06 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 08

WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

本日のリサイタルのチケットについて 

今夜は、午後6時より旧奏楽堂にてのリサイタルです。

チケットのご予約を下さった方々、ありがとうございました。


 現在午後3時ですが、これからすぐに家を出発するため、これをもちまして、予約券の受付を終了とさせていただきます。


 当日券、残っておりますので、ご興味がある方は直接上野の旧奏楽堂へいらしてください。

 午後5時半開場、午後6時開演となっております。

 当日券は2500円です。


 

Posted on 2010/07/31 Sat. 21:57 [edit]

category: リサイタル準備

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31

盆踊り 

 予定でいっぱいの一日でした。 整体に行って、かけてしまった歯の為に、歯医者。 歯医者は今週3度目。 

 夕方から、5歳のお友達のバレエの発表会を観に行って、途中で失礼をして、町内会の盆踊りへ。


 さすがに、バレエの発表会へ浴衣を着ていくわけにはいかないから、家に戻って、5分もかからず浴衣を着て、家を出ようとしたところで、母が私をみたら、なんと浴衣を裏返しに着ていました。 白地に紺の柄の浴衣、あまりにもあわてていたので、とんでもないミス。 

 幼稚園の時、日舞を始めたころに買ってもらった花柳の半幅帯は、もう20年以上経つものなのでだいぶよれよれになっていますが、やはり締めやすい帯、というのは手放せません。


 今までは2夜行われていた町内の盆踊りも、今年からはたった一日。 

 小さい頃、盆踊りの会場にかかっているちょうちんを指さして、ママという言葉よりも先に、ちょうちん、が最初に話せるようになった言葉の私は、太鼓の音を聞いたらからだが動きます。 会場の公園に着くころには、浴衣に下駄で走りだしましたから。


 最後に盆踊りに行ったのは2000年のこと。 それ以来だから、当時中心で踊っていたような方々は亡くなった方も多いので、知っている顔も少なく、残念。

 7時から始まったのですが、私は遅れて8時に行きましたが、炭坑節に、八木節、地元の所沢音頭、新所沢音頭、近隣の新秩父音頭に東京音頭。 子供の為に、オバQ音頭と、アンパンマン音頭。 いろいろと踊ってきました。 私が子供のころはドラえもん音頭でしたが、今はアンパンマン。 今の子供たち、オバQなんて、知っているのかしら?

 

 多くは、一部は踊れても、あとは中心で踊っている人たちを見ないと最初は踊れませんでしたが、音楽を聞いたとたんに勝手に身体が動いたのは、所沢音頭。 


 途中で風が強くなり、警報もでた、ということで、9時に終わる予定が、少し早く終わって、1曲でも多く踊りたかった私は残念でなりません。 


 

 ただ、今回久々に盆踊りに参加して思ったことは、盆踊りというのは何度も同じ動きを繰り返しますが、音楽、太鼓のフレーズと、踊りのフレーズは全くかみ合わない、ということ。 これで、何度わからなくなったことか・・・

 やはり、盆踊りは頭をからっぽにして踊るのが一番!


 私の今回の日本滞在の楽しみのひとつが終わってしまいました。

 太鼓の音に血が踊り、自分が日本人であることを一番感じるのが、この盆踊り。

 次に参加できるのはいつでしょう??

Posted on 2010/07/24 Sat. 04:20 [edit]

category: 日本 2010年

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24

暑いですが 

毎日、暑いですね。 リビングルームが非常にクーラーが効きにくい我が家、クーラーをつけていても、昼間はとんでもない暑さです。

 夜は私が寝ているところは窓を開けっ放しにしていても、暑くています。

 

 いつもなら、この暑さでとっくに片頭痛になって薬が必要なのに、今回は日本に来てから一度も片頭痛になっていないのです!! 考えられることは先日から行っている整体でかなり、肩と背中がほぐれてきたこと。

 先週までは、肩甲骨を動かすことすら感じることができませんでしたから。

 

 先日は、中学、高校時代の友達とおしゃべり。 初めて丸ビルへ行ったのでした。

 一人とは去年久々に会いましたが、もう一人とは、13年ぶり。 それでも、空白を感じませんでした。 4時間半近く、すごい勢いでおしゃべりをし、リトミックで盛り上がった私たち。

 私が通った中学、高校は、音楽系ではなくて、体育系のリトミックが6年間必修。 レストランを出て、たいして人がいない通路でステップを踏んでしまう私たち。 またリトミックをやりたくなってしまったのでした。 あれ、脳の運動に最適だと思います。

 10代の6年間を一緒に過ごした友達、というのは特別です。 


 

 日本滞在もあっという間に10日がすぎ、残りは2週間。 来週は忙しいですし、あっという間に時間が経ってしまいそうです。 お魚をたくさん食べて、この暑さというのに食欲が失われずにいるので、夏バテ、という言葉にあてはまらない私です。

 

Posted on 2010/07/22 Thu. 05:38 [edit]

category: 日本 2010年

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22

日本 

 蒸し暑いですね。 外を歩くたびに真っ赤な顔をしています。


 酷い肩、背中の痛みがあった私、日本に来てから、母に肩をもんでもらう、というとんでもない娘です。

 が、あまりにもひどいので、ついにマッサージへ。 日本は良いですね。 整骨院だから、保険も使えて、助かります。 だから、二日続けて行ったら、だいぶましになりました。 とはいっても、もとがひどかったので、しばらく通うことになりそうです。 これ以上酷くなるのだけは避けたいですから。


 

 お昼から新宿へ行って、南口で友達と待ち合わせましたが、すごい人。 ロンドンのピカデリー・サーカスだって、オックスフォード・ストリートだってあれだけの混雑はしません。 

 

 新宿を歩いていると、おいしそうなケーキ屋さん、と思ってみてみたら、お花屋さんだったり、日本はおもしろい国です。


 でも、食べ物のクオリティーの高さにだけは、食い意地が張っています。 暑さで食欲がおちる、ということは私には無いようです。 

Posted on 2010/07/18 Sun. 05:15 [edit]

category: 日本 2010年

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18

幼稚園でのコンサート 

 1か月ぶりの演奏でした。


 私が3年間通った幼稚園でのコンサート。 園児と、希望する父兄に対するものです。


 ショパン: 華麗なる大円舞曲

 モーツアルト: ソナタ ハ長調 K.545 第1楽章

 チャイコフスキー: ノクターン ヘ長調 Op.10-1

ドビュッシー: アラベスク 第1番

 シベリウス: ワルツ

 グリーグ: ノクターン

 シャブリエ: スケルツオ・ワルツ


 少しずつ、お話を加えながらのコンサートでした。

 ほとんどリハ無しだったこともあり、そしてやはり幼稚園児、多少はがやがやしますからね。 最初は集中力が無し状態。 まさか、華麗なる大円舞曲の左手を落とすとは思いませんでした。 こんなこと初めて。


 いわゆる有名曲とそうでないものを混ぜたコンサートです。 この幼稚園は、いろいろな歌も歌うし、子供って、よほどクラシック音楽が好きなご両親の元ですごさなければ、有名曲でさえ知らないと思うのです。 だから、あえてチャイコフスキーとグリーグのノクターンを加えてみました。 

  

 そして、4曲、歌の伴奏。 年長さんの園児が歌う、滝廉太郎作曲の『花』、とっても素敵な歌声でした。

 私の年長の時の担任の先生が司会をしてくださって、年中の時の先生は現在の園長先生。 今日もいろいろと世話を焼いてくださって。 


 子供たちがお教室に戻った後、お母様方とこの二人の先生と私とで少しお話をしたのですが、先生方に、『こんなになるとは思わなかった』と言われましたが、その通りです。 背はクラスで一番高いのに、鉄棒はできないは、非常にシャイだし、運動会の時にはリレーで走るのが遅いのに、背の順で走ったからアンカーだった私は、年長の時の先生は、最後一緒に走ってくれたりしたものです。 

