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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

詰めが甘い! 

今日も暑い一日でした。 夏よりも暑くて、体がおかしくなりそうです。

 今夜もオペラハウスでしたが、感想は後ほど。


 

 とりあえず、いいところまでやるけれど、詰めが甘いのが、私の人生。

 

 中学生の時に、美術の授業で何だったかは忘れてしまいましたが、鉛筆を変化させてデザイン画にする、という授業で、下書きはとてもよくできて、先生から、「これはとってもよくできているから、色塗りを気をつけるように」と言われたそばから、色塗りが雑で残念なできになったことがありました。

 こういうのは一度、二度ではなくて・・・


 ピアノはそれなりに詰めました。 あの師匠がついていましたからね。 修士の時だって、ゴードン先生から、もういい、といわれるまでやったものです。



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 将棋の駒を使った、山崩し(将棋崩し)。 

 ちょうど4週間前、日本にいた時に家族で珍しく泊りがけででかけ、母が言いだしっぺで、ホテルで将棋をお借りして、やりました。

 私は初めて。

 ですが、実は小学校6年生の時には、小学校のクラブ活動は、将棋クラブに入っていました。

 これは別に将棋をやりたかったわけではなくて、担任からの嫌がらせを避ける為、そして自分の身を守る為に入った、というとても小学生らしからぬ、計算があってのものでした(この詳細はこの夏、初めて親に話したほど)。

 20年ぶりに将棋の駒を目の前にし、並べてみたら、意外と覚えているものです。

 動かし方も、あやふやなものもありましたが、結構覚えていてびっくりしました。

 

 山崩し、将棋版の上に、駒が入っていた箱をそっとひっくり返して(プリンのように)、駒を中央に盛り、それを、指一本で将棋版の端まで移動させて、下に落とす、というもの。

 音を立てたり、山を崩してしまったら、次の人に順番がいきます。


 最終的に、駒の種類によって点数がつくようですが、それはわからなかったので、とりあえず、王将が取れたら勝ち、ということにしました。



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 はまるとはまる我が家族、1時間近くこれをやっていました。

 いつだったか、私がお正月に日本に行った時、ボードゲームのモノポリーを毎晩やったような家です。

 が、ここで性格が出るもので・・

 私は、不可能だ、と思う駒を無理やり時間をかけてでも動かしたり、いくつもの駒をいっぺんに動かす、という技をみつけるのですが、これが途中で終ってしまう。

 いくつもの駒を動かしていた時、折角あと一マスで終わり、というところで、音を立てたり、崩してしまうのです。

 ほとんどできた、と思うから気を抜くのでしょうね。

 家族に、他のこともそうだ、と指摘されました。

 詰めが甘い。


 これに反して、妹は、意外と最後まで気を抜かないでできる。

 彼女の方が、何でも調子よくできてしまう方だから、勘違いしていましたけれど。


 詰めが甘くて悔しい思いをしたこともあります。

 自分自身に負ける時。


 これからは、詰めが甘い人生からは卒業したいと思っていますが・・・

 というよりも、卒業しないと困ります。


 これを言わなくてはいけないのが、何人か私の生徒にはいるのが気になります。

 こういう部分は先生に似なくてもよいのに。

Posted on 2011/09/30 Fri. 06:01 [edit]

category: 日常

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ロイヤルバレエ 『ジュエルズ』  

雲ひとつ無い青空が広がり、すっかり夏のワンピースで過ごした一日でした。


 今夜は、オペラハウス。 シーズン2度目のメインハウスでの鑑賞です。

 先週土曜日にこのセカンド・キャストの第1回目の公演でしたが、私は教えで行くことができなかったので、私はこのキャスト、今日が初めての鑑賞でした。


 『ジュエルズ』 ジョージ・バランシン振付


 『エメラルド』 フォーレ作曲 ぺリアスとメリサンド、 シャイロックより


 ロベルタ・マルケス、 ヴァレリー・フリストフ

 マーラ・ガレアッツィ、 ベネット・ガートサイド


 エマ・マグワイヤ、 ヘレン・クロウフォード、 ダーウィッド


 エルザ・ゴダード、 ロマニー・パジャック、 金子扶生、 ターラ・ブリジット・バフナーニ、

 クレア・カルヴェート、 ナタリー・ハリッソン、 フランチェスカ・フィルピ、

 セリザ・ディウアーナ、 オリヴィア・コウリー、 ピエトラ・メロ・ピットマン


 ロベルタは前回のこの作品上演の際、非常にチャーミングかつ輝きをもって踊ったと思うのですが、今日はどちらかちうと表情も笑顔ではなくて、大人っぽさを出していたように思います。

 この女性のソロ、手首をよく使うのですが、この部分はわかりやすく、大きめの動きです。

 ヴァレリーは相変わらず、やることはやっているのですが、何かが足りない。 

 

 マーラは流れがあるのですが、止まるところは止まって欲しい。 どうしても、流してしまっている印象になります。 彼女の場合は、何を観てもこの点が気になります。


 トロワ、今シーズンよりファースト・アーティストに昇進したダーウィッドがキャストされました。 彼は2008年に入団し、高い身体能力(男性の割には股関節が柔らかい)なのですが、なかなか良い役にキャストされることはありませんでした。 昨年、『シンデレラ』の秋の精の騎士でキャストされるようになり、今年の冬には、『くるみ割り人形』で高田茜さんと共に、デビュー予定。 

 今回は、ここでキャストされるとは思っていなかったので、驚き。

 こうして踊ることができるのが嬉しい、という気持ちも強いのでしょう。 終始、喜びがあふれる踊りでした。

 ジャンプ(特にグランジュッテ)がきれい。

 ピルエットからのザンレールは一度目がかなり体が斜めになり、ドキッとすることもありましたが、それ以外は安心して観ていることができる踊りです。


 エマも体全体を使うことができるようになり、なおかつ彼女の持ち味の流れるような腕の動きが目立ちました。

 

 全体的に、大きな見せ場がある作品ではありませんが、だからこその難しさがあると思いますし、観れば観るほど好きになってきた作品です。



『ルビー』 ストラヴィンスキー作曲、 ピアノとオーケストラの為のカプリチオ


 ユフィ・チェ、 リカルド・セルヴェラ

 ローラ・マックロック


 アイオーナ・ルーツ、 ヤスミン・ナグディ、 ピエトラ・メロ・ピットマン、 セリザ・ディウアーナ、

 クラウディア・ディーン、 ベアトリス・スティックス・ブルーネル、 ロマニー・パジャック、サビーナ・ウエストカム


 ダーウィッド、 アンドレイ・ウスペンスキ、 リアム・スカーレット、 蔵健太



 ユフィちゃんは、2009年6月にこれが上演された時にデビューしましたが、今回はあの時とは比べ物にならないほどよくなりました。

 彼女の持ち味である音楽性、ウィット、セクシーさ、そしてエレガンス。 エレガントでありつつも、遊ぶところは遊ぶ。

 この変化が、前回の時よりも、ずっと明確になったように思います。

 もちろん、まだまだよくなるな、と思う部分は多くありましたが、凄く変わったな、と思うのは、踊る、のではなく、魅せることができるようになってきたことのように思います。

 

 リカルドは、相変わらずキャラクターがあるので、それがおもしろさを創り上げます。

 

 ローラは今回は埋もれてしまっていました。 もう少し体を絞れると・・・

 

 何度観ても、振付がよいし、楽しむことができる作品です。

 



『ダイヤモンド』 チャイコフスキー作曲、 交響曲 第3番 第2楽章から第5楽章


 マリアネラ・ヌニェス、 ティアゴ・ソアレス


 サマンサ・レイン、 小林ひかる、 エマ・マグワイヤ、 メリッサ・ハミルトン

 平野亮一、 アレクサンダー・キャンベル、 ヨハネス・ステパネク、 アンドレイ・ウスペンスキ


 エリザベス・ハロッド、 金子扶生、 クリスティン・マクナリー、 セリザ・ディウアーナ、

 クレア・カルヴェート、 ジャクリーヌ・クラーク、 ナタリー・ハリッソン、 オリヴィア・コウリー、

 リヤーン・コープ、 ベアトリス・スティックス・ブルーネル、 ピエトラ・メロ・ピットマン、 サビーナ・ウエストカム


 

 彼らの結婚後、私が舞台を観るのは初めて。 マリアネラがいつになくきらきらしていました。

 くるくると変わっていく表情。 彼女の場合、それが最初から計算されていないもの、というのがわかります。 これについては賛否両論があると思います。 が、私自身も、最初から全てを計算しておいて演奏するのではなく、もちろん、枠組みはあるけれど、その場その場で色々な情景が浮かぶピアニスト。 だからこそ、マリアネラのような、自然な表情の移り変わりを見るのがすきなのかもしれません。

 ティアゴが、かなり陰が薄かったのが気になりますが・・・

 

 というわけで、大満足な舞台鑑賞でした。


 

 

 

Posted on 2011/09/29 Thu. 06:25 [edit]

category: バレエ

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29

ロイヤルバレエ、リハーサル『レクイエム』 

イギリス、どうしてしまったのでしょう?

