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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

イギリスのことをわかろうとしない日本人 

午前中、どんより、午後から快晴。 本当にこの数日の天候に振り回されています。

 

070531 あじさい


 今日は辛口。 日本大好き、の方は読まないほうが良いのかもしれません。文化の違い、習慣の違い、これを理解するのって、難しいな~と当たり前のことを思ってしまいました。

 

 私の回りにいる日本人の友達、というのは、お父様の転勤で、中学生くらいからイギリスで生活している人、もしくはこの3年以内にイギリスに来て、イギリスのことを全然知らない人。

 私は、郷に入れば郷に従え、でイギリスをわかろうとしてきました。 わかろうとしてきた、というよりもイギリス流が私には心地よいから、自然に色々なことを受け入れることができたのかもしれません。 一番大きいのは、高校生の時、ホームステイを10ヶ月ちょっと、そしてその間はイギリスの高校へ通い、日本人がもう一人いたものの、仲が悪かったからほとんど関わらなかったし、イギリス人の中で生活したこと。 しかも、ロンドンのような多人種の中ではなく、ケント州のほとんどがイギリス人の中で1年間過ごしたことは今思うと、本当にかけがえのない宝物です。

 

 あの1年がなかったら、私はイギリスの食生活も、いろいろな習慣も学ぶことができなかったでしょう。 

 どうしてこんなことを書いているのか、というと、あまりにもイギリスを理解しようとしないで、日本をそのまま持ってくる留学生が多いことに、呆れているから。

 

 例えば、スーパーマーケットで、もやしが日本だったら数十円で購入できるのに、ここでは(私は幾らなのか知りませんが)、倍以上する、と嘆いている。 そりゃそう。 需要と供給の関係である程度物価って決まると思うのですが、イギリスの普通の食生活で、もやしというのもはレシピにでてきません。 もちろん、昨今のエスニックブームで変って来ている、とは思いますが。

 高くて当たり前。 その代わり、ここでは需要であり、主食でもあるじゃがいも、というのは日本よりもずっと安いし、おいしいし。

 生クリームだって、日本よりもずっと安く手に入ります。

 私からしてみれば、税金17.5%のこの国で、外食は非常に高いけれど、スーパーマーケットでの買い物、というのは税金が基本的にかからないから、日本よりも安いと思う。 でも、日本よりも高い、という人がほとんど。 私の食生活に問題があるのか?それとも、ただ単に、皆は日本でポピュラーなものを購入しているのか? 謎。

 

 イギリスでは(今の法律は知りませんが、きっと今も同じ)10年前、14歳(だったはず)以下の子供たちだけで家で留守番させることは禁止でした。 見つかると、親が罰せられたそうで、ホームステイ先に12歳の女の子がいたのですが、当時18、19歳だった私は、私がいれば12歳の子を置いて親は出かけることができる、ということもありました。

 これも、日本人の子にしてみれば知らないことなので、どうして、12歳の子を家に留守番させることができないのだろう? と少々怒り気味だったので、このことを説明。

 

 この頃おもしろいな~ と思うのは、日本人は『かわいい』と言う言葉を連発すること。 かわいい、直訳するとキュートになると思うのですが、大人が大人に対して使うことはあまり聞いたことがありません。 日本人の男の子(30代)がしょっちゅう、『あの子はかわいい』というのに対して、こちらの男の子たちは『セクシー、フェミネン』が重要。 日本でメイドカフェがはやるのって、ここにあるのでしょうね。 たまに、30代の男の子たちが、『かわいい』を連発すると気味が悪くなる。 決して、かわいくない代表者の私がひがんでいるわけではありませんよ。 大体、私なんて先日オペラハウスで60代と思われるおじいさんにナンパされそうになったばかりだし。 私、そこまで酷いのか・・・・・ 基本的に劇場とかで知らない人と話すのが好きですが、この人だけはちょっと違いました。

 

 家の馬鹿シンガポール人フラットメイトにもこういう習慣の違いで腹が立ち続けている私。 国際理解なんて、言葉だけだと思う。 表面の上ではできるかもしれませんが。 もちろん、イギリスの習慣を理解できないのは日本人だけではないから、この頃学校では、私何だか『子供相談室』のような状態。 一つずつ説明していくの、面倒。 自分が『Yes』と思わないものに、口だけで同情できる性格でもないし。 でも、相手は私が同情することを望んでいることも多いから、大変。 

 

 というわけで、私も日本へ行ったら日本のことを理解しなくてはいけない。 毎回日本に行く度にこの不安度が増してくる。 日本にいて、日本のことを理解しよう、としない私自身にも腹が立ってくるし。 しかも、今日は先週から教えている日本人の兄妹のレッスンで、日本語が思い出せなかったり、ところどころ、英語で接していたり、酷い。 日本へ行くまであと5週間、頑張らないと・・・・・・

Posted on 2007/05/31 Thu. 05:38 [edit]

category: クリスマス、行事、習慣

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31

今シーズン最後の・・・ 

昨夜は、


070530 swan


を観てきました。 おわかりですね。 そのまんま。 ロイヤルバレエの白鳥の湖。 今回の公演は6月1日まで続き、その後は来年(2007年9月以降)のプログラムには入っていないから、早くても、次に観られるのは2008年秋以降。


 昨夜の主役のオデット/オディールは長身ダンサーのゼナイダ。 古典作品を彼女と背の高さの問題で踊れる男性はいないので、ロイヤル・デーニッシュのプリンシパルのケネス・グレーヴが今回もジークフリード王子役で客演。 この二人の舞台は2月にも観たのですが、ケネスは結構年だし、ゼナイダのオデット/オディールが前回とっても素敵だったので、もう一度観ることに。

 今、ゼナイダのことを調べていたら、面白い記事に当たりました。 2003年位のインタヴューのようです。 背の高さの問題で、あまり全幕作品の主役を躍らせれもらえなかったようです。 彼女と踊るには、やはり190cm以上の男性が必要。 今一番ロイヤル・バレエの男性で背が高い、と言われているのは一番下のランクにいるイタリア人のヴィット。 でも、まだ主役は無理ですからね・・・・・

 この記事によると、どうやらパリ・オペラ座やキーロフではゼナイダ並みの背の高さの人はたくさんいて、例えばシンデレラのような役でもやらせてもらえる。 でも、今のところロイヤルではノー。 ロイヤルはどちらかというと、小さくて、可愛らしいダンサーを好むようです。 

 でも、私自身は可愛らしいバレリーナも良いけれど、ゼナイダのような大人のバレリーナが好き。 こんなだから、先日観て、私が今一番ロイヤル・バレエで好きなマリアネラは、日本の方が書いたものを検索すると、『マリアネラ・ヌニェスという大柄な女性』なんて書かれてしまうのでしょうね。


 第1幕から、また夢の中へ。 なんでこんなに素敵なのでしょう。 表現力が凄いロイヤル・バレエの中だと、ケネスのマイムは地味に見えます。 というよりも、マイムって多少大きくやらないと、舞台から遠い人には伝わりにくそうです。

 今回おもしろいのが、ジークフリード王子のケネスが推定40代。 ジークフリードのお母さんのお后役は30代前半。 バレエだからできるのですよね。


 前回ゼナイダを観た時は第2幕の湖の場面で感動したのですが、先日のマリアネラの舞台が良すぎたのか、今日はそんなでもなく。 でも、ゼナイダの腕の動きはとても美しく、見惚れました。 第3幕になって、ゼナイダ、どうしてしまったのでしょう!というほど、活き活き。 あれは凄い。 第3幕は仮面舞踏会なのですが、民族舞踊が入ります。 今回、スペイン、チャルダッシュがとっても良かった! 

 ナポリの踊り(曲は有名なので、曲名を知らなくても、聴いたことがあると思います)は男女一人ずつで踊るのですが、今回の男性はまだ一番下のランクにいるジェイミー。 でも、彼は伸びますね~


 第4幕になって、ゼナイダ、白鳥でも本領発揮。 美しかった。 観ているこちらが辛くなるほど。

 第4幕には、下半身黒鳥、上半身白鳥と言うダンサーが8人出てくるのですが、怪我か何かで、昨夜は6人。 2人抜けると、ずっと少なく観えました。 でも、こんなことってあるのですね。 大体、怪我があっても代役でやっていますが、間に合わなかったのでしょう。


 昨日は開演前にはリターンチケットを求める人の列ができていたので、ほぼ満員。 私はバルコニーの立ち見だったのですが、途中具合が悪くて帰った人がいたようで、第4幕は会場係の人の計らいで、中央の席に座らせてくれました! 私の立ち見の場所からだと、最後にオデットと王子が湖に身を投げる瞬間が観えなさそうだったのに、これも全て観えて大満足!


 先週卒業リサイタル試験を終えたM子ちゃんがお母様と来ていたので、休憩時におしゃべりしていたのですが、オペラハウス初らしいお母様、雰囲気が良いわね、とおっしゃっていました。 もちろん、ダンサーも、舞台装置、衣裳も素晴らしいけれど、この雰囲気が最高!


 ということで、ロイヤル・バレエのコヴェント・ガーデンでの今シーズンは6月8日で終わり。 これからは3つの小品のバレエになるので、私にとっての全幕物は今日が最後。 


 イギリス在住の方、明日31日に、ロンドンのトラファルガー・スクエアをはじめ、イギリス内いくつかの場所で、この『白鳥の湖』ビッグ・スクリーンで劇場中継するそうです。興味のある方は是非!

Posted on 2007/05/30 Wed. 06:30 [edit]

category: バレエ

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30

怖い先生 

 昨日のお天気は続きませんでした!

 暖かい、とはいえないけれど、あの寒さからは脱出です。


 今日は実技試験前最後のレッスン。 10時からのレッスンで、5分くらい前に行って廊下で待っていたら、私の前の人はショパンのソナタ第2番、第2楽章を弾いていたところ。 第3楽章にはいかず、そこで終わり。 ピアノの音が消えて、きっと先生がコメントを言っているのだろう、と思って待っていたのですが、そのうち、先生の怒鳴り声が聞こえてきました。 私が習っているゴードン、とっても感情をコントロールする人で、まさか怒鳴るなんて思ってもみなかったから、びっくり。 

 結局20分ほどの間に何度か怒鳴り声が聞こえた後、その生徒がでてきて(知らない人)、中に入ろうと思ってドア(ガラス窓になっている)から覗いたら、先生、ひざにこぶしをおいて、かなり怒った顔をしているから、どうしよう・・・・・

 ちょっと待ってもう一度覗いたら、中に入りなさい、という合図で中に入って、先生は平静を装っていたけれど、私の方がおっかなびっくりで、先生から、『もしかして、会話が聞こえた?』 私『内容は聴こえないけれど、何度か先生が怒鳴るのが聞こえたから』

 

 ちょっと先生は外に出て、それからレッスン。 今日はとにかく、試験のプログラムを通す予定。 モーツアルトのソナタから始まって、ショパンのノクターン、プロコフィエフのソナタ。

 私の方がショックでプロコフィエフは暗譜落ちすぎ。 落ちても、とにかく止まらずには弾きましたが。

 先生からのコメントを頂いて、プロコフィエフは、第1、3楽章はとてもよい。 第2、4楽章をもう少し、とのこと。 そりゃあ、第1楽章は何人もの先生のマスタークラスを受けているし、第3楽章は、ボリス・ベルマン先生のマスタークラスを受けて、ワルツを踊らさせられたりしたもの。 特に第3楽章は大好きで、私の中で、はっきりとした描写が浮かび上がるもの。


 音楽的に説得力があるし、惹き付けられる演奏だ、と言われたものの、プロコフィエフはテクニックをどうにかしなくては。


 来週、先生は試験官には入っていないようだけれど、試験を聴きにいらっしゃる予定でいるらしい・・・・・・ 私は来週の火曜日の朝の3番目。 朝の1番、2番も同門の友達なのに、先生は朝教えを入れてあるのだけれど、私の試験の時間は入れないでおいたから、とのこと。 私、問題児? 心配なのかしら?


