからの時代は、色々とメディアを強化しなくてはいけませんね。

 ホームページに音源を載せようと何度も試み、毎回失敗していますが、どうにかしなくてはいけません。

Posted on 2012/04/19 Thu. 05:16 [edit]

category: 日常

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19

ケント、セヴェノークスでのコンサート 

朝起きたら、外はずいぶんと荒れている天候でした。

 

 昨年の6月以来、久々にロンドンの外(グレイター・ロンドンの外)に出ました。


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 チャーリング・クロスから列車(日本風に言うと、急行列車)に乗って、30分足らずでこんな景色が広がります。

 お天気がよければ、もっときれいなのですが、今日は写真でわかるように、生憎の空。

 列車はガラガラ。

 チャーリング・クロスで、とっても長い編成(10両くらい?)の列車に乗ったのですが、ほとんど人がいません。

 本当にこの車両が動くのか、不安でした。

 イギリスというのは、愉快な国ですから、ホームの番号が表示されても、場合によっては、停まっている列車の前の車両4両しか動かないこともあるのです。


 久々の列車なので、なんとなく、感覚がありませんでした。


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 チャーリング・クロスから40分ほど、ケントのセヴェノークス(Sevenoaks)へ。

 駅から、凄い坂道を歩くこと10分ちょっとで、St Luke's Churchに到着。

 今日は、雨、風だったので、よけいに坂がきつい。

 普段、坂のところなんて歩きませんしね。

 タウン・センターはここから更に10分以上だと思います。

 

 ここの教会、私がロンドンに移ってセルフ・プロモーションをし始めた頃からお声をかけていただいています。

 2006年の2月が一番最初のはずですから、既に6年! 

 10回以上訪れているはずです。

 私が、どこよりも、『地元』と感じる場所。

 セヴェノークスには何度も来ているのに、一度もタウン・センターへは行ったことがありません。

 本当は、今日は1、2時間街歩きをする予定でいたのですが、急遽、とってもお忙しい方で、この1ヵ月半待っていた方が会う時間を作って下さったので、ロンドンにトンボ帰りでした。

 

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 控え室、として使わせていただいている場所にある、馬!

 これ、乗って遊びたいのですよね・・・


 今日のプログラムは、


 モーツアルト: ピアノソナタ ニ長調 K.576

 ショパン: ノクターン 変ニ長調 作品27-2

 リスト: 愛の賛歌


 

 先々週のロンドンのコンサートは散々でしたが、今日は、だいぶ感覚を取り戻しました。

 気持ちよいな!!と思う瞬間が何度もありましたが、まだまだ、何かが、インスピレーションが降ってくるまでにはいたりませんでした。


 ここのピアノは、状態の悪いアップライト・ピアノ。

 それでも、昨年よりは、少し状態が良かったかな。


 ショパンのノクターンは、やはり、有名ですが、きれいな、この曲は大好き。

 自分の枠が外れる曲。

 今回、いつものパデレフスキ版ではなくて、いつの間にか本棚にあった(きっと、古本屋さんで見つけたと思うのですが、記憶無し)、ペータース版(ポツニアク)で勉強してみたのですが、いろいろと違いがあって、おもしろかったです。

 演奏自体は、一つのヴァージョン(版)に頼らず、みゆきオリジナル版ですが。


 モーツアルトは、先々週に続いて2度目。

 これは、おもしろくなりそうです。

 最低、あと10回は本番に出さないと、天使が舞い降りそうにありませんが。


 そして、リストの愛の賛歌!!

 教会で弾くこの曲は、格別です。

 この曲を弾いている間、自分が段々と開放されていくのが分かります。


 

 顔なじみのおばあちゃま方がたくさんいますし、私が一番ほっとできる場所。

 いつも、いらしてくださっていた方がいらっしゃっていなかったりして、お元気だと良いけれど、と思うことも。


 

 この教会でのコンサート、昨年あたりから、障害者の方々がいらっしゃるようになりました。

 ずっとプラスティック・バッグを触っていたり、声を上げる方も。

 私自身はあまり構わないほうですが、やはり聴くのに集中できない、と言って、今までいらしていたのに来なくなってしまった方々も多くいるそうです。

 私は、声はあまり気にならない方ですが、プラスティック・バッグの音だけは、集中力をどんどん奪われます。

段々恐ろしくなり・・・

 

