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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

新しい生徒が一気に 

 先週のあの晴天は幻か・・・・ 今週は雨が降り、風が強く、また冷え込みが戻ってきました。

 日本は桜がもうきれいなようですね。 あと2週間は持ちそうになくて残念。 


 私、バレエ鑑賞をしているだけでなく、一応、ロンドンでピアノなどの指導もしています。

 久々に生徒のこと。


 3月はこちらのグレード試験のシーズン。 楽典も、オーラルも、試験が終わってレッスン終了の生徒が数人。 さて、これからどうしよう???と思っていたところ、なんと昨日、今日と続けてピアノの生徒が2件。 

昨日は面接のみだったけれど、私が日本にこの後3週間行くことも理解くださった上で、ひとまず来週からレッスン。 とってもシャイな6歳の女の子と、好奇心旺盛な5歳の男の子。 嬉しいことに、先月オーラルの生徒のピアノ選びに付き添ったピアノ屋さんが、『きちんと教えてくれそうな先生』ということで、私の電話番号を渡してくださったそう。 感謝です。 

 6歳の子は半年ピアノを習っているけれど、ご両親が現在のピアノの先生に不満、ということで、こちらも私がどういうレッスンをするのかきちんと話して、理解していただいて決まり。

 この好奇心旺盛な5歳の男の子をどうやってレッスンするのかが課題・・・・・ 

 

今日は3月に楽典の試験を受けた生徒のいとこさん。 うちからそれほど遠くないのですが、大きな家でびっくり。 導入だけれど、11歳なので進歩も早いと思うので楽しみ。


 子供大好きだし、導入の指導も好きだからかまわないのですが、いっぺんに導入3人、というのは正直驚き。 

このところ、ピアノよりも楽典、オーラルの指導の方に声をかけられることが多かったのですが、やっとピアノ。 ピアノを習うのって全体的にみると女のこの方が多いと思いますが、私の生徒今回のことで男の子の方が多くなりました。 

 

 昨日行ったお宅の方はバスを3本乗り継いで40分弱だけれど、初めて行った地域。 途中の乗り換える場所、うちからバスで10分ちょっとなのに、素敵なお店がたくさん。 ウインドーショッピング大好きなので、今度行ってみようかと。  前回妹が来た時に知っていれば連れて行ってあげたかった!と思います。 

日々の生活だと、行く場所が限られてしまうけれど、こうして出張レッスンで新しい地域へ行くと、新しい場所に出会えるからこれはこれでよいですね。

Posted on 2009/03/27 Fri. 21:43 [edit]

category: 音楽

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27

マリアネラの白鳥 

 『白鳥の湖』を今週は7回公演(月から土曜日の夜+土曜日のマチネ)のロイヤルバレエ、私は昨夜の公演を観に行ってきました。 2月27日に今回の分の白鳥が開幕してから、28日に1つ観に行って、その後は観に行っていませんでした。 もっとも、先週、先々週はダブル・ビルを挟んでいましたが。

 主役の人たちはよいとしても、群舞の女性は連日踊るのですから大変。 +昼間は来週から始まるオペラとの共同公演、再来週月曜日に初日を迎える『ジゼル』のリハーサルもしているのですから、こんな状況でこれ以上怪我の人が増えないとよいな、と部外者ながら心配しているところです。


 昨夜の主役はマリアネラ、ティアゴ。 マリアネラは1月中旬の『ラ・バアデール』でガムザッティを踊った後、2ヶ月怪我で降板。 先週月曜日の『白鳥』で復帰しました。 ちなみに、今回この彼女の舞台がDVDになります!!

 現在ロイヤルバレエが踊っているアンソニー・ダウエル版の『白鳥』は1890年代後半に初めて踊られましたが、今まで映像化されていません。 私は数ある白鳥の中でも、この版が一番!といってよいほど好きなので、嬉しい! マリアネラの主役で、というのが、何よりも私を喜ばせること。


 久々の彼女の舞台、第2幕のパ・ド・ドゥがとってもよかった。 細かい表情が増えた気がします。 ソロは昨年10月に観た時の方がよかったかな??? 