 レッスン後、ピアノ科のクラスに遅れていったら、今日は主任のヴァネッサではなくて、ジュニアフェローの日本人のクラス。 モーツアルトのソナタを弾いて、どうにか。 コンサートで弾くよりも、学校のクラスで弾く方が遥かに緊張します。


 後1週間、悔いの残らないようにやらないと。

Posted on 2007/05/29 Tue. 05:00 [edit]

category: RCMの生活

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29

イギリス=南半球 

あの・・・・・いつの間にか、イギリスは北半球から南半球へ大移動したみたいです。

 金曜日までの日差し、気温は幻だったのか。 今日は完全に冬。 5月末なのに・・・・と思いつつも、冬用のダウンコートを着て外出。 それでも寒い。 信じられない。 どうして。 一日中雨だし、つま先が凍りそうでした。 


 ちょうど、来週の明日がリサイタル試験。 明日がきっと最後のレッスン。 先週本当はリサイタルのプログラムをレッスンで通すはずが、私の腕の痛みが酷くて(おかげさまでよくなりました)、プロコフィエフのソナタを弾くことができなかった為、通さず。 ということで、明日はプログラムの通し。 プロコフィエフのソナタは先週、ケンブリッジのリサイタルで久々に弾いたから、だいぶ前が見えてきました。


 それと同時進行で、7月の日本でのプログラムの練習。 新曲がいくつか加わる予定。 公開では5回の本番、同じものを弾けばよいのかもしれないけれど、それぞれ違う雰囲気、大きさの会場なので、同じものを弾くのは嫌。 自分の首を絞めているけれど、でも楽しい。

 グリンカの『ノクターン』の美しさにうっとりし(私の演奏はまだうっとりとできないけれど)、ドビュッシーの『喜びの島』のきらきらした曲に少しでも近づこうとし、チャイコフスキーの『5拍子のワルツ』を弾きながら、4月に観たロイヤルバレエの『オネーギン』の舞台が蘇る。 といっても、まだまだ譜読みと暗譜をしている段階だから、楽しんで弾けるか?と言われるとノーですが。


 気が付いたら、日本へ行くまで、あと1ヵ月半きったみたい。 まだまだ心の準備ができていなのに。

 時間が経つのはあっという間。 明日、土曜日とオペラハウス。 試験前だっていうのに。 でも、決して無駄な時間ではないから、良いかな。 

 明日には少しでも気温が上がると良いのだけれど。

Posted on 2007/05/28 Mon. 05:57 [edit]

category: 音楽

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28

Queen Mary's Garden 

 今やりたいこと。 温泉に行ってきれいな景色を見ながらゆっくりすること。 運動不足もあって、身体がガチガチ。


 夕方からは雨。 今は土砂降り? バラがきれいに咲き始めたところだったのに。 しかも、休日(Bank Holiday)が少ないこの国で、明日の月曜日はBank Holiday。 昨日から3連休なので、お出かけした方も多いのではないでしょうか?


070527 QMG


 一昨日の金曜日に行った、リージェント・パーク 内のクウィーン・メアリーズ・ガーデンのローズ・ガーデン。 有名なようですが、今回が初めて。 いつまでもここにいる、と思うと意外と行かないものなのです。 


070527 QMG


 先日行ったハイド・パークのものよりも、整っています。 でも、私は結構ハイド・パークのようなのも好きなのですよね。



070527 QMG rose



 ここのは、種類ごとに並べられて、名前の札が立てられていました。 パフューム、と名前にあるくらいだから、たいそう良い香りがするのだろう、と鼻を近づけましたが、香りなし。 でも、不思議な色合いが好き。



070527 QMG orange rose


こういう色合いのバラって好き。 何種類もありました。本当は、こういう色合いのシフォンかオーガンジーのコンサート用のスカートが欲しかったのですが(イギリス人が好きそう)、母に今回は作ってもらえなくて残念。 来年用に、生地を探しておこうかな。

070527 QMG small rose

このバラ、上から3枚目の写真の『Sheila's Perfume』と同じような色合いですが、違うバラ。 よくみると、花びらの形が違いますね。

QMG yellow rose


 名前を忘れてしまいましたが、素敵な名前がついていたはず。 花びらが幾重にも重なって、リッチな気分。 


 来週のリサイタル試験が終わった頃、今回咲いていなかったものも咲き出すのかな。 ゆっくりリージェント・パーク内をお散歩したいと思っています。

Posted on 2007/05/27 Sun. 05:34 [edit]

category: パーク

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歌が苦手 

ここ数日の暖かさは幻か・・・・・ 再び肌寒い一日になってしまいました。


 今日は夕方から学校でバイト。 ウインブルドン・コーラル・ソサイエティーThe New Queen's Hall Orchestraのコンサートがホールで行われました。 日本のようにいたるところに立派なホールがあるわけではないので、教会などを使う他は、こうした大学のホールを使うのですね。


 19.30からのコンサートなのに、私達、Ushersが集まったのが18.15、非常口の確認などをして、18.30にホールに戻ったら、もう既に客席に座っている人達が・・・・・・ どうして、普段は時間に遅れ、適当なイギリス人がこういうときは1時間も前に席に着いているのでしょう? 不思議です。


 チケットを確認して、お客様が席に着いて、オーケストラが舞台に上がったら、後はほとんど座って聴いていればよいだけ。

プログラムは、シューベルトの交響曲 第5番、ヘンデルのグロリア、そして休憩後はシューベルトのミサ 変イ長調

 前半はクワイヤーは歌わなかったのに、全員舞台のクワイヤー席に座っていました。 

 ヘンデルのグロリアは、オルガン、弦楽器3名、そしてソプラノ。 

私、実は音楽家として恥ずかしいのですが、歌が苦手。 歌そのものよりも、カーディフ時代、特に私の学年の歌科の人達が人間的に汚すぎて、嫌になってしまったのでした。 特に女声が苦手。 だから、よほどのことがないと、歌を聴くことはありません。

その延長で、きっとオペラも苦手なのです。


 後半のシューベルトのミサ曲は美しい曲でした。 こうしたアマチュアのクワイヤーの場合、自分勝手に歌っている人が多いのが普通なのですが、今回は違いました。さすがウインブルドン、きっと音楽を勉強した人も多いのでしょう。

 先々週、マンチェスター時代の友達に会った時、クワイヤーの指揮をしていた友達は、アマチュアの場合、自分を目立たそうとする、自分に酔いしれているけれど、音程めちゃくちゃ、バランスめちゃくちゃ、という人が多くて、非常に苦労する、といっていました。

そういえば、私もカーディフ時代、1年間近くのアマチュアのクワイヤーで練習の伴奏をしていて、皆さんよい方ばかりだったのですが、数名、問題有りで、指揮者が困っていたものでした。


 帰りは一緒にUsherをしていた友達とパブで1杯。 久々のシャンディーはおいしい! 思い切りしゃべって、すっかり午前様。 パブについたのが10時半過ぎていたので仕方ありませんが。 

Posted on 2007/05/26 Sat. 06:22 [edit]

category: 音楽

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ケンブリッジ 家編 

昨日のケンブリッジの続き。 街を歩いていると、素敵な家、というよりも家の前のお花がきれいなところが多くて、ただただ、細い道を歩くのが楽しかったのでした。


070525 church


 小さな教会が数多くあるこの街。 入り口の赤いバラがとっても素敵。



070525 white


 白い壁に、黒い何というのかしら? 手すり? イギリス人って、フランス人のようなセンスはないけれど、こういう素朴な素敵さ、というのを持ち合わせている気がします。

070525 rose
こういうの好き! これを維持する方は大変かもしれませんが、バラがこうして石造りの家の窓を覆っている風景、とってもイギリスらしい気がします。

070525 ajisai

窓辺に、鉢に入ったアジサイ。 こういうのも好き。 

070525 rose-2
家の横にまで張り巡らされたバラ。 これ、このシーズンだからきれいなのでしょうね。 今年は藤の花を見られなかった代わりに、バラがきれい。 やっぱり5月のイギリスというのは美しい季節です。

070525 red door


赤いドアに、緑のドア。 おとぎの国の家みたい。 何年もイギリスに住んで、いろいろと行っている私でさえ、ウキウキしてしまうのだから、日本から観光にいらっしゃる方々はもっとウキウキするのでしょうね。 

 といっても、今回の写真はほとんどがメイン道路から外れたところ。 こういう穴場というか、観光名所ではないところの観光が得意な私。 いつでも(ではないけれど)観光案内致します♪ 生活のにおいが感じられる場所の観光が大好きなのです。

Posted on 2007/05/25 Fri. 06:36 [edit]

category: お出かけ

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友達の試験 

 さすがに昨日の疲れが・・・・・ 一昨年は、週に一度、200キロ以上離れたカーディフ、ロンドン間を日帰りしていたのに。 ケンブリッジまで行って、まあ、演奏しているからそれだけ疲れたのでしょう。


 私の学校でのリサイタル試験は来週の木曜日からスタートしますが、王立音楽院のピアノ科の大学院ディプロマコースのリサイタル試験は今週。 友達がいるので、今日は午後からM子ちゃんのを聴きに行ってきました。

 M子ちゃんとは3年前のサマーコースの時に会い(というより、サマーコース前から色々とメールのやりとりはしていた)、2年前のコースにも参加、その後もちょくちょく顔をあわせたりはしていたものの、演奏を聴くのは2年ぶり。

 

 日本の音大を卒業してきていて、今日が、初めて1時間の演奏だったようです。 お母様も聴きに日本からいらしていました。

私は、何人か友達に会い、おしゃべりが弾んだり。


 モーツアルトの幻想曲 ニ短調、シューマンのユモレスケ、バルトークのルーマニアン・フォーク・ダンス、フランク・マーティンのプレリュードから3曲、そしてリストの伝説の2番。

 とても集中していて、彼女の先生の演奏は何度か昔聴いているので、それに近いのかな、と思いました。 

 2年間の成長が大きい。 でも、やっぱり2年間というのは本当に短いからこれで日本に帰ってしまうのは勿体無い。 Dr.Schreiderもよくおっしゃっていましたが、2年間、大学院に来ても、最低限しか教えられない。 中途半端だよ、と言っていたのを思い出します。 

 シューマンのユモレスケは何年か前にカーディフの主任の生徒が弾いていて、大嫌いになった曲。 今日、こうして聴いてみるとそんなに嫌な曲ではなかったのだ、と気が付きました。


 ともかく、終わってホッとした笑顔でした。 いいな~ お疲れ様。


 その後はリージェントパークのローズガーデンをちょっと見に行ってから、教え。 新しい出会いです。 今回は完全に日本語での教えなので、私も頑張らないと。 

Posted on 2007/05/25 Fri. 05:57 [edit]

category: 音楽

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CamにかかるBirdge 

昨年に引き続き、2度目のケンブリッジ。 幸い今日も晴れ。 去年より2週間遅いケンブリッジは、去年は藤の花がきれいに咲いていたのですが、今年はもうそれは終わっていたのが残念でした。

 

 朝8時半、ロンドン、ヴィクトリア発のコーチ(長距離バス)で約2時間。 方向感覚だけは自信がある私、ガイドブックも持たずに行ったら、なんと、コーチの乗り場、降りるところが去年とは変わってしまっていて、ついたらどこにいるのかわからない。 まあ、シティーセンターだろう、という方に予想をつけて歩いて行ったら問題なし。


 コンサート終了後には、教会のカフェでお昼を頂いて、それから観光。 日本人の方もいらしていて、終了後声をかけてくださったのですが、一人の方は、去年もいらして下さったようです。 こうして、『また聴きに行こう』と思ってもらえることが一番嬉しいこと。


070524 Fitzwilliam Museum


 5時半のロンドン行きのコーチまで、3時間ほどの観光。 まずはフィッツウィリアム博物館へ。 ここは去年も訪れたのですが、演奏した教会からすぐのところだし、絵画もさることながら、建物が素敵だったので再び。 中は撮影禁止ですが、入り口のところすぐ、2階へ上がる階段があって、エルミタージュ美術館を思い出します。


 ルノワールにセザンヌにモネ。 色々な美術館で見かけますが、それだけ多くの絵を描いた、ということなのでしょう。

イタリア絵画の方が私はフランス印象派よりもすきなのですが、観ている途中で、非常ベルが。 外に非難させられました。


070524 River cam pant


 その後は、ケム川(River Cam)に出て、パント(ボート?)を見物。 Camにかかった橋だから、Cambridge。


070524 place


 ケンブリッジというのは、どこでも撮影ポイントになる気がします。 


 カレッジがたくさん集まっているところ。 カレッジというのは、私のケンブリッジ卒の友達から教えてもらったのは、生活する場所。 各教科の勉強には、例えば音楽だったら、ケンブリッジ大学の音楽科、という建物に行って勉強するそうです。 


