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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

『白鳥の湖』 マリアネラ、 ティアゴ 

風が強い一日でした。

それでも、気温は高くなってきているので、嬉しいです。


今夜もオペラハウス。 完売されていたチケットなので、開演前には、リターン・チケットを求める列ができていました。


『白鳥の湖』 アンソニー・ダウエル版、 チャイコフスキー作曲


 オデット/オディール: マリアネラ・ヌニェス

 ジーグフリード王子: ティアゴ・ソアレス


 ロットバルト: クリストファー・ソゥンダース

 王妃: エリザベス・マクゴリアン

 家庭教師: ジョナサン・ハウエルズ

 ジェネラル/式典長: アラスター・マリオット

 ベンノ: トーマス・ホワイトヘッド


 第1幕:

  パ・ドゥ・トロワ: イッツィアー・メンディザバル、メリッサ・ハミルトン、ヴァレンティーノ・ズチェッティ


  ワルツ: クリスティーナ・アレスティス、 トーマス・ホワイトヘッド、

        ナタリー・ハリッソン、 エリーコ・モンテス(酔っ払い)、

        ローラ・マックロック、 平野亮一、

        ターラ・ブリジット・バフナーニ、 フェルナンド・モンターニョ

 

        エマ・マグワイア、 ポール・ケイ、 セリサ・ディウアーナ、 マイケル・ストーイコ、

        ジェマ、 ルドヴィック・オンディヴィエーラ、 ロマニー・パジャック、

        リアム・スカーレット、 ピエトラ・メロ・ピットマン、 ジェームズ・ウィルキー 他


 第2幕:

  4羽の白鳥: サビーナ・ウエストカム、リヤーン・コープ、ロマニー・パジャック、エマ・マグワイア


  2羽の白鳥: ナタリー・ハリッソン、 ローラ・マックロック


 第3幕:

  花嫁候補: ジャクリーヌ・クラーク、 ターラ・ブリジット・バフナーニ、 ローラ・マックロック、

          ベアトリス・スティックス・ブルーネル、セリサ・ディウアーナ、ラーラ・ターク


  スペイン: ディアードル・チャップマン、 フランチェスカ・フィルピ、

         ジョナサン・ワトキンズ、 エリーコ・モンテス

 

  チャルダッシュ: クリスティン・マクナリー、 リカルド・セルヴェラ 他


  ナポリタン: エマ・マグワイア、 ジェームズ・ヘイ


  マズルカ: クレア・カルヴェート、 クリスティーナ・アレスティス、 ナタリー・ハリッソン、

         メリッサ・ハミルトン、 ヨハネス・ステパネク、 平野亮一、

         サンダー・ブロンマート、 ジェームズ・バッチャー


 今までに観たマリアネラの『白鳥』の中では、今日が一番だと思います。

 第2幕では、パ・ドゥ・ドゥが非常に美しく、何度も観ているのに、涙があふれたほど。 3月8日に踊った時には、キャラクター設定が甘かったのですが、今夜は、王子に心を許すのには時間がかかるけれど、「この人を信じて大丈夫かしら、いや、大丈夫」といったような心理がありました。

 

 第2幕のオデットのヴァリアシオンでは、テクニック的な性格差と、手の指先までコントロールする、細かさ。


 第3幕は、やりたい放題。 大口を開けて笑ったり、王子に対して、挑発的な目線をしたかと思えば、やさしく誘う目線があったり。

 特に、グラン・パ・ドゥ・ドゥのアダージョにて、父親であるロットバルトとのやり取りが絶妙でした。 その間には、王妃に対して、笑顔を向けたりも。

 最後のバランスは彼女にしては短め。 軸が定まらなかったようです。

 

 ヴァリアシオンは、最初のアティチュード・トゥール(片足を後ろにまげて上げて、回る)が非常にきれいな2回転。 彼女の場合、アクセントのつけ方が絶妙なのですが、それが今日はいつも以上に際立っていました。

 コーダの32回転、前半は3回転、2回転を織り交ぜて。 後半はシングル回りをしたのですが、音楽と完全にぴったりでした。


 ロットバルトがジーグフリード王子に、「本当に結婚する意志があるか」と問う部分で、マリアネラは、王妃の方をいたずらな目で見ていました。 これが、この場面ではプラスに働くように思います。


 第4幕では、がらっと変えて、オデットの心の痛みが観ている側にもいやというほど伝わってきました。 彼女は、今日は王子を許そうとはしているけれど、完全には許せない。 でも、彼のことはとても愛している。 湖に身を投げるまで、葛藤していたように思います。

 


 ティアゴの王子は、以前に比べて、マミーボーイの陰が薄れてきました。 それでも、ママ(王妃)には逆らえないのですが。

 第1幕のワルツで少し踊る部分、出だしが調子が良くて、久々にジャンプがきれにきまっていました。


 第3幕は、マリアネラのオディールに完全にだまされっぱなし。 というよりも、彼は、もうオディール(黒鳥)のことを、オデット(白鳥)だと思い込んでいる、というのがよくわかります。


 第4幕は、以前のように、情けなさ過ぎる泣き顔が減りました。 オデットに許してもらおうと必死。


 

 クリストファーのロットバルト、第3幕で、他の人がロットバルトをやるときには、鶏の鶏冠の頭ですが、クリスのウィッグは、鶏冠だけれど、頭の横にも髪の毛があって、むさくるしい。 2年前はあのウィッグではなかったように記憶していますが。 私には、日本舞踊の何でしたっけ? 演目が思い出せませんが、素足、高下駄で、縞模様の股引に、水色の着物、太くて白いロープを背中に巻きつけて踊る踊りの鬘にしか見えません。

 

 エリザベスの王妃は相変わらずの美しさと、逆らえない雰囲気が。

 

 

 パ・ドゥ・トロワ、やっとイッツィアーの踊りを観ることができました。 私の予想通り、第1ヴァリアシオン(ピンク)。 強さの中にも柔らかさがあり、だいぶロイヤルバレエのスタイルを身に着け始めました。

 ヴァレンティーノは前回に続いて観るのが2回目。 だいぶ洗練されてきました。 若さもありますが、観ていて非常に気持ちがよい踊りです。 アントルラッセ(体をひねりながら空中で足を前後に広げながらジャンプ)の形がきれいなダンサーです。

 このところ、芸術監督が押しているのだろうな、とわかるメリッサ。 彼女のコンテは好きです。 が、クラシックでは、踊りの硬さが目立ち、特に、首から腕にかけてがぎすぎすしてしまいます。 彼女は回り物苦手? 今日も、支えがあるものも、自分で回るものも、ピルエットは調子が悪かったです。

 

 ワルツの男性(将校)は、おもしろい組み合わせ。 ベテランのトーマスが入ると、4人のグループが引き締まるような気がします。 

 今回は、エリーコが初めて、酔っ払い役に挑戦。 予想を超えてよかったです。 千鳥足が上手。 そして、お酒を取り上げられても、それにまた手を伸ばすのが、リアルでした。


 酔っ払い、といえば、ジョナサンの家庭教師。 彼は、キャラクター・アーティストではなくて、ソロイストのはずなのに、この役がぴったりはまっています。 本当にこの舞台の特に第1幕は、観る部分が多すぎて、目があっちへ行ったり、こっちへ行ったりしています。

 

 第2幕では、4羽の白鳥、大抵は2キャスト用意してあるのに、今回はほぼ1キャストを観ました。

 2羽の白鳥のナタリー、広がりがあり、気持ちが良い踊りをしていました。 彼女はあと手先の硬さがどうにかなれば、と思います。



 大満足でした。

 

 

Posted on 2011/03/31 Thu. 06:15 [edit]

category: バレエ

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31

珍しく素直 

 昨日、久々に私の師匠、Dr.Sに電話。 やっとレッスンに行こう(ここのところ、また指がよくないから、迷いはありますが)、と思いました。

 

 先生に最後にお会いしたのは、去年の11月頃。 先生のお宅で、先生と奥様で連弾のコンサートをなさった時。 あの時は、完全に先生はふてくされていて、新しくレッスン希望の方々が数名いらした、ということもありますが、私と奥様で近況をしゃべっていても、全然顔を出しませんでした。


 が、昨日はあまりにも唐突な電話だったからでしょう。 この数年で、初めて、素直(こんなことを言う生徒、私くらいか・・・)。

 いつもなら、ふてくされている声なのに、「おお、元気か!!」 から始まっていました。 先生はお忙しいそうで、レッスン時間については後日連絡を下さることになりました。


 いつだったか、奥様(モスクワ音楽院出身のピアノの先生)に、

「あなたたちは、お互いに最高の生徒であり、先生であるわよね」

と先生のお宅のキッチンで、お茶を頂いていた時に言われたことがありました。


 サマーコースの時にも、他の日本人参加者から、「Dr.Sがみゆきさんを見る目って、娘を見るような目だよね」といわれたこともしばしば。


 5年ほど前(もう5年もたつなんて!!)、ロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックに入学したものの、先生とあわなくて、1タームが終る前に、ゴードン先生へ移りました。

 移る時にも、もちろん、Dr.Sに相談。 

 ゴードンとのレッスンが数回終った頃、Dr.Sにお会いして最初に言われたのは、

「今度の先生は、何歳なんだ? どんな風貌の先生なのか?」


 どのような教え方をするのか、教え方にハッピーか、なんてことは聞かれません。

 とにかく、Dr.Sよりも、若くて、みてくれがよい、なんていったら、絶対にこれから口もきいてもらえません。

 

 修士が終了して、Dr.Sのところへレッスンにいった際は、ゴードンのやり方について、かなりけなされました。

子供か!!と思うほど。


 第一、私が、先生のところへ戻りたい、と言った時にだって、

「おまえには、他の先生がいるんだろ」

とふてくされていました。


 卒業式に来てくれた私の妹は、ゴードンを見た瞬間、

「わあ、Dr.S、負けたね」


 Dr.Sが野獣ならば、ゴードンは紳士。

 去年、学校でゴードンとランチを食べていた時、先生は珍しくカジュアルな格好だったのに、日本人の女の子たちが、わぁーと言っていました。


 2週間前、ばったりとオペラハウスでお会いした時は、スーツに蝶ネクタイ、といういでたちでしたが、ゴードンを知っている私だって、Wow!!と思うほど。

 こういうことは、絶対にDr.Sに言ってはいけません。


 

 ということで、真面目に、13年前、音楽へ進む気が全く無くて、Aレヴェルの試験のために仕上げた、ブラームスの作品116-3、仕上げなおしています。 作品116の全7曲をやる予定ですが、指のこともあり、様子を見ながら、少しずつ譜読みをしていこう、と思っています。

 この曲は私の宝物。 あの時のDr.Sとのレッスン、今でも耳に、目に焼きついています。 全然動かない私の指を動くようにしてくださったのが先生ですから。 


  ただ、昨日の電話、先生があまりにも素直すぎて、少々不安です。

Posted on 2011/03/30 Wed. 06:47 [edit]

category: 音楽

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30

バレエ・アソシエイション、 ローレン・カスバートソン 

 風が冷たくなった一日でした。

 もう3月も明日で終わり。 3月は他の月に比べても、あっという間に去ってしまいました。 あっという間だったものの、生徒たちのがんばりに嬉しい評価を頂くことができて、疲労が癒されましたが。


 今夜は、バレエ・アソシエイション。


 ロイヤルバレエのプリンシパルダンサーのローレン・カスバートソンがゲスト。

 4週間ほど前に『不思議の国のアリス』でアリスを初演。 6年前にもバレエ・アソシエイションでお話をしているので、2006年の夏のヴァルナ・コンクールのことから先日のアリスのことまで盛りだくさんの内容でした。


 先週は、『白鳥の湖』に主演予定でしたが、降板。 非常に残念でしたが、彼女の体を無理させないことが一番。 昨年(厳密に言うと、2年前の今頃から)1年間舞台に立つことができなかった彼女、今年は元気な姿をみせてくれていることが一番です。

 

 月曜日から3日続けてお見かけしている方々も少なからず。 私が今一番お顔をあわせている方々って、バレエ・ファンの方々なのでしょうね。

Posted on 2011/03/30 Wed. 05:23 [edit]

category: バレエ

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30

『シンデレラ』 リハーサル、 ジョニー、セーラ、ニァマイア 

 朝は晴れ。 段々と曇り空になり、昼ごろは小雨。 薄着で外出してしまった為に、寒いほど。 一度家に戻って、夕方から教えに行く頃は再び晴れ。 帰りが夜になるから、と思ってダウンコートを持って出たのですが、コートは必要ありませんでした。


 今夜は(も)オペラハウスでした。 メインハウスではなくて、上のクロア・ストゥディオにて。

 本当は今夜はコリセウムでバーミンガム・ロイヤル・バレエの『シンデレラ』を観ようと思っていたのですが、チケットも買っていなかったのです。 昨夜、友達から今日のオペラハウスでのチケットを譲り受け、こちらへいってきました。


 ロイヤルバレエ、リハーサル


 4月7日に初日を迎える、フレデリック・アシュトン振付の『シンデレラ』


 指導は、ジョナサン・コープ

 ダンサーは、セーラ・ラム、 ニァマイア・キッシュ


 セーラは昨年シンデレラ・デビューをしていますが、今シーズンロイヤルバレエに移籍してきたニァマイアは今回(4月10日)がデビューになります。

 

 第2幕、王子の登場の部分、 シンデレラが舞踏会会場に着いてから少し踊る部分、 メインの第2幕のパ・ドゥ・ドゥ、 第2幕最後の12時の鐘がなる部分、そして、第3幕の最後のパ・ドゥ・ドゥのリハーサルをみせて頂きました。


 ジョニーの指導は、一度通せるところまで通した後、的確に指示を出していきます。

 セーラとニァマイアが組むのは初めて。 パートナリングでセーラが納得していない部分は、どんどんとニァマイアに要求を出していきます。

 途中、何度かジョニーがパートナリングをやってみせていましたが、やはり彼のパートナリングは巧い。


 セーラとニァマイアが途中、何度か二人で話し合っている部分がありました。 音楽で言うと、デュオと似ています。 お互いの意見がなければいけない。 でも、話し合いも必要。 

 バレエのパ・ドゥ・ドゥの女性が音楽のデュオでのヴァイオリン、チェロなどの旋律楽器。 そして、パ・ドゥ・ドゥの男性が、ピアノ。 今日の彼らを見ていたら、私も久々にデュオをやりたくなりました。