 とっても感慨深いものがありました。 

 

 学期末のお忙しい時期にこのような機会を下さった先生方に感謝です。


 卒園して24年。 それなのに、当時のことがかなりたくさんよみがえる。 この幼稚園へ行って良かったな、と思いました。 大好きな幼稚園でしたから。


 再来週、今日と同じようなプログラムのコンサートが2回あるので、楽しみにしています。

Posted on 2010/07/16 Fri. 06:30 [edit]

category: 日本 2010年

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16

日本滞在中 

気温だけでいえば、この前の週末のロンドンの方が暑かったですが、日本は蒸していますね。

時差ぼけは全くないのですが、ぼーっとしています。


 日本行きの航空券を買うと同時に、歯医者の予約を入れる私、今回は半年以上前に詰めてあった歯が取れたので、治療。 昨日は、すっかり麻酔を打たれて、神経を抜かれてきました。 麻酔が切れても、痛まなかったことが救い。 何度も歯医者通いになりそうです。


 明日は、通っていた幼稚園で、園児と保護者のためのコンサート。 昨日幼稚園へ行って、先生方にお会いしましたが、私がいたころ(24年前?)にいた先生方はほとんどもういらっしゃいません。 たぶん、4人残っているだけ。 ですが幸運なことに、年中の時の先生は今園長先生(のはず)だし、年長の時の先生は主任。 嬉しいことです。 

 歌をたくさん歌う幼稚園だったので、明日はソロの演奏と、4曲、子供たちの歌の伴奏。 その中で、滝廉太郎作曲の『花』。 楽譜を頂いてきて弾いてみましたが、やはり美しい曲。 私も幼稚園の時に歌っていて、今でも歌詞を覚えています。 


 おいなりさんを食べて、白いご飯を食べて、焼き魚を食べて、日本の食生活は好きです。

 

 

Posted on 2010/07/15 Thu. 05:31 [edit]

category: 日本 2010年

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15

日本です 

 今日の朝9時12分、成田に着陸しました。


 飛行機は満席。 でも、お隣の方がとても楽しく、有意義なフライトでした。

 日本の湿気、すごいですね。 電車の中、周りの方は長袖でも涼しい顔をなさっているのに、私は夏の格好なのに汗が出て、まいりました。


 ちょうど所沢行きのバスが出てしまったあとなので、スーツケースは宅配便に預け、電車で実家へ。

 

 とりあえず、ご報告です。




Posted on 2010/07/12 Mon. 21:30 [edit]

category: 日本 2010年

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12

あと4時間ちょっとで出発 

 現在、英国は12日朝4時。 ぐだぐだしながら1時間前に起きました。 約4時間ほど寝られたので(もう少し早くベッドに入ったのに、寝付けなかった)、身体は楽です。


 6時になったらプールに行って一泳ぎして、さっぱりしてから空港に向かうことにします。

  

 パッキングはほとんど終了。 支度をしてからでないと入れられないものがありますからね。

 あまり疲れすぎるのもよくないから、いずれにしてもそんなに泳がない予定なので、家に帰ってきてから出発まで1時間半あるので、どうにかなるでしょう。


 昨日、ブログをアップしてから、1時間半ほど久々にミシン。 余裕があったわけではなくて、あるものを作っていました。 これは日本へ行ってからアップします。 82cm×100㎝の布を使用。 結構大きなもので、単純なのに、縫うのに時間がかかりました。 でも、これがないと、今日のフライトが多少困るので。 

 ヴァージン・アトランティックは、ヒースロー空港の手荷物の案内に書かれている大きさよりも、手荷物の大きさが小さめですから。 しかも、ヴァージンの日本語のウェブページには、手荷物+ハンドバッグ(最大1kg)が持込可、と書いてあるのに、色々と読み、友達にも聞いたら、すべてを一つにまとめさせられた、と言われたので。 万が一のことを考えて。 ここまで書いて何だかわかったでしょうか? 


 

 あとは問題なくチューブが動いて、問題なくスーツケースを持ち込めたらよいです。 まあ、9時半になれば、チューブも満員ではなくなるでしょうから。


 飛行機に乗るのは昨年日本からイギリスに帰ってきて以来ですが、その間に友達の迎え、見送りで3回ほどヒースロー空港には行っているので、久々、という感じはしません。


 それでは、日本で! 会う約束をしている方々、楽しみにしています! そして、リサイタルの練習に本腰を入れなくては。

Posted on 2010/07/11 Sun. 10:45 [edit]

category: 日本 2010年

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11

明日 

今日もとても強い日差しです。


 用があったので、出かけ、そのままブレント・クロス・ショッピングセンターへ。 ものすごく混んでいました。 日曜日、それもセール中となったら、あのようになるのですね。 最後の買出しをしてきました。


 今はちょうどイギリス時間午後6時を回ったところ。 これからパッキングの続きをして、早めに仮眠をとることにします。


 ヴァージン・アトランティックは出発の24時間前からオンライン・チェックインが可能。 もちろん、もう済ませて、座席も指定。 私は後ろに誰もいない席(後ろがスクリーンとかギャレイ)の通路側が好み。 中央部があいていなかったから、一番後ろ。 

 ロンドンに帰るときだと、イミグレーションのことを考えて、前の方がよいのですが(ロンドンの第3ターミナルのイミグレーションは非常に混む)、成田は日本人はそれほど混みませんから、あまり気にしません。 


 家族と会うのも1年ぶり。 これももちろん楽しみだし、友達と会うのも、日本食を食べるのも楽しみ。 そして、もちろん4回の演奏も。

 プラス、今年はやっと町内会の盆踊りに参加できそうだから、雨にならないことを祈るのみ。

 

 朝、もう一度位更新するかもしれませんが、とりあえず、朝あわてない程度にパッキングをすることにします。

Posted on 2010/07/11 Sun. 01:03 [edit]

category: 日本 2010年

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11

6歳の子供の考えること 

 ここで何度も書いている、↓の記事にも書いた、6歳の男の子。 私の同業の日本人の友達には、『女ったらしの生徒』などという不名誉な名前をつけられましたが・・・ 6歳で女ったらしなんて、この先どうする・・・


 この6歳、昨日から、1時間レッスンに変更。 4月に6歳になったので、日本だと年中。 今までこの年で1時間レッスンはやったことがなかったのですが、このところ40分があっという間、本人がかなりやる気がある、ということでご両親の判断+私との相談で1時間レッスンにしてみることに。

 これが、まあ、長期の休みの前なのでやることが多かった、ということもありますが、あっという間の1時間でした。

 

 でも、途中で再びおしゃべりが。


 生徒:「みゆきって子供いるの?」

 私: 「いないよ」

 生徒:「みゆきの子供はいつ生まれるの? 僕のいとこ(40歳くらいらしい)はもうすぐ赤ちゃんが生まれるんだよ」

 私: 「そうなんだ。 私の赤ちゃんはいつ生まれるのかしらね? しばらくは生まれないよ」

 生徒: 目を輝かせて「生まれたら、絶対に僕に見せてね。 ここにちゃんとつれて来るんだよ。 僕が赤ちゃんの時に使っていたおもちゃもあげたいし」


 帰りにも念を押されましたが。

 しかも、「日本から帰ってきたら、うちで一緒にバーベキューをしようよ!」なんて誘われたりも。



  もう日本へ帰ってしまいましたが、以前教えていた日本人の女の子、彼女がちょうど年中の時、私に年齢を聞いてきたことがありました。 (前にも書いたかもしれません)