070524 King's College


一番有名なのはキングス・カレッジでしょう。 数あるカレッジの中でも、ひときわ大きな建物です。 カレッジによっては内部見学をすることができるようですが、今は試験中。 多くのカレッジで立ち入り禁止、と書かれていました。 柵の外から覗くと(怪しい人)、中庭が素敵なところばっかり。


070524 Cycle shop


 ケンブリッジの街自体はそれほど大きくはありません。 よって、自転車が大活躍。 自転車関係のお店も多く、去年も書きましたが、自転車の前籠が素敵。裏通りを歩いていたら、自転車屋さんを見つけました。 これ、欲しいな~ 日本の自転車につけたいかも。 でも、所沢でこれを付けていても、合いません。


070524 River cam


 本当は、去年のコースを歩いても良いかな、と思っていましたが、ちょっと遠くまで歩いてみることに。 ジーザスカレッジの近く、ケム川でも、パントをする人達が減ってきます。 その代わり、ナローボートをいくつかみかけました。 川に落ちないように、土手の芝生に座って休憩。凄く幸せな時。 


070524 field


 いたるところに、このような広場というか、ガーデンというか、芝生が広がっています。 学生たちは今日のような天候だと、寝転んで勉強していました。


 さて私、こうして歩き回っていたのですが、大きな買い物を。 本当に何でケンブリッジで・・・・・と思いますが、今まで使っていたスーツケース、布製のものなのですが、前回、前々回の日本行きで破けてしまったところがあって、今回は購入しないと、と思って探していたところ。 通り抜けたショッピングセンターで、丁度良い大きさ、セールで半額以下で私が予算としていたものを見つけてしまい、購入。 ケンブリッジからわざわざロンドンまで持ってかえって来ました。 これで一つやらなくてはいけないことが減ったけれど、信じられない。

Posted on 2007/05/24 Thu. 05:59 [edit]

category: お出かけ

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倫敦 

今日も再び夏日のロンドン。 新聞によると23℃。 明日は26℃まであがるらしい。 明日はケンブリッジでリサイタルで、その後3時間弱観光する予定なので、晴れて欲しかったから嬉しい!


070523 dancing?


 夜学校で練習していたら、開けっ放しの窓の外から鈴の音というか、音が途切れなく聴こえてきました。 何かしら?と思って外を見ると、アルバートホールの前で15人位が円になって、太鼓を叩いたり、声を出したりしながら、踊ると言うかなんというか。 音楽の感じからいって、アフリカ系の何か??


昨日のことですが、何度かここに書いた、伴奏のお仕事が終わり。 一緒に弾いた子はとてもよい子だったし、先週、昨日とベートーヴェンのチェロソナタ、カサドの愛の手紙をコヴェント・ガーデンとテムズ川の中間にあるキングスカレッジで演奏してきました。


070523 King's College


 メインの入り口は小さいのですが、裏から見ると、凄い建物。 手前側がキングスカレッジ、奥がサマーセットハウスです。

終わってホッとしたような、寂しいような。 チェロの子は、腱鞘炎が酷くて、痛み止めを飲んだりしていたにも関わらず、昨日はベートーヴェンがとってもよく弾けていたのに、最後から調子が???と思っていたら、カサドはパニックに。 やっぱり途中でかなり手が痛み出してしまったようでした。 夏の間、ゆっくり治療できることでしょう。


070523 London


 お天気が良かったから、このバルコニーのようなところを歩くのが気持ちよかったです。 ロンドン名物、ロンドアイ(大観覧車)、ビッグベンが見えました。 こんな景色を見た後、昨日書いたように、公園で時間をすごしたのですが、ロンドンって素敵なところだな、と住めば住むほど思えるようになりました。


 そういえば、昨日は私が通う大学のプレシデントである、チャールズが学校に来ていました。 私はこの伴奏のお仕事があったのでいけませんでしたが、スピーチを聞くこともできたようです。 学校の建物にはユニオンジャックが出ていました。 

 チャールズ(きっとカミラも?)が学校にいる間、外にはポリスが立って、学校に入る前に学校の身分証明書を提示させられました。 芸術に興味のないクウィーンの息子が音大のプレシデント、というのも変な気がします。

Posted on 2007/05/23 Wed. 06:17 [edit]

category: 日常

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ハイドパーク 

↓のように、ローズガーデン(といってよいのか?)を見てから、時間もあるし、お天気もよいので、ハイドパーク内を歩くことに。 とにかく、冬はグレーの空が続くこの国では太陽が出たら、すぐに外へ! 


070522 Hyde park


でも、こういうことがわかったのはつい最近のこと。 カーディフ時代、学校のすぐ裏に大きな公園があったのに、ほとんど行ったことはありませんでした。 本当にピアノばかり。 でも、3、4年くらい前から、自然に触れることも大切、と分かってきました。 リフレッシュして、鳥の鳴き声を聞いたり、風の音、木々の葉の音を聴くこと、太陽を感じて、きれいな花をみること、これらが全て音楽になることにやっと気が付きました。


070522 Hyde park


 ローズガーデンのすぐそばに、小さな像というか、そういうものが。 この回りにもベンチがおいてあって、日光浴しながら、本を読んだり新聞を読んだりしている人達が。


070522 Hyde park lake


 ちょっと歩くと、湖?(名前を忘れてしまいました) 水のある風景って大好き。 ボートに乗っている人とかもいました。


070522 Hyde park lake3


一部は柵がありますが、すぐに水の中に入れてしまうところがほとんど。 先週から馬鹿なことをしている私、泳げるから落ちても大丈夫~なんて思わずに、ちゃんと景色に気を取られて水の中に落ちないように、気をつけて歩きました。 

 ここには、白鳥、鴨、ガチョウ、鳩、たくさん。 誰かが餌をまいたのか、たくさん集まっていました。


070522 Hyde park lake2
気持ちよさそうに泳いでいる鴨?

この後、ケンジントン・ガーデンズまで行って、芝生の上に寝転んで読書。 気持ちよいな~

 この後の練習は、暗譜が捗ったことは言うまでもありません。 やっぱり、ピアノだけに向かっているのではなく、自然と触れ合うことが大切。 お天気が良かったら、1時間でも空き時間があったら、こうして楽しめるのだから、今年は、ケンジントン・ガーデンズ、ハイド・パーク通いが続きそうです。
 

Posted on 2007/05/22 Tue. 06:09 [edit]

category: パーク

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ローズ At ハイドパーク 

 夏日! 昨日の新聞の予想では今日はロンドンの日中は22℃。 いろいろと用事もあったのですが、午後からピアノのレッスンが終わった後、ハイドパークへ!

 ハイドパークは学校から一番近い、ケンジントン・ガーデンズのすぐお隣。 今までちょっとしか足を踏み入れたことがなかったのですが、バスの中からローズ・ガーデンらしきものが見えたので、1時間半、フリータイムがあったので、行ってきました。

 写真多数です。


070522 Hyde park rose1


ロンドン市内では、リージェントパーク内のローズガーデンが有名ですが、私はまだ行った事がありません。 今週金曜日にリージェントパークのすぐ近くの音大に友達の試験を聴きに行く予定なので、晴れたら、行ってみようかな。

 きれいに咲いているバラも好きですが、蕾をみているのも好き。これから、いつ大きくなるのかな、と思っていると、楽しくなります。



070522 Hyde park rose2
私は、ピンクのバラでも、一番上の写真や、これくらいのピンクが好き。とっても優しい気持ちになります。


070522 Hyde park rose4
グレーの空の下で見るのと違って、バラもお日様を吸収しようとしているみたい。
私は、こんなお花を見ながら、おにぎりで遅い昼食。
ロンドンの公園で梅干のおにぎりを頬張っているのをみたら、それはきっと私です。



070522 Hyde park rose5
ラズベリーとバニラアイスクリームを混ぜたみたい。



070522 Hyde park rose6
藤色というか、ちょっと不思議なバラの色でした。 一輪一輪が立派



070522 Hyde park rose3
これはバラのようでバラでないような花。 

070522 Hyde park arch
こんなアーチが3つ。 ところどころにお花が絡まっていましたが、バラが満開になることがあるのかしら??
ベンチがおいてあるので、もしお花がきれいだったら、このアーチの中でいくらでも読書ができそう。


070522 Hyde park flower1
バラだけではなくて、他のお花も。
中をのぞくとちょっと気持ちが悪い模様でしたが、遠くから見るときれい。


070522 Hyde park flower2
人工の色?と思わず言いたくなるようなブルー。


070522 Hyde park flower3
真っ赤なお花も。 ちなみにこれもバラの間に咲いていました。
きちんと整備されている、というより、みんな勝手にいろいろなところに野性的に咲いている、という感じがしました。


070522 Hyde park flower5
これ、何の花かしら?個性的。

 というわけで、青空の下で、お花をみるのは幸せ~。 特別に遠くに行かなくても、学校からバスで5分、ゆっくり歩いて30分もかからないで、こんなに素敵なところに来ることができる環境。 

日本の実家の裏にはお茶畑とさといもなどの畑があるものの、人が歩く道がないので、お散歩さえままならない。


 だから、ますますイギリスから離れられなくなるのです。

 

Posted on 2007/05/22 Tue. 05:36 [edit]

category: パーク

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22

発表会終わり 

 朝のうちは心が晴れるような青空。

 昨夜(夜11時近くになって)決まった今日の発表会出演。 本当に私達適当。 発表会は15時から。 でも、私はリハーサルしたかったし、11時過ぎに先生の最寄り駅で先生と奥様と合流。


 会場は、ロンドン郊外の私立の男子校。 先生ご夫妻の子供たちが勉強した学校です。 イギリスでもトップクラスの学校のようです。

 1年に一回しか行かないのに、親しみのある場所。 そういえば、私が初めてここへ行ったのは1998年のこと。 あの発表会の前日に、先生に音大に行きたい、ということを宣言したのだっけ。 懐かしいな~。 その後1999年は日本、2000年はマンチェスターにいたから出演しなかったけれど、それ以降はDr.Schreiderの生徒に戻ったから、幸運なことに毎年出演させていただいています。


 この時期はイギリスの中、高校生は試験の為、今日もずーっと出演していた男の子が出られなかったのが残念。 第1部は子供たち。 まだ始めて間もない子達から、14歳くらいの子達まで。 ソロだけではなくて、連弾、6手連弾、そして手連弾も。 とにかく、皆指がしっかりしているので、音がはっきりしています。

 ソロは、何人か毎年楽しみにしている子も。 驚いたのは、去年の1月からピアノを始めた6歳の男の子、たった1年ちょっとで、こちらの王立音楽検定のグレード3(一番上がグレード8)に既に合格。 凄いペースです。 グレード3というのは、普通だったら、合格するまでにピアノを始めてから3年くらいはかかることが多いのに。 この子はおにいちゃんがいるので、私はお母様とも顔なじみ。思わず、休憩時間に、お母様にどうやったらこんなことができるのかお聞きしたら、『私はわからないのよ。 オルガ(先生の奥様)がやったことだから』。


 とにかく、私自身も教えている身、聴いていて勉強になります。 子供だから、とは絶対に思ってはいけない。子供って凄い可能性を秘めているのだから! 