 ジョニーは他の時の指導も観ていて思うのですが、音楽がわかるダンサー/指導者。

 今日も、音楽性のことを話していました。


 非常に有意義な1時間ちょっとでした。

Posted on 2011/03/29 Tue. 06:06 [edit]

category: バレエ

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29

『ミックス・ビル』ラプソディー、センソーリウム、ペンギンカフェ 

 3月16日に初日を迎えたロイヤルバレエのミックス・ビル、6回の公演、今日が最終日です。

 ミックス・ビルは売れ行きがあまりよろしくないことが多いのですが、今日は完売。 開演30分前にオペラハウスに着いたら、リターン・チケットを求める列ができていました。

 今年度、バレエの公演はほとんど完売に近いかもしれません。


『ラプソディー』 フレデリック・アシュトン振付、 ラフマニノフ作曲

         曲は、 パガニーニの主題による狂詩曲(ピアノとオーケストラ)


 ラウラ・モレーラ、 セルゲイ・ポルーニン


 エマ・マグワイヤ、 オリヴィア・コウリー(途中から、ロマニー・パジャック)、 ラーラ・ターク、 

 メリッサ・ハミルトン、 ピエトラ・メロ・ピットマン、 高田茜、 

 ダーウィッド、 ヴァレンティーノ・ズチェッティ、ジョナサン・ワトキンズ、

 リアム・スカーレット、 サンダー・ブロンマート、 フェルナンド・モンターニョ


 セルゲイのジャンプの高さに圧倒されるばかりです。

 最初は疲れ気味かしら?と思って観ていたのですが、若さ溢れるあのジャンプを観ていると、あっという間に時間が過ぎました。

 細かいアシュトンのステップはもう少し切れが欲しい、とも思いますが。

 このようなストーリーの無いバレエで、それなりの雰囲気を出すようになったのが、彼の大きな成長かな、と思います。

 1回目の公演で失敗した大きなリフトも今日は最初恐ろしかったような気もしましたが、安定していました。


 ラウラは、切れのあるダンサー。 途中のソロでの細かいステップが、とてもきれいで、はっきりしています。

 今日は音もぴったりでした。 若干オーケストラが速めのテンポかな?と思っていたのですが、それでも、合わせてきていました。


 群舞の6人の女性、途中から、なぜかオリヴィアの代わりにロマニーが。 16日の舞台では、6人の男性で踊っていたケヴィンがいきなり途中から怪我でリアムに変更になったりしました。

 このように、途中で人が入れ替わることは珍しいので、驚いています。


 今日も再び、リアムのちょっとした身体の角度、目線に私は目を惹かれていました。 後は、エマのアシュトンスタイルにも。


 今回、この曲のピアノソロは、バーミンガム・ロイヤル・バレエの主席ピアニストのジョナサンが担当しています。

 今日は珍しく、途中指がもつれていましたが。 バレエピアニストは、基本的にきっちり弾く人の集まりなので、このようなことは珍しいです。


 まだ観たい、と思えるほど私は大好きな作品です。 これをいつかバレエのために弾くことができたら、私は夢を一つかなえることになります。 何十年かかっても良いから、叶えたいです。

 



『センソーリウム』 アラスター・マリオット振付、 ドビュッシー作曲

   曲は24のピアノのためのプレリュードより7曲


 マリアネラ・ヌニェス、 リヤーン・ベンジャミン、

 ギャリー・エイヴィス、 トーマス・ホワイトヘッド


 ピエトラ・メロ・ピットマン、 高田茜、 ジャクリーヌ・クラーク、

 エマ・マグワイヤ、 クリスティン・マクナリー、 サビーナ・ウエストカム、

 ラーラ・ターク、 リヤーン・コープ


 

 2009年5月に初演されたこの作品、常連さんの中では苦手な方も多くて、今夜もラプソディーだけを観て帰ってしまう方を何人も見かけました。

 使用曲は

 

 1、 霧 (第2巻)

 2、 枯葉 (第2巻) (ピアノソロ)

 3、 野を渡る風 (第1巻) 

 4、 カノープ (第2巻)

 5、 交代する三度 (第2巻)

 6、 雪の上の足跡 (第1巻) (ピアノソロ)

 7、 大気の香る なんたらかんたら (パフューム) (第1巻) ※ 日本語訳が覚えられません


 これもあらすじが無いバレエです。

 

 ドビュッシーは、この24曲のプレリュード、タイトルはつけているものの、そのタイトルは通常とは違い、曲の冒頭に書かれているのではなくて、 最後にカッコ内に書いています。

 インサイトの時のアラスターのお話では、これを意識したそうで、タイトルはあるけれど、特別にそれを頭においているわけではない。 

 

 非常に抽象的なバレエです。 パ・ドゥ・ドゥは、多少リフトのみ、という感じがしますが、全体的に、クラシックが基本です。 レオタードのような衣装に、タイツ無し、素足トゥシューズですが。

 

 ルパートの降板により、今日のみ、ギャリーとマリアネラの組み合わせ。 リハーサルの時間もそれほど無かったのだと思いますが、多少リフトでひやひやする場面もあり。

 リヤーンはこのようなコンテ系クラシックは魅せ方を知っています。

 

 群舞の中でソロイスト的なローラとナタリー、中でもナタリーがこの作品では非常に伸びのある踊りをしています。 背が高く、ジャンプも足の上げ方もきれいなダンサーなのですが、肩というか手の先が硬くなるのが彼女のもったいない部分。 それが、この作品では目立ちません。

 



『Still Life at the Penguin Cafe』 デイヴィッド・ビントリー振付、 サイモン・ジェフス作曲

  曲は、同名 (無理やり日本語訳をつけるのであれば、『ペンギンカフェで残っている絶滅寸前の動物たち』)


 各役の役名のタイトルは、昨年10月に新国立バレエがこの作品を上演しているので、そのキャスト表の日本語訳を用いました。


 ペンギン: エマ・マグワイヤ


 ユタのオオツノヒツジ: ゼナイダ・ヤノウスキー、 ギャリー・エイヴィス

 

 テキサスのカンガルーネズミ: リアム・スカーレット


 豚鼻スカンクにつくノミ: アイオーナ・ルーツ

                エリーコ・モンテス、 マイケル・ストーイコ、 ダーウィッド、 

                サンダー・ブロンマート、 ジョナサン・ワトキンズ


 ケープ・ヤマシマウマ: エドワード・ワトソン

     女性たち: クリスティーナ・アレスティス、 ターラ・ブリジット・バフナーニ、 

            オリヴィア・コウリー (コーダはデメルツァ・パリッシュ)、

            シャーン・マーフィー、 ロマニー・パジャック、 ローラ・マックロック、

            ナタリー・ハリッソン、 ラーラ・ターク


 熱帯雨林の家族: クリスティン・マクナリー、 ニァマイヤー・キッシュ、 ミーナ(JA)


 ブラジルのウーリー・モンキー: スティーブン・マクレー

                      リヤーン・コープ、 サビーナ・ウエストカム


 バレエを観たことがない方がこの作品を初めて観たら困惑するかもしれません。

 

 この曲を気に入ったデイヴィッド・ビントリーが1988年に振付けた作品です。

 これといったあらすじはありません。


 絶滅の危機(絶滅した?)動物たち、頭が動物で、身体は人間(この曲の音源カバーの絵から発想を得たそう)。 次々に場面を変えて動物たちが登場。 モンキーが出てくる、サンバの曲の途中から全出演者が同時にサンバのリズムに合わせて踊ります。

 そのうち、雨が降ってきて、動物たちはマスクをはずす。

 最後は、ペンギンが再び現れ、全員、建物の中に入ったのか?と思うと、後ろにノアの箱舟が現れて、全員助かった、というお話。

 

 音楽は普通のオーケストラ+ギター、ボイス、ドラムキットなどが入ります。 

 どちらかというと、クラシック音楽、というよりも、ワールド・ミュージックのような趣の音楽です。


 ペンギンが3羽(?)いるカフェで、8組のテールスーツと、ロングドレスの男女が踊るところからはじまります。 彼らは男女どちらかが、ペンギンの被り物をかぶっています。

 

 ペンギンのエマは、全く顔は見えませんが、愛らしい仕草が彼女そのもの。


 オオツノヒツジが出てきて、愛嬌のあるダンスを。


 カンガルー・ネズミは踊る、というよりもしぐさ? ビントリーの振付スタイル、というよりも、その動物の動きを模写した、といった方が良いかもしれません。

 音楽性抜群のリアムが踊ると、細かいところまで音楽とぴったりで、観ていて気持ちが良いです。


 豚鼻スカンクにつくノミ。 オレンジ色の全身タイツの女性と、帽子をかぶった5人の男性。 

 彼らはほとんどスキップをしっぱなしです。

 今年度入団したサンダーが、まあ、この中で一番年齢も若いこともあるのだと思いますが、この役にあった表情をしていました。


 ケープ・ヤマシマウマの部分は、美しい、の一言。

 シマウマ役のエドは身体が男性にしてはとても柔軟。 ただ、シマウマは最後に銃の音と共に、倒れてしまいます。 

 8人の女性、頭にシマウマの顔をつけ、全員黒髪のウィッグ。 シマウマ模様のスカートに黒のノースリーブ。 70年代のモード集から飛び出てきたような感じです。

 彼女たちは、靴はハイヒール。 踊る、というよりも、動くと表現したほうが良いでしょう。 曲は終始、ミミミミファ・ミ・ミ・レ・ミというのが裏で繰り返されているのですが、それにあわせて切れのある動きをしていきます。


 熱帯雨林の家族。 父親、母親と娘。 うまく日本語で表現ができませんが、移動を続ける家族。 静かだけれど、愛に満ちている家族、といった感じです。

 

 がらっと変わって、最後はモンキー。 非常に愛嬌のあるモンキー、スティーブンが踊ると、目を見張ります。

 

 

 この作品を初めて観た時、最後がノアの箱舟で終る、というのが、とても素敵だな、と思いました。

 なぜか手元においてあるはずの旧約聖書が見当たらないのですが、大洪水でも、ノアの箱舟で動物たちが助かった。 聖書の物語を、こうして、絶滅の危機にある動物たちにリンクさせているのが、イギリスらしいな、と思いました。


 あらすじはないけれど、メッセージがある作品。

 今日は会場はいつもよりも、笑いながら観ている方が多かったです。


 このミックス・ビルは今日でおしまい。

 『白鳥の湖』がもうしばらく続き、来週木曜日からは、『シンデレラ』がはじまります。

 私は、今週はバレエ三昧です。

Posted on 2011/03/28 Mon. 06:23 [edit]

category: バレエ

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28

夏時間が始まりました 

 夏時間が始まりました。 facebookで数人、夏時間が始まったことを知らなかった、という書き込みをみかけましたが。 これで、夜7時過ぎまで明るくなります。

 その昔、大学の寮に住んでいた頃は、特に外国人のために、冬時間、夏時間が始まる時には大きな張り紙があったものでした。 

 コンピューターなどは、自然に時間が切り替わるので、感心します。


 フェスティヴァルからあっという間に1週間が経ってしまいました。 この1週間、教えとバレエを観に行っていた以外、私は何をやったのか、ほとんど覚えていません。 お米が減っているからご飯を炊いていたことは覚えているけれど、何を食べたのかも覚えていません。外食をしていたわけでもないのに、包丁を使った覚えが無いのですよね・・・ 木曜日からは、毎日、肉団子、野菜、春雨スープを食べていたような気もしますが。


 この冬は、11月末に大雪でどのような冬になるのだろう??と心配したものの、青空の日もあったりしたのでそれほどつらくはありませんでした。

 特に1月からは、生徒のことと自分の演奏、そしてバレエ鑑賞であっという間に冬が過ぎていきました。


 生徒たちのグレード試験も終了。 2週間前に試験だった生徒は既に結果も返ってきました。

 大抵の学校は4月8日まであって、イースター・ホリデー。 ですが、学校を1週間お休みして、数週間、パパのご実家へ、という生徒もいるので、私の教えも、来週からは、少しずつ減り始めます。

 

 こちらでは、子供たちの間で風邪がはやっているようです。 私の生徒も、今週は2人が高熱でレッスンができませんでした。 気候も不安定ですし、学期終わりで色々と行事もあるようなので、子供たちは疲れも出てきているのでしょう。

 

 今年はイースターが遅いので、春の訪れが遅いような気がしていましたが、ダフォディルはもう咲き終わりそうですし、桜と、たんぽぽなどやっと美しいイギリスになってきました。 


 地震から2週間ちょっと。 まだまだ非難をしていらっしゃる方は多いものの、がれきがのけられて道路が使えたり、仙台市内では水、電気、ガスが復旧したところもあったり、日本のすばやさに驚くばかりです。

 イギリスだったら、きっと半年たっても復旧していないでしょう。 このような部分は、是非日本を見習ってもらいたいものです(あと、地下鉄の信号機も)。


 数日前から、くしゃみ、鼻水が続いている私、どうやら、日本にいた頃、小学生の頃から酷かった花粉症が復活してしまったようです。

Posted on 2011/03/26 Sat. 22:36 [edit]

category: 日常

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26

イングリッシュ・ナショナル・バレエ テレビ番組 

 昨日までの暖かさが失われ、午後からは再びコートが必要になりました。


 今夜、正確に言うと、明日日曜日の午前2時だったかに冬時間(グリニッジ標準時)が終ります。

 多くの家庭では、寝る前に時計の針を1時間進ませるので、今日は1時間短くなる感覚です。

 これから、10月最終日曜日まで、7ヶ月がイギリスでは夏時間になります。 これ以降、日本との時差は8時間。


 3回にわたって、BBC4が、イングリッシュナショナルバレエのことを取り上げた番組を作成しました。


 日本で見られるのかはわかりませんが、ネットで、BBCのiPlayer(http://www.bbc.co.uk/iplayer/episode/b00z8tp8/Agony_and_Ecstasy_A_Year_with_English_National_Ballet_Episode_1/

 にて、エピソード1、2はイギリス時間3月29日夜10.59まで視聴可能です。


 私はこれについて知らなかったのですが、友達から聞いて、今日まとめてみてみました。


 エピソード1では、昨年7月にロイヤル・アルバート・ホールで上演した『白鳥の湖』を主に。 エピソード2では、昨年秋のツアーでの『ロミオとジュリエット』、そしてエピソード3は、12月に新演出、振付で上演された『くるみ割り人形』を取り上げられています。


