07 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 09

WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

所沢終了 

 お話をいただいてから楽しみ+少々不安だった所沢文化祭総合フェスティバルでのゲスト演奏、無事終了しました。 いらしてくださった方々、ありがとうございました。 

 

 今日はお昼前に再び1時間ほど舞台でのリハーサル。 リハーサルの為に舞台袖で待っていたら声をかけてくださった方が。 私が渡英前に短期間ですがお世話になったお琴の先生。 とても嬉しい再会でした。

 リハーサルは昨夜よりはずっとうまくいき、音楽にのれていたので一安心。 ピアノも昨夜ヤマハの方がいらして調律してくださったよう。


 今回これだけ初めて日本のことに関わって難しいのは、挨拶。 木曜日の市役所へ行った時から私が気をつけなくてはいけないのは、日本は握手ではなくて、お辞儀、ということ。 すぐに右手を出そうとするのをお辞儀をするようにしなくてはいけないのですから。 国籍も、見かけも日本人。 郷に入れば郷に従え、でも、いつもと違う習慣は難しいです。


 1時からは開会式があって私は1時半からの演奏。 さすがに舞台袖で待っている間は緊張。 大丈夫かな?と思っていましたが、舞台に上がったとたんに緊張は消えました。 音楽的なことはやりたいことをやって、客席と舞台が一体になった空気も感じて、落ち着いて、演奏できたことがなにより。

 

 30分の舞台はあっという間で、大きめのホールで弾くのは気持ちよくて、完全燃焼。 お琴の先生も客席で聴いてくださってわざわざ楽屋までいらして感想を言って下さったのがうれしい。


 そのあとはこれから2月まで各連盟がいろいろな舞台を行うのですが、その中から3つの団体が舞台を披露。 俳句などの舞台、マリンバ、筝曲が今年のハイライト演奏。 ファミリー・フレンズとおしゃべりをしてから、筝曲だけ聴かせていただきました。 宮田耕八郎先生の『花咲き山』、スライドと語りつきで、おもしろいのです。 私のお琴の先生は宮田先生に師事していらっしゃるし、先生が今日は一七弦のお琴を弾いていらっしゃいました。 お琴の音色はやはりピアノ、西洋楽器にはない響きで好きです。 


 とにかく、終わって一安心。 来週に向けて新たな出発です。

 

Posted on 2008/08/31 Sun. 04:52 [edit]

category: 日本 2008年夏

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31

ホールリハ、でも問題が・・・ 

 昼間はしっかり練習、夕方から明日のためのホールリハ。 

 先日顔を合わせた文化祭にかかわる方々がホールに座ってのリハ。 先生以外がホールに座って、というのはあまりないことだから、少し緊張。 演劇とかバレエとかに使うホールでの演奏、用意してくださったスタンウェイのフルコン(フル・コンサート・ピアノ)は音が全然鳴らなくて(響かなくて)、とにかくできる限りのことをして、打鍵の角度を変えながらピアノを弾きこむ。 1時間たっても、全然駄目。 さすがに全然のれなくて、リハ終了。 音楽のわかる方に鳴っていたかお聞きしたら、なっていない、とのこと。 

 しかも、昼間調律を入れているのに、高音が狂っていて、打鍵した時にとてもではないけれど、ピアノの音はしない。 急きょ、ホールの方にお願いして倉庫?にあるヤマハを弾かせていただいたら、こちらの方が弾きやすい。

 スタンウェイに連絡を取っている間にヤマハを舞台に出していただいて・・・・・・ 30分位触って、こちらの方がもちろん、スタンウェイのように音の多彩さは欠けるけれど、明日使う、という点では使い物になる楽器。

 

 ここで問題が浮き彫りなのです。所沢だけではなくて、他の多くの地方都市も同じような問題があるかもしれませんが、素晴らしい楽器を所有しながらも、使っていないからいざ使う時には使い物にならない。 所沢の場合、3つのホールが存在しますが、まだ一番大きいホールは使用度が高い。 でも、この中ホールのスタンウェイは一年でほとんど使われていない楽器。 大切だからしまいこんでしまってはだめ。 楽器は生きているのですから。 まあ、借りる時にヤマハとスタンウェイでは値段も違いますから、ヤマハに流れてしまう、というのもあると思います。

  特に私の場合は今まで学校で弾き込まれたスタンウェイしか弾いていない、ヨーロッパと日本の気候の違い。 ヨーロッパでは空気が乾いているし、たとえボロボロの楽器で教会でコンサートをしても、その場所がら音が響いてくれるのです。 しかも、私は新しい楽器が苦手で・・・・・


 楽器にこだわらない私でも、今回ばかりは変更をお願い。 もし明日スタンウェイを弾くのであれば、夜中3,4時間プロコフィエフのソナタとかを弾いてやっと使い物になるかどうか??という状態でしたから。 

 

 明日はもう一度1時間リハーサル。 今日はリハーサルでも、本番のあとのような疲労。 明日は自分の演奏ができることを祈るのみです。

Posted on 2008/08/30 Sat. 04:33 [edit]

category: 日本 2008年夏

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30

歯医者 

雷&雨が凄いですね。 それにしても、相変わらず湿気になれません。


 日本に来た時に毎回行く場所、それは歯医者。 飛行機を予約したら歯医者も予約。 朝成田空港に着く時だとそのまま帰りに歯医者によることも多いけれど、今回は夕方着いたので今日の予約。

 4月頃、奥歯の詰め物がとれた、と思っていたので、今回は絶対に行かなくてはいけない。


 顔なじみの歯医者さん、私が奥、と言っていたからか、親知らずを1本、神経を抜いてまで治療する必要はないから(特に私は日本に住んでいないし)抜く、と言われ・・・・・ 抜くのは痛いだろうし、日曜日の演奏にさし障るといけないから、それだけは勘弁。 そこで変だと思った私。 奥から3番目の歯の詰め物がとれたのに、親知らず????

 結局、私が詰め物がとれた、と思っていた歯は虫歯で欠けたらしく・・・・・ ここは即治療。 麻酔を打って、深く削る。 痛くないのに、削る音だけで痛い顔をする私は先生に注意され・・・・・


 とにかく時間がかかって、しかも麻酔で口がおかしいし。 治療から12時間経った今、痛みがないのが幸い。

来週もう一度行って、型をとって、親知らずも抜いて。 

 

 このところ、毎回1度で終わるような治療、または虫歯無しの状態だったのに。 歯はやっぱり大切。 明日痛みが出ないことを祈るのみ。


 夕方からは教え。 日本のピアノ教育事情も聞いて、またカルチャーショック。

 

 明日はホールリハ。 憧れの大きなホール、とっても楽しみです。

Posted on 2008/08/29 Fri. 06:08 [edit]

category: 日本 2008年夏

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29

日本 

 雨の音がイギリスとは違って、とっても重いです。 

 時差ボケなし。 朝から電車に乗って隣の駅まで行って、市役所へ。 市役所に来るのなんて何年ぶり? 日曜日の文化祭のことでごあいさつへ。 担当の方とのごあいさつ、と思っていたらその文化祭にかかわる方3人もいらして打ち合わせ。 日本に着いて2日目だとまだまだ集中して日本語を聞いている状態。 私は今までこうした方々との接点はなかったから、緊張の連続。 

 そのあとは45分ほど、所沢の新聞のインタビュー。 私の履歴はユニークですから。

 でも、いつこの記事が新聞に載るのか聞くのを忘れました。


 皆さん、今日は涼しい、とおっしゃっていたけれど、私にとってみれば、非常に蒸し暑い。 午後からは片頭痛。 じっとしていても汗をかく、というかべたべたする、というか、イギリスにいると、肌も常に乾燥、髪も乾燥ですごい状態になるのに、ここにいるとそれが正反対。 日本の真夏には耐えられなさそうです。


 ピアノの練習をするも、これも半年以上弾かれていなかったし、やっぱりヨーロッパとは音が違う。 

 でも、これも数日したらだいぶ慣れてくるのでしょう。


 とりあえず、日曜日の演奏に向けて最終調整です。

Posted on 2008/08/28 Thu. 05:33 [edit]

category: 日本 2008年夏

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28

日本に到着 

 本日、午後3時15分頃成田空港に到着しました。 久し振りの直行便、やはり楽です。 5時に所沢行きのバスに乗って実家に着くまで、学校を出てから20時間弱。 経由便だともっとかかりますからね。.
080826 AIRCRAFT


 日曜日にリコンファームをした時にはもうアイルシートはない、といわれていましTが、幸運なことにアイルが一つ空いて、アイルシートにてのフライト。 どういうわけか、問題があってヒースローで飛行機に乗り込む時には一度外に降りて、階段で飛行機に上がりました。 ヨーロッパ内での飛行機だと結構階段を使うこともありましたが、ヒースローで長距離では初めて。 


080826 AIRPORT


 ヒースロー空港はさすがに日本人が多かったです。 今回は珍しくチェックインをした時に既にゲートがわかっていました。 いつもなら、ゲートが開く時間にやっとゲート番号がわかるほどなのに。 だから、私はさっさとゲートに行きましたが、結構遠かったので、この通り、ガラーンとしていました。

 

 ちなみに、前日から鼻づまりの私、以前鼻づまりの状態で飛行機に乗って耳が痛んで大変だったことが幾度かあるので、今回はすぐに演奏もあるし、ブーツ(薬局)に行ってどうにか痛みを和らげる方法がないのか相談したら、やはり空港の薬局だと非常にわかりやすい対応をしてくださって、結局鼻に入れるスプレーを購入し、それを使ったら今回はフライトの時に痛みなし! 


