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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

友達とパブランチ 

 寒さが戻っているロンドンです。

 早いもので、もう今日で2月も終わり。

 魔の三月が始まります。


 今日は、体調も戻って、友達とランチ。 友達とランチを食べるなんて、いつ以来???というほどかなり久々です。

 もう知り合って11年になるイギリス在住の日本人の友達、カーディフ時代からですから、長い付き合いです。

 縁があって、彼女もロンドンにいるものの、なかなかお互いに会う時間も無くて、午後から私が住んでいる地域で仕事があった彼女を誘って久々に会うことに。


 同業の友達とゆっくりと、パブ・ランチを食べながらおしゃべり。

 カーディフ時代の友達の話、仕事の話、話が尽きることはありません。

 

 

 本当は、今日から新しく、4歳の女の子の教えがあるはずでしたが、来週に持ち越し。 ということで、夜の教えまでゆっくりできた午後でした。


 

  写真は撮っていませんが、パブ・ミールで私が好きなのは、ソーセージ・アンド・マッシュ。 日本人は好き嫌いが分かれる、イギリスの太くて柔らかいソーセージがマッシュド・ポテトの上においてあり、そこにグレイビーがかかっているもの。 自分で作っても、私はなかなかうまくできません。 久々に食べました。

 なかなかおいしいものに出会えませんが、シェパード・パイも好きなメニューです。(やはり、ホームステイ中に、おばあちゃまが作ってくださったものが、一番!)

 油物を食べる気がある時には、スカンピ。 これは、小エビに衣を着けて揚げたもの。

 結構おいしくて、マンチェスター時代の寮での大好物でした。

 が、スカンピはパブ・ミールではチップスと共に出てくることがほとんどなので、元気な時でないと食べられません。


 というわけで、充実した週明けでした。 今夜は、ロイヤルオペラハウスは、『不思議の国のアリス』の初日。 チケット代プラス、寄付金がついた公演です。

 行きたかったけれど、チケットの申し込みに出遅れました。

 というわけで、私にとっての『アリス』は明後日が最初になるはず。 チケットを持っていませんので、当日券狙いです。

 今週は、メインシアターでの観賞は1度だけですが、3夜オペラハウスの予定。

 先週行かなかったので、とっても楽しみです。

 

Posted on 2011/02/28 Mon. 05:42 [edit]

category: 日常

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28

シュリューズベリー(Shrewsbury) 

23、24日に泊りがけで行った、シュリューズバリー、24日のコンサートのあと、2時間ほど観光をしてきました。

 昨年は天候も悪かったし、1時間ほどしかなかったので、メインストリートを歩くだけで終ってしまいました。

今回は、天候もよく、裏道をぐるぐる適当に歩いてきました。


WITH HOPE!!-110224 shrewsbury map

 わかりにくいですが、観光案内所で頂いた地図。

 川がぐるっと街を囲んでいます。

WITH HOPE!!-110224 shrewsbury station


 立派な建物の、シュリューズバリーの駅。

 ウェールズとの国境に近いので、駅には英語とウェールズ語両方での表記があり、とても懐かしくなりました。


WITH HOPE!!-110224 shrewebury river

 演奏した場所は、この写真の真ん中辺りの建物。

 すぐ裏側に川が流れていたのでした。

WITH HOPE!!-110224 shrewsbury building

 レトロな感じのギフトショップ。 この建物だけをみると、ディズニーランドのよう?

WITH HOPE!!-110224 shrewsbury info


 やたらと大きな建物の、観光案内所。 でも、この建物の一部分だけです。

 とってもシンプルなチューダー朝の建物。

 この街にはチューダーの建物が数多く存在します。


WITH HOPE!!-110224 shrewsbury passage

それほど大きな街ではないのに(このあたりでは大きな街ですが)、やたらと教会が多かったです。

WITH HOPE!!-110224 shrewsbury tudor

 この写真の右側の建物、写真だとわかりにくいですが、上のほうがかなり傾いています。

このように傾いた建物をいくつもみかけました。

 中がどのようになっているのか、興味がありますが・・・

WITH HOPE!!-110224 shrewsbury houses


 観光案内所近くのテラスハウス。 この10件くらいが、全て、違う色のドア。 でも、これがここではしっくりくるのです。

 こういうことを日本でやると、どうもめちゃくちゃに感じるのはどうしてなのでしょう??

WITH HOPE!!-110224 shrewsbury passage


 このような、路地が多いのもこの街の特徴。

 京都を歩いているような気分になりました。


WITH HOPE!!-110224 shrewsbury view


 駅の近くにある、高台へ上がってみました。

 360度、気持ちがよい風景が広がっていました。

 街は本当に一部。

 ちょっと街から外れたら、自然が広がっています。


 本当はティールームでクリームティーを、と思っていたのですが、お昼のサンドウィッチでおなかがいっぱいだったこと、そして、この街では、多くのティールーム(3、4箇所、素敵なところを見つけましたが)が4時、4時半で閉まってしまう、ということで、今回はお天気も良いことだし、街歩きを優先しました。


 ここも、50年後、老後に住みたいな、と思う街の一つです。

Posted on 2011/02/27 Sun. 05:00 [edit]

category: イギリス 遠出

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27

プレッシャー?? 

 やはり、今日は完全にダウンでした。 それでも、夜になって、熱も下がったし、だるさも軽減されたので、一安心。

 朝は全く体を起こすことができなくて、教えを明日に移動させていただくことができたので、明日は教えです。

 壊れたのか?と思うほど夜8時まで寝てしまっていたようです。


 

 1月にコンサートをしたところの主催者の方からのメール、一昨日のコンサートの時に聴きにいらしてくださった方々から言われたこと、共通しているのは、私のプログラムについて。

 『プログラムがおもしろい。 聴いたことがない曲がたくさんあって、興味深かった』


 確かに、ランチタイムコンサートでも、夜のコンサートと同じような曲を弾く人が多いし、私のように小品をたくさん弾く、というピアニストは少ないです。

 大きい曲の方が聴き栄えもするし、私だってそういう曲を弾きたい、と思うこともあります。


 でも、私自身が誰かのランチタイムコンサートを聴きにいく時、ランチタイムから、重い曲を聴くと、音楽家の私でさえ、つらいのです。

 だから、なるべく、そのような曲を避けるようにしています。

 それに、皆、同じような曲ばかり弾いていますし。

 

 他の楽器と比べても、何倍もの曲がピアノの為に書かれています。

 だったら、皆がなかなか弾かないような曲を紹介するのも私らしいかな?というのが私の考え。

 

 小学生だって弾けるかもしれないけれど、ルービンシュタインがアンコールピースとして弾いていたシャブリエのスケルツオ・ヴァルスを弾いたり、リストが後年よくプログラムに含めていた自身が作曲した、『愛の賛歌』を弾いてみたり。

 シベリウス、というと、交響曲や、ヴァイオリン協奏曲が思い浮かびますが、素敵なサロン・ピースがピアノの為にいくつも書かれていますし。

 

 これから弾いてみたい曲、私の本棚には、たくさんあって、一昨日は疲れ果てて家に帰ってきたのに、早速、本棚から楽譜を取り出してきて、次に何をやろうか、迷っていました。


 チャイコフスキー(これは私の定番)、グラナドス、リスト、ブゾーニ、などなど、決してマイナーな作曲家ばかりではありませんが、弾きたい曲がかなり溜まっています。

 幸い、この1年半で初めて、一昨日コンサートで演奏した後、その日はずっと指が痛かったけれど、昨日には痛みがなくなりました。 いつもは、3日間は痛みが続いていたので、私にとっては、大きな進歩。

 エシュパイのトッカータも問題が無く弾けるようになったし、指もだいぶ回復してくれているようです。

 ということは、もちろん、ここで気を緩めることはないけれど、弾ける曲の幅が広がりそうです。

 この1年半は、かなりセーブして弾いていましたからね。


 

 プログラムを楽しみにしてくださる方が増えるのは嬉しいですが、次にそこで演奏させていただく際、どんなプログラムにするのか、少々、プレッシャー。

 10日後のケンブリッジのプログラムを週明けには送らないといけないですし、また、コンサート関連のやりとりがしばらく続きそうです。

Posted on 2011/02/26 Sat. 05:01 [edit]

category: 音楽

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26

散々な一日 

 昨日は、45分遅れでロンドンに帰ってきました。

 昨日の、シュリューズベリーの写真と共に、また後日。


 23日の泊めさせていただいたお宅のことを書いた記事に(この2つ下)了承を頂いたので、昨日家の中の写真をいくつか載せましたので、ご興味がある方はご覧ください。


 昨日のほぼ完全燃焼に近い演奏で疲れ果てて、その後の観光、帰宅、疲れが酷い状態がまだ続いています。


 今日は、朝10時ちょっと前に家を出て、帰ったのは夜11時過ぎ。 その間、教えたのは3件、計5時間ちょっと。

 お昼抜きだったので、7時過ぎにチャイニーズ・テイクアウェイのお店でお夕食?を食べたのが20分。

 チューブに乗っていたのは20分。 歩いたのは、あわせて20分位? 

 残りの時間は、7時間くらい? 全て、バスに乗っていたか、バスを待っていた時間。

 異常です。


 普段、午前中にピアノの練習以外やることが特別無ければ、私はコンサートの翌日は寝坊をすることが多いのです。

 でも今日は、11時から西ロンドン(私が住んでいるのは北ロンドン)にて教えがありました。

 この地域は通うのが大変(特に、レッスン時間が1時間のみの場合)なので、以前、学生時代に教えていた女の子を、2年以上前に、手放しました。 が、彼女が今習っている先生のご体調の問題、この3月にグレード試験を受ける、ということで、試験まで、ということで、私がレッスンをしています。

 チューブだと、1時間ちょっと、バスだとうまくいくと、1時間ほど。

 というわけで、家からいく時にはバスを使うことが多いのです。


 家から歩いてちょっといったところのバス停から20分に1本のバスに乗ると、ブレント・クロスショッピングセンターまで10分ほど。 家の前からバスに乗ると、同じブレント・クロスまで30分。

 ちょっと歩いたところからバスを待っていたのですが・・・・ 40分以上待っても来ませんでした。

 

 結局、他のバスに乗って、次に乗るバスが出発したばかりだったこともあり、申し訳ないことに、教えは1時間遅れ。


 その後、家の近くを通って、普段金曜日の午後にレッスンをしている北ロンドンのお宅まで。


 本当は、1軒目と2軒目の間に2時間ほどあるか、もしくは1時間家に帰ることができる予定だったので、せっかくだから、2軒目のお宅の近くにある、ずっと入ってみたくている素敵なパブで、パブ・ランチを食べようと思っていました。

 実は、昨日は、朝はトースト、昼も、夜もサンドウィッチ(夜は列車の中で)という酷い食生活でした。


 が、結局は、そんな時間は全く無くて、2軒目のお宅に10分遅れ。


 大抵は、私はなるべく余裕をもって行動するほうです。


 1軒目のお宅の間から段々体調が悪くなってきて、2軒目に移動した時には、いらいらも重なり、かなり体調が・・・


 それから、夜8時からセントラルロンドンでの教え。

 その移動の間に、やっと食べ物を口にできました。

 

 最後のお宅で、天使のような笑顔に癒されましたが。


 

