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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

エッセイ執筆中 


070228 tree


 

今日は雨が降ったり止んだり、落ち着かない日。 でも、春が一歩一歩近づいているようで、バスに乗っていると(2階建ての2階)、木々の葉の芽が膨らんでいることを知ります。

 

070228 kobushi


 こぶしかな? 例年よりも早く花をつけはじめています。


 昨日あんなに悩んでいたりしたけれど、実は悩んでいる場合ではない私。 今週の末が3回目のエッセイの提出日。

今日、前回提出したものが帰ってきて、珍しく、私の考えとそれを裏付ける文献の使い方を評価されていました。 前回は『演奏の創造性』について、書きました。

 しかも、音楽だけでなくて、たまたま新聞に載っていた、ロイヤル・バレエのプリンシパル、アリーナが白鳥の湖のオデットの役作りについて、ステップは与えられるけれど、これをどのように自分のものにし、自分のオデットにするのかはダンサー自身。というようなことを話していたのがとても興味深く、この部分を引用したら(でも、これはどう評価されるか不安でした)、これも評価されてホットしました。 やっぱり、バレエに目をむけていたからこそ読んだこの記事。 やっぱり離れられないな~。


今回私が選んだテーマは、『エディション(版)の違い』。 1曲または1曲の一部(2-4分)を二つの違う版の楽譜を使って演奏したものを録音。 そして、これについての意見を1000ワーズ以内(いつも1500ワーズなので少なめ)で述べる。 もちろん、自分の意見だけを書くわけにいかないので、それなりに文献も読みながらです。

 フレーズのこと、テンポのこと、面白い。 私は、ベートーヴェンのピアノソナタ、第2番の第4楽章の前半を使っているのですが、これは一度勉強したものですが、なるほど、と思いながら読みました。


 そして、今夜はこれを録音。 今週、練習はしていたのですが、2年前にこのソナタを勉強した時は原典版(ヘンレ)を使っていたのに、今回原典版では意味がないので、図書館から普段だったら絶対に使わないようなものを借りてきました。

 フレーズ、アーティキュレーション、ペダル、強弱、正直弾きにくかったです。 でも、ところどころ、良いな、と思うものがあったものの、きっと自分ではやらないでしょう。


 エッセイはいくつもある中から選んでやるのですが、興味深いものが多くて、本当にこの学校で修士号をやることにしてよかったな、と思います。(どこかの某大学の内容を知っているので・・・・・)


Posted on 2007/02/28 Wed. 06:57 [edit]

category: RCMの生活

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28

ひとりごと 

 久々に(かれこれ2005年夏以来??)にプロコフィエフのソナタ第6番の全楽章と対面。 大好きな曲だったけれど、色々とありすぎて、封をしてしまった曲。 第1楽章だけは11月に勉強しなおしたけれど、それ以外は、私にしては珍しくレパートリーとして常時練習していなかった曲。


 4月に弾くかもしれなくて、恐る恐る楽譜をピアノに広げて、まずはペダル無しでちょっとゆっくり目のテンポで弾きだしてみると、すんなりと弾くことができるところと、しっかり楽譜を読まないと音が分からないところの差が激しいことに気が付きます。

 今日の手ごたえだと、どうにかなりそうかな。 でも、この27分かかる曲に取り掛かると、練習時間がどんどん無くなっていってしまいます。 去年のように、小品を主に勉強するのはとっても楽しかったし、得たものが大きいけれど、こうして大曲にとりかかるのも新鮮で楽しい。 でも、スタミナをアップさせないと、弾くことが大変そう。

 ショパンのエチュードにラフマニノフのエチュード。 これは先週から真面目にやり直しているので、今週のレッスンにもって行くことができそう。 バッハの平均律はいつ弾いても美しい。 空に自分自身の心を浮かべる時間。 

 学部生のようなこのごろの練習の曲、そう、1年半ぶりにコンクールを受けることに。 今年、いくつか候補がある中の最初。 コンクールに出る度に自分自身が大きくなって学ぶことも得ることも多くて、毎回結果がどうであれ階段を一段上がってきました。