 成田に着いて飛行機から一歩出た途端に日本の空気。 当たり前ですが、湿気が凄い・・・・・・ 今日は涼しいそうですが、私からしてみると十分に暑くて。 


 母からあらかじめ聞かれてあった夕食、お野菜の日本風に煮たのに、マグロに白いご飯。 おいしい! 普段日本食を食べなくても全然平気なのに、やはり日本に着いたら真っ先に食べたいのが日本食。 昔は違ったのに。 


 とりあえず明日は朝から市役所。 3週間の滞在、楽しみたいと思います。 

Posted on 2008/08/27 Wed. 05:28 [edit]

category: 日本 2008年夏

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27

The last day at the College 


080826 practise room

Posted on 2008/08/25 Mon. 21:45 [edit]

category: RCMの生活

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25

明日は遂に日本へ 

 相変わらず気まぐれな天候です。 朝晴れていた、と思ったらお昼ごろには小雨。

 朝10時から学校にて最後のバイト。 プロムスのファミリー・オーケストラの誘導。 11時半から2時間、学校のリサイタルホールにて99人の参加者+学校の生徒によるオーケストラ。 といっても事前に楽譜が渡されているわけではなくて、このために書かれた曲をなんというか耳写しで進めていきます。 繰り返しが多いし、似たリズムが多いのでどうにかなるのでしょう。 親子で楽器をする人がいかに多いか!! 楽器を持っていないでも希望する人達はパーカッション。 全体的にフルート、クラリネットはとっても多い。 5歳くらいの女の子が、8分の1!!の大きさのヴァイオリンを弾いているのはとってもキュート。 8分の1のヴァイオリンなんて初めて見ました。 


 今日はバンクホリデーですが、どうしても長期休暇前にレッスンしておきたかった子の楽典のレッスンを夕方から行って、今週末は日本での指導がありますが、今年度のイギリスでの指導は終了。 


 遂に、明日は日本へ出発。 現在イギリス、25日の夜11時半。 明日の今頃はちょうど機内食が終わった頃かな。 飛行機が年々苦手になってきている私は今は緊張の真っ只中。 怖いというか、単に離陸が苦手なだけ。 7月に妹が来て、空港に送っていくだけで緊張していたほど。 だから自分が飛ぶとなると、前日は駄目。 でも、空港へ行ってチェックインを終えてしまえば全く大丈夫。 このところ離陸の時には寝ていることが多いし。

 荷物はまだできあがっていません・・・・・ リストに残っているものを加えればよいので、それほど時間はかからないはず。 

 

 いつも一番安い航空券で飛んでいるので、このところヨーロッパ経由。 今回は一番安かったのがダイレクトフライトのANA。 数年ぶりでヒースローの長距離路線が主な第3ターミナルからの出発。 私の乗るフライトの40分前にJALの日本行きがあるから、ターミナルは日本人だらけでしょうね。 前回クリスマスに日本へ行った時には、ロンドンからミラノ、そしてローマに飛んで東京、というフライトだったので、それに比べて遥かに楽なフライトのはず。 


 それでは、日本でお会いする方、楽しみにしています!

Posted on 2008/08/25 Mon. 06:23 [edit]

category: 日本 2008年夏

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25

プロムスのバイトと、また問題発生 

 朝10時過ぎに家を出る頃は雨、その後は晴れ。 珍しく蒸し暑くて(日本の人に言ったら笑われそうな蒸し暑さ)、午前中の気候を見て長袖のセーターで出かけた私はその後劇場内で暑い思いをすることに・・・・


 今日もバイト。 12時から18.30まで途中45分休憩。 今日のプロムスはバッハ。 アルバートホールでは、午後4時から5時までバッハのオルガン曲。 7時から9時10分まではバッハのSt John Passion(聖ヨハネ受難曲、のはず)、10時から11.15までがバッハのチェロ組曲、第1番から第3番まで。 この一番最後のチェロは聴きたかったけれど、その元気は無し。


 学校では午後1時から映画。 学校の大先輩でもある、ヴォーン・ウィリアムスについての“O Thou Transcendent”というフィルム。 お客様がいらっしゃる前、1人の男性が私達に、『僕のことは知っていて当たり前だ』みたいな感じで接して来ていたので、私達は???? Tony Palmerというこの映画のダイレクター。 いくつもの受賞をしている方のようでした。 この方が曲者で、大スクリーンに映し出すそのクォリティーが気に入らない、と本当なら開演の30分前にお客様を入れるのに、15分前まで許可が下りませんでした。

 ヴォーン・ウィリアムスは他のイギリスの作曲家に比べて知名度は低いかもしれませんが、私は彼のイギリスらしいメロディーが大好き。 エルガーとは一味違うのです。 あの下手なカーディフの音大のストリング・アンサンブルがカーディフのナショナル・ミュージアムの天井が高い入り口でヴォーン・ウィリアムスのあの有名な『トーマス・タリスの主題による幻想曲』(日本語でのタイトル、間違っているかも)を演奏した時には美しい響きに感激しました。 あの場所で、もっと素晴らしい演奏者が演奏したら、もっとよかったと、今でも思っています。


 入場無料、ということで、とにかく混んでいた会場。 私は2階席の担当で、本来なら遅れてきた人用ですが、開演前から既にたくさんの人。 自由席なので、端に座りたい人が多くて、この人達に中央の座席に動いてもらうようにお願いするのが一苦労。 私もだいぶわかってきたので、もしNo、と言われた場合には、『ここは遅れてきた人も入っていただく場所なので、かれらが上演中にあなた方の前を通ることを許可して頂けますか?』それでも動かないのなら、私は遅れてきた人を彼らの前を通します。


 映画はとにかく長い。 2時間半。 最初は結構良かったのですが、最後の方になると戦争のこととか、飢餓で死んでいく子供たちとかが映し出され、彼の交響曲は第4番までは知っていますが、それ以降はそれまでの彼の作風とは違いました。 ちなみに第9番まで作曲しました。 バルトークと同じように、民謡の採取をし、イギリス民謡を集め、一部はHymn(賛美歌?)にもなっています。 


 映画の開始が遅れたから私達の休憩も短縮。 45分間だけ、あのヘビーな映画を観た後だから・・・・と思ってケンジントン・ガーデンズへ。 久々に美しいイギリス。 写真をとってきたのに、インターネットの電波が薄いからか、残念ながらブログにアップロードができません・・・・・ 珍しくちゃんとコンピューターに写真を取り入れたのに。

 

 リフレッシュした後はまた学校の劇場に戻って、今度は今夜のコンサートのプレトークで、バッハ。 指揮者とソロイストが来て解説。 これは劇場が満員。 私、疲れすぎて、何も聴いていませんでした・・・・・・

 

 というのも、昨日の夜になってヴィザ関係でがっくり。 7月からヴィザの取得が厳しくなって、ちゃんとサイトをチェックしていたのに、日本で申請するし・・・・・ と思って見逃していたページが。 実は気になって朝4時まで眠ることができなかったほど。 家族へ、心配しないで。 日本に着いたらちゃんと話します。 でも、絶対にどうにかするから。 一つ足りない書類があるから、結局火曜日、日本へ出発する日は朝一で学校。 もう、スーツケースを持って夕方まで学校でピアノの練習をする予定です。 ということは、本当に今夜、半分はスーツケースを詰めておかないと。


 しかも、今朝飛行機の予約表を確認していたら、『リコンファームをするように』。 リコンファームなんて、最近は必要ないのに??? と思って、もう調べることが昨夜のことで面倒になった私は実家に電話を入れて、ロンドンの全日空の電話番号を探してもらう有様。 電話を入れたら、『リコンファームなんて必要ないわよ』 でも、一応チェックしてくれることになって、ついでに座席も予約してくれたら、なんと、窓側も、アイルも満席。 残るは真ん中の席のみ。 私はヨーロッパの短距離以外は窓が嫌なので、絶対にアイル派。 一人旅ではこれが一番。 絶対に団体客も多いだろう、と思って、『団体客の真ん中になるのだけは嫌です。 アイルのウェイティングリストに加えてください』とお願いしたら、担当だった人がイギリス人だったからか、『団体客の真ん中が嫌なことはよくわかるわ。 ヒースローにメールしておいてあげるから、当日もしかしたらアイルをもらえるかもしれないけれど、100%は保障できないからね』とのこと・・・・・・ 


 とにかく、いつものことながら、直前までバタバタです。

Posted on 2008/08/24 Sun. 05:59 [edit]

category: 日常

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24

イギリスらしいファミリー・コンサート・プログラム 

日中は半袖で外を歩くことができる、これだけで嬉しくなるなんて・・・・ まだ8月なのに。 

今日は夕方から学校でバイト。 プロムスのプレコンサートトーク。

 

 今回はファミリー・ミュージック・イントロ。 楽器を習っている子供たちは是非楽器を持ってきてください、とリーフレットに書いてありました。 

 アルバートホールでの今夜のコンサートの開始が6時半。 7時半始まりが当たり前のこの国ではやたらと早いスタート。 演奏はナショナル・ユース・オーケストラ・オブ・グレート・ブリテン。 要するに、イギリス全土からオーディションで選ばれた人達によって構成されたオーケストラ。 この2、3週間、オックスフォードシャーにて今夜のコンサートの準備をしていたそうです。 指揮はロイヤルオペラのダイレクター(のはず)のアントーニオ・パッパーノ。 

 このコンサートはファミリー向けでもあるので、子供はかなり入場料が安いようです。 が、注目なのはプログラム。

 VareseのAmeriques、ラフマニノフのピアノ協奏曲 第4番:ピアノソロはボリス・ベレゾフスキー、コープランドの交響曲第3番。 私、ラフマニノフ以外は全て聴いたことがない曲です。 しかも、Vareseなんて初めて聴く作曲家だし。 彼はちなみにフランス生まれ、アメリカにわたっています。


 今夜のテーマは『アメリカ』。 トークではまずアイスブレーキングから開始。 楽器を持ってきた子達はA(ラ)の音を鳴らして、それ以外の人は手でリズムを取る。 

 各演奏曲の紹介。 結構おもしろかったです。 コープランドの交響曲の第4楽章の冒頭はファンファーレなんとか、という子供たちがほとんど知っていた曲を書き直したもののようです。 

 この冒頭部分をまた楽器を持っている子達はファンファーレを弾き、それ以外の人はパーカッション(たしかベイスドラム)のリズムを叩く。 


 今までに何度か書いていますが、子供向けだから有名曲を、というわけではないのがこの国。 きっと他のヨーロッパの国々もそうなのでしょう。 これが私が毎回日本との違いを見せつけられているところ。 

 私が去年日本での小学校などでのコンサート、有名曲以外も子供たちの柔らかい心だったら受け付けてくれる、と思ってわかりやすい曲、わかりやすい解説でコンサートを行っても、子供はそれらを受け入れてくれても親はそうでない。 回収したアンケートには、『有名曲だけの方が子供たちは喜ぶ』というものが非常に多くて、わかってはいたけれど、がっかりでした。

 

 今日の私の担当場所はドレスサークル(2階席)。 主に遅れてきた人用。 これが問題。 リーフレットにはこのトークは4時45分スタート、とあったのに、チケットには5時45分スタート、となっていたのです・・・・・・ 5時過ぎにいらした母娘、この母親が一目見て、私が一番嫌いなタイプのイギリス人で、『どうしてチケットに5時45分から、と書いてあるのにもう始まっているのよ。 こんな2階席ではなくて下の席で、他の人と同じようにジョインしたいから』と文句たらたら。 なかなか席についてくれず、ヘルス&セイフティーの為に絶対に席に着いてもらわなくてはいけないので、説得するのがたいへん。 この親子以外は2階席でも手拍子したりしている人がほとんどだったのに。 

 バイトしている私達は毎回、困った人達の話題で盛り上がっているのは内緒。

 

 

Posted on 2008/08/23 Sat. 06:57 [edit]

category: 音楽

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23

あと4日で出発 

夕方になって青空。 夜7時頃、ケンジントンガーデンズは日光浴をする人達がたくさん。

 休日の少ないイギリスですが、8月最後の月曜日はバンクホリデー。 だから、明日から3日間学校が閉まってしまいます・・・・・ とはいうもののBBCのプロムスのプレコンサートトークで学校を使っていて、私はこの3日間はバイト。 次に開くのは火曜日。 でも私は火曜日の夜に日本へのフライト。 ということは朝一で学校に行ってお昼頃家に戻るか、学校へは行かないかのどちらか。 荷物が月曜日の夜までにできあがっている自信ないのですよね。 学校まで大きなスーツケースを持っていくのも大変だし。 どうしよう??