 第3幕の『黒鳥』は彼女の本領発起。 グラン・パ・ド・ドゥのアダージオの部分、多くのバレエ団では、王子とオディール(黒鳥)によって踊られますが、アンソニーの版ではここにオディールの父親、ロット・バルトが入ってくる。 オディールが、白鳥オデットに成りすまして(バレエでは同じ人が踊るので、その違いが見もの)、王子を魅惑?していきます。 その合図をロット・バルトが送るのですが、ここでのマリアネラの昨夜の表情がとてもよかったのです。 王子を騙しつつも、それだけではないような。


コーダのグラン・フェッテは途中2回転を混ぜるくらいで彼女にしては大人しめ? でも、後半部分、回るのと音楽がぴったりあっていたのが気持ちがよかったです。 音楽と回るのが合うダンサーってほとんどいませんから。

 でも、コーダの最後でシャンジュマン(ジャンプ)をしながら後ろにさがっていく部分、違う振り付けになっていてびっくり。 あれが好きだったのに。 何種類か選べる振り付けがあるようです。

 

 なんだかんだいっても、やっぱり『白鳥の湖』は王道。 あれだけ先週、先々週、ショパンの音楽に振付けられた『Dances at a Gathering』を楽しんだというのに、やっぱり白鳥は特別。 もうなんだかんだいって、このアンソニー版の『白鳥』を観るのは一昨年の2月から数えて9回目(うち5回がマリアネラ)ですが、感動をもたらしてくれる。 昨夜は一番最後で涙が。


 今夜からはコリセウムにて、ABT(アメリカン・バレエ・シアター)の白鳥も始まります。 私は折角昨年の論文の為に『白鳥』を(映像でですが)見比べた後なので、今まで観た事がない、このABTの『白鳥』も1度だけ観に行く予定。 でも、コリセウムは観客の質がとっても悪くて、いつもいらいらするので、今回はどうなることでしょう??


 2006年12月にマリアネラの『眠れる森の美女』を観たことによって、再び深いバレエの世界にもぐりこんだ私ですが、この2年ちょっと、どんどん成長しているダンサーです。 もちろん当時の技術はすばらしかったですが、今はそこに女性らしさが加わり、一時はこの女性らしさが前面に出てしまいすぎの時もありましたが、今は大分調和されてきたな、と思うのです。 だから、1人のダンサーの同じ作品を何度観てもおもしろいのです。 きっと、私も自分のピアニストとしての存在を、彼女のようなアーティストとしていたい、と思っているのかもしれません。

 次のマリアネラの舞台は2週間後の『ジゼル』。 初日+デビュー。 昨年11月にバレエアソシエイションで彼女が話をした時、ジゼルは一番踊りたかった役のひとつ!と嬉しそうに話していたので、これは見逃せません。 もちろんチケットを持っています。


 

Posted on 2009/03/24 Tue. 19:07 [edit]

category: バレエ

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24

コンピューターが戻ってきました! 

 ありえないことに、先週木曜日に修理に出したコンピューター、今日戻ってきました!!

 今朝、携帯電話にテキストメッセージが来て、今日配達、とのこと。 午前中には来たので驚きました。

 やればできるじゃないの!!!


 電源が新しくなって、問題があったドライブが新しくなって、空っぽになって戻ってきたコンピューター。 まずは日本語入力をできるように、と思ってやってもできない。 これは再起動しなくてはいけなかったようで、入力できるようになりました。 

 でも、録音その他、ソフトを入れなくてはいけなくて・・・・・ マイクロソフト社のワードとか、エクセルとか、いつもならきちんとしてあるのに、前回入れてから2度引越しをして、どこにしまいこんだかわからない状態。 さっさとみつけないと。 どうしても今日あける必要があったエクセルだけは、見ることだけができるエクセルのソフトをダウンロード。

 コンピューターは便利だけれど、一度修理に出すと、本当に大変。 でも、コンピューターがなかったら、今やっていることはとてもではないけれど、日本とこまめに連絡をとりながらやることはできません。 


  コンピューターが帰ってきたのと同時に、ほとんどできあがっていたバレエの発表会用の録音、大きな変更というか、どうしてもほとんど全て入れなおさないといけない、ということが今判明。 今週中に終わらせなくてはいけません。 

 録音って、実はとっても苦手。 もちろん、本番は1回できちんと弾かなくてはいけないけれど、録音だとどう頑張っても、何度か録り直し。 終わるのだろうか?? なんて言っている場合ではありません。