 生徒:「先生って何歳なの?」

 私:「何歳だと思うの?」

 生徒: しばらく考えてから「50歳!」

 私:かなりあわてて「まだ28歳よ」

 生徒: 考え込んで「なんでママよりも背が高いの? ママは3◎歳だよ。 どうして先生の方が背が高いのに、ママよりも年が下なの?」


 あまりにもかわいらしく、そして子供らしい柔軟な考え方に楽しくなったものです。


 日本の中学からの友達の子ももう2歳半を過ぎたし、私には年中の友達もいるし、日本に行ったら、会うのが楽しみです。

Posted on 2010/07/10 Sat. 06:10 [edit]

category: 日常

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10

パッキング中 

暑い日が続きます。


WITH HOPE!!-100710 sky

 でも、イギリスだとこういう青空が非常にうれしいものなのです。


 やっと、スーツケースを開いて、パッキング開始。 スーパーで買出しをしてきたものだけで、スーツケースの半分近く。 そして、友達に頼まれたもの。

 今回はピアノ用の靴が2足、それプラス普段用のサンダル、果ては修理したいブーツ(イギリスは結構高い)。 まあ夏なので洋服は大してかさばらないからよいですが。

 

 今回、ヴァージン・アトランティックは預け荷物が23kgまでと、他よりも3㎏ほど多め。 でも、機内持ち込みは他社よりも小さめ、軽め。 機内持ち込みが普段は多い人ですが、今回は最小限にまとめなくてはいけません。

 色々と調べると、チェックインの際に手荷物の重さも量られるようなので・・・


 これまでのフライトのチェックインの際にわかったことは、手荷物がキャリーケースだと重さを量られることが多い。 人間観察をしていますからね。


 特に、今は改装中のあのごちゃごちゃとした第2ターミナルのチェックインなんてすごい状態です。 エール・フランスとか、ルフトハンザなどのヨーロッパ便が使うターミナル。 エールフランスでパリ乗換え南米行きなんていう人たちと一緒になると、荷物の量に圧倒されていました。 そして、重量オーバーが多すぎて、時間がかかる。 

 チェックイン3時間前、なんて言っておきながら、チェックインが始まるのは出発の2時間を切ってから。 朝の第2ターミナルの手荷物検査は混むので、結局は時間がぎりぎりでかなりスリルがあったものです。

 


 ちなみに、私のスーツケースは一見すると日本人っぽくないもの。

 昔はジェラルミンのケースを使っていましたが、スーツケース自体が重くて大きいスーツケースだとすぐに重量オーバーしてしまうので、今はこちらで買った布製のものを使用中。


 ベッドの上には機内持込するものが散乱している状態なので、片付けなくては寝られません。

  

WITH HOPE!!-100710 thames


 写真を取り込むのが面倒で、そのままになっていましたが、先々週、ロイヤル・フェスティバル・ホールへ行った時のもの。 チャーリングクロスからわたる橋。 ちなみに、これが夜7時15分頃。

 

WITH HOPE!!-100710 from the waterloo bridge


 帰り、9時45分過ぎ、ウォータールー・ブリッジより。 いかにもロンドン、という雰囲気で好きな場所です。 

 

 しばし、ロンドンともお別れ。 あと1日です。 

 

 昨日の教えの時、6歳と7歳の生徒(例の二人)から、10回くらい違う言い方で、『気をつけて日本へいってきてね』 と言われたのですが、最後に、6歳の男の子が、


「みゆき、飛行機の着陸には特に気をつけるんだよ。 ちゃんと着陸させないと駄目だよ」

「私だって、ちゃんと着陸してもらいたいけれど、こればかりは私がコントロールできることではないからね。 私が乗る飛行機のパイロットに頼んでくれる?」


 という会話が。 子供の発言、大好きです。

Posted on 2010/07/10 Sat. 05:05 [edit]

category: 日本 2010年

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10

時差ぼけなしにするには 

 ものすごい暑さでした。 でも、湿気がない分、まだ恵まれています。 先日のオペラハウスの外で過ごした夜が今日くらいの暑さだったらすごしやすかっただろうに、と思います。


 少しずつ荷造りをはじめています。 でも、どこまでやっておこうか悩むところ。

 私の場合、荷造りを始めた、と言っても、とりあえず、紙袋に、機内持ち込み、スーツケースと分けてただ目に付いたものを入れているだけですが。


 今までに何度もイギリスと日本を往復していますが、一度も時差ぼけになったことはありません。 私だけではなく、家族の誰も時差ぼけにならない家です。

 妹なんて、このところヨーロッパへ来る時にはエールフランスの夜便を使っていたので、しっかり仕事をして、そのまま成田に行って飛行機に乗っていました。 帰りも、日本に朝着く便に乗って、結構午後からそのまま出社していたはずです。

  

 色々な方が言っていますが、とにかく、機内に入って離陸したら、腕時計を現地時間にしてしまう。 

 例えば、成田発のヨーロッパ便は、ほとんどが成田をお昼頃出ることが多いと思います。

 そうすると、今の夏時間の間だと、ほとんどのヨーロッパの国々の日本との時差は7時間(イギリスは8時間)。 

日本を発つ時には現地は明け方3時から5時くらい。 飛行機に乗ったらすぐに寝て、食事だけはして、それからとにかく数時間寝る。 そして、後半はおきて映画を観たりする。

 でも、実際に多いのは、前半映画を観たりして、後半、日本が夜になる頃寝る方。 これ、寝た頃に起きなくてはいけなくて、結構辛そうです。


 この為に、私は大抵日本を出る日は睡眠を3時間くらいしかとりません。 そうすると、あの機内の中でも結構寝られるのです。 


 反対にこちらから日本へ行く時も同じこと。 今回は出発前日が日曜日にあたるので、夕方から寝て、夜中3時頃起きて、朝8時半頃家を出ればよいので、6時にジムに行って泳いでから空港に向かおうと思っています。 寝過ごす心配もしなくてよいですし。

 

 ここを長く読んでくださっている方はおぼえていらっしゃるかもしれませんが、私は結構日本についた翌日にリサイタル、とか、翌々日とか、とにかく平気な方。 

  もちろん、そのためには手をやられないように、飛行機に乗っている間は食事時以外はなんどもハンドクリームを塗って、手袋をしたまま。

 今回は、13日に日本に着いて、最初の演奏が15日だから、かなり余裕があるように感じます。


 今回も再び2冊のパスポートを持っていないと私は日本からイギリスへ帰ってくることができません。

 イギリスのヴィザが貼ってある古いパスポートと、去年更新した新しいパスポート。

 これだけは、ちゃんと準備済み。 


 というわけで、当日の朝最後の準備をする予定ですが、やっぱり怖いから、明日は教えから帰ってきたら、スーツケースに荷物を詰めようと思います。

 

 

Posted on 2010/07/09 Fri. 05:25 [edit]

category: 日本 2010年

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09

一安心 

 日本へ行く前にロンドンで過ごすのもあと3日。 

 

 ここへ書いた先々週ピアノのグレード試験を受けた生徒(お母様がちょっと大変な)、今日合格通知が!!

しかも、メリットで! 150点満点中、130点以上がディスティンクション(最優秀)、120点以上がメリット(優秀)、合格はたしか100か110(覚えていません)。

 おめでとう!! 