 とにかく、学校に火曜日に行かなくてもよいように、コンピューターの中の必要なデータをUSBに移動。 図書館で来月日本で必要な文献、足りない部分をコピー。 今私が読むべきの文献、もし日本へのフライトがダイレクトでなくて、どこかで3時間待ちなんていうフライトだったら軽々時間を潰せる量。 

私が9月に日本から戻ってきた時には既に新学期が始まってしまっているはず。 学校の練習室を使えるのも今日が最後。 グランドピアノを弾くの、来週土曜日の所沢でのホールリハーサルまでお預け。 

 今週は何だか毎日のように家に帰る途中にテスコ。 いつもの食費の倍のお金をテスコで使ったような・・・・・ とにかく、私のスーツケースの中身はショッピングの買出し状態になりそう。 

 今日は9月の日本でのコンサートの為に火曜日にアマゾンで注文した本が2冊手元に。 よかった!! 大きいからドアの郵便受けには入れてもらえないから、もしかしたら今日届くかも、と思って郵便やさんがくる11時過ぎまで家にいたのが正解。 オペラハウスのショップで何度も立ち読みしてずっと欲しかった本。 今回の為にやっぱり買ってよかった。 ただちょっと重いので、それだけが日本へもって行くのが困りますが(行きはよいけれど、荷物が増える帰りが心配)。 

 とにかくあと4日。 どうせスーツケースは月曜日にならないと詰め始めないですが、今回はヴィザの更新もあるし、コンサートに必要な資料、その他、書き出した持ち物リスト(小学生の修学旅行みたい)を毎日チェックです。

Posted on 2008/08/22 Fri. 06:52 [edit]

category: 日本 2008年夏

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今更ながら『ノッティングヒルの恋人たち』 

 青空だったものの、空気はすっかり秋。 今年は本当に夏がなかったイギリス。 スーパーマーケットのテスコには扇風機が値下げされていましたが、こんな気候では今年は扇風機は売れなかったでしょうね。


 テスコで映画『ノッティングヒルの恋人たち』のDVDが3ポンド、今更ながら買って今まで観ていたところ。 やらなくてはいけないことがたくさんあるのに・・・・・

 実は今までこの映画を観たことがなくて、でもノッティングヒルというのは私が6月まで住んでいたところからはバスで20分ほど、今も学校へ行く時には毎日通っている場所。 友達との会話でもよく映画で使われたところの場所が話題にのぼるも私は全く分からず。


 ポートベロー・ストリートには何度か行ったし、新鮮なお野菜を安く買うにはもってこい。 土曜日午後から学校でバイトだから、その前に久しぶりで行ってみようかな、と思うほど。


 リッツホテルも出てくるのですね。 リッツからヒュー・グラントがバスに乗って家に帰る部分、N52のバスに乗ってノッティングヒルとは反対方向に向かっていったのが面白い。 その他にも、ロンドンの身近な風景、毎日学校へ行くのにバスで通っていた道がたくさん出てきて楽しめました。 ストーリーもよかった! ありえない話だけれど、ロンドンではこんな話しがあってもおかしくなさそう。


 ヒュー・グラント扮するウィリアムがジュリア・ロバーツ扮するアナに何度も『Cup of tea??』というのが非常にイギリス人。 だいぶアメリカ英語に慣れてきたけれど、やぱりヒュー・グラントの英語の方がジュリア・ロバーツの英語に比べてわかりやすい。 映画を観ていると、聴いた事がない表現を学べるから良いですね。 でも、以前ジェーン・オースティンの『高慢と偏見』にはまった時には見事に現在では使わない古い英語を学んだ私、英語学校で先生が呆れていたものでした。


 自分のことでもやることがたくさんなのに、ロンドンにいる日本人の友達から彼女の日本でのリサイタルの曲目解説を頼まれて書かなくてはいけない。 こういうこと好きだし、お金のない私は絶対に人に頼んで自分のリサイタルの曲目解説を書いてもらおうとは思わないけれど、この友達はお金持ちのお嬢様だから人に頼む。 上手くできているものです。 彼女のプログラムは私のレパートリーとはだいぶ違うから、今まで読まなかったような文献を読んでいるのでこれはこれで私自身のためになるし、楽しい。 学校のコンピューターが使えるうちに古い音楽雑誌の文献を読んでいるので、これが非常に興味深い。 昨日見つけたリストの調性に関する文献がおもしろいところです。

Posted on 2008/08/21 Thu. 06:19 [edit]

category: エンターテイメント

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プロムス:ゲルギエフ指揮 『眠れる森の美女』 

さすがに今日はウールのケープを着る破目に。 どうにか8月中はコート無しで、と思っていたのに駄目でした。

 

さて、今日は今年最初で最後のプロムス。 私が聴きたいものは私が日本にいる間。 

今日はロンドン交響楽団(LSO)の首席指揮者になっているロシアのキーロフのマフィア、マエストロ・ゲルギエフが指揮するチャイコフスキーの『眠れる森の美女』全曲。 面白そうなので行ってきました。

 ゲルギエフだし並ぶかな??と思ったもののそうでもなく。 学校の目の前がホールなので、2時半すぎに一度列に加わって整理券を貰って、学校へ戻って4時頃まで練習。 それからもう一度ちょっと並んでチケットを買って(平土間立ち見は5ポンド=約1200円)、5時15分からのトークを聞く為に学校の劇場へ。 

 

 トークはロイヤルバレエの芸術監督、6月にDameの称号を与えられたモニカによるもの。 約45分間、もちろん今夜演奏される『眠り』について、ロイヤルバレエのこと、知っていることもあったけれど、面白いものでした。 今日から7日間、BBCのサイトにてこのトークを聞くことができます。


http://www.bbc.co.uk/proms/2008/whatson/plus.shtml


この↑のアドレスにアクセスし、Wednesday 20th Augustのところから聞く事ができるはずです。 私のネットの回線は弱くて聞く事ができませんでした。


トークが6時に終わって列に戻って6時半過ぎにホール内へ。

立ち見ですが、前から2列目を確保。 正直前過ぎて音のバランスは良くありませんが、近くでオーケストラ+ゲルギエフを観るのは楽しいこと。


 トークでモニカにプレゼンテイターが質問していましたが、バレエと音楽の関係。 これは私が論文で書いた分野なので興味深い。 私は論文を書くにあたってロイヤルバレエの音楽監督と話をさせて頂きましたが、音楽としてバレエ音楽を聴くとき(演奏する時)とバレエダンサーがいてバレエの為に同じ音楽を演奏する時はだいぶ違う、といわれました。 これを今日モニカもおっしゃっていて、彼女はゲルギエフがどのように音楽作りをするのかが楽しみ、とおっしゃっていましたが、これが私の楽しみでも。


 ゲルギエフの音楽作りは繊細かつ大胆で、さすがロシア人、息の長いフレーズにストラクチャーが素晴らしい。 バレエではこれは無理、というテンポ設定もありましたが、音楽だけだとこれもよし。 

 第1幕のローズ・アダジオは最後はバレエではちょっと厳しいテンポですが、素晴らしい演奏で、これが終った後にブラボーがとびました。 私、このローズ・アダジオで脳が刺激されたのか、偏頭痛。

 その後のオーロラ姫のヴァリエーションはヴァイオリンソロが奏でる素敵な曲ですが、私、今回のリーダーが良い演奏者、と思ったのでこのソロを楽しみにしていたのですが、良い音なのに、どう考えても16歳のオーロラ姫ではなくて、ケバケバの厚化粧のお色気を振りまいている女性の音楽になってしまっていて残念。


 プロローグ、第1幕を↓これから7日間聞く事ができるようです。(これも私はできませんでした)

http://www.bbc.co.uk/iplayer/episode/b00d0ss6/


休憩後は第2、3幕。 第2幕、現在のロイヤルバレエの『眠り』では演奏しない曲が結構あるのですが、それらも含めてなので長い。 でも、ロイヤルバレエでは曲を省く代わりにいくつか曲の終わりが変な転調をしているものがあるので、それが通常通りなのが気持ちよい。 第2幕の有名な『パノラマ』の後に1曲聞いた事がない曲が。 これってもしかして、フレデリック・アシュトンが『目覚めのパ・ド・ドゥ』に使っている曲かしら?? 私が持っている全曲版のCDには含まれていない曲。

 その後も聞いた事がないフレーズが含まれていたりして私の頭には???????


 第3幕も結構面白くて、ブルーバードのパ・ド・ドゥの男性ヴァリエーションの最後はやたらと長いし、コーダの最初も拍のとり方が?????

 オーロラ姫のヴァリエーションもありえないくらい聴いた事がないフレーズが入っている。 オーロラ姫の第3幕のヴァリエーションなんて良く知っているものなのに。


 第2、3幕は↓から。

http://www.bbc.co.uk/iplayer/episode/b00d0vyj/


 とにかく、プログラムも買わずに聴いていたのですが、あまりにも私が知っているものとは違うのでその説明を読むために終演後プログラムを買い求めたほどです。 7時から10時20分まで途中25分の休憩以外はずっと立ったまま、しかも振り付けをずっと頭の中で追っていたので非常に疲れることに。 でも、ゲルギエフの音楽は素晴らしかった。 彼の『眠り』の全曲のCDが発売されているのなら是非手に入れたい、と思うほど。

 

 私が9月に日本でやることの演奏上でのヒントをたくさんもらいました。 やっぱり音楽は良いです!

Posted on 2008/08/20 Wed. 06:37 [edit]

category: エンターテイメント

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偏頭痛が・・・・ 

 雨です。 長袖にパーカー、これでも寒い。 薄手のコートにブーツ、という人も結構見かけました。

来週の今頃はロンドンを出発してから3時間、ちょうど機内食が出ている頃でしょう。 私には珍しく、頼まれたものはほとんど購入して、あとはコーンフレークスを買ってこればOK。 

 今までは日本へ行くのが憂鬱でしたが、昨年母が病気になってからは日本へ行くのは憂鬱ではなくなりました。 むしろ、今回はこの寒さのこともあって来週が待ち遠しい。 まあ、日本へ行ったら行ったで色々と文句があるのですが・・・・・・


 小学生の頃から頭痛持ちの私、もちろん昔は病名も分からず、薬ももらえませんでしたが、世間で偏頭痛、という言葉が出始めてからかかりつけのお医者さんから薬を頂くように。 最初に頂いていた薬が凄くあっていたのに廃止されてしまい、次に出たのが非常にあわなくて、この数年は先生が調剤してくださる薬で、ずっと調子が良かったのに前回日本へ行った時に薬が代わって、これが全然合わない。 

 昨日は悲劇で午後から頭痛で薬を飲んだものの駄目。 夜二回目を飲める時間になったのを見計らってもう1回。 でもすぐには効かなくて頭痛が続いたまま寝ると翌朝辛いので寝ないようにしたものの途中で寝てしまって案の定今朝は起きられませんでした。 今日は一日中薬を飲むほどではないけれど痛みが完全にないわけではなくて・・・・ これ、来週でなくてよかった。 こんなのでは長時間のフライトは大変。 とにかく、日本へ行ったらすぐに小児科の先生のところへ行ってこないと。 


 日本へ行くまでにやらなくてはいけないこと、実はまだまだ結構あってちょっと焦り気味です。 特に火曜日に出発するのに日、月曜日、もしかしたら土曜日も学校でバイトだから本当に時間を有効に使わなくては! 