 ある意味で、難しいことですね。

 普段以上の集中力が要求されたため、とにかく、今はベッドに横になりたい!という気持ちです。

 が、これから、(また)ロイヤルバレエの鑑賞の為、セントラルにいます。

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 ロンドン・ブリッジの駅のあたりは、かなりおおがかりな工事をしているようです。

 列車の窓からなので、鮮明ではないのですが、この真ん中の三角形のビル、製作中。

 一番上のほうの作業をしていたのですが、怖そう。

 というよりも、イギリスで、このようなビルってなんだか信用がなくて・・・

 もし、一番てっぺんまでオフィスがあるのであれば、興味があるような無いような。

 地震が無い国だから大丈夫、ということにしておきましょう。


 次のコンサートは、4週間後のはずでしたが、そこの街にその日、女王がいらっしゃることになった為、私のコンサートは、翌週に変更。

 しばらく、新曲の譜読み、暗譜に専念します!

 弾きたい曲がたくさんあるから、何をしようか、まだ迷っています。

Posted on 2012/04/18 Wed. 00:14 [edit]

category: 自分のコンサート

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18

オリンピック・コインとダイヤモンド・ジュビリー・スタンプ 

4月なのにダウンコートを着ているロンドンです。

昨日までに、既にロイヤルバレエのミックス・ビル、全4回観ましたが、昨夜が一番凄かった。

 リアム・スカーレットの新作で、もうあらすじも知っているのに、最後はのどを思いっきりつかまれた気分でした。

 これは、是非書き残したいと思っているので、そのうち。



 今年は、ロンドン・オリンピック、そしてその前に、女王のダイヤモンド・ジュビリーを控えているイギリスです。

 


WITH HOPE!!


 知らないうちに、お釣りで手にしていたらしい、ロンドン・オリンピックのコイン!! 

 これは、普通に発行されていたのでしょうか?

 ポスト・オフィスへ行くと、記念コインは販売していますが。

 表をみると、昨年、2011年に発行されたコインのようです。

 

WITH HOPE!!


 この前、ポスト・オフィスで手に入れた、ダイヤモンド・ジュビリーの記念切手。

 全て、イギリス国内ファースト・クラスの切手です。

WITH HOPE!!

 女王の図柄を描いた方などの説明がついていました。


 4月1日から、大幅に切手が値上がりしたイギリス。

 国内のファースト、セカンド・クラスの切手は、値段が印刷されているわけではありません。

 というわけで、私は、大量に郵便物を出す予定もあったために、3月末に大量に切手を買っておきました。

 国内向け切手だけで、30ポンド(4500円位)以上もまとめて払ったのは、初めてです。

 当分、買う必要がなさそうです。


 明日から、多くの公立の学校で、新学期です。

 ホリデー中お休みでお久しぶりの生徒たちもいるので、楽しみです。

 

Posted on 2012/04/15 Sun. 03:23 [edit]

category: イギリス事情

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気持ちの良い場所で作業 

 イースターホリデーももうすぐ終わりです。

 ほとんどの公立の学校が来週から新学期になります。


 昨日、教えが長かった分、今日は珍しくオフ! 

 天気がよかったら、私のイギリス滞在の1年目の学校があった、ケントの街へ遊びに行こう、と思っていたのですが、朝は生憎の雨。

 ということで、疲れていたし、本当は火曜日に終らせる予定だった事務作業が終っていないので、今回は見送り。


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 午後になったら、だいぶ天候も良かったので(一部、黒い空でしたが)、印刷作業を全て終えて、その後のことをやるのに、太陽に当たりたいな♪と思いながら、適当にバスを乗り継いで、この場所へ。

 音楽ファンの方ならお分かりでしょう?

 公園だと、テーブルが無いから、作業ができないので、テーブルがある場所を思い出したのでした。


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 ファイル袋分。 100枚くらいの印刷物。

 切って、折って、あらかじめ宛名を書き終えてあった封筒に詰め、ノートに詳細の書き出し。

 オフィス勤めをすれば、当たり前の作業かもしれませんが、私は1年半に1度くらい行う作業です。

 自己流なので、やっぱり、一度はオフィスに勤めたかったかな、と思うこともあります。

 とりあえず、一部が終了。

 この週末に、後半戦の未印刷分を行わなければいけません。

 でも、これをやらないと、仕事もこないので・・・


 途中までは、外で作業し、風が出てきてしまったので、残りは中へ入って。

 今夜は、BBCシンフォニーのコンサートだったようで、久々に、プロムスおじいちゃんたちの姿を見ました。

コンサートホールへ出入りしていないのは、私ですが・・・


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 この界隈にある音大、2度受けたものの、両方とも不合格。