 バスを待つ時間、というのは一番体に良くないです。


 とりあえず、セント・パンクラス・インターナショナルの駅のブーツ(薬局)に駆け込んで(ここは夜中12時までやっているので、いざ、という時に便利)、風邪薬を購入。


 明日は、急に今日頼まれた、グレード試験の調音のレッスンと、絶対に休むことができない、試験が2週間後に迫っているのに曲ができあがっていない生徒のレッスン。

 どうにか、良くなると良いのですが。 でも、昨日も今日もまともなものを食べていませんからね・・・


 というわけで、バスが全く信用できません。

 

 絶対に教えを休むことができないこの時期、しかも、今日の状態を考えると、かなり時間に余裕を持って行動しなくてはいけなさそうな明日、とりあえずは復活することを願うのみです。

Posted on 2011/02/25 Fri. 06:48 [edit]

category: 日常

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25

シュリューズバリー、The Gateway コンサート 

 快晴、夏のような気候に恵まれた一日でした。

ShrewsburyのThe Gatewayにて、ランチタイムコンサートでした。

 ここは、アートセンターのようなところです。



WITH HOPE!!-110224 the gateway

 昨年1月に続いて、2度目。

 ここでは、毎月第4週目木曜日にランチタイムコンサートを行っています。

 どうやら、昨年私のコンサートにいらしてくださった方が、あの日本人ピアニストを是非今年も呼んで欲しい、とご要望くださったそうで、再びお声をかけていただくことができました。

WITH HOPE!!-110224 the gateway inside


 60人、70人で少し余裕があるくらいの空間。

 ピアノは、スタンウェイのフルコン。

 昔、バーミンガムのBBCスタジオで使用していたものだそうです。


 プログラム:

  モーツアルト: ピアノソナタ ハ長調 K.330

  グリンカ/バラキレフ: ひばり

  シベリウス: 舟歌、 ワルツ  作品24-10,5

  チャイコフスキー: ロマンス ヘ長調 作品51-5

  シューベルト/リスト: ウィーンの夜会 第6番

  エシュパイ: トッカータ


 アンコール; シャブリエ: スケルツォ・ワルツ


 

 エシュパイのトッカータはだいぶ調子が戻ってきました。

 

 シューベルト/リストのウィーンの夜会 第6番はホロヴィッツがよく弾いていましたし、シャブリエのスケルツォ・ワルツは、ルービンシュタインがアンコールによく弾いていました。 この二人の仲ってどうだったのかしら?なんて思ってしまいました。


  

 何度も弾いている、チャイコフスキーの『ロマンス』、今日ほどおもしろい演奏ができたことはありません。

 今日は、あまり何も考えずにはじめたのですが、音を出した瞬間に、クランコ振付のバレエ、『オネーギン』の第3幕のこの曲がオーケストラ版で使われる場面が鮮明に浮かびました。

 このところ、『三人姉妹』の方が浮かびやすかったので、ちょっと驚き。

 

 最初は、ずっとオネーギンの気持ち。 中間部になったら、自分が、あの真っ赤なタティアーナのドレスを着ているように思い、タティアーナの気持ち。 後半は、オネーギンのもがき。

 何も考えていないのに、次から次へと新しいアイディアが出てきたので、非常に興味深かったです。

 

 ウィーンの夜会は久々に弾いたと思いますが、国は違うけれど、10月にロイヤルバレエで観た、アシュトン振付の『ラ・ヴァルス』の雰囲気をだせたらな、と思いました。


 聴きにいらしてくださった方々が、色々とお声をかけてくださいました。

 カーディフで育ち、私が5年間勉強した、王立ウェールズ音楽、演劇大学のジュニアコースに通った、とおっしゃる方がいました。

 昔は、カーディフ城の中に学校があったので、カーディフ城の中でレッスンを受けられたことがある方です。


 また再びお声をかけていただけるようなので、とても楽しみにしています。



 とてもよい疲労感です。

 今は、バーミンガムを出て、ロンドンに向かう列車の中。

 遠回りをすることになったので既に、ロンドン到着は20分遅れ、といわれていますが、ロンドン到着は、30分遅れになるでしょう。


 

Posted on 2011/02/24 Thu. 02:33 [edit]

category: 音楽

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24

素敵なお宅に滞在中 

バーミンガムに30分遅れで到着し、その後、17時5分のシュリュースバリー行きの列車に乗ろうと思ったら、キャンセル・・・ 17時24分くらいに、ホーリーヘッド(ウェールズ)へいく列車がシュリューズバリーにも止まる、といわれたので、これに乗り込みましたが・・・・ 4両編成の列車、その前の列車はキャンセル、ということで、満員でした。


 とにかく、予定よりも10分遅れで、駅に到着して、泊めて頂く方と再会。 昨年は日帰りをしたので、泊めていただくのは初めて。


(2月24日、写真、写真説明(グレー文字)追加しました)



WITH HOPE!!-110223 outside

1700年代の建物の部分。
昔は勝手口、という感覚だったと思いますが、メインのドアとして、使っているようです。


 街中から10分ちょっと行って、真っ暗なフィールドの中を走り抜けて、お宅がある村へ。

 暗いからあまりよくわからなかったのですが、なんて素晴らしいのでしょう!!

 


WITH HOPE!!-110223 kitchen

キッチンのストーブ(コンロ)。
右側に大きなかごが写っていますが、ここに、木材が入れてあります。
ストーブのふたを一部動かして、木材を入れて、火の力を調節するようです。
ちなみに、コンロ、といっても、のっぺらとした部分があるだけで、どこにお鍋を置いても使えます。

上にかかっているドライフラワーは、全てこのお宅のお庭で摘んだものです。
茶色い袋がかかっているのは、ラヴェンダー。
まさに、『高慢と偏見』のBBCで放送された6本目、ジェーンとリズィーが
ドライフラワーを作るところが目に浮かびます。

このドライフラワーを干している部分に、私の1997年のホストファミリーは
洗濯物を干していました。


 まずキッチンへ行ってお茶を頂いたのですが、電化製品を除けば、ジェーン・オースティンのフィルムに出てきそう!! 私の母のお友達、絶対に気に入ると思います。

 お聞きしたら、1730年頃このキッチンの部分が建てられたそうです。


 このお宅で一番古いのは、16世紀に建てられた部分。

 大きな暖炉は現代風暖炉にかえてありましたが、それでも、久々に木をくべる暖炉があるお宅です。



WITH HOPE!!-110223 bedroom

泊めていただいたお部屋。
日本風に言うと、15畳近くあると思います。 それ以上かもしれません。



 泊めていただいているお部屋は、18世紀に建てられた、新しい部分です。

 3つの時代が交差しているお宅。

 さりげなくバスケットにドライフラワーが置かれていたりして、とっても素敵。



WITH HOPE!!-110223 middle

階段の踊り場部分。
ここ、私のベッドルームよりも広い空間です。


  お夕食をご馳走になって、チーズを頂いて、コーヒー片手にラウンジでおしゃべり。

 こういうとき、ワインを飲むことができないのが、非常に残念です。

 

 ご主人もとても話が豊かだし、とても楽しい時間をすごさせていただきました。



 明日はコンサート。 こちらがメインなのですが、なんとなく、今はこのお宅に泊めて頂くことがメインだったのかな?なんて思ってしまっています。

 気持ちを入れ替えます。

 明日も泊っていけば?と言っていただいたものの、金曜日には考えたくないほど移動ばかりの教えが入っています。 よって、明日にはロンドンに帰らなくてはいけません。



WITH HOPE!!-110223 from the window

昨夜は気がつかなかったのですが、実は、ベッドルームの窓から見える風景は、お墓。



 幸運なことに、泊めていただいたり、遊びに行かせていただいたりしたお宅はいくつもあります。

 ここのお宅に来ることができたこと、感謝です。

 

  

Posted on 2011/02/23 Wed. 06:03 [edit]

category: イギリス 遠出

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23

ロンドンからシュリューズバリーへ。 さすがイギリス! 

ただいま、バーミンガムへ向かう列車に乗っています。


WITH HOPE!!



 ロンドンから北西へ1時間20分ほどで、バーミンガム。 そこから列車を乗り換えて、北へ1時間ちょっと行ったところが、私の目的地の、シュリューズバリー(Shrewsbury)。


 ロンドン・ユーストン駅から日中は、ヴァージン・トレインがロンドン、バーミンガム間は20分に1本運行しています。

 14時23分、ユーストン発の列車を予約してありました。

 ちなみにm、イギリスでは、列車を予約して、早めにチケットを購入すると安くなります。


 14時10分頃ユーストンについたら、さすがはハーフタイム中、たくさんの人がいました。

 大きな掲示板に、終点、途中止まる駅、発車プラットホーム番号が書かれているのですが、私が乗る列車は、『準備中』。 プラットホーム番号も出ていないので、とりあえず、そこで待ちます。

 14時20分、掲示板から私が乗る列車案内が消えました。

 私だけではなくて、多くの人が、インフォメーションに駆けつけます。


 列車がキャンセルになったのか、遅れなのか、どうなってしまったのだ?と質問をしたら、


「コンピューターの関係で、列車の発車時刻近くになったら、案内は掲示板から消えるのだよ」


 そんなこと、馬鹿でもわかります。

 でも、列車が遅れることが頻繁にあるこの国、遅れている列車の案内まで消えてしまったのは、私は初めての経験。


 数分して掲示板に案内が戻り、14時25分、プラットフォーム番号も出ました。

 多くの人が13番フォームに走ります。

 私は、クワイエット・コーチ(Quiet coarch)の席をリザーブしてありました。


 クワイエット・コーチというのは、携帯電話、大声でのおしゃべり、ヘッドフォーン使用が禁止の車両です。


 かなりいっぱい。

 

 クワイエット・コーチにも関わらず、リザヴェーションをしていなかった、学生たちが乗り込んできて、騒がしいほど。


 しばらくしても、動きません。

 

 そのうち誰かが情報を仕入れてきて、遅れている原因は、ホームと列車の間(20cm以上あいていました)に、荷物を落とした人がいて、危険なので、列車を動かすことができない、ということ。


 

 14時45分、職員がやってきて、

「この列車は動かないので、18番ホームへ移動してください」


 私たちが乗っていたのは、A号車。 10両編成くらいの列車の一番先端。 ということは、再び、ホームの一番後ろまで戻らないと、ホームの移動はできません。

 

 B、C、D号車の人たちは、まだ座ったまま。

 

 とにかく、急いで移動をして、列車に乗ってそれほどしないうちに、列車が動いたので、全員をこの列車に移動したわけではなさそうです。 

 結局、30分遅れでロンドンを出発しました。 私たちよりも1本後の、14時43分の人たちの方が先に出発したことになります。 イギリスってこういう国なのです。


 

 私はバーミンガムでの乗り換え時間が20分しかなくて、遅れると次の列車は1時間後。 だから、今日泊めていただく方が駅まで迎えにいらしてくださるので、もしものことを考えて、1時間後の列車の時間を伝えてありました。 とりあえず、予定の列車には乗れないので、遅い時間を伝えてあってよかったです。

 

 今日は曇りですが、久々に、永遠と続く同じ風景を楽しんでいます。

 これから、Coventryに停車して、それからバーミンガムです。

Posted on 2011/02/22 Tue. 22:08 [edit]

category: イギリス 遠出

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22

メフィスト 

最後に弾いたのはいつでしょう?と思うほど、多分数年ぶりに、リストのメフィスト・ワルツ 第1番をやり直しています。

 メフィストを最初に先生から与えられたのは、多分、まだピアノを真剣に始めて2年くらいの時。

 もちろん、私のピアノは、超絶技巧が満載のメフィストを弾ける能力は全くありません。

 それどころか、リストを1曲も弾いたことがありませんでした。


 我がDr.Sは選曲について、常識がありません。 難しくても、その人にぴったりだったり、その人がやる気があったり、時間がかかってもやる価値がある、と思えば与えます。 多くの日本の先生方、音大生には全く理解不可能のようです。