Posted on 2008/08/19 Tue. 05:37 [edit]

category: 日常

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19

家で作業 

 肌寒くて、雨。 早いものでサマーコースが終わってからもう1週間。 あっという間。 日本に行くまでもう10日をきりました。 来週の今頃は今回こそは荷造りを始めていると良いけれど(今回は火曜日の夜の飛行機だから、当日の午前中に荷造りしそうで恐ろしい)。


 昨夜は友達の結婚パーティー。 式は既にレジストリー・オフィスで終わらせていたから、10人でお食事。 旦那様がポルトガル人だからなのか、ポルトガルレストランにて楽しいひと時。 ポルトガル料理は初めて。 お魚料理が多かったです。 途中、ポルトガルの歌がギターの伴奏で歌われましたが、素敵。曲はスペインに似ている部分が多いように思いました。


 8時に集まって、お店を出たのは夜中1時半。 ちなみに、私達のほかにまだあと2組残っていたのですよ。 外でまた少しおしゃべりして、ナイツブリッジ(ハロッズの近く)からナイトバスを捕まえてトラファルガー・スクエアまで。 そこでバスを乗り換えて家まで。 家に着いたのは3時半。 ナイトバスはいつものバスパスで乗れるし、バスは私の家の目の前で止まる。 金、土曜日の夜は15分に1本動いているので気楽。


  ナイツブリッジからトラファルガー・スクエアに向かうバス、途中のピカデリーサーカスは真夜中だというのに昼間並みの渋滞。 人も多くて、夜中ということを忘れます。 私っていかに普段健全な生活をしているのでしょう。 

 

 ピアノの練習の合間に今日は9月の日本でのコンサートのプログラムノートの下書き。 日本に大量の資料を持っていくのは嫌だから今回はある程度こちらで書いていかないと。 でも好きなことを調べて書いていくのは楽しい作業。 土曜日にでも一度ブリティッシュライブラリーへ行くようですが。 

Posted on 2008/08/17 Sun. 06:58 [edit]

category: 日常

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17

所沢市文化祭総合フェスティヴァル出演お知らせ 

お知らせです。


2週間後、8月31日(日)所沢市文化センターミューズ、マーキーホールにて催される所沢文化祭総合フェスティヴァルにて30分のゲスト演奏いたします。 詳細はこちらより。


 演奏曲目は、

  ドビュッシー: アラベスク 第1番

  シャブリエ: スケルツオ・ワルツ

  平井康三郎: 幻想曲 『さくらさくら』

  チャイコフスキー: ロマンス ヘ長調 作品51-5

  ショパン: 華麗なる大円舞曲


 いわゆる日本での有名曲とこれまでの日本での演奏で評判のよかったものをあわせました。

 入場無料ですが、実家の方に整理券が送られてきているようなので、もしいらっしゃる方がいれば私までEメール(katomiuk●yahoo.co.jp 迷惑メール予防のために@を●にしているので、@に代えてください)頂けたら整理券をお送りします。

 整理券がなくても入場できるので、お時間のある方、興味のある方お越し下さい。


 ミューズのマーキーホールの外観は『のだめカンタービレ』ののだめのコンクールの時使用されました。

 日本にいた頃はよくバレエの発表会などを観に行っていたので、まさかここで自分が演奏させて頂くことができるとは思ってもいなかったので今からとても楽しみにしています。

 ちなみに、浜松のコンクールの前か後か、鈴木宏尚君がここでこの催しで演奏した時たまたま日本に私もいて聴きに行っていますが、あの時ちょっとは私もいつかはこうして呼ばれてみたい、と思っていたものの、こんなに早くにそれが実現するとは思ってもいませんでした。

 

Posted on 2008/08/16 Sat. 06:48 [edit]

category: 日本 2008年夏

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16

朝から教会巡り 

 久々に朝7時半なんかに家を出て9時にバービカンでの打ち合わせ。 7月7日にロンドンのシティでランチタイムコンサートに出演した時に1人の男性から声をかけていただいて、来年ロンドンとコッツウォルズでのリサイタルのお話しを頂いたのでした。 その打ち合わせ。 ギルドホール音楽院へ行く度に学校を囲む日本で言うマンションが気になっていたのですが、そこへ行くことに。 奥様が日本人、ということでお宅の中は靴無し。

 

 いつもリサイタルの日程は決まっていてもプログラムの提出は1ヶ月前。 今回は相手からの要望もあるし、半年後のリサイタルのプログラムが今日大まか決まる。 とっても変な感じ。 9月から勉強していく曲もいくつか含められるからそれを考えながら。

 

 それからこの方と一緒にシティの教会を4箇所回る。 一つは7月に私がランチタイムコンサートで弾いた所で第1希望。 ピアノも古いけれどスタンウェイのフルコンが入っているし。 ただ、一番大きいからチケットの売れ行き+3月だからまだ暖房がちゃんと行き届くかがわからない。 あと3箇所は対応がよくなかったり、対応が良くてもピアノが良くなかったり。 でも教会めぐりは楽しい!! 私のピアノに関する感想だけ伝えて後はおまかせ。 今年か来年がイギリスと日本の交友のイヴェントがあるので、それに含めてもらえてグラントが多く出たら私の第一希望になるし、そうでなかったら他のところ。


 その後は昨日閉まっていたオペラハウスのショップへ。 ショップ滞在時間30分以上。 今回を気に買おうと思っていた本はやっぱりアマゾンに注文することに。 送料を考えてもやっぱりアマゾンは安い。

 9月7日の準備、大分整ってきました。 後はピアノを頑張るのみ。 

Posted on 2008/08/15 Fri. 06:27 [edit]

category: 日常

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15

London 

 お天気な夕方。

 学校が7時に閉まってしまうので、その前に学校を出て久しぶりでコヴェント・ガーデンへ。 ロイヤルバレエのシーズン中は毎週来ているのに今はお休み。 いつもだったら7時半までオペラハウスのショップが開いているから今度の9月の日本でのリサイタルの小道具集めにショップに行ったのに、今週から9月頭までオペラハウスでの公演がないからショップは5時45分でクローズ。 

 だから、少しお散歩することに。 


 コヴェント・ガーデンのプラザの横に出ていたオーガニックのストール。

080814 apples


 りんごがとにかくおいしそう。 傷があったり、スーパーには売っていない新鮮なもの。


080814 market


 お野菜も変わったのもがありました。 緑とか、紫のカリフラワー??? 

 私は、ここで果物でも、野菜でもなくあるものを購入。 重いけれど日本の家族のために。 

080814 trafalgar


  バスに乗るためにトラファルガー・スクエアに行ったら巨大スクリーン。 オリンピックを放送中。 イギリスなんてメダルなんて取れない国、と思っていたのに、カヌー??でメダルを取っているのですよね。 次のオリンピックはロンドン、ということは少しはロンドン市民にオリンピックを見せておかなくては、と思っているのかも。

 それにしても、ロンドンは相変わらず凄い人。 先週あんなに隔離されたところにいたから余計にそれを思います。 いつ歩きタバコの火を足に落とされるか、顔に付けられるか、と気になりながら歩いているから疲れます。

Posted on 2008/08/14 Thu. 05:11 [edit]

category: ロンドン観光

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14

プロムス・プレトーク 

 寒いです。 学校で10時まで仕事だったのですが、帰り道が寒い。 薄手のコートを着ている人も結構たくさん。 あと2週間こんな状態だったら、私は2週間後日本で干からびます。 


 学校での仕事は7月中旬から学校の目の前でプロムスが行われていますが、そのプレコンサート・イヴェントを学校のシアターで行っているのでそのアッシャー。 友達ができなくなった分、今日、明日と代わり。

 今日はレイト・ナイト・コンサートもあったので、長い。 5時からはベン・ハガーティーというストーリーテラー(語り)。 私は遅れてきた人達が座る部分の担当をしていたので、話を途切れ途切れでしか聞かなかったのでいまいちストーリーがつかめなかったのですが、凄い。 コントラスト、強弱、音楽と語りは一緒だな、と思いました。


 2時間の休憩後、夜9時15分からは来る人は入り口で荷物チェックまで行ってのイヴェント。 カンタベリーのアーチビショップがドストエフスキーについて語りました。 これも再び遅れた人の対応で話半分に聞いていました。

 

 私、今回一度もプロムスに行っていません。 私が聴きたい指揮者、オーケストラ、プログラムはほとんど私が日本に行っている間。 唯一来週水曜日はゲルギエフがLSOを振って、チャイコフスキーの『眠れる森の美女』全曲。 バレエダンサーがいるときと、音楽だけの時ではいろいろとテンポなど変わってくるので、これは折角のチャンス。 行こうと思います。 でも、早くに並ぶべきか??? その日のプレトークはロイヤルバレエの芸術監督のモニカがロイヤルバレエの歴史、その他諸々について話すようなので、もちろん行く予定です。


 仕事が終わってバス停に向かうのにアルバート・ホールの横を通ったら先週土曜日にサマーコースのマスタークラスに来たスティーブン・ハフがいました。 この前も一緒に来ていたボーイフレンド(のはず)と一緒に。 先日はなんと、ワインレッドの光沢のあるスーツに赤い靴下、という格好で来ていたのですが、今日は普通。 

Posted on 2008/08/12 Tue. 06:22 [edit]

category: エンターテイメント

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12

これからやる曲 

 昨夜寝たのは1時前。 今日起きたのは・・・・・午後1時。 でもまだ疲れは取れません。

 今回、毎日今までのように夜中2時とか3時まで起きていることはできませんでした。(1日、友達としゃべっていて2時半というのはありましたが)。 やっぱり10代の子達のようにはいきませんね。

 午後1時に目を覚ましたものの実際に身体を起こすことができたのは2時。 5時から教えがあったのでおきましたが、なかったらきっと私は起きなかったでしょう。


 夜、Dr.Sに電話。 コースの間ゆっくり話す時間がなかったので、これからやる曲目を決める為に今夜電話するように言われていたのです。

 とりあえず、今まで弾いていない作曲家の中から、アルベニス、フォーレ、グリンカの小品を自由に選ぶ。 アルベニスは絶対に弾きたかったし、フォーレもやりたい曲があるからとっても嬉しい。 グリンカは意外。 

