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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

久々のグランド 

ずいぶん暖かいロンドンです。


 久々に、ピアノ屋さんへ行って、グランド・ピアノでの練習をしてきました。

 年末、大学に用があって行った時、ゴードン先生がちょっと弾いていていいよ、とおっしゃってくださって、練習室のスタンウェイを5分ほど弾かせていただいて以来。


 このピアノ屋さん、11部屋ほど貸し練習室があるはずですが、グランドの部屋とアップライトの部屋があり、1時間単位で借りることができます。


 私はここを使うのは1年振り。 残念なことに、ピアノの質が非常に落ちていました。

 まずは、私が少々苦手なメーカーということもあるのですが、調律が狂いまくって、整調もできていない。

 鍵盤の深さはめちゃくちゃ、ペダルも調節できていないし、とにかく、鍵盤が重い。

 同音連打(レペティション)が全くできない。


 どういうことなのでしょう・・・

 今までにも、ここを使われていただいたことがありましたが、こんなことは初めて。

 私は、それほど、ピアノに文句を言わない方です。

 でも、これは酷い。


 本当は、来週、もう1時間お借りしようと思っていたのですが、これでは意味が無いので、他を探し中。

 できれば、ヤマハがあるところ、と思うのですが(なんだかんだ言って、どんな環境にも耐えられ、一定のレヴェルを保つのは今までの経験上はヤマハです。 もちろん、音質、その他を考えると、他のメーカーがよいですけれど)、ロンドンではなかなか難しそうです。


 今まで演奏したことがある教会の方々は、いつでも、練習したかったら言ってください、とおっしゃって下さいますが、どこも、ロンドン以外です。

 今までも、ロンドンで演奏したことがある教会をお借りしたこともあるのですが、今回は曲が曲で、ちょっと教会で弾いたら迷惑そう。

 日本だったら、苦労しないことですね。


 それでも、久々に、グランドピアノで集中して練習できました。

 テンポを上げないと、と思っていたのに、いつの間にか上がりすぎてしまったようです。

 昨日、そして今日タイムを計ったら、やたらと早すぎ。

 1曲なんて、オーケストラ編曲ですが、オーケストラが5分7秒で演奏しているのに、私は4分半。

 テンポをあげるのはきついですが、下げる方がずっとらく。

 

 基本的に、私はテンポ感がゆっくりな方です。

 ショパンの幻想ポロネーズは11分台で演奏する人が多いのに、私は13分台。

 ショパンのノクターンも、大抵1分くらい私が遅い。

 よって、このようなことは非常に珍しいのです。

 ページを抜かしているのかしら、と慌てたほどですから。


 最初は宇宙語の連続のように思えていた楽譜も、きちんと向き合えば、音になる。

やっぱり、ピアノがすきなのです。

Posted on 2012/02/16 Thu. 02:30 [edit]

category: 音楽

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16

お花屋さんが赤くなる日、そしてお別れ 

今日は、バスに乗っている時、半袖で歩いている人を2人みかけました。

 私は、ダウンコートが必要ですが・・・ さすがおもしろい国です。


 

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 昨日あたりから、真紅のバラの花束を持った人を見かけるようになりました。

 今日は、ヴァレンタインズ・デー。

 日本では、女性→男性、のようですが、こちらでは、両方。

 この時期、男性をお花屋さんで多くみかけるようになります。


 このお花屋さん以外も、どこのお花屋さんも、真っ赤!!

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 昨日、オペラハウスへ行った帰りに、ちょっと寄り道して、コヴェント・ガーデン・フラワー・アカデミーの前を通ってきました。

 ここも素敵なディスプレーで好きなところ。

 一度も買ったことはないのですけれどね。


 カード屋さんは赤い封筒のカードが増え、本屋さんも、愛に関わる本を店頭に並べてありました。

 まあ、私は関係ありませんが。


 

 今日は、2週間後にご帰国なさる生徒の最後のレッスン。

 他の先生から移ってきたので、私との勉強は10ヶ月ほど。

 最初は叩いて弾いていたのを、とにかく叩かなくすることからのレッスンでした。

 

