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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

Gentlemen's Club 

週末の青空はどこへ行ってしまったのでしょう??

 グレーの空が戻ってきました。


 私の人生というか、身の回りで起きていることは、『のだめ』よりも、波乱万丈。 良いことも悪いことも。

今夜は素晴らしい経験をさせて頂きました。 先週のリサイタルに私を紹介してくださったマーティン、彼が私のヴィザの裁判時の書類を準備する弁護士を紹介して下さったのですが、私達を、ご自身のクラブにご招待くださいました。

 『クラブ』と聞いて??? 私の中でクラブとは、カーディフ時代に何度か友達と行ったことがある、いわゆるディスコ?? 今日になって調べてわかりました。 要は、Gentlmen's Club。 日本でいうと京都のお茶屋さんに近いものがあるのではないでしょうか?

 ジェーン・オースティンの大きなファンの私、彼女の書籍で、男性の為のサロンというかそういう社交場があることはもちろん知っていました。 日本のお茶屋と違うのは、舞妓、芸妓、給仕する人がいないこと?

 ジェーン・オースティンの世界ではサロンではカードゲームなんかを楽しんだ場所。


 トラファルガー広場からほど近いPall Mall、その角に建っている建物、去年の夏まではオペラハウスの帰りによく通っていて、何の建物なのかしら??と思っていました。 今日も、別に標識があるわけでもなくて、一度前を通り過ぎてしまったほど。 このPall MallにはこうしたGentlemen's Clubがいくつかあるようです。

 正直、今でもこういう場所が残っていることに驚きました。


http://www.athenaeumclub.co.ukここが今日行った場所。 The Clubhouseをクリックすると、中の写真がいくつかあります。

 

 外から見ると、4階建ての建物。 でも実際は天井が高くて2階建て。

 真正面に大きな階段。 日本で言う2階にライブラリーがあり、もちろんそこにはたくさんの本(本当に映画の世界のようなライブラリー!!)、でも食前の飲み物をいただけます。

 少し経ったら下に下りて、お食事。 とにかく素敵なのです。 

 いらしている方も、男性だけの10人位のグループとか、とにかくきちんとした年配の方。 私だけが極端に若い感じ。


 私はごく普通のサラリーマン家庭に育ちましたが、それでも、母の誕生日に、オークラとか、帝国ホテルなんかに連れて行ってもらったりしました。 その時にはきちんとした服装で、きれいなお靴で出かけて、きちんと食事をする、ということを小さい時から身に付けたこと、こういうときにとっても役立つというか、両親に感謝することです。

 もちろん、ファミリーレストランにも行くし、いつもこういうところへ行くわけではありませんよ。 でも、フォークとナイフをどう使う、とかいうマナーではないマナーを知らず知らずのうちに学んでいたのだな、と今になってわかります。


 メニューにはスターターとメインが10種類くらいづつ?? おいしそうな食べ物が並んでいました。 私はスカロップ(貝の一種、日本だと焼いて食べるのがおいしいはず)のマリネのせをスターターに、ダックをメインに。 とってもおいしい! ただ、一緒にワインも頂いていたのですが、久々のアルコール+まだ疲れが抜けていない私は、たった2センチも飲んでいないのに、メインが終わる頃には気を失いそうになって、どうにか持ちこたえたものの、目の前はぼやけて、周りの方の声もぼやけてきて、段々壊れたテレビのようになってきました・・・・・ 本当に情けない。


だから、丁度そんな状態の時にプディング(デザート?)を聞かれたのに、おいしそうなのもあったのに、頂けず。 周りが気が付かなかったことだけが幸い。 ヨーロッパにいてお酒に弱いほど悲しいことはありません。 最低お食事の時のワインくらい、酔わずに飲めるようになりたいものです。

 

 でも、そのうちちゃんと戻りましたが。 食後のコーヒーは再びライブラリーに戻って。 これは現代風でコーヒー・マシーンがあってセルフサーヴィスでしたが。


 とにかく会話を楽しむのがマナー。 普段ミュージシャンしか周りにいない私にとって、他の分野の人の話はとっても面白い。 私を担当してくださった弁護士の方と、ちょっと私がこれからやろうか、と思っていることについても話せたのも嬉しい。 

 彼女、私が自分で作った裁判の上告書類がきちんとできていたことにとっても驚いていました(だからこそ裁判をしてもらえたのですが)。 そして、今回私は最終的な結果が出て3週間弱でパスポートをホームオフィスに送るように、との連絡が来ましたが、今は平均3ヶ月から半年かかってやっとこの連絡が来るようです。 私の場合は非常にラッキーだったそう。


 全く知らなかった経験をさせて頂いたことに感謝。  でも、先日のコッツウォルドでも今夜も、『早くナイスでWealthy(要するにリッチ)なイギリス人を見つけて結婚しなさい』と言われ、今更ながら周りはそういう風に私を見ている年なのね、と実感・・・・・ 

Posted on 2009/02/25 Wed. 06:46 [edit]

category: イギリス事情

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25

これからの活動の仕方 

 さすがに疲れが酷い一日。 気が抜けたというか何というか・・・・・ 

 午前中、目は覚めていても、身体を起こすことができませんでした。 やっぱりピアノを弾くのは重労働。


 いくつか今弾きたいな、と思った曲をだらだらと初見。 とっても新鮮な時間。 前にちょっと譜読みして放ったらかしてあるものがいくつもあります。 

 久しぶりでチャイコフスキーも新曲をやりたいし、前に途中まで譜読み/暗譜したワーグナー=リストの『イゾルデの愛の死』も今弾きたい気分だし。 モーツアルトのソナタは初期と後期と迷って、きっと後期。 

 ショパンは、マズルカもノクターンも弾きたいものがいくつも。 バラードやポロネーズもやりたいし。

 夏に先生から言われたアルベニスも形にしたいし、ラフマニノフも弾きたいし。 

 

 まあ、欲張りですね。 できたら4月の日本でいくつか新しいものを弾きたいから、その様子も見ながら練習を進めていきます。


 先週のロンドン、コッツウォルドでのリサイタルに私を紹介してくださった方は、私が弾いたランチタイムリサイタルを聴いて、私のピアノに興味を持って、色々とやってくださいました。

 彼は楽器は演奏できないものの、私よりもずっとたくさんのコンサートを聴きにいっていらっしゃいます。

 今まで、私の活動の9割近くが教会でのランチタイムリサイタル。 それを、この方に、もうそろそろ、夜のコンサートを主な活動に移してよい時期では?といわれたので、今後はそのための準備。 来週、再来週と事務作業が続くことになりそうです。


 これからどういう活動をしていくか、本当に考えさせられます。 いっそうのこと、日本をもうやめようか、とも思っているところ。 頼まれた分は今まで通り行っていきたいですが。 やっぱり日本は難しい。 クラシック音楽の基盤がありませんからね。 


 例えば土曜日のリサイタル、私なんて全然知られていないのに、小さな町で50人の聴衆が集まる。 日本ではそうはいきません。 私の場合、日本で有料のリサイタルの時にはほとんど案内を出さない、ということもありますが、昨年9月には30人がぎりぎり。 

 色々と検索して、地方で演奏者募集をしているところに問い合わせることもありますが、結局のところ、その土地になじみのある人でないと駄目。 理由は、募集をしてはいるけれど、聴衆は演奏者が集めなくてはいけないから。 

 演奏者にかかる負担が大きすぎ。


 私の東京でのリサイタルの場合、古くからのお友達、もしくはネットで知り合った方々、楽しみにしてくださる方も多いから、そういう方が私の聴衆のほとんど。 ただその場合、私を全く知らずに、ただ音楽が好きで来て下さった方々は居心地の悪い思いもされるよう。 これも理解できます。 だからとってもとっても難しいのです。