 今年1年はバラキレフを弾いていたから、アルベニスのような身体の中の血が湧き上がるような曲を弾きたかったのです。 今の私なら、こういう曲が弾けるはずだし。

 古典のソナタの新しいものをやっていないから、ベートーヴェンを。 ソナタも言われたけれど、ベートーヴェンの最晩年に書かれた6つのバガテル。 一つは弾いたことがありますが、非常に美しい曲。 楽しみ。 バッハも久々。 ただ、あまり私は馴染みの無い、『フランス風序曲』 CDすら、楽譜も持っていません。


 先生との会話で一つ、とっても嬉しかったこと。 去年も参加していた今年15歳くらいのフランス人の女の子、彼女のお父様は結構有名なピアニスト、と言う子がいるのです。 彼女に先生が、昨日のコンサートでよかった人を3人挙げさせたら、そのうちの1人が私だったそう。 Dr.Sは『悪かったわけではないんだよ』 美しいけれど、とりわけ聞かせどころもない曲でこういわれたのはとっても嬉しいこと。


 とりあえず9月の日本が終わるまでお預けですが、少しずつ譜読みだけは始めたい気分。 弾きたいスクリャービンのエチュードもあるから、これもやる予定。 早速、本棚から楽譜をさがすも、この前組み立ててとりあえず適当に楽譜を入れたので、いつもだったらアルファベット順で探しやすいのに、今は何が何だかわからない状態。 私はいつか弾きたいと思った楽譜が古楽譜屋にあると購入しておくのですが、今回はほとんどの楽譜、CDを持っていないので、久々に物入りになりそう。

Posted on 2008/08/11 Mon. 06:00 [edit]

category: 音楽

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11

Summer Course the Last day 

サマーコースも最終日。 朝はこんなに快晴。 でも、夕方からは雨。
080810 purcell


 朝食後、朝9時に出発予定。 既に誰の車に乗っていくかも張り出されていたのですが、その通りにはいかないのがこのコース。

 私は結局Dr.Sの車に乗って10時に出発。 もうここで1時間のずれ。 となりにDr.S門下のウズベキスタン人の兄弟が座っていて、12歳の弟とふざけていました・・・・・ さすがに日曜日の朝は空いていて市内まで30分ちょっと。 Dr.Sの後ろに2台のロンドンを詳しくない車が着いて来ていたので、先生、非常に安全運転。 先生の車に乗るときはいつも生きた心地がしないのです。 先生自ら私に、『僕のキャラクターらしくない運転だろ? ハッハッハッ』といっていました・・・・


 実はこのコース参加8回目にして初めて今回はガラコンサートに出演させてもらえませんでした。 理由は聞いていませんが、一つ。 Dr.Sが私に求めるものができていないから。 回りからは『どうして、みゆきは今回ガラコンサートに出ていないの?』と聞かれましたが。


 それでも、ガラコンサートの前に正午からコンサートがあって、そちらには出してもらえましたが。 伴奏を2つして、ソロはチャイコフスキーの『6月:舟歌』。 素敵な曲だけれど、単独では絶対に弾きたくない曲です。 演奏はこの1年で一番落ち着いていたように思います。


 演奏が済んでしまった分、3時からのガラコンサートはゆっくりと聞くことができました。

 私が伴奏していたモスクワからの9歳のサーシャ、彼はガラコンサートで同い年の韓国人だけれど、モスクワ在住の女の子ユウジンとショスタコーヴィチのアレンジメントをヴァイオリン2人、ピアノで弾いたのですが、サーシャは白のタキシード、ユウジンは白のドレス。 とってもかわいくって、ウェディングみたい。 私の目の前にDr.Sが座っていたのですが、先生、デレデレ。 


 9日間一緒に過ごした仲間ともお別れ。 みな、『また来年ね!』と言い合ったのでした。 ピアノは今年3分の2の参加者が、ヴァイオリンは5人中4人がリピーター。 また来年も皆と会うのが楽しみなのです。 

 伴奏をしたヴァイオリンのサーシャとお姉さんのマーシャ、一緒に写真を撮って、2人に『弾いてくれてありがとう』といわれたけれど、私こそ『ありがとう』。 また来年も一緒に弾こうね、といわれたのが嬉しい。

 サーシャとは言葉があまり通じないけれど、何とか私のわずかなロシア語で、『私もまた来年一緒に弾きたい。 でもサーシャ、あなた来年にはとっても上手になって、もうみゆきなんかと弾きたくない、って言わない?』と聞いたら、『そんなことないから!』 サーシャ、めちゃくちゃかわいい、というかハンサムで回りの女の子たちから私はサーシャと一緒に弾くことを羨ましがられていたのでした・・・・・ 今回、サーシャのママは一緒にロンドンに来たものの、来てすぐにご不幸があり、土曜日の夜中にロンドンに着いて月曜日の朝、子供たちを2人ロンドンに残してモスクワへ戻ったのでした。昨夜再びロンドンに戻っていらっしゃいましたが、その間、ママっ子のサーシャは頑張っていたけれど、辛かったよう。 今回はお姉さんが一緒にいたのが幸い。 


 ユウジンのママとは言葉の壁があって、あまり会話ができなかったから、彼女から『来年は一緒に色々と話せるように、英語を勉強してくるね』といわれたから、私も『私も、来年はみんなとロシア語で話したいから』と言い合ったのですが、今回こそはロシア語を頑張りたい。 少しでもしゃべれるとやっぱり楽しいから。


 色々と課題が残された今回のコース。 本当に行ってよかったです。 コースの2日目に先生から指摘された部分、いくつかは直すことができたので、残りを頑張ります。 

 

 久しぶりで地下鉄に乗るととっても変な感じ。 これから2週間、日本へ行くまでやることがたくさん。 8月31日の日本での舞台に向けて最終調整です。

Posted on 2008/08/10 Sun. 06:00 [edit]

category: サマーコース 2008年

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10

コース 8日目: 自己反省+これからのこと 

 今朝は起きた時には陽が差して青空だったのに、それは長く続かなくて9時過ぎには雨。 


 サマーコースも今日でレッスンは終わり。 私は昨日Dr.Sにお願いしていたのが叶って、9時からルース先生のレッスン。 彼女は私のレッスンを今日入れるように、Dr.Sにメモを渡しておいて下さったようです。

 本当はもう1人いたのに、先生が私のことは去年も教えていないから、と言って、もう1人の子に後で来るように伝えて1時間近くレッスンしてくださいました。 

 ドビュッシーの『喜びの島』、一度通して弾いて先生がおっしゃったこと。 『どうしたの? あなたらしくない演奏。 自分ではどう思うの?』 『今までの“みゆき”を取り戻しなさい。 あんなに自由に弾いていたのに、今はディーテイルを気にして動きが減ってしまったのではないの』

 これ、実は今回ほとんどの先生方に言われたのでした。 Dr.Sの元を離れて2年間、ゴードンは悪い先生ではなかったけれど、そして良くなっている部分ももちろんあるけれど、私のよさが殺されたそうです。 今週はこれがかなりショックで・・・・・ 

 レッスンはとっても良くて、1度のレッスンで信じられない変化。 私はレッスン中に消化する人だし、言われたことはすぐにできる方。 だからこそ、この2年間で自分の良さまで失ってしまったのですが。


 お昼前に最後のレッスンはアンドリューと。 前回はバラキレフを持っていったので、今回はチャイコフスキーのノクターンと『四季』より6月:舟歌。

 流れを持つこと。 とにかく、この2年間は1小節ごときちんと弾いていく、という勉強をしていて、Dr.Sの後では流れよりもまっすぐ、というレッスンだったからそれがかなり失われたようです。


 午後はスティーブン・ハフのマスタークラス。 彼に似た人を何度かオペラハウスにバレエを観に行った時に見かけているのですが、似た人??と思っていたのですが、本人でした(一緒に着いて来ていたボーイフレンド??が同じ人)。 1人30分ずつで大き目の曲が並んでいたので慌しかったのですが、聴いていて面白かったです。 私は火曜日のオーディションの後、水曜日に実は違うプログラムでもう一度オーディションを受けるように言われたのですが、駄目でした。


 これらを通して思うことは、私は日本でクラシックが堅苦しい、とか難しい、と思っている人達に音楽の楽しさを知ってもらいたい。+9月の日本でのコンサートの為に、小品が多かったのですが、小品は弾きこなすのが非常に難しい割にはとっても損。 コンサートでは小品が大曲よりも受け入れられても、こういうコースでは結局のところ大曲というかそういうものを弾いておくべき。 しかも、Dr.Sはバラキレフのソナタが嫌いだから、結局コンサートでは一度も抜粋でも弾かせてもらえなかったし。

 9月のコンサートに向けて、そして8月31日の所沢から頼まれている演奏の為に小品は続けますが、正直今は大曲が弾きたくて、しかもスタンダード・レパトワーが弾きたくて仕方がない。 来週、これから何を勉強するのかDr.Sと話す予定ですが、私の中でやりたい曲はたくさんあって、選べない状態です。 大曲と小品のバランスをよく学ぶべき、と心の奥から思いました。 


 今回のコースで、私がこの半年特に悩んでいたことの原因が解消されたし、何をしなくてはいけないのかが非常に良くわかりました。 

 とにかく、今年のコンサート活動でもわかってはいたけれど、自信をなくして、恐々ピアノを弾くようになっていました。 それがこの1週間で恐々ピアノを弾くようにはならなくなったし、また自分を取り戻せたように思います。 一度閉じかかった自分の音楽の扉を、もう一度開くことができそうです。 

 コースの後2週間ロンドンで頑張って、その後のちょうど3週間後、8月31日の所沢での舞台は以前以上の自分を取り戻せると思っています。 思っている、というよりも、絶対に取り戻して見せます。 


 お金には変えられないもの。 毎年同じコースを受けているからこそ、同じ先生方に見ていただいているからこそ、先生方は本音を言ってくださるし、成長も、落ちたことも気付いてくださる。 いつも、毎年先生方から大きな成長、と言われていた私は今回はそれと反対のことを言われたことにとてもショック。 下手になったわけではないけれど、自分の長所を失ってしまった。 でも、今言われてよかった。 正直、今年は経済的にコースに来ることをやめよう、と思ってぎりぎりまで申し込みもしなかったけれど、やっぱり来てよかった。そう出なかったら、気付くのが遅れてしまったから。 

 コンサートでは良い評価を得ていたし、この前も私の演奏を聴いた人から来年二つのコンサートのオファーがあったばかり。 でも、私の演奏をずっと聴いている人にはいろいろとわかってしまうのです。


