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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

ピアノのマスタークラス指導 6月30日2 

 2時半ちょっと前に、アントワンが来て、明日コンサートをする予定の隣にあるセイシェル大学のホールへ連れて行ってくれました。

 プレイエルの小さめのグランドピアノが入っているのですが、購入してからほとんど弾いていない(大学のこのホールを管理する係りの人が、高い楽器だから、と大切にしてしまいすぎて、使わせてもらえないらしい)楽器なので、良い楽器なのに、音が完全に死んでいました。

 弾きこめたらな、と思ったものの、2時半からマスタークラス。 ぽろぽろっと弾いただけで再び学校へ戻ります。


 

 試験を今回受けるアントワンの生徒の8人中、7人が出席。 

 グレード1から4のレヴェル。 ちょうど私の生徒が試験で弾いたばかりだったり、練習中の曲がほとんど。

 

 ちなみに、ピアノ指導はしているものの、何人もの人が見ている前でのマスタークラスは初めての経験。

 初めてのマスタークラス指導がセイシェルとは、とっても私らしいことです。

 今までは伴奏ばかりでしたので、ピアノの生徒とは初めて顔を合わせました(2人は他の楽器での伴奏で顔をあわせていましたが)。


 楽譜を早くにオーダーしたものの、到着が遅れ、彼らが手にできたのは2ヶ月前のこと。

 まだまだ譜読みが怪しい人も。


 アントワンに、楽譜をオーダーしているのだから、多少イリーガルかもしれないけれど、非常事態なのだから、私に楽譜をスキャンしてメールで送るようにちゃんと頼めばよかったでしょ!と言ったら、「みゆきも忙しいと思ったから遠慮したんだよ」 とのこと。

 こんなことで遠慮したら、困るのは生徒です!

 セイシェルに来てわかったのですが、アントワンをセイシェルの男の基準にしてはいけない。

 音楽学校のほかの先生方もおっしゃっていたのですが、アントワンはとってもとっても良い人。 でも、もう少し考えられると・・・ これからは遠慮しないで私にできることは私に頼るように、よーく言い聞かせておきました。

 

 

 一人当たり、約15分で指導していきます。

 幸い、グレード4では二人が同じ曲を弾いていたりしたので、練習法など省けるところもあったので、助かります。


 アントワン以外にピアノを指導されるのは皆初めてのことのようで、最初は緊張していましたが、段々お互いにやりやすくなっていきました。


 アントワンがカーディフで習っていたのは、私が何度やりあったかわからないイギリス人の先生。 だから、基本的に抜けていることもある。 フレーズを少し直すだけで、音楽がかなりかわるのです。 あの先生は、フレーズ指導はしませんから。


 9歳くらいの男の子が、グレード1を弾いたのですが、1曲が、私の生徒が3月のワトフォードのフェスティヴァルでとっても良い評価を頂いた曲。 A Tender Flowerという、単純だけれど、歌わせる私が得意なタイプの曲。

 この子は、A Strong flower とタイトルを変えた方が良いのでは?というような演奏をしました。

 彼に、「どのようなお花を思い浮かべる?」ときいたところ、だいぶ考えてから、「ゆりかな」 と言っていました。

 ここで、私は気がつきました。

 この曲はイギリス人が作曲したもの。 私の生徒は、たんぽぽとか、道端に咲いている小さなもろい白い花、と答えたのですが、一昨日お散歩をした時にそのような花はみかけなかったことを思い出しました。

 

 「ここの原色で華やかなお花ではなくて、もしかしたら見たことがないかもしれないけれど、小さな小さな触ったら花びらが取れてしまいそうなお花を想像できる?」と伝えました。

 アントワンは、しまった、というような顔をしていましたが。


 きっとこの国で、Tenderな花、というのは、百合なのかもしれませんね。


 ところかわれば、説明しなくてはいけないことも変わる。 分かってはいたけれど、実際に接して初めて納得できたことでした。 日本で指導する時にも感じることでしたが。 多くを学ばせていただいています。 



 一人の女の子は緊張しすぎて、手が震えて、全然弾けなくなってしまいました。

 ここで、私たち、学生時代のことを暴露。

 

 学生時代のマスタークラス、クラスで、私たちだって、このようなシチュエイションを経験してきていること。

 学部生時代は私はうまく弾けないと悔しくて、クラスの後にアントワンに泣き付いていたこと。

 アントワンは、人前で弾くのが苦手で、いつも私に背中を押されていたこと。

 10年ほど前のことですが、鮮明に記憶が蘇ってきました。


 これらの話を聞いて安心したのか、この女の子はちゃんと弾くことができました。


 

  2時間半のクラスはあっという間でした。 もっと時間を費やしてあげたい子達がたくさんいました。

 アントワンにとっても、彼が2003年にカーディフの音大を卒業したあとはセイシェルに帰ってきてから、一度、2004年くらいにアントワンのピアノの先生がセイシェルに遊びに行った以外、孤独での指導だったそうです。

 間に何度もEメールで指導について話し合ったりはしていましたが、やはり実際に音を出さないとできないことがたくさん。

 私だってまだまだです。 でも、彼よりも何倍も指導、演奏に接することができるロンドンに住んでいるので、少しは新しい風を持っていくことができたようです。




 その後は30分、初見での伴奏を学びたい、という人の相談にのりました。 が、こればかりはすぐにできるようになるものではありません。

 私自身も教わったものではありません。 学生時代に、いきなり、「明日、グリーグのチェロソナタを弾いて」とか、クワイヤーの伴奏をして、少しずつ身に着けたものです。

 アドヴァイスはできますが、きっとあまり役に立たなかったはず・・・ すみません・・・


 

 疲れ果てて家に帰ったら、ちょうど日没前。 こちらでは6時15分過ぎが日没です。

 ロンドンよりも3時間以上早く日没の時間がきます。


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 滞在先の日本風に言う3階のテラス。

 


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 今日も雲が多いですが、とっても優しい太陽。

 ここの4歳の男の子は、「お月様が海に沈むの?」と勘違いしていました。



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 日没はあっという間。 10分ほどです。

 一人でテラスで、鑑賞。

 とっても贅沢です。

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 あっという間に、雲の間に入っていきました。

 鳥の鳴き声、波の音、しばらく、紅茶を片手に、テラスの椅子に座って、ぼーっとしていました。

 自然の音に耳を傾けていると、疲れが飛んでいきます。


 

 既に、音楽のヘッドのMr Jerryには、もう少し長い期間で教えに来て欲しい、といわれました。

 私もそうしたいのはやまやま。 でも、私のロンドンの生徒たちを長く放っておくわけにはいきません。

 ここにいたら、私はもっとのびのびと演奏ができるようになりそうです。

 と同時に、やはり、ロンドンのような芸術の刺激がないと、それはそれで止まってしまう。

 難しい問題なのです。



 お夕食は、ごはん、レンティ、小エビのサラダ(次女が作ったものですが、とってもおいしい!)、白身魚のフライ。 フライ、といってもそれほど重くなくて、思わず、おしょうゆをかけて食べたくなってしまいました。

  初日に好き嫌いを聞かれた時に、普通のものは大抵食べられるけれど、凄く辛いものは苦手、と伝えたので、凄く辛いチリは除いてくださっているようです。 感謝。



 夕食後は、再び4歳の男の子とお絵かき。 普段このような時間を持たないので、とってもリラックスしています。

 

Posted on 2011/06/30 Thu. 06:26 [edit]

category: セイシェル

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30

音楽学校にて伴奏の午前中 6月30日1 

 昨日は、ほぼ一晩中雨が降ったようです。 朝9時頃まで降っていたのですが、その後は晴天が広がりました。 これだけの雨が降ったのはかなり久々のことのようで、ホームステイ先でも、学校でも、皆さん喜んでいました。

 おかげで、今夜は、セイシェルに来て初めて、熱いシャワーを浴びることができました。 今までは水のようなシャワーでしたので。


 朝食時にスター・フルーツを切ってくださって、22年ぶり?で食べました。 それといって、凄くおいしい、とは思いませんが(形は可愛らしいですが)、さっぱりしていて、この気候だとおいしく感じます。

 ちなみに、今日は音楽学校へ行く途中に違うルートを通ったのですが、道端にスターフルーツが生っているのをみました。


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 ヴィクトリア市内が混むからか、違うルートだったのですが、運転手さんにカメラを用意するように言われ、景色が良いところでちょうど車が来ていなかったので、ちょっと停車。

 写真では伝わりませんが、海の色はとってもきれいなのです。

 ヴィクトリアはとっても小さな首都です。


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 今朝の寝室からの1枚。

 天候が悪いと、いつもはきれいに見えるシルエット島も見えません。

 海も荒れているのがわかります。


 音楽学校に10時ちょっと前に着いて、10時から1時15分まで伴奏。 30分の休憩を挟んで、2時半まで必要な人の伴奏。 そして2時半から5時まで、ピアノのマスタークラス。 本当は、1時間45分の昼休みを下さっていたのです。 グレード7あたりだと伴奏も複雑になってくるから、その練習をしようと思っていたのです。

 でも、そうはできない。 どうしても与えられている1人15分のリハーサルが2回、10分の最終リハーサルだけでは無理な人がいるのです。 色々な事情を知っている私には無視をすることはできない。 結局、Dr.Sのように自分の休憩時間を減らすのです。


 最初の歌の3人は始めてのあわせ。 その後は昨日もあわせをした、ヴァイオリン、ヴィオラ、クラリネットのあわせ。 2回目なのでだいぶスムーズ。

 

 結構意外だったのが、皆、時間よりも早く音楽学校に来ていること。 

 が、そのトリックが今日分かりました。 

 この国はとってものんびりしている国。

 歌の先生は中国人、弦楽器の先生はイタリア人、この国のことをよく理解している。

 だから、生徒たちには時間通りにはじめることができるように、本来来なくてはいけない時間の30分前を伝えてあったようです。 そうでないと、時間通りにははじめられないようです。


 予定表がちゃんとあるのですが、それはあってないようなもの。 予定とは違う順番で生徒が来ます。

 2順目なので私がだいぶ顔と名前が一致した為、楽譜を用意するのもずいぶん楽になりました。



 特に、先生がいなくて独学状態のクラリネットとは時間を多く費やしました。

 ピッチ、リズム、直せる範囲で直していきます。

 とんでもない間違いが多数あり・・・


 でも、悔しいのです。

 私は学生時代、木管楽器があまり好きではなかったし、弦楽器の伴奏を頼まれることが多かったので、チェロ、ヴィオラ、ヴァイオリンはそれこそ良い先生のレッスンにもついて行っていました。 私はただ伴奏をしにいくのでは勿体無い、と思っていたので、弓の使い方、フレーズの作り方、弾けないけれど、多くを学びました。

 ロンドンでたまに弦楽器の子供の試験を頼まれ、先生がリハーサルに立ち会わない場合には、学生時代に得た知識が大いに役立ちます。


 残念ながら、クラリネットはカーディフ時代に子供の為の音楽教室でアシスタントをしていた時にちょっと伴奏をしたくらいで、私には全くの知識が無い、といってもよいくらい。


 だから、呼吸くらいだったら注意できるけれど、音の出し方に問題がある、と思っても、それは言ってあげることができても、具体的にどうしたらよいかは、お伝えできないのです。

 自分がクラリネットを演奏することができなくても、もし良い先生のレッスンを聴講していたら、少しはお手伝いができたと思うのです。

 学生時代に、それこそ遊ぶ間もなく学びました。 でも、今になってもっと学んでおくべきだった、と後悔しています。

 

 

 今日もランチはテイクアウェイを買ってきて下さいました。

 ロンドンにも、このようなテイクアウェイがあればよいのに!と思ってしまいます。

Posted on 2011/06/30 Thu. 01:38 [edit]

category: セイシェル

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30

セイシェルの独立記念日の行事 6月29日2 

ランチの後、音楽のヘッドのMr Jerryと共にヴィクトリアから南へ行くこと10分ほど。

 セイシェルの運動施設。 テニスコート、プール、陸上競技場などがあるところ。 8月のインド洋大会のメイン会場になるところです。


 セイシェルでは、独立記念日に子供たちの運動会が開かれるけれど、行ってみたいか?といわれ、1年に1回のチャンスの日にセイシェルにいるのだから、と連れて行ってもらいました。


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 招待状。

 なぜか、Mrsになっていますが。


 ランチ時に、レストランのテレビで、この運動会(陸上大会)の模様がテレビ中継されていました。

 そこでわかったのは、運動会、といっても、セイシェル中の小学生から専門学校生までが学校対抗で順位を競う、というもの。

 

 朝から行われていた大会ですが、私たちが着いたのは2時近く。

 立派な競技場です。 私はこのようなところへ来たのは初めてのこと。


 徒競走、リレー、走り幅跳び、走り高跳びなどを見ることができました。

 セイシェルで4番目に大きな島、ラ・ディーグ島はスポーツが強いそうです。

 とっても小柄な男の子が、走り高跳びでこの大会新記録を出したところを見ることができました。


 セイシェルは、人種的にはクレオール人がほとんど。 白人と黒人が混ざった人種です。

 でも、この大会で活躍をしているのは、アフリカ系の黒人の血が入った人たち。

 特に中学生以上男子の走りは素晴らしく、テレビでしか見たことがなかったような走りを見ることができました。


 どうして、こんな暑い時に運動会を・・・と思ったのですが、この国は一年中こういう気候なのですよね。

 長距離を走る種目では、特に女子が力を出し切りすぎて、ゴール直後に倒れて動けなくなり担架で運ばれるのを何人もみました。 


 私たちは招待状を持っていたので、中央の場所でみていたのですが、3時頃になって、放送が入り(クレオール語)、Mr Jerryに起立をするように言われたのですが、5列ほど後ろに、大統領が入ってきました。

 その周りには、各省の大臣が並んでいました。

 日本でも、イギリスでも、首相、大臣なんて、生で見たことはありません。

さすが、国民が10万人にも満たない小国です。


 大会の終わり頃には、7、8歳と思われる子供たちの競技が。

 一つは、50m位を、スプーンに小さなボールを乗せて走るもの。 元々は生卵を使っていたそうです。

 何かで、日本でも昭和の時代にはこのような競技があったことを読んだことがあるような記憶が。


 もう一つは、スタート地点にサック(ずた袋?)が置かれ、一人ずつその上に横になり、スタートの合図と共に、起き上がってその袋の中に入って、ゴールまで走るもの。

 凄く速い子もいれば、1メートル進む毎に転ぶ子もいれば。


 とっても可愛らしい競技でした。


 2時間ほど観戦し、競技が終ったところでおいとましたのですが、家に帰ったら、テレビでちょうど表彰式を映していました。


 帰る途中で、激しい雨。

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 家に帰って、お茶を頂いていたら、写真ではとっても薄くて見えにくいのですが、きれいな虹。