 第2部は今回は私を含めて5人。 だから、急でも出られたのですね。 曲もだいぶ大きくなってきて、スクリャービンのプレリュードに、シューマンの『ウィーンの謝肉祭の道化』から間奏曲、現在モスクワ勤務の先生の長男も今回の為に帰ってきてショパンのバラード 第2番、私はリハーサルでいろいろと弾かされて、結局はシャブリエのスケルツォ・ワルツ。 最後はモスクワ音楽院で私が習いたいし、先生も私を待っていてくださるイリーナ先生と勉強していて現在はロンドンでDr.Schreiderと勉強しているロシア人の子がアイルランドの作品を2曲。

お楽しみで、先生ご夫妻のガーシュインの『キューバ序曲』。


 これは私は先生方のリハーサルを聴くように言われ、バランス、スピードなどについての意見を聞かれました。 信用されているのだか何なのだかわからないけれど、先生方に意見を言う、ということは普段以上に真面目に聴かなくてはいけないので、緊張。 『出だしがちょっと・・・・・』と私が言ったら、『オーケストラ、ピアノバージョンのCDを聴いても、皆出だしが良くないのよ。』と言って、何度かテンポのなおし。 その会場の音響にも左右される曲だったので、難しいな、と思って聴いていました。


 私は、1年半位前に、先生方がロシアに演奏旅行へ行った際、留守番というかその間の生徒たちの教えを頼まれたので、知っている顔もとても多く、お母様たちとも段々顔馴染みになり、休憩時間はおしゃべりするばかり。


 来年どうなっているのか楽しみな子達が多くて、今から楽しみ。


 さて、私の生徒たちにも教えを頑張ろう!と思いました。

Posted on 2007/05/20 Sun. 06:53 [edit]

category: 音楽

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20

病気、怪我をしてはいけない国 

非常に気温が変化しているロンドンです。 薔薇がきれいで、家の近くのお宅のラベンダーもこの数日で色が付きはじめました。


070519 lavender


 さて、誰でも病院のお世話にはなりたくないもの。 イギリスではNational Helth Service(NHS)という機関により、原則的に在住者は無料で診療を受けることができます。 GP(家庭一般医)に登録しておきます。 GPの判断後、病院へ行くことができるのです。 私は、イギリス1年目にはGPにとてもお世話になり、2年目のマンチェスター時代は寮に住んでいて、寮に一日GPのドクターがいらして、全員健康診断をして、登録。 カーディフ時代は登録せず、ロンドンに来てからも登録せず。

 どうしてか、というと、私は人を信用するのに非常に時間がかかり、医者、知らない人に診断されるのが怖いから。 だから、偏頭痛の薬は日本の小児科の先生(そう、私は赤ちゃんの時からお世話になっている小児科の先生に未だにお世話になっているのです)にまとめて頂いているし、酷い風邪ようの薬も日本から持参。

 そして、登録していないもう一つの理由。 それは無料だけれど、GPというのは混んでいて、よほど緊急で無い限り、予約の電話をした後、最低1週間は待たされるのです。 1週間あれば大体の風邪は治るし、マンチェスター時代、その数年前に何度か捻挫をした私の左足首がかなり痛み出して、GPに見ていただこう、と思ったら予約まで2週間。 もうこれで懲りました。


 どうしてこんなことを書いているか、というと、実は木曜日、オペラハウスへ行く為にセントラルへ行き、丁度木曜日は日本語情報誌が発行され、それをもらえるピカデリーサーカスのジャパン・センターの前を通るから、情報誌をもらって、オペラ・ハウスへ行く為のバスに乗り込んだ時、入り口で滑って(というよりもつまづいて)荷物も重かったし、とっさに手をかばったら、左の上腕から倒れ込みました。 この時、いつものバスではなくて、ルートマスター(旧型のバス)だったので、入り口の段差が他のものよりも高かったのです。 それなのに、私の心は既にオペラハウスにあったから、こんなことに。 

 ピカデリーサーカスというのは、東京で言ったら、渋谷くらいかしら? あんなところでこんな馬鹿なことをやったのだから、本当に恥ずかしい。 でも、そういえば、高校生の時に渋谷の山手線のホームで電車とホームの間に身体半分落ちたことがあったのでした・・・・・・


 昨日になって、打った上腕が痛み、物を持つと激痛が。 しかもしびれているし。 おかしいし、打撲だけだったら良いけれど、腕は商売道具。 試験ももうすぐだし・・・・・と思って学校の生徒相談のようなところに行って、学校近くのインペリアルカレッジのGPで診ていただけるか聞いたら、午後3時から4時は緊急用で、予約無しで、しかも学校の生徒だったら登録していなくても見てくださる、とのこと。 その時3時過ぎだったので、すぐにGPへ行き、ちょっと大げさに説明し、ピアノ科だから腕はとても大切、と訴え(ここポイント。 多少、大げさに言わないと相手にしてくれません)その場で登録して症状を書いて提出。 でも、最初は予約しなさい、と言われ、言われた予約日が5月29日。 遅すぎるので、今日の緊急でお願いしたい、と説明したのでした。


 待ったのですが、ドクターは時間が無くて、結局月曜日の朝に1時間半緊急の時間があって、そこで私が絶対に診てもらえるようにしてくださいました。

 今日はだいぶ調子が良いものの、力を入れると激痛。 しかも、明日Dr.Schreiderと奥様の生徒の発表会があって、私も観に行こうと思って、でも周辺にはバスも地下鉄も何も通っていないところで行うので、誰かに途中で車に乗せていただこう、と思って先生に電話したら、弾きなさい、ということになり、急遽リストの愛の賛歌を弾くことに。 舞台に上がれば痛みは消える。 大丈夫なはず。

 

 本当に、この国では体調を崩してはいけません。 怪我や体調を崩すのなら、いっそのこと、救急車を呼ぶくらい大きなものである必要があるのかもしれません。 でも、救急車で運ばれても、場合によってはすぐに診てもらえない、と聞いたこともあるし・・・・・ 結婚するのなら、医者とが良いのかもしれませんね。

Posted on 2007/05/19 Sat. 06:52 [edit]

category: イギリス事情

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19

Darcey Bussell Farewell 第2部 

さて休憩後はチェーホフの『三人姉妹』を元にしたバレエ。 英語での題名は『Winter Dreams』。 1990年7月に、ダーシーとロシア出身のダンサー、イレク・ムハメドフの為に、クイーンズ・マザーの90歳のお誕生日のガラで踊る為に、最後のパ・ド・ドゥをマクミランが振付けました。 

 ダーシーはマクミランによって見出されたバレリーナ。 バレエ学校時代からマクミランが注目していたようです。


070518 Darcey&Robert
16日の無料の新聞にのった批評と写真


そして、この最後の別れのパ・ド・ドゥを元に、一幕もののバレエとして、他の部分を完成させ、1991年に初演されました。 曲はチャイコフスキーのピアノ曲、歌曲、ロシアの民謡を1964年からロイヤルバレエのピアニストで、昨シーズン、引退、でも現在もゲストピアニストとして演奏しているフィリップ・ガモンがピアノと弦楽四重奏にアレンジしたもの。 今夜は第1部は全て録音を使っていたものの、これはフィリップ自身がピアノを弾いていました。 

 ちなみにこの『3人姉妹』、ちょっと前に、熊川哲也率いるKバレエ・カンパニーが上演し、その時、フィリップもピアノ演奏をしたようです。


 舞台の後ろの4分の一(よりも狭いかもしれません)に照明により、奥が見えたり、見えなくなるカーテンがひかれ、その奥に、ピアノ、中央に食卓、それを囲むダンサーたち、弦楽四重奏の人達がいました。

 

 三人の姉妹を、長女のオルガを1991年に初演し、2003年にロイヤルバレエを引退した、ニコラ・トラナ、次女のマーシャをダーシーが、三女のイリーナを現在プリンシパルダンサーのタマラ・ロホが。 ちなみに初演時のイリーナは現在Kバレエのゲスト・プリンシパルのヴィヴィアナ・デュランテが踊ったようです。


070518 Winter Dreams 1991
左から、ニコラ・トラナ、ダーシー、ヴィヴィアナ・デュランテ


この初演時の写真が、ちょっと前までロイヤル・オペラハウスの入り口に展示されていました。


 全くどんな曲が使われているかも知らずに観たこの舞台。 素敵でした。 舞台写真はこちらから。

マーシャの旦那の田舎の学校の教師、クリーギンにジョナサン・コープが、マーシャに思いを寄せるVershinin大佐にロベルト・ボッレが。 

 最後のマーシャとVershininによる別れのパ・ド・ドゥの前半部分が、チャイコフスキーのピアノ曲、『ロマンス』。これは『オネーギン』で、タチアーナとグレーミン公爵が踊る場面でも使われていました。 この曲は私の大切なレパートリーでもあり、まさかここで使われているとは思ってもいなかったので、嬉しくなりました。


 気になったのは、マーシャの旦那のクリーギンがマーシャとVershininが仲良くしているのを見てショックでその苦悩を表す踊りをするのですが、その曲が、ピアノ曲作品21のプレリュード。 とても不思議な音が混じるのですが、そこをそうではなくて、違う音を弾いていました。何度かくリ返されるフレーズなので、ミスタッチではなく、完全な読み間違い。 あの不思議な音を弾いた方がもっと苦悩を表せるのに、と思いながら見ていました。 それにしても、気になる。超マイナーな曲なので、気が付いた人は少ないのだろうな。


 最後は、客席は熱狂に包まれました。 みんなダーシーが好きなのだな! 何度も繰り返されるカーテンコール。 まだまだ踊ることができるのにそれを惜しまれての引退。 6歳と4歳のお嬢さんがいる彼女、『マミーは必要とされているのよ』と語っていました。

 元々は体操をやっていて、それに良い効果をもたらすから、といってダンスを始め、背が高くなりすぎて体操を諦めた後もダンスを続けて、13歳の時にロイヤル・バレエ・スクールのオーディションを受けて合格。 ここは11歳から始める学校なので、最初は皆に遅れをとっていて、必死に頑張ったこと。 

 25歳の時にはニューヨーク・シティー・バレエに行こうかと思ったこと。

 真ん中でアテンションを集めていたい、という本音。

 多くの作品が彼女の為に振付けられて初演してきた。


三週間後のオペラ・ハウスでの引退公演、とっくに売り切れ。 今夜だって、開演の1時間前に、チケットを求める列ができていたほど。 彼女の引退により、プリンシパルの女性でイギリス人はゼロになります。 この夏、イギリス人女性がプリンシパルに昇格するのだろうか? 

 

Posted on 2007/05/18 Fri. 06:39 [edit]

category: バレエ

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18

Darcey Bussell Farewell 第1部 

 二日続けて、バレエ。 呆れられそうですが、仕方がないのです。 私が一番好きなマリアネラは昨日しか踊らなかったし、15日から今日までが、6月8日にロイヤルバレエを退団するイギリス人プリンシパルバレリーナ、ダーシー・バッセル のFarewell公演がロンドンの北西のサドラーズ・ウェルズ劇場 にてあったのです。 



070518 Darcey


 私は初めてロイヤル・バレエの公演を観たのが1997年6月の日本公演。 ちょうどイギリスに来るちょっと前のこと。 あの時、ダーシーのことはほとんど知らなかったのですが、彼女がジュリエットの『ロミオとジュリエット』の公演を観て、心を動かされました。


 約10年空いて、今年3月、彼女をオペラ・ハウスで観ることができて、嬉しかったです。 ずっとバレエから離れていたのに、彼女の引退前にバレエに戻ることができたのはよかったこと。 一年遅かったら、自分を責めていたでしょうから。


 今夜の公演には元ロイヤル、現ロイヤルのダンサー、ダーシーと共演してきたダンサーが出演。 サドーラーズはオペラハウスよりもずっと小さな劇場。 私のチケットは一番安い、上の方の席でしたが、ほぼ中央だったし、劇場も小さいから結構良く観えて大満足。 ちなみに3月末にこのチケットが発売されて、3日ほどで、完売でした。 ダーシーはモデルをやったりもしているし、今夜はオペラハウスの常連さん達の顔を見かけたものの、いつもとは全く違う空気の客席でした。 きっとダーシーって、日本でいう熊川哲也、吉田都のような存在なのでしょう。


 今夜のプログラムは

第1部が

 『On Classicism』 (ウィリアム・タケット振り付け) ダーシー、ウィリアム・トレヴィット

 『In the middle、Somewhat elevated』 (ウィリアム・フォーサイス振り付け) ダーシー、ロベルト・ボッレ

 『シンデレラ』 第2幕のシンデレラのヴァリエーションを映像で

 『Tryst』 (クリストファー・ウィールドン振り付け) ダーシー、ジョナサン・コープ

 『シルヴィア』 第3幕のパ・ド・ドゥ(アダージオのみ) ダーシー、ロベルト・ボッレ


第2部

 『三人姉妹』 (ケネス・マクミラン振り付け)


 第1部では、ダーシーが衣装チェインジをしている間、彼女のインタヴューがスクリーンに映し出されました。

 色々な話がとってもおもしろかったです。 笑えたのは、『あなたの熱望(Ambition)は?』という問いに、『自分の写真がポスターに使われること』。 客席、大爆笑。 オペラ・ハウスのボックス・オフィスには、彼女の大きな『白鳥の湖』の黒鳥、オディールの衣装を着て、舞台裏で立っているポスターがあります。


 最初の『On classicism』はバッハの曲(多分、フランス組曲第5番の一つ、グールドの演奏のはず)で踊るもの。 舞台の前に、スクリーンに、1985年、彼女がまだバレエ学校の生徒だった時のこの作品を踊った野外舞台の映像が写されました。

 一緒に踊ったウィリアム・トレヴィットは元々ダーシーと同級生のロイヤルのプリンシパルダンサー。 熊川哲也がKバレエ創設の際に退団して、一時期日本に行ったようです。

 

 続いての『In the middle, somewhat elevated』は初めて観るものですが、凄い! 一緒に踊った、ロベルト・ボッレ はスカラ座のプリンシパルダンサー。 ダーシーは背が高いし、相手を探すのが大変なこともあるのか、ロイヤルで彼がダーシーとこの何年か踊っていたようです。 映像では観て、興味があったダンサーだったので、ダーシーと最後に踊るところを観られてよかった!