 夜9時すぎでも半袖で外を歩けました。 8月頭よりも、暑いです。

 街中には、サマードレスの女性を結構みかけました。 

 日本のように季節感はなく、気温に合わせた格好をする国ですので。


 今日は、ロイヤル・オペラ・ハウスの地下のリンバリー・ストゥディオ・シアターにて、ロイヤルバレエのリハーサルでした。 昨日も行われ、私は行かなかった(慎み)のですが、アシュトンの『マルグリットとアルマンド』のリハーサルをゼナイダ・ヤナウスキーとフェデリコ・ボネッリが行った、と聞き、悔しみました。


 今日は、行ってきました。

 昨日『マルグリット』を行った、ということは今日は『レクイエム』かしら?と思っていたら、見事に当たりでした。


 10月8日に初日を迎える、ミックス・ビルの中の一つです。


 『レクイエム』 ケネス・マクミラン振付、 フォーレ作曲(同名の曲)


 ローレン・カスバートソン、 エドワード・ワトソン、 ニァマイア・キッシュ


 指導は、クリストファー・ソウンダース


 本当は、ロイヤルバレエに振付けをするつもりが、このような教会音楽をバレエ化するのはふさわしくない、とボードが言ってきた為、ロイヤルバレエで初演することはできず、1976年、シュツットガルト・バレエの為に、シュツットガルトの芸術監督であり、振付家の、亡くなったジョン・クランコへの追悼の為に振付けられた作品です。。

 1983年にロイヤルバレエでも取り上げられるようになりました。

 

 私は初めて観る作品です。

 フォーレのレクイエムは、カーディフの音大のジュニア・スクールで仕事をさせていた時にクワイヤーの伴奏をしたことがあることを思い出しました。 懐かしい曲です。

 とても美しい曲です。


 最初に、エドとローレンのパ・ドゥ・ドゥ。 エドはアンダースタディーなのか、初めてのリハーサルだそうですし、ローレンとこの作品を組むのも初めて。

 2人は同じマクミラン作品の『ロミオとジュリエット』でも一緒に踊っていますし、それほど問題が無いようです。

 が、このパ・ドゥ・ドゥは結構トリッキー。 いつものことながら、ちょっとしたタイミング、角度、場所で変わってくるのだな、と思いました。


 続いて、ローレンとニァマイアのパ・ドゥ・ドゥ。 あの美しい、サンクトス! 

 最初、舞台の左右から二人が出てきて、女性は男性に横向きに抱えられるようにして、空中で横に1回転。

 この部分、急にローレンは怖くなったようで、2度ほど途中で止めてしまって、3度目にできました。

 私はどのような振付なのか知らなかったので、??と思って観ていたのですが、納得。 あれは怖そう。 最後の質問コーナーでもローレンが言っていましたが、パートナーを信頼しなくてはいけない。

 その後も、物凄いパートナリングの連続でした。

 

 いくらニァマイアが大きい、といっても、そもそもこの作品のローレンが踊る役は、マアルシア・ハイデが踊っているわけですし、ロイヤルバレエでも、小柄なダンサーが踊ってきているはずです。

 ファースト・キャストのリヤーンはあの小柄さです。 ローレンは背も高め。 色々な組み方で、大きいからこそ栄えるものの、反対に恐ろしい・・・と思ってしまう部分も多くありました。

 が、『マノン』だって背の高いダンサーが踊っているわけですから、見慣れればよいのでしょうが。



 そして、ローレンのソロ。

 これといって凄く大きな動きがあるわけではないのですが、心にしみる、思わず終った後に聖書を読みたい、と思ってしまいました。

 一つ一つのポーズに意味があるし、観る人にゆだねられている部分も多いのではないかな、と思いました。

 いつものリハーサルはピアニストと行い、今日は昼間、歌手がリハーサルに参加して、歌と合わせたそうです。

 

 最後は質問コーナー。 


 写真だけは何度も見て、憧れていた作品。 本番がとっても楽しみです。

 

 

 

Posted on 2011/09/28 Wed. 05:02 [edit]

category: バレエ

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28

『のだめカンタービレ』 

8月よりも暖かいのでは?と思う一日でした。

 生徒のお母様情報では、今週は26、27℃まで上がるそうですね。

 16年ぶりに暑い9月だそうです。

 思わず、夏物を着たくなってしまいました。


 ばらばらになっているDVDを片付けていたら出てきたのは、2008年お正月に放送された、『のだめカンタービレ』のスペシャル。

 昨夜は、すっかりDVD鑑賞をしてしまいました。

 ちょうどあれが放送されたのは修士号2年目の時。

 

 以前にも書いたことがありますが、これを見ると、自分が中に入りすぎてしまいます。

 もっとも、私には、のだめのように世話をしてくれる、千秋はいませんでしたが。

 まず、あだなだって一緒。 私の中学、高校の時のあだなは、かとみ。 苗字の最初の2つ、名前の頭文字を合わせたもの。 のだめだって、のだめぐみの略がのだめ。

 

 『のだめカンタービレ』はコメディの部分も多いし、、一般的には、不可能、ということも多い。 でも、私の人生も不可能なことの連続。 今、振り返ると、どうしてここまでやってこられたのかしら?と不思議に思います。

 当時は、全てが必死。 だから、そんなこと考えたこともありませんでしたが。

 私は目の前に出てきたことをこなしていくことしか頭にありませんでしたが、話を聞いている母の方が、色々と覚えています。

 

 のだめがパリで習うオクレール先生とのだめの関係を見ていると、私自身とDr.Sに重なってきます。 もっとも、もっとおっかなかったですが。


 10年前の今頃、カーディフの音大で2年生。 ちょうどピアノも伸びてきて、楽しくて楽しくて仕方が無かった頃です。

 それと同時に、何度もレッスンで打ちのめされて、途方に暮れていた時期でもあるかもしれません。

 

 日本の先生方からは信じられないほどの遅いスタートでも、どうにかなることもあった。

 もちろん、どうにかならなかったこともあります。

 もし、小さい頃からきちんとピアノを始めていれば、10年前に、今の私のピアノ能力があったと思うのです。

 でも、私は10年前、普通の人が完成されている時期には、普通音楽を目指す人たちの小学生程度の能力しかなかった。

  それはどうにもならないこと。


 『のだめ』を見るとき、どうしてもやはり一つの作られたドラマ、としてみることはできません。

 これを見ると、今とは違う頑張りがあった10年前の自分自身を思い出すきっかけになるな、そしてあれを絶対に忘れてはいけないのだな、と思わさせられます。


 昨年でしたっけ?公開された映画、見る機会がなかったので、日本ではもうDVDが出ているのかしら? 今回の日本滞在ではすっかり忘れてしまったから、次回の楽しみにしたいと思います。

 

Posted on 2011/09/27 Tue. 06:59 [edit]

category: 音楽

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27

いろいろ 

暖かい一日で助かります。 シャワーがあったものの、私が屋内にいる間。

 イギリスの折り畳み傘は、「情けない(骨が柔らかい)」と日本で言われ、日本から素敵な折りたたみ傘を買ってきたのに、全く出番がありません。 


 このところ、教えが早めに終る日は、ブリティッシュ・ライブラリーへ直行。

 結局のところ、修士が終った後も、それまでにこの国で受けてきた、『調べる』という教育が体の中に染み込んでいるのでしょうね。 全く飽きません。 

 閉まるまでの、1、2時間だけですが、集中して、好きな時間です。

 10月になったら、ロイヤルバレエ通いも忙しくなりますし!


 それにしても、ブリティッシュ・ライブラリーへ行くと、平日でも、老若男女勉強をしています。 ブリティッシュ・ライブラリーの会員になるのは無料ですが、一応審査はあるので、家に居場所がないおじさんが来る、という場所ではありません。 皆さん、机に本を積み上げて、勉強しています。

 私は、ずっと調べ続けていることについての続きですが、一向に終りません。

 1調べると、調べることが10に増える、ということの繰り返しです。


 

 さびしいですが、しばらく、今タームは演奏をお休みです。

 自分の為に、自分の人生の為に、どうしても演奏を入れるわけにはいかなかったのです。

 再び、3月以降は演奏を開始する予定でいますが、月に2、3と弾いていたことからすると、舞台が恋しくなりそうです。

 ロンドンで弾く時には声をかけてください、とおっしゃってくださる方が多くいるので、ロンドンのお声もかかってきていることですし、また舞台に復帰したいと思っています。

 でも、今はコンサート、といくこと以外に少し時間が必要なので。


 コンサートの度に遠征していたのもしばらくお休み。

 というわけで、日帰りでよいから、どこかに完全にプライベートで遊びに行きたい(イギリスをプライベートで旅したのはいつのことでしょう?)、と地図とにらめっこしているところです。

 