 先週のレッスンの時、

「先生が弾けて私が弾けないピアノの曲はありますか?」

と聞かれました。


 ピアノを売りに出し、その試弾にいらした方がジャズのようなものを弾いて、彼女はびっくりしたそう。

 それで、私にこのような質問がきたのでした。


 というわけで、今日はレッスンの後に、1曲弾くことにして、きれいなのと元気なのどちらが良いの?と聞いたら、きれいなの、というわけで、ドビュッシーのアラベスク第1番を。

 ここのピアノは、3/4音が下がっています。 調律を入れても直らない古いピアノです。

 よって、最初は音に酔って、何を弾いているのかわからなくなったのですが、どうにか。


 弾いた後、この小学校1年生の生徒は、びっくりして、硬直してしまっていました。

 生後7ヶ月の弟さんは、ニコニコ。


 日本に帰っても、ぜひピアノを続けて欲しいです。

 多くの素敵な出会いがあるのと同じくらい、別れもあるのが、ロンドンで日本人の方を教える時についてまわるもの。

 一人でも多くの生徒に、ピアノの楽しさを伝えられたら、と思っています。

Posted on 2012/02/14 Tue. 05:03 [edit]

category: 日常

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14

ロイヤルオペラハウスでのランチタイムコンサート鑑賞 

 日中、暖かいな、とおもって温度計をみたら、6℃。 土曜日にマイナスまで落ちたことを考えると、暖かく感じるのでしょうね。 今週は少し落ち着くようでほっとしています。


 今週は、子供たち(高校生まで)は、ハーフ・ターム・ホリデー。

 私の生徒たちはレッスンを希望する人たちがほとんどなので、ほぼ普段と変わりなく。

 でも、今日だけはお休み。

 というわけで、ずっと行きたい、と思いつつ、時間的に中途半端なのでなかなか行けなくていたところへ行ってきました。


 場所は、いつもの、ロイヤル・オペラ・ハウス。

 月曜日の午後1時から、50分ほどほぼ毎週ランチタイム・コンサートが行われています。

 大抵は、クラッシュ・ルーム、と呼ばれる、素敵なお部屋で。

 たまに、地下のリンバリー・ストゥディオ・シアターにて。

 今日はクラッシュ・ルームで。

 

 赤いじゅうたんが敷かれ、昔はメイン・ハウスの天井に下がっていた、といわれるシャンデリアがあるお部屋です。

 最大で160名入れる、と書いてあります。

 このコンサートは無料です。

 が、チケットが必要。

 いくつかは、9日前に予約ができ、ほとんどは、当日先着順。

 私は、一応12時頃オペラハウスにつくように行ったのですが、今日は全く問題がありませんでした。


 今日のコンサートは、Jette Parker Young Artists Programmeというロイヤル・オペラ・ハウスの若手育成プログラムの参加者によるもの。


 Jihoon Kim: ベイス

 デイヴィッド・ゴーランド: ピアノ


 ピアノのデイヴィッド・ゴーランドは、このプログラムの芸術監督です。

 ベイスの方は、2011年9月からこのプログラムに参加している韓国人。 韓国で教育を受けた後、ミラノの、ヴェルディ音楽院にて勉強し、いくつものコンクールで賞を取った後、このプログラムに参加中。


 プログラムは、


 リヒャルト(リチャード)・シュトラウスの歌曲を3曲


 Caldara: Sebben crudele

A.Scarlatti: Sento nel core


F. Durante: Virgin, tutto amor


B. Marcello: Il mio bel foco


 シューマン: ミルテの花より、献呈、 僕の心は重い、 君は花のよう


 リスト: Gastibelza


非常に変化があるプログラムでした。

 全てが、歌曲です。


 正直、歌はそれほどレパートリーに詳しくありません。

 

 この方の声の質を気に入りました。

 ただ、きっと歌曲よりも、歌劇向きなのかな、とも思いましたが。

 一つ気になったのは、様式感。

 シュトラウスの後に、バロックの曲を4曲歌いましたが、あまり差がなかったのです。


 嬉しかったのは、献呈を聴く事ができたこと。

 あまり歌が好きではないので、積極的に歌のリサイタルには行きません。

 学生時代(カーディフ)は、毎週木曜日に、プロフェッショナルの方のリサイタルが学校で行われていたので、それは、ジャンルに関わらず、ほとんど聴きました。

 その後は、あまり歌は聴いていません。


 シューマンの献呈、リストが編曲したものを何年か前にはよく私は弾いていました。

 もちろん、CDでは聴いていたのですが、生で聴くのは初めて。

 今回は、ピアノ編曲のものよりも、半音低い調で歌っていた為、最初は耳が慣れなくて気持ちが悪かったのですが、段々、自分の中でトランスポジションをしていくと、落ち着いて聴くことができました。