 ということで、今回も再び、日本へ行くまであたふたしそうです。 

Posted on 2009/03/24 Tue. 06:02 [edit]

category: 日常

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24

4月の日本での演奏情報 

 信じられないような青空が1週間続いた後、今日はグレーの空で午後には土砂降り。 その後は日が差しましたが、また寒さが戻ってきたようです。


 もう来月に迫った日本でのコンサートなどの予定をお知らせさせていただきます。


 4月23日(木) 20.00 『LOFT』 広島県福山市

 料金: 3500円(1ドリンクつき) http://www.koyotire.jp/blue/index.html

 完売したそうですが、一応お知らせします。


 プログラム:


 ドビュッシー: アラベスク 第1番

 バッハ: 平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第8番

 モーツアルト: ピアノソナタ ハ長調 K.330

 ベートーヴェン: エリーゼのために

 シューマン/リスト: 献呈

 リスト: 愛の賛歌

 ドビュッシー: プレリュード 第1巻より 『アナカプリの丘』 『沈める寺』

 ドビュッシー: 喜びの島


 チャイコフスキー: ロマンス ヘ長調

 グリーグ: ノクターン

 シベリウス: ワルツ

 チャイコフスキー: ノクターン ヘ長調

 チャイコフスキー: きらめくワルツ

 ショパン: ノクターン 作品62-1

 ショパン: 華麗なる大円舞曲 第1番

 ショパン: ワルツ 作品70-2

 ショパン: マズルカ、 作品68-1、33-3、 33-2、24-2、6-2、56-2

 ショパン: 幻想ポロネーズ

 


 

 4月25日(土) 19.00 『ストーク』(レストラン) 東京都豊島区 東長崎


 料金:未定

 

 プログラム

 モーツアルト/ピアノソナタ
 ベートーヴェン/6つのバガテル 作品126より
 ドビュッシー/プレリュード 第1巻より『アナカプリの丘』『沈める寺』
 ドビュッシー/喜びの島

<休憩>

 チャイコフスキー/『四季』より6月、舟歌
 チャイコフスキー/ノクターン嬰ハ短調 作品19-4
 チャイコフスキー/ナタ・ワルツ 作品51-4

 シューベルト=リスト/水車職人と小川
 ショパン/マズルカ 作品33-2、33-3、24-2、6-2、56-2
 ショパン/ノクターン ロ長調 作品62-1
 ショパン/幻想ポロネーズ 作品61

 

 4月29日(水) 15.00 練馬文化センター 大ホール

 

 バレエ発表会での伴奏



 これらの公演、ご興味がある方は、とりあえず、私までお問い合わせください。 

 また詳細が決まり次第お伝えいたします。


 これに加え、ピアノのレッスンも行います。

 私は、日本での滞在期間が少ないので、定期的なレッスンは無理ですが、音色、表現について学びたい方の単発でのレッスンを行っています。

 もしご興味がある方はお問い合わせください。


 

Posted on 2009/03/23 Mon. 02:29 [edit]

category: 音楽

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23

まだコンピューター修理中 

どうしたことでしょう!!

 先週の土曜日から、もう1週間、毎日晴天が続いています。

 夜オペラハウスへ出かけるのにも、冬用のロング・オーヴァー・コートを着なくてもよいほど。 ウールのケープとか春用のコートで出かけられるのです!! こんなことイギリスの3月では初めてかも。 とにかく1週間青空が続くことはほとんどないのですから。


 木曜日にコンピューターは修理の人のところへ送られ、いつ帰ってくるのか待つのみです。

 非常に困りますが、ひとつラッキーだったことは、夏に携帯電話の契約を変えた際、スカイプ(インターネット電話)を使える電話にしたのです。 なので、何とか日本との連絡は電話でやりとりができるので、メールを頻繁にチェックできない今、助かっています。 


 なんだかんだいって、今週は忙しくしていました。 

 今日はこれからオペラハウス。 愛するDances at Gatheringの最終日。 来週はオペラハウスでロイヤルバレエが毎日『白鳥の湖』、歩いて5分ほどのところにあるコリセウムではアメリカン・バレエシアターの引越し公演でこれまた『白鳥』を来週は連日。 ちなみにロイヤルバレエの分はほとんど完売。 さすがにすごいな、と思います。