とにかく、今は3週間後、そして9月の日本での演奏に向けて細かいことは気にせずに頑張ります。 絶対に去年の夏以上の演奏ができる、と思っています。 自分のことは自分が一番分かっているから。 ゴードンと勉強中に鍵をかけてしまった扉の鍵を開けるだけ。 鍵がどこにあるかはわかっているからどうやってあけるか、これだけが私の課題です。 

Posted on 2008/08/09 Sat. 06:37 [edit]

category: サマーコース 2008年

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09

コース 7日目: 疲労 

 今日もまた曇り。 ブラックベリーを採りにいきたいのに、フィールドへ行く気にはなかなかなれません。

 

 今朝、今日のタイムテイブルを見て頭痛と腹痛が・・・・・・ 昨日とっても嫌だったナターシャが今日も私は9時からのレッスン・・・・・ 彼女は私を見るなり、『昨日の続きのバラキレフのソナタ第4楽章をやりましょう』 といわれたのでこれは拒否。 代わりにショパンのマズルカを見てもらいましたが、とにかく合いませんでした。

 私と一緒の時間に12歳の男の子がモーツアルトのソナタを見てもらいましたが、この教え方も酷い。 弾けていない子にプロに要求することを言っても仕方がない。 もっと基本的なことがあるはずなのに。


 今日は午前中はピアノのレッスンが2回と、ヴァイオリンの伴奏のレッスンが2回。 よって、また4時間通しでのレッスン。 一つ非常に残念だったのは、私の大好きな、そして多くの生徒から支持率が高いイギリス人の84歳くらいのルース先生のレッスンが今日もまたなかったこと。 確か去年も彼女のレッスンを受けられなかったし、今回は彼女に見て貰う為に、ドビュッシーの『喜びの島』を持ってきたのに・・・・ ルースに『先生のレッスン、今回まだ1度も受けていなくて、でも絶対に受けたいのだけれど、明日教えに来ますか?』とお聞きしたら、いらっしゃる、とのこと。 先生にも、『去年もあなたのことを教えられなかったのよね。 とっても教えたいから、マイケル(Dr.S)に頼んでみなさい』といわれて、お昼前にDr.Sを見かけた時にお願いしたので、先生が忘れていない限り明日は受けられそう。


 今日の2回目のレッスンはファズ。 ファズのレッスンは月曜日にもあったから2度目。 ラトヴィア人の11歳の男の子と一緒だったのですが、彼はママと先生がついてきていて、レッスンは先生も同席。 これが凄い。 だって、先生じっとしているわけではなくて、他に教えている先生がいるのに、口出しするのです。 彼女、昨日のコンサートでこの男の子が弾いていた時には、身体も頭も動いて凄く目立っていました。 私なんて、弾いている男の子を見ないで、この先生のことを見ていたほど。


 私はファズがフランス物が得意なのを知っているから、ドビュッシーの『喜びの島』を見てもらいました。 色々と新しいアイディア、テクニック的なものもアドヴァイスしてもらって、今行き詰っているものがどうにかなりそうです。


 ヴァイオリンのレッスンも、もうちょっとロシア語がわかったらもっと勉強になるのに! と思います。 今年こそは少しずつロシア語の勉強をしようかと。 でも、レッスンで何度も出てくる単語を覚えていて後で辞書をひいて、もしスペリングがわからないと、ロシア語を話す友達に私が発音してスペルを教えてもらっているので、少しずつ単語は今回増えましたが。 

 

 午後は30分レコーディングをしてもらって、あとは練習。 夜はインストルメンタル・コンサート。 デュオが多くて、ソロも少し。 私はヴァイオリンの伴奏を2人分、2曲ずつ。 7時半に始まって、休憩無しで終わったのは10時15分。 段々コンサートも長くなっています。 


 明日はチューションの最終日。 日曜日はコンサートだけ。 

 とっても残念なのは、このコースでは初期から教えているモスクワ音楽院のイリーナ先生が今回はコース最終日までロンドンにいないで、明日早朝の飛行機でモスクワだか、イタリアだかに行ってしまうこと。 だから今日が彼女の最終日。 彼女はEPTA(ヨーロピアン・ピアノ・ティーチャーズ・アソシエイション)のロシア支部の支部長なので、その例会が昨日くらいから始まっているので、どうしてもそこへ行かなくてはいけないそうです。 とっても残念。 でも、今回は彼女のレッスンを2回受けることができたので良しとしなくてはいけません。


 コースもあとちょっとなのに、昨日の夜で1人脱落。 イギリス人の女の子が、周りのレヴェルが高いし(レヴェルは色々ですが)、毎日レッスンがあることがプレッシャーといって、今日からコースをやめたようです。 私も初めてこのコースに来た時は完全にショックを受けて、Dr.Sの前で大泣きしたことを思い出します。 でも、あの時に諦めなかったから今がありますが。


 とにかくあと1日、多くを得たいと思っています。

Posted on 2008/08/08 Fri. 06:16 [edit]

category: サマーコース 2008年

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08

コース 6日目: ハードな一日 

今日から、サマーコースの後半がスタートです。

 初日に撮っておきながら乗せていなかった写真。 荷物を運んですぐに撮った写真なので、ちょっとひどいですが、私が泊まっている部屋。

080807 my room


 さて、今日は非常に疲れた一日でした。

 まず、9時から今年初めてここで教えているセルビア人のピアニスト、現在はロンドン・カレッジ・オブ・ミュージックという学校で教えているナターシャ。

 バラキレフのソナタの第4楽章を見ていただいたのですが、非常に相性が悪い先生。 それなのに、30分のところ50分も観て下さったのですが・・・・・・ とにかく、この先生には二度と見て貰いたくないです。

 

 10時からはヴァイオリンのレッスン。 14歳のマーシャのレッスンでマテーなんとかと言う人の『アリア』と、オベールのジーグ。 彼女はこの4日でだいぶよくなりました。 マリーナは本当に良い先生。 歌わせること、とっても厳しくて、私に対する要求も厳しくてへとへと。 しかもナターシャのレッスンで嫌だったことを引きずったままマリーナのレッスンを受けてしまったので、反省。


 そして11時半からはハッピーなことに、今回コースを行っている学校のピアノ科主任のウィリアム。 彼のレッスンはとっても人気。 この先生にはバラキレフのソナタの第1楽章。 ウィリアムは昔この曲を弾いたことがあったそうです。

 色々とまたためになるアドヴァイスをたくさん頂いて、一回り大きな曲になりそうです。


 12時半からは、タイムテイブルに先生の名前ではなくて部屋の名前が入っていたので、やっと練習できる!と思って部屋に行ったら、そこはDr.Sのレッスン室・・・・・ 先生のレッスンでした。 これは呼び出しと言うか、先生のご好意ですね。 チャイコフスキーの四季から1月と2月を非常に扱かれました。 先生のこういうレッスンは久しぶり。 ここまでやられたのは何年ぶり????? 

 でも、先生は4日前に比べて完全に別人の演奏をしている、といってくださったし、指の使い方は前の感覚を完全に取り戻した、とおっしゃってくださったので一安心。 私、言われたことを直すのだけは早いのです。 だからこそ、問題の時もありますが。


 4時間続けてレッスンで、とにかく頭がごちゃごちゃ。 お昼の後は1時間空いていたから本来なら練習すべきなのに、レッスンで言われたことをノートに書き出して1時間終わり。


 3時半からはもう1人のヴァイオリン、9歳のサーシャのレッスンの伴奏。 モーツアルトの『トルコ行進曲』、昨日のレッスンで私は初見で合わせて、今日は昨日注意されたことがほとんど直っていました。

 グリエールのワルツは難しい。 マリーナがワルツのステップを見せながらのレッスン。 

 

 今夜はコースの中間コンサート。 私はお昼前のDr.Sのレッスンで、チャイコフスキーの1月か2月、どちらかを今夜弾くように、と言われたのでとにかく言われたことを直して練習。夕食前に10分ほど再び聴いていただきました。 この続きはまた別記。

Posted on 2008/08/07 Thu. 04:13 [edit]

category: サマーコース 2008年

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07

コース5日目: ファンコンサート(大爆笑コンサート) 

 このサマーコースの目玉イヴェント、ファンコンサートの日。


 ファンコンサートは小さい子達は今弾いている曲で楽しめの曲を弾いたりもしますが、それ以外は極秘で各々やりたい人がコンサートの準備をしておきます。 

 日本人は毎年ほとんど何もやらないのですが、今回は皆仲良くしているし、純日本人がいないからなのか、何かやろう、という話になったのが、コンサートが始まる20分前。 何となくのアイディアはあったのですがそれを試してもしっくりこなくて、やるのをやめよう、と思っていたのに、結局はやりました。

 楽しかったものを書き出すと・・・・・


 ヴァイオリンのマリーナ先生の息子が『ジョン・ケイジを弾きます』と言って、私達は、ああ、あれね。 と思ってみていたら、じっとピアノの前に座っているだけではなくて、舞台の上と、舞台の下(客席)にグランドピアノがあったので、そのピアノの蓋を開けたり閉めたり、挙句の果てには鍵までかけてしまって。 

 ピアノを弾くのには体力が必要、ということを示す為に腕立て伏せまで行う始末・・・・

ピアノを最後に全部元に戻したところで時間がきました。 

 演技が非常に上手。


 私達は、4人でモシュコフスキーの4手連弾の『ボレロ』という曲を用いて、これを片手ずつ4人で弾くことに。 途中、私がラヴェルの有名なボレロのテーマをところどころ一番下の音域で入れていきました。 

 始まる前に誰か2人前に出てきてください、といってDr.Sの息子とドイツからのユニークな男の子が前に出てきて、彼らはボレロに合わせて、コサックを踊っていました・・・・・


 Dr.Sの息子とイリーナ先生の生徒のマーシャは2年前にマーシャがイリーナの教え方の真似をする、というものを行ったのですが、今回はマーシャが、『イリーナのスペシャル強化メソッドを披露します』と言って、Dr.Sの息子がピアノの前に座って、ショパンのエチュードを弾き始めて、弾いている時に腕を無理やり動かしたり、背中にマーシャが体重をかけたり、めちゃくちゃ。 もちろんイリーナはここまで凄い教え方はしませんが、私達、彼女がやっている姿をリアルに想像できてしまいました。


 
続いてはロシア人グループによる、劇。

080806 fun-1

 右下に写っているのが、日本人とロシア人のハーフの男の子。 彼がよれよれのスーツ姿で出てきて、二日酔いだけれど、あと10分でピアノのレッスンだ、といってショパンのエチュード作品10-1を弾き始める。

 そこに、この怪しい格好のピアノの前に座っているのがDr.Sの息子、その後ろにいるのがドイツ在住のエディ・。 エディは真っ白の服装で、Dr.Sの息子の後ろにぴったりとくっついています。 Dr.Sの息子は頭に白いわっかをつけて、首にはマントのように、白っぽいデュヴェカヴァー。 彼らはエンジェルのつもり。

 エンジェルも下で弾いている男のこの演奏に時々加わるのですが、彼が間違えるとエディがそれまでは白い紙を両手に持ってバタバタさせている、と思っていたのに、この紙には実は『間違い』とかかれていて、音を間違えると、これを客席に見せるのです。

 言葉では上手く説明できませんが、とにかく見事でした。 しかも真面目にきちんとエチュードを弾くのではなくて途中演技をしながら。 凄かったです。


 もう一つは下の写真。

080806 fun-2


 ウェールズ人の女の子が肩が柔らかくて、こんな後ろ向きで『キラキラ星』を両手で弾きました。

 

 この直後、エディがキラキラ星をインプロヴァイゼイション。 凄く上手。 こうして自由にインプロできる人はとってもうらやましい。


 最後は、マーシャがDr.Sにワルツを弾くように言って、でも先生は楽譜がいる、と言ったので私がたまたま持っていたショパンのワルツを先生が弾いて、1枚目の写真のハーフの男の子とエディが男2人でワルツを披露してくれました。 
 

 今年はどちらかと言うと、皆大人しめ。 やる人はやるし、やらない人はやらない。 でも、こんな音楽の楽しみ方があっても良いと思います。 

 私は本当はやりたかったことがあったのに、準備が間に合わず断念。 来年こそは!