 一緒に住んでいる、次女4歳の息子さんがとってもかわいらしくて、学校で英語教育もされているから、英語もほぼ問題ないので、すっかりお友達に。

 帰るや否や手を引っ張られて、ペットのベイビー亀の観察。 立とうとすると、座るように言われ、1時間くらい観察を続けました。

 

 

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 お天気が悪い今日の夕焼け。

 


 お夕食後は、4歳の男の子の相手。

 動物が大好きで、お絵かきをしていたのですが、私にも、色々と描くようにいわれたのですが、しまうま、豚、きりん、サイ、亀。 なんとか亀、というのを描くように言われたのですが、それが何なのかは知らない。 普通の亀を描いたら、怒られました。 だから、その亀を見たことがないから、描けない、と答えたら、信じられない、というような顔をしていました。

 

 明日は一日中予定が詰まっています。

Posted on 2011/06/29 Wed. 06:42 [edit]

category: セイシェル

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29

音楽学校での2日目、友達とランチ 6月29日1 

 今日は、独立記念日。 1976年6月29日にセイシェルはイギリスから独立しました。

 新聞にも独立記念日のことが書かれていました。


 休日ですが、試験を受ける生徒たちは午前中にリハーサル。 9時半から11時15分まで、弦楽器(ヴァイオリン3人とヴィオラ2人)とクラリネット、パーカッション。 二人ほど来なかったので、時間が必要な人にその分を回していきます。 一人当たり15分なので、あっという間。



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 今日は下の記事の写真(6月28日3)の音楽学校の校舎の写真の中央に写っているトラックでのお迎え。

 中が2列になっています。 

 ちなみに、東南アジアのように、セイシェルでは、トラックの荷台に乗ることは許可されています。 立つ事は禁止されているようですが。


 ヴィクトリアへ向けて山を下る途中の車窓から。 

 左側の大きな島が、マヘ島からそれほど遠くない、セント・アン。 



 今日も昨日も、先生方の悩みは、楽譜の入手の問題。

オーダーしても届かなかったり、間違ったものが届いてしまったり。

 私自身が教える立場ですから、ある程度簡単に楽譜が手に入るロンドンに住んでいる私からすると、切実な問題です。


 クラリネットはもっと切実。 今回グレード6を受ける方は、10年以上前に、ロシア人教師がセイシェルにいた時に習い始め、今は先生がいません。 彼女自身がグレード6のレヴェルなのに、教えもしている。 彼女自身にリズム、ピッチなどの問題があるのが、私でもわかります。

 長い期間で考えると・・・



 ほぼ時間通りに終って、ここへ来るきっかけを作ってくれた親友アントワンと、今年の元旦に結婚した奥様がきれくれました。 奥様とは初めてお会いしました。


 20分ほど歩いて、ヴィクトリア市内へ。 休日なので、ほとんどのお店が閉まっていましたが、市内の有名なレストラン、パイレーツ・アームズでランチをご馳走になりました。 ヴィクトリアにはレストランも少ないですし、ここは休日でも夜遅くまで開いているレストランだそうです。


 アントワンは心配して、昨日は音楽学校へ来る日ではなかったので、何度も事務の方に私が大丈夫かを尋ねる電話をしていたそうです・・・

 

 食べながら、話は尽きません。

 

 2人は秋にはパパとママになる予定。 素敵な御夫婦です。 


 ちなみに、今年8月にセイシェルで開催される、インド洋大会(Indian Ocean Game)のAnthem(ここでは、大会の曲、という意味)の作曲を依頼され、クレオールヴァージョン(賛美歌風)とポップ・ヴァージョンを作曲しました。

 昨日もテレビでインド洋大会の話題が出た時に曲が流れましたが、それがアントワンの作曲したもの、と知って、友人として、誇らしいです。 もし、8月に日本でテレビでこのことが話題になったら、是非耳を傾けてみてください。


 1時半過ぎまでおしゃべり。 

 あっという間です。


 そして、音楽学校のヘッドがいらしてくださって、私は、セイシェルの独立記念日の行事へ行くことに。

Posted on 2011/06/28 Tue. 23:31 [edit]

category: セイシェル

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28

音楽学校での1日目 6月28日3 

  11時ちょうどに、車が到着。 滞在先からヴィクトリアまでは乗り合いバスで1本なのですが、今回、私の渡航費、滞在費はセイシェルの文化省のようなところから出ている為、文化省から交通省に要請がいき、車が出ます。

 元々は友達から声をかけてもらいましたが、正式には、セイシェルの国営(国立)芸術学校からの招待です。


 車、といっても、20人ほどは乗れそうなヴァン。 

 途中で2人の女性を乗せて、ヴィクトリアへ。 国立図書館で一度停車。 ここに文化省も入っているようです。

 2人の女性をおろして、他の人が乗ってきて、セイシェルの病院経由で、やっと音楽学校へ。 50分近くかかりました。


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 これが音楽学校。 手前の白い建物が昨年完成した(5年かかったらしい)新校舎。 奥が古い建物。 今でも使っています。

 ほとんどの部屋にエアーコンディショナーがついています。

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 同じ敷地内にある、ダンススクール。 ちゃんと、アップライトのピアノが入っています。


 12時少し前に音楽学校について、そのまま昨日迎えにいらして下さった音楽のヘッド(校長)のMr Jerryと共にこれから1週間の予定確認。 おおまかな予定表を作って下さってあったので、一つ一つ確認していきます。

 と同時に、試験の時間割も頂きました。 これで、どの楽器のどのグレードを伴奏しなくてはいけないかがわかりました。 人数は20人ちょっと。


 12時半過ぎに昼食。 テイクアウェイを買ってきてくださいました。

 プラスティックのパックに、ご飯、その上に2種の魚料理、野菜。 いわば、どんぶりのご飯のような感じ(器は違いますが)。 クレオール料理で、とにかく好み。 少々辛さがありますが、私はチリは除けてしまいました・・・


 2時からは先生方との顔合わせ。 今回は、歌、クラリネット、弦楽器。 一番人数が多いし、楽譜がばらばらしている歌の先生とのミーティング。

 私が担当するのは14人。 歌の先生は中国人女性ですが、18年間セイシェルに住んでいる方。

 一人3曲ずつ歌うのですが、きちんと名前、グレード、曲目のリストを用意してくださっていたので、楽。

 楽譜を受け取ります。 今回、私はコピー譜。 そうでないと、どうにもなりません。

 私が楽譜を全てグレード、受験者毎に分けて、足りないものをコピーしていただく。

 きっと必要、と思ってペンケースに入れていった小さなポストイットが非常に役に立ちました。

 こういう作業は得意。 


 クラリネットはプレグレードは試験官が弾く為、私が弾くのは一人分。 弦楽器の先生はいらっしゃらなかったのですが、昼食時にお顔はあわせました。

 ちなみに、弦楽器、ピアノ、歌、先生は一人ずつしかいらっしゃらないようです。


 3時15分から、おもしろいことが。

 昨年、この学校にイタリア人御夫婦が2本のクラリネットを寄贈しました。

 このクラリネットを使って、二人の子供たちがクラリネットの勉強を始め、今年プレグレードを受けます。

このご夫婦が現在セイシェルに再びホリデーでいらしているので、彼らの前で、生徒たちのお披露目。 プレグレードの曲を吹いたのですが、その伴奏をお互いにぶつけ本番。 

 この御夫婦、国営芸術学校のダイレクター、音楽のヘッド、文化省の役人(長官?)がいらっしゃいました。


 演奏はそれほどかからずにおわり、ティータイム。 私はここで初めてダイレクターと顔をあわせ、文化省の方とも挨拶。

 イギリスでも日本でも今までなかったシチュエイションになっています。


 このご夫婦は、今年はトランペットを寄贈してくださいました。 私は、ロンドンからトランペットの導入教材を買ってくるように頼まれたのですが、それは、このトランペットを受け取る子供用だったようです。


 そして、4時から6時半まで、休憩無しに10人の歌の伴奏。 1、2曲同じものもありましたが、28曲は初見で合わせたことになります。 暑さ、湿度に体がまだ慣れていなくて、偏頭痛だし、かなりきついものがありました。

 それでも、久々にあわせをするのは楽しい。

 このところ初見の練習をあまりしていなかったのですが、とりあえず、これくらいだとどうにかなります。

 

 先生もリハーサルに立ち会ってくださったので、私の仕事は半分になって助かります。

 セイシェルにはフランス人学校があり、フランス人の生徒もいました。


 6時半に建物に残っていた他のスタッフの方々と共にヴァンに乗り込み、途中の国立図書館で多くの人を乗せて、ボー・バロンのボート・ハウス、というクレオール料理のブッフェへ。

 ちょうど今までのダイレクターが定年で退官。 その送迎会の集まり。 私まで混ぜてくださったのでした。

 

 国営芸術学校(コンセルヴァトワール)は、パートタイムの学校。 音楽、ダンス、演劇の3部門で成り立っているようです。


 

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 音楽のヘッドが私にお料理の説明をしながら、盛り付けてくださいました。

 手前の黄色いのは、確かパンプキン。 右のチップスのようなもの、右上の白いものは、ブレッド・フルーツという野菜で、昨日、ホストファミリーから、セイシェルでは、ブレッド・フルーツを食べたら、再びセイシェルに戻ってこられる、という迷信のようなものがあることを聞いていました。

 ポテトみたいですが、違う。 私は気に入りました。

カレーの奥には、マンゴー・サラダとたしか、パパイヤのサラダ。 甘味は少なく、さっぱりしていておいしかったです。

 

 クレオール語が一般的に使われますが、国民はほとんど英語、フランス語も話します。

 クレオール語は、フランス語が元。 でも、フランス語よりも気取っていなくて私は音が気に入りました。 私はフランス語ができないので、意味はわからないのですが、聞き取りはできるのですよね・・・ 悔しい。

 セイシェル以外だと、ハイチ、カナダの一部でクレオール語は話されているそうです。

 皆さん英語を話すので、言葉は困りません。 私に隣に座っていた人は、ロンドンで演劇を勉強した人。 だから、話も弾みました。

 

 プディングもあったのですが、セイシェル特有のバナナ・キャラメルとココナッツのなんとかを勧められたのですが、甘党の私もきついほど、甘い。


 楽しい3時間ほどを過ごさせていただきました。

 とにかく、今日は人の顔と名前を覚えなくてはいけなくて、しかも聞きなれない名前も多いから、それだけが大変でした。

Posted on 2011/06/28 Tue. 06:25 [edit]

category: セイシェル

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ボー・バロンのビーチへ 6月28日2 

教会をの前を通ってさらに進みます。

 昨日、家に送っていただいた時の記憶を元に、メリディアン・ホテルがボー・バロン・ビーチの端、とうかがっていたので、とりあえず、メリディアンを目指す。 


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 こちらが高級リゾートの一つ、メリディアン。 からぶき屋根でとっても素敵。

 時間があればお茶だけでもしたかったのですが。

 こちらには、有名人などが滞在したりするそうです。


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メリディアンを通り越して少し。 滞在先からゆっくり歩いて20分ほどで、ボー・バロン・ビーチへの抜け道を見つけました。 こういう時には非常に勘が働くのです。

 白い砂浜に、エメラルド・グリーンの海。 遠くにはターコイズ・ブルーの海。

 ハワイにも、グァムにも、いわゆる日本で人気があるビーチへいったことのない私には、とにかく24年振りに見る、美しいビーチです。


 まだここには3軒の高級リゾートがあるのですが、1軒は改装中。 高級リゾートに泊まる人も、結局は同じビーチを使用。 ビーチの砂は軟らかくて、裸足で歩いても全く問題がありませんでした。

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 ビーチを進みます。

 近所の小学校の子供たちが、ビート板を持って、水泳の練習中。 こんな素敵なビーチで泳ぐことを覚えるなんて、どれだけ恵まれているのでしょう。


 砂浜では日光浴をするヨーロッパ人の姿が。

 私は裸足になって波打ち際を歩いていましたが、このビーチで、サンドレスではなくて、ロンドンにいる時のような格好で歩いている私は、非常に浮いていたはずです。

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 とにかくきれい!