 この作品はクラシックを元にしつつもモダンっぽい動きがあったり。 凄い作品です。 ダーシーがこれを初めて踊ったのは2002年、ロベルトと。 だから最後にこれをロベルトと踊ることにしたのかな。 

 さすが、イタリア人、ロベルトは魅せることを知っているし、ダーシーの動きもよくて、これは今回は一部だけでしたが、全部観てみたかったな、というのが感想。


 シンデレラはオペラハウスの舞台で、ピアノ伴奏で踊る映像。 最近この為に撮ったものなのでしょう。 全幕を観てみたかったです。


 そして、2006年2月にロイヤルバレエを引退し、現在はプリンシパルダンサー達の指導をしているイギリス人、ジョナサン・コープとの『Tryst』。これは2002年にこの二人が初演したものです。 ジョナサンがシルヴィー・ギエムと『ドン・キホーテ』を踊る舞台を日本で1997年に観ているので、昨年末にバレエに再び嵌って、彼が引退していたことを知って、私はかなりショックでした。 でも、もう40代半ば、仕方がないこと。 しかも、ジョナサンは自分の引退公演の前に交通事故にあって、最後に踊れなかったので、こうして今回ダーシーと舞台に立って、客席も喜んでいたように思います。

 ちなみに、この舞台写真はこちらの後半部分 にあります。


 そして最後に、2004年にロイヤル・バレエが長い時を経て再演した『シルヴィア』からのパ・ド・ドゥ。 これも、全幕で観たかったな。 それにしても、ロベルトとダーシーの息がぴったり。


 あれ、もう終わり?というあっという間の45分間の第1部。 

長くなるので、第2部については別記。

Posted on 2007/05/18 Fri. 04:17 [edit]

category: バレエ

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18

Swan Lake 

昼間、雨のようだったり、肌寒かったりしたのですが、夕方から暖かくなってきました。


 今夜は2月以来のロイヤルバレエの『白鳥の湖』。 今回は6組の主役での上演なのですが、私が一番好きなマリアネラとティアゴが主役を踊るのは今夜のみ。 ということで行ってきました。


 2月の舞台写真はこちら から。 今日は舞台全部を観ることができる1階の立ち見。 第2幕のマリアネラの白鳥の女王、『オデット』が非常に美しくて。 弱々しい白鳥ではなくて、芯のある女性の白鳥。 こういう白鳥、『オデット』がいても良いな~と思って観ていました。

 私、こう見えても色々と悩みもあるし、将来のことが不安で仕方が無い。マリアネラの白鳥を観て、励まされた、というか忘れそうになっている心をもらったというか。 本当にありがとう。 おとぎ話の『白鳥』ではなくて、何かとても心に訴えかけられる舞台でした。

 

 さすが、『白鳥の湖』ということで、いつもの顔ぶれとは違う客層で、ちょっと違った空気のオペラハウス。 


 マリアネラは足が強く、回転が得意なのですが、今夜は調子が悪くて、前回は第3幕の黒鳥のパ・ド・ドゥの有名な32回転で3回転だの4回転だのを入れていたのに、今回は1回転、2回転を繰り返すのみ。 珍しい。

 

 ティアゴの王子も素敵で、彼もまた観る度に良くなってきています。 この二人、この夏のアメリカ公演の最後、7月13日に『白鳥の湖』で主役を踊ります。 そしてその1週間後にティアゴは日本で『眠れる森の美女』の王子にゲスト出演。 忙しいですね。


 それ以外に、第1幕の群舞の『ワルツ』、『ポロネーズ』がとても良くて。 特に私は『ワルツ』の振り付けが好き。


 第4幕の群舞がとてもよくて、最後はオデットが湖に身を投げ、王子もその後を追って湖に身を投げて、あの世で二人は結ばれます。(白鳥の湖っていろいろな版があるので、そのうち、このロイヤルで上演されているアンソニー・ダウエル版について書きたいと思っています) チャイコフスキーの音楽って凄いな!と思いながら、舞台に感動し、もっともっとチャイコフスキーを弾きたい、と思いました。


 終演後は大満足! オーケストラストール(平土間)では数人スタンディングオベーションをしている人も。 結構ブラボーも飛んでいました。

 私は楽屋口で待って、かなりのダンサーが出て行った後、マリアネラとティアゴ登場。 4人くらいで待っていたのですが、その間おじさん(おじいさん)達としゃべるのが楽しかった! 二人ともとってもフレンドリー。 ティアゴは明日誕生日で26歳になるんだ、なんて言っていました。 というよりも、まさか楽屋口で待つようになるとは、思ってもみなかった・・・・・・・・ でも、マリアネラとティアゴが次に踊るのは6月のミックス・ビルで、その時は二人は同じ日ではないし、3演目あるうちの1番目に出演なので、今日しかないな~と思って。


070517 Marianela


 プログラムにマリアネラのカラー写真があったからそこにサインを貰い、ティアゴにも貰おう、と思ったら、マリアネラの写真のところは嫌だ、と言って、自分の写真があるところ(でもティアゴ一人の写真は今回なかったのです)、と言って探してサインしてくれました。 この二人、12月に婚約したばかりですが、素敵なカップル。 


 ということで、『白鳥の湖』は何だかんだ言ってもバレエの王道かな。 29日にもう一度他の人で観に行くので、これもまた楽しみです。 

Posted on 2007/05/17 Thu. 06:07 [edit]

category: バレエ

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17

日本行き 

 さすがに身体がおかしい。 運動不足。 高校生3年生までバレエのお稽古に週3、4回通い、イギリスの大学に入る前は日本で8ヶ月ほどプールでコーチをしていた私、歩く、とかはなかなか運動にはならないようで、背中が悲鳴をあげている状態。 これ、まずい。 去年の今頃はジムに入って、プールで毎朝泳いでいたから調子が良かったのに。 


 延ばしにしていたこと。 それはこの夏の日本への飛行機の切符を取ること。 2月くらいから日本に行くことは決まっていたのに、航空券が高くて、いつものように、2ヶ月前まで待とう、と思っていたのに、一向に値段が下がらない。 7月に日本へ行くのは本当に久しぶりだし、いつもは8月後半のある程度値段が下がってから日本に行っていることに今になって気が付きました。

 

 ロンドンにはさすが、HISをはじめ、いくつもの日系の旅行会社があります。 ちょっと前までは日本行きのチケットはこれらの日系の会社が一番安かったのですが、このところはネットショップが安い。 今回、たまたま日系で安いところがあったので問い合わせをして、先日メールが来たのですが、パリ経由、パリでの乗り換え45分。 

 しかも、日本での最初の演奏日、7月13日から逆算して、7月11日に日本に着くように(要するに、こちらを10日に出発)しよう、と思ったら、どこも10日出発の便は残り少なくて高い。 だからこの旅行会社は11日発、12日早朝日本着の飛行機を仮押さえしてくださったのです。 でも、演奏会の前日に着く、しかも45分の乗り換え、というのはもし、ロンドンからパリのフライトが遅れたことを考えると恐ろしい。 ということで問い合わせたら、『申し訳ありませんでした。 だめです』との返事。 旅行会社からのものを全て信じないように! 自分でのチェックがやっぱり必要。


 ということで、ネットで調べること数時間。 結局パリ経由で演奏会の前日着。 でも、パリでの乗り換え時間はたっぷり。 今まで何度もイギリスー日本を往復していますが、一度も時差ぼけになったことがないので、大丈夫でしょう。

 それにしても、税金の値上がりで、今回の代金の3分の一が税金・・・・・・・

 ロンドンへ帰ってくるのも、教えのこともあるし、8月頭からはこちらでサマーコースにも行くから、結局日本での最後のコンサートが終わった翌々日に日本出発。 

 私の場合、日本に長くいるとストレスになるし、これくらいが丁度良いのかもしれませんが。楽しみなのは、日本食と盆踊り。 

 一年中、季節感なんてものは存在しない(デザート類は季節感があるけれど)料理ばかりのイギリスとは違って、日本は季節感ある食べ物が溢れている国。 日本の7月の食べ物が何だったかをすっかり忘れていますが、それを思い出す為にも、今回は良いかな。 暑い時に好物のおでんや鍋物はやってくれないだろうし。


 というわけで、一つ気になっていたことが片付いてすっきり。 日本へ行くまで2ヶ月弱。 友人達、会うのを楽しみにしています!

Posted on 2007/05/16 Wed. 06:52 [edit]

category: 日常

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16

刺激的なレッスン 

 朝から吸血鬼、ではなくて素敵なヴァイオリンの先生に血を、魂を吸い取られて腑抜け状態。 


 早めに家を出て8時ちょっと過ぎには学校に着くことができて、ウォームアップしてから、9時から今一緒に弾いているヴァイオリンのアリッサのレッスンへ。 彼女のレッスンにはイースターホリデー前に一度行って、私は彼女の先生のAniのことをとっても気に入ったのです! だから今日も楽しみ・・・・・・・とは言えず、明後日の協奏曲コンクールの弦楽器予選で弾くバルトークのヴァイオリン協奏曲第1番、私には音が馴染めなくて、白状すると、自分で練習していて、あっているのかあっていないのかがいまいち分からない時も。 だから、2度アリッサとはリハーサルをしたのに、自分で全然納得できなくて、今忙しいからなかなかこの文献を探す時間も無くて、本当にただただ音を追っているだけ。 しかも、オーケストラをピアノ伴奏用にしたものだから、非常に弾きにくい。 手が届かないから、適当に省いていた音が本当は一番必要な音だったり。


 Aniはイスラエルで勉強したけれど、元々はルーマニア出身。 すっごいおばちゃんだけれど、私は彼女に夢中。 レッスン中弾いてくださるヴァイオリンの音は惚れ惚れ。 ちょっと弾いてくださるだけでもその一音一音に魂が入っていて。 

 ヴァイオリンの物悲しいソロで始まるこの曲。 オーケストラが入る前に、何度もAniがアリッサのことを止めて注意したのですが、これが聞いていてとっても参考になるし、勉強になる。 ダイレクション(フレーズを持っていく方向)、弓の使い方、ヴィブラートでの音色の変え方。

 ヴァイオリンを弾くことができない私だけれど、弓の使い方を知ると、あわせやすくなる。 ここはアップボウ(弓を上に上げる)だからピアノもこういう風に弾こう、とか。 

 そして、他の人と弾く時、特に子供の弦楽器の伴奏をする時はこういうことをわかっていると、とてもやりやすくなるのです。


 この曲のこと、というよりもハンガリーの人のことを話してくださったりしてだいぶ曲がわかるようになりました。 1時間のレッスンが終わる頃には、この曲が嫌いでなくなったし!

 

 夕方から自分のピアノのレッスンもあったのですが、ゴードンももちろん良いのだけれど、Aniと比べてしまう。 イギリス人の先生ってだから苦手。 イギリス人以外の先生の方が、感情がストレートに出てくる。 そして何より、フレーズ、ダイレクションのことを聴く耳を持っている。

 

 アリッサとは来月彼女の試験で3曲弾くのですが、まだ全然できていない私。 それなのに、Aniは、アリッサはピアノと弾いた方が良く弾けているから、私に今週の金曜日から一緒に来なさい、と。 私もAniから学ぶことはとってもたくさんあるから、行きたいけれど、今週はどう考えても無理。 木曜日に予定が詰まっているのに、どうやって他の曲をリハーサルするのか。

 ということで、今週金曜日にエッセイの提出が終わったら、伴奏の譜読み頑張らないと。


 1時間ちょっとのレッスンが凄く刺激的で、すっかり脳の働きを失い、自分のレッスンではプロコフィエフのソナタの第3,4楽章を弾いたのに、ところどころ暗譜落ち。 カーディフにいた頃は、内容の濃いDr.Schreiderのレッスンを3時間とか受けても平気だったのに。 精神力を鍛えなおさないと!