 圧巻だったのは、リスト。

 歌も、ピアノ伴奏もかなり難しそうな曲です。

 ですが、歌詞がおもしろいし、構成自体も非常に興味深い曲でした。


 ピアノのデイヴィッド・ゴーランドは、さすが、という感じの、伴奏者の鏡のような演奏。

 シューマンまでは軽々だった彼も、最後のリストでは、ところどころ苦戦しているのが聴こえました。

 音の出し方など、私とはかなり違うし、フレーズの作り方もだいぶ違います。

 が、とにかくきっちりと弾く。

 フォルテになると音が割れるのが気になりましたが。

 長年オペラの伴奏者をし、その指導者の立場にある方というのは、本当に優れた伴奏力なのだ、と当たり前のことながら、こうして実際に聴くと、勉強になりました。


 歌の方は、非常に自信があり、堂々とした歌唱力。

 これは、私が身に着けなくてはいけないことです。


 さすがに平日の昼間、ということで、聴きにいらしているのは、ほとんどが60歳以上の方々。

 私の前に座っていた5歳くらいの女の子が終始落ち着きが無くて、途中からじっくり聴けなかったのが残念ですが。


 バレエばかりで、こうして純粋に音楽を聴くのは久々。

 やはり、良いな、と思います。

 

 このクラッシュ・ルームは床が絨毯なので、音響的にはそれほどではないのですが、雰囲気が素敵です。

 コンサート・ホールでは絶対に味わうことができない、昔のサロンの雰囲気。

 時間をみつけて、また行きたいな、と思っています。

 

Posted on 2012/02/13 Mon. 05:19 [edit]

category: 音楽

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13

ロンドンの雪 続編 

昨夜、オペラハウスでバレエを鑑賞していたら、休憩時間に雪が降り始めた、と聞きました。

 セントラルはそれほどでもなかったのですが、チューブに乗って、最寄り駅についたら、セントラルとは比べものにならないほどの雪の量。

 前回よりも、枯れ木に雪が積もって、それはそれは美しい情景でした。


 今日は、家のほうはまだまだ雪が残っていましたが、セントラルへ行ったら、別の国のようでした。


 夜中には止み、それほどは積もりませんでしたが。

 前回の雪、解けているところとそうでないところの差が激しく、家のほうは大丈夫だからと思って普通のブーツで出かけたら、生徒のお宅のあたりは歩道がツルツル、ということもありました。


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 こちらは、昨日、生徒の家から家へ移動する途中にみかけた、ベンチで休憩中のスノーマン??



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 今日の午前中の、最寄り駅のホームからの風景。

 
一応、ロンドン在住なのですが、こんな景色です。

 駅のすぐそばの公園は、それはそれは美しかったです。


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 わかりにくいのですが、昨日の移動中に見つけた、つらら。

 イギリスでつららを見たのは初めてです。

 

 ついちょっと前に新学期が始まった、と思っていたら、来週はもうハーフ・ターム・ホリデー。

 あっという間ですね。

Posted on 2012/02/10 Fri. 04:05 [edit]

category: 日常

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10

ロイヤルバレエ、『真夏の夜の夢』、『大地の歌』 

1週間ぶりのオペラハウスでした。


 『真夏の夜の夢』 アシュトン振付、 メンデルスゾーン作曲(ランチベリー編曲)


 タイターニア: ロベルタ・マルケス

 オーベロン: スティーヴン・マックレー


 パック: マイケル・ストーイコ

 ボトム: ベネット・ガートサイド


 ヘレーナ: ローラ・マックロック

 デミトリウス: トーマス・ホワイトヘッド


 ハーマイア: メリッサ・ハミルトン

 ライサンダー: 平野亮一


 4人の妖精: ヤスミン・ナグディ、 ジェマ・ピッチレイ・ゲイル、 エリザベス・ハロッド、 リヤーン・コープ


 田舎者: ダーウィッド・トルツェンシミエック、 ジェームズ・ヘイ、 サンダー・ブロンマート、 ケヴィン・エマートン、 フェルナンド・モンターニョ


 皆、とても素晴らしかったです。


 