 でも、やっぱり、このように、高いビルディングに囲まれた場所での勉強は私には向かなかったと思います。

 カーディフの音大で5年間過ごした私は、練習しながら公園、リスが見える、という環境がやはり好きでした。

 ロイヤル・カレッジは、学校から2分歩けば、ケンジントン・ガーデンズが広がっていましたので。

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 夜8時ちょっと前。

 夏時間が始まって、急に日がのびました。

 それでも、まだコートが必要です・・・

 3週間ほど前の暖かさは幻だったのか・・・

Posted on 2012/04/13 Fri. 05:14 [edit]

category: 日常

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ロンドンの地下鉄 

 晴れていたかと思ったら、急に寒くなったり、シャワーがきたり。

 真っ青な空と、真っ黒な空が同居しています。


 イースターホリデーももう少しで終わり。

 今日は午前中から教えで、生徒のピアノ選定に付き合い(Could you come? とも聞いてくださりません。 有無を言わさず・・・)、終ったのは夕方。 これからオペラハウスですが、一息ついているところ。


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 午前中に教えに行くのにチューブに乗ったら、1車両、貸切常態でした。 

 ずいぶんきれいでしょ? 

 

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 ずっと気になっていた広告。


 ロンドン・トランスポートの広告。

『あなたの読んでいる新聞紙は、ごみです』


 この広告の下に朝無料で配られるメトロが置いてあったので、思わず。


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 下に書いてある説明を読むと・・・


『チューブにおきっぱなしにしている新聞は、ドアのところに詰まってしまい、運行に遅れを生じます。

 読み終わった新聞は、持って降りて、リサイクルゴミ箱に入れてください』


 はぁ???という感じです。

 ドアのところに詰まって運行に遅れを生じるのでしょうか??

 しょっちゅう信号機が壊れて遅れを生じているように思いますが??

 そのせいで、この前はバレエの公演に間に合わなかったし。

 人のせい??


 みんな、人が置いていった新聞を読んでいるし、邪魔だったら、後ろのところにおいていますが。

 それよりも、チューブの中に、食べたもののごみを捨てないようにしましょう、という広告を出す方が先だと思いますが。


 本当にイギリスって楽しくて飽きない国です。

Posted on 2012/04/12 Thu. 01:47 [edit]

category: イギリス事情

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ロイヤルバレエ、 リハーサル『ラ・シルフィード』 

一晩、椅子に座って外で夜を明かすと、昨夜は、ベッドに横になったとたん、本も読まずに寝てしまったみたいです。


 オペラハウス通いが続く今週、今夜は、上のクロア・ストゥディオにて、リハーサル鑑賞でした。


 きっと、来週末から始まる、『リーズの結婚』かな?と予想していたのですが(先週のリハーサルで、木靴の部分をやったようですが)、5月中旬から始まる、ダブル・ビルの、後半、『ラ・シルフィード』のリハーサルでした。


 『ラ・シルフィード』 ブルノンヴィル振付、ヨハン・コボー版


 指導: ヨハン・コボー

 ダンサー: ダーウィッド・トルメンシミエック、 ヴァレンティーノ・ズチェッティ

 ダンスノーテイター


 2005年にロイヤルバレエの為に、ヨハン・コボーが演出した版です。

 日本では、小林紀子バレエがこのコボー版を数年前に取り上げています。


 ロイヤルバレエでは、2007年以降やっていなかったので、久々。

 しかも、2005年、07年の時には、ヨハンはキャスティングされていたものの、怪我で踊っていないのです。

 今回は、1度だけキャスティングされていますが、最後のインサイト・マネイジャーのアナウンスによると、3回の日にちを言っていました。 全部覚えられなかったのですが・・・

 そして、ダーウィッドが、TBAになっている、1月に急に退団した、セルゲイ・ポルーニンの分を踊るようですが、おっしゃっていたのは、1日のみ。 


 本当は、今夜のリハーサルは、他の演目だったようですが、急遽、これになったそうです。

 1幕のジェームズ、ガーンのソロを行い、第2幕のジェームズのソロの振り写し。

 ヨハンが怪しい部分は、ダンスノーテイターの方に聞きながらでした。


 ダーウィッドは第1幕のソロは、昨年踊ったそうです(きっとガラか何かでしょうか??)