 


 

Posted on 2007/05/15 Tue. 06:05 [edit]

category: 音楽

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15

ロンドンいろいろ 

雨と寒いのと。 本当にあの4月の天候は何だったのかしら? 

 

 道路工事がやたらと多い家のまわり。 学校へ行く途中、3月から道路工事をしていて一車線になっていて、とても混んでいたのですが(でも、標識には1ヶ月で終わる、と書かれているのに、かれこれもう2ヶ月)昨日辺りから、その近くでもう一つ工事が始まり、ここも一車線になってしまっています。

 9時から練習室を予約してあったので、余裕を見て、8時に朝家を出たのに、バス停2つ分行ったところで、ストップ。 前を見ると、バスが何台も連なっていました。この部分、4つの路線のバスが走っている、それにしてもバスが多すぎ。

 仕方ない、と思いながら本を読んでいたのですが、15分経ってもほとんど動いていない。 いつもだったら2分位で行くところなのに。 しびれを切らして歩くこと10分、私が乗っていたのと同じ番号のバスを5つ抜きました。 このバスはこの時間は6~8分に1本あるので、下手したら、もし30分前のバスに乗っても、対して変わらない位置にいたということ???

 結局20分以上歩いて、渋滞しているところを抜けました。 

明日は、9時からヴァイオリンの先生のところに伴奏でついていくので、その前に練習したいし、絶対に遅刻できない。 早めに家を出て歩く覚悟をしておかないと。


 午後から、王立音楽院でチェロの人のレッスンに伴奏でついていくことになっていたので、センターへ。 センターで用を終えて、王立音楽院に行くまでにちょっと時間があったから、折角だから20分くらい歩いていくことに。 歩き始めた時には雨が降っていなかったのに、着く頃には土砂降り。

 

070514 street


 途中、こういう風景のところを通り過ぎて・・・・・


070514 house


 蔦のからまる家? 今日のような、グレーの空とこういう家ってあうのですよね。 もし、これが先月行ったスペインにあっても、そこまで調和していなさそう。

 素敵な通り(多分、よくロンドン在住の日本人の奥様方のブログに書かれている通りのはず)もあって、今度はゆっくり来てみたいな、と思ったり。

 本当は、もうちょっと時間があったら、王立音楽院のすぐ裏のリージェント・パーク内のバラ園に行きたかったけれど、この雨では行く気なし。


 王立音楽院に着いて、10分ほどあったので、毎年夏にここでサマーコースのファイナルコンサートを行っているので、結構中の構造をしっている私、地下のキャンティーン(食堂?カフェ?)へ行ったら、顔なじみのM子ちゃんが友達としゃべっていて、私を見て、驚いていました。 当たり前ですね。 この学校には結構知っている人が通っているから、もしかしたら誰かと顔をあわせるかも、と思っていたけれど、たった10分しかないし・・・・・と思っていたのに。


 30分ほどチェロの先生のレッスン。 音量とか、注意するところを言われて、参考になります。 それにしても、やっぱりアンサンブルは好きだな~

 このチェロの子とは今週、来週本番(試験)があるので、それまでに今日言われたところをしっかり治そうと思います。

 


Posted on 2007/05/14 Mon. 06:12 [edit]

category: 日常

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14

希望を与えてくれる友達 

 このところ、シャワーばかり。 それでも、夕方には晴れましたが。 5月ってこんなにシャワーが多かったかしら? 水不足が心配だったから、丁度良いのかもしれませんが。


 珍しく、友達とランチへ。 昨日、マンチェスター時代の友達から電話がかかってきて会うことに。 当時オルガンの大学院生だった香港人(でも中学生の頃からイギリスで生活)のギャリと当時ピアノの大学院生だった日本人とイラン人のハーフだけれどロンドン育ちのゴリ。 ギャリとは何度か顔をあわせることもあったけれど、ゆっくり話したのはもう2年前? ゴリとは何年ぶりかしら!

 

 彼らと出会った当時、私はまだまだ音楽の道に進んだ直後。 マンチェスターの音大はとってもフレンドリーで、ギャリの当時のガールフレンドが日本人だったこともあって、お世話になりました。 彼らと他の友達の話を学校の食堂で聞きながら、すごいなーとか、大変なんだな、なんて思っていたのに、あっという間に当時の彼らの年齢を私も超え、今では聞いているだけでなく、何となく対等に話ができるようになった気が。 あの頃、ああいう話を聞いていたからこそ、今の私があるのですよね。


 ベイズウォーター近くのチャイニーズレストランでDim sum。 久しぶりでおいしい~! さすがギャリはおいしいのを知っているから、3人で10種類食べておなかいっぱい。 話も盛り上がり、共通の友人たちのゴシップ大会。 それに加え、音楽のことや、これからどうするか、話は尽きません。 

 ゴリの演奏がとても情熱的で(アルゲリッチのよう!)私は大好きだったのに、去年までは教えをしていたものの、今は完全に音楽、ピアノから離れた仕事をしているようで驚くと同時に、考えさせられました。

 ギャリはフリーランスで頑張っているみたいで、希望を与えられます。 いつも話す度に、夢を与えてくれます。


 先日、いつもは月曜日に教えている子のところに、先週は月曜日が祝日だったから木曜日に教えに行った帰り、家と教えている場所の中間くらいでバスを待っていたら、カーディフ時代のピアノ科の一つ上の学年にいたギリシャ人の友達に声をかけられてびっくり。 彼とは昨年末にもあったけれど、まさかあんなところで会うとは。 

ロンドンの生活に慣れても、去年の英語学校時代に知り合った友達は、全員自国に帰国してしまったし、古い友達に会うとホッとする自分がいることに気が付きます。

 

 本当は今やることがたくさん溜まっているから、どうしようかな、と思ったものの、やっぱり行ってよかった! 誘ってくれてありがとう。 頑張ろう、と思う活力をたくさんもらってきました。 


 明日から一週間はいつもとは違って変則的な一週間のスケジュールだから、とにかく間違えないようにしていきたいと思います。

 

Posted on 2007/05/13 Sun. 05:23 [edit]

category: 日常

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13

原智恵子 伝説のピアニスト 

 久々に、このところバスの中で日本語の本を読んでいました。 本を読むことが好きな私、ここ数年は日本語力の低下により、日本語の本を読まなくなりました。 それでも、私の本棚に並んでいる日本語の本は、ほとんどが音楽家の自伝、エッセイなど。 こういうものはそれほど大変でなく読むことができます。


 昨日書いたように、カサドの愛の言葉を伴奏するにあたり、カサド、そして原智恵子さんのこと書いてある、石川 康子著 原智恵子 伝説のピアニスト を読みなおしました。

2001年の初版を持っているということは、最初に読んだのは、もう5年は前のことなのでしょう。 途中、何度か読みなおしたはずですが、今回は久しぶり。 原智恵子さんは、戦前に14歳でパリに渡りピアノを勉強。 日本人と結婚するも、44歳の時、スペイン人のチェリスト、カサドと再婚しました。 この時、カサドは61歳。それ以降、カサドとのデュオで世界各地を訪れていました。

 

 大正生まれなのに、しっかりとした自分の意見を持っている女性。 今の日本だって、変わった、とはいっても、海外に暮らす立場から日本を見ると、対してかわっていない。 あの時代に生きて自分を持っていた原さんは本当に凄いな、と思います。

 原さんよりも少し若く、生後ちょっとしてパリに渡って、17歳くらいまでパリで過ごした安川加寿子、彼女は原さんと同じ、パリ音楽院のレヴィ教授とピアノを勉強しました。 


 私は、音楽をやる、と決めてからそうたたない頃に青柳いづみこ著、安川加寿子のことを書かれた、翼のはえた指―評伝安川加寿子 という本を読み、これも今手元においているのですが、ここで書かれていることと、原智恵子 伝説のピアニスト に書かれていることを比べていくとおもしろいです。


 私はどちらかというと、原智恵子に似ていると思い、今の私がこの本を読むと、以前とは違った感情で読んでいることに気付きます。

自分のことのように思え、何度バスの中で涙が止まらなくなって困ったことも。


 エピローグに書かれている著者の石川康子さんの原智恵子を語った言葉、

 『少女時代から、舗装された道ではなく雨が降ればぬかってしまうような砂利道を、心の内側から燃やす希望の火を頼りにずっと走り続けてきた』 (305ページ より引用)


 これを読んだ時、思わず自分に置き換えてしまいました。 私は少女時代からピおアノに打ち込んでいるわけではないけれど、いつも、用意されていた道を歩んできたわけではない。 運にまかせ(でも、それなりの努力はしているけれど)、走り続けています。


 この本、これからも私の愛読書になりそうです。 そして、努力を惜しまず進んでいきたいと思います。 

この本を読むと、大きな希望を与えられているみたいな感じになりました。


Posted on 2007/05/12 Sat. 06:14 [edit]

category: 音楽

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12

アンサンブルは楽しい! 

 このところ、本当に天候が不安定だし、寒い! やっぱり私が日曜日に、冬物を洗濯したのがいけなかったのかしら? 日ごろの行い、そんなに悪くは無い、と思っていたのに。


 試験シーズンだからか、伴奏を頼まれることも多く、今日も全然知らない人から携帯電話にメッセージが入り、(学校の人)6月にヒンデミットのヴィオラソナタの伴奏を試験でやってほしい、という依頼。 ヒンデミットのヴィオラ・ソナタは全3楽章のうち、最初の2楽章を何年か前に弾いたことがあって、すごーく好きな曲だけれど、ヴァイオリンのアリッサの試験の前日、しかもアリッサの曲、50分あるのに、まだ10分ぶんしか読譜していない、ということで、リハーサルの時間がとれないから、断念。 やりたかったな。


 今日は、久々にチェロと。 チェロと弾くのは3年振り? 前回弾いたのって、カーディフ時代なのよね。 私の元々持っているピアノの音が深めなので、チェロとの方がヴァイオリンとよりもあうのです。 

 他の大学の音楽学部に通う人の試験の伴奏らしい。(コンサートだと思っていたのですよね) ベートーヴェンのソナタ第3番第1楽章と、カサドの愛の言葉。 ベートーヴェンは弾いたことがない曲で、結構まじめに今日練習して、あわせ。 一人で弾いているよりも、ずっと楽しい。 全く知らない人とのあわせはちょっと緊張。 お互いの呼吸がわかっていないから、手探り状態。


 そしてカサドは、7年振り! この7年間、弾いたことも、聴いたこともなかったのに、おもしろいくらい耳、身体は覚えていました。 よく、この曲をまだきちんとDr.Schreiderから基礎を教わる前の私が1週間の練習で、2000人の聴衆の前で弾いたな、とあれは何も知らなかったからできたことであって、恐ろしくなります。

 でも、それは一緒にマンチェスターで弾いていたチェロのサラのお陰。 彼女の自由奔放な気持ちよい演奏と一緒だったから。 サラの小さい時から大学に入る前まで習っていた先生のところに一度伺って聴いていただいたりもしました。 その時の先生から言われたことが、今でも耳に残っていることをこの曲を弾きながら気付きました。


 テンポの変化が多いこの曲、今日は1回目にあわせたときはめちゃくちゃ。 でも、とにかくどうにかしました。 この曲を弾くと、サラの音が蘇り、全身が震える。 今日一緒に弾いた人はこの曲をピアノと弾くのは初めてだったみたいで、最初はとまどったようです。 でも、だんだん、分かってくるのです。 彼女の先生のレッスンに月曜日ついていくことになったので、先生がまとめてくださるはず。


 ああ、サラとまた弾きたい! サラのご両親に言わせると、私達は1回目であってしまう。 言葉を発しなくても、お互いの気力で音が合わさる。 あの頃は私はとっても下手で、音楽が全然わかっていなかったけれど、今だったらもっとよくできるはず。 

 私は1年間でマンチェスターを去ったのに、彼女は今もまだマンチェスターにいるはず。 何度も、マンチェスターの音大に戻ってきて!と言われたにも関わらず、結局はDr.Schreiderを選んだ私。  久々に連絡とってみようかな。 


 このカサドの『愛の言葉』、カサドの演奏で聴きたくて、できれば、原智恵子さんのピアノで。 CD出ていないのかしら? 見つからないのですが、原智恵子さんのことを書いた本には、録音がある、と書いてあったはずなのですよね。

ご存知の方いらしたら、教えてください!