 『大地の歌』 マクミラン振付、 マーラー作曲


 死の使い: エドワード・ワトソン

 女性: リヤーン・ベンジャミン

 男性: ヴァレリー・フリストフ


 第3の歌のソロ: セーラ・ラム

 第4の歌のソロ: ローレン・カスバートソン


 リカルド・セルヴェラ、 平野亮一、 アレクサンダー・キャンベル、 ベネット・ガートサイド、 蔵健太

 サマンサ・レイン、 ディアドル・チャップマン


 マイケル・ストーイコ、 トリスタン・ダイヤー、 ジェームズ・ウィルキー、 ブライアン・マローニー

 ロマニー・パジャック、 エマ・マグワイヤ、 アイオーナ・ルーツ、 リヤーン・コープ


 皆素晴らしかったです。

 

Posted on 2012/02/08 Wed. 06:47 [edit]

category: バレエ

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真冬の外での一夜 

 一年で一番つらい夜が昨夜でした。


 昨夜(月曜日の夜)は、上は、ヒートテック2枚重ね、アーム・ウォーマー、厚手のロング・カーディガン、ダウン・コート。 下は、タイツに、ジーンズ、普通の靴下、スキー用靴下、レッグ・ウォーマーという格好。

 今日は、ロイヤル・オペラ・ハウスのピリオド3の一般チケット発売の日でした。


 ここ数日冷え込んでいたので非常に心配でしたが、風もなく、それほど寒さを感じない夜越しになりました。

 昨年-5℃を経験したので、ある程度の覚悟はできていましたが。


 昨夜は、メイン・ハウスではロイヤルバレエの『真夏の夜の夢』『大地の歌』の公演。 10時15分に終るので、それが終ってから列に加わる人がいることを考慮して、9時45分にオペラハウス着。

 2番でした。

 ちなみに、1番の女性は夜8時にいらしたそうです。

 3番の女性は私の5分後。

 4番の人が来たのは、多分5時くらい。 5時から6時の間に、7人ほどいらしたと思います。


 もちろん、座っていたら、知っている人が何人か出てきて、

「まさか、明日の朝までここにいる気じゃないだろうね?」といわれるばかり。


 知らない方々からも、どうして並んでいるのか聞かれ、理由を話すと、皆さん絶句なさっていました。


 私達は、折りたたみのアウトドア用の椅子を持って、-10℃近くまで耐えられるスリーピング・バッグを持参。

 私は、スリーピング・バッグに入って、湯たんぽを膝の上においておきます。

 もちろん、腰には、ホッカイロ。


 スリーピング・バッグに頭の部分もついていますが、それでも寒いときはヴェールのようにブランケットを被ります。

が、今回はその必要はありませんでした。

 明け方3時半を過ぎると、一気に寒さが身に染みるようになります。

 私は途中で座っているのが疲れて、新聞紙を敷いて、床に寝ていました。

 ただ、オペラハウスの外は、マーブル・フロアー。 非常に冷たい。

 スリーピング・バッグの中にブランケットを入れて、ブランケットの上に寝るようにしたら、だいぶ寒さが違いましたが。

 

 1番の女性は、74歳の方。

 厚み1cmくらいのマットを持ってきて、その上にブランケットをおいて、スリーピング・バッグに入って、とてもきもちよさそうに寝ていらっしゃいました。

 彼女は、次回は、エアー・マットレスを持ってきたらもっとよく寝られるかもしれない、とおっしゃっていました。

 

 あまりにも寒いと、暗黙の了解で、交代で、朝6時半過ぎにスターバックスがオープンすると、30分くらいずつ避難するのですが、今回はその必要もありませんでした。


 夜中、コヴェント・ガーデンは結構騒がしくて、1番目の女性とおしゃべりをしていたのですが、彼女が非常に楽しい方。

 大体、74歳で、平気で外で寝られるような方です。

 とってもアクティヴで、ウォーキング、マラソンをなさり、小学校で、ヴォランティアのヘルプまでしていらっしゃるそうです。

 ある男性ダンサーのことを、

「とってもハンサムで、惚れ惚れする体よね」

 あるオペラのことを、

「あなた、あのオペラ観た事ないの? 若い男が舞台に一列に並ぶシーンがあってね、目の保養になるわよ。 是非観てみて」

 私は、なんて枯れた女なのだろう、と思うばかりです。


 彼女は、息子さんの一人から、

「こんな冬の寒いときに外で過ごしたら凍死するから、今回は絶対に行かないように」

 といわれ、それに対して、

「そんなこと言うこと聞かないわ。 もし、私がこれで死んだら、墓石に、『息子は母親が外で一晩過ごすことを止めたのに、言うことを聞かないから凍死しました』と書いて頂戴、と言ったのよ」