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 写真だとわかりにくいと思いますが、水が透き通っています。

 そして、波で砂が模様を作っていました。

 30分ほどビーチに滞在して退散。

 今日の午後は予定がたくさんなのです。

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 これがメインの通り。

 

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 ベロンにある小学校。 結構立派な建物でした。

 ちなみに、小学校は7時45分スタート。

 制服があります。

 イギリスの植民地だった頃の影響なのか、女の子は、イギリスの小学校の夏服と同じく、半袖のチェックやストライプのワンピース。 靴はイギリスとは違って、素足にサンダルでOKなようです。

 男の子は、ポロシャツのイギリスとは違い、女の子と同じ素材の半袖シャツ。 膝丈のベージュのズボン、というのが一般的なようです。


 家で30分ほど休憩して、お迎えを待ちます。

Posted on 2011/06/28 Tue. 00:08 [edit]

category: セイシェル

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ベロンをお散歩 6月28日1 

基本的にどこでも寝られる私は、鈍感なのか。

 昼間は湿度も高かったセイシェル、夜になると、湿度は減り、日本よりもずっと快適です。

 

 夜中目が覚めたら、波の音が聞こえ、朝4時に隣の家の鶏の鳴き声に起こされ、再び眠りについたものの、結局は6時に再び鶏に起こされました。 が、自然の音に起こされるのは気持ちが良いものです。

 朝6時でも日の出前。 テラスに出て日の出を見ようと思ったのですが、山に邪魔され、全く見ることはできません。

 それでも、朝からきらきらと輝く海を見るのは気持ちが良いものです。


 朝食はヨーロッパ風。 トースト、チーズ、果物、ジュース。 違うのは、果物がトロピカル。 おいしいマンゴーを頂きました。 そして、ジュースもイギリスで一般的なりんご、オレンジではなくて、トロピカルジュース。


 ホストマザー、次女、セイシェルは8時からお仕事が始まる為、7時半過ぎにはお出かけ。

 私は荷物の用意をした後、8時半から10時15分までお散歩に出かけました。

 

 

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 家から歩いて5分ほど。 昨日、ボートを見たところをもう少し進むと、海。 でも、ここはがけになっていて海には入るのは大変そう。 写真の中央に小さな人影が。 何かを採っていらっしゃいました。
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 ここには、観光客の間で有名なLe Corsaire(海賊)というレストランがあるのですが、写真だとちょっとみにくいのですが、数週間前、近くで火事が起こって、その小さな木片が風で運ばれてきて、素敵なからぶき屋根が燃えてしまったそうです。

 幸い怪我人はでなかったものの、木造建築、店内は壁を残して燃えてしまったそうです。




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 一番上の写真のところから反対側を見ると山。 セイシェルの一番大きな島、マヘ島は、中央が全て山。 山の周りに砂浜。 平地は非常にわずか。

 自然がそのまま残っていて、私には非常にあっているところです。


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道端にはハイビスカスがとにかくたくさん
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浴衣を着た時にかんざしになりそうなお花。

 イギリスのお花に比べて、色が皆原色。

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 この地域のコミュニティーセンター。

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 椰子の葉っぱに似ているけれど、違う。 下の方に、赤い実が。 とにかく、名前がわからない植物がたくさんありました。

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 滞在先をの前を通って、ボー・バロン方面へ歩くこと5分足らず、門がある立派な家と家の間に、こんな風景が。

 私はこういう風景が大好きです。


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ちょっと行くと、やっとビーチ! 昨日よりは広めですが、狭いビーチ。 プライベート・ビーチ状態です。 メインの通りから5メートルほどで白い砂浜が広がります。

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 これもかんざしになりそうなお花。

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 この町(村)の教会。

 セイシェルは、国民の8割がカソリック。 どの村にも教会があるそうです。


 日本と似ているのですが、イギリスと違って歩道がありません。 よって最初は私は道を歩くのが慣れませんでした。

 が、見るもの全てが珍しく、青空の下歩くのは気持ちが良かったです。

 時間があるので、もっと先を目指すことに。

Posted on 2011/06/27 Mon. 22:25 [edit]

category: セイシェル

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滞在先へ、そして近所をお散歩 6月27日2 

 連れてこられたのは、首都ヴィクトリアから西側へ山を越えて、15分弱。 有名なビーチがある、ボー・バロン(Beau Vallon)から少し南へ行ったところの、ベロン(Bel Ombre)。

 こちらは、4人のお嬢さん(現在22歳から40歳)を育てたご家庭。 一番下のお嬢さんは現在イギリス留学中(夏休みで家に帰ってきていましたが)。 全員海外の大学で学んだお宅です。 いわば、セイシェルの中ではエリート。 


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 私のお部屋は日本で言う2階。 お部屋の窓から首をだすと、上の写真のような風景。 正面に見えるのは、シルエット島。

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 私が使わせていただいたお部屋。写真では切れてしまっていますが、レトロな素敵な扇風機がありました。 フィリピンを思い出します。

 波の音が聞こえて、鳥の鳴き声が聞こえる。

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 2階部分はテラスと家の中の部分に、窓や壁がありません。 日本やイギリスだったら考えられません。 このテラス、日本風に言うと、20畳はあるでしょう。 このようなテーブルセットが反対側にもあるのです。


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 テラスからの風景。 素晴らしいでしょ? 

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 2階の踊り場からテラスを見た風景。 この中央の素敵な螺旋階段は、この家のお父さんが作ったものです。

 家は3階建て。

 普通、窓がある部分は、一応、すだれは用意されているものの、吹き抜けです。

 

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 荷物を置いて、飲み物を頂いて小休憩したら、早速お散歩へ。

 家から歩いて1分で、このようなビーチのようなものが。 ここは、砂浜も白い砂ではありませんし、非常に小さなビーチです。 

 それでも、早速足だけちゃぷちゃぷ。 24年振りの砂浜です。


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 少し歩くと、ボートが。 

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 途中には椰子の木がたくさん。 やっぱり南国にいるのだな、と思います。

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 家のテラスからの眺め。 今日は雲が多かったのですが、それでも素敵な夕焼けを見ることができました。

 時間は6時15分。 ロンドンの9時まで明るい空に慣れていると、早くに暗くなるのが変な感じ。

 ちょうど、ホストマザーがお仕事から帰ってきて、紅茶を淹れてくださって、テラスで紅茶を飲みながらの鑑賞。 非常に贅沢です。

 ここまでたどり着くのは少々大変でしたが、そんなことは吹っ飛びました。

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 お散歩の途中では、こんなよろずやさんも見つけました。 

 日本のコンビニ、イギリスのニュース・エイジェント、コーナーショップの感覚でしょう。

 道路をふらふらと歩いている人も多いのですが、裸足の人もいます。 家をみても、貧富の差が激しそうだな、というのが第一印象。

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 ハイビスカスのお花もいたるところに咲いていました。



 お夕食はここのお宅は皆ばらばら。 

 クレオール料理で、海の卵のサラダ、ローカル・チキンのカレー、チキンとポテトの煮込み、ご飯。

セイシェルの主食はお米。 日本の私が生まれる前の昭和の時代に使っていたかのような炊飯器があります。


どれもおいしくて、口に合います。 辛いものが苦手な以外は、好き嫌いはありません(さすがに、台湾で蛙のスープなどは口をつけられませんでしたが)。 こういう時、好き嫌いなく育ててくれた母に感謝。


 色々なお話を伺うことができて、セイシェルにはバナナが20種類以上あることも知りました。 ヴィクトリアのマーケットに行くのが非常に楽しみです。


 ただ、今年は雨が少なくて、8月にインド洋大会がある為、それ用に政府は水を蓄えている。 よって、一般家庭には現在水の配給が非常に限られているそうで、それが切実な問題だそうです。


 近くには、スーパースターも泊まるような高級リゾートもありますが、私はそれ以上に素敵なところに滞在させて頂いているかもしれません。


 空港からの道すがら、明日の予定を口頭で伝えられました。 明日は11時にお迎えがきます。 明日は結構予定が多くて、全ては覚えていません。


 これを書きながらも、波の音が聞こえます。

  


Posted on 2011/06/27 Mon. 05:26 [edit]

category: セイシェル

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27

とりあえず、セイシェルを目指す 6月27日1 

626日、イギリス時間で午後620分に出発予定でしたが、乗る予定の機体が15時間遅れで、午後1020分にやっとロンドン・ヒースロー空港着。 ターミナル4のスケジュール・フライトの最終便は夜1030分のアエロフロートのモスクワ行き。

 ゲートナンバーも発表されず、ベンチで待っているのは、この時点でセイシェル行きを待つ人々。 ほとんどがクレオール(セイシェル人種)。 アフリカですから黒人だけれど、大陸の人たちとは少し違う。 元々白人とのハーフが多かったようですし、話し声も大きくないし(ロンドンの多くの黒人、多分カリビアン系は非常にやかましい)、マナーもよさそう。

 1025分、やっとゲートが発表され、移動。 




 ゲートの外を覗いたら、セイシェル航空の機体がやっとありました!

 もちろんすぐに搭乗、という風にはならず、何も説明がないまま待ちます。

 50人ほどの乗客、8割がセイシェル人。 それ以外は、白人の4050代のカップルが3組ほど、若いカップルが2組くらい。 東洋人の男性(後に韓国人と判明)が一人。

 1115分になって、子供連れの人に、あと5分で搭乗が始まるから、バギーをたたむように、という案内があったのですが、搭乗は始まらず。

 結局、1150分にやっと搭乗!! 人数も少ないですし、他の便は出発した後ですから、滑走路の待ち時間もなし。 というわけで、27日午前020分にテイク・オフをすることができました。

 ビジネス・クラスは18席のみ。

 私は、エコノミーの一番前。 でも、1980年代の飛行機、といった感じのでした。 

 ドリンクとサンドウィッチが配られ、とりあえず、ローマを目指します。

 2時間後、午前315分(イギリスとイタリアは1時間差)にローマ・フィウミチーノ着。 しばらくして、乗客がたくさん乗り込んできたのですが、なかなか進まない。 理由は、かなりの数の座席が、ロンドンからの人たちと、重なっていたから。 コンピューターシステムの問題だと思います。 

 地上職員も乗り込んできて、どうにかこうにか、乗り込んできた人たちを移動させていました。 イタリアからは9割以上がイタリア人(もしくは、白人)。 ほとんどが若いカップルでした。

 イタリア時間、410分に再び出発。

 私は2-3-2の座席の中央3の部分。 後の2席はあいていたのですが、一番前はアームレストが上がらず、横にはなれませんでした。

 機内食は2回。 変な時間過ぎて、何が何だかわからないけれど、おいしくいただきました。 普段は機内食の写真はとりませんが、これから乗ることがあるのかわからないセイシェル航空+隣に人がいなかったので、写真を。




 夕食は、クレオール料理で、メインディッシュは、
chicken la dique style。 味つきマッシュド・ポテト、チキン、多分スピナッチ。 これがとってもおいしかったです。

 ちなみに、食後の温かい飲み物は、紅茶をお願いしましたが、これが非常に不味くて、日系航空会社のものより不味い。 ということで、朝食時はコーヒー。 普段は、コーヒーを飲まずに、紅茶派なのですけれど。




 朝食は、
Omelette rosti potato tomato salsa。 夕食がおいしかったので、期待しすぎました。

 セイシェルのマヘ空港に着いたのは、27日午後245分。 予定から5時間40分遅れでした。 




 高度を下げていく途中、いくつもの小さい島がみえて、普段は着陸前に外を見るのが嫌いな私も、身を乗り出してしまったほど。 

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 空港は海沿いにあって、あたかも海に着陸するかのように滑走路に入りました。

 これだけで、すでに幸せな気分でした。

 空港ビルディングは、出発のヒースロー空港とは全く違って、かわいらしい建物。 スペインのサラゴサ空港よりは大きかったですが。 タラップを使って降りて、歩いて5メートルほどで空港ビルディング。 すぐに入国審査。 予想通り、躓きました。

 私は前のほうに座っていたので、すぐに順番が回ってきたのですが、やはり、滞在先が抜けている為、問題が。 どうやら、やりとりをしてくださっていた方は伝えてあったのに、きちんとコンピューターに記録されていなかったようです。どうやら、文化省がきちんと手紙を書いて下さっていたようです。

 やりとりしていたメールの最後の部分(連絡先が記載されている)をプリントアウトしてきてあったので、それを見せて、他の係官が呼ばれ、彼女が電話。 会話はクレオール語の為、私は全く理解できず。

 それから23の電話をかけて、とりあえず、入国係官がパスポートに入国許可のスタンプを押して返却して下さったので、安心しました。

 ちょっと待つように言われ、電話をして下さっていた方が伝えてくださったのは、何かのミスで、私を今回呼んで下さっている音楽学校の方が今日セイシェル航空に私が何時に着くのかの問い合わせをしたら、一日遅れで到着するから、明日(28日)朝に到着する、といわれ、誰も今迎えに来ていない。 迎えにくるように頼んだから、出たところで待っていなさい、と言われました。 

 もし、トラブル無く入国できたら、私は反対に出たところで待ちぼうけでした。 感謝です。

 税関では、なぜかつかまり、パスポートを見せるように言われ、滞在理由を聞かれました。 そうしてちょっと進んだら、再びとめられ、パスポートを見せ、滞在理由の書類を見せるように言われました。 他の人はどんどん進んでいるのに、やはり、東洋人の女性一人、しかも、ホリデーではない、というのがひっかかったのでしょうね。

 ここで時間がかかったので、10分も待たずに、やりとりをして下さっていた方が迎えにいらして下さいました。

 空港から首都のヴィクトリアに向かう途中、車も右ハンドル左側通行ですし、海と山が背中合わせ、なぜかわからないけれど、懐かしい気持ちになって、外国へ来た気分がしませんでした。 私が初めての国にいってこう思うのは、イギリスに次いで2度目。

 空港からヴィクトリアは10kmほど。 ヴィクトリアの南の外れに音楽学校、そしてその隣にダンス教室があります。 私は今日は何もせずに休息して、と言われたのですが、とりあえず学校に連れて行って下さって、最初に私に声をかけてくれた、大学の親友、アントワンに再会!! 彼はレッスン中だった為、本当に挨拶をできただけですが。

 市内を抜けて、山を越えて、西側の海岸まで数キロ。 ボー・バロンという有名なビーチ、リゾートホテルが建っている部分を抜けて、少し進んだところが、私の滞在させていただくご家庭。

 神様がとんでもなく素敵なものを与えて下さった、と思わずにはいられません。

 ここまで辿り着くのは大変でしたし、明日は予定がいっぱい(音楽学校では、明日からの予定を組んであったのに、私が明日にならないと着かない、と言われて、大慌てだったそうです・・・)。 でも、とにかく幸せです!

 十分に長いですね。 

 続きは次の記事へ。

 

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 セイシェル空港の、税関を出た部分。 屋根はありますが、壁はありません。ロープが張ってある部分は、チェックイン。

 

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Posted on 2011/06/27 Mon. 02:59 [edit]

category: セイシェル

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最初から躓きの旅 

現在、イギリス時間、夜8時10分。 本当ならば、もうすぐイタリアに着く時間です。

 が、まだロンドン・ヒースロー空港にいます。


 セイシェル航空のチェックイン・カウンターはがらがら。 18時20分発の飛行機、15時過ぎにチェックインをしたら・・・ なんと飛行機は5時間遅れで、23時15分発になる、とのこと。 ミールクーポンを下さり、とりあえずスーツケースは邪魔なので、チェックインを済ませて、あちらに了解を求めた上で、私がいたターミナル4から、ターミナル3へ移動。 離れているので、無料の列車移動です。

 母のお友達が今日の午後イギリスに着く、ということだったので、ターミナル3へ行ったのですが、ちょうど、ヴァージン、全日空、日本航空が着く時間。 5つくらいの日本からの団体があったようで、旅行会社の方々がお迎えにきていました。

 着陸から1時間以上経って団体客が出てきたのですが、皆同じ人に見えてしまって、結局お会いできず。

 

 私はそのまま、ターミナル3の出発口へ行き、ちょうど今頃飛び立つ友達に会うことに。

 ちょっとでしたが、暇をもてあましていますから、嬉しい。

 同じターミナルならよかったのに、と思わずにはいられません。


 また列車に乗ってターミナル3に戻ってきたのは18時半過ぎ。

 ターミナル4を使用するのは初めてなので、中の様子もわからないし、とりあえず、カフェ・ルージュで頂いたミールクーポンで食事。 大して食べるところも無いのです。 成田はその点、素晴らしい!!