Posted on 2007/05/11 Fri. 06:48 [edit]

category: 音楽

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11

レッスンの表現方法 

雨が降らない4月が過ぎたら、今になって雨。 しかも今日は気温が下がってしまいました。 それなのに、朝お天気がよさそうだったので、薄着で外出。 ウールのショールだけは持ち歩いていたからよかったものの、寒い! コートを着ている人もチラホラ。 本当にイギリスの天候は気まぐれです。

 でも、この雨で少しは公園やフィールドの芝生にきれいな緑色が戻ってくれたら嬉しいです。


 今日はレッスン。 プロコフィエフのソナタ第6番の第1、2楽章。

 第2楽章で、とっても私にとっては弾きにくいところがあるのですが(左手が、かなりのスピードで飛び、右手も弾きにくい為)、先生がとっても私にわかりやすいヒントをくれました。 それは、バレリーナのポアントワーク(トウシューズテクニック?)のようにする、ということ。 立ったまま、舞台を横切る感じ、といわれました。 これはわかりやすい。 先生、私がバレエが好き、って知っていたかしら?

 ただ、ポアントを履いたことが無い人と、履いて踊ったことがある人とでは、その力加減とかが違うのです。 履いたことが無い人は、フワフワしている、というイメージがあることが多いのですが、ポアントで立つ、ということは身体の芯をしっかりとさせて、筋肉で全身を上に引き上げる。 うまく説明できないけれど、私がそのイメージでピアノを弾くと(指の使い方をすると)どうしても先生の求めているものとは違ってきてしまう(私の求めているものとも)。

 だから、これを頭においた上で、手首と腕の力を抜いて、指捌きを気をつけると、イメージ通りのものが出てきます。 レッスン中に何かがつかめた感じ。  忘れないとよいのですが。


 そして、プロコフィエフの持っている、ユニークさ。 どんなにシリアスなものを書いても、どこかにこっけいな部分がある。 ゴードン、珍しく表情豊かにいろいろとやってくださったのが嬉しい。 ひょっとして昨日の私の日記を読んだ? まさかね・・・・・


 

 


 

Posted on 2007/05/10 Thu. 06:54 [edit]

category: RCMの生活

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10

野獣と紳士 

 

070509 graduation


 お昼過ぎに学校へ行ったら、学校前のロイヤル・アルバート・ホールの周辺には、ガウンを着た人がたくさん。 今の時期に卒業式? 写真の通り、人だらけ。 アジア人も多く、両親、祖母も来て、着物を着ている日本人も。

 どこの学校だろう?と思っていたら、夕方教えに行って、学校に帰ってきたとき、まだ写真を撮っているアジア人が。 近づいたら、あらびっくり。 去年の6月頭まで私が住んでいた家の(同居していた)大家さんの奥様でした。 彼女、ちょうど私がいる間、インペリアルカレッジで博士号の勉強をしていました。 晴れて今回卒業となったようです。 お互い、こんなところで偶然に会うなんて驚きました。 いろいろと問題があった大家さんだけれど、ここは笑顔で、『おめでとう』


 私が9月まで習っていたロンドンのパパ、Dr Schreiderと今習っているゴードンはゴードンが一つ年上ですが、とっても対称的。

 DrSが野獣であるのに対し、ゴードンはいかにも、英国紳士。 ピアノで最終的に求めていることは同じですが、そのやり方が、違う。 

 Dr.S、私が9月から2ヶ月習った先生と上手くいかなくなって、ゴードンに変わった時、最初に私に聞いたことは、『ゴードンって、何歳位なんだ?』 どうしてそういうことを気にするのか・・・・・・ その時はゴードンの年齢を知らなかったから、『先生よりは上だと思うよ』と答えておきました。


 先週、先生(Dr.S)のところでしゃぺった時、先生から、

 『ところでみゆき、ゴードンとはどうなんだ?』

 可もなく不可もなくだし、『良い』と答えたら、先生慌てるだろうし、『上手くいっていない』というのも嘘だし、どうしよう・・・・・ そばには私達のことを 『あなたたちは、理想の教師、生徒よね』 と言っている奥様もいらしたし・・・・・

 『Good Girl (よいこ)にしているよ』と答えた私。 二人から大笑いされました。

 

 ピアノの先生たちから2人分の推薦状が必要になり、ゴードンとDr.Sに頼んだ私。 Dr.Sはいつも通りコンピューターで書いてくれて、まあ私のことを本当の初歩の段階から知っているから、いろいろとその上達とかを書いてくださったのですが、問題はゴードン。

 快く書いてくださって、感謝なのですが、ゴードン、コンピューターが使えないから、手書き。 手書きでこういうものを頂いたのは初めてだったのでびっくり。 それが、まあとっても達筆で、私のような凡人には全てを読むことは不可能。 

 日本語に訳したかったので、読めるところを自分で書き直し、わからないところを、昨日ヴァイオリンのアリッサとリハーサルをした時に解読してもらいました。 アリッサはケンブリッジ卒だし、どうやら筆跡が似ているそうで、簡単に読んでいました。 よい友達を持ったものだわ。

 もし、DrSに手書きされたら、これは本当にお手上げ。 楽譜に書いてくれることは読めないことが多いし、酷いと自分でも読めないらしい。 日本人、アジア人のアルファベットって本当に読みやすい。 

 

 明日はゴードンのレッスン。 だいぶゴードンのことも分かってきてレッスンもやりやすくなってきました。 でも、もうちょっと情熱というか、ワイルドさというか、ちょっと欲しいのですよね。

Posted on 2007/05/09 Wed. 06:32 [edit]

category: 音楽

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09

楽譜とにらめっこ 

 譜読み、譜読み、暗譜を繰り返す一日。 試験ももうすぐだというのに。

 

 カサドの『愛の手紙』、これはチェロとのデュオ。 2000年4月にマンチェスター時代に一緒に弾いていた友達とカーディフのコンサートホールで弾きました。 あの時、1週間くらいの練習でよく弾いたな、と思います。 今日7年ぶりに練習してみましたが、覚えていました。 スペイン人のカサドが作曲したこの曲、躍動感に溢れ、踊りたくなります。 先日行った、スペインの青空を思い出します。 7年前よりもずとよく弾けるでしょう。 今週金曜日のリハーサルが楽しみになってきました。


 夜は、久々にヴァイオリンとのリハーサル。 3月から一緒に弾いているアリッサに、先週になって頼まれたのは、来週の学校の協奏曲コンクールで弾く、バルトークのヴァイオリン協奏曲第1番。 第2番は有名ですが、第1番は知りませんでした。 2楽章形式の曲。 CDを聴いても1度でわかるものではなく、とらえどころがないというか。

 大体、私あまりバルトークを弾いてきませんでした。 それに、オーケストラをピアノにしたものはとても弾きにくいのですよね。 臨時記号がたくさんで、ちょっとだけ譜読みをした状態の私は、リハーサルで音間違えすぎ。 ごめんね。 でも、リズムも取りにくくて、でも今週末か来週初めにアリッサの先生のレッスンに私もついて行く必要があるみたいだから、どうにかしなくては。


 加えて、ピアノの小品も新しいものを練習中。 チャイコフスキーの『五拍子のワルツ』、今までも知っていた曲だけれど、4月にロイヤル・バレエの『オネーギン』を観て、これに使われていて弾きたくて仕方がなくなったもの。

 チャイコフスキーって、同じメロディーが何度も同じ形で繰り返されるので、演奏するのが難しい。 あの舞台を思い浮かべながらの譜読み&暗譜。 できあがりが楽しみ。

 

 学校の図書館で、リストの楽譜を漁る。 昨日観た『マイヤリング』で使われていたピアノ曲で、今まで楽譜を見た事がなかったものを確認。 弾きたいものがたくさん。 そして、今まで知らなかった魅力的な曲が本当に多くて困ってしまいます。

 


 

Posted on 2007/05/08 Tue. 06:12 [edit]

category: 音楽

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08

ロイヤル・バレエ『マイヤリング』に再び感動 

 久々に雨。 でも、夕方にはすっかり上がっていましたが。


 4月9日に初日だったロイヤルバレエの『マイヤリング』、私は9日の夜の公演を観に行った のですが、他の演目を4月末から挟みながら、今日が最終日。 バンク・ホリデーなので、今日は昼と夜公演。 私は昼の公演に行ってきました。 でも、いろいろとレビューを読んで、今日の夜も観たかったのですが、昼の公演のチケットを売りたい人が多かったので、私のが売れる見込みはないし、夜の公演は反対に売りに出されなかったので、諦めました。


 4週間ぶりですが、今回は、しっかり使われているミュージックリストを持参。 これはイギリスの振付師、亡きマクミランが振付けたもの。 実話を元にしたバレエであり、主人公のハンガリーの皇帝、ルドルフと同じ時代に生きた、リストの曲をまとめました。 多くのピアノ曲が使われています。 メフィスト・ワルツ、超絶技巧練習曲なども使われる傍ら、マイナーな曲も多く使われ、私はそのうちのいくつかのファンになりました。


 今日は最後に、ルドルフと心中するルドルフと愛人関係にあった17歳のメアリー・ヴェトセーラをスペイン人のプリンシパルダンサー、タマラ・ロホ を観るのがある意味で目的。 タマラの舞台は2月に『ラ・シルフィード』でシルフィード(妖精)を演じたのを観たのですが、彼女はそういうタイプではなくてちょっとがっかりの舞台でした。だから、今回のような情熱的な踊りが合うと思ったら、やっぱりあたり!

 ちなみに、2月に私はロイヤル・バレエのバーレッスンを観に行ったのですが、彼女、ピルエット(片足で立って回る)をポアントで5回転軽々。 爪先立ちで5回転って・・・・・・ 


 今日のルドルフは上から2番目のファースト・ソロイストのイギリス人、マーティン・ハーヴェイ。 私は彼の踊りが結構好きなので、これも楽しみでした。 マーティンも表現力のあるダンサーです。 今回のシーズンがこのルドルフ役デビュー。


 正直、キャストの関係か、主役以外はいまいちのキャスティングで失敗した、と思ったのですが、この二人の踊りはすごーく情熱的で伝わるものがたくさん。 私の憶測だけれど、あれはあの二人、プライヴェートでも付き合っているのかな、という感じ(カーテンコールの時にキスの仕方が、余計にそう思うのですよね)。 そうでなければ、あそこまでの情熱というか身の投げ方というかにはならないような気がします。

 最後のリストの超絶技巧練習曲の第11番、『夕べの調べ』の曲で踊るパ・ド・ドゥはすごく良くて。 もう心臓がドキドキ。 


 このバレエ、いわゆる普通のバレエとはだいぶ違います。 何度も舞台上で銃(英語でのガン)が使われ、発砲されます。

私はいつも通り立ち見だったのですが、私の前に座っていた女の人、発砲1発目では、驚いて飛び上がっていました。


 もう一度観たかったな。 次にこれを上演するのはいつかしら? 今まで知らなかったバレエに惹き込まれていき、前回の『オネーギン』もそうでしたが、次回上演される時もまた観たい、と思うものが段々と増えていきます。


 同じマクミラン振り付けの『ロミオとジュリエット』が今年の10月末から上演されますが、発表されている主役は6組。 どの組を観ようかどうにか3組までには絞り込んでいたのに、今回のタマラを観てしまったら、タマラのジュリエットも観たくなってしまいました。 さて、どうしようか? どの組を削るか? まあ、チケット発売は2ヵ月後なので、ゆっくり考えようと思います。


 もう本当に、ロイヤル・バレエから足を洗うことは当分できそうにありません。 ここで得たものが少しでもよいから、ピアノの演奏に出てきて欲しい、と願ってやみません。

Posted on 2007/05/07 Mon. 06:33 [edit]

category: バレエ

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07

イングランド? ブリテン? 

 昨夜が遅かったので、今日は学校に行くこともやめて、家でゆっくり。

 といっても、もう冬になることはないだろう、と思って、冬物の洗濯。 どうか、もう寒くなりませんように! 

