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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

『高慢と偏見』再び 

 クリスマス前、少し寒さが和らいだ日が続いたと思っていたのに、また厳しい冷え込みが戻ってきています。

 

 ちょうど3年位前、修士号入試も終わって、めでたく合格のお知らせも届いた頃、私がはまりにはまったのはジェーン・オースティンの世界。 それまでは結構ロシア文学にはまっていたのに、美しい英語のオースティンの世界に引き寄せられました。 

 当時住んでいた家の近くの図書館で、1995年にイギリス国営放送、BBCで6回にわたって放映されたドラマ、『高慢と偏見』には遅ればせながら非常にはまっていました。 

 院に進んでちょっと忙しくて本を読むのもエッセイや論文のものになってしまっても、『高慢と偏見』と『センス・アンド・センシビリティー』の原作は枕元においてもう何度も繰り返し読んでいます。 昨年のセールでこのBBCのドラマ版の『高慢と偏見』のDVDを手に入れてからは、時間があると少しずつ観ていました。

 

 2005年の映画版はちょっと気になりつつも、BBC版のMr ダーシーを演じたコリン・ファースが見事につぼにはまっていたから、観ないでいたのですが、さっきHMVを覗いたら格安になっていて・・・・・ 夜はこのDVD鑑賞。

 BBC版が6時間。 映画は2時間。 やはり省略が多いですね。 BBC版に比べて時代背景も現代に近いし、言葉も現代に近い。 映画版はどちらかというと次女のエリザベスに密着している感じ。 


 200年近く前に書かれたものなのに、オースティンの中の女性たちはとっても素敵。 当時を生きるのには難しかったのでは?と心配してしまうほど。

 

 年末なのに年末のような気がしないイギリス。

 とにかく私は年始早々に本番があるので、全くお休み気分にはならず、ピアノを頑張っています。

Posted on 2008/12/29 Mon. 05:22 [edit]

category: 日常

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