 最初に日本で弾いたのが2005年。 それから何度か弾いていますが、それまでクラシックに興味がなくても、最初は友達だから、と言って来てくれて、でも私のトークつきの小品のコンサートを聴いてクラシックの聴き方がわかった、といってもらえるのはとっても嬉しいこと。

 きっと、これが私が今やるべきことなのかな、とも思います。

 

 正直、日本で全くと言ってよいほど音楽の後ろ盾がない私には日本でやっていくのは大変すぎ。 イギリスでも、別に先生から演奏会を頂くことはほとんどなくて、9割以上は自分で掴み取ったもの。 でも、クラシック音楽の根本的な考え方の違いからも、こっちの方がやりやすいな、と思います。

 

 来年はバラキレフの没後100周年、そしてショパン、シューマンの生後200周年。 やっぱり一度は日本でバラキレフのソナタを弾きたいと思うし、ちょっと考え中。


 昨夜は母とこのことについて電話で話し合い。 どうなることやら。

Posted on 2009/02/23 Mon. 06:13 [edit]

category: 音楽

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23

モートン・イン・マーシュ 


リサイタル翌日は正直、身体が悲鳴をあげています。

 昨晩のお夕食が遅かったので、それほどおなかも空いていなくて、軽い朝食を頂いた後、私はモートン・イン・マーシュから12時の列車に乗るつもりで、その前にモートンの町を歩きたかったから、11時頃着くように車で送っていただきました。

WITH HOPE!!-090222 moreton

 マーティンには日曜日だし、お店も閉まっているところがほとんどだし、小さい町だから、15分も見れば終わるよ、といわれたものの、私は1時間でも足りない!!

 結局、12時の次の列車、14時の列車でロンドンに戻りました。

WITH HOPE!!-090222 moreton main street


 これがメイン通り。 コッツォルドといえば、蜂蜜色のコッツォルド・ストーンの家。 村によって、その色合いが少しずつ異なります。

 

WITH HOPE!!-090222 Moreton house


 ロンドンとかカーディフでたくさん見かけたし、自分でも実際に住んだことがある100年以上たったヴィクトリアハウスと違って、この辺の家は家の高さが低くて、入り口のドアなんて、私の身長よりも低いのです。

 

 でも、こういう木?が這っている壁って素敵。 これに葉がついて、お花が咲くのかしら? きれいでしょうね。

 

WITH HOPE!!-090222 Moreton Alley

ちょっとした小道も素敵。 
見にくいですが、パイプも薄緑色に塗ってあって、邪魔な感じがしませんでした。


WITH HOPE!!-090222 Moreton view

 方向感覚だけは優れている私、観光案内所も日曜日で閉まっているから地図もないのに、何となく住宅地に入り、自然が広がっていそうな方向に歩いていたら、見つけました。

 ウォーキング・ブーツでないので、これより先へ行くことは断念。

 ちなみに、コッツォルドの村と村の間は起伏のある、素晴らしい景色が広がっています。 昨日、リハーサルの後、ストウからチッピング・カムデンに向かう途中、夕暮れ時でとってもきれい。 一瞬、リサイタルのことを忘れました。

WITH HOPE!!-090222 Moreton Laundrett


 ティールームがたくさんあるのも小さい村の特徴。 私もその1軒で、アフタヌーンティー。 とはいいつつも、ロンドンのホテルのものとは違います。 もっともっと家庭的で、素朴。 1000円ほどで、チキンサンドウィッチと、サラダと、ケーキとスコーンと紅茶。 イギリスの外食の高さからすると、とっても良心的。


 駅に向かって歩いていると、こんなかわいらしい、ラウンドレット(コインラウンドリー)を発見!! 側面にある、白黒の絵が可愛らしい!!

WITH HOPE!!-090222 Moreton Post office


 ポストオフィスもここにふさわしい外面。 


 14時8分発、ロンドン・パディントン行きの列車は途中のオックスフォードから満席。 ロンドンで信号機の故障で、10分以上待たされました。 16時20分にやっとロンドン着。


 つかの間の休日。 いつ以来かしら??? 自宅に帰ってきて、紅茶を入れたらすぐにしたこと。 楽譜あさり!

 明日から譜読みをする曲を考えていました。 6月のリサイタルの曲目もそろそろ決めないといけないし、今は弾きたい曲がたくさんあります。 でも、とりあえず、ほっとしました。

Posted on 2009/02/22 Sun. 05:21 [edit]

category: イギリス 遠出

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22

コッツォルド終了 

珍しく素晴らしい青空が広がりました。 

 ハムステッド・ヒース(大きな公園)にお散歩に行きたくなります!!

でも、今日は日本でも人気のコッツウォルドへ。


 4年前、カーディフからロンドンまで毎週ピアノのレッスンに通っていた時に使っていたロンドン・パディントン駅より久々に列車に乗りました。


 オックスフォード辺りまでは混んでいたけれど、それ以降はガラガラ。 コッツウォルドはいくつもの村の集合体。 私はモートン・イン・マーシュ(Moreton-in-Marsh)の駅までロンドンから1時間40分、そこに今回私を演奏場所の教会に紹介してくださったマーティンが車で迎えにいらしてくださっていました。


 コッツォルドには2003年夏、私の学部の卒業式に家族が日本から来た際、カーディフからロンドン(空港)に向かいがてら、レンタルした車で2日間ドライブしています。 モートン・イン・マーシュは通り過ぎた町。

 ここから車で10分ほどのストウ・オン・ザ・ウォルド(Stow-on-the-Wold)が演奏場所。 6年前にここに来た時、まさか演奏しに来ることができるなんて、思ってもいませんでした。

 ストウは、ロンドンからの日本人観光客のバスツアーのルートにも入っているようです。

WITH HOPE!!-090221 stow outside

まるでイタリアのような青空。
3時半頃教会に着いて、すぐリハーサル。 本当なら、街をお散歩するのに丁度良いお天気でした。


WITH HOPE!!-090221 stow inside

教会は火曜日のロンドンとは違った宗派。
よく演奏している教会のタイプでした。



WITH HOPE!!-090221 stow inside 2

ベヒシュタインの古いグランドピアノはちょっと弾きにくい。 でも、きれいな音色。


 5時過ぎにリハーサルを終えて、マーティンの家がある(マーティンは普段はロンドンに住んで、週末はコッツウォルド。 お金がある方はこういう生活をしている方が結構いるようです。)
 ストウから車で15分ちょっとのチッピング・カムデン。 ここも訪れた場所。 

 

 リサイタルは7時半開始。 50人ほどいらしたようです。 田舎ですが、コッツウォルドは家も高いし、ロンドンなどで仕事をしていた人が、年をとってからここに移り住むことも多いようです。 客層が、なんというか、ポーシュ。 きちんとした方が多かったです。

 

 火曜日と同じプログラム。 こういうことは私は珍しいので、ちょっとおもしろい。 いつも通りトークを挟みながらの進行。 ロンドンとは反応も違っておもしろかったです。


 今回はアンコール2曲。 ショパンの華麗なる大円舞曲と、シャブリエのスケルツォ・ワルツ。 シャブリエは私のアンコールピースとして定番になってきました。 もうそろそろ、エシュパイのトッカータをアンコールピースに戻す予定。


 終演後、何人かのかたが声をかけてくださったのですが、その一人が普段はロンドンに住んでいるショパン・ソサイエティーの方。 私の演奏を気に入ってくださって、名刺を欲しい、と言って下さって嬉しい。何かに繋がったら嬉しいけれど。

 あと嬉しいコメントは、私の腕の動きがしなやかで、エレガントで、あたかもバレリーナの腕を見ているようだったわ! といわれたこと!! もちろん私がバレエをやっていたことなんてご存じなくてのコメントなので、嬉しい!! 