とおっしゃっていました。

 彼女とおしゃべりしていると、あっという間に時間が過ぎていきました。


 

 前回、10月の一般発売の時には、12時間並んだ挙句に、1枚もメイン・ハウスでのチケットを買えませんでした。

 もちろん、全てが売り切れなわけではありません。

 私が、安いチケットで特定の場所を探しているからです。


 毎回、オペラハウスでの鑑賞後、アンケートのメールが来ると、このことをどうにかして欲しい、前回は、どうやら、朝8時にインターネットで販売を始めてしまったようだけれど、注意して欲しい、ということを書いていました。

 今回は、朝10時(チケット販売開始時間)に外のドアを開けるのではなくて、そのちょっと前にドアを開け、10時にカウンターのところに着く、というようにしてくださり、ほぼ全て買えました。


 こうなると、並ぶ甲斐もあるのですが。

 とにかく、これで、とりあえずは一安心。

 前回は買えなかったので、リターンをこまめに探したり、当日券を買ったりと、厄介なのです。

 

 さすがに寒いですから、朝7時を過ぎてから列が伸び始めました。

 いつもいらっしゃる車椅子の男性、その他のレギュラーの方々がいらっしゃらなくて、心配しますが。

 これが最後の冬越しになるのか、これからも続くのか・・・ 全ては私次第。



 あとは、今回の外での夜越しが元で風邪をひく、なんてことが無いことを祈ります。

 それほど寒い、とは思わなかったので大丈夫だとは思いたいですが。


 それでも、真夜中のコヴェント・ガーデンにいると、毎度のことながら、『マイフェア・レディー』の最初の場面、イライザがきれいな格好をして訪れる場面が浮かび、楽しくなります。

 ヒギンズ教授と、イライザが初めて出会う教会の下にほぼ24時間開いているお手洗いがあるのですが、彼らの姿が見えてくるようでした。


 さすがに、家に帰ってピアノを練習しよう、と思ってもそれができず、教えへ行くまで2時間、しっかり睡眠をとりました。 ベッドで、家の中で眠ることのありがたみを感じます。

 

 次のブッキングは4月。 暖かくなっていると嬉しいです。

 

 

Posted on 2012/02/07 Tue. 03:57 [edit]

category: バレエ

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白銀のロンドン 

 昨日の夕方から、夜ずっと雪が降ったようです。


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 10cmちょっとは積もったのではないでしょうか。

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 誰も歩いていないところに足型をつけたいのは皆同じようです。

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 近くの墓地。 教会と雪、というのは似合う組み合わせです。

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 ジムの前にあった、スノーマン。

 私よりちょっと背が低いくらいの高さ。

 がたいのよいジムのお兄ちゃんたちが作ったのかしら、と思ったり。

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 鼻はにんじんではなくて、サインペン。

 目はイチゴ。

 口のところには、ブルーベリー。


 車道は、雪を溶かす塩(?)を撒くためのトラックのようなものが走るから問題ありませんが、歩道は凄い状態。

 しばらくは、長靴が手放せなくなりそうです。

 それでも、今日は公共の交通機関が動いていたので、やればできる!ロンドンでした。

Posted on 2012/02/05 Sun. 06:31 [edit]

category: 日常

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お詫び 

ついに雪がちらついているロンドンです。


 昨日、今日、ブログについて、色々と考えました。

 私の感覚がずれていたのだと、実感しております。


 コメント、メッセージなどで、何人もの方が色々なご意見をくださいました。

 アクセス数がこの1年ほどの間で増えていることは知っていましたが、あの私のバレエの感想をよく読んで下さっている方々がいることに驚きました。

 