 ですが、細かい直し。

 

 アシュトンとはまた違った上体の使い方が要求され、ブルノンヴィル特有の細かい足裁きに気をとられていてはだめ。

 今夜の最後に、インサイト・マネイジャーがヨハンにいくつかの質問をしたのですが、印象的だったのは、この作品は、テクニックが非常にハードなもの。

でも、マイムだったり、表情だったり、演じる部分をみせたい、とのことでした。

 

 ダーウィッドは、足先が非常にきれいで、ジャンプもきれいなダンサー。

 ヨハンとは体系も全然違います。

 余談ですが、ヨハンはダーウィッドの足がうらやましい、とおっしゃっていました。


 ヨハンも、かなり動いてみせてくださり、現役ダンサーですから、自分でみせながら、ちょっとしたタイミング、向きなどの説明。

 非常に、細かいことなのです。 ピアノもそうですが、それが、全てを変えてしまう。

 これを聞いていると、ここが、プリンシパルダンサーなのだな、と思いました。

 そして、それが、踊りで語る、観客に意味を伝える、ということなのですよね。


 そして、当たり前といえば当たり前なのですが、王立デンマーク・バレエ出身のヨハンは、ブルノンヴィル・スタイルでのジャンプの軽さが、見事。

 他の作品で、ずいぶん年がみえてきてしまったな・・・と思っていましたが、ちょっとステップをやってみせてくださると、それが、重力を感じさせず、難しくもみえず。


 今回は、絶対にジェームズを踊る姿を観たい!と強く思いました。

  ですが、質問コーナーで、デンマークにいた時には、毎週のようにこの作品を踊っていたけれど、この8年くらいこれを踊っていない。

 音楽を聴けば、25歳の時のように踊れる。 でも、それでは、怪我をしてしまう。

 だから、今回は、新しい役に向かうつもりで踊ります。

 とおっしゃっていたのが、印象的でした。

 


 ガーン役のヴァレンティーノは、以前、彼がチューリッヒ・バレエにいた時、ヨハンがこの作品を指導し、ヴァレンティーノは、ガーン役を踊っているそうです。

 ですが、いくつかの間違いもあり、今回手直しを。

  

 ヴァレンティーノがロイヤルバレエに移籍してきて、2シーズン目。

 入ってきた当初よりも、ずっと丁寧で、足の指先にまで気をつける踊りをするようになったな、と改めて思いました。


 第2幕のジェームズのソロは、ヴァレンティーノも一緒に振り覚えをしたのですが(彼は、第1幕のソロも、端で踊っていましたが)、アントルシャ・シスがきれい。

 見た目は、ダーウィッドの方がきれいなのです。

 でも、二人とも、太ももがでていたので動きがよりわかったのですが、ヴァレンティーノの方が、きちんと太ももが左右に動いているのがわかるのです。


 『ラ・シルフィード』は、私が再びバレエにはまってすぐに観た作品。

 惹かれてしまって、何度も観てしまいました。

 音楽も好きだし、振り付けもストーリーも好き。

 iPodで再生率が高い、バレエ曲。


 シルフィードとジェームズのみが発表になっていますが、ガーン、エフィー、マッジも芸達者が多いロイヤルバレエでは、誰がやるのか、楽しみな部分。

 5月の公演を楽しみにしています(とはいっても、昨日の一般発売で、全然買えなかったのですが・・・)

 

 ヨハンの指導を観させていただくことができたこと、とっても貴重でした。

 

Posted on 2012/04/11 Wed. 05:16 [edit]

category: バレエ

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がっかりな夜越し 

 2週間前の暖かさが続いたら嬉しかったのですが、見事に期待を裏切ってくれたロンドン。

 2月にやったばかりですが、再び、今日はロイヤル・オペラ・ハウスのピリオド4(5月から7月)の一般チケット発売日でした。

 

 雨が降り、風もあったので、2月よりも体感温度が低く、少々つらい夜越しでした。

 そして、その後に、希望通りチケットが取れたら疲れも吹っ飛ぶのですが、そう甘いものではありません。



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 雨が降っていたから、『マイ・フェア・レディー』で、イライザとヒギンズ教授が出会う教会、映画のセットそのもの。 