 ベートーヴェンのソナタだって、2曲目に勉強したのが、最後の第32番のソナタ。

 先生から、「みゆきの曲を見つけた! ベートーヴェンの第32番。 みゆきにぴったりだよ」

とメールが突然、学部1年生のクリスマスホリデー中に来たことを今でも忘れません。


 ショパンだって、エチュードを除けば、最初に勉強したのが、『幻想ポロネーズ』。


 

 

 話を戻して、『メフィスト』。 大好きな曲ですが、大失敗をやって、なんとなく遠ざかっていました。 このような曲は一度離れると、戻るのがつらい。 それで、何年も経ってしまった、という情けなさです。

 

 久々に取り出してみると、それはそれは弾きこんでいたこともあり、思ったよりも、指に馴染んでいました。

 もちろん、この1年半、指の怪我で技巧的につらいものは避けていました。 だから、悔しい部分もあるのですが、それでも、思ったよりも解凍に時間がかかりません。


 

 難しいけれど、弾いていて気持ちがすかっとします。

 弾きながらも、『マイヤリング』の第2幕、居酒屋の場面で、高級娼婦のミッツィ・カスパーと4人の将校たちが踊る部分が目に浮かんできます。 もしもバレリーナになれたら、ミッツィは踊ってみたい役。

 多分、最後に私がコンサートでメフィストを弾いたのは、バレエを観るようになる前の話。

 だから、今弾くと、新たな発見、解釈ができているように思います。

 

 

 明日は、久々に遠出。 

 列車に乗っていると関係はないものの、少しでもよい天候だと嬉しいです。

Posted on 2011/02/22 Tue. 05:34 [edit]

category: 音楽

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22

バレエ・サークル、 マリアネラ、 ティアゴ 

夕方から、雨が降ったり止んだりしていました。


 今週は、多くの学校がハーフターム・ホリデー(中間休み)。 私が水、木曜日にロンドンにいないですし、生徒たちのお出かけもあったりして、今週は教えが変則的になります。 

 ハーフタームが終ったら、試験、フェスティヴァルまであっという間です。



 今夜は、セントラル・ロンドン、ピカデリーにある大きな本屋さんの一室で、ロンドン・バレエ・サークル。

 会員にもなっていて、いつも行くバレエ・アソシエイションと同じような集まりです。

 ただ、アソシエイションがロイヤルバレエが主なのに対し、バレエ・サークルの方が、ゲスト・スピーカーが色々。

 興味があったのですが、なんとなく敷居が高くて、今まで行った事はありませんでした。

 

 今回はお友達(70代の方)にお誘いを受けて、行って来ました。

 バレエ・アソシエイションの方もたくさんいらしたし、チェアーマン(女性)も、たまにアソシエイションへいらしている方でした。


 ゲストは、ロイヤルバレエのプリンシパル、マリアネラ・ヌニェスとティアゴ・ソアレス。

 日本のいくつかのウェブ・サイトで、彼らが夫婦、と書かれていますが、2006年12月に2人は婚約したものの、まだ結婚はしていません。

 

 二人のお話は、2008、9年に、別々にアソシエイションでもお聞きしています。

 色々と新聞記事とか、ウェブなどで読んで知っていることも多かったのですが、本人の口からお話を伺うと、よりわかりやすいし、楽しいのです。

 

 多分、ティアゴの倍以上マリアネラがしゃべっていたように思いますが、バレエを始めた理由から、バレエ団のこと、果ては、二人のプライヴェートのこと、興味深い1時間15分でした。

 

 今週のバレエの予定はこれだけ。 3月はバレエ公演も多いのですが。

Posted on 2011/02/21 Mon. 06:11 [edit]

category: バレエ

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プロコ 

 冷え込んでいます。

 

 久々のコンサートが木曜日にあります。 昨年の1月に演奏をさせていただいた、バーミンガムから北へ行ったところにある、Shrewsburyにて。 列車の関係で、久々に前泊します。

 

 指の関係で、今は弾く曲をかなり厳選しています。

 今まで何度か弾いているプロコフィエフのソナタ第6番は大好きだけれど、ランチタイムコンサートには重過ぎるし、今の私の指にも負担がかかりすぎ。

 プロコフィエフは基本的に大好きな作曲家なので、次は何をやろうか考え中です。

 第3番は10分弱だから使いやすいですが、皆が弾く曲。

 私が好きなのは、2番、5番、9番。

  何度聴いても飽きないのは、第9番。 これをやろうか迷い中です。

  久しくプロコフィエフの譜読みから離れているので、譜読みがつらいな、と思いつつも、生徒たちに、譜読みの大切さを言っている身ですから、自分が避けるわけにはいきません。

 

 基本的に譜読みを苦労するタイプではありませんが、やはり、プロコフィエフは手に馴染むまでに時間がかかりやすいです。

 

 

 ピアノ曲はあまりの数の多さに、勉強しても勉強しても、その本当に一部の曲しか弾くことはないでしょう。

 どうしても、好きな曲ばかりを弾いてしまいますが、今年こそは、今まで弾いてこなかった作曲家に向き合えたらな、とは思っています。

Posted on 2011/02/20 Sun. 06:09 [edit]

category: 音楽

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20

ハーフターム後は・・・ 

再び冷え込んでいます。

 

 それでも、お花屋さんなどで、ダフォディルの花をみかけるようになりました。 カーディフに5年間住んだ私にとって、ダフォディルの花は、春の訪れ。 カーディフ城の周りのダフォディルで春を感じました。

 気がつけば、3月1日のセント・デイヴィッド・デーまでもう10日。 今年はイースターが遅いものの、通称パンケーキの日(Shove wednesdayの前日)までも2週間ちょっと。 スーパーマーケットで、パンケーキの材料を集めたコーナーもみかけ始めました。

 

 

 多くの学校が、来週はハーフターム。 学期の中間にある1週間のお休みです。

 ハーフタームが終ったら、ピアノのグレード試験、そしてちょうど4週間後には、地元のミュージック・フェスティヴァル。 昨日までに今ターム試験を受ける生徒たちの試験日が出揃いました。

 5週間の試験期間中、5週目を希望してあった生徒が2週目に。 かなりまずいです。

 一番弾けていて、再来週が試験でも大丈夫な子供たちが、4週目。 うまくはいかないものです。


 というわけで、ハーフタームが終ったら、生徒たちにラストスパートをかけなくてはいけません。

 

 フェスティヴァルは、威圧感の無い、小さなコンクールのようなもの。 でも、この目的は賞を取ることではありません。 とはいっても、個人個人のベストを尽くしてもらいたい、と思います。


 去年、コンサートが多かったのに対し、今年は、靭帯損傷をした指をもう少し治したい気持ちもあって、例年以上に教えに気持ちを傾けています。

 

 とりあえずは、来週の久々の私自身のコンサートに向けて練習をし、その後は、生徒たち。 自分が弾いたほうがいかに楽か、と思いますが、育てることも大切な時間です。

Posted on 2011/02/19 Sat. 06:03 [edit]

category: 音楽

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『ジゼル』 アリーナ、 ヨハン 

 1月から6キャストで行われている、ロイヤルバレエの『ジゼル』、明日が千秋楽。 私は今日が最後の観賞です。

 

 先週の『白鳥の湖』に続いて、2週続けて、アリーナ・コジョカル、ヨハン・コボーの舞台を観てきました。


 『白鳥の湖』、『ジゼル』を続けてみていますから、男ってなんて馬鹿なのでしょう(ここをお読みの男性の方々、すみません・・・)と思ってしまいます。

 バレエの男性の役って、結構このようなものが多いです。



『ジゼル』 ピーター・ライト版、 アダン作曲


 ジゼル: アリーナ・コジョカル

 アルブレヒト: ヨハン・コボー


 ヒラリオン: ブライアン・マローニー(キャスト表にはホセ・マーティンとありますが、実際にはブライアン)

 ベルタ: ジェネシア・ロサート

 ウィルフレッド: ヨハネス・ステパネク


 大公: デイヴィッド・ドリュー

 バチルダ: シャーン・マーフィー

 狩のリーダー: アラスター・マリオット


 パ・ドゥ・シス: アイオーナ・ルーツ、 蔵健太(リード)

           サビーナ・ウエストカム、 ルドヴィック・オンディヴィエーラ

           リヤーン・コープ、 ヴァレンティーノ・ズチェッティ


 農民たち: レティシア・ストック、ロマニー・パジャック、カミール・ブレイチャー、

        ピエトラ・メロ・ピットマン、デメルツァ・パリッシュ、クレア・カルヴェート、

        ラーラ・ターク、オリヴィア・コウリー、ジャクリーヌ・クラーク、

        エルサ・ゴダード、ジェマ、高田茜、

        リアム・スカーレット、ジョナサン・ワトキンズ、マイケル・ストーイコ、

        フェルナンド・モンターニョ、ケヴィン・エマートン、サンダー・ブロンマート


 ミルタ: 小林ひかる

 モイナ: ユフィ・チェ

 ズルメ: ディアードル・チャップマン



 もう10年近く踊っているであろう、アリーナのジゼル。 一昨年の段階で、これまでに15以上の違うプロダクションでジゼルを踊っている、と聞きました。 自他共に、彼女のシグネチャー(十八番)といわれています。

 小柄で可憐、第1幕は多分、自然にしていても、彼女は特でしょう。 オーラの無さが私は気になりますが、第2幕では、精霊として、これがプラスになります。


 半狂乱の場がそれほどでもなかったような気がします。 視点があったからかもしれません。


 第1幕のヴァリエーションはそれほど良くは思いませんでしたが、第2幕のパ・ドゥ・ドゥは素敵でした。


 実は、私の興味は、ジゼルよりも、アルブレヒト。 今シーズン、既に4人のアルブレヒトが各々違うアルブレヒトを魅せてくれました。 演技派のヨハンがどのようなキャラクタライズエイションをするのか。

 

 舞台に現れて、マントを脱ぎ、ジゼルの家に体を向ける前、左手の薬指をしきりに触っていました。

 婚約者がいる身で、身分が低いジゼルに対する気持ちをどうしよう、というように私は取れました。

 

 ジゼルを愛しているアルブレヒトでした。 婚約者のバチルダの手にキスをする場面、舞台中央ではなくて、バチルダを舞台上手に引っ張っていってからキス。 そこへ、ジゼルが走って二人に問いただす、といった感じでした。

 ジゼルのママが精霊伝説を語る部分では、アルブレヒトは、真剣に聞いていないし、笑っていました。

 

 第2幕のヴァリエーション、アントルシャ・シス(ジャンプの一種)が細かいし、カブリオール(あげている足に、もう片方の足を打ちつける)もきれい。 さすが、デンマークでブルノンヴィル・スタイルを習得している人なのだな、と思いました。


 この2人は、第1幕の間も、他のキャストよりも、お互いを見つめている時間が長かったです。


 

 

 ヒラリオンが舞台上手から登場して、ジゼルのママと顔を合わせる場面、驚きました。

 ホセが出てくると思っていたから、いつのまにかホセがさわやかになって・・・と思ってよく見てみたら、ブライアンでした。 キャスト変更のスリップも、場内アナウンスもありませんでした。