  在英14年目になるというのに、全然見て歩いていませんからね。 ガイドブックに載っていないような地域にはコンサートで何度も訪れているのですが。

Posted on 2011/09/26 Mon. 04:51 [edit]

category: 日常

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26

シルヴィ・ギエム、6000 miles away 

 14年振りにシルヴィ・ギエムの舞台を観て来ました。

 彼女はロンドンでは、サドラーズ・ウェルズで毎年のように踊っていますが、コンテが苦手な私はそれほど行く気もなく、気が付く頃にはチケットが売り切れている状態でした。

 

 今年の7月の公演を見逃しましたが、その時、よく読んだら、1作品の使用曲が、私の運命の曲のベートーヴェンのピアノソナタ第32番(作品111)第2楽章:アリエッタ。 振付はマッツ・エック。 マッツ・エックは私が音楽性豊かだ、と思う振付家の一人。

 今回再演することがわかって、すぐにチケットを買っておきました。

 10月に日本でも上演予定のようです。


 公演タイトルの、『6000 miles away』、これは3月の日本の津波を思ってのこと。 ちょうどその時ギエムはロンドンにいたから。 距離が離れていて、体がそこにいなくても、日本の人たちを思っている、ということがこめられているそうです。


 『Rearray』 ウィリアム・フォーサイス振付、 デイヴィッド・モロウ(David Morrow)作曲


 シルヴィ・ギエム、 マシモ・ムッル

 2011年7月5日初演


 客席が完全に暗くなる前に、舞台に二人が歩いてきます。 完全に舞台も客席も暗くなってスタート。

 二人とも、バレエシューズをはいているものの、その上から靴下。


 フォーサイスの作品は、イン・ザ・ミドルとか、シューベルトの未完成交響曲を使ったものとか、いわゆる、トウシューズにクラシックバレエの言葉が多いものしか見たことがありませんでした。 もちろん、その中にも現代の用語が含まれてはいたのですが。


 この作品は、エポールマンとか、クラシックの言葉が要所要所で使われてはいるものの、音楽が途切れ途切れで、照明も暗くなったり明るくなったり。 

 

 とりあえず、14年振りにギエムを観て、あの驚異的な身体能力が失われていないのだな、と感心してしまいました。

 ストーリーは存在しませんが、人間の心というか、そのようなものが見え隠れしている作品のように思いました。

 

 マシモ・ムッルもずっと観たかったダンサーですが、今夜が初めて。 彼の踊りは観ていて気持ちが良いもの。 是非、クラシックで一度観てみたいです。


 が、この作品音楽がかなり現代。 ああいう叫び声というか、なんともいえない音楽は一番苦手。 私は頭痛を引き起こす音楽なので、それだけが、ちょっと苦痛でした。



 『27'52''』 キリアン振付、 Dirk Haubrich作曲(マーラーの曲の2つのテーマを使用)


 オレリー・カイラ、 ケンタ・コジリ

 2002年初演


 結構リズミカルな曲でスタート。

 男性が始まってしばらくすると、リノリウムの下にもぐります(通常のリノリウムの上に、この作品用に幅の狭いリノリウムが乗せてある)。 

 最後は、舞台後方に敷いてあるリノリウムに、右左に分かれて男女がもぐります。


 キリアン作品を舞台で観るのは初めてのはずです。

 クラシックの語法はかなり少ないのですが、それでも、体現するものがわかりやすい。

 男性は日本人ダンサー。 1999年のローザンヌで賞を取り、モンテ・カルロバレエで研修。 その後、ネザーランド・ダンス・シアターで踊った後、現在はフリーのようです。

 日本人でもこのようなダンサーがいるのだな、と思うような語れるダンサーでした。


 パ・ドゥ・ドゥの組み方も、通常のクラシックバレエとは違うけれど、でも、それがしっくりきました。


 キリアン作品、是非他にも観てみたいな、と思わさせられました。



 『Bye』 マッツ・エック振付、 ベートーヴェン作曲

 ピアノソナタ 第32番(作品111) 第2楽章:アリエッタ、 イヴォ・ポゴレリッチの演奏の録音を使用


 シルヴィ・ギエム


 

 あのベートーヴェンでどのように踊るのか、ずっと楽しみにしていました。


 ギエムのソロ。 黄色のスカートに、小豆色と白のブラウス。 グリーンのカーディガン。 途中で素足になりますが、ピンクの靴下に、茶色の靴。

  

 この曲は、前半が変奏曲風。 テーマでは、動きも少なく、第1変奏で左手が8部音符になると、それに合わせて動きも増える。 第2変奏、第3変奏で付点音符になってくると、それに合わせて、動きも大きくなる。

 マッツ・エックといえば、『カルメン』しか観たことがありませんが、私の大好きな作品。

 クラシックだけではなくて、現代の語法が多いけれど、クラシック音楽にぴったりとはまる、音楽性豊かな振付家。

 その彼が、このアリエッタをどのように用いるのか? 想像以上に音楽性豊かな振付でした。

 

 後半、天国へ行ってしまう音楽の部分(私の感じ方)、決して音楽と一緒に動いているわけではないのですが、非常にうまく使っていました。

 この曲で、このようなことができるのだ、この曲を書いた頃、ベートーヴェンは耳が聴こえなかったわけですが、この舞台を観たら、ベートーヴェンはどのように思ったのかしら? ギエムの体から音楽が聴こえたのではないかしら?と思って観ていました。


 この曲はあまりにも思い入れが強いし、あまりにも個性的な演奏(Dr.S談)なので、私は卒業試験のような演奏の場ではかなり良い評価を頂いたものの、オーディション、入試では使うのを禁じられていました。

 他の人の演奏を聴いて、自分のレパートリーであるにも関わらず、つまらなくて、飽きてしまう曲です。

 が、ポゴレリッチの録音、久々に聴きましたが、全体的な流れが私の考えに非常に近いことに気が付きました。

 ですので、いつもなら、ピアノソロの振付はピアノ演奏が気になることも多いのですが、今回は、耳はそちらに向かいつつも、心地よく聴くことができました。


 

 ギエム、日本で来月踊りますね。 彼女の『田園でのひと月』を是非観たかったです。 

 こうして、再び観ることができて、やっぱり行ってよかったな、と思います。

Posted on 2011/09/25 Sun. 06:16 [edit]

category: バレエ

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グレード試験の申し込み・・・ 

日本から帰ってきて2週間半が経って、こちらの気候に慣れたこともあるのでしょう、昼間は半袖でちょうど良いくらいでした。

 あと10日、このような気候が続いてくれると助かりますが(10日ほどで、例の一晩外で過ごす日がやってきます)。


 イギリスに本部がある、王立音楽検定のグレード試験の締め切りが来週に迫りました。

 今回は、私の中では一番受験する生徒が多いのです。

 日本から帰ってきて3回のレッスンが終わり、とりあえず、このクリスマス前に受験希望の生徒たちはどうにか皆大丈夫そうなので、夕方からはその申し込み。

 

 受験料を支払う寸前、ここで、支払い、をクリックしてよいのかどうか、一瞬迷う瞬間です。


 早ければ11月2週目から試験になるので、2ヶ月をきっています。


 ゆっくり目な子だと、1年に1回、次のグレードを受けて、少々早めだと、2ターム(8ヶ月)に1回の試験を受けますが、今回は今年の3月にグレード1を受けて、今回グレード4まで大きく飛び級をする生徒がいます。

 もちろん、それまでに基礎を時間をかけてやっているから可能なのですが、大丈夫ではあるものの、多少の不安は付きまとうものですから・・・


 

 ここでも何度か書いていますが、ピアノの基礎って難しいものなのです。

 今タームから教えるようになった他の先生から移ってきた生徒は、ピアノを始めて1年、今回グレード1を受けるもの、最初に楽しいレッスンをやってしまったから、グレード1の曲ですら、指が動きません。

 要するに、楽しくするばかりで、指の形は教わらずに、べたべた弾きをしています。

 とりあえず、今回はグレードを受けるものの、ここで指が動かなかったら後が大変だな・・・と対策を考えている最中。

 

 最初の半年、多少大変でも指の形に気をつけて、楽譜を読むことが当たり前、というようなレッスンをするか、最初は楽しく、先生の真似をして、難しくなってきたところで急に指の形、楽譜を読むことを言われて拒否反応を起こしてしまうか。 これって、もちろん先生によって考え方も違いますが、本当はきちんと考えなくてはいけないところなのではないかしら? と改めて感じています。

 先日も知っているお母様(私の生徒ではありません)からこのことについて、相談があったばかりですし。


 

Posted on 2011/09/24 Sat. 03:45 [edit]

category: 音楽

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24

お勉強 

 生徒側の都合で、夜9時からのレッスンでした。 小学校1年生でこの時間はやはり遅く、それまでもずっと家庭教師が来ていた彼女は、とっても疲れていました。


 生徒のお母様方とよく話すのですが、お勉強の仕方、考え方、というのはもちろん、各ご家庭様々。

 私はこうして高校の頃からイギリスに来ているので、ほぼ100%日本人のお母様方には私の母が教育熱心だ、と勘違いされます。

 我が家は全く違います。

 以前にもここに書きましたが、小学校から言われて中学受験をしなくてはいけなくなるまで、勉強なんてみたことが無い親です。 別に放任ではありませんので。

 田舎の小学校でしたし、真面目だったので、小学校のお勉強は別に問題がなかったのです。

 