 小さな村で夜に開いているレストランは1軒だけ。 インディアンレストランで主催者ご夫妻とマーティンご夫妻とお夕食。 『また来てくれる?』の質問に、もちろん答えはYes。 呼ばれれば行きます。


 どこかから、誰かのキャンセルとかでコンサートが入らない限り、20代最後のリサイタル。 3月は4月の日本の準備の為にイギリスでのコンサートの予定は入れないであるので。

 やっぱり、舞台が好きです。

 

Posted on 2009/02/21 Sat. 04:44 [edit]

category: 音楽

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21

思わぬ嬉しい再会 

 比較的暖かい日が続いているので助かっています。


 私は比較的知っている人に思わぬところで会うことが結構あるのですが、また一つ、嬉しい再会。

 オペラハウスに7時半開演なのに、遅くなってしまい、7時20分頃到着。 オペラハウスの入り口で突然、『みゆき!!』といわれて振り返ったら、なんとなんと、私が11年前にお世話になったホストマザー!! 驚き。

彼女は2年前の夏、私がSevenoaksフェスティヴァルで演奏した際にたまたま広告で私の名前を見つけてコンサートにいらして下さったこともありました。 

 ホストマザーと一緒に、次男がいて、再会。 彼とは4年前に私がホストファミリーの家に遊びに行った時に会っています。 私の滞在当時はまだ中学生で、繊細さ溢れる男の子だったのに、今は長髪で私よりももちろんずっと背も高くて、これはどこかですれ違っても気が着かないかもしれません。 

 すぐに、次女がお友達と来て、(この家族は2男2女)彼女とは10年振り。 お互いに驚き驚きの再会でした。


 彼らは地下の劇場でオペラを観にいらしていたので、休憩時間も終演時間も違うから、本当に5分もしゃべることができませんでしたが、ホストファミリーの家はロンドンから列車で1時間ほどだし、私が5月、日本から帰ってきてから一度遊びに行くことに。 おばあちゃまにもお会いしたいし。


ホストファミリーとは色々とあったけれど、でもあんな素敵な経験は誰でもできることではありません。 とにかく恵まれていた、と今は思います。 だって、お隣の家が見えないくらいの家。 素敵な煉瓦の家で、芝生のテニスコートがあって、ホストマザーご自慢のお庭があって、池があって。 あの家で、あのホストマザーと色々と揉めたからこそ、英語も上達したし、自分の意見を言う、ということを学んだし。


 明日はコッツウォルズ!! 久々に4年前は週1回使っていたパディントン駅からの出発。 

 車窓を楽しむのが好きだから、天候が良いことを祈っています。

Posted on 2009/02/20 Fri. 06:33 [edit]

category: 日常

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20

ヴィザの続き 

 さすがに二日続けてのリサイタルの翌日は疲れ果てています。 なんというか、魂の抜け殻?? これで、もし今日も本番があるのであれば、しゃきっとしているはずなのですけれどね。 土曜日にももう一つあるのに、こんなんでよいのか? まあ、明日からはまたはっきりとするのでしょう。 

 でも、こんなに魂が抜けているのは久しぶり。


  もう、まだ?5週間前の裁判、結果が届けられて、負けた側のホームオフィス(移民局?)がその結果に対して上告しなかった、ということがわかってちょうどまだ2週間半くらい。 

 もうこの問題は終わったのでしょ?と思われるかもしれませんが、まだ実は終わっていません。

 昨年11月頭、私のパスポートは一度私の手元に返されているのです。 いくら裁判に勝っても、パスポートにヴィザをもらえるまでは、私はこの国から出ることはできても、この国に帰ってくることはできません。 


 私は、ホームオフィスから『パスポートを郵送してください』という手紙を、今か今かと待っていたのです。 送ってすぐにパスポートを返してくれる国ではないことくらい、よーく分かっていますから。

 先週、私の日本行きが1週間早まったし、私も段々不安になり、弁護士の方にメールしたりもしたのですが、裁判の結果がきちんと出てから数週間、場合によっては数ヶ月パスポートを郵送してください、という手紙をもらうまでにかかる、といわれました。

 早くに手紙を貰う為に、日本のバレエ教室から私が出演することの手紙を書いて頂いたのでした。


 それがそれが、このバレエ教室の手紙が私の元に届く前に、なんと昨日ホームオフィスからの手紙が!!

 リサイタル前だったのに、歓喜してしまいました。


 リサイタルの時にお会いした弁護士の方もびっくりしていらっしゃいました。 弁護士の方が手続きしてくださることになっていたので、昨日パスポートと写真を彼女に渡して、今日早速ホームオフィスに郵送してくださったもよう。


 日本へ行くまでもう2ヶ月ありません。 なるべく早くパスポートが無事ヴィザとともに帰ってくることを待っています。

 本当は3月に受けたいコンクールもあったけれど、こんな状態なので諦め。 4月は絶対に日本にいかなくてはいけません。


 でも、私のパスポート、今年の8月に期限切れ。 今回のヴィザは2年分。 ということは、今年の8月以降は私はパスポートを2冊持ち歩くことになります・・・・・ 8月以降、新しいパスポートにヴィザを移してもらうことも可能だけれど、またかなり高額をとられるそうなので、2冊持ち歩くことにします・・・・・


Posted on 2009/02/18 Wed. 05:12 [edit]

category: イギリス事情

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18

ロンドン・リサイタル終了 

 リサイタル二日目。

 ちょっと小雨がぱらついたりもしたのですが、比較的温かくて助かりました。


 昨日の教会から徒歩5分もかからない場所にある、小さめの教会での演奏。

すぐ近くにセント・ポール大聖堂。

WITH HOPE!!-090217 St Vedast


 3時半からリハーサルができる、といわれていたので3時半に着いたら、主催者(?)のマーティンが電話中。 

 ピアノの椅子がありませんでした・・・・・・

 昨日弾いた教会のピアノの椅子を借りられることになり、マーティンが取りに行ってくれました。

 

WITH HOPE!!-090217 inside

 

 教会、といっても、この形式の場所は初めて。

 良いピアノではないけれど、でも、響きは素晴らしかったです。

 5時までしっかり弾きこんで、何故かリハーサル後、6時に調律師が来る、といわれていたので、この間の1時間、この教会からとっても近いマーティンのフラットにお邪魔してきました。

 奥様が日本人で、そのお友達もいらしたりしていたので、しばし休憩。

 6時過ぎに教会に戻ったら既に調律が始まっていました。 後ろの方で、どんな風に音が響くのかを聴くことができて、参考になります。 もちろん、弾く人が違えば響きも変わってきますが。


 7時半開演だったので、調律後、15分ほどウォーム・アップ。

そこで気が着いたこと。 鍵盤が非常に暗くてとっても弾きにくい。

7時15分前になって、あたふたする私達。

 なぜか、スタンディング・ライトがいくつか放置されてあり、延長コードを探してきて、どうにか解決。

 リハーサルの間はまだ外が明るかったので、暗さが気にならなかったようです。

良い教訓。

 

WITH HOPE!!-090217 inside-2
(ピアノ側からみるとこんな感じ)

 コンサートはトークを挟みつつ進めました。

 後半、おなかが空いて・・・・・ ちょっとミスした部分もありましたが、久々に本番に出したショパンの幻想ポロネーズでは今までに無かったものが浮かんだり、ドビュッシーの喜びの島も、前日に弾いているのに違った情景が現れたり、とってもおもしろかったです。

 そして、急遽、1週間前になって少しプログラム変更をして、モーツアルトのピアノソナタを弾いたのですが、教会で奏でるモーツアルトは特別。 昔はモーツアルトよりもベートーヴェンの方が好きだったけれど、今は完全にモーツアルト派!!