 2009年にヒラリオン・デビューをしたブライアン、今回はやらない、と聞いていたので、嬉しいサプライズでした。

 今まで観た事がないくらいブライアンが男っぽくて、驚きました。

 

 ジゼルの半狂乱の場面では、彼女からずっと目を離しません。 ブライアンも演じることができるダンサーですから、アルブレヒトとのやりとりもよかったです。


第2幕、ミルタに踊らさせられる場面、最後まで抵抗をやめませんでした。

 一昨年も、ブライアンのヒラリオンと、ひかるさんのミルタの組み合わせでしたが、この二人、このような役では合う組み合わせかもしれません。


 

 ひかるさんのミルタは、ミルタをやるには、少々線が細い気もするのですが(アリーナが出てくると、ちょうどよくなりますが)。 一昨年は観ているこちらが背筋が凍るようなミルタを演じましたが、今回は、ジゼルが恋人を救いたい、と思う気持ちがわかる、でもそれを許すわけにはいかない、といったような感じのミルタでした。

 踊りは、少々ひかるさんらしくない部分もあったものの、彼女は体の芯がきちんとしているので、観ていて気持ちがよい踊りです。

 

 

 第1幕の農民たちの中では、オリヴィアが目を引く仕草をしていました。

 パ・ドゥ・シスでは、サイドの男性のルドとヴァレンティーノ、今まで見た中で、二人がぴったりのような気がします。 

 

 狩の一行の1人、ジェームズ・ウィルキーの細かい表情。 ジゼルが、バチルダのドレスに見とれて触れてしまった後、バチルダに、『私のドレスは、私が自分で縫ったのです』という場面、ジェームズがなんともいえない、笑うというか、くすっと品高く笑うのが、毎度のことながらうまいです。

 

 

 私は、結局5キャスト観ましたが、全てのキャストが、違うジゼル、アルブレヒトを演じ、第1幕は、毎回違うプロダクションを観ているように感じました。

 一人ひとりが違うものをつくりあげる、日本とは違う部分かもしれません。 でも、これが、ロイヤルバレエの良さなのです。


 来週は、オペラハウスでのバレエ公演は1度しかありません。 私は行きませんので、来週はオペラハウスへ足を運ばない寂しい1週間になりそうです。

Posted on 2011/02/18 Fri. 06:44 [edit]

category: バレエ

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18

『不思議の国のアリス』 インサイト・イブニング 

 2月28日に、プレミアを迎える、ロイヤルバレエの新作、『ふしぎの国のアリス』のインサイト・イブニングでした。

 ロイヤルバレエにとって、全幕バレエの新作は16年ぶりになるそうです。


 3月中旬まで3キャストで、学校公演を含めて、7公演行われます。  ちなみに、2月28日の初日は、ガラ公演として、チケット代プラス、決められた寄付金を払うことになっています。 私は、残念ながらガラ公演のチケットは買っていないので、この作品の初日を見逃します。


 6月には、この作品が、トロントのナショナル・バレエ・オブ・カナダで上演されることが決まっています。


 作品クレジット

 

『ふしぎの国のアリス』 ルイス・キャロル原作


 クリストファー・ウィールドン:振付

 ジャクリーヌ・バーレット振付補佐

 ジョービー・タールボット(Joby Talbot):作曲

 

 ニコラス・ライト: シナリオ

 ボブ・クロウリー: デザイン

 

 

 今回は、まず最初に、この作品を指揮する、ロイヤルバレエ音楽監督のバリー・ワーズワースと、作曲家のジョービー・タールボットのお話。

 

 ジョービー・タールボットはロイヤルバレエで2006年に初演された、ウェイン・マグレガーの『クローマ』の作曲家。 彼の音楽は私にはあまり馴染めないものが多くて、今回も音楽は実はそれほど期待していませんでした。

が、きれいな音楽です。

 今回、この『不思議の国のアリス』のために、特別に作曲された曲を用います。


 通常、バレエのリハーサルは、1台のピアノの伴奏により行われますが、今回は、ダンサーたちがより多くの音を普段から聴くことができるように、2台ピアノでリハーサルを行っているそうです。

 今日も、2台のピアノでした。


 ちなみに、オーケストラピットの三分の一近くが、パーカッションで占められるそうです。 バリーも見たことがなかったパーカッション楽器が登場するそうです。


 もちろん、オーケストラで演奏されるものを今日はピアノで聴いているのですが、演奏スタイル的には、プロコフィエフに近いものがあり、ハーモニー的には、ショスタコーヴィチの中期までの作品と、プロコフィエフの叙情作品と、ラヴェルをあわせたように感じました。


 

 続いて、15分ほど、シナリオを書いたライト氏と、作曲家のタールボットと、振付師のウィールドンの対話。

 1年以上前に、3人で3日間に渡って、話し合いをしたそうです。

 真っ白な状態から、スタート。 作曲家はどれくらいの長さの音楽がどの部分で必要、という情報がいります。 よって、ウィールドンが動いたりしながら、長さをはかっていったそうです。


 この良く知られた原作をどのようにしてバレエ化するのか、難しいことだと思います。

 だからこそ、シナリオを書く人が必要になるのでしょうね。


 

 そして、お待ちかね? このバレエの一部分のリハーサルをみせて頂きました。 

 音楽を聴かせて頂いた後、どのような振付になっているのか非常に興味がありました。


 今回は、第2キャストの3人がリハーサル。

 アリス: セーラ・ラム

 ジャック(庭師の息子のはず): フェデリコ・ボネッリ

 白うさぎ: ジョナサン・ハウエルズ


 冒頭部分と、アリスが白うさぎを追いかける部分。

 そして、ジャックとアリスの素敵なパ・ドゥ・ドゥ。

 

 ちなみに、原作のアリスよりは若干年齢設定が高めで、15歳、という設定だそうです。

 実は、私は子供用の『不思議の国のアリス』しか読んでいません(先日、読み聞かせをしたばかり)。 原作を買ってあるので、再来週までには読もうと思います。

 

 

 アリスは、ローレン・カスバートソンに振付けられています。 今日も観ていて、セーラが踊っているのに、凄くローレン的な踊りだな、と思いました。 

 ウィールドンの言葉が入りつつも、基本はクラシックです。 

 でも、純粋なクラシックではなく、おもしろそうです。



 リハーサル後は、今回、ゲスト・ダンサーとして舞台に立つ俳優のサイモン・ラッセル・ビール氏の対話。

 バレエ経験の無い俳優の話は非常に面白かったです。


 

 そして、衣装が2着用意されて、デザイナーのクロウリー氏とウィールドンの対話。

 今回見せていただいたのは、ハートの女王の真っ赤なチュチュと、アリスが着る衣装。

 アリスはよく絵本でみかけるような、水色のワンピースに白のエプロン、ではなくて、紫・ピンクのヴィクトリアン調のドレスを着るようです。


 ちなみに、今日、地下鉄の構内でこのバレエのポスターを見かけました。

 この今日見せていただいた衣装で写真を撮っています。



 このバレエは、ダブル・キャラクター(例えば、アリスのお母さんが、ハートの女王になる)で行われるようなので、どんなファンタジーの世界に連れて行ってもらえるのか、今からわくわくしています。


 今日のインサイトだけでも、十分に期待できるものでした。

 

 私、もし13年前に、進路変更をせずに、バレエ衣装を勉強することにしていて、運よくロイヤルバレエの衣装部に入れていたら、この衣装製作に関わることができたのかな、なんて少し複雑な気分でした。


 

 『アリス』のチケットはほぼ完売のはず。

 メディアでも宣伝していますからね。


 英国で書かれた原作を、英国人振付師が振付。 

 再来週が、非常に楽しみです。


 

Posted on 2011/02/17 Thu. 06:12 [edit]

category: バレエ

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17

バレエ・アソシエイション ニァマイア・キッシュ 

素敵な青空が広がりました。

 2月に青空の日が多いなんて、私のイギリス生活で初めてのことかもしれません。 もしかしたら、今が春と夏で、これからずっと冬が続いたりして・・・

 

 思わず、お外にお洗濯を干したくなってしまいますが、それはできません。


 今夜はバレエ・アソシエイションでした。

 バレエ好きの集まりです。 


 今回のゲストは、今シーズン、ロイヤルバレエにプリンシパルとして入団した、ニァマイア・キッシュ(nehemiah Kish)(今まで、ニーマイヤと表記してきましたが、彼の名前をカタカナで書くのは難しいです。 名の最後は小さいアのような気もします)。

 

 舞台での姿そのまま、とても落ち着いていて、真摯な答え方をする方です。 これまでのバレエ・アソシエイションにいらしたダンサーたちにはいないタイプのような気がします。

 


 お話の内容をここに書くことはできませんが、ネット上に存在するものから、彼の経歴を。


 アメリカ、ミシガン州出身。 14歳で、ナショナル・カナダ・バレエ・スクール(トロント)。 

 2001年、ナショナル・カナダ・バレエへ入団、2005年にプリンシパルへ昇格。

 2008年、プリンシパルとして、ロイヤル・デーニッシュ・バレエ(コペンハーゲン)へ入団。

 2010年、プリンシパルとして、ロイヤルバレエへ入団。


 ロイヤルバレエ入団後は、10月のミックス・ビル(ラ・ヴァルス、三人姉妹、テーマとヴァリエーション)へ出演し、12月に『スケートをする人々』のホワイトカップル、そして、今回、『白鳥の湖』で、ロイヤルバレエでは全幕デビュー。

 

 

 今回は、インタビューをする人が、いつもの会長さんではなくて、他の方で、彼女の質問が聞き取りにくい(私の英語の問題ではなくて、周りの方々もわからなかったよう)ので、途中わかりずらかったことも。

 そして、ニァマイアの英語。 いや、米語。 かなりアメリカ訛りが強くて、アメリカ訛りが苦手な私は、かなり一生懸命聞いていないと聞き取れませんでした。 途中から慣れましたが・・・

 

 イギリス英語(特に、クウィーンズ・イングリッシュ)は、日本人が英語がぺらぺら!と想像するような英語とは違います。

 どちらかというと、ぺらぺらには聞こえない英語ですので。 舌を巻きません。


 

 バレエを始めたいきさつから、これから踊りたい役まで、色々と伺うのは興味深かったです。


 明日、明後日はオペラハウス。 一昨日顔を合わせたよくおしゃべりをするご婦人とは、今週は毎日のようにご一緒するようです。 私、周りから、ソーシャライズしていない、と同世代の友人には言われますが、ソーシャライズしていますよ。

 ただ、年齢層が少し上なだけ。 


 ミーティング終了後、カメラを持った素敵なご婦人たち(平均年齢70歳)が、ニァマイアに、「こっちを向いて!」といいながら、ニァマイアを取り囲んでいました。 ちょっと圧倒されました。

 日本だと、若い人が行くイメージが強い(現に、そのように言われましたし)バレエ、こちらでは、このようなご婦人たちが支えているのかもしれません。

 

 

Posted on 2011/02/16 Wed. 06:07 [edit]

category: バレエ

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16

『白鳥の湖』 ゼナイダ、 ニーマイア 

2月14日、ロイヤルバレエの『白鳥の湖』です。


 1月21日に映画の『ブラック・スワン』が公開され、1月22日にロイヤルバレエの『白鳥の湖』が初日を迎えました。

 評論でも、この二つが並べられたりしたこともあり、いつも完売になりやすい『白鳥』がいつも以上の人気。


 なんと、ボックス・オフィスには、『ブラック・スワン』で主演した、ナタリー・ポートマンがいつ踊るのか?という問い合わせがあったそうです。 それも、1件、2件ではないそうで。