 そして、私もかなりほっとしました。 これで安心して日本へ行くことができます。

 試験から2週間で結果が出るなんて、ずいぶん早くなりました。


 同じ日に違う会場で受けた、もう一人の生徒のがまだ出ていないので、まだ心配ですが・・・

まあ、この子は先週レッスンへ行った時、自信満々で、普通のパスではなくて、絶対にメリットかディスティンクションだ、といっていたので、受かるとは思いますが。


 先週友達とばったり会って立ち話をしていた時に、彼の生徒がグレードに落ちた話を聞いて、私は今までグレード7以下で落ちた人を聞いたことがなかったので、かなり気になっていたのでした。

 特に、春の時に受けた私の生徒、Dr.Sの奥様の生徒の結果を見て、今年からかなり厳しくなったのでは?と思っていたのでした。

 

 イギリスでの教えもあと2日。 夏休み中の宿題をどっさりと与えた今週のレッスンです。

 と同時に、私も先週から生徒のレッスンで初見ばかり。 次のグレードの曲を選ぶのに、とにかく全部弾いて生徒に選ばせるので(もちろん、私の意見というか希望も言いますが)。


 日本では大学生の生徒がいるので、普段こちらでの生徒とまた全く違うレベルなので、こちらはこちらで楽しみ。 やはり、私がDr.Sから教わってきた、レガート奏法、これを伝えていくのが一番うれしいことですから。

もちろん、子供たちのレッスンもそれはそれで魅力的です。


 というわけで、あと2日がんばります。

Posted on 2010/07/08 Thu. 05:26 [edit]

category: 音楽

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08

おしゃべり 

 昨日の今頃はオペラハウスの外に並んでいたところです。

 今日は午後から教えがあったので、1時間だけ仮眠をとって教え。 基本的に徹夜が苦手なタイプですが、好きなことはできるのですよね。


 チケット片手にスケジュール帳に鑑賞日、立場所を入れていくのが幸せ。 最初のチケットを使うまでもあと3ヶ月くらい待たなくてはいけませんが。

 

 今朝は途中からは近くの方々とおしゃべりばかりしていました。  どちらかというとオペラ中心にごらんになる方が早い順番待ちには多いから、オペラの話。 先日観て来た『マノン』について、意見が飛び交いました。 皆さん、ナショナル・シアターとかでお芝居もたくさんご覧になっているし、話を聞いていてとても有意義です。 

 チケットがとれなかったので諦めましたが、先週の金曜日、真夜中開演のグローブ座でのシェイクスピアの『真夏の夜の夢』、やはり良い舞台だったようで、行きたかった!と思いました。 でも、グローブの立ち見は屋外。 日本へ行くすぐ前だからもし雨だったら、と思うとなかなかチケット購入に至らなかったのでした。


 昨年、確か4月に日本へ行った時、パリ経由だったので、パリからのエールフランスの東京行き、私の周りは結構日本人以外が多かったのです。

 朝食が出た時くらいからお隣に座っていらしたご夫婦とお話を始めたら、スウェーデン人で、お嬢さんが日本に1年間滞在しているから、会いにいきがてら観光、とのこと。 色々と質問をされて答えていたら、周りから視線が・・・ 通路を挟んで隣には6人ほどのスイス人。 息子さんが日本人女性と結婚なさるから、東京、京都を観光してから九州に行く、という方々。 彼ら、私が色々と答えているのを聞いて、自分たちも質問をしよう、と考えたらしい。

 

 日本人以外の方々で日本を訪れる方々が、日本に対して思っていることを聞くことができるので、こういうおしゃべりは非常に楽しいものです。 

 夏に日本へ行った時には、隣に私と同じくらいの年のアメリカ人。 彼女は観光で日本へ行くけれど、第2次世界大戦の影響で、日本人はアメリカ人を嫌っていないのか? アメリカ人が日本を歩いていて被害を加えられることはないのか? と質問されて、改めて考えされられました。 

 これは、実はアメリカ人以外からはよく言われることなのです。 日本はなぜ日本に爆弾を落とした国をうらまないのか、と。 この話、今朝も出ましたが。

 

 私はカーディフでバプティスト・カレッジ(私はバプティストではありませんが)の寮に住んでいた時、途中から小さい寮なのに、韓国人が増えてしまい、一人だけだった日本人の私に対して、明らかに他の国籍の人とは違う対応をされました。 戦争のこと、学校で学んでいるだけだと日本が海外に与えたことをそこまでは詳しくは勉強していません。 あの時、私たち世代でもまだ戦争のことを引きずるのだ、と驚き、考えさせられたものです。

 あの時のことがトラウマで(ピアノを教えていたのも韓国人ばかりだったし)、日本へのフライト、経由で良いけれど、韓国以外で、と言ってしまいます。

 

 昨夜/今朝は本と楽譜と、ノートと、色々と持ち込んだ割には、おしゃべりをしている時間が一番長かったわけです。  

Posted on 2010/07/07 Wed. 06:13 [edit]

category: 日常

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07

恒例、真夜中のオペラハウス 

昨夜は恒例のオペラハウスで1泊の日でした。

 9月からの来年度の秋シーズンのオペラハウスのオペラ、バレエの一般チケット発売です。


 7月7日、早いもので、ロンドンでの多発テロからもう5年です。

 

 今日は夜にマノンの公演があるので、当日券用のデスクがいくつあるのかわからなかったので、7つのうち、3つが当日券用になることを考えて、4番以内に着けるように、夜10時半オペラハウス着。

 2番でした。 1番はコリセウムでオペラを観てそのままいらした、車椅子の男性。 彼もいつものメンバー。

 絶対に愉快なイギリス人女性と、彼女と仲が良いポルトガル人男性が当日券のことを考えて11時には来る、と思ったのですが、彼らは今日はいらっしゃいませんでした。 みなで心配したほど。

 ちなみに、3番の女性は大抵12時にいらっしゃる方。 今日もそれくらいの時間。 今日は5時になっても10人並んでいないほど。 珍しいです。


 結局、ボックスオフィスがオープンする10時まで、11時間半の待ち時間。 来週の日本までのフライトとほぼ同じです。 

 7月といえども夜は肌寒いので、スリーピングバッグ、ブランケットを持参。 飛行機は壁はあるから寒くはないけれど、足がちゃんと伸ばせない。 今日は足は伸ばせるけれど、壁は無い(屋根はある)。 どちらも同じような条件ですね。 ちなみに、3時間くらい寝てしまいました。


 朝8時を過ぎてくる方が多いのですが、何人かの方が私たちのところに、何時に来たのか聞きにいらしたのですが、10時半、と答えると一瞬黙り、昨日の夜10時半、と伝えると絶句していらっしゃいました。 そりゃそうです。



 今回発売になったメインハウスでのバレエのチケットは、


 『オネーギン』 クランコ振付 チャイコフスキーの曲使用 4キャスト

 『ミックス・ビル』 

   『ラ・ヴァルス』 アシュトン振付 ラヴェル作曲 2キャスト

   『新作』 キム・ブランドストラップ振付 クープラン作曲 2キャスト

   『三人姉妹(Winter Dreams)』 マクミラン振付 チャイコフスキーの曲使用 3キャスト

   『テーマとヴァリエーション』 バランシン振付 チャイコフスキー作曲 3キャスト

 『シルヴィア』 アシュトン振付 ドリーブ作曲 4キャスト

 『シンデレラ』 アシュトン振付 プロコフィエフ作曲 5キャスト


 以上の4つ。 


 オペラも興味深いものがいくつかあったものの、とりあえずバレエの数が多いのでバレエのみ。


 前回のブッキングの時には2演目、すべてのチケットが買えませんでしたが、今回は3分の2が買えたので、まあ並んだ甲斐がありました。 でも、本命が買えなかったから、ちょっと残念。

 


 夜中1時ちょっと前、人の良さそうなおじさんが私たちに近づいてきたのですが、世の中って本当に狭い!!