 コンサートではさほど緊張しない私も、コンクールの独特の空気だけは苦手。 それでも挑戦。 ぬくぬくしてばかりいては駄目だから。


 周りからみると、いいな~と思われる日常のようですが、もちろんそうであるばかりではありません。 ポジティブに、上を見ながらピアノに取り組めば取り組むほど空しくなる部分もある。 今回もちゃんと新しい先生とのコンクール出場についての話合いがきちんとできていたにも関わらず、結局は迷いに迷って締め切りの二日前の今日、慌てて申し込み用紙をメール。 申し込み用紙はもう2週間くらい前に用意できていたのですけれどね。 




ここからは独り言。 ネガティブも含まれています。


 私がピアノを弾く意味って?? もちろんピアノが大好きだし、もし今ピアノを私から取り上げたら魂の抜け殻のようになるでしょう。 でもこんなんで将来、食べていくことができるのか?

 凄い人がたくさんいる世界。 その中で私がピアノを弾く意味って? もちろん好きなのが一番。 趣味だったらもちろん良いけれど、これを職業とする場合、やっぱり話は別。 自分にしか表現できない世界を表現していくわけだし、今のところ、『心を伝える』ということを評価されて活動している状態。 やっぱり私の世界を表現していきたいのですよね。 

 たまーにどんどん取りとめも無く考え込んでしまう私の悪い癖。

 折角ポジティブになったのだし、日本での活動も、イギリスでの活動もほとんどが自分の手で切り開いてきたもの。 お膳立てしてくれる人はいないから。 だったら、やっぱり突き進みたい。 


 学校の日本人とのことでストレスがあるのも落ち込み病の一つ。 日本にだってたくさん素敵な人がいるし、素敵な友達もいるけれど、ここロンドンで、学校で、どうしても日本にいたら仲良くなることはないであろう日本人と接していかなくてはいけない。 やっぱり、日本語がしゃべれない振りを通すべきだったのか? 生きていくって難しい。 


 やっと見つけた楽しみのバレエ鑑賞も、急にわからなくなってしまって。 この2ヵ月半でとっても心が豊かになったし、ピアノも伸びやかになってきたし、想像力が増したところ。 でも、いくら値段が安くて自分で働いている中からチケットを買っていても、まだ学費を払ってもらって勉強している身。 本当はこんなことをするべきではないのかもしれない。 考え出したら止まらない。 


 本当はここに書くべきことではないのかもしれないけれど、これも私。 楽しんでばかりいるわけではありませんよ!!


 明日になればまた復活。 とにかく今はピアノを頑張るのみ!

Posted on 2007/02/27 Tue. 06:51 [edit]

category: 日常

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27

舞台の翌日 

 晴れやかな空。 それなのに私の身体は死んでいました。 久々に3ヶ月近く前の本番から経った本番、昨日なんて1曲だけそれも5分程度だったのに、舞台で弾くってあんなに重労働だったのか・・・・・・・・・ 信じられない。 頭は働かない、身体は起き上がることができない。 まるで、11月に2日間続けての本番をして、翌日は夕方4時まで一度も起きずに寝ていた時のよう。 もちろん、今日は9時過ぎにはベッドから起き上がることができましたが。

 今日はこんな状態でしたが、不思議なもので、これも慣れ。 舞台を定期的にこなしているうちに疲れも酷くなくなるようです。 それにしても、1ヶ月の半分以上、大きな舞台をこなしているピアニストの方々って凄いな~と思うのでした。(こんな暢気なことを言っている場合か???)