 私は実名で写真もある状態でブログを書いています。

 今ではバレエブログと化していますが、元々は、全くそうではなかったことの名残です。

 私の性格もあり、良いことはよい、悪いことは悪い、で書いてきたつもりでいます。

 このブログは、嫌いな人はとても嫌いだと思います。

 嫌だったら、読まなければよい。 世の中にブログは星の数ほどあるのだから、という考えでいました。


 今までにも、何度も叩かれるコメント、メッセージを頂いていました。

 別に自分のブログを批判されたから、前回のような記事を書いたわけではありません。

 今回は、私の今いる状況的にも、そして度重なることなので、考えなくては思った次第です。


 問題になった記事(今は下書き保存にしてあります)に書いたこと、別に今回が初めてのことではありません。

 あるダンサーのオーラについて書いたのですが、これまでにも、このダンサーではありませんが、他のダンサーのことで、オーラをネガティブな書き方をしてきた方々は多くいます。

 今回は人気ダンサーだったこともあるのか、と思いますが。

 私のフォローが足りなかったこともわかりました。

 

 100人いれば、98人は好きなダンサーのことです。

 だから、私がたとえあれを書いても、誰もが私がプロの批評家ではないことくらいわかっているのだから、個人の意見で、こういう人もいるのだ、で済むことだと思っていました。

 だからこそ、私が間違っているのだとは思いますが、ということも書きました。


 もう一つの理由は、私は上に書いたように写真を出している(この2年ほどは顔が分かりにくいですが)こともあり、オペラハウスでこのブログを読んで下さっている、という方々からお声をかけられることもあります。

 その際に、何度も、

「あるダンサーについて、皆ああいっているけれど、私はそうではないと思っていたけれど、皆がああいっているのだから、私が間違っていると思っていた。 でも、みゆきさんのブログで反対のことが書かれていて、自分と同じ考えの人もいるのだとわかりました」

ということを言われてきました。

 どちらが正しい、間違っている、ということは無いと私は思っています。

 皆、人それぞれ感じ方が違うのですから。

 でも、少数派の意見もあるのだ、ということをお伝えしたい、とも思ったのです。

 そのようなこともあり、あのようなことも書いています。


 ロイヤルバレエには、多くのプリンシパル・ダンサーがいます。

 プリンシパルダンサーだけではなく、全てのダンサーについてだと思いますが、皆、好きな人、嫌いな人がいると思います。

 私もいます。


 私は今までにも、このダンサーは苦手、ということも書いてきました。

 イギリスの新聞のバレエ・レビューも機会があればなるべく読むようにしていますが、ああ、この評論家はこのダンサーが好きなのだろうな、嫌いなのだろうな、と読んでいればわかるようになってきます。

 誰だって、ご自分が好きなダンサーが私のブログで苦手、と書かれていれば、不愉快になると思います。

 私は、私が苦手なダンサーを好きな人の方がはるかに多いのだから、そういう方々のブログを読んで、私のを読まなければ良いのだから、という考えでいました。

 でも、世間一般的に皆が好きなのに、苦手な人もいるのだ、と知って頂けたら、と思っていた気持ちも少しはあります。


 ですが、一番の問題は、私が、舞台のそのままを伝えよう、と思ったことにあるのかもしれません。

 オペラハウスの常連さん仲間(ほとんどがイギリス人)と舞台の感想を言い合う感覚で、日本語のブログに書いた結果がこれでした。

 日本のブログを書いている以上、浅はかだったとわかりました。


 続けてください、というご意見も頂いています。

 ですが、ポジティブなことを言ってくださるよりも、その反対のことを言ってくださる方が言い難い事だと思います。

私は、ポジティブなことを言ってくださる何倍もの方が私のバレエ感想に不愉快になっていらっしゃることと思います。

だったら、上にも書いたように、読まなければ良いのでは、と思いますが、そうでもないようですね。


 ダンサーへの尊敬、具体的に何を書けばそうなるのかわかりません。

何を書けばそれが伝わるのか、馬鹿な私にお教えくださいますか?