 来て下さったのは日本人とそれ以外が半々。 ヴィザでお世話になった弁護士の方がお嬢様とお母様といらしてくださったり、一昨年の11月、ロンドンの南で日本の婦人会のホームコンサートで演奏したことがあったのですが、その時に私の演奏を気に入ってくださった方がジャパン・ソサイエティーに所属していて、お知らせを見てすぐに私だと気付いていらしてくださったり。

 

 喜んでもらえたことが一番。 お話しした方々が、『心に響く演奏だった』とおっしゃってくださったのが一番嬉しいこと。

まあ、まずい部分もあったから、もう一度同じプログラムで土曜日にコッツォルズで弾くので、あと3日間、気をつけて練習しようと想います。

Posted on 2009/02/17 Tue. 06:42 [edit]

category: 音楽

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17

コンサート一つ終わり 

 お天気。 久々のコンサートは無事終わりました。

 

 本番前に1時間のリハーサル。 久々のグランドピアノは最初はとっても変な感じ。 やっぱり、よい楽器が必要。 まあ私の場合、よい楽器よりも何も、音が全部でるピアノが必要、といったほうが良いかもしれませんが。


 やっぱり耳がおかしいと困りますね。 自分の弾いているものがいつもよりもぼやけていました。 


 本番はこんな状態なので、私のベストではなかったかもしれないけれど、それでも、やりたいことはやったし、お客様が笑顔だったからよかったかな、と思います。

 今回、知っている方もいらしてくださったりして、『あなたは表現が豊かね』と言って頂けたのが一番嬉しいこと。

 そして何よりも、ショパンのノクターンとチャイコフスキーのロマンスで絶妙な教会と音の合わさり方。 こればっかりは天使のいたずら?? 一瞬だけの幸せすぎるほど幸せな時間でした。 この瞬間を求めて何時間も練習を重ねるのですね。 


 一つだけ多分、ほとんどの人が気が着かなかったであろう、馬鹿なミス。 同じミスをサマーコースでやってDr.Sに呆れられたのに・・・・・ 私がこれに気が着いたのは、弾き終わった後でしたが・・・・・・


ともかく、やっぱり演奏は好き。 自由になれる時間ですから。 


 とにかく今日はゆっくり休んで明日へ向けて体力勝負です。 

 

Posted on 2009/02/16 Mon. 05:59 [edit]

category: 音楽

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16

本番前日なのに・・・・・ 

 昨日、今日、少し寒さが和らぎました。 教えに行く以外はなるべく家で大人しくしているのに、何故か咳込むようになってしまい・・・・・ とにかく、明日、明後日無事演奏できることを祈るのみ。 2年ほど前だったか、かなりの高熱で本番をしたことがあるので、なんとなく私の中でどんな健康状態でも弾ける、という変な自信のようなものがあって・・・


 +家のピアノが今日は今までで一番悪い状態。 ドビュッシーの喜びの島も、グリーグのトロルハウゲンの結婚式も、ほとんど音が出ていない状態。 今まで音に頼っていた私にとって、音が聴こえていなくても暗譜が落ちない、ということはきちんと手でも覚えている、ということかな、とちょっと嬉しい。 とはいいつつも、本番が終わったら少し時間ができるから、本格的にピアノ探しをしなくてはいけません。

 

 それにしても、どうして調律師の方がいらした時だけ良い状態だったのかしら?? 外面が良い、どこかの誰かさんみたい。


 というわけで、明日は夜には教えもあるし、今夜はお鍋いっぱいの野菜煮込み。 これで、火曜日まで料理をしなくてすみそう。 キャベツにマッシュルームにベーコン、その他。 いつもはウィンナーソーセージを入れるけれど、久々に買ってきたベーコンがおいしい。 こちらのベーコンって昔母が来て一人でマーケットのお肉屋さんで薄切りのお肉だと思って買ってきたほど、薄切りお肉に似ています。 ちなみに、薄切りのお肉は売っていません。

 

 とにかく、無事にコンサートを終えることができることを祈るのみです。

Posted on 2009/02/15 Sun. 05:02 [edit]

category: 日常

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15

日本行き準備開始 

 昨日は大人しくしていたのに、一向に良くならない風邪。 だからといって悪いわけでもなく、鼻水と喉の痛み。

悪くなるのであれば、悪くなった方が良い気が。こうしてだらだら続くのが一番いや。

 鼻づまりだと何が困るかって、耳。 耳がぼやけて聴こえて来ると、ピアノの音がきちんと聴こえなくなる。


 本当なら今夜は学校のオーケストラを聴きに行こうと思っていたのですが、断念。 来週のことがなければ行くのですが、来週の予定を考えると、あまり出歩くのもどうかと思って。


 本当は今年は4月17日に日本に着く予定でいたのですが、今週頭に連絡がきて、4月12日に日本にいる必要がでてきました。 ちょうどイースターの前にフライト。 ということは、その時期はフライトの料金も高い、ということで、今週は慌ててチケットを検索。 日本と連絡を取りつつ、安いフライトがみつかり、明日の午後までに発券しなくてはいけないけれど、予定をかなり早めて、一応、4月10日に日本着。 

 いつも、日本へ行くチケットなんて1ヶ月前になって探すのに、2ヶ月前に予約するなんて、初めてかも。

 

 今回、ピアノのお仕事以外での日本へ行くお楽しみは桜。 東京ではぎりぎりかな?? 開花が遅れることを祈るのみ。 10年振りに観る桜。 やはり、日本の春、桜の情景はとっても美しいものだと思うのです。 

 一つ心配なのは花粉症。 日本にいた時は小学生の頃から酷かったのに、イギリスに来た途端にぴたりとなくなりました。 4月末にイタリアへ行った時は見事に花粉症復活。 


 本当は今年は3月末から桜がきれいな時期に日本へ行く予定でいました。 それが、ずっとここでは伏せていましたが、10月ごろ連絡が来て、4月末に私が高校三年生までお世話になったバレエ教室の発表会でピアノを弾くことになって、それにあわせて日本へ行くことに。 そうしたらラッキーなことに、4月半ばに中学、高校の時の大親友の結婚パーティーがある、との連絡。 それにあわせて、先日広島県福山市での演奏の機会も今回はあるので、とっても楽しみな日本です。


 とはいいつつも、このバレエ教室での演奏、とってもやりがいがあるけれど、非常に大変。 10月末から1週間に1度は学校の図書館へ行って毎回1時間くらいずつ楽譜を探すことに。 それから必要な小節数を探して、編曲、変調、そして録音。 その間何度も日本と連絡をとって、実はまだまだこの作業は続いています。 楽譜編集ソフトを持っていない私は、手書きで楽譜を書き直しているので、これも時間がかかる。

 というわけで、学校を卒業しても、なんだか忙しい日が続いています。

 

Posted on 2009/02/13 Fri. 06:33 [edit]

category: 日常

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13

また雪 

冷えると思っていたら夕方4時頃から雪。 1時間ちょっとで止んだものの、再び夜になったらうっすらと積もる雪。 生徒たちは今週の月曜日から水曜日にかけて雪が降る、といっていたので、それが外れて喜んでいたのに。 おまけに昨夜から風邪。 来週のことを考えると、絶対に今は風邪をひいている場合ではないのに。 特に体力が落ちると非常に困る。 