 毎度のことながら、人気が少ないコヴェント・ガーデンで夜越しをする時には、『マイ・フェア・レディー』の歌を口ずさみながら、踊りそうになっています。


 ちなみに、昨夜は、夜10時半ちょっと前にオペラハウス着。 5番でした。

 一番の75歳の女性は、6時半にいらしたそうです。 4番の方は7時45分。

 6番の方がいらしたのは、12時過ぎ。


 私は後から気がついたのですが、ドミンゴが出演する公演があるので(1公演のみ)、皆さん万が一のことを考えて、早めにいらしたようです。

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12時すぎまでは、少々やかましい。

 理由は、2枚目の写真。

 変なものがありますね・・・

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 こちらが、中身。

 ロンドンで色々なところに展示されていた、大きなエッグ。 

 これから、チャリティー・オークションにかけられます。

 どういうことかわかりませんが、ここで、梱包作業をしていました。

 この写真のエッグは、先日テムズ川沿いを歩いた時にみつけたもの。

 とってもシンプル。

 凄くデコラティヴなものもありましたよ。


 スリーピング・バッグに入って、頭からブランケットを被って、ホット・ウォーター・ボトルを膝の上において、私は夜中12時から朝6時まで、2時間おきに目が覚めながらも、寝ることができました。

 いつもは、私がknightにならないと!と思って、頑張っているのですが、今日は、3番の方が、このところみかけていなかった男性。 ということで、勝手にknightを私は放棄。


 10時にボックス・オフィスが開きましたが、一般発売用には、4つのカウンターが開いたので、泣きたいことに、5番目の私は、1順目の人が終るのを待つ破目に。

 これでは、待った意味がありません。

 結果、ロイヤルバレエ今シーズン最後のTitianは全て買えたものの、他は、3演目、4、5枚ずつ聞いたにも関わらず、全てありませんでした。

 もちろん、全てのチケットが無いわけではありません。

 私が希望している場所がなかっただけです。

 でも、ショックすぎて・・・・


 教えにはきちんと行ったものの、思考能力がいつも以上に停止しています。

 

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 大公開。

 この写真の、右側が、私の抜け殻。

 左の散らかっているのは、6番目の人のもの。

 この人、ドミンゴのものだけを買いに来た、初めて見る顔だったのですが、夜越しを甘く見ていて、何にも持ってきていなくて、エッグの梱包をしている人から、梱包財とダンボールを分けてもらっていました。

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 片付け終わった人の荷物。


 私は、スリーピングバッグを片付けるのが非常に苦手で、いつも、おばさんたちから笑われていたのですが、今回は、なんと初めて、スリーピングバッグを付属の袋に入れることに成功!!

 買った時のようにくるくる丸めるのではなくて、押し込んでいく、ということを教えていただいたのです。

 

 書きたいことは色々とあるのですが、ここまで。

 これから、ロイヤルバレエのミックス・ビルの鑑賞です。

 さすがに、今日は立っているのがつらいかも・・・

Posted on 2012/04/10 Tue. 01:52 [edit]

category: バレエ

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10

イースター 

Happy Easter! ということで、イースター。

 通常、イースターになると、春になる気がするのですが、先々週だったかが夏のように暑かったのに、再び肌寒くなっています。


 ありがたいことですが、なぜか、イースターホリデー中の先週の方が教えが忙しく、やっと今日は休日。

 とはいっても、ずっとコンピューターとプリンターに向かって、仕事。

 これから、激怒のCD焼き、という作業があり、最後は封筒詰め。 

 

 忙しい、とはいいつつも、楽しいおしゃべりの時間もあったりしたので、リフレッシュ♪

 お時間をとってくださった方々、ありがとうございました。


 昨日まで、バレエ三昧。 明日からもバレエ三昧。

 特に、木曜日、金曜日、続けて新しいバレエを観たことで、まだ頭の中がぐちゃぐちゃです。

 木曜日のロイヤルバレエの『トリプル・ビル』の初日については是非書き残したいと思っているのですが、あまりにも、良くも悪くも衝撃的過ぎて、考えがまとまりません。


 この3日間、『バレエって何?』という疑問を自分自身に投げかけていました。

 よく分かりません。

 