 私は、これら3つの作品、ロンドンで観ましたが、裏事情、というか、興味深く観ました。


 『くるみ』については、周りから聞いて、初日の直前まで振付ができあがっていないことも知っていました。

 『くるみ』は、上演の半ばに私は観に行きましたが、ここにはレビューは書いていません。 バレエ団に対しての批評ではなく、振付をしたイングリッシュ・ナショナル・バレエ芸術監督のウェイン・イーグリングに対しての私は批評がありました。 でも、再び読者にとっては、オペラハウスファンの私が、イングリッシュ・ナショナルに対して書くと、またお叱りを受けるのでは、と思ったこともあります。


 正直、あの『くるみ』は、あまりにもアイディアが多すぎ、結局は何をやりたいのかわからないまま終った感じがします。

 放送でも出てきますが、第2幕の『葦笛の踊り』、通常とは違い、クララの姉が蝶々になっていて、3人の男たちに振り回され、最後は、大きな網で捕まえられる、というとても理解しがたいものでした。

 あれにかなりの時間をかけて振付をしていたとは・・・


ウェインは、第1幕の最後、クララとくるみ割り人形がバルーンについた籠に乗って立ち去る部分で、バルーンが降りてこなくて、かごだけが降りてきて、ステージマネージャーに、「評論家に何を言われるかわからない」と言っていましたが、大丈夫です。 きっと、誰もバルーンのことには触れません。 それ以外に問題がありすぎでした。

 私が読んだ批評も、「アイディアが多すぎて、何をやりたいのかがわからない」といったようなものがほとんどでした。

 私のオペラハウスでの友人たちも、「わけがわからなくなってしまったのよね」が合言葉のようになっていました。



 それはさておき、ファイナンシャルの問題、その他、これは是非日本のバレエ団の関係者の方々に見て頂きたいです。


 日本では、ほんの一部を除いては、ダンサーたちにはお給料が払われるわけでもなく、年間数回の公演のチケットを『ノルマ』として、ダンサーが買い取る仕組みです。

 

 この番組をみて、あっけにとられた部分もたくさん。 いろいろと考えさせられるところもたくさんでした。

 ただ、このようなことを取り上げるのが、とてもイギリスらしいと思います。

 

Posted on 2011/03/26 Sat. 02:52 [edit]

category: バレエ

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26

『白鳥の湖』 ロベルタ、 ルパート 

 夜は薄手のコートが必要なものの、昼間は半袖で外を歩くことができるような、イギリスにとっては真夏のような日でした。

 冬時間も残り1日。 日曜日の夜中から夏時間が始まります。


 今日は、久々に『白鳥の湖』でした。 今週は、オペラハウスから徒歩5分くらいのコリセウムでも、イングリッシュ・ナショナル・バレエが『白鳥』を上演中です。 常連さんは、最初の半分をオペラハウスで観て、後半はコリセウムで、とおっしゃる方もいました。


 オペラハウスでは飛び飛びですが、初日から既に2ヶ月を経過。 白鳥は4月頭まで続きますが、完売です。


 数日前に、今夜の主役がキャスト変更。 チケットを売ろうか迷ったのですが、パ・ドゥ・トロワを観たかったこともあって、行ってきました。


 

『白鳥の湖』 アンソニー・ダウエル版、 チャイコフスキー作曲


 オデット/オディール: ロベルタ・マルケス

 ジーグフリード王子: ルパート・ペネファーザー

 

 ロットバルト: ギャリー・エイヴィス

 王妃: クリスティーナ・アレスティス

 ベンノ: ベネット・ガートサイド

 家庭教師: フィリップ・モスレー

 ジェネラル/式典長: デイヴィッド・ピッカリング


 第1幕:

  パ・ドゥ・トロワ: アイオーナ・ルーツ、 エマ・マグワイヤ、 ヴァレンティーノ・ズチェッティ


  ワルツ: メリッサ・ハミルトン、 オリヴィア・コウリー、 ローラ・マックロック、 ラーラ・ターク、

        ベネット・ガートサイド、 ジョナサン・ワトキンズ、 平野亮一、 アンドレイ・ウスペンスキ


        ロマニー・パジャック、 ポール・ケイ

        セリサ・ディウアーナ、エリーコ・モンテス、サビーナ・ウエストカム、フェルナンド・モンターニョ、

        ヤスミン・ナグディ、リアム・スカーレット、リヤーン・コープ(ピエトラだったような気も)、

        ジェームズ・ウィルキー


 第2幕:

  4羽の白鳥: サビーナ・ウエストカム、 リヤーン・コープ、 ロマニー・パジャック、 エマ・マグワイヤ

 

  2羽の白鳥: フランチェスカ・フィルピ、 ターラ・ブリジット・バフナーニ


 第3幕:

  花嫁候補: ジャクリーヌ・クラーク、 ピエトラ・メロ・ピットマン、 ナタリー・ハリッソン、

          ベアトリス・スター・ブルーネル、 セリサ・ディウアーナ、 メリッサ・ハミルトン


  スペイン: ディアードル・チャップマン、 フランチェスカ・フィルピ、

         ヨハネス・ステパネク、 エリーコ・モンテス


  チャルダッシュ: クリスティン・マクナリー、 ジョナサン・ハウエルズ 他

 

  ナポリタン: ロマニー・パジャック、 ジェームズ・ウィルキー


  マズルカ: デメルツァ・パリッシュ、ラーラ・ターク、 オリヴィア・コウリー、 シャーン・マーフィー、

         アンドレイ・ウスペンスキ、トーマス・ホワイトヘッド、ジョナサン・ワトキンズ、

         ジェームズ・バッチャー



 オデット/オディールがローレン・カスバートソンから、ロベルタに変更。

 ロベルタの白鳥は何度か観ているのですが、あまり好みではありませんでした。

 彼女のジュリエット、マノンなど、好きな役はたくさんあります。  でも、ピュアなクラシックを観る際、元々が背が低いダンサーなのに、手首を曲げて踊るので、余計に腕が短く見え、しかも、白鳥のような腕が大切なバレエでは、美しさが損なわれてしまっていました。

 今回は、第2幕では手首の曲がりが少なかったのでその点はよかったのですが、ロベルタにしては珍しいほど、腕の動きが汚い。 特に、第2幕のヴァリエーションでは、腕を上げ下げしているだけにしか見えませんでした。

 幕間に友達と思わず聞きあってしまったのですが、今夜は踊る意欲とか、物語を伝えよう、というものが全くといってよいほど見えてこない。 彼女は、非常にキャラクターを作ることができるダンサーです。 だからこそ、驚いてしまったのです。


 表情、という点では第3幕の方がよかったのです。 グラン・パ・ドゥ・ドゥの最初は、ほとんど表情が無く、王子のことを惑わせよう、といったような目線はなくて、

「パパ(ロットバルト)に言われたから仕方なく来たわ。 どうしてこんなのの相手をしなくてはいけないのかしら」

と言っているようにしかみえませんでした。

が、途中からはのってきたようで、いつもの、愛らしい子悪魔的な表情が戻りました。


 踊りはその分というか雑になってしまい、特に、コーダの32回転は、ぼろぼろ。 前半はかなり早いスピードで全てシングルで回り、後半に入ったとたんに段々と軸が無くなって、かなり音楽を残して回るのをやめました。

 ちょっと立ち止まったものの、すぐにグラン・パ・ドゥ・シャ(大きなジャンプ)を入れて、どうにか終らせました。

 このような機転は大切だと思います。

 が、『ブラック・スワン』の影響によって、『白鳥の湖』が大人気、バレエを今回初めて観るような人でも、『白鳥の湖』には32回転の有名な部分がある、とわかるようになってしまったので、バレリーナは大変だと思います。


 彼女については今回は辛口ですが、いつもは素敵な踊りをみせてくれるダンサーです。


 

 ルパートのジーグフリード王子は私は初めて観ました。

 今シーズンは、全幕物はルパートはマリアネラと踊っていたので、他のダンサーと踊るのを観るのは久しぶりです。

 マリアネラ相手だと、かつての大根役者の影が薄れ、ずいぶん表情を出すようになってきたルパートです。

 

 第1幕は、細かい表情を出していました。 が、第2幕からは、段々ただ踊っているだけになってしまったのが残念です。

 踊り自体は、回転系はきれいに回っていました。


 

 ロットバルトのギャリー。 彼が舞台に立つと、細かい演技で自然と目がそちらへ行ってしまいます。

 今日も色々とやっていました。

 彼がロットバルトをやる時、第3幕での各国の踊り、ロットバルトが全てを操っている、というように観えるようになるので興味深いです。


 

 パ・ドゥ・トロワは、今シーズンは私はこの3人は初めて観ます。

 2年前は、女性の第2ヴァリエーションを踊っていたアイオーナ、今回は第1ヴァリエーションを踊っています。

 アイオーナは好きなダンサーの1人ですが、色々と踊りの面で難もあります。 が、今日はきれいに踊っていたと思います。 

 今シーズン、ロイヤルバレエに移籍したヴァレンティーノ。 冬には『スケートをする人々』で急遽ブルーボーイ・デビューをしたりもしましたが、こうしてソロを観ることを私は楽しみにしています。

 移籍してきた頃に比べて、だいぶ粗も無くなり、元々持っていた伸びのあるジャンプがよりきれいに見えるようになりました。

 これからが楽しみです。


 エマはこのところ、また成長しています。 しなやかな上半身、柔らかい腕の動き、決してオーラがあるわけではありませんが、ロイヤルバレエらしいダンサーです。 このところ、客席に魅せる、ちょっとした顔の向きや、上体の向きが増してきたように思います。



 ワルツの男性(将校たち)は、いつも私が観ていたのとは違うメンバーでした。

 第1幕の最後、1人の将校が酔っ払うのですが、この役、多分私はジョナサン・ワトキンズで観るのは初めてです。 今シーズンはずっと、本当に酔っているのか?と思いたくなるようなヨハネスの素晴らしい演技を見ていました。 ジョナサンはまだまだ・・・・ といった状態です。 これは観ている以上に難しそうな役なので、これからを期待しています。

 群舞がポロネーズを踊っている間、この酔っ払いと一緒になって、亮一さんもかなり飲んでいました・・・ 他の将校であれだけ飲みっぱなしの人、私は初めて観ました。


 

 第3幕、アシュトンの振付を残している、『ナポリタン』。 2008年9月のオープン・ハウスの際に、ロマニーとジェームズがリハーサルをするのを観て、ずっと観たいと思っていたのですが、2年前に上演した時には私は予定があわなくて、彼らを観ることができませんでした。

 今回はやっと。 ロマニーも状態、腕がきれいなダンサー。 私は好きなダンサーですが、なかなかソロや、目立つ役はもらえていません。 今夜も、もっとできるのに!と思いながら観ていましたが、細かいステップがきれいなジェームズとはぴったりのような気がします。


 第4幕、上半身が白、下半身が黒の白鳥が通常は8羽出てくるはずなのですが、8日に観に行った時もそうでしたが、今回も6羽のみ。 小柄なダンサーたちがこれをやりますが、小柄なダンサーでずっと観ていない人が何人もいます。


 第2幕、群舞の一番後ろの列で、他の人が体を反って腕を動かしているのに、そのまま、ただ腕を動かしていた方、ここでは名前を書きませんが、他の部分では体のそりも、アクティングもきれいなのに・・・ 一番後ろの列でも、意外と目立ちます。


 第4幕の最後、オデット、王子が湖に身を投げ、ロットバルトが倒れていくのに従い、白鳥たちが舞台を走り回る部分、あそこは何度観ても感動する場面です。


 全体的に、いつも私が観ていたキャストとも違い、いろいろと楽しめました。

 ロベルタは、4月にスティーブンと一緒に踊る時、今日よりもよい舞台を観ることができることを期待しています。


  

Posted on 2011/03/25 Fri. 06:20 [edit]

category: バレエ

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25

『トリプル・ビル』 ラプソディー、 センソーリウム、 ペンギンカフェ (キャストのみ) 

 昼間は、半袖にカーディガンでも出かけられる、非常に珍しいイギリスです。

 これではまるで夏のようで、昨日は素足にサンダル、または、真夏用のワンピース、といった格好の女性もみかけました。

 

 とりあえず、今日の分のロイヤルバレエ、キャストのみ。

 昨日の分はまだ書き途中なので、書き終わったらアップします。


 『ラプソディー』 アシュトン振付、 ラフマニノフ作曲

  曲は、パガニーニの主題による狂詩曲(ピアノとオーケストラ)

 

 アリーナ・コジョカル、 スティーブン・マクレー


 エマ・マグワイヤ、 オリヴィア・コウリー、 ラーラ・ターク、

 メリッサ・ハミルトン、 ピエトラ・メロ・ピットマン、 高田茜、

 ダーウィッド、 ヴァレンティーノ・ズチェッティ、 ジョナサン・ワトキンズ、

 リアム・スカーレット、 サンダー・ブロンマート、 フェルナンド・モンターニョ


  

 『センソーリウム』 アラスター・マリオット振付、 ドビュッシー作曲 コリン・マシューズ編曲

   曲は、ピアノのためのプレリュード(第1、2巻)より7曲抜粋


 メリッサ・ハミルトン、 ギャリー・エイヴィス、

 マーラ・ガレアッツィ、 ベネット・ガートサイド


 ピエトラ・メロ・ピットマン、 高田茜、 ジャクリーヌ・クラーク、 エマ・マグワイヤ、

 クリスティン・マクナリー、 サビーナ・ウエストカム、 ラーラ・ターク、 リヤーン・コープ



 『Still Life at the Penguin Cafe』 デイヴィッド・ビントリー振付、 サイモン・ジェフス作曲

  曲は、同名 (無理やり日本語訳をつけるのであれば、『ペンギンカフェで残っている絶滅寸前の動物たち』)


 各役の役名のタイトルは、昨年10月に新国立バレエがこの作品を上演しているので、そのキャスト表の日本語訳を用いました。


 ペンギン: エマ・マグワイヤ


 ユタのオオツノヒツジ: イッツィアー・メンディザバル、 ベネット・ガートサイド


 テキサスのカンガルーネズミ: リアム・スカーレット


 豚鼻スカンクにつくノミ: 高田茜

                エリーコ・モンテス、 マイケル・ストーイコ、 ダーウィッド、 

                サンダー・ブロンマート、 ジョナサン・ワトキンズ


 ケープ・ヤマシマウマ: エドワード・ワトソン

     女性たち: クリスティーナ・アレスティス、 ターラ・ブリジット・バフナーニ、 オリヴィア・コウリー、

            シャーン・マーフィー、 ロマニー・パジャック、 ローラ・マックロック、

            ナタリー・ハリッソン、 ラーラ・ターク


 熱帯雨林の家族: フランチェスカ・フィルピ、 平野亮一、 アリシア・トルシンスキー(JA)