 

 というわけで、午前中は諦めてゆっくり休むことに。 今無理をして長引くよりも、休む方が大切。 その代わり、午後から起き出してピアノと教え。 

 

 来週演奏する会場は3箇所とも教会。 響きは良いけれど、冬の教会ほど演奏するのが嫌な場所はありません。 特にこの寒さだと・・・・・ 暖房があまり効かない所がほとんど。 だから私も温かい格好をしてくるように、と主催者の方から言われています。 床は石。 ということは、一番怖いのがリハーサルで楽器を温めたのが、本番までの30分から1時間で鍵盤が氷のように冷たくなってしまうこと。 以前に経験しているからこれは対策を練らなくてはいけない。

 ということで、このところ実践しているのが、冷たい鍵盤をウォームアップなしで、本番同様真剣にとにかく指回りの早い曲を弾くこと。 これ、拷問。 どんなに手を温めておいても、鍵盤に触れて5分も経たずに、指は冷たくなってきます。 それでも、とにかく弾く。 最初はとんでもなくめちゃくちゃになっていたけれど、このところ慣れてきました。 

 当日はリハーサルが終わったらブランケットを鍵盤にかけておく予定。 日本のホールだったら絶対にしなくても良いような心配ごとです。


 考えてみれば、何度も本番は経験しているものの、こうしてロンドンで誰かが主催してくれている夜のリサイタルは多分初めてのはず。 ジャパン・ソサイエティーなど、全く興味ない私がこうしてお世話になるとは妙な縁。 


 寒い教会だと困るのがドレス。 2年前だったかに母に縫ってもらった紫色の古い半纏で作ったドレスは寒くて着られません。 久々にカーディフでJapan2001のイヴェントで演奏するときに作ってもらった凝った形の、でも演奏し易く縫って貰った古い着物をはぎ合わせたスカートを履く予定。 大好きなスカート、でもあまりにもインパクトがありすぎて同じ会場で2回は着られないスカート。 

 

 とにかく、来週、雪にならないことを祈るのみです。

 

Posted on 2009/02/12 Thu. 06:48 [edit]

category: 日常

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12

友人との再会 

 この国に住んで10年以上。 大学卒業の頃から、多くの友人が自国に帰っていきました。 私はどういうわけかいつも見送る立場。 カーディフに5年いてロンドンに移る時も、友達は既に帰国した後。 一人カーディフから去ったのでした。

 これらの友達と再会できることはとっても稀。 数人はその後イギリスに来て会っていますが、なかなか難しいです。 


 そんな中、昨年10月末に日本に帰国したM子ちゃんが先週からロンドンに滞在中。 彼女とは学校も違ったし、しょっちゅうあっていたわけではないけれど、親しかったし、彼女の引越し日に最後見かねて引越しの手伝い。 そんなこともあって、お昼をご馳走になってきました。 私とは全く違う生活を送っていた彼女、さすがにおいしいお店をよく知っていて、今日は韓国レストラン。 おいしかったです。

 とはいうものの、味わうよりもなによりも、おしゃべりに夢中な私達。


 私から見れば、非常に恵まれている彼女。 こちらでは素敵なフラットに住んで、3年間の滞在だったにも関わらず、新品のグランドピアノを買ってもらって。 ご実家にはちゃんとピアノの部屋があって、グランドピアノが2台。 リヴィングルームにアップライトピアノ、の私からみると、とってもとっても羨ましい環境。 それでも、彼女には彼女なりの悩みがある。 たった3年の滞在でも、日本(特に東京ではないので)に帰ることは難しいのだな、と思い知らされます。

 

 3ヶ月ぶりに日本からロンドンに来ると、色々なことに気付くらしい。 何よりも、イギリス人男性でさえ良く見えるらしい。 そして、いかに日本の女性がきれいな格好をしているか。 私も、もう在英期間が長いから、日本に行くたびに思うことですね。


 あっという間の2時間。 音楽のことも久々にたくさん話したし。 というより、学校を卒業して以来、友達との会話が本当に少ない私にはこういう時間はとっても大切です。


 

Posted on 2009/02/11 Wed. 06:26 [edit]

category: 日常

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11

リサイタル1週間前 

 相変わらず冷え込んでいます。 去年、一昨年の今頃のブログを読み返していたら、2月にダフォディル(黄水仙?)が咲いていたようだけれど、今年はまだまだ無理そうです。


 来週のリサイタルに向けて、練習にも力が入ります。 私が滅多にプログラムに入れることが無いドビュッシー、今回はオーガナイザーの方からの希望(というよりも、入れなくてはいけない状態に・・・・)でプレリュードが2曲と喜びの島。 『喜びの島』は、ドラマ版の『のだめ』でのだめがコンクールで弾いた曲。 ドビュッシーの中では私もプログラムに入れることがこのところ多い曲。 


 ドビュッシーは聴くのは好きなのだけれど、私のドビュッシーはロシア系の弾き方だから、色々とカーディフ時代にピアノ科主任から酷評され続け、弾くのが嫌いになってしまった作曲家。 

 久々に、学部時代に学んだ『アナカプリの丘』と『沈める寺』を引っ張りだしてきて、『アナカプリ』はコンクールとかの為にも何度か解凍しなおしているので、入りやすい。


 今回、驚くことに本番1週間前なのに、もう2つともプログラムの順番が頭に入っている。 結構、直前にならないと覚えられないのに。

 1曲ずつ練習している時と、続けてプログラムの順番で弾く時では、一つ一つの曲の表情が違ってくるのが面白い。 

 特に月曜日のランチタイムリサイタルの教会は昨年7月に演奏させていただいた時、柔らかい音のピアノと、教会の響きがとっても心地よくて、お気に入りになった教会。 だから、今回のプログラムはもちろんそのことを考えて組んだもの。

 練習はあくまでも練習。 当日、短いリハーサルの時間に全ての響きの調整。 そして、実際のところ、本番にならないと、どんな音楽が奏でられるのか、正直私にも分かりません。 気まぐれとか、適当に弾いているわけでは全くありませんが、私にとって音楽はその場で生まれるものだから。


 心配なのは来週の体力。 というわけで、今週は結構自分に鞭を打ちながらの練習です。

Posted on 2009/02/10 Tue. 05:48 [edit]

category: 音楽

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10

演奏すること、とは 

 あと5日中には5月のケンブリッジのプログラムを提出するはずなのに、全然決まらない状態。

 弾きたい曲が無いのではなくて、弾きたい曲がありすぎるというかなんというか。 3ヶ月後、というといつもなら新しい曲も入れられるけれど、今回は4月に日本であわせると3時間半ほどのプログラムを用意しないといけないし、どれ位練習の時間がとれるか・・・・ 小品だったら仕上げられよね。 

 結局のところ、特にランチタイムリサイタルの場合は重い曲のははばかられるし、自分の趣味だけでは決められないので難しいのです。


 1週間後に迫ったリサイタルの練習+トークを考えつつも、久々に事務作業が続いています。

  

 来週のリサイタルのうち、Japan-UK 150に認定されている2つのリサイタルは7月に弾いたランチタイムコンサートにいらしていた方が私の演奏を聴いて気に入って、ジャパン・ソサイエティーと日英法律協会の主催でオーガナイズして下さったもの。 こういうことは本当に稀。 でも、どんなことが待ち受けているか分からないから、どんな小さなコンサートでも全力で演奏する必要があるのです。 ジャパンソサイエティーにも興味が無くて加入してもいない私が弾いてよいのか??とも思いますが。