Posted on 2008/08/06 Wed. 06:41 [edit]

category: サマーコース 2008年

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06

コース4日目: ファズのリサイタル 

 サマーコースで教えていて、普段はカーディフの私も在学していた大学で教えているウズベキスタン人のピアニスト、ファズのリサイタル でした。

 彼は私がカーディフの1年目にDr.Sと勉強する為に16歳から住んでいたドイツを離れて、カーディフに移住。 私の大好きな、いつも追いつきたいと思いつつ、追いつくことができないピアニストです。


 プログラムは、


 ベートーヴェン: ピアノソナタ 第2番 

 ベートーヴェン: ピアノソナタ 第30番


 休憩

 

 ラフマニノフ/Earl Wild: Do not Grieve

ラフマニノフ/Earl Wild: In the silent night

 ラフマニノフ/メンデルスゾーン: 真夏の夜の夢より『スケルツオ』

 シューマン: 交響的練習曲 作品13


 とにかく彼の演奏を聴くのは1年ぶりですが、また一回り大きくなっていました。 特にシューマンは圧巻。 これは何年か前にも聴きましたが、その時よりもずっと良い。 ワイルドの編曲物は、ラフマニノフの歌曲が元。 ラフマニノフの歌曲自体素敵なものが多いので、こうしてピアノで弾けるのはよいですね。


 非常に刺激を受けたリサイタルでした。


 それにしても、とにかく今は大曲を弾きたくて仕方がありません。 小品も好きだけれど、回りの演奏を聴いていると、やっぱり弾きたい! 

Posted on 2008/08/05 Tue. 06:58 [edit]

category: サマーコース 2008年

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05

コース 4日目 

また夏日から遠くなったロンドンです。 


 サマーコースも4日目。 レッスンが始まってからはまだ2日目ですが、段々疲れが溜まってくる頃です。特に昨晩遅くまで飲んでいた人達は・・・・・・・


 私は今日も9時からレッスン。 このコースでも長い期間教えているイギリス人のアンドリューとのレッスン。 アンドリューは落ち着きがなくて非常に有名。 本人はきっとわかっていないと思いますが。

 このレッスンは昨日の2回のレッスン同様、ロシア人のマーシャと一緒。 彼女は再びチャイコフスキー。


 私はバラキレフのソナタの第1楽章を見ていただきました。 違ったアイディアをいただけて改良の余地ありです。

 レッスンが終わって部屋の外に出て、私が12時半からレッスンを受ける先生が今年初めてコースで教える先生だから、どんな方なのかみたい、と思って部屋を覗いたらいらっしゃらない。 どうやらまだいらしていないみたいで、それなのに誰もDr.S(コースダイレクター)に伝えていない。 ということで仕方ないから先生のレッスン室にいって、先生が終わるのを5分ほど待って伝えたら先生、かなり慌てていました。


月曜日に伴奏をしたヴァイオリンのマーシャから昨日新しい伴奏の楽譜を預かっていたので、それのあわせ。 オベールのジーグ。 そして、休憩後に11時半からヴァイオリンのマリーナのレッスン。 とっても良いレッスンで、この曲はバロックダンスだから、そのバロックダンスがどういう雰囲気で踊られていたのか、非常に興味深いお話をして下さいました。 

 マリーナは伴奏にも厳しくて、私にどういう音を出して欲しいのか、どうやって弾いてもらいたいのか、非常に細かく指示を出してきます。 そういえば今回伴奏をしているのは全員ロシアのピアニズムで勉強した人達ばかり。 そうでないと、なかなか彼女の指示に答えていくのは難しいかもしれません。


 お昼は日本人全員6人一緒に食べていたのですが、今回は楽しい。 明日のファンコンサートの話になって、ちょっと良い案が出たり。 

 午前中に潰れたレッスンの代わりに15時半からレオのレッスン。 一緒に受ける相手が他の先生のレッスンが長引いてこなかったから結局1時間レッスンしていただいてしまいました。 バラキレフの第2楽章を弾く予定が、先生がこの曲をご存知でなかったから第1楽章から弾いて、第2楽章をメインでレッスンしていただいた後、誰もいないから、という理由で結局、第3、4楽章も。 まさか全楽章弾くことになるとは思っていなかったので、非常に体力消耗。 6月末にリサイタルで弾いて以来、全楽章通しての練習はしていなかったので、やはり辛い。

 

 ボーっとした頭で10分ほどショパンのマズルカを練習して、ホールへ。 数日後、イギリス人ピアニスト、スティーブン・ハフがマスタークラスをこのコースで行うのですが、彼が来られるのはほんの数時間。だから、受講できる人数が限られているのです。 よって、彼のレッスンを受けたい希望者は今日希望曲を弾くオーディション。 Dr.Sとイリーナの前でホールで演奏。

 私は、まさかのバラキレフの後でヘトヘト。 結局9月の日本の為に準備している何年か前に弾いたことがあるマズルカ1曲と、先週暗譜したマズルカ1曲。

 日曜日にインフォーマル・コンサートで弾いた時よりも落ち着いて、やっとこの2年で失ったものを取り返したようです。 

まだ結果はわかっていませんが、まあ他の人は大曲揃いだから、期待もしていませんが。


 皆の演奏を聴いていましたが、ドビュッシーのエチュードに、アルベニス、ショパンのバラード、スケルツオ、メトネルの回想ソナタ、ブラームス、非常に楽しめました。 だから、大人のアマチュアの方々は聴きにいらしていました。 彼らはレッスンを受けるのも楽しみだけれど、専門的に音楽を勉強している人達の演奏を聴くことも毎年楽しみでいらしているらしいです。 素敵ですね。


 夕食後は私の友達であり、素晴らしいピアニスト、ファズのリサイタル。 これはまた別記。 

 

 今日はそこまで練習できませんでしたが、それでも刺激をたくさん受けて、9月の日本でのリサイタルが終わったらやりたい、と思う曲の候補がたくさん。 これについては色々と思うことがあり、また後日。

Posted on 2008/08/05 Tue. 05:42 [edit]

category: サマーコース 2008年

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05

サマーコース3日目: 充実した一日 

 サマーコースの一日は基本的に朝9時から夜9時半頃 まで予定が詰まっています。


 8.15 朝食

 9.00-10.00 レッスン/練習

 10.00-11.00 レッスン/練習

 11.00-11.30 休憩

 11.30-12.30 レッスン/練習

12.30-13.30  レッスン/練習

 13.30-14.30 昼食

 14.30-15.30 レッスン/練習/自由

 15.30-16.30 レッスン/練習/自由

 16.30-17.00 休憩

 17.00-18.30 練習/自由

 18.30-19.30 夕食

 19.30-    コンサート


 これを1週間行うので、非常に規則正しい生活になります。


 毎朝、9時にならないとその日の予定がわかりません。 9時にタイムテーブルを受け取って、場合によってはすぐにレッスンということも。


 私は今日は9時からイリーナ先生(彼女に習いたくてこのコースに来ているほど!)のレッスンを、12.30からDr.S門下であり、私の友達でもあり、大好きなピアニストでもあるファズのレッスン。

 レッスンは原則的に2人一組で、1人30分ずつ。 お互いの曲を学びあえる、ということがあります。

 ただ、先生方も生徒もロシア語圏の人が多いので、先生も生徒もロシア人だとロシア語でのレッスン。 今日は私は2回とも、ロシア人の女の子とのレッスンで、先生も2人ともロシア語圏だったので、私のレッスンは英語だけれど、相手のレッスンはロシア語。 今回は本当に勉強していなかったから、単語は聞き取れても意味が分からず。 辞書は持ってきているので、スペルを憶測できたものは辞書で調べながら聞いていました。

 

 私はイリーナ先生のレッスンでは昨夜弾いたチャイコフスキーのノクターン作品19-4とチャイコフスキーの四季から1月。 ロシア人だからわかる、色々なことを説明してくださってだいぶイマジネイションが広がりました。


 ファズには迷った挙句彼が得意そうなショパンを。 ショパンのマズルカ2つ。 これは先週暗譜して1度だけDr.Sにみていただいた曲。 時間が余ったからチャイコフスキーの四季から2月も。 やっぱり、キャラクターを注意されて、でも1回のレッスンで得たものは大きい。 彼は私よりも一つ年上だけれど、音楽性が素晴らしいし、得るものがたくさんあるのです。


 一緒にレッスンをうけた女の子はチャイコフスキーの作品19-1と2。 彼女と私のつたないロシア語で会話をしたところ(要するに、語尾の変化とかめちゃくちゃだけれど、どうにか頑張って理解してもらう)、彼女もチャイコフスキーが大好きみたい。 もしかしたら曲の趣味が似ているので私とこの子を一緒のレッスンにくんだのかもしれません。


 空き時間には練習したり、オルガの生徒の10歳の男の子と女の子が来ていて、彼らの面倒?を見たり。 

 午後からはコースの参加者は徒歩10分ほどの場所にある公共のスポーツセンターのスイミング・プールを使えるからプールへ。 久々に800メートルほど泳いでリフレッシュ。 ジム通いをしていた頃はもっと泳げたのに、1年半ほど泳いでいないとさすがにきつい。


 夕食前再び練習して、夕食後は先生方のコンサート。 これは別記。 


 チューション1日目にして得るものが多すぎ。 私はレッスンを録音しないので、レッスンが終わったらピアノに楽譜を置いて、ピアノを弾きながら注意されたところをノートにすぐに記述。 この2年間でもちろん学校の先生から教わったことも多いけれど、失ったこともあるのは確か。 久々にロシア人の先生方に囲まれていると、やっぱりロシアの演奏法が私にはあっているし、好き。 この1週間でそれをきちんと取り戻して、それ以上を目指すのが一つの目的。