 ブラジルのウーリー・モンキー: ポール・ケイ

                      リヤーン・コープ、 サビーナ・ウエストカム

Posted on 2011/03/24 Thu. 06:13 [edit]

category: バレエ

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24

『トリプル・ビル』 ラプソディー、 センソーリウム、 ペンギンカフェ 

 先週から始まっている、ロイヤルバレエのトリプル・ビルです。


 今回は、3つの作品が全て違う振付家によるもの。 彼らは全員イギリス人で、ロイヤルバレエに関わる(っていた)人たちです。


 今日はとってもとってもラッキーなことに、友達からチケットを頂き、本番では初めて、オーケストラ・ストール(平土間)の一番前の真ん中でバレエを観ました。

 もちろん、形などは離れたほうがきれいに観えますが、ダンサーたちの息遣いがそのまま聞こえるような舞台に息を呑むばかりでした。


このトリプル・ビルの写真は、http://www.ballet.co.uk/gallery/dm-rhapsody-sensorium-still-life-roh0311  より。

 


 『ラプソディー』 フレデリック・アシュトン振付、 ラフマニノフ作曲

         曲は、 パガニーニの主題による狂詩曲(ピアノとオーケストラ)


 ラウラ・モレーラ、 セルゲイ・ポルーニン


 エマ・マグワイヤ、 オリヴィア・コウリー、 ラーラ・ターク、 メリッサ・ハミルトン、

 ピエトラ・メロ・ピットマン、 高田茜、 

 ダーウィッド、 ヴァレンティーノ・ズチェッティ、ジョナサン・ワトキンズ、

 リアム・スカーレット、 サンダー・ブロンマート、 フェルナンド・モンターニョ


 

 何度観ても美しいバレエです。 とくにこのプロダクションでは、踊りを邪魔しない、シンプルかつ美しい衣装と背景です。

 ストーリー、あらすじはありません。

 踊りを楽しむものです。 が、特定のストーリーは無い中にも、各ダンサー、カップルが自分たちのストーリーを持たないとただそれだけ、で終ってしまうかもしれません。 観る側も、自由に想像を働かせてよいと思います。


 日本では、Kバレエがこの作品を上演していますし、録画にもなっているはずです。

私は写真でしかみていませんが、衣装は全く違う、という印象があります。

 

 前回この作品を上演したのは2007年の1、2月。 今回は、プリンシパルカップル2組がデビューです。

 

 あの有名な『パガニーニ狂詩曲』、ラドシラ・ミ・ファ・ラーのオープニングが始まった時には、まだ幕は閉じたまま。 ラ・ラ・ラドシラの主題が始まる前に幕が開きます。

 幕が開くと、中央に男性・プリンシパルが立ち、舞台後方、3段になっている上に6組のカップルがそれぞれ違う格好で立っています。


 元々、1980年にクウィーンズ・マザーの80歳のお誕生日を記念して作られたバレエ、男性プリンシパルは客席にお辞儀をするような振付で始まります。


 アシュトンらしく、非常に音楽的。 ダンサーの踊りが音楽そのものです。

 このピアノパートをこのバレエで弾くことは私の一生の夢。

 一度も勉強したことがない曲ですが、私だったらここはこう弾いたらダンサーたちがもっと魅せることができるのでは?と思いながら観てしまいました。


 最初から技巧的なものの連続です。

 セルゲイはジャンプが美しいダンサー。 特に最後に近い部分でのジャンプにはあっけにとられます。

 アシュトンの細かい足さばきは怪しいものもありましたし、私にはもう少しクリスプな部分が欲しいな、とも思います。

 

 ラウラは普段からクリスプな足捌きがある、アレグロダンサー。 途中のソロで気持ちが良い踊りをみせてくれました。

 

 あの有名な、ラファソラレー、で始まる美しい部分、プリンシパル・カップルのパ・ドゥ・ドゥです。

 17日の舞台では、中央の大きなリフト(ある本によると、ソヴィエト・リフト)で失敗がありましたが、今回は成功。

 セルゲイがもう少し、インサイトの時にレズリーに言われていたように、音楽的に回転できているとよいな、とは思いましたが。


 群舞の6人の男性、彼らにとってかなり勉強になると思われる作品です。

 ヴァレンティーノのきれいなジャンプ、ダーウィッドのきもちがよい踊りにも目がいきますが、私の場合は、リアムに目が奪われます。

 彼は、正直なことを言うと、とりわけジャンプが飛べたりするダンサーでは決してありません。

 が、ちょっとした顔の向き、目線、音楽的なアクセント、特にこのようなアシュトンの音楽性あふれた振付の作品の場合、このようなちょっとしたことが、踊りに大きな大きなプラスになります。



『センソーリウム』 アラスター・マリオット振付、 ドビュッシー作曲

   曲は24のピアノのためのプレリュードより7曲


 マリアネラ・ヌニェス、 リヤーン・ベンジャミン、

 ルパート・ペネファーザー、 トーマス・ホワイトヘッド


 ピエトラ・メロ・ピットマン、 高田茜、 ジャクリーヌ・クラーク、

 エマ・マグワイヤ、 クリスティン・マクナリー、 サビーナ・ウエストカム、

 ラーラ・ターク、 リヤーン・コープ


 

『Still Life at the Penguin Cafe』 デイヴィッド・ビントリー振付、 サイモン・ジェフス作曲

  曲は、同名 (無理やり日本語訳をつけるのであれば、『ペンギンカフェで残っている絶滅寸前の動物たち』)


 各役の役名のタイトルは、昨年10月に新国立バレエがこの作品を上演しているので、そのキャスト表の日本語訳を用いました。


 ペンギン: エマ・マグワイヤ


 ユタのオオツノヒツジ: ゼナイダ・ヤノウスキー、 ギャリー・エイヴィス

 テキサスのカンガルーネズミ: リアム・スカーレット


 豚鼻スカンクにつくノミ: アイオーナ・ルーツ

                エリーコ・モンテス、 マイケル・ストーイコ、 ダーウィッド、 

                サンダー・ブロンマート、 ジョナサン・ワトキンズ


 ケープ・ヤマシマウマ: エドワード・ワトソン

     女性たち: クリスティーナ・アレスティス、 ターラ・ブリジット・バフナーニ、 オリヴィア・コウリー、

            シャーン・マーフィー、 ロマニー・パジャック、 ローラ・マックロック、

            ナタリー・ハリッソン、 ラーラ・ターク


 熱帯雨林の家族: クリスティン・マクナリー、 ニァマイヤー・キッシュ、 ミーナ(JA)


 ブラジルのウーリー・モンキー: リカルド・セルヴェラ

                      リヤーン・コープ、 サビーナ・ウエストカム

Posted on 2011/03/23 Wed. 06:27 [edit]

category: バレエ

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23

『不思議の国のアリス』(3月15日)マリアネラ、ルパート、エド、ゼナイダ 

 先週、3月15日(火)に行われた、ロイヤルオペラハウスでのロイヤルバレエの『不思議の国のアリス』です。

 私はチケットを持っていなかったので、7時20分にオペラハウスへ着いたら、なんと、25番くらいでした。

 10時の発売時間には80人近くが並び(当日券は67枚くらい)ました。

 ちなみに、1グループ目はおば様方のグループで、2グループ目が日本人の友達だったのですが、彼らは5時半に来たそうです。


 私は気がつかなかったのですが、チャーリーとカミラがロイヤルボックスにいらしたそうです。

 カーテンコールの時に、ダンサーたちが普段とは違って、ロイヤルボックスに向かってお辞儀をしていたので、??と思っていたのですが。


 あらすじは、3月2日あたりに書いています。


 『不思議の国のアリス』 クリストファー・ウィールドン振付、 ジョービー・タールボット作曲


 アリス: マリアネラ・ヌニェス

 ジャック/ハートのジャック: ルパート・ペネファーザー

 

 ルイス・キャロル/白うさぎ: エドワード・ワトソン

 お母さん/ハートの女王: ゼナイダ・ヤノウスキー 

 お父さん/ハートの王様: クリストファー・ソウンダース

 

 マジシャン/狂っている帽子屋: スティーブン・マクレー

 ラジャ/芋虫: エリック・アンダーウッド

 公爵夫人: サイモン・ラッセル・ビール

 司祭/三月うさぎ: リカルド・セルヴェラ

 堂守/ヤマネ(眠りねずみ): ジェームズ・ウィルキー


 メイド/料理人: クリスティン・マクナリー

 従卒(召使)/魚: サンダー・ブロンマート

 従卒(召使)/かえる: 蔵健太

 

 アリスの姉妹たち: リヤーン・コープ、 サマンサ・レイン

 執事/死刑執行人: フィリップ・モスレー


第1幕:

  メイドたち: ロマニー・パジャック、 ヤスミン・ナグディ、 レティシア・ストック

 

 花(リード): アイオーナ・ルーツ、 トーマス・ホワイトヘッド、

          ユフィ・チェ、 平野亮一、

          ヘレン・クロウフォード、 ヴァレリー・フリストフ、

          イッツィアー・メンディザバル、 ヨハネス・ステパネク

 

 芋虫についている女性たち: クレア・カルヴェート、 ラーラ・ターク、 

                   メリッサ・ハミルトン、 ナタリー・ハリッソン


第2幕:

  ガーデナー: ジェームズ・ヘイ、 ヴァレンティーノ・ズチェッティ、 ダーウィッド


  ハートの女王の”ローズ・アダジオ”のパロディの相手:

                 ベネット・ガートサイド、 ジョナサン・ハウエルズ、

                 マイケル・ストーイコ、 ホセ・マーティン

  

  トランプたち(リード): 小林ひかる、 トーマス・ホワイトヘッド、

                ユフィ・チェ、 ヨハネス・ステパネク、

                イッツィアー・メンディザバル、 ヴァレリー・フリストフ、

                ディアードル・チャップマン、 平野亮一


 これが、今回の『アリス』の最終公演でした。 マリアネラは、一般公演では1度だけの出演。 ですが、この1週間前、3月9日のスクール公演にて、アリスを踊っています。


 キュートで、いたずらで、やんちゃなアリスを演じました。

 このところ、しっとりと、大人の女性の踊りをするようになりましたが、それでも、このアリスは彼女にぴったりの役だと思います。 バレリーナがアリスを演じる、というよりも、普通の女の子がアリスを演じる、といったような感覚になりました(良い意味です)。


 インサイトの時のウィールドンのお話では、アリスの年齢設定を15歳(16歳だったかも・・・)にしてあります。

 その理由は、原作どおりのそれ以下の年齢だと恋に落ちる年齢ではないから。

 バレエ(特に全幕)においての中心になるパ・ドゥ・ドゥは男女の恋愛とか、パッションをあらわすもの。

 どうしてもそのようなキャラクター設定が必要になってくるのです。


 きっとマリアネラって、10代の頃はこのような女の子だったのだろうな、と思いながらみていました。

 彼女は第3キャストですが、踊りはもちろんのこと、アクティングが素晴らしかったです。

 第1幕、途切れ途切れのような感覚になる、色々なことが起こる中、ストーリー、というか、アリスの心情を観客に伝え、観客を舞台の上で起こっている様々な『不思議』に引っ張り込んだのはマリアネラでした。


 特に、アリスが小さくなった後、カップケーキを食べたことにより、巨大になります。 

舞台奥に箱(部屋)のようなものが現れ、そこにアリスが入ることにより、アリスが巨大になったことをあらわしますが、他の二人のアリスが、タイミングの問題も有り、箱が現れてからそこへ入ったのに対し、マリアネラは、タイミングよく、箱の中に吸い込まれるように入ったので、意味が通じました。

 が、コンピューターの問題なのか、箱の前にカーテンがかかってしまい、途中まで半分観えなくなってしまっていたのが残念でした。 



 ゼナイダのハートの女王は、とにかくコミカル。 

 彼女ご自身が『アクトレス』と言っていらっしゃいますが、まさにその通り。

 

 エドの白うさぎは、2日に観た時よりも、最初にルイス・キャロルからうさぎに変身していく過程がよりリアルでした。

 

 7回目の公演、ということで、ダンサーの方々も、2日に2回目の公演を観た時よりも、よりいっそうキャラクターが強く出ていました。


 第2幕で、5人の女性によって踊られる、フラミンゴ、 第1幕最後のフラワー、これらは素敵なのですが、もう少し踊る時間が長くてもよいかな、と思います。

 出てきて、あっという間に終ってしまう感覚でした。


 お茶会の場面での、スティーブンのタップダンス、まさに、Mad でした。


 第2幕のハートの女王と4人の男性での『バラのアダージョ』のパロディ、2日に観た時には、4人の中でもアクティングがより必要な役をブライアンが演じて会場を笑いの渦に巻き込みましたが、残念ながら彼はその後の『白鳥』の舞台で、舞台上で怪我。 私はもう一度ブライアンで観たかったので、それが残念です。 


 

 第1キャストがフィルミングされているので、イースター頃にイギリスでテレビ放送される予定だそうです。

 次に上演される際、再び少しは手を加えてもよいかな、と思う部分もありますが、そして色々と意見もありますが、全体的に観ると、私はアドヴェンチャーの世界に引き込まれました。



Posted on 2011/03/22 Tue. 06:37 [edit]

category: バレエ

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22

キャンセルになる列車、その理由 

気持ちが悪いほど暖かいロンドンです。

 普段の3月ではありえません。 この暖かさを東北に届けることができたら、と思います。


WITH HOPE!!-110321 uk

 ある日のロンドン・ユーストン駅の電光掲示板。

 バーミンガム行きの列車、乗務員不足のため、列車がキャンセル。

 私はたまたまユーストンの駅を通っただけで、これで影響を受けたわけではありません。


 この日、他の列車でも、同じようなことが書かれていました。


 震災が起きても、一生懸命復興しようとして、がんばっている日本。

 人手不足で列車がキャンセルになってしまうイギリス。


 その昔、私がマンチェスターに住んでいた頃は、バスの運転手が休みで、1時間に3本しかこないバスが運休(そんな情報はもちろんもらえません)となることもありました。


 バスもそうですが、この国で必要なこと。 値上げをするのなら、利用者の立場に立って迷惑をかけている部分を解消してから!!