 もっといえば、幼稚園ではんこ作文があったので、ひらがなは読めていましたが、小学校にあがるまで、字を書くことはできませんでした。 田舎の学校でも、ほとんどの家庭は小学校に上がる時には字がかけるようにしてあります。 私はクラスで多分、2、3人、とってもお勉強ができなかった子達と一緒に字がかけない子供でした。

 それは、学校というのはお勉強を教わるところだし、入学後に字を書くことを学ぶのだから、それまでにかけなくても構わない、という母の考えがあったからです。


 イギリスに来たのだって、親の意思ではありません。 最初にロイヤルバレエの衣装部に手紙を書いたのだって私の考えですし、英語ができないのにイギリスに来ることにしたのも私の考えです。

 でも、高校生の頃にイギリスに来た、というと、そしてきちんと目的があった、というと親がそうさせた、と勘違いされてしまいます。


 私の生徒たち、というのは、現地人、ハーフでこれからもイギリスの学校に進学する予定の子供たち、そして、駐在員で数年後には日本に帰る、でも現在は現地校に通い、土曜日の日本の補習校に通う。


 独身なのに、やたらと現地の中学校の入試事情に詳しい私はよくお母様方から相談を受けたりするのですが、きっとイギリスの中学入試って、日本の感覚でいてはいけないような気がするのです。

 単にお勉強ができる子供を求めているわけではないように私は思います。


 私の師、Dr.Sと奥様のオルガのピアノの生徒さんたちというのは、いわゆるこの地域でできる学校へ通っている子たちがほとんど。

 男女の私立各2校、グラマースクールという公立の選抜校、それらに行く人たちがほとんど。 だから、私は数年前までは、これらの学校が入るのが難しいところ、とは全く知りませんでした。

 イギリス、というのは、公立の中学で入試があるのです。 誰でも入れる学校は問題を多く抱えているのです。

 先生方の生徒さんたちのお母様方が色々と私に情報を入れてくださった為、やたらと詳しくなったのです。


 入試は大抵は第2審査まであり、第1次試験で何を見るのかというと、IQ。 要は、IQが高くないと次に進めない、というのが一般的。

 この第1次試験の問題集、結構面白くて私も買ってきてたまにやるのですが、IQといっても範囲が広く、イギリスらしいな、と思います。


 イギリスの試験なんて、穴埋め問題なんて見たことがなくて、ひたすら書かせる試験ばかりです。

  大学の時の期末試験なんて、音楽史の試験が3時間、白紙を渡されてひたすら問題に答える、という試験ですから。


 できる子って凄いな、と思うのは、昨年大学生になったオルガの生徒。

 彼は、Aレヴェルという、イギリスの大学に入る為の共通試験(オックスブリッジが面接試験があり、音大などの実技系の大学が個々の試験を行うほかは、各大学での入試はありません)の真っ最中にピアノの発表会に出て、しかも、ケンブリッジの医学部に進学しました。

 これくらいの余裕がある人がやはりオックスブリッジに進むのだな、なんて感心してしまいました。

 

 勉強って、自分がやらないと、と思ったらやると思うのです。

 私は中学、高校時代はバレエと部活に明け暮れて、全然勉強しませんでした。

 成績だって悪かったですし。

 でも、大学生になって、自分がやらなくては、と思ったらがむしゃらに勉強できた。

 それまでに頭の引き出しをからっぽにしておきましたからね。

 

 子供のうちに(小学校1年生とかその前に)勉強を一生懸命している子供たち、凄いな、と思わずにはいらません。

 私だったら家出をしたかも・・・

Posted on 2011/09/23 Fri. 06:36 [edit]

category: 日常

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新しい出会い再び 

 日本は台風が凄いそうですね。

 大丈夫でしょうか?


 昨日はオペラハウスで6年ぶりに1999年から2000年のマンチェスター時代にお世話になったお姉さんに再会。

 おしゃべりできたのはほんの少しの間でしたが、古い友達に会えるのは嬉しいことです。

 オペラハウスって、バレエを見るだけではなくて、色々な人たちに会う場所でもあるのだな、なんて再認識してしまいました。

 昔のホストファミリー、紳士なゴードン先生、昔の友達。 何人の人たちとばったり会ったのか分かりません。

 

 そして、先週に引き続き、昨日は新しい生徒が加わりました。

 やはり9月が新学期。 お稽古事を始める季節なのかもしれませんね。


 海外にいる日本人、初めて会う人とだと、大抵は、「在英何年目ですか?」という会話から始まります。

 昨日もそれを聞かれましたが、私の年数は多くの方々は驚きます。

 年齢の割には長めですからね。

 そして、渡英の理由を聞かれるのも毎度のこと。

 そして、英語が大嫌いだった、できなかったのにイギリスに来た、というと驚かれるのも毎度のこと。

 やはり、自分の意思でイギリスに来る場合、英語が大嫌い、というのはそう多いことではないのかもしれません。


 ピアノのレッスンは最初楽しくやりすぎると、1年くらいたってから大変になって躓きます。

 今日も、知っているお母様からそのことについて相談がありました。


 最初大変でも、きちんと楽譜を読んで弾くことができるようになってもらいたいな、と思います。

 4月頃からレッスンを始めた年中さんの女の子、「ピアノが好きになってきた!」と今日言っていました。

 こういう言葉を聞くのを楽しみに、頑張れるのかもしれません。


 ピアノを教えることだけは根気強いですから!


 

Posted on 2011/09/21 Wed. 05:41 [edit]

category: 音楽

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ロイヤルバレエ 『ジュエルズ』 シーズン開幕 

 やっと待ちに待ったロイヤルバレエの2011/12シーズンが開幕しました!


 今回は、華やかな、バランシンの『ジュエルズ』で開幕です。


 久々に、顔なじみの方々にもお会いできておしゃべりが尽きませんでした。


 ジュエルズは、1967年に初演された、ストーリーの無いバレエです。

 『エメラルド』では、フランスを、『ルビー』では、アメリカを、そして、『ダイヤモンド』ではロシア、サンクト・ペテルブルグを。

 とにかく、フォーメーションが美しいバレエ作品です。


『エメラルド』 フォーレ作曲 ぺリアスとメリサンド、シャイロックより抜粋


 タマーラ・ロホ、 平野亮一

 リヤーン・ベンジャミン、 ニァマイア・キッシュ


 ディアードル・チャップマン、 サマンサ・レイン、 アレクサンダー・キャンベル


 リヤーン・コープ、 ロマニー・パジャック、金子扶生、 ターラ・ブリジット・バフナーニ、

 カミール・ブレイチャー、 フランチェスカ・フィルピ、 ナタリー・ハリッソン、

 ピエトラ・メロ・ピットマン、 セリサ・ディウアーナ、 オリヴィア・コウリー


 

 久々のオペラハウス、これは序曲がとっても短いのですが、幕が上がる前の瞬間、特に久々のバレエ鑑賞ですから、どきどきするものです。

 幕が開くと、プリンシパル・ファースト・カップル(タマーラと亮一さん)、そして10名の女性群舞。

 

 とりわけ、テクニック的な見せ場があったりする作品ではありません。 が、特に1曲目で女性群舞が創るフォーメーションが大きな宝石のように見えます。

 

 ホリデー明け最初の舞台、ということもあるかもしれませんが、ダンサーが皆リフレッシュして、いつもよりもきらきらとしていたのが、印象的でした。


 今回、本当はフェデリコ・ボネッリキャストされていましたが、怪我の影響もあって、亮一さんにキャスト変更。 

 まだまだ硬い部分ももちろんありますが、普段、あまり踊っているところを観る機会はないので、興味深かったです。

 タマーラが珍しくこのような作品で笑顔だったのが印象的です。

 

 カンパニー最年長(キャラクター・アーティストを除いて)のリヤーン、あの小さな体で、語ります。

 彼女は顔が・・・とおっしゃる方も多くいますが、あの気持ちがよい踊りをみせられたら、私は気になりません。

 小柄なリヤーンと、長身のニァマイア、2010/11シーズン最後の『ヴォランタリーズ』でも一緒に踊っていますが、思っているよりも今回の方が身長差は気になりませんでした。