 初日に観て、もう一度観たいと思ったキャスト。 買ってあっても、予定変更で観られない公演もあるので、その分、今回もう一度行くことに。



 『白鳥の湖』 アンソニー・ダウエル版、 チャイコフスキー作曲


 オデット/オディール: ゼナイダ・ヤナウスキー

 ジーグフリード王子: ニーマイア(ニァマイア)・キッシュ

  

 ロットバルト: ウィリアム・タケット

 王妃: エリザベス・マクゴリアン

 家庭教師: アラスター・マリオット

 ベンノ: ヴァレリー・フリストフ

 ジェネラル/式典長: ギャリー・エイヴィス


 第1幕

  パ・ドゥ・トロワ: ラウラ・モレーラ、 ユフィ・チェ、 セルゲイ・ポルーニン

  ワルツ: クリスティン・マクナリー、 ヴァレリー・フリストフ

        ヘレン・クロウフォード、 ヨハネス・ステパネク(酔っ払い)、

        小林ひかる、 ブライアン・マローニー、

        シャーン・マーフィー、 蔵健太


        アイオーナ・ルーツ、 マイケル・ストーイコ、

        エマ・マグワイヤ、 エリーコ・モンテス、

        ジェマ、 ルドヴィック・オンディヴィエーラ、

        ロマニー・パジャック、 リアム・スカーレット、

        ピエトラ・メロ・ピットマン、 ヴァレンティーノ・ズチェッティ 他


 第2幕

  4羽の白鳥: アイオーナ・ルーツ、 リヤーン・コープ、 ロマニー・パジャック、 エマ・マグワイヤ

  2羽の白鳥: フランチェスカ・フィルピ、 ターラ・ブリジット・バフナーニ


 第3幕

  花嫁候補: クレア・カルヴェート、 フランチェスカ・フィルピ、 ピエトラ・メロ・ピットマン、

          シャーン・マーフィー、 オリヴィア・コウリー、 メリッサ・ハミルトン

 

  スペイン: クリスティーナ・アレスティス、 ローラ・マックロック、

         トーマス・ホワイトヘッド、 蔵健太


  チャルダッシュ: ディアードル・チャップマン、 ジョナサン・ハウエルズ 他

 

  ナポリタン: アイオーナ・ルーツ、 リカルド・セルヴェラ


  マズルカ: デメルツァ・パリッシュ、 ラーラ・ターク、 ナタリー・ハリッソン、 クリスティン・マクナリー、

         ヨハネス・ステパネク、 平野亮一、 サンダー・ブロンマート、 エリーコ・モンテス

 

 

 1月22日とはまた違った舞台をみせてくれました。

 

 ゼナイダのオデットは誇り高く、ジーグフリードと出会った時にも、警戒心もありますが、本当にこの人を信じてよいのだろうか(オデットは悪魔により人間から白鳥に変えられてしまっているのですが、もし、彼女を心から愛する人に出会って、彼に求婚されたら、魔法が解ける)、というような気持ちが伝わってきます。


 同じ場面で、ニーマイアのジーグフリードは、ただただ彼女に惹かれている。 だからこそ、この二人のやり取りが意味をもったのかな、なんて思いました。 

 

 黒鳥オディール、グラン・パ・ドゥ・ドゥのアダージオ、後方にオデットの姿が映し出された後、オディールは白鳥の動きをする場面があります。 その時になったら、急に、彼女はオデットの表情に戻り、そして、音楽のフレーズが変わったところで、彼女に惹かれて、ボーっとなっている王子に、「あなた、うまくだませそうね!」という、かなりいたずらな表情に。 あのような変化を観るのが私は好きです。


 黒鳥の最後のフェッテは、前半の回転の最後に2回転を入れたら、そこでがたついてしまいました。 それでも、彼女は視点をずらしていくフェッテをやりました。 残念ながら最後の3回分くらいは回れませんでしたが、普通だったら、あそこでがたっとなった時点で、より難易度が高い回り方は避けると思います。

 賛否両論があるとは思いますが、私は彼女の精神力が好きです。

 そして、その後は何も無かったかのように、きちんとキャラクターに戻りました。


 第4幕は、最後まで葛藤。 彼女は王子を許す表情はしなかった。

 でも、彼に手を差し伸べるし、かなりの迷いがあります。

 最後まで、気高い女性を演じました。

 王子に手を差し伸べているのに、後ろから、ロットバルトに引っ張られる部分、実際にはロットバルトは彼女に手を触れていないのに、引力を感じました。


 

 ニアマイアは、前回よりもずっと安定し、なおかつ、表情もだいぶ細かくなりました。 もちろん、まだまだやることはあるとは思いますが。 元々誠実そうな顔をしているので、第3幕の黒鳥オディールに、全く疑いもありません。

 第3幕の花嫁候補たちが踊っている間、彼女たちに背を向けた時、頑なになるのではなくて、自分の決めた人(オデット)しか見えていない目。 

 

 パ・ドゥ・ドゥの最後のアラスゴンド・トゥール(足を真横に上げたまま回転)が、足の高さが下がらずにきれいでした。

 ジャンプの時に、もっと上に伸びられたら、もっときれいに見えると思うのですが。 止まっている気がします。


 今回は、パートナリングも安定していました。


 

 第1幕のパ・ドゥ・トロワ、今シーズンずっとこの女性の組み合わせで見ています。

 ユフィちゃんが、踊れば踊るほど、よくなっています。


 ワルツの中心男性4人、まとまっています。

 ヨハネスの酔いっぷり、毎回少しずつ違って、感心します。

 

  

 毎回のことながら、エリザベス・マクゴリアンの王妃は、優しい表情をしながらも、息子に結婚をinsistしていきます。 言葉では表せない、彼女の表情の細かさ。 あのママにああいう風にされたら、どんな息子も何もいえないのでしょうね。


 次に私が白鳥を観に行くのは3月。 3週間くらいあくはずです。

 

Posted on 2011/02/15 Tue. 06:33 [edit]

category: バレエ

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15

お花屋さんが赤くなる日 


WITH HOPE!!-110214 sky

晴天に恵まれた一日でした。

朝8時半過ぎに、この青空! イギリスでは珍しいことです。

しかも、夕方5時過ぎまで明るかったので、一歩一歩春が近づいているのだな、と思います。

WITH HOPE!!-110214 camden

 一昨日頃から、お花屋さんの店先に赤が増えました。 今日は、ご覧の通り。


 今朝の朝刊に書いてありましたが、ヴァレンタイン・デーというのは、日本は女性が男性にチョコレートを贈る日。 ホワイトデーというものが存在する、とありました。


 イギリスに限らず、多くの国で同じだと思いますが、男女、どちらからもOK。

 大抵は、男性が女性に赤いバラをプレゼントすることが多いと思います。

 クリスマスが終ったら、カード屋さんは、赤いヴァレンタインのカードがたくさん出ていました。

 

 夕方のお花屋さんは男性で一杯。

 スーパーのお花売り場も男性ばかりでした。


 花束を持って歩く男性の姿も多く、どんな人に渡すのかしら?と見ている私が、楽しくなってしまいました。


 私は関係ありません。

 『(夏に日本へ帰国する生徒が)一緒に日本へ来てください』

 『(レッスンの終わりになると)もうすぐみゆきが帰ってしまうから、さびしいの』

 『みゆき、すき』

 なんて私にかわいらしいことを言ってくれるのは、かわいらしい5、6歳の女の子たちです。


 

WITH HOPE!!-110214 florist-1

私が好きな(ウィンドゥを覗くのが)ホルボーンとコヴェント・ガーデンの間にあるお花屋さん。

赤でも、絶妙な色合いの赤い花をそろえてありました。

WITH HOPE!!-110214 florist-2


こんな感じ。 毎回、前を通るのが楽しみなお店です。

 

今夜は、オペラハウスで『白鳥の湖』でした。 

 映画の『ブラック・スワン』の影響+ヴァレンタインデーということで、当日券を朝買いに行ったら、7時半に着いて、12番目。 ボックス・オフィスがオープンする10時には60人近く並んでいました。

 『白鳥の湖』、愛にあふれていますからね。

 これについてはまた後日。

Posted on 2011/02/14 Mon. 06:15 [edit]

category: 日常

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14

読書と英語 

 雨の一日でした。

 

 明日からはバレエ三昧の一週間です。 そのかわり、来週はゼロ。  

 ということで、今日は家でおとなしくしていました。 やることが色々と溜まっていますから。


 

 昨日、ふらっと立ち寄った、ディスカウントの本屋さんの子供本コーナーで懐かしい本を見つけてきました。

 

 赤毛のアン。

 子供コーナーに置かれていた本ですが、簡易版ではない文字だけの本。

 

 イギリスに初めてきた年、あまりにも英語ができなくて、それプラス学校の勉強が大変で、とてもとても本を読む時間はありませんでした。 それまでは、読書が趣味だったのですが。


 こちらへ来てから半年以上経って公立図書館の子供の本のコーナーでやっと本が読めるようになりました。

 今から思うと笑ってしまうけれど、あの頃は英語の本が読めた自分自身に感動したものです。

 私は、それくらい英語ができなかったし、英語が嫌いだったのですから。


 あの頃、英語ができるようになったら、是非、赤毛のアンの原書を読みたい、と思っていたことを昨日思い出しました。

 母の影響もあるのか、『赤毛のアン』とか、『若草物語』が大好きでした。

 『若草物語』は数年前に原書を読みましたが。


 懐かしくなって、格安になっていたこの本を買ってきました。 今は再び、『高慢と偏見』を読み返しているから、これが終ったら『赤毛のアン』を読もうかと思います。

 その前に、『不思議の国のアリス』を読まないといけないかも。 今月末から、世界初演、クリストファー・ウィールドン振付の『不思議の国のアリス』のバレエ公演が始まりますから!

 

 中、高校時代の英語の先生方は今の私を信じられないでしょうし、信じたくないでしょうね。

 私だって、まさか、日本語よりも英語で読む方が楽なときが来るとは、思っていませんでした。

 

 今、英語で苦労している中学、高校生に伝えたいです。

 今、英語ができなかったら、それはそれで学校の勉強は困るかもしれないけれど、人生、数年後にはどうなるのかわからない、ということ。

 日本では英語ができないと、全てが駄目、という烙印をおされてしまう部分がありましたから。

 

 強制的に受けさせられる全国模試なんて、学校内の偏差値は40以上いったことはなかったような気がします。

 日本の大学に進む予定がなかったから、受験勉強を一切していない、というのもありますが。

 でも、イギリスの大学へ行きたかったのだから、普通の人だったら、英語をがんばって勉強すると思うのです。

 でも、それをやらなかったのが私。


 私は言う資格がないけれど、言葉は本当は道具。

 それが必要になったら、がむしゃらに食らえついていくもの。

 

 今年はサマーコースに参加したいから、そろそろ久々にロシア語を真面目に勉強しようかな、と思います。

 2年間抜けているので、恐ろしい。

 私が得意なロシア語なんて、シャルーニヤ、シャルーン(いたずらっこ)と、パンチキ(お指ちゃん)。

 1週間ロシア人に囲まれて、ロシア人の男の子のヴァイオリンのレッスンでの伴奏をして、覚えるのはこれくらい。

 やっぱり、長期間その言葉の環境に飛び込まないと私のような人間は覚えなさそうです。

Posted on 2011/02/13 Sun. 04:34 [edit]

category: 日常

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13

イギリスのバス事情、再び 

なぜだか、家の地域の道路は今日は大渋滞。

教えへ行くのに、普段20分ほどのところが、45分かかりました。 余裕をもって家を出ていますが、当然遅刻です。

 帰りもとんでもない状態。

 

 毎年、この時期になると道路工事が増えますが、その影響もあるのかもしれません。


 先日は、16時に鍼の予約をしていたので、15.30頃にバスが最寄のバス停へ止まるので、15.25からバス停で待っていました。 バスは来ません。 

 一つ手前のバス停から、中、高校生用の私が使用するのと同じ番号のバスが、この時間だけはあります。 多分、15.30に学校が終るのだと思います。

 通常は1階建てバスのこの地域、この学生用は2階建てバスを使用。 


 15.30過ぎにまず1本目が目の前を通り過ぎました。 このバスには学生しか乗ることができません。


 15.40頃、2番目のバスがかなり空席状態のまま通り過ぎました。

 

 普通の人が乗れるバスはまだ来ません。


 15.45、3本目が通過、ほとんど空席。 一生懸命手を上に上げて、運転手に目で訴えたのですが、止まってくれませんでした。


 15.50、鍼には間に合わないので、キャンセルの電話。

 

 15.55、やっとバスが!!