 この前も、夜バスに乗っていたら、乗客が停車希望のボタンを押してあったのに、運転手が無視して、乗客が大騒ぎ、ということがありました。

 

 上の掲示板、バーミンガム行きは20分に1本あるから良いですが、もしも1時間に1本しかない列車がこのようなことをやったら、大問題です。

 それでも、私は先月バーミンガムへ行った際、列車が遅れたから、次に乗り継ぐ列車に乗れませんでしたが。

 帰りは、信号機の故障で、大回りをして、1時間20分でロンドンに着く予定が、2時間以上かかりました。



 明日からはバレエ三昧です。

 また、感想を書きたいと思っています。

Posted on 2011/03/22 Tue. 05:01 [edit]

category: イギリス事情

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22

この週末に行った学校 

私はコートを着ていますが、サマードレスの人もいるほど、暖かいロンドンです。


 この昨日、一昨日行った、ノース・ロンドン・コレジエイトの写真を少し。

 とはいっても、裏側の門を使っていたので、メイン校舎などは見ていません。


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 裏門を入って、駐車スペースのようなところに立っていた、道しるべ。 桜がとってもきれいでした。

 4月生まれの私、幼稚園の年少さんの時にはさくら組でしたし、桜は大好きな花です。

 いつか、日本の桜が満開の時期に日本へ行って、航空公園の桜の下で、母のおばが作る草もちを食べるのが夢です。

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パフォーミング・アーツ・センター。 
WITH HOPE!!-110321-2 nlc performing

 

パフォーミング・アーツ・センターの半分が、音楽棟。


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 池をみていたら、池からあがってくる方々が。


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 とってもきれいな毛並み。

 近づいても、全く気にしていないようでした。

 しばらく、芝生の上で遊んでいて、池に戻っていきました。


 自然に囲まれている学校、やはり好きです。

Posted on 2011/03/21 Mon. 03:21 [edit]

category: イギリス事情

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21

フェスティヴァル終了 

 ずいぶん日が伸びました。

 今週一杯で冬時間が終ります。 来週の日曜日、夜の7時でも明るい状態になります。 

 今年の冬は変な冬でしたが、それでも、春が来ることは待ち望んでいたことです。


 昨日に引き続き、フェスティヴァルの会場に行ってきました。


 お昼前から、グレード3が13人エントリーで、9人参加。

 引き続き、私の生徒は出ていませんが、11歳から14歳の今まで(この)フェスティヴァルで1位を取っていない(2位、3位も含まれていたかもしれません)人たちのクラス。

 そして、昼食後から、グレード4のクラス。 17人エントリー。 15人参加だったと思います。


 結果から書きますと、私の生徒たちはグレード3のクラスで1位、 グレード4のクラスで2位を頂ました。

 どちらも私の生徒は1人ずつの参加です。


  

 昨日、今日で5クラスを聞きましたが、講評をお聞きしていて思うのは、今回の審査員と私の考えが非常に近かった、ということ。 もちろん、生徒たちは皆ベストを尽くしてがんばりましたが、このような場では、審査員の方もおっしゃっていましたが、審査員の考えで賞が与えられる。

 審査員の方は私と同年代だと思います。 伴奏を主に、演奏活動をなさっている方です。

 

 よって、よく弾けている演奏よりも、キャラクター、流れ、音のトーンなど、演奏、を求めていたように思います。

 私自身が演奏家です。 生徒たちにも、キャラクター、流れなどを考えて、ただただ間違えないで弾くよりも、演奏を求めていました。

 結局、4人の生徒を4クラス(部門)に1人ずつ参加させましたが、2人が1位、1人が2位、というとても嬉しい結果を頂きました。 もちろん、生徒たちのがんばりはありますが、審査員との考えが一致した結果かな、とも思います。 


 1人の生徒は、口をすっぱく、少しテンポをあげるように言ってあったのに、遅めのテンポでメヌエットを弾きました。

 講評の際、「最初はちょっと遅すぎる、と思いましたが、遅いけれど、その中には意志もあり、説得力のある遅さだったので、試験だったら減点されてしまうけれど、今回のこの演奏、という場では、これでよいな、と思いました」 ということを言われました。 

 このような講評をしてくださる方はそう多くはありません。 


 グレード4のクラスを受けた日本人のT君は、秋から指導していますが、英語がわからないまま、現地校に通い、ピアノも日本の先生とはまた違ったレッスンで、色々と戸惑いもあったことと思います。

 私自身が、英語を日本で5年間半勉強したあとにイギリスに来て、現地校での英語の苦労はかなりありました。

 9月よりもずっとずっとピアノは成長し、こうして新しい環境で、今、良い評価を頂けた事はとても良かったと思います。 一つの自信になってくれたら嬉しいな、と思います。



  私が学生の頃、何の授業だったか覚えていませんが、何度か、先生方から、生徒たちをフェスティヴァルなどに参加させる時は、きちんとした服装をさせるべきだ。 特に年配の審査員の場合は、ジーンズ、運動靴はもてのほかだ、といわれていました。

 今回、4人ともフェスティヴァルは初参加。 今日のグレード4のクラスで弾いた子は、日本での発表会の経験がありますが、他の3人は、人前で弾くことが自体が初めての経験です。

 よって、学校へ行くときの黒の靴でよいから、とにかく、運動靴、ジーンズ、ジャージは禁止、とご両親にお話をしてありました。

 が、ふたをあけてみると、他の子供たちは、小さい子達はドレスアップしている子もいましたが、今日は、多くがジーンズに運動靴などの普段着。

 

 今回の審査員の方はご年配ではありませんが、それでも、やはり服装もみていらっしゃいました。


 

 今日のグレード3はつっかえつっかえ弾く子もいました。 それでも、審査員の方は、講評の際には、良いところをほめる。 非常にイングリッシュなやり方です。


 私は、子供たちの演奏を聴きながら、どうしても「ここをああしたら、もっとよくなるのに」というような聴き方をしてしまいます。 普段、教え、という子供たちの良いところをほめながらも、欠点を直すことが大切、ということをしているからかもしれません。


 

 私の師匠、Dr.Sご夫婦のように、いつの日か、フェスティヴァルで賞を取る生徒を育てることが夢でした。

 その夢のための目標として、まずは、フェスティヴァルに参加させられる生徒を育てることがありました。

 今回、この目標を達成することが私にとっては一番のこと。 賞はいただけたらそれはそれで嬉しいけれど、まずは、生徒がベストを尽くせるような指導をする、ということが、私には一番大切なことでした。

 生徒の演奏を聴いている時には、自分のコンサートの時に経験したことがないほど、心臓のビートが速くなりました。 周りの人に心臓の音が聞こえるのではないかしら、というほど。

  聴きながら、「左右のバランスが・・・」 とか、「強弱が・・・」とかそのようなことを考えてしまったのも事実です。


 が、思いもがけず、夢までかなえることができて、とんでもなく嬉しいです。

 もちろん、今回は賞をいただけたけれど、次回もいただける、とは限りません。

 でも、納得のいく指導を続けていきたいと、思います。


 自分自身が演奏した時の後のような疲労感です。


 4人の生徒全てに、大きな大きな拍手と、私のごちゃごちゃうるさい指導についてきてくれたことの感謝を送りたいと思います。 今回の経験を元に、音楽がもっと好きになってくれたら、練習の大切さを学んでくれたら、と思っています。




 東北の地震から10日。 短くも長い10日間でした。 色々な思いで日本のニュースを見たり、読んだりしています。

 この10日間、バレエのことは書かずにいました。

 が、日本も復興に向けてがんばっている姿をみるようになりましたので、日本にいらして、私のブログを読んでくださっているロイヤルバレエファンの方々の為にも、明日以降、再びバレエの記事を掲載していこうと思っています。

 この10日間に観た物をまず先に、と思っていますが。


 

Posted on 2011/03/20 Sun. 06:48 [edit]

category: 音楽

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20

WELL DONE!! 

とってもとってもLovelyな天候でした。  

 朝から、車だとそれほどかからないですが、バスだと1時間半ほどかけて、北ロンドン、エッジウェアへ。

 エッジウェアには2005年から1年間、ロンドンに来て最初の年にすんでいたので、懐かしい場所です。

 住んでいた場所の最寄のバス停でバスを降りて、反対側に向かって歩くこと15分ちょっと、イギリスの女子校のトップの学校の1校である、ノース・ロンドン・コレジエイト・スクール(http://www.nlcs.org.uk/) へ。

 お勉強も、スポーツも、音楽も、満遍なくできる人が多いのが、イギリスのエリート。

 この学校もそう。 ただ、学費も素晴らしいのもこの学校の特徴。

 

 この学校の音楽棟にて、昨日から、ワトフォード・フェスティバルのピアノ部門が行われています。

 このフェスティヴァルというのは、色々な意味がありますが、プロの人たちのコンサートが連なるフェスティヴァルと、子供たちのためのフェスティヴァルがあります。

 今回は、子供たちのため。 コンクールと発表会の中間のようなもので、イギリスでは、非常に盛んです。

 1位から3位の順位はつきますが、講評を頂いたり、人前で演奏することが一番の目的。

 

 ワトフォード・フェスティヴァルは、音楽部門の他に、スピーチ、ドラマ部門があり、詩の朗読、マイム、アクティングなどがあり、時間さえあれば、全てを観に行ってみたいと思うほどです。

 

 このフェスティヴァルに生徒を出すのは初めて。 この地区は、良い先生も多いし、我が師匠、Dr.Sと奥様のオルガの生徒たちが、毎年多く受賞することでも有名。

 

 今日は、午前中に、グレード1(わかりやすくいうと、ブルグミュラーの1番、2番あたりのレヴェル)のグループと、続いて、初心者(グレード1以下)のグループに生徒を出していたので、私もいく事に。

 グレード1のグループは、20人が申し込みをして、17人が出席。 私は絶対に気があわない、という感じの先生が5人くらい生徒を出していました。 私の他に聴きにいらしていた先生方は2人くらい。

 ちょうどグレード試験の最中ですし、何人もの子供たちが同じ曲を弾いていました。

 ちなみに、いわゆる、日本の皆さんが想像するような、白人イギリス人は1人だけ。 全員、中国系か、インド系の子供たちです。 プログラムに並ぶ名前は、いわゆるイギリス人の名前は本当に少しだけ。

 

 

 8歳のRちゃんは、私と勉強を始めて2年ほど。 きちんと練習をする習慣がついたのは、この1月からです。

アンナ・マグダレーナからのメヌエットと、イギリス人作曲家の、『The Tender Flower』を演奏。

 

 講評の時、全体に『ガヴォット、メヌエットなど踊りの曲を演奏する人が多かったですが、きちんとどのような踊りなのかを考えて弾きましょう。 Tender Flowerを弾いた人が数人いましたが、どのようなお花なのか、想像できていますか?』

 というようなことをおっしゃっていました。

 このグループは時間もあったので、一人ひとりの講評もしてくださいました(最後に、講評用紙は頂けます)。

 結果、2位を1人、1位をジョイントで2人にする、とのこと。

 とってもとっても嬉しいことに、Rちゃんは1位を頂きました。 講評も、『あなたのメヌエットからは、メヌエットがどのような踊りなのかを想像することができました』といわれ、私が散々レッスンの時に、踊ったり、どのようなお花を思い浮かべるか、ということを話して、二人で想像を広げていっていたことが評価され、私自身も嬉しかったです。

 演奏することが一番の目的。 でも、賞を頂いたら、それはそれで嬉しいこと。

 ただ、今月末のプライズ・ウィナー・コンサートにお声をかけていただけたのですが、彼女はパパのご実家に行く予定。 残念ながら参加ができません。

 

 続いて、初心者グループで、Rちゃんの弟が参加。 

 お姉ちゃんの結果をみてしまい、私は複雑な気持ち。

 とにかく、楽しむ、ということを念頭におき、素敵な演奏をしてくれました。

 このグループは13人が参加。

 

 時間が押してしまい、個々に対する講評がなかったのが残念でした。(講評用紙は頂きましたが)

 残念ながら受賞にはいたらず、本人はがっかりしたようですが、私からしてみると、2年前にレッスンを始めた時には、数ヶ月の間、毎回のレッスンで、「ピアノを部屋から運び出してくれ。 ピアノなんか大嫌いだ」と散々言われていたので、ここまで来た事に、そして、賞をもらえなくて気落ちする、という気持ちを持ったことに、大感激です。

 がんばっていたからこそ、悔しいわけですから。

 彼もやっとこの1月からだいぶ練習ができるようになった生徒。 これから、きちんと練習をする約束をしていました。

 彼らは来週頭にグレード試験があるので、あと2日、気を抜かずに練習をしてもらいたいと思います。

 

 30人の子供たちの演奏を聴いていて思ったこと。 これが、イギリスのスタンダードだと思ってはいけない(これは、ご両親にお話しました)。 指の形がきれいな子供たちが多いことに驚きました。 私が今まで知っているのは、叩くようにピアノを弾く子供ばかりでした。

 ただ、リズム、テンポが安定しない子供が多いのが気になりました。

 グレード1のグループでは、暗譜で弾いたのは3人ほど。 もう少し暗譜で弾く子供が多くても良いと思いますが。

 今回、私が聴く限りは、Dr.Sご夫妻の生徒さんはこれらのグループには出場していなかったようです。 打倒Dr.S!というのが私の密かな夢ですが。

 

 午後から通常の教えに行って、夕方から、調音のレッスン。 昨晩は私が緊張しすぎて(自分の本番前にあんなに緊張したことはありません)、2時間ほどしか眠れなかったので、今は疲労感が素晴らしい。

 明日もお昼前から会場へ行って、午後の早い時間まで、生徒の演奏を聴きます。

 今日のように素敵な天候だったら、ピクニックを持って行って、学校の芝生の上でランチにしようかな、と思っています。

 

 今日弾いた生徒たち、私を笑顔にしてくれました。 自分が弾くほうが何倍も気楽だ、と思いますが、生徒を育てる、ということ、実は私にあっていることなのかもしれません。

Posted on 2011/03/19 Sat. 04:22 [edit]

category: 音楽

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19

明日からフェスティヴァル 

 冷え込んでいるロンドンです。

 

 ついに明日から2日間は、フェスティヴァルです。

 このフェスティバルに生徒を参加させるのは、初めてのこと。

 一人ひとり、納得の演奏をしてもらいたい、と思っています。

 私自身が緊張をしないようにします。 我がDr.Sは生徒の試験の時、とんでもなく緊張して、こちら側が心配してしまうほどでした。

 