 バーミンガム・ロイヤル・バレエからソロイストとして移籍してきたアレクサンダー、早速活躍です。

 背が低めで、下半身が重め。

 とりあえず、安定したテクニックがありそうなダンサーです。

 移籍、といっても、姉妹カンパニーのようなところからなので、他の移籍してくる人たちに比べてスタイルの違いがないので、違和感はありません。


 久々に、ディアードルの踊りが見られて嬉しい。

 彼女も気持ちが良い踊りをするダンサーです。


 『エメラルド』、この後の2つの作品に比べて見せ所は少ないものの、だからこそ、あれを踊るのは難しいのだろうな、と思ってみていました。




『ルビー』 ストラヴィンスキー作曲、 ピアノとオーケストラの為のカプリチオ


 セーラ・ラム、 スティーヴン・マクレー

 ゼナイダ・ヤナウスキー


 アイオーナ・ルーツ、 エマ・マグワイヤ、 ピエトラ・メロ・ピットマン、 メリッサ・ハミルトン、

 クラウディア・ディーン、 サマンサ・レイン、 ロマニー・パジャック、 サビーナ・ウエストカム

 アレクサンダー・キャンベル、 ヨハネス・ステパネク、 ベネット・ガートサイド、 リカルド・セルヴェラ


 『エメラルド』とは違って、歯切れよく、リズミカルな作品です。

 幕が開くと、トール・ガール(ゼナイダ)と12人の男女。

 

 この作品の音楽性、バランシンが音楽家でもあったのだな、と改めて思わさせられます。

 ゼナイダは私にとって、Under usedでもったいない・・・と思うダンサーですが、こうしてやはり踊るのを観られるのは嬉しいです。

 彼女も気持ちが良い踊りをしますし、音楽性豊かなダンサー。

 セクシーさ、チャーム、一気にひきつけられます。

 

 スティーヴンは、デビューとは思えないほどのできばえ。

 ちょっとしたアクセント、切れ、目つき、きっとこの踊りに必要なのだろうな、と思うところがはまります。

 第3楽章での、シェネ、というか、回りながら引っ込むところ、あまりのスピードにあっけに取られ、思わず客席から拍手が沸きあがったほどでした。


 セーラはきれいなダンサー。 でも、優等生すぎ。 もう少しnaughtyさ、というか、良い意味での崩しがあった方がよいのでは、と思いながら観ていました。


 このようなストーリーが無い作品でもキャラクターが絶えないのがヨハネス。

 そして、エマとアイオーナもこのような作品でチャーミングさを見せるダンサーたちです。

 


『ダイヤモンド』 チャイコフスキー作曲 交響曲第3番 第2-第5楽章


 アリーナ・コジョカル、 ルパート・ペネファーザー


 ユフィ・チェ、 小林ひかる、 イッツィアー・メンディザバル、 ヘレン・クロウフォード

 ヴァレリー・フリストフ、 トーマス・ホワイトヘッド、 ヨハネス・ステパネク、 蔵健太


 エリザベス・ハロッド、 シャーン・マーフィー、 クリスティン・マクナリー、

 ナタリー・ハリッソン、 フランチェスカ・フィルピ、 ターラ・ブリジット・バフナーニ、

 メリッサ・ハミルトン、 ロマニー・パジャック、 ピエトラ・メロ・ピットマン、

 ローラ・マックロック、 オリヴィア・コウリー、 リヤーン・コープ


 他男性12名



 音なしで幕が上がると、12名の女性群舞。

 ただただ美しい。


 昨年の12月頃から怪我で降板していた、エリザベス(スティーヴンの奥様)が復帰。 私は彼女の踊りが好きなので、こうして復帰してくれるのは嬉しいです。 

 リヤーンがとっても大人っぽい踊りになって、一瞬誰だかわかりませんでした。

 

 第3楽章(バレエでは第2楽章)はプリンシパルカップルのパ・ドゥ・ドゥ。 

 アリーナが珍しくよく観えました。

 

 1年経って、イッツィアーがカンパニーの中で浮かなくなったな、と思います。

 ひかるさんとユフィちゃん、違うタイプのダンサーたちなのに、一緒に踊ると、うまくかみ合わさるな、と思ってみていました。


 最終楽章で、男性群舞も出てきて、群舞(たしかソロイストも)の14組が7組ずつ左と右から歩いてきて、中央ですれ違う時に手をアンオー(上に上げる)にするところ(ラーシー、ド♯レミー、ファ♯ソ♯ラミー)、何度観ても好きなところです。


 というわけで、今シーズン最初のバレエ鑑賞でした。

 久々にバレエ記事を書くと、日本語の形容詞をかなり忘れてしまったことに気が付きます・・・

 

 そのうちまた調子を取り戻すと思います。

 

 

Posted on 2011/09/20 Tue. 06:57 [edit]

category: バレエ

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再び空港へ 

今日は移動ばかりしている一日でした。


 ある楽譜を求めて、久々に古本屋(古楽譜屋)へ行き、結局見つからず。

 あまりにも本が多すぎて、とんでもない状態になっていました。 発掘するのが不可能に近いほど。

 時間さえあれば、宝の山を発掘する感じなのですが。

 今回は時間もそれほどなかったので、必要なものを探すだけ。

 それでも、伝記コーナーで、学生時代には何度も図書館で借りて必要な部分だけ読んでいたチャイコフスキーの手紙集を破格で購入! 


 それから、ヒースロー空港へ。 先々週日本から帰ってきたばかりなのに、再び。

 今回は、空港そのものに用があったわけではなくて、空港周辺のホテルへ。

 

 私が日本へ行く前、ここでセイシェルの音楽学校への楽器寄贈をお願いしました。

 楽器を譲ってくださる方がいらっしゃって、私が日本からその楽器をお預かりしてきました。

 私が次回セイシェルに行く時に持参、と思っていたのですが、音楽学校の校長先生とのお話で、音楽学校の先生の息子さんがセイシェル航空にお勤めなので、ロンドンへいらっしゃる際に楽器を持って帰って頂くことになりました。

 便数が少ないセイシェル航空は、乗務員はロンドンに1週間滞在。 

 ちょうど今週いらっしゃる、とのことで楽器を届けに行ったのです。


 本当は、市内でお会いできたら私も楽だったのですが、もし途中で忘れてしまっても困る、と思って、ホテルに届けることに。

 

 空港から近いこのホテル、メインのレセプションへ行ったら、乗務員専用のレセプションへ行くように言われました。

 そういうものの存在すら知らない私です。

 別に表示があるわけでもなく、いわれたところへ行くと、途中には、いくつもの会議室。

 航空会社の名前が貼ってあって、ブリーフィングなどで使うようです。


 一般用に比べて少々簡素な乗務員専用のレセプションへ行ったら、ちょうどオマーン航空の乗務員がチェックイン中。 鮮やかなターコイズブルーのような制服でした。

 生憎私がお会いしたかった方はお部屋にいらっしゃらなかったので、言われていた通り、楽器をホテルの方に預けてきました。


 この楽器で、喜ぶ子供が一人いること、とっても嬉しく思います。

 

 知っていることと知らないことだったら、知らないことの方が遥かに多いわけですが、こうして、乗務員専用のレセプションがあるようなホテルがあること、興味深かったです。

 

 明日は、ついにロイヤルバレエのシーズン開幕です!

 チケットを持っていないので、明日は早起きして、当日券です。

Posted on 2011/09/19 Mon. 06:04 [edit]

category: 日常

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新しい生徒 

 昨日とはうってかわって、気温が下がりました。

 それなのに、薄着ででかけ、寒くて・・・


 今日は、新しい生徒が。


 2年半ほど教えている中学生の男の子がいます。 12歳になってからピアノを始めたので、年齢の割にはゆっくり。 ですが、ピアノは大好きで、3月にはフェスティヴァルで1位を頂いて、それで火が付いて、一気に上達しています。

 近所のお宅に遊びに行った時にピアノを弾いたそうで、そこのもうすぐ9歳になる女の子がちょうど先生が引っ越してしまって先生を探し中だったこともあり、私にお問い合わせがありました。

 先日、そのお電話を頂いた時に言われたのは、

「R(この男の子)がとってもきれいな演奏をしていたから、是非習わせたいのですが」

 ということ。

 

 実際に生徒のピアノを聴いて、こういうお問い合わせは非常に嬉しいです。 

 そして、この男の子がよそのお宅でピアノを弾こう、と思ったことが何よりも嬉しい。


 ロンドンの某音大の学生に習っていたそうですが、指のかたち、リズム、フレーズ、全てがめちゃくちゃ。

 初めて私が指導する生徒に比べて時間がかかりそうですが、どうにかしたいな、と思っています。

 

 今教えているのは、イギリス人、といっても、インド人とモーリシャス人のハーフとかばかりで、いわゆる白人の生徒はいないので、珍しく、白人イギリス人の生徒です。


 夏に帰国してしまった生徒がいたり、残念なことも多かったのですが、こうしてまた新しい出会いがあるので、頑張ろう、と思えるのかもしれません。 来週もトライアルが入っていますし。

  

夏には一人しかグレードを受けなかったのに、今回は数人が受ける予定でいるので、私も頑張らなくてはいけません!