 言葉で何も伝わっていないと思いますが、毎回の舞台、それがよい時も悪い時も、ありがとう、という気持ちでいます。

  

 昼間リハーサルをして、夜は違う演目を上演しているロイヤルバレエ、いくつもの作品を同じ時期に抱えています。

 あれだけのスケジュールをこなされるダンサーの方々は素晴らしいと思っています。

  でも、これは尊敬ではないのかもしれませんね。

 

 これまで、バレエの感想を書いてきたからこそ、素敵な出会いがありました。

 これがあったからこそ、出会うことができたピアノの生徒もいます。


 

 でも、私はおろかな人間です。

 再びいつか、気をつけていても、過ちを犯してしまうと思います。

 それで、再び皆さんを不愉快な気持ちにさせてしまうと思います。


 足を高く上げる、ジャンプが高い、かわいらしい、かっこいい、それだけがバレエではないよ、こんな作品もあるのだから。同じ役でもこれだけ違う表現方法がある、ということを伝えたくて書いていました。

 この思いはずいぶん達したと思うので。


 有名ではないバレエをお伝えしたい、という気持ちはあるので、踊り手のことは書かずにバレエの内容は書き続けようかな、とは思っています。

 

 私が再び過ちを犯したら、お怒りが最高値まで溜まる前に、お叱りの一言を頂けたら、と思います。


 ただ、これだけは最後に言わせてください。

 私は、一度もプロの評論家とは思ったことはありません。

 そうなりたい、と思ったこともありません。

  

 今まで不愉快な思いをさせてしまった方々、申し訳ありませんでした。

 深くお詫び申し上げます。


 コメント、きちんと後ほど個別に返信させて頂きます。

  

Posted on 2012/02/04 Sat. 04:48 [edit]

category: 日常

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ロイヤルバレエ、『真夏の夜の夢』、『大地の歌』(2月1日) 

 『真夏の夜の夢(The Dream)』 フレデリック・アシュトン振付、 メンデルスゾーン作曲(ランチベリー編曲


 タイターニア: アリーナ・コジョカル

 オーベロン: スティーヴン・マックレー


 パック: ヴァレンティーノ・ズチェッティ

 

 ボトム: ジョナサン・ハウエルズ


 ヘレーナ: イッツィアー・メンディザバル

 デミトリウス: デイヴィッド・ピッカリング


 ハーマイア: クリスティーナ・アレスティス

 ライサンダー: ヴァレリ・フリストフ


 田舎者: サンダー・ブロンマート、 エリーコ・モンテス、 リアム・スカーレット、 ジョナサン・ワトキンズ、 ジェームズ・ウィルキー


 4人の妖精: 高田茜、 エマ・マグワイヤ、 アイオーナ・ルーツ、 ロマニー・パジャック



  

 皆、とても素晴らしかったです。



『大地の歌』 ケネス・マクミラン振付、 マーラー作曲


 死の使い: カルロス・アコスタ

 女性: タマーラ・ロホ

 男性: ルパート・ペネファーザー


 第3の歌ソロ: セーラ・ラム

 第4の歌ソロ: ローレン・カスバートソン


 リカルド・セルヴェラ、 平野亮一、 ベネット・ガートサイド、 アレクサンダー・キャンベル、 蔵健太

 ディアドル・チャップマン、 サマンサ・レイン


 マイケル・ストーイコ、 ヴァレンティーノ・ズチェッティ、 ジェームズ・ウィルキー、 ブライアン・マローニー

 ロマニー・パジャック、 エマ・マグワイヤ、 アイオーナ・ルーツ、 リヤーン・コープ


 皆、とても素晴らしかったです。


バレエへの愛、がないとまで言われて、バレエの感想を正直に書き続けるかどうか迷います。

 

個人ブログではなくて、公の場で、特定ダンサーについて、観ていないのに、あれが踊れない、これが踊れない、といっていらっしゃる方もいます。

 人と違う意見、それが、ネガティブだからいけないのでしょうが、を書いたら、毎回叩かれる。

 正直、これにもう疲れたので、これからは、うわべだけ。 でも、私は、うわべだけよく書くことが大嫌いな人間です。

 

 しばらくは、キャスティングだけ書き残しておこうと思います。

 でも、私は、バレエへの愛があるからこそ、批判的なことも書く。

 バレエへの愛がなければ、どうして、年に4回、チケットを購入する為に外で12時間並ぶことができるのでしょうか?

 どうして、自分の自由になるお金をチケット代に費やすことができるのでしょうか?

 

 何も言わないだけで、本当は、このブログで不愉快になった方々が多くいることと思います。

 今まで申し訳ありませんでした。

Posted on 2012/02/03 Fri. 04:31 [edit]

category: バレエ

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