 私は子供たちにとっては先生かもしれませんが、舞台に立つ人間の1人。 舞台の怖さも、楽しさも、喜びも、全てが宝物です。 泣きたくなった舞台だっていくつもあります。 納得のいく演奏ができなくて、学生時代は、先生の前で大泣きしたこともあります。


 今週、フェスティヴァル前最後のレッスンで泣いた生徒もいます。 でも、本番の後に泣くよりも、レッスンで泣いたら、その後の数日で、絶対に彼はがんばると思います。 悔しい、という気持ちが芽生えたこと、もっと上手に弾きたい、という気持ちを持ってもらうこと、これが今回フェスティヴァルに参加する心の一番だと私は思っています。 


 今日も、明日演奏する子供たちに、「お客さんの心を温めてね。 日本のニュースで沈んでいる私を笑顔にしてね」と伝えてきました。

 私が今まで注意したり、ごちゃごちゃ言っていたことなんて、どうでもよいのです。

 彼らはきちんと消化している。 

 舞台、という与えられた最高の時間を楽しんでもらいたいと思います。

 今回、思うような演奏ができなくても、次はもっと素敵な演奏ができるようになる。 


 私は子供の頃はとってもとってもシャイな性格でしたが、舞台が大好きでした。

 バレエの発表会だって、日本舞踊の発表会だって、なかなか笑顔にはなれませんでしたが、舞台の上ではもう1人の人間になることができる。

 だから、私の生徒たちも、何かを感じてもらえたら嬉しいな、と思います。

 

 当日は思う存分楽しんでもらいたい。

 

 明日は朝から会場です。 バスがきちんと運行してくれることだけを願っています。

 

 

Posted on 2011/03/18 Fri. 05:59 [edit]

category: 音楽

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18

寒さに備える 

仙台で雪が降ったり、関東も寒さが戻っているようで、このような時に・・・ と思わずにはいられません。

 

 計画停電で、屋内でも寒さがあるのが気になります。



 2月に、自分の楽しみのために、マイナス5度の中、一晩外で過ごした私、用意をきちんとしていても、寒さに耐えるのは大変。 被災地の方々の寒さが身にしみてわかります。 私の経験以上のことです。


 ちなみに、私は、1人暮らしですし、夜帰ってきて暖房を入れるのがもったいない時には、冬でも暖房無しですごすことが多々あります。 日本よりは冷え込むイギリスです。

 計画停電で、暗くなってから停電になる方々に、私の寒さをしのぐ方法をお伝えしてみたいと思います。


 私の場合は、湯たんぽを準備 (停電になる前に準備できますよね?)。 大き目のマグカップに温かいお茶 (お湯をフラスクに入れておくのもよいかもしれません)。 

停電中は、夜ならば家の中を歩き回る、といったことも無いでしょうから、座って、ひざの上に湯たんぽを置いて、上から、毛布、ひざ掛けなどをかける。

 少し厚着をして、綿入れ半纏または、ちゃんちゃんこを着る。 フリース、タオル地のバスローブでも良いですが、日本のご家庭では、半纏、ちゃんちゃんこの方が一般的ですよね?

 3時間くらいだったら、動かない状態でいるのであれば、ホッカイロよりも、湯たんぽの方が効果的だと思います。


 私の場合は、氷点下に外が下がらない限り、これで、どうにかなっています。

 低温やけどに気をつけさえすれば、ひざ掛けをかけるだけよりも、湯たんぽを使うと、体全体が温まります。

イギリスでは、薬局などで簡単に手に入りますが、日本でも売っていますよね?

 

 イギリス生活2年目の時、真冬に寮の暖房が壊れて、その頃は湯たんぽも持っていなくて、寒さに参った私は、日本から綿入れ半纏を持ってきています。 素晴らしい防寒着です。


 

 地震発生から1週間、未だにイギリスの新聞では大きな写真入りで、日本のことが伝えられています。

 

 私は、こちらで周りの人がかけてくださる言葉に、励まされています。

 が、イギリス政府も、今日ブリティッシュ・エアウェイズを日本へ送ったそうです。 

 ロンドンで無料で配布されている、イブニング・スタンダード紙に、地震直後から日本入りしているジャーナリストの記事が載っていますが、日本人とはまた違った視点から被災地を見ているので、なるほど、と思いながら、毎日読んでいます。

Posted on 2011/03/17 Thu. 06:56 [edit]

category: 日常

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17

多くの方々が・・・ 

本当に多くの方々が日本のことを心配してくださっています。

 毎日のように、どなたかからか「家族は大丈夫? 日本は大変なことになっているね」とお声をかけていただいています。 私自身も、ネット、新聞の情報に釘付けになっていて、いつもは日本は嫌いだ、と言っていますが、初めて、私の中にも日本人、というのがやはり大きく残っているのだ、と実感しています。

 

 この間の土曜日に、1人がグレード試験が終わり、今週末から来週頭にかけては、グレード試験とフェスティバルが待ち構えています。

 教えだけはきちんと行っています。 しばらくの間はここへ書くことは控えますが、気分転換も含めて、オペラハウスにだけは行っています。 今日は、修士の時にピアノを習っていたゴードン先生とばったりオペラハウスでお会いすることができました。 先生も、開口一番、私の家族のことを心配してくださいました。


 この私のブログ、バレエファンの方々がたくさんいらしてくださっていることも知っています。

 こういうときだからこそ、少しは明るい話題も、とも思いますが、やはり、そのような時ではないと思いますので、私の記録のためにも、舞台の感想は、下書き、として保存しておきます。

 日本が落ち着いてきたら、まとめてアップいたします。 その時は、お知らせいたします。


 

 生徒たちは、私にごちゃごちゃといわれながらも、自分のベストを尽くそう、としてフェスティバルに出る生徒たちはがんばっています。 さすがに私の生徒、というか、自分に対して負けず嫌いの生徒が多い感じがします。

 一応、1位から3位の順位はつきます。 でも、それを考えるのではなくて、自分が納得のいく演奏をしてくれたら、そして、私が大好きな舞台、人前で演奏する、という楽しさを知ってもらいたいと思います。


 今日は、楽しい曲を真面目に弾く生徒(現地人)に、

「私の生まれた国、日本が地震とその後の被害で大変になっているのって知っているかしら? (知っている、との答え) 私の家族は無事だけれど、日本のことが心配なのね。 だから、土曜日にはあなたの演奏で、私を笑顔に、ハッピーな気分にしてくれる? それがあなたに与えられた使命だよ」


 と伝えました。 6歳ですが、わかったようです。 段々とこちらも楽しくなるような演奏をするようになりました。



 日本の計画停電で、交差点での事故の話など、心配事が増えるばかりです。

 被災者の方々も大変だと思います。

 カーディフ時代、電気、水が1、2日止まっただけで大慌てしたことが恥ずかしくなります。


 今はこうしてインターネットがある時代。仙台市内で電気が通ったお話など、お会いしたことはなくても、ネットで交流をしたことがあるような方々で被災地にお住まいの方々がアップしてくださるブログに、安堵の息をもらしています。

 


 

 

Posted on 2011/03/16 Wed. 06:44 [edit]

category: 日常

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16

引き続き 

 放射能のこと、気になっています。


 イギリスでも、引き続き、新聞各紙で日本のことが取り上げられています。

 

 日本がこのような事態に陥っておりますが、今夜はオペラハウスへ行きましたが、私の顔を見るなり、いつもご一緒するような方々が、「心配していたよ。 家族は大丈夫?」とお声をかけてくださいました。

 私の携帯電話がもう寿命で(今日わかりました)、この数週間、TEXT messageが受け取れていなくて、今回のことで、イギリスで連絡を下さったのに、私の元には届いていない、という状況で、よけい心配してくださった方々もいらっしゃいます。

 電話のことは、今日解決させました。 正確に言うと、全てが解決するまでに、あと1日半は必要ですが。


 色々と不安も募るばかりですが、とりあえず、情報だけは手に入るので、それを見守るしかありません。 


 計画停電の影響で、交差点で車が接触するような写真をみて、心配も増すばかりですが、日本はこれを乗り越えるのでしょう。

 

 被災地が寒さが増しているようで心配ですが、イギリスの新聞でも90時間以上ぶりに救出された方々のお話がのっているのを読むと、安堵するばかりです。

 


Posted on 2011/03/15 Tue. 06:48 [edit]

category: 日常

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15

イギリスでの報道、計画停電 

 3日連続で、英国の各紙のトップページが日本のことです。

 このようなことは、非常に珍しいことです。


 原発のことはもちろん、多く取り上げられているものの、救助のこと、被災地のこと、他の国のこと、とだけではなく取り上げられているように思います。

 もちろん、日本にいるイギリス人の安否を気遣う記事もありますが、それだけに費やさないのが、とてもイギリスらしいなと思います。

 

 関東は、計画停電、このような事態の時には必要なことと思います。

が、外から見ている人間が言う資格はありませんが、中央区、千代田区など、企業が密集している部分は計画停電を行わない、といっても、23区に住む以外の人のことを考えられていないように思われてなりません。

 企業は動く、でも、電車は動かない。

 まさに、電車が動かない(のか、動くこともあるのか?)地域になっている我が実家です。

 それでも、仕事に行こうとしている。

 日本人ってなんて勤勉なのだろう、と少しの雪で全ての交通が麻痺し、企業、学校が休みになるこの国からみると、驚くと同時に、この国は甘すぎる、と思わずにはいられません。

 

 

 もちろん、各鉄道会社も直前まで停電の情報に振り回されているのは百も承知です。 でも、使用者が完全に振り回されています。

 

 もちろん、被災地の方々は厳しい生活をしいられていることはわかっています。

 今度は東京で波乱が起こらないことを願って止みません。


 

 色々な民族が集まっているロンドンなら、どのようなことになってしまうのだろう?と思わずにはいられません。

 先日だって、乗っていたバスで、怒鳴るようにしゃべっていた黒人に、白人が注意をしたら、喧嘩が始まりました。

 

 

 これから、被災地で気温が下がるようで、心配です。

  

Posted on 2011/03/14 Mon. 04:53 [edit]

category: 日常

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14

私自身が・・・ 

今日も再び英国の各紙は、地震のこと、原発のことがトップページになっています。


 昨日は教えに行った先々で私の家族の安否、日本の状態を尋ねられましたし、新聞を買いに入ったニュースエイジェントなどで、

「あなたは日本人でないとよいのだけれど・・・ (私が日本人とわかると) I'm sorry. あなたの家族は大丈夫? 日本は大変ね。」とお声をかけてくださったり。 


 ですが、今夜は、私自身が慌てることに。


 今日は家にいたのですが、NHKの日本の朝6時位のニュースを見たくて、家だと電波が弱くてネットのつながりが悪くて動画は見られないので、つなげるようなところへいったのです。

 イギリス時間の夜10時15分頃、家へ帰ってきてドアを開けようと思ったら・・・・


 ロックの調子が悪くて、なんと、鍵が根元から折れてしまいました。

 もちろんスペア・キーなんて持っていません。


 近くのニュースエイジェントへ駆け込んで、瞬間接着剤についてきいたのですが、鍵は無理、とのこと。

 他のお店で、ロックスミス(鍵をあける専門店)の電話番号を聞き(よくよく考えたら、自分でコンピューターを持っていたのだから、調べられた)、電話。 しかも、途中でずっと調子が悪い私の携帯電話は、いきなりバッテリーがなくなってしまい、公衆電話を探す始末。 

 駅前の通りまでバスで行って、片っ端から公衆電話探し。

 公衆電話は近くにもあるのですが、イギリスという国は、公衆電話5台チャレンジして、やっと1台つながるものがあるかないか、というような状態の国なのです(もちろん、普通の状態で、です)。

  

 とにかく、電話が繋がり、いらしてくださることに。

 結局、夜11時半頃にロックスミスが来て、ドリルを使って、ロックを壊し始めたのですが、中で壊れてしまっていて、一筋縄にはいきません。

 段々道具も増えていき、最後はハンマーで叩いたりしながら、やっとドアが開いたのが12時20分過ぎ。

 不安が募りましたが。 まあ、今までにも色々なことがあったから、どうにかなる、とは思っていましたが。

 

  ロック自体を付け替えて、全てが終ったのは1時頃。

 

 カーディフ時代に、大家が酷くて、水を勝手に止められたり、電気を止められたり、ということが何度もありました。 支払いをしていないからではありませんよ。

 ですが、このような事態は初めて。


 お聞きしたら、イギリスでは、ロックが古くて、鍵が回らなくなって、無理やりやって鍵が折れること、結構あるそうです。

 今まで、そのような事態がなかったことに感謝するしかありません。

 そして、鍵の構造がわかったのが良かったかもしれません。


 いらしてくださったロックスミスのおじさんは、イスラエル人。 私が日本人とわかると、地震について、心配してくださいました。 

 新聞でもほめてありましたが、日本人がこのような事態に陥っても、皆秩序を守って生活していることをとても賞賛してくださっていました。

 

 

 最初は、慌てて、どうすればよいのか頭が回りませんでした。

 ロックスミスに電話をするか、それとも、泊めてもらえそうな中国人か、台湾人のDr.Sの奥様の生徒さんのところへ連絡をするか。 もしくは、セントラル・ロンドンの友達に泊めてもらえるか頼むか。

 とにかく、かなり心配はしましたが、家の中へ入ることができて、ホッとしました。

 ますます、力強くイギリスで生きていくことができるようになりそうです。


 日本は関東での計画停電、情報が動いてばかりで、電車の運行もそれに左右され、大変そうです。

 イギリスだったら、皆職場に行こうともしないのでは。 さすがは、日本、と感心しました。

 

 被災地では、救助活動が進んでいるようで安心しました。

 1人でも多くの方の命が助かることを祈っています。

 

 

 

Posted on 2011/03/13 Sun. 08:58 [edit]

category: 日常

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13

地震報道 

 地震発生から24時間以上経ちましたが、予想を超える被害ですね。

 今はこうして海外にいてもネットで簡単に日本の情報がリアルタイムで手に入るので、遠くにいて何もできませんが、それでも、不安を少し和らげることができます。

 これが、13年前だったら、不安すぎて何も手につかなくなっていたと思います。 ここまでメディアが発達していませんからね。


 今は教えと教えの合間。 ということで、家だとネットのつながりが悪いので、途中のカフェで、ユーストリームでNHKのニュースを見ています。 http://www.ustream.tv/channel/nhk-gtv

 どうせ、海外からは見られない、と思ったら、海外からでも見ることができて、驚くと同時に、ありがたいです。


 今朝のイギリスの新聞は、各紙、トップページが日本の地震の写真です。

 私も1紙購入しましたが、かなり詳しくページを費やして報道しています。


 日本は世界で一番地震に耐えられる住宅を建てている。 学校でも定期的に地震のための避難訓練を行っているから、生徒たちも落ち着いて行動することができた、とかかれています。

 

 朝レッスンに行ったお宅でも、まずは私の家族の安否について聞かれました。

  

 ずっとこのユーストリームにかじりついていたいところですが、教えに行かなくてはいけません。 

 海外でも見られるようにしてくれていること、とても感謝です。 通常、日本のメディアは、ネットを通じて、日本ではみられることも、海外ではみられませんので。


 海外にいるからこそ、こうしてネットが発達していても、日本のテレビをみられることがこのような事態が起きた時には一番ありがたいことなのです。

 私はこれを知らなかったので、昨晩は母に、このようなときだけ、日本大使館の広間にテレビを置いて、日本のテレビが見られない在英日本人に情報提供をしてくれたらよいのに、ともらしたばかりでした。



 地震の速報が続くばかりですし、原発のことも心配です。


 これを書いている今も、強い地震がきます、との通達がでたところで、離れているからこそ心休まりません。


 

 日本の皆さん、お気をつけてお過ごしください。



 

Posted on 2011/03/11 Fri. 19:45 [edit]

category: 日常

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11

地震 

 日本の地震、大丈夫でしょうか?