 幸いなことにチチェスターの大聖堂からは1度演奏した後、2度のオファー。 でも、人気があるこの大聖堂、演奏させてもらえるのは1年半に1回ほど。

 

 その他も1度演奏した後に再びオファーを頂ける事もあるけれど、段々その演奏場所もレヴェルアップしていきたい。 ということは、家で練習していてもそれが来るわけでもなく、自分から売り込まないといけない。 昨年は学校が忙しくてこのことがおざなりになってしまったけれど、年に20-50箇所の就職試験を受けているようなもの。 就職の場合は、1度職場が見つかったら、自分をレヴェルアップさせたい時が来るまでそこで働けばよいけれど、この世界はそうはいかないのですね。

 

 考えてみれば、ピアノの勉強を始めたのが遅い私が、初めて自分だけで1時間のランチタイムコンサートをしたのが、2005年3月。 忘れもしない、カーディフから乗り合いバスに揺られて前日の雪で美しさが増していたブレコン・ビーコン国立公園の中を抜けたブレコン大聖堂でのこと。 その翌月、私の誕生日にロンドンの憧れていた教会でのランチタイムリサイタル。 

 あの頃から丁度まだ4年、なのかもう4年なのか。 自分で動いて手に入れたコンサートは2006年の2月から。 ということはちょうど3年。 本当に多くを学び、多くの人に出会って、だからこそ、たとえ音楽からは離れないけれど、ちょっと離れたことに気が散っても、この仕事をやめる、という選択肢はないのかもしれません。 

 というよりも、『演奏する』ということを私から奪ったら私でなくなってしまうから。


 というわけで、来週のリサイタルが終わったら、また大量の事務作業。 そして、今は4月の日本のことで話しがまとまりつつあり、今回は開設してちょうど5年目に入ったこのところ演奏会情報以外は放りっぱなしのホームページが縁でまとまった嬉しいお話もあり。 これも今色々とプログラムの内容を練りつつも、とっても楽しみなこと。

 

 というわけで、この1週間はバレエ鑑賞も無いし、練習を最優先させていきたいと思います。 

 

 

 

 

 

Posted on 2009/02/08 Sun. 05:04 [edit]

category: 音楽

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08

呆れたイギリスの話 

 教えに行って驚いた話。

 昨日、朝少しは雪が積もっていましたが、バスは動いていたし、メインの通りには影響はありませんでした。 それなのに、生徒が通う学校(2人の生徒、違う学校)は休校になったそうです。 子供たちは、『信じられないでしょ? 雪なんて大して積もっていなかったのよ』といっていましたが。

 ちなみにこの子たちはイギリス人です。

 

 しかも、一人の子は今日の朝、私立中学のミュージック・スカラーシップ・オーディションがあったのに、それも雪で来週に延長になったそう。 まあ、確かにあの中学、高校はちょっと寂れたところにあるけれど、昨夜バラバラと雪は降ったものの、今日はもう関係なさそうなのに。

 昨夜セントラルまで出かけましたが、家から二駅セントラルよりの駅辺りまでは道路に雪が残っていましたが、それよりもセントラルではバスの中から雪を見かけることはありませんでした。


 今夜は1月から続いていた『ラ・バヤデール』の最後のパフォーマンス。 

 マリアネラがニキヤを踊る予定が怪我で、元々この公演でガムザッティを踊る予定だったローレンに変更。 でも、ローレンも怪我でまた変更。 女性の怪我が現在とっても多いロイヤルバレエです。 何しろ、プリンシパルの女性、ゲストの都さんを含まなければ9人いるはずですが、4人が怪我中ですから。 

 この公演後、1週間ロイヤルバレエはミッド・ブレイク。 年末年始関係なく働いていたダンサー達は束の間の休息ですね。 このブレイクで少しでも多くのダンサーの怪我が良くなったら、と願っています。


 

Posted on 2009/02/07 Sat. 06:59 [edit]

category: イギリス事情

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07

ピアノの悩み 

今朝起きたらまた雪が積もっていました。 月曜日ほどではありませんが。 もうやんでいるので、今回はバスも動いています。

 

 朝から調律の方がいらしてピアノの確認。 私が今使っているのは、Knightというイギリス製ピアノ。 イギリス製のアップライトでは良い品物が多いそうです。 

 前の持ち主との弾き方の違い+湿気(イギリスは雨が多いから、実はヨーロッパ大陸と違って湿気が多いそう)が原因。 

 今日は調律してもらいませんでしたが、調律+ハンマーのフェルトを滑らかにして様子を見るか、約5万円ほどかけてドイツにアクションを送って、ハンマーのフェルトを代えてハンマーの調節もしてもらうか。 でも、趣味で弾いているのではないのだから、買い替えを考えなさい、といわれたのでした。

 

 先日も母と電話でピアノのことについて話していたのですが、非常に難しい。 そして月曜日にピアノ屋さんで色々と生徒のピアノを試弾しながらお店の方とも話して、選択肢も広いし、いろいろと考えるとわけがわからなくなってくる。

 

 月曜日に行ったピアノ屋さんは新品と中古を扱うお店。 日本で不要になったヤマハのアップライトピアノを定期的に輸入しているので、私も10台くらいのピアノを弾かせて頂いたのですが、25-30年前に作られたピアノ(丁度実家のピアノと同じ位)が多くて、その理由は円高が進み、もう少し新しいピアノの値段が上がってしまった為。 

今までは、もう少し新しいピアノを輸入していたそうです。

 

 25-30年前のピアノ、死んでしまっているものが6台中5台。 一つはまだ魂があるな、と思えるもの。 中学生くらいまでピアノを続けて、その後10年以上弾かれていなかったピアノは死んでしまっているのでしょうね。

 ピアノは生きているのです。 ピアノ屋さんが、『ピアノは結婚相手を見つけるようなもの』とおっしゃっていましたが全くその通り。

 結局、生徒は12年ものを買ったのですが、私、値段を知らずに弾いて、私が一番良い、と思ったものが、一番値段が高かったそうです・・・・・

 

 これから3月までに日本帰国の駐在員の方でこちらでピアノを売る方が出るのを待つか(もちろん生徒のお母様方にもお願い済み)、私が4月に日本に行った直後に実家のピアノをこちらに送って私の日本滞在中に実家用の中古ピアノを探すか。 こちらでヤマハの中古を買うと、日本で中古を買うよりも2倍以上。 船代を考えても、大して変わらないのです。 日本在住の友達がもしかしたらグランドピアノを買い換えるから、その時に古いものを私が買い取ってそれを実家用にするか。 

 全て、運とタイミングもあるから、すぐには答えが出ません。


 今回いらして下さった調律の方は、ドイツ人。 イギリスでは優秀な調律師を探すのは至難ですから。

今度1ヵ月、日本の滝川のヤマハで研修するそうです。 やはり日本のヤマハの調律師育成は凄い、とおっしゃっていました。


 こちらでピアノを探すのなら、やはりヤマハか某チェコ製ピアノ、といわれました。 この某チェコ製ピアノ、日本では数も少ないのですが、私が一年間通った先生のところに、このメーカーのフル・コンサート・グランドがあったのです。 このピアノ、他のお弟子さんは苦手な人も多い中、私はすぐに好きになったピアノ。 スタンウェイよりも好き。 

 ヤマハは強い楽器なので、とりあえず天候にも左右されない。 でも、もし同じ値段なら、私はやっぱり某チェコ製ピアノかな。 それこそ、あのピアノを超えるピアノには出会っていないので。 響きが美しいし、弾く人を選ぶけれど、とにかく私には合うピアノ。

 

 なんて、暢気なことを言っている場合ではありません。 ぜいたく品ではなくて、商売道具であるピアノ、どうにかしないと。 ピアノ屋さんが練習にいらっしゃい、とおっしゃって下さったので、来週は通う予定。

Posted on 2009/02/05 Thu. 19:06 [edit]

category: 音楽

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05

練習中 

 もう2週間ほど前から音が出なかったピアノ、何故か今日になったら出ない音はあるものの、昨日よりも出る音が増えていました。 不思議。 明日の朝調律の人にこのピアノを直す価値があるのかどうか見て頂く予定だから、ピアノも危機感を持ったのかしら??