 先週痛みが酷かった歯は今週は痛まず。 なんとか日本へ行くまでもう3週間をきった今、どうにか持ちこたえてほしい気持ちでいっぱいです。

Posted on 2009/03/21 Sat. 00:06 [edit]

category: 日常

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21

どうして・・・・・・ 

土曜日から青空が続き、今日は暖かくて、もうコートを着ていません。 イギリスでかつて、3月にコートが必要ないことなんてあったかしら?と考えてしまいます。

 夏みたいな空なので、もうノースリーブの人もちらほら。 私は半そでにウールのカーディガンでちょうどよいくらいです。


今年はあきれるほどいろいろと起こります。


まず、木曜日の夜から歯が痛み出しました。

歯が弱いけれど、痛くなったのは初めての経験。 現地の歯医者には絶対に行きたくないし、日本の土曜日の朝に日本のかかりつけの歯医者さんに電話。 指示を仰ぎ、金、土曜日は痛み止めで乗り越え、今は痛みが治まっている状態。 どうにか3週間半後の日本まで持ってくれることを祈るのみです。


 そして、昨日、月曜日の夜、コンピューターが故障。 これ、今非常に困ります。 日本のバレエの発表会の為の録音が終わっていなくて、コンピューターで録音している為、どうにもならない。 朝一でコンピューターショップに持っていったものの、これが話しにならないくらい、わけわからぬ店員ばかり。(これ、苦情を書こうかと・・・・)

とにかく、明後日修理の人が家にコンピューターを受け取りに来ることになりました。 うまくいったら1週間で戻ってくるとは思うのですが・・・・・ それはあくまでも希望でしかありません。


 とにかく、曲をメールで送るのはネットカフェでできるけれど、録音が困る。 MDでとると、ネットで送るには、それなりのソフトが必要になってくるので。

 結局、臨時の為に安いMP3のヴォイスレコーダーを買ったけれど、これで取れるかどうか・・・・・

 これだと、ネットカフェのコンピューターでメール添付で音楽を送れるらしいので。

 コンピューターがあるから、日本とイギリス、離れていても仕事ができるけれど、これが壊れると、どうにもならないことを思い知らされました。


 ちなみに今は確認しなくてはいけないメールがあった為にネットカフェです。

 

 +どうやら花粉症。 日本では小学生の頃から酷かった花粉症ですが、イギリスに来てから症状はでませんでした。 それが、今日はとにかくくしゃみ、鼻水、目のしょぼしょぼ。 これはもし風邪でなければ、まさに花粉症。 ただでさえいらいらしてくるのに、いらいらが増すばかり。 


 というわけで、本当にどうしよう????状態。 


 メールは定期的にチェックしますが、お返事遅れること、ご了解ください。

 

Posted on 2009/03/17 Tue. 00:46 [edit]

category: 日常

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17

ロイヤルバレエ、ダブル・ビル 

昨夜は久々のロイヤル・オペラ・ハウスのメイン・ハウスでバレエ鑑賞。

 

 昨夜から始まったダブル・ビル。 今週、来週で2キャスト、計5回のパフォーマンス。

 内容は、

 マクミラン振り付けの『イサドラ』 Sir リチャード・ロドニー・ベネット作曲

 ロビンス振り付けの『Dances at a Gathering』 ショパン作曲


 2週間前のインサイト・イブニングで『イサドラ』については概要はわかりました。 『イサドラ』、言うまでもなく、ダンサーのイサドラ・ダンカンのこと。 名前は知っていますが、彼女の生涯について、私は知りませんでした。 インサイト・イブニングの後、公演までには彼女のバイオグラフィーを読もう、と思っていたけれど、あまりのやることの多さに、その時間は全く無し。 

 このバレエ、1981年にマクミランが1夜用に、2幕物として振付けました。 曲はSir リチャードに依頼。 ちなみに彼はイギリス人、でもその当時、アメリカに移り住んですぐだったそう。 インサイト・イブニングにはSirリチャードもいらっしゃいました。 彼の曲はよくこちらのグレード試験でも使われるので、本物を見られるとは、話も聞けるとは、私にとってはとてもラッキーなことでした。


 このバレエ、しばらく(長い間)お蔵入りしていたのですが、ロイヤルバレエ芸術監督のモニカの考えにより、1時間の1幕の作品に改訂することになったそうです。 その為には、マクミランの奥様、デボラ・マクミラン(彼女もインサイトにいらっしゃいましたが、これまた凄く存在感のある、ちょっと怖い女性)の許可が必要ですし、デボラがかなりのアイディアを出したようです。


 イサドラの人生を綴ったこの作品、マクミランがもし生きていたら、新しいことが好きだったし、バレエに映像を用いただろう、というデボラの考えから、映像を使うことに。 61分の作品、映像部分は12分間。 そこにはナレーション(というより、イサドラ自身の語りとして)が使われて、時代のこと、歴史的なことが写されていました。


 バレエですが、バレエではないような作品。 クラシックの動きは非常に少ないです。

 でも、イサドラを踊った(演じた?)タマーラ、彼女の良さが引き出されていました。 ただ、これがこの後も繰り返し上演されるかは怪しいです。 普段、バレエを観ない方にはおもしろい作品かも? 