 

 テレビが無くて、普段はネットでニュースをチェックしますが、今日は体調が悪くて寝込んでいたので、実は地震のことを知ったのは、12時間以上経ってからでした。 しかも、携帯電話をチェックしていて、facebookのみなのつぶやきから知りました。


 日本の朝4時でしたが、慌てて、実家へ電話。 幸い、我が家族は無事(家に帰るために、妹も父もかなりの距離を歩いたそうですが)。 私鉄なので、夜になって電車も動いたそうですし。


 夜の教えに行くのに、チューブの中に転がっていたロンドンの夕刊の新聞で初めて被害の大きさを知りました。


 トップページに、物凄い被害の仙台の写真。

 あまりのすさまじさに驚くばかりでした。

 被害を受けていらっしゃる方々が、一日も早く普通の生活に戻ることができることを願っています。

 

 先月のニュージーランドの地震の8000倍の力がある地震、と書かれていました。

 余震が続いているようですので、心配です。

 今にも日本に飛んでいって母のそばにいたい気持ちですが、地震のない国に住んでいて、ちょっとの地震で大騒ぎの私が日本へ今行ったら、余計足手まといになりそうです。


 皆さんの無事をお祈りしています。

Posted on 2011/03/11 Fri. 06:29 [edit]

category: 日常

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11

『不思議の国のアリス』 セーラ、フェデリコ、ジョナサン、タマーラ(途中) 

再び夜は冷え込みました。

昨日の疲れが酷くて、すっかり寝坊の今日。 午後から教えへ行って、夜はオペラハウス。

 今回、『不思議の国のアリス』は、アウディがスポンサーの一つなのですが、今夜は、正面玄関側にアウディの車が 2台ほど飾られ、カメラが入っていました。

 


『不思議の国のアリス』 クリストファー・ウィールドン振付、 ジョービー・タールボット作曲


 アリス: セーラ・ラム

 ジャック/ハートのジャック: フェデリコ・ボネッリ

 

 ルイス・キャロル/白うさぎ: ジョナサン・ハウエルズ

 お母さん/ハートの女王: タマーラ・ロホ 

 お父さん/ハートの王様: ギャリー・エイヴィス

 

 マジシャン/狂っている帽子屋: スティーブン・マクレー

 ラジャ/芋虫: エリック・アンダーウッド

 公爵夫人: サイモン・ラッセル・ビール

 司祭/三月うさぎ: リカルド・セルヴェラ

 堂守/ヤマネ(眠りねずみ): ジェームズ・ウィルキー


 メイド/料理人: クリスティン・マクナリー

 従卒(召使)/魚: サンダー・ブロンマート

 従卒(召使)/かえる: 蔵健太

 

 アリスの姉妹たち: アイオーナ・ルーツ、 ベアトリス・ステイックス・ブルーネル

 執事/死刑執行人: フィリップ・モスレー


 第1幕:

  メイドたち: ロマニー・パジャック、 ヤスミン・ナグディ、 レティシア・ストック

 

 花(リード): エマ・マグワイヤ、 トーマス・ホワイトヘッド、

          ユフィ・チェ、 平野亮一、

          ヘレン・クロウフォード、 ヴァレリー・フリストフ、

          イッツィアー・メンディザバル、 ヨハネス・ステパネク

 

 芋虫についている女性たち: クレア・カルヴェート、 ラーラ・ターク、 

                   メリッサ・ハミルトン、 ナタリー・ハリッソン


第2幕:

  ガーデナー: ジェームズ・ヘイ、 ヴァレンティーノ・ズチェッティ、 ダーウィッド


  ハートの女王の”ローズ・アダジオ”のパロディの相手:

                 ベネット・ガートサイド、 デイヴィッド・ピッカリング、

                 マイケル・ストーイコ、 ポール・ケイ

  

  トランプたち(リード): 小林ひかる、 トーマス・ホワイトヘッド、

                ユフィ・チェ、 ヨハネス・ステパネク、

                イッツィアー・メンディザバル、 ヴァレリー・フリストフ、

                ディアードル・チャップマン、 平野亮一


 主役の5人以外は、ほぼファースト・キャストと一緒です。

 いつだったかの雑誌か新聞で、ウィールドンは、例えば、狂った帽子屋は、ファースト・キャストがスティーブン・マクレーで、あとの2キャストは、ポール・ケイとジョナサン・ワトキンズ、と書いてありましたが、結局は、1キャストで行うようです。

 

 続きは、また後で付け足します。

Posted on 2011/03/10 Thu. 06:15 [edit]

category: バレエ

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10

友達 

 青空だと思っていた途端に、シャワーが降ってきた一日でした。

 どちらかというと、暖かかったのですが、なんと、ケンブリッジからロンドンへ帰ってくる列車の中は、クーラーが入っていました。 どう考えても、クーラーを入れるような気温ではありません。 ちょっと暖かいとクーラーを入れる(見せびらかす??)イギリス、やはり、とっても楽しい国です。 私は、寒くて仕方がありませんでしたが。


 昨夜は偏頭痛で3時まで眠れず(眠らず)、今朝はどうにか復帰して、ケンブリッジへ。

 ロンドンに早くに帰ってきたかったので、キングス・クロスから、速い列車に乗ったので、1時間弱でした。

 が、ケンブリッジは、コーチで行くと街中に着くのですが、列車駅は街中から20~30分歩きます。

 

 ケンブリッジのコンサートのことは後で記すことにし・・・

 

 早くにロンドンに帰ってきた理由は、友達と会うため。

 先週、金曜日にヒースローに会いに行った友達は、明日早朝に日本へ帰国。 ロンドン観光は今日のみ。 しかも、自由行動は今日の午後のみ、ということで、私がセントラルロンドンへ帰ったのは4時半を過ぎてしまったのですが、それから会って、彼女はツアーでお夕食もついていたのですが、それをキャンセルして、数時間、遊んできました。


ロンドンのレストランをあまり知らない私が知る数少ない食事場所。 日本からいらしたりした方をお連れする、トラファルガー広場の横にある、セント・マーティン・イン・ザ・フィールドという教会の地下にある、セルフサーヴィスのレストランでお食事。 クリスマス以来、久々に行きました。

 高くてもまずい(イギリス料理は、家庭料理に限ります!)ことが多いロンドンですが、ここは、雰囲気も良いですし、味と値段がロンドンとしては比例しています。 


 彼女が宿泊しているホテルまで送っていき、お部屋でお茶をご馳走になり、色々と頂き物をして、帰ってきました。

 明日の朝(というか、夜中)出発ですので、本当にちょっとの間でしたが、会うことができてよかったです。

 

 中学、高校時代の友達とロンドンで会うのは初めてのこと。 とっても不思議です。

 

 今日は教えも無い曜日なので、もし私がコンサートが無ければ、もう少しお連れできたのに、と思いますが。


 

 明日は再び、オペラハウス。 明日から、年に2、3回ロンドンにいらっしゃるフランス人御夫婦とオペラハウスでお会いできるので、楽しみにしています。

 

 

 13年前、誰一人知っている人がいないこのイギリスに来ましたが、何年もいると、こうして友達が来たり、会うのが楽しみな方ができてきたり、やはり、ここが私の国だ、と改めて思いました。

Posted on 2011/03/09 Wed. 06:32 [edit]

category: 日常

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09

『白鳥の湖』 マリアネラ、 ティアゴ(途中) 

3週間ぶりに、ロイヤルバレエの『白鳥の湖』でした。

 ちなみに、今夜オデット・オディールを踊ったマリアネラは、明日(9日)午後1時から、非公開のスクールマチネ(学校単位で観に来る公演)でアリスを踊ります。 2月は、一度もオペラハウスのステージで本番がなかったのに、今週、来週と忙しいマリアネラ(11日間に白鳥2回、アリス2回、ミックス・ビル1回)、少々心配です。


 明日は私はケンブリッジでコンサート、それなのに、現在酷い偏頭痛、ということで、偏頭痛が治まるまで、とりあえず、キャストだけを書いておきます。


 『白鳥の湖』 アンソニー・ダウエル版、 チャイコフスキー作曲


 オデット・オディール: マリアネラ・ヌニェス

 ジーグフリード王子: ティアゴ・ソアレス

 

 ロットバルト: クリストファー・ソウンダース

 お后: エリザベス・マクゴリアン

 

 家庭教師: ジョナサン・ハウエルズ

 ベンノ: トーマス・ホワイトヘッド

 ジェネラル/式典長: アラスター・マリオット

 

 第1幕

 パ・ドゥ・トロワ: 高田茜、 小林ひかる、 蔵健太


 ワルツ: クリスティーナ・アレスティス、 トーマス・ホワイトヘッド

       ナタリー・ハリッソン、 ヨハネス・ステパネク (酔っ払い)

       ローラ・マックロック、 エリック・アンダーウッド

       ターラ・ブリジット・バフナーニ、 平野亮一


       ロマニー・パジャック、 マイケル・ストーイコ、

       エマ・マグワイヤ、 エリーコ・モンテス、

       ジェマ、 ヴァレンティーノ・ズチェッティ、

       ヤスミン・ナグディ、 リアム・スカーレット、

       リヤーン・コープ、 ジェームズ・ヘイ 他


 第2幕

 4羽の白鳥: サビーナ・ウエストカム、 リヤーン・コープ、 ロマニー・パジャック、 エマ・マグワイヤ


 2羽の白鳥: ナタリー・ハリッソン、 ローラ・マックロック


 第3幕

 花嫁候補: ジャクリーヌ・クラーク、 ターラ・ブリジット・バフナーニ、 ローラ・マックロック、

         シャーン・マーフィー、 セリサ・ディウアーナ、 ラーラ・ターク

  

 スペイン: ディアードル・チャップマン、 フランチェスカ・フィルピ、

        ヨハネス・ステパネク、 エリーコ・モンテス


 チャルダッシュ: クリスティン・マクナリー、 ベネット・ガートサイド 他


 ナポリタン: エマ・マグワイヤ、 ジェームズ・ヘイ


 マズルカ: メリッサ・ハミルトン、 クリスティーナ・アレスティス、 ナタリー・ハリッソン、

        クレア・カルヴェート、 エリック・アンダーウッド、 蔵健太、

        ケヴィン・エマートン、 ジェームズ・ブラッチャー


 

翌日のアリスの心配があるのか、マリアネラらしくなく、キャラクター設定があまりはっきりしていない白鳥でした。

 どちらかというと、ジーグフリードと出会ってすぐに彼に心を許します。

 第2幕のパ・ドゥ・ドゥはテクニック的に強いダンサーですし、キャラクターが弱いこと以外は美しい踊りです。

 最後のバランスの長さ、しかもそれを一生懸命やっています、というのではなくて、自然にできる、というのが彼女の強さ。

 今回これまでに『白鳥』は3キャストを見ていますが、3キャスト共、パ・ドゥ・ドゥの最後のポーズが違います。

 

 今回は、第3幕の黒鳥の方が圧巻。

 だまされっぱなしの彼女に心を奪われて、ぼーっとしているティアゴのジーグフリードと、とってもいたずらで、こんなの軽いわ、と言わんばかりにもてあそぶマリアネラ、二人のコントラストが興味深かったです。

 グラン・パ・ドゥ・ドゥの女性ヴァリエーション、いくつかの音楽がありますが、ダウエル版が使うのは、ホ長調の元はピアノ曲『いたずらっこ』。

 そのタイトルがぴったりなマリアネラの黒鳥でした。

 グランのアダージョは、この版では、ロットバルトも加わり、ロットバルトが娘のオディール(黒鳥)に耳打ちをしていきます。 それを聞くマリアネラの表情、観ているこちらがどきどきしてしまいます。


 最後の32回転のフェッテ、前半は途中2回転を入れる、後半は全てシングル、とマリアネラにしてはかなりおとなしい回り方でした。 が、軸がほとんどずれません。 わずかに前に動いてしまったかな、といった程度。

 友達と話していたら、先日、某人気バレリーナは、フェッテで軸がずれすぎて、かなり移動してしまったそうです。

 

 グランが終って、ジーグフリードがママ(おきさき)に、彼女と結婚したい! と伝えた後、ロットバルトがジーグフリードに本当に結婚する意志があるのか確認しますが、その時にマリアネラがお后に向けるなんともいえない表情、というより、彼女は本性をばらしたくて、仕方が無い、というように私には取れました。


 第4幕の方が、マリアネラの白鳥、よかったです。 彼女は王子を攻めつつも、すぐに許すのです。

 そして、彼のことを本当に愛していたのです。 葛藤よりも、がっかりの方が強いのかしら、と思いました。

 今にも大泣きしそうなティアゴとは対照的でした。


 

 ティアゴは、どうしてこのような王子役をすると、情けなくなるのだろう、と思ってなりません。

 役によっては、とってもはまり、素晴らしいキャラクターを出すのですが、ジーグフリードでは、おされ気味。

 

 それでも、第1幕の他の将校たちとのやりとり、ちょっとした表情は興味深いものがありますが。

 グラン・パ・ドゥ・ドゥの回り物は今回はとっても安定していました。


 とりあえず、ここまで。 また書き足します。

Posted on 2011/03/08 Tue. 06:54 [edit]

category: バレエ

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08

 