 金曜日、土曜日には、エイフマン・バレエの2009年初演の、『オネーギン』の鑑賞。

 おなじみのクランコ振付の『オネーギン』とは全く違う作品。

 プーシキンの原作を元にはしているものの、時代は現代に置き換えた作品。

 表現方法って、すっごく幅広いものなんだな、好きか嫌いかはわからないけれど、とにかく、その方法、手法にあっけにとられた2日間でした。

 勉強したいことが山積みです。


 でも、何よりも、ここで、冒頭、そしてそのあとちょこちょこ使われていた、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番をとっても久々に耳にして、色々なことが蘇るばかりでした。


 大好きな曲。 でも、Dr.Sからは絶対に許可が下りなかった曲。

 弾きたくて弾きたくて、カーディフで、バプティスト教会の寮に住んでいた時、真夜中、礼拝堂の下にあるから人の迷惑にならない、ぼろぼろのアップライトピアノで、この曲を譜読みしたことを思い出してしまいました。

 いくつものこの曲のCDを持っているのに、この何年も、聴いたことがありません。

 ピアノ協奏曲に関しては、私はもう7年半も経つのに、カーディフ時代のピアノ科主任のことが全く許せなくているから、聴く気にもならないのです。

 

 色々と考えてしまいました。


 明日は『アリス』を観に行けるように、あと一作業です。

 

 

Posted on 2012/04/08 Sun. 04:28 [edit]

category: 日常

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08

私の宝の場所 

 珍しく、もう1本更新。 


 イースターホリデー中ですが、まさかのグッド・フライデーまで、今週は毎日教えが入っています。

 とはいっても、ホリデーに行ってロンドンにいない生徒も多いので、凄く教え時間が少ない日も。

 

 今日は、朝10時半に教え終了。

 友達と会う約束をして、ロイヤル・チャイナに5時間も居座って迷惑すぎる客でした。

 というわけで、お店が閉まるまで45分しかなかったのですが、久々に、宝のお店へ行ってきました。

 

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 こちらが私の宝のお店の店内(地下)。

 

某所にある、古本屋さん。 その地下が日本風に言うと6畳弱だと思うのですが、楽譜、音楽書の古本ばかりがおいてあるのです!!

 私はカーディフ時代、長期休暇になると、長距離バスでロンドンに来て、何時間もここで楽譜を漁って重いバッグを抱えて美術館を回ったものです。

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1枚目の写真の左側、上のほうはこんな状態。

 所狭しと楽譜が入ったダンボールが並んでいます。

 それでも、私がここへ来るようになって10年くらいたちますが、今までで一番きれいに整頓されてありました。

 前回、去年の秋にここへ来た時には、足の踏み場も無い状態。

 とにかく凄かったのです。


 基本的な楽譜はもう持っていますから、面白いものがないか、普通に買うと高くて躊躇するような楽譜が安く手に入らないかをチェックするのが今回の目的。

 以前、もう7、8年前の話になりますが、バレエの全幕物のピアノ譜のロシア版を安くまとめて手に入れたこともありました。


 今回は、3年間探していて、絶版だからアマゾンで中古が出ても高くて買えなくていた、ある本と、ロシア版のバラキレフの曲集を手に!! もっていない、パデレフスキのマイナー・ワークスの曲集もロシア版のパデレフスキが凄く安くなっていたので、衝動買い。

 本当は、ダンボールを一つ一つあさると面白いものに出会えるのですが、閉店時間になってしまったので、残念。

 

 きれいに並べてあるところではなくて、積み重なっているダンボールの中に掘り出し物があることが多いのです。

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 凄いでしょ??

 透明のゴミ袋に入れられ、ダンボールに入った楽譜たち。

 きっと、凄いのがあるのです。

 

 人が歩く通路以外、床から天井まで積み重なった楽譜、この国には地震が無いからできることですね。


 凄い状態になっている、自分の楽譜棚も整理しなくてはいけません・・・

Posted on 2012/04/04 Wed. 06:09 [edit]

category: 音楽

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04

エイフマン・バレエ 『アンナ・カレーニナ』 

 昨日から、来週の土曜日まで、合わせて10回のバレエ公演/リハーサル鑑賞予定です。

 特に、今日から、明後日までは、初めての演目を5作品観ることになるので、頭が大丈夫か心配です。

 

 今日は、オペラハウスではなくて、ロンドン・コリセウムにて。

 昨日初日を迎えた、ロシア、サンクト・ペテルスブルグのボリス・エイフマン率いる、エイフマン・バレエ団の公演です。

 昨日も行きたかったものの、オペラハウスでの、『不思議の国のアリス』を優先してしまいました。


 『アンナ・カレーニナ』 エイフマン振付、 チャイコフスキー作曲(様々な曲の寄せ合わせ)