 と思ったら、学生たちがいっぱいで、乗車口は開けてもらえませんでした。


 乗れるバスが来たのは、16.10のこと。


 信じられません。 しかも、その辺で遊んでいた学生たちが多かったので、バスはぎゅうぎゅう状態。


 イギリスって、頭がよいのか、馬鹿なのか、たまにわからなくなります。


 

 昨日は、乗ったバスがいつも以上に混んでいるな、と思っていたら、後ろから2本の同じ番号のバスに抜かされました。 きっと、ずっとバスが来ない状態でいたのでしょう。

 私が行きたいところまではいけましたが、そこで、終点。 2本のバスはもうずっと先に行ってしまっています。

そこから先へ行きたい人は、次のバスまで待つ羽目になります。

 どうして、抜かされたバスが途中で終点になってしまうのでしょう?

 全くといってよいほど、使用者の視点に立っていません。


 車椅子の人も、1人でバスに乗降できるようになっていたり、感心することはたくさんあります。

 でも、頭が悪い、と思うこともしばしば。


 イギリスの家事情、バス事情で、きっと本が1冊書けますね。


Posted on 2011/02/12 Sat. 04:23 [edit]

category: イギリス事情

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12

鍼その後 

12月末に偏頭痛が酷すぎて、鍼をするようになって、1ヵ月半。

 未だに、鍼が気持ちよい!とは感じられずにいますが、だいぶ良くはなっているよう。


 とにかく、首と肩がかなり凝っていて、動かすのもつらい状況になっていました。

 

 3週間ほど前までは専属の先生がいたのですが、彼女がホリデーに出ているので、先々週は違う人。

この方がとっても私のつぼにはまるマッサージをしてくださいました。

先週ははずれ。

 

 今週は再びこのつぼにはまるマッサージをしてくださる方で、首をやられながら、非常に痛いけれど気持ちよくて、悲鳴をあげてばかりいました。

 自分で押していてもいたいのがわかっていたのですが、自分でやるとどうしても限度がありますからね。

 自分では凝っている、と気がついていなかった、肘下を押されたら、とんでもない痛み。

 なんだか、自覚していない凝りがたくさんあるようで、恐ろしくなります。

 

 昨日は一昨日からのストレスが酷くて、偏頭痛。 頭に鍼を打ってくださいました。

 自分の姿がみえないからよいですが、私みたいな怖がりは、鍼がうたれている自分の姿をみたら、怖くなるのでしょうね。

 聞いた話では、中国鍼の方が、日本の鍼よりも太いそうです。


 とりあえず、来週でひとまず終わりの予定。

 

 体が資本。 20歳近くなって、急にピアノを練習するようになって、腱鞘炎などを心配していましたが、幸いなことに、そのようなことはなくここまでくることができていました。

 姿勢も良いほうだから、アレクサンダー・テクニックにも興味がなかったし、それほど必要がないと学生時代は思っていました。

 ここへきて急に体の不調。 年齢的なこともあるのでは、と自覚はしていますが・・・


 

Posted on 2011/02/11 Fri. 04:26 [edit]

category: 日常

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11

『白鳥の湖』 アリーナ、ヨハン 

ここを読んでくださっているロイヤルバレエファンの方はお気づきかもしれませんが、私は、日本で、イギリスで、とっても人気があるアリーナ・コジョカルの舞台はあまり観に行きません。

 どうやら、私とは相性が悪いらしくて・・・

 それでも、彼女の白鳥だけは見てみたい、と思って2008年にチケットを取ったものの、彼女の怪我で降板。 今回、やっと観ることができました。 私の周りの友達には、『裏切り者、狂った』などなど、散々言われましたが・・・


 『白鳥の湖』 プティパ、イヴァノフ振付、 アンソニー・ダウエル版、 チャイコフスキー作曲


 オデット/オディール: アリーナ・コジョカル

 ジーグフリード王子: ヨハン・コボー


 ロットバルト: アラスター・マリオット

 お后: ジェネシア・ロサート

 

 家庭教師: ジョナサン・ハウエルズ

 ジェネラル/式典長: トーマス・ホワイトヘッド

 ベンノ: ヴァレリー・フリストフ


 パ・ドゥ・トロワ: ラウラ・モレーラ、 ユフィ・チェ、 ホセ・マーティン

 

 第1幕ワルツ: フランチェスカ・フィルピ、ヴァレリー・フリストフ、

          オリヴィア・コウリー、ヨハネス・ステパネク(酔っ払い)、

          ラーラ・ターク、 蔵健太、

          ローラ・マックロック、 平野亮一

 

          エマ・マグワイヤ、ルドヴィック・オンディヴィエーラ 他


 第2幕

  4羽の白鳥: アイオーナ・ルーツ、リヤーン・コープ、ロマニー・パジャック、エマ・マグワイヤ

  2羽の白鳥: フランチェスカ・フィルピ、ターラ・ブリジット・バフナーニ


 第3幕

  お妃候補: ジャクリーヌ・クラーク、ターラ・ブリジット・バフナーニ、ローラ・マックロック、

          ベアトリス・スティックス・ブルーネル、オリヴィア・コウリー、デメルツァ・パリッシュ

 

  スペイン: ディアードル・チャップマン、フランチェスカ・フィルピ、

         ヨハネス・ステパネク、 蔵健太

  

  チャルダッシュ: クリスティン・マクナリー、リカルド・セルヴェラ 他


  ナポリタン: アイオーナ・ルーツ、リアム・スカーレット


  マズルカ: メリッサ・ハミルトン、ラーラ・ターク、ナタリー・ハリッソン、クレア・カルヴェート、

         エリック・アンダーウッド、平野亮一、サンダー・ブロンマート、ジェームズ・バッチャー


 

 アリーナの白鳥は、見かけが元々かわいらしい人ですし、背も低いため、かわいらしい白鳥のイメージ。

 第2幕、パ・ドゥ・ドゥの途中までは、ジークフリード王子に対して、かなりの警戒感を感じました。

 それが段々と解きほぐされるのを見るのは興味深かったです。

 

 彼女のことだから、もっと腕がきれいかしら?と思っていたのですが、白鳥の腕の動きはそこまでではなく。

 多くの方が彼女は音楽性豊か、とか、彼女自身も、音楽と戯れている、とコメントがあったりもするのですが、どうしても、私の音楽性と彼女の音楽性は一致しません。 音楽で遊ぶのはかまいません。 でも、完全に拍がずれるのは、私は苦手です。

 

 黒鳥は、踊りが雑になってしまったのが残念。 最後のフェッテは、足がきちんと横まで回せていなかったので危ない!と思ってみていたら、やっぱり・・・・

 

 今回は、無の状態で観よう、と思って観てみましたが、やはり、私とは相性があまりよくなさそうです。 多くの方が彼女のオーラをほめていますが、私にはそれも感じられませんでした。

 来週、彼女の十八番、と評判高い『ジゼル』を観に行くので、そちらに期待です。

 

 

 ヨハン、踊る、ということでは最盛期を過ぎてしまっていると思いますが、私は彼の演技面が好きです。

 第1幕、パ・ドゥ・トロワの途中での、ベンノとの会話、からかい。 舞台中央で踊っている人がいるから、周りはただ立っているだけ、というのではないのが、ロイヤルバレエの良さです。

 第1幕最初は、結構軽めの男だし、お母さんから、『結婚しなさい』といわれても、本当に嫌な顔をする。

 でも、第2幕でオデットに出会った時、一瞬にして彼女に惹かれていく。


 そして、ヨハンはアリーナと踊ると、踊りも、パートナリングも、演技も、他の人と踊る時よりも何倍も良くなります。 他の人と踊っても、パートナリングがきれいなダンサーですが。


 

 今シーズンのこの『白鳥』の、今までとの違いは、第1幕最後、日が暮れていく途中、白鳥の群れ飛ぶ様子が舞台後方にシルエットで映し出されます。 今までは、白い線のようなものが、ヒューっと過ぎただけでしたが。


 

 第1幕のワルツの群舞は、今日は勢いがありました。 ポロネーズで、ヴァレンティーノとエマの踊りが目立っていました。 


 第2幕での2羽の白鳥の1羽、フランチェスカは、とにかく上体と腕の動きがきれい。 上体から音楽が流れるダンサーです。


 第3幕でのナポリタン、1月22日の初日のマチネ公演で、リアムとエマがこれを踊った、と読んでいたので、見逃した!と思っていたのですが、今回はリアムだけでも見られて嬉しい。

 リアムとアイオーナという、音楽性、キャラクター性豊かな二人が踊ると、非常に合います。

 

 6人の花嫁候補の中では、どうしてしまったの?といいたくなるほど、オリヴィアが良い表情、王子に、「私を見て!」と促すような動作、表情をしていました。 


 

 いつもとは、立ち見のメンバーが違うのも、興味深い。 アリーナファンの人は、アリーナしか観ない、という人も結構いらっしゃいますからね。

 

Posted on 2011/02/10 Thu. 06:37 [edit]

category: バレエ

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10

ミュージカル、Love Story 

昨日に引き続き、青空と太陽の一日でした。 


 今夜は、コヴェント・ガーデンへ行ったものの、いつものオペラハウスではなくて、オペラハウスから歩いて5分ほどの、小さな劇場で、ミュージカルでした。

 実は、ミュージカルは日本で高校生の時に一度、劇団四季をみたことがあるだけ。 ロンドンで初ミュージカルです。 もちろん、『オペラ座の怪人』などなど観てみたいものはたくさんあるのですが、私の場合はどうしてもバレエが優先ですから。 バレエの私が買うチケットの値段に慣れると、ミュージカルはとても高いですし。


 たまたま、某所からチケットを破格でまわしていただいたので、良い機会なので行ってきました。

 ちょうど、ちょっと前にこの劇場の前を友達と通りかかった時に、とても良いミュージカルよ、と聞いて、興味があったので。


 『Love Story』http://www.lovestoryonstage.com/

 Erich Segalの原作のミュージカル化。 私は原作を読んでいませんし、フィルムにもなっているようですが、これも観た事がありません。 下調べもせずに、真っ白の状態で劇場へ行きました。