 ウェールズ訛りの英語で懐かしい、とおもっていたのですが、


 ウェールズ人(以下W)「2時間くらい前に通った時に君たちはここに既にいたけれど、こんな時間に何をやっているのか?」

 私「朝10時から来シーズンのチケット発売が始まるから、それを待っているのです」

 W・・・絶句 そして、「あまり興味がないのだけれど、倅が音大でテナーを勉強しているから、一度タメラーノを観に来たんだよ。 ドミンゴが出演、と言っていたのに、キャスト変更で残念だったのだよ」

 「うちの倅は、今度の土曜日にポート・タルボートの教会で歌うことになっていて楽しみにしているんだ」

私「ポート・タルボート!! 私、5年間カーディフに住んでいたの」

W「それは近いな」

私「もしかして、息子さん、カーディフのロイヤル・ウェールズ・音楽演劇大学のジュニアコースに通っていましたか?」

W「通っていたよ」

私「5年前までカーディフに住んでいて私はあそこでピアノを勉強したし、2年ちょっと、ジュニアコースでアシスタントの仕事をしていたのです。 息子さんの年齢は?」

W「なんて世の中は狭いんだ!! 倅はジュニアコースに通っていたよ。 今20歳だ。 5年前には通っていたし」

私「だったら、私、知っているはずですよね・・・」 名前を聞いても、中学生の男の子はおとなしい子が多くて、ピアノ以外は名前を覚えていません。 でも、クワイヤーの伴奏をしていたから、絶対に知っているはず


 あの時代(きっと今でもだと思いますが)、日本人でアシスタントの仕事をしていたのは私だけだから、きっとわかるはず。 とても驚きました。


 

 長い待ち時間ですが、途中はおしゃべり。 でも、1番目の車椅子の男性と、3番目のスコットランド生まれ、ニュージーランド育ちの女性が、真夜中12時に、宗教と科学の関係について議論をし始めて、私の頭はこんがらがりました。 真夜中に議論するような話題にしては重すぎます・・・



 今回は、9時をすぎても、いつもよりも列が短かったです。 

 ひとつには、最初6月30日がブッキング、と発表されて、その後今日に変わった事。 もうひとつは経費削減のために案内冊子を無料で送ることを止めたようなので、もしかしたら、今日が発売日、ということをご存知でない方もいらしたかもしれません。 いつもみかけるお顔を何人もお見かけしませんでした。


ほぼ徹夜状態なので疲れていますが、手にした9月末から12月までのチケットを見ていると楽しみでいっぱいです。

 これで来週安心して日本へ行くことができます。

 

Posted on 2010/07/06 Tue. 19:46 [edit]

category: バレエ

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06

あと1週間 

 青空でしたが、少し涼しくすごしやすい気候です。

 日本へ行くまでちょうど1週間。 まだ梅雨明けしていないそうですし、あの飛行機を降りた時に感じる空気をまた体験するのか、と思うと楽しみなような、今から汗がでてくるような。

 来週の今頃はちょうどロシア上空です。


 約1年ぶりの日本ですし、イギリスからあまり外に出ていると永住権に支障がある私は、前回日本から帰ってきてからは一度も海外へ行っていません。 それどころか、最後に日本以外へ行ったのなんてもう3年前のこと。

 

 基本的に飛行機が苦手(厳密に言うと、離陸が苦手)なので、大抵飛行機に乗る1週間前あたりは胃が痛いのですが、今日もそれ。 それでも、このところ離陸の時は寝ていて知らないことが多いので、ずいぶん気が楽になりましたが。

 

 ロンドンへ移ってからは、日本へ行く時には朝7時前にロンドンを発ってイタリアだの、フランスだのへ行き、午後の便で日本へ向かうか、日系でロンドン発が夜の便を使っていましたが、今回は、午後1時45分出発なんていう結構私にとっては中途半端な時間。 

 私が住んでいるところは北ロンドン。 車だと西ロンドンにあるヒースロー空港もそれほど遠くは無いですが、一般の交通機関だとそれなりに不便なところ。

 

 日本へ行く時に使用する飛行機で一番すきなのはヨーロッパ経由便。 朝早い便、ということは大抵ヒースローに朝4時前に着くように行くのですが、そこはイギリス。 いつものバスパスで乗れるナイトバスがちゃんとセントラル・ロンドンからも30分に1本出ています。 家からセントラルまで1本で行って乗り換え。 夜中だから赤ちゃんを連れた方もいないから、バギー、車椅子スペースに問題なくスーツケースをおくことができるのが助かります。

 難点をいえば、1時間ほどヒースローまでかかるので、睡魔との闘い。 あと、夜中まで飲んでいて酔いつぶれている人が乗っていること。

 でも、真夜中のロンドンを通過するのは結構面白い。 



 去年の夏はANAだったので、夜便。 夕方の混んでいる時間に地下鉄に乗りたくなかったので、家から3本のバスを乗り継いでヒースローへ。 夏休み中でしたが、結構バスは混んでいて、バギーも乗ってくるし、結構気を使います。 しかも、ヒースロー行きの1時間乗るバスが途中まですごく混んでいて、私のスーツケースよりももっと大きなショッピングカートを持ったおばさんから、「あんたのスーツケースが邪魔でみんな迷惑なのよ!」と怒鳴られましたし。


 今回はどうしようか悩み中。 このところ色々とうるさくて、3時間前にチェックイン、と言われました。 ということは10時45分にヒースロー着。 逆算すると、もしバスで行くなら、家を8時頃出発。 そうすると、見事に通学時間にあたります。 絶対にスーツケースは大変。 

地下鉄で行っても30分もかわりませんが、隣の駅にはリフトがあることがわかったから、スーツケースでも問題なし。 乗換駅にもエスカレーターがあるし。 ただ、ラッシュではないものの、まだまだ通勤時間帯。

 どうしましょう・・・


 とりあえず、直行便なので、楽ですね。 自宅から日本の実家まで24時間かからないし。 

1週間、あっという間だとは思いますが、一番素敵な時期のイギリスを満喫しようと思います。

Posted on 2010/07/05 Mon. 05:19 [edit]

category: 日本 2010年

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05

ロイヤルオペラ 『マノン』 

 3週間ぶりのロイヤルオペラハウスのメインハウスでの鑑賞。 久々にオペラです。 12月にロイヤルオペラ、ロイヤルバレエ共同の『ツァーリナのスリッパ』を観て以来のオペラ。

 

 珍しく日曜日の公演。 オペラは始まる時間がバレエよりも早いことが多いので、仕事の関係上7時開演だと厳しいので、こうして日曜日の昼間の公演というのはありがたいです。


 『マノン』 マスネ作曲

 アントニオ・パッパーノ指揮


 マノン: アンナ・ネトレブコ

 デ・グリュー: ヴィットリオ・グリゴーロ

 Guillot De Morfantaine: ギ・ド・メイ

 レスコー: ラッセル・ブラウン

 他


 確か、この秋のロイヤルオペラの日本公演でこの『マノン』をやります。 マノン、レスコーは現在の発表だと、この今日の公演と同じキャスト。 デ・グリューは違うようです。

 私にとってもですが、バレエファンにとってはバレエのマクミラン振付の『マノン』が馴染みがあります。

 この演出は6月22日に初日でした。

 

 日本公演だと、一番安いF席で12000円もしていますが、今日も私は立ち見で、14ポンド。 バレエよりも高めですが、この値段でオペラを観る事ができるのがありがたいです。 でも、さすがに、途中25分の休憩を2度挟んで4時間かかるこの演目、さすがに立ち見は疲れました。


 さて、音楽家なのに、歌は詳しくない私は、歌手も大して知りません。 よって、最初は出演者の名前も読まずに、ただただ、このオペラの『マノン』を観てみたい、というだけで購入したこのチケット。 話題のネトレブコが歌うことを知ったのは、つい最近のことです。

 

 開演前、あわてて、プログラムに書いてあるあらすじを読んだところ、バレエ版とは結構違う部分もあるし、登場人物もバレエよりも多い(役柄)。 


 ちなみに、行く前に調べればよかったのに、今、日本公演の招聘先のNBSのウェブを見たら、ちゃんと作品解説などが載っていました。

 あらすじは、http://www.nbs.or.jp/stages/roh2010/opera/manon.html でご覧下さい。

 