 アンナ: マリア・アバショーヴァ (Maria Abashova)

 カレーニン: オレグ・マルコフ (Oleg Markov)

 ヴロンスキー: セルゲイ・ヴォロブエフ (Sergey Volobuev)



昨年夏に、ロンドンでは、マリインスキー・バレエのオペラハウスでの引っ越し公演で、ラトマンスキーの『アンナ・カレーニナ』を観ているのですが、曲も違います。

 どちらも、長さ的には同じくらいなのですが、あくまでも私の感想としては、バレエ作品として、今回のエイフマンのものの方がしっくりきました。


 こちらの方が、アンナ、カレーニン、ヴロンスキーの三人に焦点をあてているので、わかりやすく、ごちゃごちゃしなかったのです。

 

 あのトルストイの長編小説を2幕、90分ほどのバレエにまとめています。

 日本では、新国立劇場が最近も上演したばかりですし、おなじみかもしれません。


 私はエイフマンの作品をずっと観てみたいと思っていたものの、チャンスがなかったので、今回は楽しみでした。 しかも、ご自身のバレエ団で観られるとは。

 

 最初は、クラシックよりかな?と思ってみていたものの、段々とうまくコンテンポラリーだったり、クラシックが発展した形が混ざり、それが絶妙でした。


 アンナとヴロンスキーが初めて交わる場面の振付はマクミランなどとは違う官能的さ。

 一つ一つのパ・ドゥ・ドゥも目に焼きつくものでしたが、私にとっては、コールドのフォーメーションが非常に深く残りました。

 フォーメーションの美しさ、そして、コールドの動かし方。 数箇所、繰り返しの形で面白みにかける部分もありましたが、全体的に目を奪われました。


 最終場面がいまいちよく分からなかったのですが、列車の音と共に、肌色のボディータイツ、髪を解いた姿のアンナが、コールドの男性ダンサーが輪になっている間を振り回され、それが、私は列車に投身した場面だ、と思っていたのですが、その後、再び最初の黒のドレスを着て現れ、舞台奥の高くなっているところから、飛び降りる。

 二重になってしまって、私はよくわかりませんでした。

 私自身は、あの肌色のボディータイツの部分が、物凄い表現力、振付力で呆気に取られました。


 最後、飛び降りた時点で終わりかと思ったら、舞台が暗くなって、担架(?)にうつぶせにされて、黒の毛布をかけられたアンナを他の人が囲んで終る。 この部分はいらないような気がしましたが・・・


 それ以外は、テンポ良く、あっという間の時間でした。


 一つあげるとすれば・・・ 主役の3人のダンサーたち、皆魅力的だったのですが、カレーニンを踊った、オレグが髪にグレーのスプレーをかけてはいるものの、強いオーラとアトラクティヴな踊り、表情で、どちらかというと、お坊ちゃま系で、ソフトな感じなヴロンスキーを踊ったセルゲイと、役が逆に見えてしまったことが残念。

 アンナとカレーニンよりも、不倫するヴロンスキーとの方が私はもっとケミストリーが強くてお互いを求め合うようなものを想像しているのですが、逆に見えてしまったのです。

 アンナとカレーニンのパ・ドゥ・ドゥは非常にケミストリーが強く、上にも描いたように、カレーニンのオレグがアトラクティヴすぎ。 私がアンナだったら、ヴロンスキーとの不倫は無いな・・・・という感じ。


 と思って第1幕を観ていたのですが、休憩時間におしゃべりした、オペラハウスでの顔なじみの70歳過ぎのご婦人も、同じことをおっしゃっていて、「私も!!」と言ってしまいました。


 これは、是非ロイヤルバレエのレパートリーに取り上げてもらいたいです。


 明後日、土曜日は、同バレエ団の『オネーギン』の公演。

 だいぶ内容が現代風のようですが、クランコ振付の『オネーギン』に慣れているので、どのようにエイフマンが創りあげているのが、非常に楽しみにしています。

 

Posted on 2012/04/04 Wed. 05:16 [edit]

category: バレエ

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04

9ヶ月ぶりの本番、ロンドンにて 

1週間前の予報だと、寒そうだったのですが、今日は快晴で、暖かくて助かりました。


 9ヶ月ぶりのコンサートでした。

 最後に弾いたのは、昨年6月末のセイシェル。 

 