 というわけで、久々に自分が何を弾いているのかよく分かる状態での練習。 もちろん、出ない音があっても、それは心の中で奏でていますが。

 再来週の曲目は一昨年の日本の夏を思えば、それほど量は多くありません。 でも、学生だった頃に比べて色々と練習条件は悪くなる一方なのですから。

 

 ショパンのノクターン、チャイコフスキーのロマンスを練習しながら耳に聴こえるのは、モスクワ音楽院のイリーナ先生の言葉。 チャイコフスキーは3年前の春、イタリアまで彼女のレッスンを受けに行って2日で大きく伸びた曲。 ノクターンはDr.Sの演奏に惚れて私も勉強して一昨年の試験で弾いたけれど、その夏休みにイリーナ先生から受けたレッスンは非常に良かった。

 イリーナは非常にパワフルな女性。 凄く女性的な部分も持っているけれど、男性的な弾き方。 彼女の得意とするラフマニノフは素晴らしいし、力強い曲が周りからも評価が高い。 でも、彼女の大親友のDr.Sも私も、イリーナの本当に光っている曲はノクターンとか、ゆったり系よね、ということで意見が一致。 フェスティヴァル・ホールでもウィグモアでも、滅多にイリーナのノクターンを超えるものには出会うことができません。

 だから、皆がイリーナにはテクニック的に派手な曲を持っていく中、私は歌う曲を持っていくことが多いのです。

 もちろん、Dr.Sのレッスンは好きだけれど、イリーナの1回のレッスンでノクターンが変わることを私は知っているのです。 今年こそモスクワに集中レッスンを受けに行きたかったけれど、また計画倒れ。


 リサイタルのプログラムの練習をしながらも、練習が終わると次に勉強したい曲が頭の中をぐるぐる回っていることに気付きます。 5月のケンブリッジのプログラムも来週中に提出しないといけないし、4月の日本も今は調整中。

 このところ、ランチタイムコンサートで評価が良い小品ばかり勉強していたけれど、久々に大きいものに手を出したくなってきました。

 リストもショパンも、弾きたいものは溜まっています。 ムソルグスキーの『展覧会の絵』もやっぱり30代前半には勉強しておきたいし。 ラフマニノフのソナタも先生に言われているのだから、いい加減手をつけたい。 今の私なら音楽的に弾ける気がするし。

 その一方で、スペイン物に憧れ、久々にモーツアルトを1曲仕上げたい気も。

 

 実際に、今は時間がないから新曲には手を出さないけれど、リサイタル前になると次に弾きたい曲を考え始めるのは私のとても悪い癖。 

 来年はバラキレフの没後100年(のはず)だと思うから、去年の卒業リサイタルで弾いたバラキレフのソナタを日本で弾きたいと思っているので、それにあわせる曲も考え中。 

 

 こういうことを考える時間はとっても楽しい時間。 現実に目を向けると・・・・・ でも、毎日の練習で曲の姿がコロコロと変わっていくからとっても楽しい。 この半年、精神的に辛かったし、経験したことも大きかったし、観たバレエの数も増えた。 そういうことから私のインスピレーションは生まれてくるので、再来週の本番、体力的に不安ながらも、どんな演奏になるのか、密かに楽しみなのです。

Posted on 2009/02/05 Thu. 03:25 [edit]

category: 音楽

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05

年齢のこと 

一昨日の青空は幻?と思いたくなるほど今日もまたグレーの空。 しかも昨夜から雨。


 あと2ヶ月で30歳。 なのに、この頃は年齢よりも若く見えるそうで、これはこれで悩み。

 というのも、立て続けにちょっと気になることを言われたからでありまして・・・・・


 あの雪の日、生徒(聴音)のピアノ選びに付き添ったのですが、既に下見をしていらっしゃった中国人のお母様、下見の際にお店の方に、『娘の聴音の先生をつれてくるから。 彼女は実際に若いのだけれど、年齢よりも若く見えるの。 でも教え方も考え方も実際年齢よりも上だから』と説明したそうです・・・・ そうでないと、お店の人になめられる可能性が高くて。

 一昨日も、ロイヤルオペラハウスの前売りの際、知り合った私の母よりも少し若くて、お嬢様が大学生の日本人の方から、『私も娘がヴァイオリンを習ったから言うけれど、あなたの場合、年齢よりも若く見えるから、見た目だけだと親はピアノを習わせるのを躊躇するかもね。 しっかりしているとは思うけれど、実際に話す前はこんなにしっかりとした考えを持っているとは思わないもの。 考え方は年齢よりもずっと上よね。』

といわれたのでした。


 これって考えさせられます。 もちろん10年後になったら、若く見えた方が良い、と思えるのでしょうが、今はもう少し年齢相応に見えたい、と思うのですね。

 小さい頃は背も高かったし、いつも年齢よりも上に見えていたのに、いつの頃からか、それが止まってしまったようで。 今は3つ下の妹の方が上に見えるほど。 まあ、音楽に限らず、芸術をする人ってどこか子供の心も持ち合わせていないとやっていけない、というか若く見えますね。 ロイヤルバレエのダンサー達も、年齢よりも若くみえる人が多数いますから。

 

 お母様方が若い先生は不安、というのももちろん理解できます。 だからこそ、ちょっと考えなくてはいけない。

 私の師匠、Dr.Sはその昔、20代始めにどこか大きなところでピアノを教え始め、その時にまわりからなめられないように、ということで、年齢よりも上に見えるように髭を生やし始めたそう。 まあ、今はあの髭のせいで年取って見えるから、面白半分に先生に髭を剃るように言っていたこともあるのですが、一向に剃る気配はありませんが。


 雪の日に行ったピアノ屋さんではお店の方と色々とお話しもできて、私が住んでいる地域からのピアノの先生紹介の話も来ることがあるそうで、私の連絡先を渡して、もしそういうお話が来た時には生徒を紹介してくださるそう。 ありがたいこと。 

 

 先日、こちらのフリーペーパーに『女性の魅力は32歳』というのがのっていましたが、何かを一生懸命やっている女性って、私は20代よりも30代の女性の方が素敵だと思います。 

Posted on 2009/02/04 Wed. 17:11 [edit]

category: 日常

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04

ピアノを教える、ということ 

 あまりこのブログには書いていませんが、これでも私は一応ピアノを教えることもしています。

今は、どういうわけか、楽典、聴音の生徒の方がピアノの生徒よりも多いので、ちょっと考えさせられますが。

まあ、楽典の先生の方が少ないし、これ、何故か私は得意分野なので需要があるのでしょうね。 10歳とか、11歳の子供たち(実技がよくできる子供の場合)に、日本の音大入試並みの楽典を教えるのだから簡単ではありません。 