 オペラハウスの大きさに慣れていると、『かわいらしい!』というのが、劇場内に入った時の感想。 そして、驚いたのは、日本の日本舞踊の舞台の時と同じように、劇場内で飲食をしている人がいること。


 このミュージカルのストーリーは、25歳のピアノ弾きの女の子と、法律学校(Law School)へ通う男の子が恋に落ちる話。 彼女は、パリで奨学金をもらってピアノを勉強する話を断り、彼と結婚。 でも、幸せは長く続かず、病気になり(病名は私の英語力だとわかりません)、亡くなってしまう。


 舞台の後ろの方に、弦楽5重奏とピアノとギター。 

 

 歌(歌手)嫌いなので、ミュージカルの歌が耐えられるか心配だったのですが、オペラなどの歌手とは違うし、出演者の方々が皆さん良い目をしていたので、舞台に引き込まれました。

 音大に通った分、歌科の嫌な部分をたくさん目にしてしまいましたからね。

 

 前から6番目の席だったので、舞台にも近いし、大劇場には無い役者と観客の距離の近さ。

 ロンドンにはこうした小さな劇場が数多く存在し、多くの舞台が繰り広げられているのです。


 主役の女の子が私好みの声でしたし、演技力も。

 最後、亡くなる場面の演出、こういうことができるのだ!と驚いたと同時に、とても素敵でした。


 

 と同時に、やはり、言葉が無くて物語を語ることができるバレエは凄いな、と改めて思ってしまいました。


 演劇の国、イギリス、今年こそは夏にグローブ座での観劇、国立劇場での観劇をしたいな、と思います。

 

 涙もろい私はもちろんのこと、周りからは最後はすすり泣きが聞こえてきました。

とっても素敵なお話だと思います。 是非、原作を読んでみようと思います。

Posted on 2011/02/09 Wed. 05:00 [edit]

category: エンターテイメント

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09

『ジゼル』 マリアネラ、 ルパート、 映画館ライブ 

 素晴らしい青空、そして太陽がでた珍しい天候でした。


 いまさら、という感じもしますが、1月19日のロイヤルバレエの『ジゼル』です。 簡単に。

 

 この公演は、英国内、300箇所以上の映画館でロイヤルオペラハウスから生中継でこのバレエを観ることができました。 他の国々でも、時差があるところは調整をして、上演されたようです。 残念ながら日本では上演されませんでしたが。


 上演に先駆けて、部隊のカーテンの陰から芸術監督の、モニカ・メイソンが出てきて、アナウンス。 会場が暗くなって、指揮者が出てくるまでの間、しーんと静寂。 いつもはがやがやとしていますが。 会場も緊張??



 『ジゼル』 ピーター・ライト版、 アダン作曲


  ジゼル: マリアネラ・ヌニェス

  アルブレヒト: ルパート・ペネファーザー

 

  ヒラリオン: ギャリー・エイヴィス 

  ベルタ: ジェネシア・ロサート

  ウィルフレッド: トーマス・ホワイトヘッド


  大公: クリストファー・ソウンダース

  バチルダ: クリスティーナ・アレスティス

  狩のリーダー: ジョナサン・ハウエルズ


  パ・ドゥ・シス: ユフィ・チェ、 リカルド・セルヴェラ (リード)

            高田茜、 フェルナンド・モンターニョ

            アイオーナ・ルーツ、 ケヴィン・エマートン

  

  ミルタ: ヘレン・クロウフォード

  モイナ: ユフィ・チェ

  ズルメ: シャーン・マーフィー


 他


 Youtubeにて、この公演の動画の一部をみつけました、が、オフィシャルの動画ではないので、ここに書くことは控えます。


 この公演でとにかく印象深かったのは第1幕。 マリアネラ扮するジゼルがアルブレヒトとやり取りをする場面、アルブレヒト側からの愛もあるものの、ジゼルの初々しい恋心が手に取るように感じられました。

 正直、マリアネラがあのような演技をすることに非常に驚きました。

 観ているこちらがドキドキしてしまうほど。

 

 ルパートの演じるアルブレヒトは、高慢なおぼっちゃん、というよりも、ジゼルを本当に愛している青年。 

 だからこそ、ギャリーが演じる男、という感じのヒラリオンとのやりとりにもアクセントが出たように思います。


 第2幕は墓場の場面。 幕があくと、大抵はヒラリオンがジゼルのお墓の前で頭を垂れているのですが、ギャリーはこの公演ではお墓の十字架に寄りかかって寝ていました。 

 第1幕でのあの強さはどこへ行ってしまったの?と思うほど、弱さを見せます。 乱暴だけれど、彼もまたジゼルを本当に愛していたのだな、と思わせます。


 パ・ドゥ・シスでは、相変わらず、ユフィちゃんと、リカルドがクリスプな踊りを見せていました。

 パ・ドゥ・シスのサイドについては、常連さんたちの間で、色々と論議がされました。

 

 

 今週はオペラハウスへ行くのは1回のみ。 確か、公演自体が1度しかなかったような気がします。

 私が『ジゼル』を観るのは、あと1回。 今までの公演、各々のジゼルが違うジゼルを創り出していました。

 誰が正しい、間違っている、というのはありません。 もちろん、自分の中でどれが一番しっくり来る、というのはあると思います。

 各々のダンサーたちが自分のジゼルを創り出すのが、そしてそれを求められるのがロイヤルバレエなのだと思います。

 音楽の世界でもそうですが、日本ではまだまだこのような考え方が受け入れられていないのが残念です。

Posted on 2011/02/08 Tue. 06:00 [edit]

category: バレエ

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08

ばったり 

 先週の今日の夜はオペラハウスの外で過ごしたことを考えると、1週間が過ぎるのがあっという間です。


 今日はセントラルでの教えが夜。 セントラルで用があったので、少し早めに家を出て最寄り駅からチューブに乗ったのですが、次の駅で隣に座ってきた人がいました。

 じろじろこちらを見てきて、気持ち悪いおじさんだな、と思って隣を見たら・・・・ 友達でした。 しかも私より3つ年上の。

 

 もちろん彼は、私、とわかっていて隣に座ったのに、私が気がつかないから、いつになったら気がつくのか、と思ってこちらを見ていたそう。 

 「気持ち悪い男だ、って思っていただろう?」 といわれ、図星。 


 マンチェスター時代からの友達ですが、本当に偶然と会うことが多い友達。 いくらイギリス、といえども、ここはロンドン。 5分に1本はチューブが来るし、それなりの車両数です。


 会うのは久々。 私が降りるまで、10分ほどでしたが、おしゃべり。 

 この友達ほど、こうして偶然に会うことが多い人はいません。 こうして、チューブの中で会うのは2回目。 


 

 マンチェスターには1年間しかいませんでしたが、私のイギリス生活12年半の中でも、一番思い出が多い1年間。 毎晩のように、寮で友達の部屋に数人が集まっておしゃべりをしたり、いたずらをしたり。 寮のチャペルで夜中に友達とリハーサルをしたり。

 年上の友達も多かったから、彼らがコンクールだの、教えだの、という話をしているのを、自分にはとっても遠いことのように思いながら聞いていたのもあの時代。

 

 ついこの間のことのように思いますが、もう11年前のことになるのですね。

 久々にマンチェスターに行ってみたい、と思いつつも、なかなか重い腰が上がりません。


 今まで、一番長く住んだのが5年間のカーディフだったのに、気がつけば、ロンドンでの生活が6年目。 月日が経つのが早すぎます。

 

 このところ、おしゃべりをするのは、オペラハウスで知り合った人たちがほとんどでした。

 こうして、久々に同業の友達と顔を合わせて、とっても短い時間でもお互いの仕事の話をすること、ほっとする時間だな、と思いました。

 

 気になっている友達もいるから、久々に声をかけてみようと思います。

Posted on 2011/02/07 Mon. 06:28 [edit]

category: 日常

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07

バロック・ダンス 2回目 

 気温が暖かいと助かります。


 今年は先日の2月3日が、チャイニーズ・ニュー・イヤー(旧正月)。 

 極東は皆同じ、と思っているヨーロッパの人たちは、日本人も旧正月を祝う、と思っていることが多々あります。

 

 トラファルガー・スクエアではイヴェントが行われたようですし、チャイナ・タウンも先日通りかかった時には、赤と黄色の提灯がたくさんありました。

 香港人の友達に誘われたものの、今日は予定が入っていたので、パス。



 お昼前から、バロック・ダンス。 今日はブーレを踊りましたが、ブーレは演奏するのにも一番わからなくていたものなので、良かったです。

 気をつけていても、どうしても踵が上がりすぎてしまいます。 

 ジーグ、アルマンド、ガヴォット、まだまだわからないダンスがたくさんあります。

 

 振りが長くて覚えるのが大変(というよりも、似ている動きが多くて、わからなくなってくる)だったのですが、ペアで移動も入れて踊るのはとっても楽しい! 一緒に踊った方は、もう何年もバロックダンスを習っている女性。 だから、かなり助けていただきました。 ちなみに、彼女はこの先生のクラスを受けるために、毎月1度(クラスは月1回)ドイツからロンドンへいらしています。

  

 楽しくて、はまりそうです! やはり、踊る、ということが私の好きなことなのでしょうね。

 他のジャンルの踊りでやりたいものがいくつもありますが、とにかくまずはバロック・ダンスです。

 そのうち、19世紀イギリスのダンスを習いに行きたいとは思っていますが。

 とにかく、踊る、ということは演奏をすることの基本だと私は思います。

 そう考えると、これからスペイン物に手をつけたい私は、タンゴとかフラメンコとか、未知の世界にも足を踏み入れたいのが本音。

 盆踊りが得意でも、あまりピアノには役立ちませんからね。

 

 すっかり疲れ切った、でもリフレッシュした頭で、午後はサドラーズ・ウェルズ劇場で、アメリカン・バレエ・シアターの観賞。 これはまた改めて。


 夕方帰宅したら、疲れ果てて、夕食も食べずに寝てしまい、気がついたのは11時ちょっと前。

 やらねばならぬことが溜まっています。

Posted on 2011/02/06 Sun. 06:32 [edit]

category: 日常

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06

アイディアを形にするレッスン 

 昨日に引き続き、風が強い一日でした。 


 2月に入った、ということは、3月のグレード、フェスティバルまであと1ヵ月半。

 ほぼ曲が形になっていて、曲作りをしている子供と、まだまだ譜読みが終っていない子供が。

 今日は、まだ譜読みが怪しい生徒のレッスンだったので、珍しく、小さな雷を落とす始末。

 

 譜読みがとりあえず終った生徒たちのレッスンの曲作り、ここからが本当のレッスン。

 

 昨日は、8歳の女の子と、色々と話し合いました。

 メヌエットはどのように踊るのか? どういう場所で、どういうお洋服を着ているのか。

 左手で、素敵なドレスの裾がゆれているのを表せるかしら?と先週のレッスンで言っておいたので、それを、少しバロックの弾き方に直す。

 

 絶対に私の真似をして欲しくはありません。 8歳の女の子の演奏をしてもらいたいのです。 

 でも、絶対に機械的にただただ音を弾いてもらいたくはない。 だから、自分できちんと考えてもらいたいのです。 特にここは考える教育をする国ですし。


 『A Tender Flower』 という曲では、どのようなお花を思い浮かべるのか。 お花にやさしく触れたら? 見ていたらどういう気持ち? 