 後半は、昨年の5月に久々に上演した、『Dances At a Gathering』。 私の大好きな作品! 昨年9月の日本でのコンサートでも、このバレエを取り上げました。

 曲は、ショパンのピアノ曲、マズルカ、ワルツ、エチュード、スケルツオ第1番、ノクターンを計18曲。 生ピアノ伴奏で行われます。

 いくつかは私のレパートリー。 しかも、マズルカ、ワルツ、ノクターンは得意分野。 演奏したフィリップは長年ロイヤルバレエのピアニストで、もう現役は引退していますが、今でもゲストとしてたまに演奏。 他のピアニストに比べて美しい演奏をしますが、前回に比べて、音がさえない。 流れもなくて、ちょっとがっかり。 こういう時、自分が音楽家であることが嫌になります。 素直に楽しめないから。 


 男女、5人ずつ出演のこのバレエ、前回パープル・ボーイを踊って私を虜にしたマーティン・ハーヴェイはこの後に退団して今は『ダーティー・ダンシング』に主演しているので、今回は違う人。 観ながら、マーティン・ファンだった私は何だか寂しくなりました。

 女性の中心的なピンク・ガール、前回出演したアリーナもマリアネラも現在怪我で降板中。 今回は現在急上昇中のユフィちゃん。 非常に腕の動きがきれいで、音楽的な彼女、まだ硬い部分もあったけれど、プリンシパルがいる中で、あれだけやるからやはり凄い。 来週土曜日の最終日のチケットも持っているので、5回目の舞台でどう変化するのかが今から楽しみです。


 今、私自身が来月バレエの為に伴奏するから、色々とそのことで悩み中、+久々にピュアなバレエを観て、何故だか、途中から涙が溢れるばかり。 『マノン』とか、『カルメン』とか、心の奥底まで迫ってくるバレエも大好きだけれど、踊りだけで魅せる、こういうバレエ、やっぱり好きです。

 この『Dances at a Gathering』をいつかバレエ・ダンサーの為に奏でること、私の大きな夢! 舞台を観ながら、私だったらコンサートとしてではなくて、バレエの為にどうやって弾きたいか、鮮明に浮かんできましたから!

 

Posted on 2009/03/12 Thu. 05:46 [edit]

category: バレエ

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12

Side by Side 

 まだまだコートが手放せません。

 先週はロイヤルバレエは公演無しの1週間。 久々に昨日はオペラハウスへ。

 基本的にオペラハウスでは日曜日の公演は無いのですが、昨日は5時半から約1時間、メインの劇場ではなくて、地下のリンブリー・ストゥディオ・シアターにて、Side by Sideというワークショップ???


 どういうことかというと、ロンドンには、音大を卒業してから少しの間在籍できるサウスバンク・シンフォニアというオーケストラがあります。 これはフルタイム・ワークで、ここでこれから大きなプロフェッショナル・オーケストラに入る準備をしていくことになります。

 この一環として、ロンドンの大きなオーケストラの人がサウスバンク・シンフォニアの人達に色々なことを直接教えていく、というプログラムがあるそうで、今回は、一般公開はさせませんでしたが、昨日は朝10時から、オペラとバレエの伴奏を学ぶ為にオーケストラ・オブ・ザ・ロイヤル・オペラ・ハウス(OROH)のメンバーと共に、リハーサル、レッスンピアニストが演奏して、実際に舞台でどのようなことが行われているかを観る、といったようなことをしたそうです。


 5時半から一般公開された分は、最初に通して、それからいくつかの例を見せる、というもの。

 コンセプトとしては、普段シンフォニック・ミュージックを演奏している人達にとって、ピットの中で伴奏する、というのは何が難しいのか、違いは?というようなこと。

 私の昨年の修士論文の題材にはこれも含まれていたので、おもしろそう、と思って見に行きました。


 内容は、

 ベッリーニ作曲、『キャプレットとモンタギュー』(ロミオとジュリエット)より(オペラ)