 今日は一昨日雪でお休みになってしまったこのレッスン。 日本で言う小学校2年生の彼女、私のところへきたのが一昨年の5月。 その前にこちらの日本人の先生に半年ほど習っていたはず。 最初は音は汚いし、ピアノを叩いて弾いていたし、楽譜に書かれていることは何も気にしていない。 かわいそうだけれど、私には彼女が奏でるものは『音楽』と思えませんでした。

 でも、私に駄目だしされながらも、『音』を理解し始め、彼女の奏でる音はとっても優しくて、教えるのが楽しみな生徒になってきました。


 丁度夏休みが終わった頃、色々とあって最初は彼女のおにいちゃんにやらせるつもりだったバッハの平均律第1巻、第1番のプレリュード、歌詞をつけて、『アヴェ・マリア』として知られる曲をやることに。

 今までの教本よりもずっと難しかったし、手も小さいから最初は譜読みも大変。

 でも、彼女が好きな曲だったから一生懸命練習して、手首の動かし方を覚えて、音の出し方を覚えてきました。 私は、きちんと説明しなかったり、やり方を説明しないのに怒ったり、ということは一切しませんが、子供でも妥協はしません。 妥協することが子供の為になるとは思わないから。

 

 曲の後半、移動が難しくてどうしてもガタガタの演奏。 この3週間、徹底的に練習の仕方を教えて、それでも先週までは怪しかったのに、今日はもちろんまだまだ直す箇所はあるものの、大きな進歩。 

 私はバッハを感情無しに弾く、ということは全く考えられないこと(日本の教育だとそういうことが多々あるそう)ので、本当は彼女も分かっている『エンジェル』を飛ばせてあげたかった。 

 

彼女とよく話し合って、結局のところ、今回は一先ず終わらせて、でも2日に1回は練習することを約束し、半年後、再びこの曲に挑戦することに。 その頃には音楽的にもっとよく弾く事ができるでしょうから。

 私ももちろんアイディアは話すけれど、いつも彼女なりに想像力を膨らませて音楽作りをしてきているので、それがこの曲にどういう風に現れるのか、今から楽しみです。


 教えることは忍耐もあるけれど、楽しいこと。 私もヴィザのことが落ち着いてきたし、久々にDr.Sのレッスンに行きたくなってきました。

Posted on 2009/02/04 Wed. 06:09 [edit]

category: 音楽

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04

雪の中・・・・・ 

 昨日は前日の雪から一転、青空が広がりました。 今日は再び冷え込んでいますが。

 雪かきをしない国なので、歩道は太陽によって自然に解けたところ以外は、がちがちに凍ってすごいことになっています。

 夕方教えに行ったら、どうやらロンドンでは昨日もお休みの学校が多かったようです。 今日は学校があったにも関わらず、高台の学校は9時40分スタートだったりしたそうです。

 月曜日の夜、というか火曜日の明け方、結局、ナイト・バスが走っていたので、3時20分のナイトバスに乗ってオペラハウスに着いたのが4時。 なんと、あの悪天候だったにも関わらず、4時で5番目。 もっとも、4番目の人は私の着くすぐ前に着いたようですが。

 前回は5時で10番。 今回は6時半でちょうど10人くらい並んでいました。

  

 4時頃、というのはそんなに寒くありません。 6時、7時が一番寒かったです。

 並ぶところには屋根があるし、壁もあるし、完全に外、というわけではありません。 でも石の床は寒い。 新聞紙、ダンボールを敷いて、その上に腰から下は寝袋に入って、寝袋にはホッカイロを入れて、肩からはブランケットをかけて、毛糸の帽子を被って。

 私、一番重装備でした。 お年寄りが、普通にコートだけでいらしているのを見ると、凄いな、と思います。

 今回は9時ごろでもいつもよりは人数が少なかったです。 さすがにあの悪天候の翌日ですから。 何しろ、15センチ積もる雪、18年ぶりだったそうです。

 

 10時にボックス・オフィスが開いて、今回は窓口が最初5箇所開いたので、私は一巡目にチケットを買うことができました。 いかに速く、正確に観たい演目をオフィスの人に伝えるかが大切。 ものによっては、10時5分で、既に立ち見は一箇所しか残っていないものもあり、『ラッキー・ガール!』なんていわれましたが。

 既に1ヵ月ほど前でしょうか、フレンズの人達のこのチケット発売は終了しているので、物によっては一般用にほとんど特に立ち見は残っていないのです。

 私は1枚を除いて全て立ち見を購入できました。 3月から5月まで、3演目です。

Posted on 2009/02/04 Wed. 05:55 [edit]

category: 日常

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04

降り続いている雪 


WITH HOPE!!-090202 snowman

どうせ午前中で止むのだろう、と思っていた雪、夕方になっても降っています。

 教えはバスでないと移動できないところなので、明後日に振り替えましたが、ピアノ選びへは地下鉄で行けたので、お母様と話し合って結局今日行って来ました。



WITH HOPE!!-090202 side road

家の横の道は車の通りも少ないので、道路にも雪が残ったまま。
バスは無いので、最寄り駅まで30分近くかけて歩きました。

今日は2月2日。 12年前の東京は雪。
丁度中学受験で、2月2日は私が通った第2希望の学校の受験日。
前日に積もった雪で、私、新宿の大ガードの交差点で見事に滑ったのでした。
でも、合格しましたが。


WITH HOPE!!-090202 wall

まるで、クリスマスケーキのアイシングシュガーのように積もっています。


WITH HOPE!!-090202 woods

こういう場所、『くるみ割り人形』の雪の精が踊りだしそう。
帰りは少し薄暗かったのですが、粉雪がきらきらと輝いてとってもきれいでした。
コートの袖にきれいな雪の結晶を発見!!
カメラを探している間に消えてしまいましたが、雪の結晶を見るの、
11年前のロシア以来。


WITH HOPE!!-090202 main road

メインの通りは雪が無いのに、バスが無し。
でも、今バスをチェックすると、家の回りのバスは走っていませんが、市内は動いているバスが多いようです。

先ほどもオペラハウスの予約時に親しくなった日本人の方から電話が来て、明日どうするの?
ときかれました。
5時ごろオペラハウスに電話したのですが、なんとボックス・オフィスはクローズしていました。
今日の7時半からのオペラの公演はキャンセルだそうです。
郵便局も普段だったら5時半まで開いているのに今日は3時で閉まってしまったそうですし、
北国の方から見たら笑われてしまいそうな位、麻痺してしまっているロンドンです。

 さて、本当に明日どうしましょう?
今のところ、ナイトバスが走るのかまだ情報が出ていないのでそれ次第。

Posted on 2009/02/02 Mon. 01:56 [edit]

category: 日常

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WITH HOPE!!-090202 snowing


昨夜から雪が降り始め、今現在(朝9時半)家の前はこんな状態。

 こんな雪、ロンドンに来てから初めてかも。 昔、カーディフの1年目だったか大雪に出会ったことはありましたが。


 北の方にある国でも、雪には慣れていない国なので、なんとロンドンのバスは全域運転休止。 全部か分かりませんが、小学校も休校。

 今日はお昼から生徒の一人のピアノ購入のピアノ選びに付いていくことになっていたのだけれど、先ほどお母様から電話を頂いて分かったしだい。


 夕方には出張レッスンでバスでないと行けないところがあるし、明日は夜中に起きて、ロイヤルバレエの3月ー5月のチケット売り出しに行く予定だったのに。 もちろん寒さ対策の為に、寝袋持参で。

 一応地下鉄は動いていますが、それも、ヴィクトリアラインを除いて、色々と天候による支障がでているそう。

バスの運転再開を待つのみです。

Posted on 2009/02/01 Sun. 16:45 [edit]

category: 日常

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