Posted on 2011/09/17 Sat. 05:56 [edit]

category: 音楽

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ロンドンの青空 

夜になるともちろん気温が下がりますが、昼間は半袖でちょうどよいほどでした。

 今日の昼間は21℃ほどあったようです。 日本で、30℃以上から25℃に下がった時には肌寒く感じましたが、20℃いかないようなイギリスのこの気候では、21度が暖かく感じるようです。


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 わざわざ、私のために、日本の夏空をブログに載せてくださった方がいらしたので、こちらからも。

 今日は珍しく青空でした。

 このような青空は、年に何度見られるのかわかりません。

 もっとも、日本のような日差しではありませんが。

WITH HOPE!!-110916-2


 ついでに。

 私が住んでいる地域は日本人も結構いるのですが、中東の人も多いのです。

 よって、八百屋さんの店先には、イラン・メロンが並んでいました。

 写真からだとわかりにくいですが、ラグビーボールをもっと長くしたような形で、一番長いところが、50cm近くあるように思いました。

 

 イギリスで売っているメロンは輸入ものばかりなのですが、どれも安くておいしいのです。

 一つ1ポンド(140円)のことも多く、それでも、とってもとってもおいしいのです。

 

 ぶどうもおいしいですし、日本だとどちらかというと高級な果物がお安いのかもしれません。


 今日のような気候がもう少し続いてくれると助かるのですが。

Posted on 2011/09/16 Fri. 04:53 [edit]

category: 日常

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ロンドンのグリーン 

今日は暖かい一日でした。

イギリスに帰ってきて1週間、帰国翌日から教えを開始していたこともあり、今になってどっと疲れが。

 いくつかの教えの時間変更、新しくあったお問い合わせ、などなど、間違えないようにしなくては!と思うことが多いことも疲れる原因。


 日本での生活と違い、ロンドンにいると、毎日バスに何本も乗っての移動があります。

 このところ、再び道路工事が多くて、今日も15分以上よけいに時間をみていたのに、教えに遅刻でした。

 どうにもなりません。


 昨日は、どうしても用があって、母校まで行ってきました。

 もう知っている顔も少なくなってきているはずです。


 WITH HOPE!!-110915-1


母校近くに止まっていた、ハロッズの車。

 とってもかわいらしく、運転手も、シルクハットをかぶったすてきなおじ様。

 お得意様への郵送サーヴィスかなにかなのでしょうか?


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 ハイド・パークは、まだグリーンです。

が、少しずつ落葉が始まっていました。

 夜も7時半には暗くなり、この1週間でも、どんどん日が短くなるのを感じています。

 

  あと少ししたら、外を歩くのも嫌になるロンドンです。

  今年は公園でゆっくりすることもあまりなかったので、週末、天気がよければ、久々に公園で読書でもしたいものです。

 

Posted on 2011/09/15 Thu. 04:58 [edit]

category: 日常

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ロイヤルバレエ『ジュエルズ』インサイト・イブニング 

 マイルドな天候で助かります。

 夜遅くなるから、と思ってウールのケープを持って出たものの、薄手のセーターを着ていたので、それで大丈夫なほどでした。


 6月半ばにシーズンを終えたロイヤルバレエ、ダンサーたちの夏休みは8月に私が日本へ行く前に終っていたのですが、やっと来週から舞台が始まります。

 

 今夜は、その舞台前のインサイト・イブニングでした。

 久々に上のクロア・ストゥディオにて。


 20日にシーズン初日を飾る、ジョージ・バランシン振付の『ジュエルズ』。

 1967年に振付けられたバレエですが、ロイヤルバレエがレパートリーに加えたのは、2007年のこと。


 3つの幕から成り立ちます。 ストーリーはありません。 ダンサーたちそのものが宝石のような作品です。


 今夜は、『エメラルド』、『ルビー』、『ダイヤモンド』のうち、『ダイヤモンド』以外のプリンシパルのリハーサルを拝見しました。


 『ルビー』 ストラヴィンスキー作曲、ピアノとオーケストラの為のカプリチオ


 第2楽章と第3楽章のパ・ドゥ・ドゥを、セーラ・ラムとスティーヴン・マクレーが踊りました。

 指導は、パトリシア・ニアリー。 パトリシアは、この『ルビー』のトール・ガールを初演しています。


 パトリシアのリハーサルは他のバランシン作品でも何度か観ていますが、非常にテンポよく、そしてバランシンが何を求めていたか、彼が何を言ったのか、というようなことを含めてくださるので、私は好きです。


 スティーヴンは、今まで『エメラルド』のパ・ドゥ・トロワを踊っていたので、この役はデビュー。

 でも、切れが必要で、あのような振付はスティーヴンにぴったり。

 本番が非常に楽しみです。


 興味深かったのは、この曲はピアノ協奏曲ですが、リハーサルでは、ピアノソロの部分だけを弾いている(完全にピアノパートが休みの部分は、オケの部分を弾いているようですが)ので、特に第3楽章、ピアノだけだと、違う音楽に聴こえる部分がありました。



 ジュエルズの音楽についてのお話を挟んで、『エメラルド』。


『エメラルド』 フォーレ作曲、ペリアスとメリサンド、シムロックより


 この作品は、プリンシパルカップル2組、パ・ドゥ・トロワ、群舞の女性たちによって踊られるのですが、今回は、その第2プリンシパルカップルのリハーサル。


 ローレン・カスバートソンとニァマイア・キッシュのリハーサルで、指導は、エリーゼ・ボーン。

 ローレンは2007年にリハーサルだけ、『ルビー』のトール・ガールを踊っていますし、ニァマイアはカナダ(もしかしたらデンマーク)で、『ダイヤモンド』を踊っていたので、今回二人ともこの役はデビュー。

 しかも、ローレンは先週になってこれをやることになったそうです。

 ニァマイアは本当は第1キャストのリヤーンと踊るのですが、今回、ダブルで第2キャストのローレンとも踊っているそう。 とはいうものの、オペラハウスのサイトでは、まだベネット・がートサイドの名前も残っているので、実際にはどうなるのでしょうか?

 ローレンとリヤーン、ずいぶん身長に差があるので、同じ役といえども、両方と踊るのは感覚など大変なのでは?と思います。


 

 歩いているだけのように見える、歩くパ・ドゥ・ドゥのお稽古でしたが、実際に舞台で観るよりも、ずっと大変そうです。 というのも、ステップが単純だから、よけいに大変になってくる。

 『エメラルド』はつまらない、という人も(ダンサー自身も)多いですが、派手さはないものの、美しい作品です。

 あの単純さの中でも、あれだけやることがあるのだ、と思いながら見ていました。


 そして、続いてローレンのソロ。 『シシリエンヌ』(ドラマの、のだめカンタービレでも使われていました)の美しくはかない音楽でのソロ。

 これも派手さ、ある意味での見せ場がないので、それを魅せるのは大変なのだろうな、と思ってみていました。


 ローレンは、まだ2回ほどしかリハーサルをしていないそうなので、今回は、まだ振りも怪しい部分がありましたが、来週までには自分のものにしていくのでしょう。


 ほんの少しの調整で、がらっと変わる。 ピアノもそうですが、バレエも同じです。


 

 初日を迎えるまでにはあと1週間ありますが、シーズン開幕、とっても楽しみです。

 

Posted on 2011/09/14 Wed. 06:35 [edit]

category: バレエ

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素敵な曲 

 午前中青空だったのに、お昼頃からは雨。 相変わらず不安定な天候で、ノースリーブ、ダウンコート、色々な服装の人たちが混ざっています。


 ちょうど夜にセントラルロンドンでの教えがあったので、教えと教えの合間に、用があってオックスフォード・ストリートへ。 日本から帰ってきてから初めて。 夕方にも関わらず、ずいぶん混んでいました。

 買わなくてはいけないCDがあったので、HMVへ行ったら、クラシックのコーナーでかかっていた曲は知らないけれど、耳障りが良い曲。

 ピアノ協奏曲で、モーツアルト?でも違う。 もう少し華やか。 メンデルスゾーンでもないし、いったい誰??と思ってカウンターへ行ってかかっている曲を確認したら、Heroldのピアノ協奏曲でした。 どうりでわからないはずです。

  Heroldといえば、『リーズの結婚』くらいしか思いつきませんでした。 

 音楽的な深さがどうか?といえば、なんともいえませんが、非常に美しくきれいな曲でした。

 知らない素敵な曲は本当にたくさんありますね。


 今回は1日でも早くCDが必要だったので直接お店へいきましたが、普段はネットでCDを買うことがほとんど。 でも、こうしてお店へ行くと思いがけず素敵な曲に出会えたりするので、たまにお店へ行くことも必要です。 

 ついでに、買いはしないものの、色々なCDを見られますし。

 

 

 教えも明日で一巡。 今回は皆よく練習してあります。

 さすが新学期で、今の生徒たちからのご紹介でのお問い合わせもありがたいことに頂いているので、新しい出会いがありそうです。


 明日は久々にオペラハウス! 