素晴らしい青空でした。


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 どこからともなく群生するダフォディル。 まだ家の近くでは咲きそろっていませんが、だいぶ咲きそろっているところも出てきました。


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 道端でみかけた、桜のような花。 アーモンドと桜の区別が私はあまりつきません。

 といっても、日本のようにわーっと思うような桜はこちらではありません。


 桜が大好きな私は、この時期だけは日本へ行きたくなります。

 

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 どんなお花が咲くのかしら?と思いつつ、つぼみをたくさんみかけるようになりました。



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 クロッカスもあちらこちらでみかけます。

 夕方、教えでリージェント・パークの横を通ったのですが、5時半、沈みかけた太陽がとっても素敵でした。

 

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 そして、夜は、ドライブ。 久々にロンドン市内を走ったら、いたるところで道路工事中でした。

 実は、至近距離で、ハウス・オブ・パーラメントと、ビッグベンの夜景を見たのは初めてです。

 写真だとなかなか伝わりませんが、美しい!の一言。


 ドライブ、といっても、私の場合はもちろん、バスですが。

Posted on 2011/03/07 Mon. 06:37 [edit]

category: 日常

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07

『不思議の国のアリス』 第2幕 あらすじ 

3月2日に観て来た、ロイヤルバレエの新作、『不思議の国のアリス』のあらすじ、第1幕分は、http://ameblo.jp/katomiuk/entry-10818860647.html をご覧ください。 やっと、今日書き終わりました。

 ただし、これから舞台をご覧になる方で、内容を知りたくない方はご注意ください。

 第2幕のあらすじと、最後に私の感想です。

 

長くなるので、第2幕はこちらで。


第2幕は、ハートの女王の庭で始まります。

 3人のガーデナーたちが、白いバラを赤くペンキで塗っています。

 塗っても塗っても白く変わってしまうバラも。

 

 ハートの女王がやってきたら、バラは全部白く変わってしまう始末。

 怒った女王は彼らに死刑を言い渡す。


 女王は、自分の踊りのスキルを皆に見せることに。

 この場面は非常に楽しくて、それまでも大爆笑していた客席が、もっと大爆笑することに。


 4人のトランプの男性が前に出てきて、オーケストラは、あの有名な、チャイコフスキーの『眠れる森の美女』の『バラのアダージョ』の、出だしのアルペジオを奏でます。 ハートの女王が気持ちよさそうにポーズを取るのですが、『眠り』でオーロラ姫の4人の花婿候補が彼女に気に入られるように、とするのとは違って、この4人のトランプたちは、彼女の相手をしたくないのです。


 しかも、このハートの女王は、長身のゼナイダの為に振付けられ、このトランプたちは、小柄な男性たち。

ゼナイダがトウシューズで立たなくても、彼らの身長は変わりません。

 彼らはハートの女王に、バラではなくて、タルトを渡すのですが、このトランプたちの1人はそれを食べてしまいます。

 イギリスらしいウィットにとんだ部分でした。


 お次は、公爵夫人とハートの女王のクリケット対決。 ですが、ここの部分がごちゃごちゃしていて、よくわかりませんでした。

 フラミンゴは作り物で彼らが手に持つのですが、ピンクのコスチュームの女性のフラミンゴが踊ったりも。

 ボールにする、なんでしたっけ??あの動物は、4人くらいの子供たちが、でんぐり返しをしながらあらわします。

 

トランプがたくさんでてきますが、女性の衣装は、白のボディーに、スカート部分は、横から見ると、赤や黒のチュチュだけれど、実は、上から見ると、ハート、ダイヤ、スペード、クローバー。 頭には、数字のヘッド・ドレス。

 男性は、白の全身タイツで、ハートなどの模様と、数字が書かれていました。


 次は、法廷。

 白うさぎが、すわり、中央に、完全に尻にしかれているような、ハートの王様と、いばっているハートの女王。

 片方には、公爵夫人ならびに、アリスがワンダーランドで出会ってきた動物など。

 もう片方にはハートのジャックが呼ばれます。


 いろいろとあって、最終的に、再びビデオを使って、地上に戻ります。


 戻った場所は・・・・


アリスの家の前。 でも違うのは、家の前には、CREAM TEAと書かれた看板が。 

アリスは現代風のサマードレスを着て、本を胸に抱きながら、ベンチで寝ています。

 

 ポータブル・プレイヤーをもって、トレイナーを履いて、Tシャツ姿の男の子(ジャック)がベンチのそばに座ります。

 

 そこへ、カジュアルな格好の赤いめがね(白うさぎは、赤いめがねをかけていました)をかけて、この家の写真を撮っている男性(元のルイス・キャロル)が。

 

 このカジュアルな格好の男性が、アリスとジャックの写真を撮って、ジャックはポケットから携帯電話を取り出して、この男性に自分たちの写真を撮るようにお願いします。


 彼らは引っ込んでいき、この男性は、ベンチの上に置かれた本に気が付きます。

 男性が本をベンチに座って本を読み出したところで幕が降ります。


 1862年から、アリスが地上に戻ったら現代。

 これをどのように解釈するのかは、ダンサーたちと、観客に与えられた自由だと思います。

 私には答えは存在しないように思われます。


 こうして数日たって振り返ると、改めて、アリスとジャックのパ・ドゥ・ドゥがどこにあったのか、あいまいな記憶です。

 それだけ、彼らのパ・ドゥ・ドゥが印象に残りにくいのかな、というような気もします。


 

 よくみかける挿絵と違い、最初にも書いたように、アリスの衣装は、水色のワンピースに白のエプロンではなくて、紫のドレス。

 髪の毛も、ブロンドではなくて、黒に近いおかっぱ。 ローレンは髪を短くして、自分の髪で踊っていますが、ブロンドのセーラは写真を見ると、黒髪のおかっぱのウィッグを使っています。

 でも、ちゃんと、アリスバンド(カチューシャ)はつけていますが。

 

 原作どおりではありません。

 でも、プロローグで最初にアリスが出会った人物がワンダーランドで出会う人物だったり、うまく言葉をひっかけてあったり、イギリス人のウィットに富んでいたり。

 アイディアはとてもおもしろいです。


 音楽は、多くの人たちがかなりコンテンポラリーのものが来るのか、と思っていましたが、聴きやすいメロディーです。

 が、映画音楽の域を出ていない気もします。

 キャラクターにテーマのメロディーを持たせているのは、プロコフィエフの『ロミオとジュリエット』などと一緒。

 最初は素敵な音楽だな、と思いながら聴いていたのですが、段々と私には単調に思えてきました。

 言い換えれば、今までコンテンポラリーの音楽を書いていた人が、無理やりクラシック音楽調に作曲をしているように思えます。


 インサイトの時にバリーがおっしゃっていたように、知らない聴いたことがない音のパーカッションの楽器が多くて、どんな楽器なのかしら?と想像しながら舞台を観るのはおもしろかったです。


 といろいろと書きましたが、私の中では、この『不思議の国のアリス』、ウィールドンの初めての白紙からの全幕バレエ、ということも考えると、大成功だと思います。

 ウィールドンの言葉がありつつもクラシックバレエの動きの振付、観客にもワンダーランドに行ったように錯覚させてくれる物語構成。


 今年6月にカナダで、国立カナダバレエがこれを上演することが決まっていますが、これから、どれくらいのバレエ団がこれを取り上げるのか、関心があります。


 どちらかというと、バレエ化しにくい物語である『アリス』、子供も楽しめる、お姫様ではない全幕バレエが生まれたことは喜ばしいことだと思います。

 私は今回はあと2回しか観ることができませんが、あと二人のアリスがどのような役作りをするのか、楽しみにしています。

 

 

Posted on 2011/03/06 Sun. 04:20 [edit]

category: バレエ

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06

ロイヤルバレエリハーサル、『ラプソディー』 ラウラ、セルゲイ、レズリー 

ヒースロー空港で、あまりにも飛行機を見るのが楽しくて、あっという間に2時間半も過ぎてしまい、教えに行くのに余裕を見ていたものの、危うくぎりぎりになるところでした。

 


今夜は、オペラハウスの上の方にある、クロア・ストゥディオにてリハーサル観賞でした。


 1日のインサイトで観賞した2演目にプラスされる、今月16日から始まるミックス・ビルのもう一つの演目、『ラプソディー』


 これは、1980年にクウィーン・エリザベスのお母さんの80歳のお誕生日を祝う為に振付けられた作品です。

 女王は芸術に理解があまりありませんが、マザーはご理解があった方です。


 ラフマニノフのピアノとオーケストラの為の『パガニーニの主題による狂詩曲』にフレデリック・アシュトンが振付けた作品。

 プリンシパル・カップルと6組の男女により踊られます。

 プリンシパル・カップルを造ったのが、ミハイル・バリシニコフと、レズリー・コリア。

 レズリーは現在カンパニーで指導をしていらっしゃいますし、今夜は彼女の指導を拝見することができました。

 

 セカンドキャストのプリンシパル・カップルを踊るラウラ・モレーラと、セルゲイ・ポルーニンが今夜のダンサーたち。


 

 『ラプソディー』2007年の1、2月に上演されて以来、久々です。

 私が再びバレエの世界に足をつっこんでから初めて観たアブストラクト・バレエがこの作品。

 それまで何度もコンサート、誰かの練習で聴いていた大好きなこの曲にバレエが振付けられていたことを知り、そしてその振付の美しさ、音楽そのものが振付になっていることが、私をバレエの世界に引き込んでいきました。

4年ぶりにこの作品を観ながら(リハーサルですが)、4年前のことをしみじみと思い出してしまいました。

 これは、私の夢。 いつか、このバレエのピアノを弾くのが夢。


 本当はこういう作品をピアノを勉強しているような人に伝えていきたい。 某数箇所の日本の会社に問い合わせをしたりもしましたが、日本では、バレエとピアノは全く別なもの、といわれ、取り合ってももらえませんでした。 

 バレエをずっと習い、ピアノを勉強し、修士論文にバレエと音楽の結びつきを書き、バレエ中毒の私だからこそ伝えたいことがたくさんあったのですが。


話を戻して、今夜のリハーサル。 


 セルゲイは『アリス』のリハーサルが忙しくて、この作品は準備をまだあまりしていません。

 最初の幕開き、主題の部分で、男性プリンシパルのソロで始まります。

 今日はまだ振りが完全ではないので、途中何度も止まりながらでした。

 ミハイル・バリシニコフに振付けられ、彼の要望とは違い(ロイヤルバレエらしい作品を振付けてもらっいたかった)、アシュトンは、バリシニコフのテクニックのトリックを使いたかったから、最初から、テクニック的に難易度が高いものが入っています。


 ラウラのソロを拝見してから、多くの時間を、あの美しい、ラファ♯ソラレーで始まる部分のパ・ドゥ・ドゥに使いました。


 セルゲイはだいぶパートナリングがよくなってきました。 さすがラウラ、理論的にいろいろと要求を出していました。

 たまに、レズリーがポーズなどを見せてくださいましたが、その美しいこと!!

 

 途中、この作品を振付けていた時のお話を交えてくださって、とても有意義な時間でした。


 

 

Posted on 2011/03/04 Fri. 05:17 [edit]

category: バレエ

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04

Welcome! 


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朝は冷え込んでいましたが、晴天に恵まれているロンドンです。

 ただいま、ロンドンの空の玄関、ヒースロー空港に来ています。

 目の前にこんな風景が1分おきに訪れるカフェで休憩中。

 飛行機を見るのが大好きな私は、景色を堪能中です。 幸せ。

 ブリティッシュ・エアウェイズはもちろんのこと、ルフトハンザに、SAS、エアー・リンガルなどなど着陸する直前の飛行機を見放題。

 さすがに知らない翼のデザインもたくさん。

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 ここは、2,3年前に新しくできた、ターミナル5。 ほぼブリティッシュ・エアウェイズの専用ターミナルです。

 ずっと使っていないので、私がこのターミナルに来るのは初めて。

 上の写真はアライヴァル・ホールを上からみたところ。 

 日本の空港化、と思いたくなるほどきれい。

 今まではヒースローというと、うす汚くて、薄暗くて、外国の香りが漂っていましたからね。

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 とっても広くてきれいな、デパーチャー・フロアー。

 チェックインカウンターがずらっと並んでいます。

 

 今まではとにかく、人とぶつかりながら、人がごった返していました。

 特に、今は改装の為に閉鎖中のターミナル2なんて、酷いものでしたから。

 3時間前に空港にいたのに、カウンターが混みすぎて、人が多すぎて、手際が悪すぎて、結局チェックインができた頃にはもうボーディングの時間、空港を走らなくてはいけないこともありました。


 出国のゲートのところには、液体物をきちんと片付けられるようにテーブルとゴミ箱が備え付けられているし、チェックインカウンターの隅には、重すぎる荷物をどうにかする為の重さを測る道具を備えた場所までできていました。 


 駐車場までも雨にぬれずにすぐにいけるし、チューブの駅からもエスカレーターをあがってすぐ。

 全体的にガラス窓が張り巡らされていて、とっても明るい。

 


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 足元にはこんな景色がすぐ目の前に広がっています。

 

 さすがの私も、用が無いのにわざわざヒースローまでくるわけはありません。

 今日の朝の飛行機で、日本の中学、高校時代の友人がイギリスに来たのでした。

 団体旅行ですし、空港についてすぐにバスに乗って北イングランドへ向かいました。

 私は本当は彼女がロンドンに滞在する来週会う予定ですが、サプライズで顔を見るだけしかできないのを承知の上で、空港まで来てしまいました。

私、これだけ長くイギリスに住んでいますが、中、高校時代の友達とロンドンで会えるのは初めてのことです。

 なんだかとても不思議でした。

 

 羽田からのロンドンへの直行便はらくだとは思いますが、羽田からも、ロンドンからも出発は朝早くて大変そうです。


 ちなみに、さすがこの時期、友達の団体もかなりの人数ですし、某大手旅行会社の『ロンドン5日間』(どうやら、ロンドンまでは個人で来て、ロンドンが添乗員付き)が19人の団体だそう。

 団体旅行ができない我が家にはびっくりする人数です。

 私は友達とも旅行できないタイプで、もっぱら1人か家族が一番、というタイプです。


 これからひたすらピカデリーラインでロンドンの反対側まで移動して教えです。


Posted on 2011/03/03 Thu. 18:39 [edit]

category: 日常

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