 ヴェルディ作曲、『マクベス』より(オペラ)

 ウォルトン作曲、Facadeよりタンゴ(バレエ:アシュトン振り付け)

 ヴェルディ作曲、『リゴレット』より(オペラ)

 チャイコフスキー作曲、『白鳥の湖』より、パ・ド・トロワ


 歌はJPYAPという研修制度で雇われている人達によるもの。 本当は『キャプレットとモンタギュー』は中村えり(漢字分かりません)さんが歌う予定が、彼女、その前日に代役でこのオペラのジュリエッタを歌ったそうで、今回はオペラハウス・コーラスの方が歌いました。

 相変わらず、歌は苦手なので、コメントなし。


 一度通した後に、例えば、歌う人のことを考えない音量でオーケストラが弾いたらどうなるか?

 息をする場所を与えなかったらどうなるか?などという実験?

 でも、あまりにも、音楽的におかしすぎることばかりでした。


 バレエの方は、Facadeは初めて観るバレエですが、例えば、きちんとしたテンポを与えないとどうなるか、というようなことを実験。


 こういう教育制度があること自体、この国は凄いな、と思うのですが、私だったら、もう少し違う方法でこれを行うかな、と思いました。

 最初の説明と、やっていることが違っていました。 例えばバレエなら、チャイコフスキーのセレナーデとか、コンサート用にかかれたけれど、後にバレエが振付けられた曲もあります。 私なら、バレエ用に弾くと、こうなり、コンサート用に弾くとこうなります、ということをやると思います。 きちんとしたテンポを与えない、なんて、正直音楽家としてありえないことだと思うから。


 このサウスバンク・シンフォニア、まあ、ピットを覗いたら知っている顔がチラホラ。 同じ学年だった香港人のクラリネッテリストはすぐに私に気付き、他にも同学年だったヴァイオリンの子もいたし、しゃべったことはないけれど、学校で見かけたことがあった人達がいたり。


 昨年は文字として、このバレエと音楽の関係を論文に書きましたが、今は来月の日本でのバレエの発表会での伴奏の為に、実践として苦労している。 誰も教えてくれません。 両方をきちんとやったから、自分の勘のみ。

 正直、サウスバンク・シンフォニアの人達が羨ましいし、私は一般公開されていない部分を見たかったです。

 

 

Posted on 2009/03/09 Mon. 02:16 [edit]

category: 音楽

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09

ヴィザが貼られたパスポートが自分の手に!! 

青空が広がっていましたが、空気は冷たくて、まだまだ春が遠いイギリスです。

 それでも、ところどころでダフディルがきれいに咲いています。 ダフディルといえば3月1日のウェールズのセント・デイヴィッド・デイには欠かせないお花。 カーディフ城の周りには3月1日にはきれいに咲いたダフディルがあったことを記憶しているので、今年は寒いのでしょう。


 昨日、無事弁護士の方からパスポートを受け取ってきました。 しっかり貼られたヴィザ。 今年2月27日から2011年2月27日まで有効。 嬉しくって嬉しくって、何度も眺めてしまいました。

 

 現在の法律だと、外国人は学生として10年、もしくは労働許可証で5年(昔は3年だったのですよ)過ごすと永住権を申請する権利があります。 もちろん私もそれ狙い。 

 私は現在在英11年目ですが、最初の1年とその次の間に日本で1年過ごしていたので、最初の1年はこの10年の規則には当てはまりません。 継続してが1999年9月6日から。 だから今年の9月6日以降永住権の申請ができることになります(実際はその4週間前から申請可能だそうですが)。 

 ただ、度重なる規則の変更により、2点私が今回永住権を申請できるのか怪しいところがありました。

 

 弁護士の方とこの話になったので、お聞きしたら、この2点、つい最近入国ヴィザを扱う弁護士に対してホームオフィスから通達あったそうで、私は2点ともラッキーなことにクリア!! 