 久々に生活のことを何も考えないで、ピアノだけを考えることができるのがとっても幸せ。 夜は友達とおしゃべり。私にとっては夢のような1週間です。


Posted on 2008/08/04 Mon. 06:37 [edit]

category: サマーコース 2008年

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コース3日目:先生方のコンサート 

今日は青空。 サマーコースも3日目です。 とはいうものの、今日からが本格的なレッスンの開始。

 レッスンも充実していましたが、先に今夜の先生方のコンサートを忘れないうちに。


  ルース先生(イギリス人で今年83歳のはず)が、シューマンの叙情小曲集作品12から1曲

  アンドリュー先生(イギリス人)がジョン・フィールドのピアノソナタ第3番

  Dr.Sと奥様のオルガがシューベルトの連弾、ファンタジー ヘ短調

  休憩を挟んで、

  レオ先生(ロシア人でドイツ在住)が、スカルラッティーのソナタ5曲(ニ短調、ホ長調、ロ短調、ニ短調)

  イリーナ先生(モスクワ音楽院のプロフェッサー)がベートーヴェンのソナタ第14番:月光とシューマンの交響的練習曲のテーマとOp.Pothの5曲。


 ルース先生はこの何年か弾いていらっしゃらなかったし、今日はずっと4時半までマスタークラスをなさっていたのに、弾いてくださって嬉しい。 80過ぎても、ピアニストとしてよりもピアノ教師として活躍していても、やっぱり暗譜で弾ける、ということは若いときからの訓練なのかしら、と思わずにはいられませんでした。 とっても優しい音色で彼女の人柄そのもの。


 アンドリュー先生は数年前に一度ショパンのソナタ第2番は弾いたものの、毎回おもしろい曲を聴かせてくださいます。 フィールドはノクターンが有名で、よくしっているけれど、このソナタは初めて。 彼の生きた時代的にも、シューベルトと共通するような、古典とロマン派が混ざった曲。


 Dr.Sとオルガはとにかく音色が豊かで、繊細というかアーティキュレイションが素晴らしい。 オルガがトップパートだったので、あの指のコントロールは凄いな、と思いながら聴いていました。

 

 レオ先生は去年は弾かなかったので久しぶり。 前回完全にコンフィデンスを失ってしまっていたから、今日はコンフィデンスを取り戻した演奏を聴けて嬉しい。 キャラクターの変化とか、先生がレッスンでよく注意しているようなことがやはり先生の演奏にも現れていました。


 最後のイリーナ先生は、いつもかなり良い演奏をするのに、今回は珍しく彼女らしからぬ演奏。 それでも凄いのですよ。 でも、何度もイリーナの演奏を聴いて、レッスンも受けていて、CDもしょっちゅう聴いている私からすると、彼女らしくない。 月光ソナタをプロの人の演奏で聴くのなんて久しぶり。 

 ベートーヴェンよりも、シューマンの方がよかったけれど、どうしてこの曲の抜粋をしたのかが不思議。 あのフィナーレがいいのに、それもなかったのが不完全燃焼。 でも、どうやったらあの音が出るのか、聴きながら今日のレッスンで言われたことに絶対にヒントがあるわけだから、レッスンを思い返していました。


 生徒たちの前で弾くのは先生方にとっても非常にプレッシャーのよう。 でも、こうして午前中、先生によっては午後も教えて、それで夜に弾いてくださるのはとっても嬉しいこと。 生徒は楽しみにしているのですから。 

 

Posted on 2008/08/04 Mon. 05:48 [edit]

category: サマーコース 2008年

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コース2日目 

 肌寒い一日。 長袖が丁度良いのは悲しい。

 昨夜は友達と話しこんでベッドに入ったのは???という時間。 それでも朝7時には起きることができるのは気が張っているからでしょうね。

 

 今日はオーディションという名の持ってきた曲を先生方の前で弾く日。 私はラッキーなのかそうでないのか、Dr.Sに弾くことに。 2人で一時間だったので、相手はもう何年も知っている仲の良いモスクワのマーシャ。 

 私は結局半レッスン状態。 先週水曜日のレッスンからたった4日で全然違う演奏(良い意味で)になった、とのことで一安心。 もちろんまだ課題は山積みですが。


 お昼に食堂に行ったらヴァイオリンのマリーナ先生から呼び止められて、サーシャの伴奏をして、とのこと。 サーシャはモスクワからの9歳の男の子。 去年も彼の伴奏をしたので、その関係で頼まれたらしい。 お昼が終わる頃にサーシャのママが来て、サーシャのお姉さんのマーシャの伴奏もして、とのこと。 今夜のコンサートで弾くから、2時半からリハーサルして、3時半にマリーナに聴いてもらう事になっている、といわれて、2人分、初見でとにかくあわせ。 まだ初見でどうにかなる曲なのが救い。 ロシアの教本って本当によくできています。 子供のうちから歌わせることを教える。 今回サーシャが弾いたのはグリエールのワルツ。 グリエールは子供の曲をたくさん書いているようで、一昨年もグリエールのロマンスを伴奏した覚えが。 マーシャには作曲家の名前を忘れましたが、アリアという曲。 


 マリーナ先生のレッスンはもちろんロシア語で行われて、私には半分も理解できないけれど、でも、先生が弾くのを聴いていれば理解はできます。 ワルツはやっぱり難しい。 サーシャはやっとハーフ・ヴァイオリンになったばかり。 まだまだ楽器のサイズが小さいので伴奏は音は簡単でも非常に難しい。 ヴァイオリンの生徒はほとんどが去年来た子供たちだったので、そしてピアノもリピーターが多いから、去年ヴァイオリンの伴奏をした人がそのままその人の伴奏。 先生方、誰が誰の伴奏をしたのかとってもよく覚えているようです。


 4時半にレッスンが終わって下に行ったら、ノーティスボードに『1回目の恐ろしいノーティス』と書かれた紙が貼ってあって、今夜のコンサートのプログラムが書いてありました。 いつも、夕食の時間にならないと誰が何を弾くのかわからないのに、こんなことは前代未聞。

 私は、今夜弾く、とは言われていなかったのに、みゆき: チャイコフスキー A Piece????? と書かれていました。 Dr.Sが通りかかったので何を弾けばよいか伺ったら、何でもよい、といわれてそのまま練習室に直行。 水曜日に暗譜がおわったばかり、もっといえばちゃんと勉強を始めたのはその前日の火曜日、というチャイコフスキーの『ノクターン』をとにかく弾いてみていけそうだったから、恐ろしいけれど、ノクターンを弾くことに。 もちろん、先生にはいつから勉強を始めたかは内緒。


 インフォーマル・コンサートはホールではなくて、大きめのクラスで。 サーシャのヴァイオリンからスタート。 今日楽譜を渡されて、今日1度合わせただけの曲。 それでもどうにかなったのが救い。 本当にこのコースは何が起こるかわかりません。


 大人のアマチュアの方も4人ほど去年と同じメンバー。 このコースは専門に音楽をやっている人だけでなく、こうしてアマチュアの人もリピーターが多いのが素敵なところ。 インフォーマル・コンサートだからこういうアマチュアの人達の演奏もあって、ああ、本当にピアノがすきなのだな、ということが伝わってきます。

 子供たちも、去年からの成長が著しいので聴いていて驚きと嬉しさとが入り混じっていました。

 

 私のノクターンはとにかく午前中にDr.Sから言われて探すことができた指の使いかたに気をつけて、もちろん問題もまだあるけれど、私の中でこれだけ短時間で人前、しかもこの恐ろしいサマーコースで弾くことができたことは成長。 Dr.Sが斜め後ろ1メートルにいたから、緊張も。 先生に、『手が震えていたのが問題だ』といわれる始末・・・・・ コンサートの後に先生に私がいつこの曲を勉強始めたのか白状。 先生非常に呆れ、でもある程度の演奏ができるようになったこと、とっても驚いていました。

 

 ロシア人は毎回誰かが親+先生付きでコースに参加するのですが、今回は11歳のラトヴィア人の男の子がママと先生と共に参加。 練習時間にはその先生が一生懸命隣に座って教えています。 凄いな。 でも、もし私が自分の生徒を参加させたら、生徒のレッスンも聴きに行って、理解したのか練習時間にチェックしそうだから、やっぱり生徒を参加させられるようになるまでは時間がかかりそうです。


 以前は日本人の参加者も多かったけれど、今回はハーフの子とか、駐在員の子供とか、今までの大学の同門とか、英語がわかる人ばかりだから、いつも頼まれる通訳が必要なし。

 とにかく、コースで弾く曲+譜読みしなくてはいけない新曲、久々に一日中ピアノに触っているような生活は本当に恵まれています。 

 

Posted on 2008/08/03 Sun. 06:05 [edit]

category: サマーコース 2008年

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サマーコース一日目 

 雨がふったり、急に日が差したり。 本当にめちゃくちゃな天候。


 今日からいよいよサマーコース。 今はイギリス時間の夜11時半過ぎ。 


 今日は午後3時半過ぎに家を出て、バスで移動。 途中のバスを乗り換えるブレントクロス・ショッピングセンターがさすがに土曜日の午後、大渋滞。 空いていたら5分で行くようなところが20分もかかるはめに。

 コースの会場の最寄り駅に着いたのが5時半。 Dr.Sの次男に車で迎えに来てもらって、5分ほどで到着。


 着いたら知っている顔がいるわいるわ。 友達との再会に忙しすぎるほど。 今回は、アップライトピアノ付きの部屋。 一通り荷物を整理したら(着いてすぐにやらないと、いつまで経ってもやらない)下に行ってまた友達との再会を喜ぶ。 半分以上、下手したら3分の2がリピーター。 ここのコースの凄いところは、専門にピアノを勉強している人達だけではなくて、大人の趣味でやっている方のリピーターも多いこと。 先生方とも再会を喜んで、6時半から夕食。 今夜はハンバーガーとチップス・・・・・・・


 夕食後、そのまま食堂でDr.Sがウェルカムの話を始めようとして、全然聴こえなくて奥様に止められてホールに移動してこれからの説明が。 そして自己紹介。 


 明日はとりあえずレッスンはなくて、オーディション(持ってきた曲をどれ位のレヴェルなのか先生の前で弾く)だから一応練習室へ行って一通り練習。 外に出たら数人の友達がお散歩に行くところだったから一緒にフィールドに出たら、野生のうさぎが10羽ほど。 木の小屋の前で、まるで絵本のようでした。 夜10時を過ぎたらさすがに空は真っ暗。 でも、とってもきれいな藍色。 星もとってもきれい。


 明日からは地獄(いや、天国)の日々が待っていることでしょう。 レッスンがとっても楽しみ。 新しい先生方も何人かいるので、また違った刺激を受けることになるでしょう。 


 これからコモンルームに行って、おしゃべりしてきます。

Posted on 2008/08/02 Sat. 06:32 [edit]

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