 といっても、メインハウスでの公演は来週からですが。

 すっかりバレエのことから遠ざかっているこのブログですが、またバレエの話題が増えそうです。

 そして、すっかり更新が止まってしまっている別サイトも、また更新していきたいと思います。

Posted on 2011/09/13 Tue. 04:10 [edit]

category: 音楽

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もう1週間 

 青空でしたが、夜になると風が冷たいです。


 日が短くなったものの、日本に比べると、まだ7時半頃まで薄明るいので長いですね。

 冬時間が始まるまで1ヵ月半。 これからどんどん日が短くなっていくのでしょう・・・

 

 早いもので、日本を出てからもう1週間近くになります。

 日本にいたのが遠い昔に思えるほど、元の生活に戻っています。 今回も時差ぼけ無しです。


 以前は、日本に滞在してからイギリスへ帰ってくる時、英語を覚えているのか不安になったこともありますが、今ではそのような心配もしなくなりました。 不思議です。


 イギリスに帰ってきて、タトゥーをしている人が多いことに改めて気が付きました。 

 今回、久々に日本を旅して、温泉などで、タトゥー、刺青のある方は入浴お断り、というのをみましたが、イギリスにいる人の多くは日本の温泉に入れなさそうですね。 でも、英語での記述は私が泊まったところ3ヶ所ほどではみかけませんでしたから、外国人はOKなのかしら??

 イギリスでは、タトゥーをしている人をみかけない日はありません。


 

 今日は、頭の中をある2曲が鳴り響いていました。 憧れの楽譜を目の前にすると、まずは鍵盤に手を置く気にはなれなくて、楽譜を見ながら、音楽を頭に響かせます。 

 これから2、3ヶ月、楽譜とお友達になっていかなくてはいけません。



 

Posted on 2011/09/12 Mon. 04:43 [edit]

category: 日常

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ロンドンらしい風景 

青空にだまされて、素足にサンダルでお昼からの教えに行ったら、帰りには肌寒くなりました。

天気が安定しません。


 日本から帰ってきて、日本とイギリスの違いを改めて色々と感じています。

 思うことの一つは、女性。

 日本の女性は、おしゃれで、細くて可愛らしい。 でも、ブランド物のバッグを持っていても、ハイヒールを履いていても、姿勢が悪い。


 イギリスにいる女性は、ファッションは個性的で、可愛らしいよりも、セクシー。 体も大柄な人がおおいけれど、姿勢がよい、というか、自信がある歩き方。 若い人で、ブランド物のバッグを持っているのはとても少ない。

 姿勢と歩き方、毎度のことですが、日本へ行くと残念だな、と思う部分です。 


 

 昨日は、夕方から、セントラルへ。 ウォータールーブリッジから、ロンドンらしい風景をみてきました。

 


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 セント・ポールが見えて、シティのビル群も見えて・・・

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 反対側には、ロンドン・アイ(大観覧車)と、見えにくいですが、国会議事堂。

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 ナショナル・シアターの前庭では、何かイヴェントが始まるところでした。

 雨上がりの後なので、オレンジ色のシートが敷かれていました。


 

 今日からは(昨日のレッスンの予定が今日に振り替え)、久々に、楽典(Theory)の教え。 このところ頼まれていなかったので、2年ぶりくらいかもしれません。 ピアノの教えと同じくらい好きですし、得意なものです。

 ある一定のグレード以上を受けるには、Theoryのグレードに受からなくてはいけません。

 

 本棚から1年半ぶりにある1冊の楽譜を取り出して、楽譜を眺めながら、気持ち新たにした午後でした。

 このところ指が調子よくているので、なんとかもちこたえてもらいたい、という思いです。

Posted on 2011/09/11 Sun. 02:18 [edit]

category: 日常

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これから 

寒いのだか、暖かいのだかよくわからない天候です。

 日本から帰ってきて、日本とは全く違って、ヒートテック、ウールのケープが必要です。 でも、たまに暖かくなり、ノースリーブで歩くイギリス人もいます。 反対に、ダウンコートを着ている人もいます。


 教えはすっかり元に戻りました。 日本にいたのなんて、遠い昔のことのように感じます。


 考えてみれば、イギリス生活が14年目に入りました。 それでも、1997年9月1日に初めてイギリスに着いた時のことは忘れません。 あまりにもあっという間の13年間でした。

 あっという間だけれど、鮮明に覚えていることがたくさんです。 嬉しいことも嫌なことも。

 

 

 日本で、家族にある宣言をしました。 ということで、これからの自分の人生をどうするのか、これから半年どのように生きていくのか、色々と考えています。

 とにかく、行動を起こさなくてはいけません。 ピアノの練習、教え、新しくやりたいこと。 帰ってきてからは、少しずつ行動に起こすべく、やっていますが。 悔いの残らないようにしたいと思います。

 

 でも、合間には、あと少ししたらクリスマス・フェアも始まりますし、生徒のお母様からまとめて頼まれてたりもするので、ビーズの髪飾り作りも。 細かい作業なので、昼間にしかできませんが、ちょっとした空き時間に、ばらばらのビーズを繋げていくのは、頭を空っぽにできる時間です。

 

 頭の中、ノートの中にはやりたいこと、できるのでは?と思うことがたくさんあります。 大学院の時のビジネスの授業でも言われましたが、私は目の前にたくさんのドアがあるのに、その開け方を知らない。 いや、鍵がどこにあるのかがわからない。 まず、この鍵を探すところからはじめなくてはいけません。 でも、滞在中に、家族とも色々と話して、鍵がどこにあるのか、検討はついてきたから、実際にこの鍵を手にとって、どうやってこの鍵にぴったりなドアを探していくか、ということが、これから数ヶ月、いや、クリスマスまでの私の課題です。

 

 

Posted on 2011/09/10 Sat. 06:14 [edit]

category: 日常

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ロンドンにたどり着きました 

 昨夜遅く、日本時間の9月8日朝7時半過ぎにロンドンの自宅に帰ってきました。

 実に、日本の実家を出てから39時間かかりました。 帰ってきた、というより、やっとたどり着いた、といった感じです。


 結局アブ・ダビでは、7日12時15分(日本時間同日17時15分)に最終的に出発、ということでしたが、ボーディングが始まったのが、12時50分。 飛び立ったのが13時半頃でした。

 イギリス時間17時50分(日本時間、8日午前1時50分)にロンドン到着、ということでしたが、滑走路が混んでいたのでしょう。 着陸したのは18時20分頃でした。 その後、ターミナルまで移動したものの、ゲートがいっぱい。 空くのを待って、機体の外に出たのは18時40分頃。 一番遠いゲートだったようで、空港ビルディングへ入ったら、事務所、従業員の休憩室などが並んだ廊下を通って、やっと入国へ。


 私はエコノミークラスの一番前に座っていたので、比較的早く出ることができ、その後も早足だったのですが、入国のところへ着いてびっくり。 今までに見たことがないような長蛇の列。 中に入りきらなくて、廊下に並びました。 結局、私の番が周ってきたのは2時間後のことでした。 私はもちろん、あっという間におわりましたが。 


  飛行機の中で隣だった、一人旅の日本人の男の子があまりよくわかっていないようだったので、一緒に地下鉄で途中まで行くことにしたのですが、全くイギリスのポンドを持ってきていない、ということで、空港のキャッシュ・ディスペンサーでおろそうとしたら、おろせない。 何度か違う機械でもトライし、結局駄目。

 カードを信用しすぎないで、少しは現地の現金を持ってきましょう。

 日本円でさえ、1万円も持っていなかったようで、普段お金を持たない私でさえ、あっけにとられました。

 空港を出たのは21時20分くらい。


 地下鉄乗り場へ行ったら、日本人の女の子たちが切符を買うのに苦戦。 遅い時間だから、と思って、それを手伝い、お金が下ろせなかった男の子も、カードで切符を買うことはできて、ちょうど電車がいたので、皆で慌てて乗ったのでした。

 

 アブ・ダビの空港では、イギリスに住んでいるお嬢さんのところへ向かうお一人の日本人女性が全然英語がわからなかったようで、ご一緒したり、結局はこういうことをする運命なのでしょうね・・・



 昨夜は、母に到着の電話を入れただけで、紅茶を淹れることも無く、寝てしまいました。

 事故が起こるよりは、それを事前に防ぐ為に、到着が遅れることの方がずっとよいのはわかっていますが、さすがにこれだけかかると、疲れました。


 午後からBack to Normalです。

Posted on 2011/09/07 Wed. 18:37 [edit]

category: 日本 2011年

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まだアブ・ダビにいます・・・ 

 アブ・ダビ空港を本来ならば3時間前に出ている予定だったのですが・・・

 飛行機に座って、機体が動いて、しばらくしたら、ターミナルに戻りました。

 整備の後、再び動いたのに、また戻りました。

 エアコンと、テクニカル・プロブレム(多分エンジン)でアラブ首長国連邦時間で8時半出発だったのが、結局10時15分まで機体の中で待たされて、凄い気温でした。

 