 とってもしっかりした女の子なので、どんどんとアイディアがでてきました。

 

 私は、アイディアを引き出すお手伝いをするだけ。 

 彼女の中で色々と考えが出てきた時、「もう一度、今の気持ちで弾いてみて」 といったら、とってもとっても素敵な演奏をしてくれました。 ゆっくり目な、音も少ない、ある意味で聞かせるのは難しい曲です。

 これを、あと1ヵ月半かけて、自分のものにしてもらいたいです。

 

 今週は、ストーリーを考える宿題を出しておいた生徒もいるので、来週のレッスンが楽しみです。


 ストーリーを考えるのには、自分のそれまでの経験も必要。 本の世界でも良いのです。

 メヌエットのドレスを説明した時、すぐに、『若草物語』の絵本を開いて、ドレスを探した子。

 もう少し装飾があるものですが、それでも、子供の中にイメージができるかどうか。 それが大切。

 

 私の場合は、結構バレエで観た情景が、弾いている曲にうまく連鎖してくれることが多々あります。

 

 明日は、3週間ぶり?に、バロックダンス。 これも、音楽表現のために少しでも役立ってくれたら、と思います。

 とはいっても、やはり好きで習っていますが。 2回目のレッスン。 前回やったことをたまに復習していたので大丈夫だとは思うのですが。

Posted on 2011/02/05 Sat. 05:49 [edit]

category: 音楽

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05

『ジゼル』 マーラ、 ティアゴ 

強風です。 家の外の大きなゴミ箱がひっくり返っていました。


 夜は、2週間振りのオペラハウスでした。 先週1週間は、ロイヤルバレエはミッド・シーズン・ブレイクでした。 クリスマスも関係なく(今年は4日くらいは休みがあったようですが)働いてきたロイヤルバレエ、お休みが必要です。


 『ジゼル』 ピーター・ライト版、 アダン作曲


 ジゼル: マーラ・ガレアッツィ

 アルブレヒト: ティアゴ・ソアレス


 ヒラリオン: リカルド・セルヴェラ

 ベルタ: クリスティン・マクナリー

 ウィルフレッド: デイヴィッド・ピッカリング


 大公: クリストファー・ソウンダース

 バチルダ: ターラ・ブリジット・バフナーニ

 狩のリーダー: ジョナサン・ハウエルズ

 

 パ・ドゥ・シス: ユフィ・チェ、 ブライアン・マローニー (リード)

          高田茜、 ベンジャミン・エラ 

          エマ・マグワイヤ、 ジョナサン・ワトキンズ


 ペザントたち: スクール生、 ロマニー・パジャック、 カミール・ブレイチャー、

          ヤスミン・ナグディ、 デメルツァ・パリッシュ、 クレア・カルヴェート、

          ベアトリス・スター・ブルーネル、 オリヴィア・コウリー、 ジャクリーヌ・クラーク、

          クラウディア・ディーン、 ジェマ・ピッチリー・ゲール、 サビーナ・ウエストカム、

          リアム・スカーレット、 サンダー・ブロンマート、 エリーコ・モンテス、

          フェルナンド・モンターニョ、 ヴァレンティーノ・ズチェッティ、 ダーウィッド


 ミルタ: ローラ・マックロック

 モイナ: ユフィ・チェ

 ズルメ: メリッサ・ハミルトン


 

 久々のオペラハウスはやはり気持ちが良いものです。

 2月の『ジゼル』はロイヤルバレエの音楽監督のバリー。 1月はバーミンガム・ロイヤル・バレエの音楽監督が振っていました。 

 バリーが振ると、音楽が鳴ります。 が、荒い部分も。 彼らしく、ブラスを効かせる演奏です。

 ただ、ところどころ、早くてびっくりでした。


 ティアゴのアルブレヒト、一昨年は私は見逃しているので、今回が初めて。 ティアゴは、一昨日までミラノスカラ座で『マノン』のレスコーを、シルヴィ・ギエム相手に踊っていました。 というわけで、その2、3週間前からミラノへ行っていたこともあり、少々ジゼルは準備不足??

 

 ティアゴのことだから、ジゼルに愛情たっぷりのアルブレヒトを演じるのか?と思ったら、全く違いました。

 ジゼルのことは愛しているのですが、少々もて遊んでいる部分もあり。

 だから、婚約者のバチルダがジゼルの家に来たとき、アルブレヒトがバチルダの手にキスをするのですが、ジゼルが目の前にいるにもかかわらず、全く躊躇なし。 

 ジゼルが、アルブレヒトとバチルダが婚約していることを知って、アルブレヒトに、「どういうことなの?」と問う部分も、Guiltとか、どうしよう?というような表情は全くありませんでした。


 ジゼルのママ、ベルタの目を盗んで、ジゼルとアルブレヒトが手を取り合う場面、ティアゴが舞台に出てきていなくて、ハラハラしました。 途中で舞台に走ってきましたが。


 第1幕は踊りも調子がそれほどではありませんでしたが、第2幕の方が踊りは良かったです。


 

 ヒラリオンのリカルド、一昨年のデビューの時には、とっても優しい性格のヒラリオンを演じました。 今回の方が、結構男っぽいヒラリオンで、驚き。

 

 パ・ドゥ・シスは、ユフィちゃんとブライアン、音楽性豊かで、エレガントな踊りをする二人、いつものことながら、ぴったり。 ブライアンが少々踊りが重いのが気になりましたが。

 サイドの中では、エマがこの役を理解している踊りだと思います。 


 ジゼルのママ役のクリスティン、今回の方がこの役が板についていると思います。が、やはり、まだまだ20代のダンサーがこういう役をやるのは難しそう。 ちょっとしたところで、若さが出てしまいますから。 それでも、立ち姿とか、動きとか、ジゼルに対する愛情とか、20代の女性が演じているとは思えません。


 ジゼルはあと1キャスト残すのみ。 今月末に『不思議の国のアリス』のプレミアがあるので、今月は公演数が非常に少ないです。

Posted on 2011/02/04 Fri. 06:23 [edit]

category: バレエ

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04

ロンドンの楽譜店 

 青空が広がった一日でした。

 夜になって風が強くなってきましたが。


 ロンドンに来てから既に5年半。 カーディフ時代には、ロンドンに来るたびに楽譜やさんへいくのが楽しみでした。 カーディフには小さなお店しかありませんでしたので。 いつも、注文するしかありませんでした。

 

 基本的な楽譜はもうほとんど持っているので、買い足すのは、マイナーな楽譜が多かったりします。 私の場合は、絶版の楽譜が欲しいことも多いので、大抵は、知る限りロンドンに2軒ある、古楽譜屋に足を運ぶことがほとんど。


 このところ、生徒たちの楽譜を探すのに、家の地域の2軒の楽譜屋さんに足を運ぶか、もしくは、トッテンナム・コート・ロード駅付近にある、大きな有名書店、Foyles (Charing Cross Road)の3rd Floorに行くことがほとんどでした。

 ここのよいところは、平日は夜9時まで開いているので、教えの後に行くことも可能。 子供たちの楽譜はほとんどがそろっているし、曲集も多い。 

 ただ、全てが引き出しに入っているので、探すのが結構面倒。

 

 大学院に通っていた時には、学校からも近い、サウス・ケンジントン駅のすぐそばにある、たしか、Chimesというような名前のお店に行っていました。


 ちょっと探している楽譜があって、昨日は仕事がない日だったので、夕方から楽譜屋めぐり。

 

 恥ずかしいことに、今になって初めて、ロンドンで一番面積が広い楽譜店を知りました。

 オックスフォード・ストリートからちょっと入ったところにある、Chappell(152-160 Wardour Street W1F 8YA)。 チャペル、といえば、楽器店だと思っていました。 現在はヤマハを扱うお店です。 ここの地下が楽譜店になっていたのです。

 私が知る限り、ロンドンで一番種類が多い。 しかも、見やすい。

 私が探していた楽譜はなかったものの、1時間近く滞在してしまいました。



 ちょっと考えて、ここから歩いてすぐのもう一軒のミュージック・ショップへ行くことに。 多分、ショットのお店だと思うのですが、オックスフォード・ストリートの南側に平行してある通り(リバティーの前の道)。

 小さめだけれど、他のお店で、私が欲しかった楽譜が取り寄せに2週間、といわれていたのに、ここでは3、4日、といわれたので、お願いすることに。


 日本の音大では評価されない全音楽譜、結構マイナーな曲集があったりするので、ロンドンの楽譜店では、全音をたまにみかけるのですよ。 外国版が絶対に良い、とは言い切れませんので。

 もちろん、全音、音楽の友など、問題がある楽譜もあるのは認めます。 


 

 日本へ行くと、一度は所沢のヤマハの楽譜売り場で1時間以上時間を費やします。 時間があれば、銀座のヤマハが好きです。 種類が豊富ですからね。

 チャペルのお店は、銀座ヤマハほどでないにしても、イギリスの中では種類が多いので、気に入りました。


  

 楽譜屋へ行くと、あっという間に時間が経ってしまいます。 恐ろしい。

 古楽譜屋へ行くと、もっとあっという間に時間が経ってしまいます。 


Posted on 2011/02/03 Thu. 06:22 [edit]

category: 音楽

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03

1月31日のコンサート at St Lawrence Jewry in London 

さすがに疲れ果てていて、朝起きることができませんでした。

 

 一昨日、1月31日のロンドン、シティーにある、St Lawrence Jewryでのコンサート。


 2008年7月に演奏させていただいて以来、4回目の演奏になると思います。

 

WITH HOPE!!-110201 st lawrence-1

 素敵な教会なのですが、とっても寒い。

 ピアノは指揮者の故サー・トーマス・ビーチャム(確か)、が所有なさっていたスタンウェイのフルコンです。

 昨年演奏した時よりも、良い音色でした。 

 

WITH HOPE!!-110201 st lawrence-2


 プログラムは

  モーツアルト: ピアノソナタ ハ長調 K.330

  グリンカ・バラキレフ: ひばり

  チャイコフスキー: ノクターン 嬰ハ短調 作品19-4

  ショパン: 4つのマズルカ 作品67

  ショパン: 幻想ポロネーズ 作品61

  エシュパイ: トッカータ


 

 モーツアルトは続けて弾いている分、かなり自由に弾くことができるようになってきたように思います。

 ひばりは、先週の馬鹿なミスをしないように・・・ 良い曲ですね。

 

 エシュパイのトッカータ、この2、3年、プログラムから外してあったのですが、昨年秋から再びプログラムに戻しました。 大好きな曲です。

 この曲は私の宝物。 これを弾くことができるような、曲を手渡したい、と思える弟子を育てるのが夢。

 ここは音響の関係でトークができませんので、トーク無し。 だから、終った後にこの曲について、色々と聞かれました。 普段、20世紀の音楽を好まない方も好きになった、とおっしゃるのがこの曲です。

 

 本当は、ブラームスの作品116より抜粋を弾く予定でしたが、指の調子に自信が無くて、ショパンの幻想ポロネーズに変更。 小指、いい加減治って欲しいです。

WITH HOPE!!-110201 st lawrence-3

 外からみると、かなり質素な教会です。 でも、中はご覧の通り。

 

 また来年もお声をかけていただけるそうなので、楽しみにしています。 寒ささえなければ、言うこと無しなのですけれどね。 まさかあの寝袋を着て演奏するわけにはいきませんからね・・・


 2月24日まで、しばらく演奏無し。 今度の場所は暖かい空間なので、ほっとしています。

 

Posted on 2011/02/02 Wed. 03:03 [edit]

category: 音楽

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