 こんなに長く人前で弾かなかったのは、初めてのことです。

 学生時代、たとえピアノ科のコンサートで一曲であっても、とにかくこれほど長く弾かなかったことはありません。

 2009年に、指の怪我のこともあり、4ヶ月コンサートをしなかったことがありますが、やはり、半年以上本番から離れる、というのは非常に危険なことだ、と身に染みました。 良い教訓になりました。


 いらして下さった方々、ありがとうございました。

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 地方での本番が多い私は、ロンドンでの演奏は珍しいこと。

 現に、夏までにあと6回の本番がありますが、全てロンドン外です。

 今回は、2008年夏に初めて演奏させていただいて、その後毎年お声をかけていただいている、ロンドンのシティにある、St Lawrence Jewryにて。

 ここには、故サー・トーマス・ビーチャムが所有していたスタンウェイ(茶色)のフルコンが入っていることもあるのか、毎週月曜日のランチタイムはピアノのコンサートをしています。

 ちなみに、今月は、4回のコンサートがありますが、ロシア系2人、日本人2人。 今月の予定をみながら、もう一人の日本人も知っている人。 

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 今日のプログラムは、


 モーツアルト: ピアノソナタ ニ長調 K.576

 チャイコフスキー: 2つのピアノ小品 作品10

 ショパン: ノクターン 作品32-2 変イ長調

 ショパン: 幻想ポロネーズ 作品61


 久々の本番なのに、最初に新しいモーツアルトのソナタをもってきたのは、大失敗。

 近年まれにみる、失敗。

 正直、9ヶ月本番が無かったことについて、不安もあったのですが、甘くみていました。

 本番が大好きだったはずなのに、人前で弾くって、こんなに緊張して、大変だったのでしたっけ???

 感覚が全然つかめませんでした。

 しかも、珍しく、頭の中の楽譜を全然めくることができない。

 恐ろしい。

 再来週のケントでのコンサートでリベンジです。


 チャイコフスキーの小品、『ノクターン』は、時折取り上げますが、2曲目の『ユモレスク』は久々。

 ここで、だいぶ、感覚を取り戻したものの、いつものように、完全に音楽に身を預ける、というところまで行きませんでした。


 ショパンのノクターンは、作品27-2か62-1を弾くことが多くて、一番最初に勉強した、32-2は消極的。

 出したい音はずいぶん出たものの、やはり、単純なつくりのこのノクターンは難しい。


 そして、最後は、幻想ポロネーズ。

 初めてこの曲を本番にあげたのが、多分大学のピアノ科のランチタイムコンサートで、2002年の春頃のはず。

ちょうど10年。 1年半近く、全く触らない時期もありましたが、きっと今までに大小あわせて、50回近く本番に出していると思います。 ショパンの中で一番好きな曲。 そして、私が初めて勉強したショパン。


 この曲を弾くたびに、この3、4年は色々な世界に連れて行ってもらうことができたのですが、これも、それほど強い情景がないまま。

 本番で出すインスピレーション、やはり、積み重ね、そして継続が必要なものなのだな、と改めて思いました。


 というわけで、完全燃焼とは違う、ぐったりの本番復帰でした。

 ありがたいことに、6月までいくつかの本番が入っていますから、しっかりと取り戻したいと思っています。


 生徒たちがいらして下さったのですが、従妹(Dr.Sの奥様の生徒で私もよく知っている子。)と一緒に来てくれたお菓子作りが趣味の中学生男は、明日が誕生日だそうで、『最高の誕生日プレゼントだよ!』と言ってくれたので、嬉しいですが。

 彼女が6歳くらいの頃から知っているこの従妹、1年振りにあったら、すっかり素敵な女の子になっていて、びっくり。 Dr.Sと奥様の代理レッスンをした時、私は彼女を泣かせてしまい、オロオロしたのが、ついこの間のことのように思いますが。


 

 しっかり、夕方から通常レッスンも行い、疲れがどっしり。

 明日中にポストしなくてはいけないものがあるから、今夜は事務作業です。



 再来週には、2006年から通っているケントの教会でのコンサート。

 今日の失敗を活かして、さらいなおしです。 

Posted on 2012/04/02 Mon. 04:14 [edit]

category: 自分のコンサート

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