 正直、こんな大変な思いをしてやっと手に入れた今回のヴィザ、1年も使わないで永住権に切り替えるのは勿体無い、と思ったのですが、現在法律がどんどん厳しくなってきているので、また大きな変更がある前に、申請可能になった時点で申請した方が良い、ということになりました。 

 数年前から、永住権申請時には英国のことに対する(英語も含む)試験が行われるようになりました。 日本から帰ってきたらこの勉強をして、9月には永住権の申請。 今回のヴィザ、一度失敗しているので、永住権申請時には、色々と書類が必要になったりもするのですが、うまく行ったら、今年中に永住権を手にできるかもしれません。


 永住権の取得の1年後、本来なら今度は国籍を申請できます。 日本は現在2重国籍を許可していませんから、イギリスの国籍を取得したら、日本の国籍は捨てることになります。 実は以前は私は日本を捨てるつもりでいました。 でも、一度捨てると、日本へ入国時いろいろと大変+もしかしたらこれからも日本での演奏を続けて行きたい私は、そのたびに労働許可のヴィザをとる必要がある、ということで、今のところ、日本国籍は残しておく予定。 

 弁護士の方、日本が2重国籍を認めていないこと、驚いていました。 当然のように私はイギリス国籍を取得する、と思われたようです。


 ともかく、9月に東京の英国ヴィザセンターで申請すらさせてもらえなくて、9月中旬、英国に帰る時、成田空港の全日空のカウンターでヴィザをチェック(イギリスからの往復航空券の為)された時も、ちょっとごちゃごちゃ言われ、という状態から、裁判を経てやっとヴィザ取得。 正直、達成感と、それと同じ位の疲労感。 

 

 お騒がせしました。

Posted on 2009/03/07 Sat. 04:02 [edit]

category: イギリス事情

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07

ヴィザ、全て終了 

ちょうど日本へ行くまであと5週間。

 

 昨日、バスに乗っていた時に一通の電話。 私のヴィザの弁護士の方から。 『パスポートが戻ってきたのよ!!』これを聞いて、いまいち事情が飲み込めませんでした。 

 裁判が終わって、まけた側が上告できる期間が過ぎて正式に私の勝ちが決まってから2週間半後にありえない速さでホームオフィス(入国管理局)からのパスポートを郵送しなさい、という手紙。 手紙が届いてすぐ、2週間前の水曜日にホームオフィスへ弁護士の方が私のパスポートを郵送。 多分2月19日にパスポートはホームオフィスに到着して、昨日、3月4日に既にヴィザが押されたパスポートが弁護士の方のところへ到着。


 下手したら裁判後半年近くこの全てが終わるのにかかることもあるそう。 もっとかかることも。 それが、裁判が1月14日で、2ヶ月弱で全てが済んでしまったのでした!!

 もちろん裁判に勝っているわけだから、絶対にヴィザをもらえるはずだけれど、それはこの国。 私、実際にヴィザを押してパスポートを返してもらえるまで、何も信じていませんでした。


 後5週間後に日本へ行く、ということもあって、演奏するバレエ教室の先生にホームオフィスを急がせる手紙まで書いていただいたところでした。 それをホームオフィスに送って全てを迅速に行ってもらう予定だったので。


 昨日の弁護士の方からの電話の後、バスの中だったのに、安堵からか涙が溢れてきたのでした。 これでも私、心配性だし、ヴィザは外国に生きる者にとって命のようなもの。 緊張の糸がふっと解けたのか、昨日はお夕食も食べずに8時過ぎにベッドに倒れこみ、今日起きたのは朝9時。 東京の英国ヴィザセンターでヴィザをもらえない、と分かってからちょうど6ヶ月。 やっとやっと問題解決です。 明日、弁護士の方のところへパスポートを取りに行ったら本当に終わり。


 今日、夕方夏に卒業した学校へ行く予定があって、ついでに私が師事していた先生も今日は教えていらしたので、お部屋へ行ったら、ちょうど生徒の入れ替わり時。 先生は色々と心配して下さっていたので、無事パスポートが帰ってきたことをお伝えしたら、『みゆき、君は裁判の上告を自分でやったこと、裁判所に法廷弁護士無しで行ったこと、もうこの学校の博士号を取るくらい、いやそれ以上に凄いことをやったのだよ。 これからは履歴書にでも書いたら?』と・・・・・ レッスンが終わったばかりの私の一連の騒ぎを知っている日本人の友達に、『みゆきの話、聞いたか?』と半分呆れ顔。

 先生に、『今日はビッグ・セレブレーションをするのか?』とまで聞かれました。 本当にそうしたい気分!!