 わかったことは、私が乗る予定の機体は今日の朝7時40分にセイシェルからミラノ・マルペンサ経由でヒースローに着く便でした。

 機体に問題があり、機体の乗り換えなどをやっていた為に昨日セイシェルからの出発が遅れ、この飛行機がヒースローにつくのは、今日の夜10時半の予定。 15時間遅れです。 そのため、私の出発も遅れることに。

 きっと、23時15分に出発はできないような気がします・・・

 

  イタリアとイギリスの時差は1時間。 イタリアを出発するのが、イタリア時間で明日朝4時半頃? 

 私はセイシェルには朝の9時頃着いて、多分、そのまま伴奏をしなくてはいけなかったと思うのですが、どうにか午後からできればラッキー、という感じかもしれません。


 昨日までとは違って、今日のロンドンは25度を超えていたようです。 急な暑さ、地下鉄も冷房無しの、温室状態、色々なことが重なって、出発前から偏頭痛。 

 とりあえず、予定に無かった8時間の待ち時間は長いです。

 今日中に出発できることを願っています。


 セイシェルでは、インターネットが繋がるようであれば、ブログを更新しますし、繋がらなければ、途中でネットカフェでメールチェックはする予定なので、その時に、まとめてアップするかもしれません。


Posted on 2011/06/26 Sun. 03:09 [edit]

category: セイシェル

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26

音楽表現 

 珍しく、一日2本更新。

 

 今日、同じくらいのレヴェルの男の子二人(年齢は10歳と14歳)のレッスンがありました。


 1人の子は、ベイキングが大好き。

 ある曲を弾いているとき、数週間前に、「最初の部分は、くるみのカップケーキ、中間部は、スティッキー・トフィー・プディング、最後の部分は、パブロワ」といきなり言い出しました。

 私は????状態。(これらは、イギリスで一般的なプディング=デザート)

 自分のイメージがあるそうです。

 そうしたら、今日になって、「これは、メレンゲでできた兵隊が(曲名に兵隊、という単語が入っている)戦って、全部がぐちゃぐちゃになる曲だよ」と教えてくれました。

 私には少々理解に苦しむ部分もありますが、本人のイメージが一番、と思うことにします。


 10歳の男の子は、先日グレード試験の課題曲の一つだった、イギリス人作曲家、ウォルター・キャロルの『海の物語』という曲集の『Alone at sunset』という曲を、7月にほかの事で弾くことになったため、今日はこれだけをつめたレッスンでした。

 ブルグミュラー後半程度のレヴェルの曲ですが、とっても素敵な曲です。 

 私はこの作曲家も知りませんでしたし、今回この曲に出会えたことが収穫です。 

 この『海の物語』の曲集が欲しくて、今日も楽譜屋さんを3軒はしごしたのですが、生憎ありませんでした。

 

 何を楽譜と題名から読み取るのか。

 場所は書いていないけれど、『海の物語』という曲集名から、きっと浜辺で1人で夕日が沈むのを見ている、という風にとらえることができます。

 左手の伴奏系が、穏やかな波の音をあらわし、波が浜辺で跳ね返る様子かな、と想像していきます。

 夕焼けは何色? 日本の淡いオレンジの夕焼けではなくて、もっと情熱的な赤に近い夕焼け。

 色の濃さが違うだけで、出てくる音も変わってきます。

 本当は、夕日をみながら、何を想っているのか、というところまでいきたかったのですが、残念ながらそこまではいかず。 10歳の男の子が何を想うのか。 人生経験が必要な部分でもあります。


 彼のことを、明日からのセイシェルに一緒に連れて行って、セイシェルの美しい海岸で、夕日を見せたい、と思わずにはいられませんでした。

 水の音を表した曲はたくさんあります。

 だから、というわけではありませんが、私は、水のある風景が大好きです。

 川、海、時間さえあれば、水の音をぼーっと聴いているのが最高の時間の無駄遣いだと思います。


 

 結局、ピアノ、楽器を演奏するのには、多くのことに接していなくてはいけないのだな、と思わずにはいられません。


 もちろん、技術的な部分は、ピアノの前で向き合わなくてはいけません。

 でも、それ以外のことは、常日頃、色々なことに目、心、耳、鼻を向けていなくてはできないのです。

 私はまだまだですが。

 もちろん、それと同時に色々な感情を持つ、色々な感情を経験することも必要。


 

 きっと私は、Dr.Sからこういう指導をされてきたのだと思います。

 まあ、先生の場合は、「娼婦になれ」とか過激でしたが・・・・

 (このこと、私が先生の息子たちに話して、彼らは自分のパパが私にそういうことを言っていることにショックを受けて、パパを怒りました。 が、実はこの表現って、とてもわかりやすいことなのかも・・・ ロイヤルバレエにも、娼婦になれ!とか、男性だったら何でしょう? ストリッパー?になれ!と言いたいダンサーが数人います)


 セイシェルから帰ってきたら譜読みをしよう、と思っている曲がいくつかありますが、もしかしたら、セイシェルで感じたことが何かあれば、違う曲を弾きたい、と思うかもしれません。

 それはそれで、楽しみ。


 今回私に最初に声をかけてくれたセイシェル人の友達、彼は大学時代作曲も勉強し、セイシェルにはいないけれど、イギリスでしょっちゅう練習室からみかけることがあった、りすの動きを気に入って、ぜひリス、という動物をセイシェルの人に伝えたい、といって、リス、という曲を書いたはずです(私は残念ながら聴いていませんが)。

 演奏する人は、演奏で現し、作曲家は曲を書くことによって現す。 絵を描く人、詩を書く人、みんな違う表現方法があるのですよね。

 小さい頃から母に言われて、理解できなかったこと。

 私の原点は、日舞の先生に、「みゆきちゃんではないのよ。 藤娘なの」と子供の頃に言われて、???と思ったことからはじまります。


 私の生徒、今日のレッスンで、その後どのように自分で曲を創り上げるのか、とても楽しみにしています。


Posted on 2011/06/25 Sat. 06:35 [edit]

category: 音楽

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前日 

朝、寒かったので、暖かい格好をして、ウールのケープまで持ってでかけたのに、夕方になって、青空、気温が上昇しました。 本当に体を壊しかねない気候の変化です。


WITH HOPE!!-110625 apple


教えへ行く途中、ふと上を見たら、民家のお庭にりんごがなっていました。

 もうこんな季節なのですね。

 

 午後の早い時間に、出発前の教えが終了。 

 終った後は、セントラルロンドンへ行って、両替。

 一応、食事も出る予定なのですが、やはり、全く現金を持たずにいくのは不安ですからね。

 セイシェルは、通貨はセイシェル・ルピーなのですが、これはセイシェル以外では両替できないそうです(ロシアと似ています)。 よって、外国人は、ユーロとアメリカ・ドルが流通しているそうです(ポンドもOKという意見もありますが)。 念のため、ユーロとドルを両方用意。 セントラル・ロンドンの両替所は換金率も良いですし、手数料無料です。

 

 セントラルロンドンはセールもはじまって、物凄い人でした。

 いくつかのお店をみてみたものの、あまりの人の多さに、閉口。 コヴェント・ガーデンのキャス・キッドソンなんて、中国人客が何も言わずに押して押して凄い状態でした。

 結局、何も購入せず。


 これで全て終了。 荷物もほとんど終了。 明日身支度をしてから入れるものと、手荷物のこまごましたものが残っているくらい。

 いつも、ヨーロッパに1週間だと、小さなキャリーケースで出かけるのですが、今回は、日本へ行く時用の大きめのスーツケース。 日本へ行くときよりもあいています(日本へ行く時は、スーパーマーケットの買出しのような内容のスーツケースです)。


 

 日本への航空券は、タッチの差で、ヴァージン・アトランティックのスペシャルを逃した為、初中東の航空会社、アブ・ダビ経由のエティハドに乗ることにしました。 ロンドンーアブ・ダビが7~8時間、アブ・ダビー東京が12時間弱。 長い旅になります。

 日本へは8月中旬から、9月頭まで、約3週間半の滞在予定です。


 その前に、まずは明日、12時間の飛行がまっています。

 飛行機を見るのは好き、旅も好きですが、飛行機に乗るのは嫌いです。 昨日は憂鬱で胃が痛かったのですが、今日は肝をすえました。

 首から背中がまた良くないので、飛行が辛そうですが、仕方ありません。

 明日は、朝泳いでから空港へ行こうと思っています。

 暖かい国へ行って、筋肉も緩むかな?と期待しています。

 

Posted on 2011/06/25 Sat. 04:23 [edit]

category: 日常

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日本行き検索はじめ 

 昼間は良いお天気だったのに、夕方遅くから小雨。

 夏、とは思えない気温です(日本は暑いみたいで、うらやましい!!)。


 本当でしたら明日には出発、しかも、教えがあるから、忙しい、と思っていたのがフライト変更になったので、かなり気持ちに余裕が。

 日曜日のお昼過ぎに家を出ればよいので、2日出発が延びた気持ちです。 と、余裕でいないで、きちんと土曜日の夜には準備万端にする予定です。


 と同時に、日本への航空券をやっと探し始めました。 

 セイシェルに行く前に購入しておかないと、とやっと気がついたわけです。


 今までは、毎回コンサートに合わせて飛行機をとっていましたが、今回はそれも無いので、かなり自由。

 7月末の町内の盆踊りも捨てがたいのですが、去年から2日ではなくて、1日開催になってしまったので、つまらない。 それだったら、もしかしたらある8月末の両親の古い友達の集まりに参加したほうがよいかな、9月頭まで滞在して、母の誕生日を祝える時に祝っておきたい、と思いました。


 というわけで、ロンドンの日系旅行代理店、ネットの格安チケットをみてまわっています。

 本当はセイシェルまでカタール経由の予定だったので、中東のことを調べていましたので、今回はもしかしたら直行、もしかしたら、中東経由。 どちらでも良いかな、と。

 今回は、もしかしたら1ヶ月日本に滞在になるかもしれません。

 

 今までは、永住権取得の為に、日程が限られていた(10年間でイギリスから外に出ていて良い期間が決まっていて、それを超えていると、申請不可)のですが、それもなくなったので、大丈夫かな、と。

 今回約2週間生徒を放っておいて、再び8月に4週間、というのは気が引けますが、イギリスでは大抵の先生は7月中旬から9月頭までレッスンしないですし、子供たちもホリデーででかけるかな、と思うことにします。

 私の生徒たちは休み中もレッスン希望する人が多いので、レッスンしていますが。


 

  セイシェルへの航空券は、やっと今日、Eチケットが送られてきました。 先日送られてきたのは、予約確認書だったようです。

 入国カードに滞在先を記入しなくてはいけないのに、先方からは、大丈夫だから、もし何か聞かれたら、電話番号を伝えなさい、とやりとりしている方の電話番号を頂きました。

 私のことは、入国管理局に伝えておいてくださるそうです。

 そんなことが可能な国なんて・・・・


 行き当たりばったりな私ですが、ことに入国、旅に関しては、きちんと書類がそろっている+下調べができていないと嫌な人です。 一人旅をするのであれば、それをすることは自己責任だと思うので。

 今回は、そういう点では、かなり不安。

 仕方がありませんね。

 空港には音楽学校の方が迎えにいらしてくださるそうですし、どうにかなることを祈っています。


Posted on 2011/06/24 Fri. 04:59 [edit]

category: 日常

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指導 

変な天候が相変わらず続いています。


 3月末あたりから、初めてピアノを習う4歳の女の子を教え始めました。

 

 このところ、導入、初めてピアノを習う子達は、兄姉がいて、ピアノを弾く、というのがどういうことなのか知っている子供たちでした。 久々に、長女の女の子を教えると、彼女自身がゼロからの出発。

 2週間ほど前までは、なかなか全てが繋がらず、ちょっと時間がかかるかな?と思っていたのに、今週のレッスンでは、一気に全てが繋がったようです。 こういう瞬間があるから、根気よくやろう、と思うのかもしれません。

 私はとっても嬉しかったのですが、本人は、きょとん、としていました。


  子供って、最初は大変かもしれませんが、指の形だって、音を読むことだって、何だってできるのです。

先月、今月と続けて他の先生と習っていて私にうつってきた子供たちをみることになりましたが、彼らはピアノを弾くのではなくて、叩いている。

 でも、ロシア系メソッドを使用して、指を1本1本直していくと、きちんときれいな音で弾くことができるようになるのです。

 難しいだろうから、最初は、好きに弾かせる、ではあとで困ります。 最初からきちんと弾くことを教えれば、苦ではなくて、それが当たり前になるようです。


 

 今ではとっても楽になった、ませている7歳の男の子だって、2年前の今頃は大変で、レッスン前日の木曜日の夜は泣きながら母に電話をしたものです。 私に怒られることはあるものの、今ではピアノが大好き、というのだから、本当にあの時に諦めなくてよかった、と思わずにはいられません。

 

 

 今は導入の子供の指導が多いので、弾ける子をもっと教えたい、と思うものの、こうして一から育てていくのも大切かな、と思うことにしました。 私の望みで希望のレヴェルの生徒が増える、というわけではありませんから。 この世界。


 

  

 最初に教え始めてから、ちょうど10年が経ったようです。 最初の頃に母から口をすっぱくいわれた、「子供たちを音楽嫌いにさせないで」、という言葉を毎回肝に銘じながら、レッスンをしています。


 今週は、いつもよりも多目の宿題を出されている私の生徒たち、3週間後のレッスンで、どこまでやってあるのか、楽しみでありつつも、少々不安もあります。

 

 来週は、友達の生徒さんを少しみることになりそうなので、こちらもまた楽しみ。 彼とは、大学2年生の時の、子供の個人指導、という授業で、とことん話し合った仲です。 

 

Posted on 2011/06/23 Thu. 06:24 [edit]

category: 音楽

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本当に行くことができるのか・・・ 

 今週末から出かけるのに、やっと今日、フライト情報が届きました。

 が、どうやらカタール航空で30時間かけていく、というのが変更になり、セイシェル航空で直行12時間。 この直行、というのが実は、ローマ経由。 ローマでは50分ほどの滞在なので、私たちは外に出してもらえないでしょう。