 日本は、今日でゴールデン・ウィークが終わりですね。 イギリスは昨日から明日まで3連休。 いわゆる、『祭日』というのが少ないこの国、ニューイヤー、イースター、クリスマス以外でのお休みは、5月の第1、最終月曜日、そして8月最終月曜日のみ。 


070506 rose


 薔薇の花がきれいに咲いているお宅が多くなってきましたが、私が住んでいる家の前庭(といってもぐちゃぐちゃ)にも、黄色の薔薇が。 冬の灰色の空の後にこうしてきれいな色の花が咲くと、本当に嬉しくて。 これを楽しみにしているから、冬を乗り切ることができるのかもしれません。


070506 bouquet


 昨日のリサイタルで主催者の方から頂いたお花、紙袋のようなものに入っていて、お花自体は、ビニール袋の中に入った水の中にはいっているのです。 このまま飾っておいてもよいそうですし、昨日、もう疲れていてお花をどうにかする気もなかったので、そのまま置いておいたのですが、水に入っていることを知っていたので安心。

 これ、絶対にイギリス人が考えたことでは無いと思うのですが、日本人が考えたものでしょうか? こういう頭の良いものって、日本の物、という感じがするのですよね。 でも、何年か前に、ガラスの花瓶に入った花束とかも売っていたイギリスなので、もしかしたら、イギリス人(またはイギリス在住者)の発想なのかしら?


 そういえば、昨日気がついたこと。

 リサイタルの際、そしてリサイタル後のキャロルのお宅で、お話した方全員に、『何年くらい、イングランドに住んでいるの?』

 別に、彼らは何となく聞いたわけです。 でも、私は、ウェールズに5年住んでいた人。 ウェールズでイングランド、というのはご法度。 常に、いわゆる、日本で言うイギリスに値する、The United Kingdom of Great Britainを略してブリテンと言っていました。

 ウェールズ人は、イングランドからの独立心が強い民族。 私は日本人だけれど、ウェールズを愛していたし、ウェールズの人達が好きだったから、気持ちはウェールズにありました。 式典などでも、連合王国(ブリテン)国歌とウェールズ国歌の両方を歌うのですが、ウェールズ国歌の時の方がなんだか嬉しくなる。

 

 話を戻して、イングランド、と言われた私は別にどうでもよいことなのに、自然に、『イングランドには飛び飛びで4年目。 でも、その間にウェールズに5年間住んだから、ブリテンでは9年目』

 私、いつのまにか、ウェールズの心になっていたらしい。 まあ、そのうち、私も、また『イングランド』というのが普通になっていくのかな。 どうでしょう?

Posted on 2007/05/06 Sun. 05:58 [edit]

category: イギリス事情

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06

やっぱりイギリス好き!ウィッカムへ 

 

070505 marylebone


 久々にイギリスで行ったことのないところへ行ってきました。 ロンドン中心部のマリルボーン駅から電車で30-40分。 美しいバッキンガムシャーのHigh Wycombeへ。 ちなみに、High Wycombeは私の耳によると、ハイ・ウィッカムと発音するようです。 


 マリルボーン駅はシャーロック・ホームズ博物館や、マダム・タッソーがあるベイカーストリート駅のすぐお隣。


070505 sekitan


 駅に入った途端に、蒸気機関車のにおいと煙(?)が立ち込めていました。 プラットホームに入って納得。 蒸気機関車の前部分におじさんたちが、石炭(?)を積んでいました。 煙みたいので、ぼやけていますが、オレンジ色のを着たおじさん二人が石炭の上に立っています。


070505 station flower


 駅構内のお花屋さんがとってもきれい。こんな並べ方、初めて見ました。


070505 platform


 プラットホームは、ロンドンの他のBR駅と似ています。 ここから電車に乗ると、たとえ近場でも、『旅に出る』気分になるのです。


 時間通りにHigh Wycombeの駅に着くと、今回のオーガナイザーのキャロルが待っていてくださいました。 車で15分くらいでしょうか、途中、真正面に丘の上に立つ、素敵な建物が見えてきたら、それが、今夜私が演奏するSt Lawrence Churchと教えてくださいました。 

 ロンドンから30分ちょっと、とは思えないところ。West Wycombeにこの教会はあるのですが、こんな素敵なところで演奏するとは、知りませんでした。 丘に登るすぐ前、村を抜けた(大体、1本道)のですが、13世紀の建物が残っていました。 心は観光客気分。 

 丘を登って(車で)着いたところは、なんて気持ちが良いのでしょう! 感激して写真も撮らなかったのですが、見渡す限りのフィールド。 

 この教会は元々はDashwood氏によってに建てられたそうです。 歴史を勉強しなくてはいけません。

 こちらから教会の外見を見ることができます。 3枚目以降の写真です。(ここではThe Dashwood Churchと書かれています) 

 ここはナショナル・トラストの管下ではありませんが、ヘリテイジ何とかの管下のよう。 今ネットで調べているうちに、この辺りには美しいところがたくさんあることがわかりました。 車でないと不便ですが、いつか車の免許を取得した暁には是非行きたい、と思います。


 教会の内部は今まで見てきたイギリスのものよりも、イタリア、スペインで見た教会、大聖堂に近いと思いました。 ジーザス・クライストのステンドグラスが無い代わりに、天井に素晴らしい絵画。 装飾もイタリア的。


 1時間ほどリハーサル。 ここで、私は泣きたくなりました。 グランドピアノ(でも、とっても小さいもの)で、調律をして下さったらしいのですが、今までこんなに酷いピアノは弾いたことがありません。 鍵盤の深さがばらばら、音色もバラバラ。 特に、真ん中のドの音から高音部分がガタガタ。 真ん中のドから1オクターブ上のドのすぐ上のレの音が、他のに比べて曇った音。 こういう時、大体は打鍵方法を変えて今までは乗り切ってきていたのですが、もはやそういうレヴェル以下。 


 プログラムの最後に弾くことにしていたリストのスペイン狂詩曲はこのピアノでは不可能、と判断。 代わりに、弾き慣れていて、どうにかなりそうなショパンの幻想ポロネーズを。 でも、先々週のコンクールまでは練習していたけれど、それ以降は再び寝かせていたから、3週間近く弾いていなくて不安。 リハーサルでどうにか指は覚えていて安心。

 

 キャロルと一緒に、教会からそれほど遠くない彼女の家へ。 前庭には車が5台くらい泊められて、お隣とは近いものの、家には番地が無い素敵な家。 キッチン、ダイニングルームは石系の床に、白い壁、木の家具。 私が1年目にホームステイしていた家ととっても似ていました。 ティーができるまで、お庭に出て、旦那様にお花の説明をしてもらったり。

 パスタサラダ、チキン、ハム、サラダ、ポテト、などを用意していてくださり、旦那様のお友達もいらして、一緒に頂きました。

 イギリス人って、こういうもてなしがとっても上手なのです。 全然気取っていなくて、こちらもだから気を使わないし。 そのうちに、今日コンサートに来て下さったキャロルのお友達もいらして、ここで皆さんコンサート前の一杯(ワイン)。

 

 コンサートのことは別記します。 いつもはコンサートでは音楽、音色に全神経を注いでいるのに、今回は、半分を音を均一に出すことに使う始末。 最後は両腕がおかしくなってきました。今も左の腕の筋肉がおかしいまま。 でも、いらして下さった方は喜んでくださったからよかった!


 コンサート後、またキャロルのお宅に行って、コンサートにいらした方も数人いらして、おしゃべり。 コンサート前のお料理を並べて、お皿とフォークとナイフと紙ナプキンを無造作にだして、自由に食べて飲んで。 私も思ったのですが、キャロルはコンサートのこともやって、こうやって家のこともやって、凄い。 でも、彼女はこういうことが大好きで、そのうち、B&Bをやりたいそう。 日本だと、どうしても人を家に呼ぶ時ってかしこまってしまうけれど、こういうイギリス流が私は大好き。 

 11時の終電ぎりぎりまで私も楽しませてもらいました。 


今回のことは神様が与えてくださったのかな。 素敵な人達、素敵な風景、気取らない社交、だから私はこの国を愛しているのです。 ロンドンだけ、学生しか知らない人達は、イギリス人の悪口をたくさん言うけれど、ロンドンは本当のイギリスではない。 

 今日、多くの人に、『日本とイギリス、どっちが好きなの?』というようなことを聞かれたけれど、答えはイギリス。 

 

 キャロル、どうもありがとう。 そしてこの巡り会いに感謝です。

Posted on 2007/05/05 Sat. 06:29 [edit]

category: お出かけ

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05

支離滅裂 

 

070504 coller
大きなカラーが咲いているお宅が結構多いのです。


 何だかわからないけれど、動きっぱなしの一日。 

 今日は午後1時が6月のリサイタル試験の曲目、プログラムノート(曲目解説)の提出期限。 私は、11時過ぎに学校のコンピュータールームでプリントアウトしよう、と思って並んでいたら、前にいた同じピアノ科の男の子に、PDP(Personal Deelopment Plan)のこと知っている?と聞かれ、PDPは6月2日が提出期限だよ、と答えたら、『そうだけれど、セクション4、5、6だけは今日出すんだよ』 知らなかった・・・・・・ 


 ちなみにPDPというのは、演奏のことで、今年何の曲を勉強したか、クラスで何を弾いたか、学校のコンサートで何を弾いたか、学校外のコンサートで何を弾いたか、今年の目標、などなどを書くもの。

 そうしたら、他の大学院生が来て、PDPのセクション3が今日提出。 どこに書いてあったんだろう??? 私の番になって、コンピューターに向かって私のPDPを開いても、やっぱり提出は6月。 でも、ちゃんとセクション3の上に、セクション3は5月4日提出、と書いてあったのでした・・・・・・ このセクション3というのは、勉強した曲、演奏した曲などを書くところだったので、取り敢えず書いて提出にはセーフ。

 結構PDPを提出することを知らなくて、提出できなかった人が多くて、知らなかったのは、私だけではないのだ、と妙に安心。


 プログラムノートにいたっては、みんながみんな言うことが違うから、お互いに不安。 提出する箱の前で、友達同士、見せ合ったり、確認しあったり。 とにかく、提出が終わってほっとしています。 


070504 botan


 夕方から録音をしたりした後、6時半からピアノのレッスン。 私の前回のレッスンは先週の水曜日。 その時決めた時間は今日の3時半。 日曜日に先生からの電話で朝の9時半に変更になり、一昨日の電話で9時に変更になり、昨日また電話がかかってきて結局6時半に変更。

 実は、先週の木曜日に観たロイヤル・バレエのミックス・ビルをもう一度観たくていたら、先週末だったか、今日の夜の公演の1階の良い立ち見を売りに出した人がいて、私はそれを譲ってもらっていました。 でも、結局ピアノが入ったから、昨日になって立ち見を探していた人に引き取ってもらったのです。 ちょっと残念。(ちなみに、9日にももう一度あるのですが、完売のよう) というわけで、お昼ごろには大渋滞のロンドン市内を通って、オペラハウスまで行って、譲るチケットをオペラハウスの人に預けてきました。 

 

 今日は約束していた通りプロコフィエフのソナタ第6番。 先週のレッスンで、第2楽章を注意してやってくるように言われていたから今日は第2楽章だけだ、と思っていたのに、実際は全楽章。 27分、全力投球、肉体疲労のこの曲を弾くのは今日の私にはきつすぎ。 録音で疲れていたので、とんでもないところで暗譜が飛んだり、指がもつれたり。 


 レッスン終了8時半。 それから、とにかく明日のリサイタルの練習をしていないから、本番のつもりでプログラムを通す。 途中ブラジル人の友達が入ってきて聴いてくれていたのが、適度な緊張感をもってよかったかも。 

 12月の日本でのリサイタル振りのフルリサイタル。 今日の一日の最後にとにかくどうにか弾けたから、明日は大丈夫かな。 学校が10時まで開いていたことがありがたい。 でも、ちょっと不安なところがあるから、学校の寮に住むこのブラジル人の友達にお願いして、この後、寮で練習させてもらおう、と思ったら、今日はもう家に帰って寝た方がよいよ、と言われて、帰宅。 ちなみに学校の寮は、24時間練習室を使用できるのです。 恵まれていますね。

 

 こういう時って、温かい日本のお風呂にゆっくりと入りたくなります。 こちらでは一応湯船があるものの、お湯を溜めてもすぐに冷めるし、うちはトイレもシャワーも一緒だから、ゆっくりしていてはハウスメイトに迷惑(約1名、全くそういうことを考えないで、自分は長時間使うのに、他の人が15分とかシャワーを浴びていても怒る人がいますが)。 こちらに来て身に付けたことは、カラスの行水。  

 気が付けば、日本に行くまであと2ヶ月。 今からお風呂が楽しみ。 でも、まだ日本に行く実感ゼロ。

Posted on 2007/05/04 Fri. 06:48 [edit]

category: RCMの生活

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