 やっと外に出してもらって、遠いゲートからトランジットに戻り、再び荷物のX線検査をして、ミールクーポンを頂いたのでした。


 全く情報が無かったのですが、やっと12時15分に機体を変えて出発、という表示がでました。


 ヒースローにはきっと4時間くらい遅れになるでしょう。


 今まで、何年間も飛行機で行き来していたのに、一度もこのようなことがなかったのに、6月のセイシェルに次いで、再び遅れになってしまいました。


 今度は飛べることを願っています。


 それにしても、空港職員に何も情報が伝わっていなくて、私たちは右往左往でした。


  ロンドンについて、地下鉄がすいている時間に帰ることができると思ったのですが、一番混む時間になってしまいそうです。

Posted on 2011/09/06 Tue. 18:20 [edit]

category: 日本 2011年

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アブ・ダビ空港滞在中 

 現在、アラブ首長国連邦時間、9月7日午前3時30分をまわったところです。

 本当は午前4時5分にアブ・ダビ空港に着く予定でしたが、かなり早くなって、2時30分頃到着しました。 ロンドン・ヒースロー行きのフライトは午前8時30分発。 あと5時間の待ち時間です。


 午前2時半頃出発する便がいくつかあり、その後はしばらく無いようです。 飛行機で朝食は出たものの、何故かホット・ドリンクは配られなかったので、空港のカフェでティー・タイム。

 ここにいるほとんどが、日本からの便で着いて、乗り換え便を待っている日本人です。

 アブ・ダビ空港は、インターネットが無料なので、助かります。


 フライトはほとんど満席だったのですが、なぜか、私が座っていた中央の4人がけの椅子、中2つが空席! ということで、少し足を椅子の上に乗せたりできたので、ずいぶん楽でした。

 横になるのには少し長さが足りなかったのですが。

 

 いつもなら、飛行機に乗ったら腕時計を到着地時間にあわせて、それにあわせてすごします。 が、今回は飛行機に乗ったら、アブ・ダビの到着時間が早くなったことをみたので、もしアブ・ダビ時間に合わせると、空港で一番眠くなってしまう、と思い、とりあえず寝ることに。 夕食を食べた後、プディングが出てきたのにも気がつかないほど眠ったようです。 途中、1、2回は目を覚ましたものの、ほとんど寝っぱなし。 10時間以上のフライトだったことはすっかり忘れてしまいました。

 というわけで、真夜中ですが、どうにか起きています。 日本だと朝8時30分くらいです。


 あと約4時間半空港で過ごして、それから、8時間弱のフライト。 今回は、成田を出発してからヒースロー空港に着くまでが、24時間ちょっと。 長旅です。


 

Posted on 2011/09/06 Tue. 10:34 [edit]

category: 日本 2011年

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日本最終日 

 日本最終日。 夜便なので、午後4時過ぎに埼玉の実家を出ればよいので、とても助かりました。

朝から歯医者へ行って、お昼に大好物のお稲荷さんを作ってもらって、荷造りをはじめ、2時前に幼稚園へ。


 私の6歳のお友達が私が通った幼稚園に通っているので、彼女に会いたくて、幼稚園が終ってバスに乗るまでの間、と思っていってきました。

 まだ終っていなくて、職員室を覗いたらちょうど私の年中の時の担任で、今は園長先生になっている先生がいらしたので、ご挨拶。 お教室まで行っておいで、とおっしゃってくださって、クラスを教えていただいてお教室まで。 私が年長の時に新築した幼稚園。 昨年はコンサートをさせて頂きましたが、お教室を見るのは久しぶり。

 ちょうど帰りの挨拶をしているところだったので、見つからないように廊下にいて、1便のバスの子供たちが廊下に出てきたところでお教室をのぞいたら、ちょうど私が会いに行った子と目があい・・・

「えっ!??」 「みゆきちゃーん!!」と叫ばれたのでした。


 廊下にかけよってきて、そうしたらそのお友達まで出てきて、子供たちの質問攻めにあったのでした。


 年長の時の先生も今は主任として園に残っていらっしゃいますし、こうして卒園して20年以上が経っているのに遊びに行けるのは嬉しいことです。


 荷造りをして(この時間に出発だと、朝お洗濯したものも乾いて持っていけるので、とても便利)、母にピアノを弾いて、4時過ぎに車で出発。

 2006年までは車か、母だけだと電車で成田まで見送ってもらっていましたが、今回は久々に車で成田まで家族の見送り。

 途中で妹に連絡をとったら、定時にあがれそう(とっても珍しい)ということで、都内の妹の職場近くで妹を乗せて、成田へ。

 途中、首都高は混んでいたものの、その後はすいていたので、結局は6時30分頃成田着でした。

 

 空港はこの時間は結構空いていました。


 8時50分出発予定のエティハド航空アブ・ダビ行きは、10分早い出発予定。

 第1ターミナル 北のお店はだいぶしまっていました。


  

Posted on 2011/09/06 Tue. 03:06 [edit]

category: 日本 2011年

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明日は帰国 

今回は、コンサートもしないし、3週間半なので、長いかな、と思っていた日本滞在、あっという間に終わってしまいました。

 いつもと違って、明日は成田を夜出発なので、気分的に余裕があります。

 というものの、ある程度の荷物は作っておきたい、と思っていますが。

 明日は午前中に歯医者にいかなくてはいけませんし。


 先週は月曜日から金曜日まで、毎日どなたかが我が家にいらしたり、私が出掛けたりしていました。

 今日は、とっても良いタイミングで、来客があり、そして、出かける途中に私が通った幼稚園の前を通ったら、ちょうど私が年長の時に習った先生が門のところにいらしたので、少しお話することができました。

 こうして、習った先生がまだ幼稚園に残っていらっしゃる、というのはとてもうれしいことです。


 

 テレビで、台風の被害をみていると、今年の日本、というのは非常に大規模な自然災害が多いな、と思い、いろいろと考えることもあります。

 安定してくることを祈るのみですが、自然が相手ですからね・・・


 お会いできた方、ありがとうございました。

 お会いできなかった方々、次回を楽しみに。

 今回は、いつもと違った方々にお会いできたこと、嬉しかったです。

 素敵な出会いがたくさんありました。

 

Posted on 2011/09/05 Mon. 05:14 [edit]

category: 日本 2011年

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山荘へ 

日本滞在もあとほんの少しです。

 

 昨日、今日は1泊で、家族で軽井沢へ。 家族で泊まりがけで出かけるなんて、何年ぶりのことでしょう。

 

 幸い、高速道路の渋滞もなく、高速にのっている間は雨にも降られることがなく済みました。


 

 昨日、地図をみていたところ、懐かしい場所が近いことがわかったので、今日の帰りに寄ってもらいました。

 

  ここを読んでくださっている、中学、高校の同窓生は懐かしいのではないかしら?

 学園の山荘をみてきました。


 

WITH HOPE!!-110904-1

 行く予定もなく、調べてもいなかったので、昔の記憶を頼りに。 入る場所が最後わからなくて行ったり来たりしてしまいましたが、どうやら、新しい交差点ができたことによって戸惑ったようでした。


 車を止めたら管理人さんが出てきて下さり、卒業生です、と伝えたところ、鍵を開けて中をみせて下さいました。

 昔と変わらぬ山荘でした。

 元々は小諸の役場だった建物です。

WITH HOPE!!-110904-2


台風の為に雨戸を閉めてしまっていましたが、泊まる部屋も変わりません!!

懐かしき、2段ベッドです。

 

私たちは、中学1年生の6月に、一クラスずつ、2泊3日でここに泊まりました。

 行きのバスの中は地理の先生の説明を伺います。

 山荘では聖書講和や、外での学習。


 私は、その後、部活動の合宿などでも行っているので、4回ほど山荘に来ていたことを思い出しました。

 

 建物の外観だけでも見られれば、という思いでここへ行ったので、中まで見せて下さって、管理人の方には本当に感謝です。


 

 台風の被害、テレビでみていると、すごいですね。

 大丈夫でしょうか?

  

 

Posted on 2011/09/04 Sun. 06:45 [edit]

category: 日本 2011年

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高校時代の先生と 

蒸していますね。


 毎日のように予定が入っている今週です。

 今日は、日本へ来てから2度目の新宿でした。


 中学、高校時代、非常に英語ができなかったのですが、なぜか、今でも連絡を取り合っているのが、高校時代の英語の先生なのです。 もうご定年も過ぎて、学校に関わっていらっしゃらないから、よけいにお会いしやすいのかもしれませんが。

 4年ぶりにゆっくりお話をしていたら、お話が弾んでしまって、あっという間に5時間半。

 

 私が通った中、高は、確か中学3年生くらいから、英語は成績別に授業を受けました。 私はもちろん一番下のクラスですが、この先生に高校2年生の時からだったと思いますが教われたのはよかったと思います。


 

 すっかり遅くなってしまいましたが、そのまま人だらけの新宿東口から、浅草橋へ。

 私が日本へ来る時には大抵訪れる場所です。

 ビーズなどの問屋さんがあるので、まとめ買い。

 急いだはずですが、あっという間に時間が経ってしまいました。

 いつ形になるのかわかりませんが。


 帰りは、新宿駅で、少々わからなくなる、ということのおまけつき。

 6年間、新宿で乗り換えて学校まで通っていたはずなのですが・・・


 あと5日弱の日本滞在です。

Posted on 2011/09/01 Thu. 05:09 [edit]

category: 日本 2011年

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