 フランス語は私にとって宇宙語なので、とにかく字幕を追いながらの鑑賞。 


 舞台装置は結構無機質。 でも、背景、ライティングが素敵です。

 全5幕6場。 オペラハウスの床は可動式なので、あれだけすごい舞台装置があっても短時間で舞台転換をしていましたが、東京文化会館はどうなっているのでしょう? もし可動式ではなかったら、結構大変だと思います。

 

 

 今回、どうしても、バレエとの違いを考えながら観てしまいました。 まあ、それも目的のひとつでしたが。

よって、ここにも、少しだけ、バレエとの違いを書いてみようと思います。 別に、どちらがよい、どちらが悪い、というのではなくて、ただ違いを書くだけですのであしからず。


 バレエではマノンとレスコーは兄弟という設定ですが、オペラではいとこ同士。 私は原作を読んでいないのですが、今回の公演を観て、ぜひ原作を読みたくなりました。 読まないと駄目そうです。

 

 ネトレブコ演じるマノンは田舎の女の子、といった感じの登場。 バレエだと、登場の際に、既に娼婦を匂わせているダンサーと、無垢な女の子を見せつつも、娼婦としての姿が見えてくるダンサーの二通りがいます。 いずれにしても、もっと女を前面にだしていますが、オペラのこの演出ではそういう部分はまったくといってよいほどありません。 修道院へ行く途中ですし。 


  ネトレブコの歌いだし、彼女ソプラノですよね? でも線が太めで、非常に私好みの声。 私はソプラノでも、ヴァイオリンでも、深い音の方がすきなのです。 


 デ・グリューは第1幕の間は結構軽い男に観えていたので、バレエの神学生というのとは違うのかな?と思っていたのですが、最終的に神父になるのですね。

 このヴィットリオ・グリゴーロ、イタリア出身のテノール。 オペラハウスは今回の『マノン』の舞台がデビューになるそうです。

 彼が非常に好み! 声がとっても素敵でした。 演技もすばらしかったし。 というよりも、演技、ということを忘れました。 カーテンコールもネトレブコよりもブラヴォーが多かったほど。

 彼の歌は、ぜひ他の役でも聴いてみたいです。 

 ネトレブコにしても、グリゴーロにしても高い音域の歌手なのに、深めの声を持っている人たち。 だから、二人のデュエットなど、声の重なり合いが見事でした。


 思ったのですが、バレエよりもオペラの方が観やすい。というよりもわかりやすいです。 バレエだと、知らないバレエ団で観る場合、ダンサーの顔がわからないと、どれがどの役なのか最初はわからないこともあります。 でも、オペラだと、自分で『私は、だれだれです』と歌の中で言っていたり、『僕のいとこのマノンがコーチで着くんだ。 あれがマノンに違いない』などという歌詞があるので、登場人物がわかりやすかったです。


 バレエの『マノン』は同じマスネのオペラでは使われていない、他の彼の作品から編曲されたものを使います。 クランコ振付の『オネーギン』と同じような感覚ですね。

こちらもオペラの『オネーギン』をチャイコフスキーが作曲し、バレエ版では、チャイコフスキーの『オネーギン』に使われていない曲を編曲したものです。


 マスネの曲は有名なのは『タイスの瞑想曲』くらいでしょうか。 滅多に演奏されませんが、美しい曲が多いです。 今日もとにかく、全く知らない曲ばかりでしたが、すんなりと耳になじむ曲ばかりでした。

 

 オペラでの3幕目にあたる場面はバレエではありません。

 最後のマノンの死は、バレエよりも残酷ではありません。 バレエなんて、アメリカにマノンは輸送されて、そこの看守にレイプされて、それでデ・グリューが看守を殺して二人で逃げて、沼地で息を引き取りますから。

 第3幕第2場のデュエットも良かったですが、私はこの二人の最後のデュエットが心にぐさっときました。 これ、字幕を読まないで、フランス語が聞き取れたらもっとよかったな、と思います。

  

 特筆すべき点は、オーケストラがすばらしかったこと。 バレエの時とは雲泥の差です。 ロイヤル・オペラの音楽監督、パッパーノによる指揮でしたが、ちゃんと細部まで弾けるのですね。 

 

 これはぜひもう一度観たい、と思いました。 演出も、完全に時代背景に沿ったものではないものの、でも、全く気にならないデザイン。 


 来年度はロイヤルバレエも『マノン』を上演します。 きっと次に観る時には、また違った観方ができるかな、と思います。

 これ、私でも楽しめたのですから、オペラに普段馴染みがない方でも、全く問題なく観ることができる作品だと思います。 あらかじめストーリーを読んでいった方が良い、とは思いましたが。 


 たまにはオペラに触れることも大切。 でも、日曜日のマチネの公演でも、バレエとは客層が違うし、スノッブですね。

Posted on 2010/07/04 Sun. 05:22 [edit]

category: エンターテイメント

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04

ロイヤルバレエスクール スクールパフォーマンス 

 ↓の試験の後、そのままセントラルロンドンへ。 久々のオペラハウスでした。 とはいっても、今日はメインハウスではなくて、地下のリンバリー・スタディー・シアターです。

 水曜日から今日まで、5公演行われたロイヤル・バレエ・スクールのスクール・パフォーマンスの最終日。 水、木、今日の夜が同じプログラム。 本当は昨日の夜か、今日の昼も違うプログラムを観に行きたかったのですが、仕事と重なり断念。


 実は、スクール・パフォーマンスへ行くのは初めてです。 チケットがすぐに売切れてしまうので、行ったことがありませんでした。 それにこの時期はグレード試験が多いから、補講レッスンとか、色々と入ることを考えるとなかなかチケットを取れません。


 ロイヤル・バレエ・スクールというのは、ロンドンの西、リッチモンド・パーク内にある、ホワイト・ロッジと通常呼ばれる、ロウワー・スクール(7年生から11年生、通常11歳から16歳)と、オペラハウスの隣にある、アッパー・スクール(3年間)に分かれています。 

 ロウワー・スクールからすべてがアッパー・スクールにあがれるわけではありません。


 この私が観にいったパフォーマンスはアッパー・スクールがメイン。 昼の公演では、ロウワースクールがメインで、トラディッショナル・ダンスも多かったようなので、観たかったです。


 『L'Ecole』 Diane van Schoor振り付け(ホワイトロッジ教師)

  チャイコフスキー作曲 オーケストラ組曲 第4番、『モーツアルティアーナ』 第1、4楽章より抜粋


 7年生、9年生の女の子、7、8年生の男の子で構成されている感じです。 女の子も全員トウシューズではなくて、ソフト・バレエシューズ。

 女の子は白のレオタードに白のチュチュ。 男の子は白の上に、黒タイツ。

 

 とってもシンプルな動き。 日本の12,13歳に比べてやっていることが低い?と思ってしまいました。 が、上体の使い方はすでにロイヤルバレエ。 きちんとトレーニングをしているのだな、と思わずにはいられません。 それと、みな、足先まできれい。

 

 『眠れる森の美女』 第1幕より、ガーランド・ワルツ サー・ピーター・ライト振付

  チャイコフスキー作曲


 これはアッパー・スクールの1年生の男女各6名によって踊られました。 ピーターの振付は観ていて楽しい。

アッパースクールになると、さすがにまとまってくるな、と思いました。 まあ、男の子はまだ成長中で怪しい人が2、3人いましたが。


 

 『Symbiosis(共生)』 Sean Bates振付 (アッパースクール2年生、2010年Ursula Moreton振付アワード 第1位)

 Sigur Ros作曲、 Meo Suo


 男性3人、女性2人よって踊られました。 男性ははだし、女性はトウシューズ。

 学生が作った、とは思えないほどよいでき。 基本的にコンテ系。 リフトも凝っているし、とにかく驚かずにはいられませんでした。 女の子たちも魅せ方を知っています。 クラシックをきちんと習得したダンサーによるこのような作品はもはや一般的になってきていますが、それでも、ロイヤルバレエスクールではここまでやっているのか、と思わずにはいられませんでした。