 帰り、セントラルロンドンからバスで家に帰る途中、バス停で待っていて、止まったバスをふと見たら、なんと上の階に友達の姿が! 彼もすぐに気が着いてバスを降りてくれたのですが、お互いに、よく会うよね、と言い合ってしまいました。 元々はマンチェスター時代の友達で、私がロンドンにきてから、全然違う地域でばったりと会ったり、私が地下鉄に乗っていたら、彼がたまたまその車両の前でホームで電車を待っていたり。

 普段、友達とほとんど約束して会うことがない私にとって、ロンドンには知っている人も少ないし・・・・と思っているけれど、こうして偶然に会っても話しが弾んで、外で30分以上も立ち話ができる友達の存在は大切。

 

 やっぱりロンドンが好き。 正直、この一連のヴィザのことでは嫌になることもたくさん。 今日学校で偶然に会った古い友達からも、『普通の日本人の女の子だったら、今のみゆきみたいにこのことを笑い話みたいに話さないよ』なんていわれたりもしましたが、顔では笑い、バレエ鑑賞も止めずに、ピアノの本番も一つもキャンセルすることもありませんでしたが、本当は大泣きしたかったし、不安で不安で仕方がありませんでした。

 とにかく、一安心です。


 というわけで、心配なく日本への準備を進められます!!

 

Posted on 2009/03/05 Thu. 05:54 [edit]

category: イギリス事情

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05

また放置 

 嵐のように、強風と雨。 日本は雪のようですね。 桜の開花が一日でも遅れることを願っている私です。

 実家の隣の駅にある、航空公園の桜を見たいのですから!!

 10年振りの桜、もう私の中で異常なほど、その美しい姿を想像しているのですから。 もし違ったらどうしよう・・・・


 1週間近く放置のブログ。 書きたいことはあったけれど、4月の日本のことで追われています。

 学校を卒業して以来、日本語を話す回数も減ったら、だんだん日本語を書くのも億劫。 これも書かなくなった理由。 でもこれはいけない。 教えで日本語を使うのでまだ良いですが。


 先週の火曜日はパンケーキの日。 これが来ると、イースターはもう目の前。 今年のイースターは私の誕生日。 1998年、私のイギリス滞在1年目の時も私の誕生日がイースターでした。 でも、今年は日本でイースター&30歳の誕生日を迎えることになります。 おいしいケーキを食べられるのが(誰が買ってくるの??)だけが楽しみ。 去年の誕生日は高い割には不味いケーキを一人で食べましたから。

 パンケーキ(お隣のハイカラな国のクレープよりも厚め)は作ろう、と思いつつも時間が無くて、作らず。


 明後日はこちらのグレードの楽典(セオリー)の試験。 日本の音大入試の楽典並み、ものによってはそれ以上を小学生も受けるので、ちょっと大変。 今回は2人の生徒が受験。 一人は心配していませんが、もう一人は今日も臨時レッスン。 過去問、一昨年分から回答も販売されるようになりましたが、私は買っていないので、結局のところ自分で解きながら答えあわせ。 数独よりもおもしろいです。 明日は朝、お母様が私の家まで今まで丸付け+間違ったものの説明をしたものをとりにいらして下さって、多分木曜日の朝にもう一つ分の過去問が届けられて、私は丸付けをして、お昼までにはそれを返して、夜には試験。 大丈夫なのだろうか????


 4月の日本のバレエの発表会の準備も佳境を迎え(日本語怪しい)、今は楽譜をコピー、切って、貼る、という工作状態。 まだまだ終わりません。 録音しなくてはいけないものも残っているし。


 先週末からロイヤルバレエは『白鳥の湖』を開始したというのに、私は舞台を観ながら、『あの動きにはこういう音楽が良いのね』なんて考えている始末。 この頃、純粋にバレエを楽しめないでいます。 仕事の一環になってしまって、ちょっと寂しい。

 相変わらずいつもの立ち見だったのに、2列前に座っていた、とっても素敵な紳士、お友達が来られなくなったから、といって、隣の席に途中から座らせていただきました。 そんなに話さなかったのですが、元ボリショイのダンサー?? ロイヤルバレエの踊りはあまり好きではないらしく、『夏にマリンスキーが来るから、それを見に来なさい。 あれが本物のバレエだから』と言われました・・・・・ バレエのスタイルの好き嫌いは人によりけりですから。

 

 というわけで、バタバタしています。

Posted on 2009/03/03 Tue. 05:18 [edit]

category: 日常

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