 どうやら、ロンドンからは週に2便。 1便はローマ経由、もう1便はミラノ経由。

 最初の予定よりも1日遅く出発で、予定の3時間後に着きます。 

 実は初中東をちょっと楽しみにしていて、ドーハのことを色々と調べていたので、拍子抜け。


 同じ日に友達もヒースローから他の国へ飛ぶのですが、2時間差、プラス、違うターミナル。 最低もし同じターミナルだったら、会えたと思うのですが。 残念。 


 連絡をしている方からセイシェル航空から直接メールが送られるから、といわれたのですが、セイシェル航空、という文字は一切無くて、差出人は個人名、件名は、booking。 迷惑メールかと思って、危うく消してしまうところでした。

 いつもの、他の航空会社のEチケットに比べ、なんだか怪しい・・・

 もちろん、オンライン・チェックインなんてなさそうです。 

 その代わり、なんとチェックイン・カウンターは出発の2時間前に閉まるそうです。 そんな会社、初耳。


 この航空会社、調べてみると、レビューが結構酷い。 パーソナル・スクリーンが無い、という意見も多いのですが、安全であれば私はかまいませんが・・・ 行きは夜便なので、寝るだけですし。 長距離の場合、どこを飛んでいるかが出る、フライト・インフォメーションを見ているのが好きなので、それは残念ですが。


 私、本当に行くことができるのか、かなり不安になってきました。 ホテルの予約書が無いと入国できない国で、私はホームステイの為、アレンジしてくださっている方に手紙を書くことをお願いしましたが・・・ 

 本当に月曜日の朝にセイシェルに着いて入国できたら、拍手です。 入国できなかったら、とっても困ります。

 

 

  あちらに頼まれた楽譜の購入はとりあえず全て終ったので、一安心。 ピアノの楽譜はわかりますが、トランペットの初級から中級の一般的に使われているテキスト、なんていわれて、生憎トランペットの友達はいませんし、お店の方と話して、私が内容を見た感じで決めましたが、大丈夫なのだろうか・・・ 楽器が違うと、やはり私には知識がありません。


 

 今週は、2週間分の宿題を私の生徒たちに与えているので、子供たちも大変だと思います。

 あと1ヶ月もしたら、夏休みですし、それまでにがんばっておいてもらいたいので。


 

 あと実質3日の準備期間。 荷物のリストはできているので、あとはつめるだけ。 リストがあると油断して、去年の日本から帰ってくる時のように、前夜に荷造りをしないで、寝坊して、かなり大慌てをしたので、今回はきちんと金曜日の夜までにはほぼ終らせようと思っています。

Posted on 2011/06/22 Wed. 05:45 [edit]

category: セイシェル

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ロイヤルバレエ『ロミオとジュリエット』 タマーラ、カルロス at O2 

 夜10時過ぎ、真っ暗ではなくて、とってもきれいなブルーの空でした。

 今日は確か夏至のはず。 9時半頃ても薄明るかったです。


 一昨日、日曜日に観てきた、ロイヤルバレエの『ロミオとジュリエット』です。


 『ロミオとジュリエット』 ケネス・マクミラン振付、 プロコフィエフ作曲


 O2 Arenaにて


 ジュリエット: タマーラ・ロホ

 ロミオ: カルロス・アコスタ


 マキューシオ: ホセ・マーティン

 ベンヴォーリオ: セルゲイ・ポルーニン


 ティボルト: ティアゴ・ソアレス

 パリス: ルパート・ペネファーザー


 

 キャプレット候: クリストファー・ソウンダース

 キャプレット夫人: エリザベス・マクゴリアン


 乳母: ジェネシア・ロサート


 娼婦: ラウラ・モレーラ、 フランチェスカ・フィルピ、 ヘレン・クロウフォード


 ジュリエットの友人たち: アイオーナ・ルーツ、 エマ・マグワイヤ、 サマンサ・レイン、

                 リヤーン・コープ、 高田茜、 エルザ・ゴダード


 マンドリン・リード: セルゲイ・ポルーニン


 ローレンス僧: アラスター・マリオット

 

 他


 

 公演の内容については、6月19日のブログをご参照ください。

 昨日、フェイスブックで、オペラハウスが感想を求めていたのですが、それを読むと、とてもよかった!という人ももちろんいる反面、オペラハウスに何度かいらしているような方は、やはり場所が大きすぎる。 あのような人物の内面を現すような作品には向かない、というのが大方の見方でした。


 実は、このタマーラとカルロスのキャストは今まで観たことがありませんでした。

 タマーラは、特に第3幕の役の読み込み方が好きでした。 ロミオが出発し、お父さんが部屋に入ってきて、パリスとの結婚を強要する。 部屋に残され、どうするか考える場面から、私は引き込まれました。

 

 カルロスは、回転系はさすがに軸がぶれにくいし、きれい。 でも、正直なところ、年齢が出始めてしまいましたね。 私は、今まで彼の舞台を観て、それほど演技力が優れているわけではない、と思うのですが、今回も同じ感じでした。

 まあ、今回は会場が広い分、伝わるものも伝わりにくくなっていますが。


 

 収穫は、ティアゴのティボルトを観ることができたこと。 2008年5月にロミオ・デビューをしてから、ティボルトは踊っていないはずです。

 正直、ロミオよりもティボルトの方がずっと似合います。

 が、最後のロミオとの決闘では、泣きが入っていたのか?と思うほどロミオにやられっぱなし。 ティボルトが刺されるのは目に見えていました。


 死に方は、ギャリーのすさまじい死に方を何度も観ているので、あら、ずいぶんあっさり、という印象。

 後ろに座っていた女の子がウケて、大笑いし始めたので、全然集中できず。


 

 パリスのルパートは、以前の大根役者からかなりの成長。 どうしたのかしら?と思うほど良い演技をしていました。


 ジュリエットの友人の中では、アイオーナのちょっとした演技、表情が目立ちました。


 娼婦では、ベテランのラウラがかなり引っ張っていました。 彼女くらいのわかりやすい、大きめの演技をしたほうが、あの巨大空間ではわかりやすかったのではないでしょうか?

 


 第1幕のジュリエットとロミオが出会う舞踏会の場面、オペラハウスの舞台だと、それはそれは迫力があるのですが、あの広い舞台だと、こじんまりしてみえました。

 プログラムを読んだら、芸術監督のモニカ・メイソンは、あえて、いつものオペラハウスと同じ人数、振り、で舞台を行うことにした、とありましたが、やはり、空間に合わせたものが必要だったのではないかな?と私は思います。

 

 それでも、やはりマクミランのあの最後のロミオが毒を飲み、ジュリエットが目覚め、ロミオが死んでいるの気がついて、短剣で自らを刺して、よじ登るようにベッド(墓石?)に上がって、仰向けに横たわる部分、あたかも、プロコフィエフはマクミランの振付を知っていて曲を書いた(もちろん違います)のではないか?と思うほど曲と動きがぴったりです。 あの部分は私が一番美しい音楽、と思うものの一つです。

 

 日本では、ちょうど新国立劇場がこの作品を上演するところですね。

 ロイヤル・バレエは、来年1月から4月にかけてオペラハウスで上演予定なので、そちらを今から楽しみにしています。


 3週間私のバレエ観賞はお休みです。

 セイシェルから帰ってきたら、コリセウムで、アシュトン振付の『ロミオとジュリエット』の上演があるので、そちらを楽しみにしています。


Posted on 2011/06/21 Tue. 05:57 [edit]

category: バレエ

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21

イギリスの薬局 

 夕方まで晴れていたのに、再び雨。 そのうち、Tsuyuという単語が、日本から輸入されるのではないでしょうか? ただ、日本と違って雨が降ったらじめじめするのではなくて、気温も下がります。


WITH HOPE!!-110620


 今は、セントラル・ロンドンを抜けて、前庭があるような家の地域では、アジサイとバラがきれいに咲いています。 

 この写真は、セントラル・ロンドンのはずれの家の前にあった鉢。 この鉢と、シャビーな感じの味がある色のアジサイと、パンジーが非常にあっていました。 そしてこの建物にも。


 

 先日、薬局(日本で言うところの、マツキヨ風薬局)で薬を少しまとめ買い。 今週末からの為です。 普段だったら、ヨーロッパへ行く時には、基本的に日本の小児科の先生に処方して頂いている偏頭痛の薬、こちらのちょっとした風邪薬程度しかもっていかないのですが、今回は違います。 環境ががらっと変わるので。

 偏頭痛と腰から肩へかけての痛みがある以外は、基本的に丈夫な私は、おなかを壊すこともありません。 最初の渡英の時には日本の先生が心配して、おなかを壊した時の薬まで用意してくださいましたが、使ったことはありません。 でも、今回は持っていった方が安心。 


 市販薬にうとすぎて、風邪薬、痛み止めはわかるけれど、腹痛の薬なんて知りません。 何というのかもわかりません。 薬の棚をみてもよくわからないから、薬剤師(?)さんにお聞きしたのですが、まるで、英語が全然できない人のような聞き方をして、自分自身が呆れました。

 しかも、今体調が悪いわけではないのに、備えの為に持っていく、というのがあまり理解できなかったようです(きっとイギリス人は備えてなんかいかないのかも)。

 呪文のような単語で、私には覚えられません。


 イギリスは、ナショナル・ヘルス・サーヴィスは無料の代わりに、具合が悪くて連絡しても、2、3週間待ちです。 だから、基本的に、病院へ行くよりも薬局で薬を調達する国。 だからなのか、薬の種類は日本よりも多いように感じます。 

 病院で看護師をしているような方が、「この国は、骨が何本も折れたとか、死にそう、というわけでなければ、すぐにみてくれない」とおっしゃっているような国なのです。

 

  

 久々に、薬局を隅々見て周っているのですが、ずいぶん種類が増えたな、と思います。

 なんといっても、ホッカイロ的なものがかなりありました。 昨年あたりから、少しお目見えしていたのですが、一気に増えたように思います。 まあ、日本に比べまだまだ高めですし、種類も少ないのだとは思いますが。

 

 

 もうすぐ夏休みですし、どの薬局でもホリデーコーナーは充実。 

 大抵、日焼け止め、虫除けがほとんどをしめています。 

 旅行の便利グッズも昔に比べて増えました。 もちろん、日本にはかなわないと思いますが。 日本は凄いですから。


 昔(多分あれは姑の趣味)、実家には富山の薬屋さんがいらしていて、薬の木箱がありました。 私は葛根湯くらいしか使ったことがありませんが。 あの木箱に入った薬が備えに欲しい感じです。 こうみえて、実は心配性なので。 

 

Posted on 2011/06/20 Mon. 06:17 [edit]

category: イギリス事情

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20

O2アリーナにてロイヤルバレエの『ロミオとジュリエット』(全体的な印象) 

今シーズン、最後のロイヤルバレエの観賞でした。

場所は、いつものロイヤル・オペラ・ハウスではなくて、南ロンドンのグリニッジにある、O2アリーナ。 元、ミレニアム・ドームのはずです。


WITH HOPE!!-110619 O2

 巨大な、12000人入るアリーナで、一昨日、金曜日から、5公演(1公演はスクールマチネ)の『ロミオとジュリエット』が行われました。

 普段、劇場に足を運ばないような人にも、このような場所でやることにより、バレエ鑑賞者数を増やそう、という考えのようです。

 私は家からだと結構遠いですし、チケットも高めなので、この1公演のみを観賞です。

 今日は日曜日の昼間、ということで結構子供の数も多く、3、4歳の子供たちもみかけました。

 席は、結構空席が目立ちました。


 18日のマチネに踊ったローレンとエドのゲネプロ写真は、
http://www.ballet.co.uk/gallery/dm_royal_ballet_romeo_and_juliet_o2_0611 より。

WITH HOPE!!-110619 O2


 一番上から4列目の私が座った席からの眺め。 はっきり言って、怖い。 シートベルトが欲しかったです。

 が、上演3分くらい前になって、係りの方がいらして、私が座っていた席の前、5列ほどが空席(多分、値段が違う)なので、そちらに移ってよいですよ、とのこと。 もちろん、移りました。 恐怖は消えました。


 わかりにくいのですが、写真の舞台の上の部分には、3つのスクリーンが。 舞台セットは、オペラハウスで使っているものだと思うのですが、とても小さく見えます。 そしてセットと、スクリーンの間にオーケストラ。

 

 

 この基本的な舞台セットと、第3幕でのジュリエットのベッド、途中の椅子などはありますが、それ以外の大道具は無しです。

 ローレンス僧の場面も、背景のスクリーンなどは無し。 ジュリエットの家の門の前の場面も、門はありません。

 ローレンス僧の場面は、照明で床に教会の窓のようなものを映し、最後の墓場の場面は、床に十字架を映しました。


 第2幕と第3幕の間には休憩を入れずに上演されました。


 

 全体的な感想を言うと、私は非常にがっかりしました。

 この巨大空間に入ったのは初めてですが、収容人数などから、なんとなくの予想はついていました。

 舞台があまりにも遠くて、小さく見えるため、お人形が動いているように、いや、あやつり人形劇場にしか、みえませんでした。 音楽は、ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラですが、もちろん生音では無理なので、スピーカーから音楽が聴こえます。 バレエでは普段演奏していないオーケストラですから、何箇所も狂いました。 


 スクリーンでダンサーの姿が映されるものの、意味がない部分も多い。


 このアリーナでやるのに、平土間で観るのでは、ここで観る意味がないように思います。 私は、バレエ団関係者が、一番上の方の席で観たのか、気になります。


 いつも使っている双眼鏡(オペラグラス?)を最大倍率にしても、ほとんど意味がありませんでした。


 

 食べ物の持込み可、なので、においも結構凄いし、お菓子の袋のがさがさが・・・・

 今日は、このようなことには覚悟をしていました。 でもやっぱり気になる・・・

 そして、最初にフラッシュ撮影は禁止、とあったのに、何度もフラッシュがたかれました。

 上演中の出入りも非常に多い。


 そして、私の後ろに座っていた女の子は、上演中終始おしゃべり。 

「あの二人、なにしているの?」 「あれ、誰?」「ジュリエット、どこへいっちゃったの?」

子供だから仕方が無い、と思う反面、気にしない親も親。

極めつけは、マキューシオとティボルトが死んだ場面で大笑い・・・


 

 現在、イングリッシュ・ナショナル・バレエが、ロイヤル・アルバート・ホールにて、ガーシュウィン・プログラムを上演中。 一番安い席でも高いので私は諦めましたが、きくところによると、あの大きな空間を生かしたものだそうです。

 昨年はこの会場での『白鳥の湖』を観ましたが、普段の劇場とは違う、白鳥の数も増やしての上演。


 このように、大きさにあわせてその会場の為のものを上演するのであれば、大きな場所でやる意味があると思います。

 が、今回のロイヤルバレエの『ロミオとジュリエット』にはどうだったのでしょう?