 『Schrumpf』 アラスター・マリオット振付 (ロイヤルバレエ、プリンシパル・キャラクター・アーティスト)

  Kurt Schwertsik作曲 Schrumpf-Symphonie Op.80


 男性3人、女性1人。 アッパー・スクールの3年生によって踊られました。

 オレンジ色のレオタードのような衣装。

 アラスターの振付はロイヤルバレエではおなじみ。 

 彼の作品は印象に残るリフトが多用されます。 この作品もそうなのですが、男女一人ずつではなくて、男性3人にリフトされるので、それだけいろいろと方向も広がってきます。


『Dawn of Youth』 サマンサ・レイン振付 (ロイヤルバレエ、ソロイスト)

 エルガー作曲、 The Wand of Youth、組曲第2番 Op.1B(抜粋)


11年生、9年生あたりによる踊り。 女の子はブルーグレーっぽいレオタードにスカートと、赤いレオタードにスカート。 男の子は、白レオタード+グレータイツと、黒タイツ。

 

 サマンサの振付は私は結構好きですが、これは、やはりロウワー・スクールが踊る為だからでしょう、基本はクラシックです。

 この作品で、今年イギリスで賞を取っていて何度か雑誌で見かけた、アナ・ローズの踊りを観ることができたのがうれしい。 最初はわからなかったのですが、一人、魅せ方を知っている子がいるな、と顔をよくみたら彼女。 途中ソロを踊ったりしていましたが、まだ硬さはあるものの、上体、腕の使い方がまさにロイヤル系。 

 2006年にBBCで放送されたドキュメンタリーで彼女はインタビューに取り上げられていました。 きっとアッパー・スクールへ進むと思うので、これからが楽しみです。


 『リラの園』 アンソニー・チューダー振付 

  ショーソン作曲 詩曲(ヴァイオリンとオーケストラの為の) Op.25


 アッパースクール3年生により、背景は無いものの、衣装付き。

元は1936年に振付けられ、それまでのクラシックバレエにはなかったような、タブーだった題材を用いています。

この作品は要になる作品なのでいつか観たい、と思っていたのでうれしいです。


 ですが、やはりまだ10代。 この作品の奥深さを表現するのは難しすぎる、と思いました。 彼らにとってとてもよい経験だとは思いますが。

 反対に、高校生くらいでこれを完全に表現できたら、反対に恐ろしいです。


 休憩


『ロマンツァ』 ギャリー・ノーマン振付 (ロイヤルバレエスクール教師)

 パデレフスキ作曲 ピアノ協奏曲 イ短調 Op.17 (アレンジメント)


 アッパー・スクール3年生により、女性は白のところどころ模様があるチュチュ、男性は黒(シンフォニー・イン・Cの衣装っぽい)。 

 基本クラシックです。 

 踊りもよかったのですが、私、パデレフスキのピアノ協奏曲、初めて聴きました。 パデレフスキ、といえば、メヌエットで有名ですよね? 昔、ポーランドの首相にもなっているはずです。

 とにかく、曲が好きです。 これ、ぜひ録音を探してみようと思います。


 『Elyella』 アントニオ・カスティッラ振付 (ロイヤルバレエスクール教師)

  ショスタコーヴィチ作曲 バレエ組曲 第4番および、バレエ組曲第1番より『ロマンス』


 女の子は黒の上がベルベットで、短いスカート付きのレオタード。 一人だけクリーム色。

 アッパー・スクールの2年生によるもの。

 

  とりあえず、構成がおもしろい。 基本クラシックです。 ソロを踊ったブランドンという黒人の男の子がすばらしい。 腕がしなやかだし、まだ安定していないものの、ジャンプもきれい。 一人、とっても回転系がきれいな男の子もいました。

 これくらいになると、結構差があります。

 でも、作品自体は、こういうの、好きです。


 『Vein』 ケリー・ニコルス振付(マグレガーのランダム・ダンスのCo Director of Creative Learning)

 ジョン・アダムス作曲 Loops and Verses


 男性も女性も全員はだし。 アッパー・スクール3年生によるもの。

 暗くてプログラムが読めなかったので、誰の作品の何なのか、全くわからずに観ていました(休憩中、友達とおしゃべりをしていた為、プログラムを覚える時間なし)。

 ロイヤルバレエの常任振付師のウェイン・マグレガーによるものだ、と思ってみていました。 終演後、彼のカンパニーにいる人で、その振付様式で振付けた、と読んで納得。

 バレエスクールの生徒さんたちでも、これだけウェイン系の作品を踊れてしまうことに驚きました。

 

 『ライモンダ』 第3幕より プティパ振付

  グラズノフ作曲


 アッパースクール1年生によるもの。 クラシックバレエらしいバレエ。 日本のバレエの発表会で聴きなれた音楽。

 ソロをふちがみれいなさんという日本人の子が踊りました。ちなみに、各学年、2人くらいずつ日本人の名前がありました。

 

 『Fractals』 Parrish Maynard振付

 Kenneth Kirschner作曲 March 3, 1993


 アッパー・スクール2年生によるもの。 ここでもブランドン君、大活躍。

 男女4人ずつによるもの。 女性はグリーン系のレオタードに上に黒の薄手のトレンカ+トウシューズ。

男性はシースルーの黒のトップスに黒の下。


 女性の衣装は、フォーサイスの『イン・ザ・ミドル』そっくりだし、音楽の感じも、振付もそうだから、これはフォーサイスの振付なのかな?と思って観ていたのですが、半分あたり。

 2008年、サンフランシスコ・バレエ・スクール・トレイナーに、フォーサイス・テクニック・ワークショップで創られたものだそう。 ということは、フォーサイスだと思ったのは仕方がありません。

 クラシックの動きを残しつつも、崩し、というのがフォーサイスっぽい。 これもやはり基本がきちんとできているダンサーによるもの。 でも、これが踊れたらとっても格好良さそう! 私のガラではありませんが、こういうのって踊ってみたいです。 自分のキャパシティーが広がりそう。


 まだ10代なのに、客席への目の使い方が巧みで驚きました。


 というわけで、久々のバレエ鑑賞、おもしろい作品をたくさん観る事ができて、大満足です!!

 3年前だったか、イングリッシュ・ナショナル・バレエ・スクールのスクールパフォーマンスは私が通っていた大学の劇場で行っていて私はバイトをしていたので、3公演くらいを観ました。

 

 これを観たことにより、正直言って(こういうことを書くと、また叩かれそうですが)日本のバレエは世界についていけない、と思わずにはいられません。 今では、あのボリショイだって、マリンスキーだって、みんなこういうコンテを扱います。 日本のバレエ界では、クラシックを踊るカンパニーと、中村恩恵さんとかのコンテと完全に分かれてしまっていますからね。

 もちろん、日本のバレエ教室でのクラシックのレベルは高いです。 でも、やはりそれだけでは駄目。

 

 明日はロイヤルオペラの『マノン』のマチネ公演。 何も予習していませんが、これからやる気も無いので、字幕を追うことにします。

Posted on 2010/07/03 Sat. 06:47 [edit]

category: バレエ

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03

試験会場で知っている顔 

午後から先日リハーサルをした、友達のチェロの生徒さんのグレード試験の伴奏でした。

 西ロンドンのイーリング。 この地域は結構縁がある場所。 すんだことはありませんが。 近くに日本人学校がある為、日本人もよく見かける地域です。

 