 しかも、マクミラン版の『ロミオとジュリエット』は演劇要素がかなり強く、正直、踊りだけを楽しむものではありません。 肉眼だと、人の形がわかるだけ、で楽しめる作品ではありません。

 だからスクリーンを使ったのだとは思いますが、これも、中途半端。


 配役などは別記する予定ですが、怪我などで仕方が無い、とは言えども、ベンヴォーリオ(ロミオの友人の1人)を踊っていたセルゲイがマンドリン・ダンスのリードも兼任。 ベンヴォーリオの衣装を着て、いきなりあのマンドリンダンス(マンドリンダンスの衣装は、ピンク(リードはグリーン)のタイツに、顔は白塗り)。 上演開始前のキャスト変更のアナウンスで、セルゲイがマンドリンのリードを踊ることを知りましたが、びっくり。 いくらなんでも・・・ 通常のことを知っている私には、違和感がありまくりました。


 

 オペラハウスのお友達は行かない、とおっしゃっていた方が多いのがわかるような気が・・・

 

 となんだかんだ書いておきながらも、最後、ロミオが薬を飲んで、その直後にジュリエットが目覚めて、ロミオにかけよる部分からは涙涙でした。 やっぱり、マクミラン版の『ロミオとジュリエット』は凄いな、と思わずにはいられません。 


 私にとっては非常に中途半端、不完全燃焼のロイヤルバレエシーズン最後の観賞でした。

 9月は大好きなバランシンの『ジュエルズ』で開幕。

 再来週がチケット発売ですが、私はセイシェル。 いつもの、オペラハウスの外での徹夜にも参加できず、チケットも多分買えず。 厳しい開幕です。

Posted on 2011/06/19 Sun. 03:21 [edit]

category: バレエ

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19

セイシェルの音楽事情(出発前編) 

 朝は日が差していたし、暖かかったから、と思って夏のような装いで教えへ出かけたら、途中でどしゃぶり。 

 晴れと雨の天候がめまぐるしくかわっていきました。 このところ、ずっとこんな調子です。

 

 来週の今頃は、飛行機の中のはず。

先方から何も送られてきていないので、実感無しです。 


 教えの後に、色々と旅の買い物の為にバスを乗り継いで東のハロウ(Harrow)へ。 もちろん、セントラル・ロンドンの方がお店の数も多いですが、その分、一つ一つが離れている。 しかも、セールがはじまりだした土曜日の午後のロンドンというのはすさまじい状態になりますからね。


 このあたりは、イスラム系の人が多くいて(もう少し離れると、今度はインド系が多い)、来週の予行演習状態(カタール航空でとび、ドーハでトランジット予定)。 アバヤ(女性の黒い長い洋服)を着た人もいますが、多くは、頭をスカーフで覆い、もちろん肌はみせていませんが、普通の洋服の人たち。

 

 歩いていると、英語以外の言葉の方が多く聞こえてくるような場所です。 これもまたイギリスらしさ。


 

 さて、本題。


 今回、私を呼んで下さるのは、セイシェルの国営音楽学校(教室?)。

 どれくらいの規模なのか、どれくらいのレヴェルなのか、全くわかりません。

 少しは情報を仕入れておきたいな、と思って検索をしていますが、情報は非常にわずかです。


 私が行く前と、行ってからの印象の違いを感じる為にも、とりあえず、今の時点でのことを書き残しておきたいと思います。


 とりあえず、今回のグレード試験では、グレード1から5(5というのはピアノのレヴェルでいうと、ブルグミュラー終了程度)がほとんど。 ピアノ以外でのそれ以上のグレード(8まであります)は3人のみ。


 友達との以前の会話でわかっていたことは、とにかくクラシック音楽になじみがない。 でも、音楽は好きな国民で、合唱など(クラシックではなくて、民族的な歌のはず)は非常に盛ん。 友達も、そのための編曲、リハーサルが忙しいそうです。 私は、是非、現地の音楽に触れてきたいと思っています。


 楽器は、もちろん足りません。 セイシェルでは西洋楽器は生産されていません。 友達は、カーディフから引き上げる時に、電子ピアノを船便で送ったはずです。 ピアノのスタンダードな楽譜もかなりまとめて購入していきました。 現地で楽譜を手に入れるのは大変なのです。 中身を見てから買うことはほぼできないのです。

 多くはイギリスの出版社から送ってもらうようですが、今回は7月4日に試験を受けるヴィオラの生徒の楽譜がまだ届かなくて、私が楽譜をこちらで購入して持っていくのですが、時間が足りないので、楽譜を購入して、スキャンしてメールで送って、オリジナルの楽譜は私が行く時に持参。 文明の利器に感謝です。 イギリスとは違うのです。 きっと(いや、絶対に)楽譜屋さん自体が無いのでしょうね。

 

 

 今回、私がやり取りをしている方のインタビュー(確か今年1月)のようなものを見つけ、そこに書いてあったことは、

(以下、かなり要約)


『現在、国営音楽学校では、フルタイムの6人の指導者、5人の非常勤指導者がいます。 彼らは全員40歳以上です。 これからは、若い世代で、指導者になる人を育てていかなくてはいけません。 

 その為のプログラムを作ることにしました。 現在、演奏グレード、楽典共に5以上を持っている人が応募対象で、3年間ここで勉強し、ロンドンに本部がある、王立音楽検定のディプロマ(グレード8の一つ上。 確か30分程度の演奏他)の取得を目指します。 音楽が好きで弾くことを楽しむことはもちろん素晴らしいことですが、その好きな音楽を生活の糧にするのはどうでしょうか? 10人募集をします。


 セイシェルにはまだオーケストラがありません。 ここで、オーケストラを結成できるようになることが目標です。』


というような文章でした。


 正直、3年間で5からディプロマまであげることは、かなり大変なことです。


 オーケストラを作る前に、まずは、グレード試験で伴奏ができる人を育てることが先のような気もしますが・・・


 ロンドンだったら、友達とか友達の友達に頼まれて、2週間後の何曜日の何時から、生徒の試験があるのだけれど、伴奏できる?という風に連絡が来て、簡単に伴奏者が見つかります。(グレード試験の日にちは、2から4週間くらい前にならないとわかりません)

 セイシェルでは、そういうことができないから、こうして、遠く離れたイギリスからわざわざ旅費を払ってまで呼び寄せなくてはいけません。 昨年まではどうしていたのかは知りません。


 イギリスだったら、音楽の指導者の世界で40歳、というのはまだまだ若い。 30代の私なんて、下っ端。 日本も同じことだと思います。 セイシェルの定年、平均寿命が何歳なのかは知りません。 でも、この文章から察するに、40代というのは、若いわけでは無い。 もちろん、長い目でみていけば、今の時点で20代の指導者を育てることは必要だと思いますが。


 

 でも、こうして、イギリスの王立音楽検定を1年に1回実施しているようなところなのです。

 せっかく旅費を払ってまで呼んでくださるのですから、がんばらなくてはいけません。


 子供たちの伴奏は、特にヴァイオリンは、毎年のサマーコースでモスクワ音楽院のマリーナ先生から叩き込まれました。 少しはお役に立てることを願っています。

 現地の音楽事情も、きちんとわかってきたいな、と思っています。

Posted on 2011/06/18 Sat. 06:37 [edit]

category: 音楽

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18

ホーヴの写真 

 昼間は小雨程度、夕方から結構降りました。 

 寒くて、カーディガンを着て、なおかつ、ウールのケープを羽織っても寒い。 どうなっているのでしょう?


 昨日のホーヴ(Hove)の写真です。

WITH HOPE!!-110617 hove all saints


 演奏した、All Saints Hove。 高い塔が無い教会です。

WITH HOPE!!-110617 hove all saints inside

 なぜだか青い照明になっていますが、コンサートの時にはかわりました。

 昨年クリスマス前に、モダーンな照明機械を導入し、色々なイヴェントに使えるようにしたそうです。

 でも、教会で、このような派手なライトをみると、驚きます。

 リハーサル中は、照明機械練習中で、ディスコみたいに照明がかわっていって、おもしろかったです。



WITH HOPE!!-110617 hove all saints

 外にあった看板に、大きなポスターが。

 苗字が間違っていますが・・・

WITH HOPE!!-110616 hove street

 教会の前の道路。 ここをずっと歩いていくと、海に出ます。

 車は大渋滞ではなくて、この中央の2車線はなんと駐車場になっています。

 イギリスは、道路に駐車するのが当たり前の国。 でも、こんな中央に駐車、というのはあまりみかけたことがありません。

 縦列駐車だけは、イギリス人のことを尊敬します(でも、日本のような駐車場にいれるのは下手な人が多い)。

WITH HOPE!!-110616 hove seaside

 海辺の道路には、こんなピンクの建物も。 日本の実家の裏は、お茶畑なのですが、ここ数年の間に、カラフルな家をみかけるようになりましたが、やはりカラフルなのは、こういう場所が似合います。 お茶畑ではありません。 屋根付きのテラスがあるのが、なんとも海辺。

WITH HOPE!!-110616 hove sea

 石浜の上は遊歩道になっていて、こうして、ベンチが5メートルおきくらいにおいてあります。

 写真では伝わりませんが、強風。 そうでなければ、波の音を聞きながら、何時間でもいられたのに、と残念です。

WITH HOPE!!-110616 hove sea

 結構高めの波。 昨年9月にここから少しいったところのブライトン(この浜辺を西にしばらく歩けば、ブライトン)に来た時よりも、海の色がきたない。 きっと天候の関係もあるのでしょう。

WITH HOPE!!-110616 hove colourful

 ホーヴ名物(?)のカラフルなドアの倉庫? この反対側にもかなりの数があるのですが、いったい何なのかはわかりませんでした。 

WITH HOPE!!-110616 sky


 夜9時半過ぎの夕焼け。 気持ちが悪いくらいオレンジの空でした。

 夜9時半頃まで明るくて、時間の感覚が狂っています。

Posted on 2011/06/17 Fri. 05:04 [edit]

category: イギリス 遠出

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17

ホーヴ(Hove) 

 朝から雨。 途中青空になったりもしましたが、降ったり、止んだり、落ち着かない一日でした。


 今日は、急なことがなければ、とりあえず、今年度(2010年9月から2011年8月)のイギリスでの最後のコンサート。 ロンドンから列車で約1時間、南の海岸線まで行ったところにある、ブライトンのすぐ東の街、ホーヴ(Hove)にてのコンサートでした。


 ホーヴの駅前は、完全に住宅地。 駅から早足で10分ほど歩いた住宅地の中にある、結構大きめの、All Saints Hoveという教会でした。 確かここでは、毎年5月から9月の間だけ、毎週木曜日に1時間のコンサートを行っているようです。

 私は今回初めて出演させていただきました。


 モーツアルト: ピアノソナタ ハ長調 K.330

 チャイコフスキー: ワルツ・スケルツォ 作品7

 チャイコフスキー: ロマンス ヘ長調 作品51-5

 リスト: 愛の賛歌

 グリンカ/バラキレフ: ひばり

 ショパン: 4つのマズルカ 作品67

 ショパン: 幻想ポロネーズ


 アンコール: シャブリエ: スケルツォ・ワルツ


 

 前回のケンブリッジのコンサートから約10日。 だいぶ指の調子を取り戻していたのですが、やはり、途中から厳しい。 セイシェルでのことが終ったら、少しゆっくりできるので、指を休ませつつ、新しいレパートリーの弾きこみに入りたいと思います。


 ピアノは、チャペルの古いグランド。 大きさ的には、ヤマハのG7くらい?

 ハンマーも、ダンパーもずいぶん磨り減って、変形していました。 鍵盤にこしがなく、スポンジを押しているような感覚。 

 


 モーツアルトは、何度弾いても新しいものが見えてきます。 このところ、ベートーヴェンよりも、モーツアルトが好み。 鍵盤の反応が悪くて、細かいところはなかなかうまくいかなくて、それをどうにかできなかったのが心残り。


 チャイコフスキーのワルツ・スケルツォは、先日解凍したので、もう一度弾いておこうかな、と思いました。 やはり、数年前よりも、キャラクターは出せるようになったかな? この曲を弾いている間中、断片的に、昨年10月にロイヤルバレエで観た、アシュトンの『ラ・ヴァルス』(ラヴェル)が浮かんできて、少しはエスプリを、あのなんともいえない香りを伝えられるようになれたらな、と思わずにはいられません。

 

 

 ショパンの幻想ポロネーズは、久々に全然弾けませんでした。 中間部からはだいぶ出したい音が出ていましたが。 中間部後の、一番最初の導入部の上昇形が現れる部分は、今まで出したくても出せなくていた音が出たのでよかったのですが・・・


 

 私としてはもちろん悔いが残る部分もあります。

 が、いらしてくださった方々は喜んでくださり、またお声をかけていただけそうです。 それがなにより。


 

 コンサート終了後、雨があがっていたので、そのまま海へ。 教会からは駅とは反対方向に10分ほど。 が、非常に風が強くて、海岸でゆっくりはできませんでした。 慌てて持っていったお昼を食べただけ。

 空は再び真っ黒で、早めに引き上げたのに、途中で大雨に降られました。


 

 夏の間は、ブラームス、リストをいくつかやって、大好きだけれど、全然似合わないと思われる、ラヴェルに挑戦しようか、と考え中。 ラフマニノフで弾きたい曲がいくつかあるものの、ここで無理をして指が治らないと本当に困るので、自粛かな・・・

Posted on 2011/06/16 Thu. 05:04 [edit]

category: 音楽

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16

ロイヤルバレエ、芸術監督決定 

 現在のロイヤルバレエの芸術監督のデイム・モニカ・メイソンは、2011/12年のシーズンで退任が決まっていました。 よって、2012/13年のシーズン(2012年夏以降)からの芸術監督が誰になるのか、常連さんたちの間では話題にのぼっていました。

 イギリスのダンス雑誌では、既に去年の今頃、誰が芸術監督になるのかの予想、なんてものもありました。


 やっと昨日発表され、現在、カンパニーのアドミニストレイティヴ・ダイレクターのケヴィン・オヘラ(Kevin O'Hare)氏に決定。

 ロイヤル・バレエ・スクール出身、バーミンガム・ロイヤルバレエのプリンシパルを経て、引退。

 吉田都さんと確かスクールで同級でしたし、バーミンガム時代にはよく一緒に踊っていらっしゃいました。

 私がケヴィンの踊りを観たのは、高校生の頃、日本のバレエ協会の公演で、都さんとケヴィンが『白鳥の湖』に主演なさった時のみ。 40代だと思います。


 私の予想とは違いました。 先日バレエ・アソシエイションにいらした、ブルース・サンソムが私を含め、私の周りの方の予想でした。 

 どうなるのでしょう? 


 芸術監督というのは、私が理解する範囲では、上演演目の決定、配役の決定、ダンサーの昇進の決定、などの権限があります。

 

 ずいぶんと長い間、『ドン・キホーテ』がロイヤルバレエで上演されていないのも、今の芸術監督の好み、といううわさもありますし、来年度(2011/12)の既に発表されている配役を見ると、退任する前に、お気に入りのダンサーを主役経験させておく、という部分も見えてきます。

 そうかと思えば、踊れるし、演じられるのに、役をつけてもらえないダンサーもいます。


 2006年に放送された、『Dream to Reality』の中でも、アイオーナが、「芸術監督が全てを握っているから」とおっしゃっていました。



 今現在ロイヤルバレエの中にいる人が芸術監督になる。 プラスとマイナス、もちろん両方のことがあると思います。


 古典バレエも上演しつつ、新しい振付家も取り入れる。 そして、個人的には、他のバレエ団では上演されているのに、ロイヤルバレエは上演していないような振付家の作品も是非取り入れていって欲しいです。


 これから数年後にケヴィンの成果が出てくると思うので、それを見守ります。

 

Posted on 2011/06/15 Wed. 04:04 [edit]

category: バレエ

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15

南国へ行く準備 

暑くて、偏頭痛です。 気候の変化が激しすぎて、少々ばてています。

 が、そんなことは言っていられません。 


 先日少し書いたこと。 

 10日後から、インド洋に浮かぶ島(国)、セイシェル(セーシェル)へいきます。

 先月、ウィリアムとケイトがハネムーンで行ったばかりですから、日本でも少し知れ渡ったであろう国です。

 アフリカ大陸の西側、南半球、赤道のすぐ南。 ガイドブックを見ると、美しい海と白い浜辺、そして、美しい夕焼けの写真ばかり。 

 先週の水曜日に友達から日程的に大丈夫かの打診がきました。 なんとも急な話です。

 


 リゾートですが、残念ながらホリデーではなくて、仕事です。

 カーディフの大学時代の親友がセイシェル人で、彼に頼まれて、グレード試験(イギリスのグレード試験)のお手伝いに行きます。 そして、コンサートも。 なんと、日本、イギリス以外の私にとって初めての海外でのソロコンサートがセイシェルです。 いかにも私らしい・・・

 ちなみに、セイシェルには日本大使館はありません。 ケニアの日本大使館が兼任しています。

 私は何かあったら、イギリス大使館を頼ることになると思います(永住権があるので)。


 飛行機、宿泊共にあちらが手配してくださっているのですが、どうやら、セイシェル人家庭に2週間弱ホームステイをすることになりそうです。

 セイシェルは、クレオール語(かなりフランス語に近い)を話しますが、1976年までイギリス領でしたから、その影響か、英語も問題なく通じるそう。 もちろんフランス語も。

 ホームステイでも言葉は問題がなさそうですが、まさか、現地の方の生活を間近に見られるとは思っていませんでした。 『世界不思議発見』の世界かも・・・

 セイシェルは、観光業で成り立っているので、アフリカの中では、国民所得率が一番です。

 その代わり、物価も高いようですが。

 

 

 セーシェルまでは、イギリスからだと、確かセーシェル航空が直行便を飛ばしていて、10時間ちょっと。

 それ以外だと、パリ経由。 後は、エミレーツでドゥバイ経由か、カタール航空で、ドーハ経由。 ドゥバイからだとセーシェルまでは4時間ほど。

 が、今日来たメールによると、土曜日の夜にロンドンを出発、翌々日(月曜日)の朝にセーシェル着。 どこの航空会社を使用かは書いていなかったので、調べてみると・・ カタール航空で、このプランがありました。 ドーハに朝6時半頃到着し、ドーハ出発が、翌日午前0時半。 ドーハに18時間滞在です。 エミレーツでも、ロンドン夜発があるので、可能性としてはあり。

 というわけで、初アフリカ、初中東になりそうです。

 あちらのメールに間違いが無ければ、ロンドンからセイシェルまで29時間以上かけて行く事になります。

 ロンドンから中東までは8時間弱の飛行です。


 

 セイシェル人の友達とはちょうど10年前に知り合いました。 彼は国からの国費留学のような形で、まだまだ弱いセイシェルでのクラシック音楽を成長させる為の留学でした。 それまでセイシェル、という国すら知らなかった私は、彼がセイシェルの音楽教育のことを熱く語るのを聞いて、いつか行ってみたい、お手伝いできたら、と思っていました。 日本、イギリス、セイシェルの音楽教育の違い、私たちは3年間、何度話し合ったかわかりません。

 実は、昨年末に、もしイギリスの永住権が取れなかったら、セイシェルでヴィザを出してもらえるようなら、セイシェルの音楽教育を手伝う人生を送っても良いかな、なんて思ったこともありました。


 イギリスに本部があって、世界中で行われている、王立音楽検定(私の生徒は今日試験でした)、これをセイシェルでも1年に1回、イギリスから試験官を呼んで行われているのです。 ピアノだけではなく、全ての西洋楽器、歌が対象。 私は2日間にわたって行われる試験の伴奏をすることになります。 試験1週間前から滞在してリハーサル。 1週間、初見の日々が続くことになります。

 

 

 楽しみであり、不安でもあり。 あちらから頼まれている楽譜を含め、少しずつ荷物を準備中(イギリスでは必要が無い、虫除けスプレーも旅行コーナーで購入。 効くのかしら?)。

 出発まで2週間無いので、落ち着かない日々になりそうです。 まあ、フライト、宿泊の手配を自分でしなくて良いので、少し安心ですが。(その代わり、29時間もかかる・・・・ 何かの間違いであって欲しい・・・)


 

 ロンドンの生徒のことが気がかり。 レッスンが2回抜けることを考慮して、この2週間のレッスンを行います。

 

 


Posted on 2011/06/14 Tue. 03:09 [edit]

category: 日常

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14

妊婦さん 

 雨続きのロンドンです。 木曜日にブライトンの近くへ行くので、晴れてくれると良いな、と思っているところです。 晴れていたら、コンサート後に海岸でのんびりする予定ですが、雨だと困ります。


 夜にリージェント・パークのそばでの教えがあったので、晴れていたらその前にローズ・ガーデンへ行こうと思っていたのですが、この天候では無理でした。


 昨日で、ロイヤルバレエのオペラハウスでのシーズンは終わり。 これについては、数日中に書きたいと思っています。


 今日はプールでびっくり!!なことがあったのでこれを。


 日曜日のお昼頃、プールに入っていたのは、5、6人。

 1人の女性がプールサイドに上がった姿を見て、最初は、ずいぶん(かなり)ふくよかな方がビキニを着ているのだと思いました。 別にこれについては、何も思いません。 が、何かがおかしい。

 ふくよかでおなかが出ているのではなくて、どう考えても妊婦さん。 私は実際に臨月の妊婦さんのおなかを見たことがないので、なんともいえないのですが、かなり張っていたので、臨月だと思います。

 しかも、そばで見ると、ビキニに見えていたものは、下着のよう・・・・


 日本だと、妊婦さんは腹帯でしたっけ? プールに入ることは妊婦さんにとってよいことでも、大切なおなかを丸出しにすることはありませんよね? この方、ちょっと変わっていたので(いわゆる、イギリス人ではなく、何人なのか不明)、あのような行動をとったのかもしれませんが。


 数年前、カーディフにいた頃、暑い夏になった時には、Tシャツを持ち上げて、おなか丸出しにして街を歩く妊婦さんが何人もいて、びっくりしたものでした。

 日本とは感覚が違うのでしょうね。


 いくら在英が長くなっても、このようなことは感覚的についていけない部分です。

 もう少し、赤ちゃんが宿っているおなかを大切に保護してもらいたいものです。


 本当にこの国は飽きません。


Posted on 2011/06/12 Sun. 04:14 [edit]

category: 日常

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12

雨のロンドン 

 珍しく、雷が何度か鳴りました。 イギリスでは、それほど雷に遭遇したことがないように思います(最も、学生時代は練習室にこもりっぱなしだったので、外がどうだったか、あまり知りません)。

 このところ雨が降ったり止んだりしていますが、日本の梅雨のよう。 雨が異常なほど少なくて、芝生も茶色になってきてしまっているロンドンなので、雨は必要です。


 このところ、色々なお宅の前庭のバラがきれいなので、リージェント・パークのローズ・ガーデンに行きたいな、と思っているところ。 私のオフ日に雨が降らないことを願っています。



 明日で、とうとうロイヤルバレエのロイヤル・オペラ・ハウスでのシーズンが終ってしまいます。

 常連さん方とは、O2でのロミオとジュリエットに行くか、マリインスキー・バレエは何を観るのか?という話題があがっています。 


 私は、マリインスキー・バレエが上演する演目の内容調べをする毎日です。 少しずつ、亀のような進みで、別サイトにも作品を載せています。


 

 相変わらず、多分約2週間後に出発することの為に、ネット検索、ガイドブックを読む日々です。 どこへ行くのかはご想像にお任せします。 当たる方がいらしたらすごい!!

 知れば知るほど、きれいな国。 あんなきれいなところに、ホリデー目的ではなく、しかも女1人で行く私は少々さびしい人かも・・・ 空き時間には心の洗濯ができたらな、と思っています。

 まだまだ不安はあるものの、だいぶわかってきたので、大学時代の親友に会える、という目的もあって、段々楽しみになってきました。 ロンドンの生徒たちを2週間放っておかなくてはいけないことが心苦しいですが。


 

 昨日観て来た舞台の感想も、書きたい、とは思いつつ、まだまだ舞台の余韻が残りすぎていて、書く気力が今のところはありません。

 オペラハウスで出会う方々は、音楽、演劇、文学、色々と造詣が深い方々ばかり。 あの方々とのおしゃべりも明日でしばしお休み、と思うとバレエがお休みになるのと同じくらい寂しいです。

 

Posted on 2011/06/10 Fri. 05:18 [edit]

category: 日常

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10

外国 

 何度か酷いシャワーの一日でした。 夕方(夜?)になってきれいな空が広がっていました。


 午前中に友達から連絡が来て、多分9月、早くても7月中旬以降にいくかもしれない、と思っていたことが、いきなり2週間半後のこととなって具体化してきた為、その調べ物で午前中が終りました。

 とりあえず、予防接種とヴィザのことがクリアになれば、心配事は減ります。

 今から予防接種、ヴィザ取得の必要有り、なんて言われたら、ちょっと考えてしまいますから。

 慌てて、教えが終った後にセントラルロンドンの大きな書店へ行って、とりあえずガイドブックを購入。 普段ガイドブック売り場へは行きませんが、さすがイギリス、物凄い数のガイドブックがそろっていて驚きました。


 急なことなので、航空券を含め、全てがどうなるのかまだわかりません。

 意外と小心者なので、心の準備が・・・ 

 本当に行く事になるのなら、2週間半、忙しくなりそうです。

 今日はバスでの移動時間、むさぼるように携帯電話でネット検索ばかりしていました。

 便利な世の中になったものです。



 思い返せば、海外に初めて行ったのは、1歳の誕生日のすぐ後のこと。 今では珍しくもないことですが、私が子供の頃にはまだまだ少ないこと。 

 これは全く記憶に残っていません。


 小学校2年生の夏休みには、親にだまされて、フィリピンへ。 成田空港に遊びに行く→今日は特別に飛行機にのせてもらえる→成田空港の上空を一周してもらえる→気がついたらマニラにいた。

 とんでもない親です。


 子供だったのに変に敏感だった私は、ここで外国嫌い、怖いになってしまいました。

 マニラの裸足で町を歩いている子供たち。

 柱と屋根はあるけれど、壁が無い貧しい家。

 子供心にショックでした。 

 

 でも、それと同じくらい目に焼きついている、エメラルドグリーンの海。 

 でも、夏休み明けに、小学校で夏休みの思い出の絵を描かされた時、先生から、「こんな色の海なんて無いのだから、ちゃんと水色に塗りなさい」と言われ、子供心に傷ついたものです。

 

 

 だから、バレエの衣装の勉強をする為に日本の大学にはいかない、と決めた高校1年生の時でさえ、回りのクラスメイトの多くがホームステイへ行く中、私は外国人となんて暮らせない、と言って、ホームステイへ行かなかったほどです。 英語も大嫌いでしたしね(今では、やっと大嫌いではなくなりましたが、決して好きではありません)。

 

 それが、その2年後にイギリスへ初めて着いた時には、空港を出てすぐにこの国で生まれたように思ったし、この国に居ついてしまったのだから、人生、わからないものです。

 紳士なゴードンには、「この国では外国人である、ということの自覚を持ちなさい」と言われたほどです。


 

 とりあえず、行くことになる、ということを考えて、体力を蓄え、指を治すことにします。

 その前に、来週のコンサートの場所、なんとなくはわかっていますが、何も調べていません。

 初めて行く場所なので、そろそろ調べなくては・・・

Posted on 2011/06/08 Wed. 06:43 [edit]

category: 日常

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08

ロイヤルバレエ ミックスビル『バレエの情景』、『ヴォランタリーズ』、『春の祭典』 6月2日 

約1週間前になりますが・・・ 6月2日のロイヤルバレエのミックス・ビルです。


 作品の詳細については、www.geocities,jp/balletinformation をご覧ください。


 『バレエの情景』 アシュトン振付、 ストラヴィンスキー作曲


 セーラ・ラム、 ヴァレリ・フリストフ

 

 リカルド・セルヴェラ、ベネット・ガートサイド、平野亮一、 ヨハネス・ステパネク


 ラーラ・ターク、 クレア・カルヴェート、 フランチェスカ・フィルピ、 ローラ・マックロック、

 レティシア・ストック、 サビーナ・ウエストカム、 アイオーナ・ルーツ、 カミール・ブレイチャー、

 エマ・マグワイヤ、 サマンサ・レイン、 ピエトラ・メロ・ピットマン、 金子扶生


 

 フォーメーションが美しいバレエです。 が、この日の舞台は空白。

 あのような舞台はロイヤルバレエでは珍しいことです。 あまりなにも感じられませんでした。

 