 教会の一室での試験だったのですが、驚くことが。

 試験官がなんと知っている先生。 こんなこと初めてです。 

 カーディフのロイヤル・ウエルッシュ・カレッジで私が入学した年に木管楽器科の主任になった、イギリスでは結構知られているクラリネットのジョン。 

 まさか、試験官をしているとは思いませんでした。

 私はカーディフ時代は木管楽器にはかかわっていなかったので実際にお話したことはないはず(でも、木管アンサンブルとかのピアノで入っていたので、接してはいるような気が)。 あちらが私のことを覚えているかどうかはわかりませんが、でも、伴奏が終わって出る時、こちらを見てにこっとなさったのが、わかっている、というような顔の気もします。 カーディフはこじんまりとした学校でしたし、私は結構顔が知られていたから(何しろ、色々な先生方から、みゆきは学校に住んでいるのか?と言われるほど学校にいましたから)、もしかしたらご存知かも。


 今回は試験官が二人。 といっても、このジョンと若い女性。 実際に点数をつけ、受験者への講評を書くのはジョン。 でも、この若い女性は試験官になる為のテストの4日目で、彼女が試験の進行をし、講評も書きますが、この講評はメインの試験官によって審査されるそう。 ということで、この若い女性は彼女自身も試験だった、というわけです。

 

 結果的には良く弾けたのですが、このチェロの男の子、準備をするのに、チェロを床に置き、持ち上げた時に、Cストリング(チェロの一番低い弦)に手を当てたのだか何だか、弦がびよーんとなってしまったのでした・・・・

彼は治し方を知らない。 試験官の女性に、伴奏者、できますか?と聞かれたものの、もちろんできません。 この女性が一応直し方を子供に指示して下さって、彼がやっていたのですが、子供の力では厳しいものもあり、ジョンが手伝ってくださいました。 

 チューニングだけは、私が高い、とか低い、などと言ってあげることはできますが、こういう事態になったら弦楽器経験のない私ではどうにもなりません。

 

 とりあえず、終わり。 グレード試験は、来週オーラルだけみている生徒の分で終わり。

 今回はこのチェロの子のお母様と親しくなれて、また声をかけて頂けそうなのでそれがありがたいです。 何よりも、お母様方の口コミが一番の世界ですから。


 今回伴奏を頼んでくれたサラと私は、演奏すると息がぴったりですが、性格は全然違います。 このお母様から、

 「あなたたちって全然違う性格よね。 だから、最初は二人が知り合い、とは思わなかったの」

と言われてきました・・・



Posted on 2010/07/03 Sat. 05:27 [edit]

category: 音楽

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03

立ち話 

 通常とは違う時間に教えが終わって、スーパーマーケットに寄った後バス停に向かっていたら、知っている顔が歩いてきました。

 とにかく、偶然会うことが多い、マンチェスター時代からの友達、ギャリー。 私たち、バス停で2時間もおしゃべりをしたのでした。

 

 同業者だし、とにかく、話のスピードがあり、お互いに自分の意見をぶつけることができる相手。 今日は2時間でおしゃべりを終えたものの、あと何時間かおしゃべりを続けられます。 

 教えのこと、彼に全部話して、色々と意見を言い合えたから、私もすっきり。 


 イギリスの中学、高校(場合によっては小学校も)は、学校で楽器の個人レッスンを受けられることが多いのです(もちろん、別料金)。 そういうところで教えている楽器の先生に疑問が多い私は、現在中学で教えている彼に疑問をぶちまけ、色々と教えてもらえたのでよかったですが

 

 すべての学校でこういう考え方ではないとは思いたいですが、とにかく、『生徒が楽しめるレッスンを』と言われるそう。 でもこれって、私も大学生の時のティーチングの授業で担当教師に言われて、噛み付いた言葉。

 『楽しめるレッスン』=音符が読めない、手の形きたない、リズムがわからない。

これがイギリスの多くの楽器のレッスンの現実。 もちろん、小さい時はこれでもどうにかなります。 でも、ある程度いったらこの方法では躓きます。


 以前にも書いていますが、私にとって楽しめるレッスン、とは、たとえちょっと面倒でも、習いはじめにきちんと譜を読むことを教える。 そうしたら、それが当たり前になって、1年経ったらとっても楽しくピアノを弾くことができるようになる。


 香港人だけれど、10代の半ばから親元を離れてイギリスで生活しているから、考え方はイギリス人の友達。 だから、同性の友達以上に多分お互いに言いたい放題言い合っています。

 

 もちろん、日本とは違う意味でイギリスの音楽教育に疑問を感じる部分も多々あるのですが、こうしておしゃべりというか、意見を言い合っていると、問題の深さが見えてきてしまいました。

 

 とにかく、悩んでいたことがだいぶ解消。 みゆきは良い人にしか見えないから親に馬鹿にされるんだ。と一言言われてきましたが。 お互い、年齢よりも若く見えるのが悩み。 どうやったらもっと貫禄があって、強く見えるのだろうか? という話で終えましたが・・・ 

 私、日本人男性には、『強烈な女』に見えるのに、現地のお母様方にはそう見えないらしい。 どうしてでしょう?


 とりあえず、すっきり。 こうして、2時間も立ち話ができる友達が近くにいることに感謝です。

Posted on 2010/07/02 Fri. 05:52 [edit]

category: 日常

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02

バラキレフ練習中 

 イギリスにしては珍しく雨が降らずにいるので、芝生がだんだん茶色くなってきてしまいました。 

 教えに行く途中の住宅街の前庭はバラと紫陽花が旬。 大きな紫陽花が多い中で、昨日は手のひらに乗るくらいの紫陽花がありました。 でも、私の頭には、紫陽花の形の和菓子が浮かびました。 水羊羹というか、中が餡子で上が紫陽花のようになっているものがありますよね? もう10年以上食べたことも見たこともありませんが、私の頭はやはり花より団子ですね。


 日本へ行くまであと10日。 少しずつ準備を始めています。


 ちょうど日本でのリサイタルまで1ヶ月。 とりあえず、体力をつけないと、今回のプログラムは弾けません。

 毎日プールで泳いで、体力作り中。 プロコフィエフの6番のソナタを弾くよりも、バラキレフの方がきついですから。

 

 久々に弾いているので、まだ、辛い、という部分から抜け出せていませんが、やはりバラキレフのピアノソナタは素敵な曲です。 あまり弾かれる事は無い曲ですが、そして4楽章まであって長めの曲ですが、各楽章の割り振りが弾いていて面白い曲。 今回、私の中でどのようなストーリーが浮かび上がるのか、楽しみにしています。 まあ、そこへたどり着くまでが大変な曲ですが。

 

 今回、同じバラキレフの『ひばり』というもともとはグリンカが作曲した曲のピアノ編曲版を取り上げます。 バラキレフのピアノ曲、というとこの『ひばり』と、超絶技巧として知られる『イスラメイ』が取り上げられることがほとんどでしょう。 イスラメイ、何年か前に先生に言われてやり始めて、他のことが忙しくなってしまって途中で終わっている曲。 いつか弾きたい、とは思っていますが。 指を完治させないときっと無理でしょう。


ピアノ版のバラキレフ編曲の『ひばり』は録音をいくつか聴いていますが、実は原曲の歌曲は聴いたことがありませんでした。 先日学校の図書館で楽譜を見たら唖然。 ついでにCDを聴いたら、もちろん、メロディーはすばらしいのですが、ピアノ伴奏がつまらない。 かなり単純です。 


 ただ、あの歌詞を私が表現できるかは不明。 私のロイヤルカレッジでの師匠、ゴードン(例の英国紳士)のCDを聴きましたが、私の演奏とはずいぶん解釈が違いました。 和音の響かせ方も違うし、フレーズも違う。 


 先日ゴードンとお昼をご一緒した時、今私が何を弾いているか、の話になって、『ひばり』をやっていることをお伝えしたら、にやっとして、「みゆきにぴったりな曲だね」とおっしゃっていました。 


 やっと練習に集中できるようになったので、あと1ヶ月、ラストスパートをかけていきたいと思います。

 

 

 

 

Posted on 2010/07/01 Thu. 05:51 [edit]

category: 音楽

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