 セーラはよくは踊っているのです。 が、一つ一つのパ(ステップ)がはっきりしない。 というよりも、きっとこの踊りは、人間的な暖かさが欲しいのかな?なんて思ってしまいました。

 

 リカルドは足首が伸びないことを除けば、足捌きがきれいなダンサー。 アシュトンでは非常にいきてきます。


 群舞の女性の中では、エマとアイオーナの上体、アームの動きのしなやかさが目立ちます。 テクニックそのものよりも、エレガンスが必要なのがこのバレエなのではないかな、と思います。


 が、この日の舞台はあまりよくなかったのでしょうね。 立ち見の常連さん(私のお隣はバレエ関係者でしたし)たちからは厳しい目でした。



 『ヴォランタリーズ』 テトリー振付、 プーランク作曲

 オルガン協奏曲


 マリアネラ・ヌニェス、 ルパート・ペネファーザー

 

 ローレン・カスバートソン、 セルゲイ・ポルーニン、 ヴァレリ・フリストフ


 エマ・マグワイヤ、 サマンサ・レイン、 ヘレン・クロウフォード、

 ヤスミン・ナグディ、 メリッサ・ハミルトン、 シャーン・マーフィー、

 ダーウィッド、 フェルナンド・モンターニョ、 ヨハネス・ステパネク、

 ケヴィン・エマートン、 アンドレイ・ウスペンスキ、 ザンダー・ブロンマート


 

 2008年にこの作品を観た時よりも、ずっと好きになり、また、深く心に入り込んでくる作品になりました。

 先週の日曜日におしゃべりをした友達はオルガン専攻。 「プーランクのオルガン協奏曲に振付けられたバレエがあるのよ」と伝えたら、「全く想像ができない。 何かの間違いではないのか?」と言われました。

 

 もちろんバレエの為に書かれた曲ではありませんが、振付と音楽がぴったりです。


 この日の舞台は、私が今までに観た中で一番良いものの一つ。

 ダンサーたち、特にマリアネラとルパートそしてローレンの全身から発する言葉がありました。

 


『春の祭典』 マクミラン振付、 ストラヴィンスキー作曲


 いけにえ: エドワード・ワトソン

 

 他


 不思議なことに、今までこの音楽を理解することができなかったのに、音楽、旋律としてこの音楽が耳に入るようになりました。

 

 エドのいけにえは、スティーヴンとはだいぶ違います。 

 先日インサイトでこの役を初演した(クリエイトした)モニカ・メイソンを観ている、ということもありますが、もうすこし機敏さが欲しい。 踊りつかれて最後は死ぬ、ということを考えるとあれはあれでよいなかな、とも思うのですが、でも、手の動かし方、足の移動、もう少しはっきりしたものが必要なのではないかな、と思います。

 

 この作品、女性も男性も全員顔は白塗り。 男性は、黒墨で、顔に模様というか、線を自由に描いています。

 肉眼ではいつもとは違って、顔で誰が誰なのか判断しにくいのですが、それでも、動きを見ていると、特に言葉がある数人ははっきりとわかります。

 男性だと、ヴァレンティーノ、トーマス、リアムあたりが目立ちます。

 

 普段音楽的で音楽を聴いて踊っているダンサーも、この作品だけは数えなくてはいけません。 数え方を間違うと、そこでアウト。 ですが、何度か観ていると、この作品も実は非常に音楽的なのだ、とやっと気がつきました。

 それこそ、ケネス・マクミランはこの作品を振付ける時、一日中この曲を聴きっぱなしにして、段々とメロディーが聴こえ、音楽の全体像が見えてきたそうです。 

 私はこの音楽は、バレエを見なかったらわけがわからない音楽、で終ってしまったと思います。

 このように、バレエを観るから強制的にこの曲を聴かなくてはいけない。 でもそれによって音楽理解が深まる、音楽家としては少々恥ずかしいですが、これも一つの音楽とバレエの関係なのかな、と思います。

 きっと今、修士号の論文を書いたら、3年前とは違った見方から文章をかけたかもしれません。

 

 

 このミックス・ビル、あと3回の公演を残すのみ(明日のスクールマチネを入れたら4回。 明日はダンサーたちは大変だと思います)。


Posted on 2011/06/07 Tue. 06:32 [edit]

category: バレエ

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07

ロイヤルバレエ、リハーサル『ロミオとジュリエット』剣のシーン 

 ロイヤルオペラハウスでのロイヤルバレエのシーズン最後の1週間、まずは、地下のリンバリー・ストゥディオ・シアターにてのリハーサルではじまりました。


 『リハーサル: ロミオとジュリエット』 ケネス・マクミラン振付、 プロコフィエフ作曲


 指導: クリストファー・ソゥンダース


 ロミオ: スティーヴン・マクレー

 マキューシオ: ヴァレンティーノ・ズチェッティ

 ベンヴォーリオ: 蔵健太

 ティボルト: ギャリー・エイヴィス


 

 多分、来週末のO2でのロミオとジュリエットのリハだろう(これは、当日会場へ行くまで取り上げる演目がわかりません)、と思っていたのですが、正解。

 ですが、まさかのスウォード・シーン。

 

 1時間、戦いのリハーサルを見学でした。


 このキャストは、残念ながら一般公開するキャストではなくて、17日の昼間、スクール・マチネでしか踊らないキャストです(ギャリーあたりは、他のキャストでもやりそうですが・・・)。 

 今回、マキューシオは、健太さんが怪我から復帰かどうかわからないし、ブライアンはまだ無理だし(来年1月の上演時にはぜひ戻ってきて欲しいですが)、ということはマキューシオをリカルドとホセの二人で5公演やるのかな?と思っていたのですが、ヴァレンティーノがデビューですね。

 性格的にぴったりだと思うので、今回は観られませんが、来年を楽しみにしています。


 4日にカナダ、トロントでのカナダ国立バレエのクリストファー・ウィールドン振付の『不思議の国のアリス』のカナダ初演初日にマド・ハッターを踊って昨夜遅くに帰ってきたばかりのスティーヴン。 急遽マキューシオを踊ることになったヴァレンティーノ、怪我からの復帰の健太さん。 というメンバーでした。


 ロミオ、マキューシオ、ベンヴォーリオは、各々ティボルトとの剣のシーンがあります。 それを順にやりました。

 

 まずは、第1幕の剣のシーンで、ベンヴォーリオ。 そのご、第2幕最後のマキューシオが死ぬ直前の剣のシーン。 そして、マキューシオが死んでから、ロミオがティボルトを刺すまでの剣のシーン。


  マキューシオのヴァレンティーノにいたっては、初めてのティボルトとのリハーサルだったようで、剣の動かし方の説明。 音楽も似ているし、マキューシオのシーンは長いし、さすがのヴァレンティーノでも覚えるのが大変そうです。


 

 普段、舞台を見ながら、もちろん、動かし方が振付として決まっているとは思っていましたが、あそこまで細かいとは驚きました。

 今度はあの剣のシーンをもっとよく見ようと思います。



 ああいうシーンのリハーサルを観られたことは勉強になりますが、やはり、『踊り』がメインの部分も見たかったな、と少々不完全燃焼でした。

 

 


 

Posted on 2011/06/06 Mon. 06:47 [edit]

category: バレエ

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06

疲労が溜まっている日曜日 

 昨日とはうってかわって、小雨がぱらつく一日でした。


 結構完全燃焼の演奏をした昨日、そして立場的には新入社員だったので、変に疲れて、今日は目は覚めても昼頃まで体を起こすことができなくて、独り身の特権で、ぼーっとしていました。

 食事の用意をする気にもならず、こんなことは珍しい。 

 やりたいことがたくさんあったのですが、何もやる気になりませんでした。

 


 いつもなら、コンサートの予定があって、それに合わせて日本行きの準備をしていましたが、今回はそれも無いので、まだ日本への予定をたてていません。

 なんとなくの時期は決まっていますので、飛行機も見始めたところ。


 先週だったか、その前だったか、カーディフの大学時代の友達から連絡が来て、仕事依頼のお話が来ているので、その日程が日本と重なる可能性もあるので、それが決まらないことには、日本行きも決まらず。

 このお仕事は、決まったら私がずっと行きたくている国でのことなので、こちらを優先したい。

 彼と出会うまでは知らなかった国。 今回、調べてみたら、なんと日本大使館が無いことがわかりました。

 飛行機で4時間くらい行ったところの国の日本大使館が兼任しているようです・・・・

 


 

 ロイヤル・オペラハウスでのロイヤルバレエのシーズンはあと1週間でおしまい。 今回は海外ツアーが1箇所だけの為、再来週、南ロンドンのアリーナでの『ロミオとジュリエット』がありますが。

 それが終ったら、私のバレエ観賞も6月はしばらくお休み。

 7月に再び他のバレエ団の公演が詰まっていますが。


 2日に観たバレエの感想を書こうと思いつつ、そのまま。

 これは明日にでも(きっと)。


 

 ハーフタームも今日で終わり。 明日からは(明日はお休みの学校もあるようですが)、通常通りに戻ります。

 

Posted on 2011/06/05 Sun. 05:33 [edit]

category: 日常

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05

ケンブリッジでのチャリティーコンサート 

 朝早めの時間は曇りでしたが、その後は青空のロンドン。 11時半頃ロンドン・リヴァプール発の列車に乗って、ケンブリッジへ。 途中曇り。 でも、珍しく蒸しています(日本からすると蒸していないと思いますが・・・)


 今は帰りの列車。 もう少し早くに帰る予定が、結局21時半ケンブリッジ発の列車になってしまいました。


 今回は、ケンブリッジ駅と教会の往復(コンサート終了後にお食事をしましたが)だけで、何にも見ていません。 本当はマーケットを覗いて、ローカル・ストロベリーを買えたら、と思っていたのですが。


 日本の地震、津波のチャリティーコンサートは、成功のようです。 これをオーガナイズしてくださった方はケンブリッジ在住。 彼女、そしてヴァイオリンの方のお弟子さんたちもいらしたり、私の生徒ご家族もご旅行先から駆けつけてくださったりして、日本人のご家族もいらっしゃいましたが、半数以上は日本人以外だったように思います。


 1066ポンドちょっと集まったようで、これは日本赤十字に寄付されるそうです。

 ありがとうございました。

 チケットではなくて、ご寄付だけで、しかも有名な音楽家ではない私たちでこれだけ寄付をしていただけたことは非常に驚きました。


 今日演奏した教会は、2005年5月以来、1年に1度ほどランチタイムコンサートで演奏させていただいています。

 今回はその関係で、同じくこの教会のコンサートに出演していらっしゃる方からお声をかけていただきました。


 私は


 ショパン: 華麗なる大円舞曲

 ショパン: ノクターン ロ長調 作品62-1

 チャイコフスキー: ロマンス ヘ長調 作品51-5

 チャイコフスキー: ワルツ・スケルツオ 作品7

 ショパン: 幻想ポロネーズ


ヴァイオリンの方とピアノの方で、


 バッハ: ヴァイオリン・ソナタ

 ベートーヴェン: スプリング・ソナタ

 ピアツォーラ(日本語表記がわかりません・・・): グランド・タンゴ


 アンコール:

 春の海、 からたちの花(ヴァイオリン、ピアノ版)


 

 私は本当はショパンのノクターンではなくて、リストの愛の夢と、巡礼の年からの1曲を弾く予定だったのですが、一昨日から右手の小指が痛んでしまい、小指の動きが悪いので、他の指で補えるノクターンに変更。

 完治するまでにいったいどれだけかかるのでしょう?


 チャイコフスキーのワルツ・スケルツォは2、3年ぶり? 最後に弾いたのがいったいいつだったのか、覚えていません。 ずっと冷凍していたので、解凍が少々面倒でした。 が、久々に弾くとおもしろいかもしれません。

 チャイコフスキーのロマンスでは、途中まではマリアネラの『三人姉妹』、後半は、フェデリコの『オネーギン』が浮かんでいました。 一番幸せな時間。


 ショパンの幻想ポロネーズは、先週(でしたっけ?)のコンサートで、それまでとは違って、『マノン』が浮かんでいましたが、今日もそう。 今まで気がつかなかった表現ができました。 が、今日は全体的に、高音部で出したい音が出ていません。 会場を借りる都合で、今日は10分しかリハーサルができていないので、やはり、厳しかったかもしれません。 


 

 私は前半で終ってしまったので、後半は聴いていました。 お二人とも、日本で勉強し、結婚でイギリスへ来た方々。 ヴァイオリンの方は私の母よりも上(そのように見えなかったので、驚きました)。 かなり活躍なさっていたそうです。 お夕食を頂きながら演奏活動のお話を伺うのは興味深かったです。

 

 が、やっぱり日本の音、フレージングでした。


 アンコールは日本のものかイギリスの曲を、と私も打診はされていたのですが、前半に弾いた私が後半にアンコールを弾くのはこっけい。 何人かの同業の友達に意見を聞いたのですが、皆渋い顔。 アンコールを事前に決めておく、というのは初めてのことで、私は弾きませんでした。 

 これについては、私の演奏を気に入ってくださって休憩中に話しかけてくださったご夫人が、「あなたも弾きなさい」とそばにいた私に言ってくださったのですが、アンコールピースはあっても、日本のものはとっさには弾けないし、第一、テンションが元に戻っているので、あの状態でアンコールピースは弾けません。


 『春の海』、ヴァイオリンとピアノ用編曲は初めて聴きました。

 私は高校生の時にお琴でこれを弾いていますし、イギリスの高校に通っていた時、ホストシスターが尺八パートをヴァイオリンで弾いて、何度か弾いたことがあります。

 かなり久々にこの曲を聴きましたが、お二人とも尺八、お琴で聴いたことがないのかな?

 いくら西洋楽器で弾いていても、あの独特の歌い回しが欲しいな、と思ってしまいました。


 『からたちの花』、恥を忍んで白状すると、私は題名は知っていても、この歌の歌詞も、旋律も今日初めて聴きました。


 

 オペラハウスでのお友達ご夫婦(私よりもずっと年が上の方々です)がいらして下さったのですが、

「『三人姉妹』を弾いてくれたでしょ! いつもとは違って、真面目なあなたを見るのが興味深かった」

といわれました・・・ これで、私がオペラハウスでおしゃべりしているだけの人ではない、とわかったでしょうか?


 とりあえず、明日はピアノを弾かずに、指を休ませます。 

 

 いらしてくださった方々、ありがとうございました。

Posted on 2011/06/04 Sat. 04:31 [edit]

category: 日常

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