 夕方からのレクチャーは今日は学長によるもの。 パフォーマンス・プラクティスについて。 パフォーマンス・プラクティスについてよく話すここイギリス、いろいろと日本の音大で勉強した人達に、日本ではこれをどう言うのか聞いているのですが、日本ではパフォーマンス・プラクティスの授業が無いようです。 定義は、どのようにその時代にその音楽が演奏されていたか(日本語に訳するのが難しい・・・・)。 

 学長自身は、クラリネッティスト。 どこかで博士号を取得しているはず。 授業自体は面白いものでした。 演奏と時代の移り変わり。 これってこれからの私たちの課題かもしれません。

 コンサートホールでの通常の演奏会から違った形ででも、BGMではなく音楽を発信していく。 昨日の『Salon de Paris』は良い企画、とおっしゃっていました。 そして昨夜はロンドンのどこかでのクラーラとロバート(ロベルト)シューマンの手紙を二人のアクター、アクトレスが読んで、そして演奏がある、という形式のコンサートにいらしたようで、それも観客を惹き付けるのによかった、とおっしゃっていました。 


 今日はゆったりモードだったけれど、しっかり復活させなくては!

Posted on 2007/02/26 Mon. 06:07 [edit]

category: 日常

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26

『Salon de Paris』終了! 

 朝からご飯を炊いて、梅干のおにぎりを作って、さあ公園へ! ということはなく、おにぎりを作ってコンサートへ!

 私、自分のことが日本人よりもイギリス人に思えることが多々あるのですが、それなのに、コンサートの日は不可能な場合を除いておにぎり。 とてもではないけれど、サンドゥイッチではエネルギーを蓄えておくことができないのです。


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ホール2階席から。 衝立にはフランスの絵が


 本日、学校のホールにて朝11時から夜7時15分まで、『Salon de Paris』のコンサート(イヴェント)が無事終了しました。 私はお昼休憩後の1時45分から聴いていたのですが、さすがにこのあたりの時間は、ホールもほぼ満席。 17時以降はだいぶ減りました。


 先週の水曜日の朝にこの『Salon de Paris』についての注意事項を伝えられるミーティングがあって、そこで言われたことは、時間が足りなくなるので、20分くらいずつ(3-4人)のグループに出演者をわけて、(要するに、1時間に大体3グループ)グループごとにステージに上がり、ステージ上で待つ、というもの。 これ、私たちは驚き。 まあ、これを決めたピアノ科主任のヴァネッサも、『スクールコンサートみたいだけれど、こうするしかないのよ。』


 そして、当然服装についての注意も。 皆さん、どのように思われているか分かりませんが、はっきり言って、イギリスの音大生のコンサートの服装(特に女の子)は酷いです。 下手すると、ほとんどが黒のズボンに黒のトップスか、カラーのトップス。 

 今回、ヴァネッサは、『女の子たち、黒のズボンを何人も見るのは嫌だからね! 一応コンサートドレス、特に夕方弾く人は、ロングドレス。 カラーであれば良いし。 パリのサロンなのよ! グラマラスにね!』 と言われて、黒のズボンで弾く予定だった人も多くて、慌てた人もチラホラ。

 舞台を観ていたら、さすがにこのお達しがあったからかズボンの子は少なかったけれど、黒のロングスカート、または黒のドレスばかり。 私なんて、曲にも合わせて、11月の日本で着た、紫のドレスを用意してきたのに・・・・・ と思っていたら、ヴァネッサは、ワインレッドのドレスで登場。 さすが!

 彼女、年齢不詳、多分40代。 凄く貫禄があって、舞台栄えします。 グラナドス(スペイン人ですが、パリで長く過ごした為)のマズルカを弾きましたが、先生の顔がとっても表情豊かでこちらも楽しくなりました。

 やっぱりヴァネッサに習いたかったな、と思うと同時に、もしヴァネッサに習ったら私の長所と彼女の長所が似ているので、私の短所が伸びなかったかな、やっぱりゴードン(今の先生)で良かったのかもしれない、と思えました。


 計3時間半ほど聴いて思ったのですが、コンクール歴が凄い生徒もいます。 でも、全然聴いていて楽しくなくて。 いや、あまり伝わるものがなくて。 ピアニストとしての活動も多い先生方が3人弾いたのですが、彼らは気持ちを観客に伝えています。 これが違いかな。 聴いていて改めて思いました。


 今まで知らなかった素敵な小品にもたくさん出会いました。 明日から図書館通いかも! このような素敵な曲に出会う機会を与えてくださったヴァネッサに感謝です。 先週のリハーサルの時も、皆口々に言っていたのですよ!


 私自身の演奏(ドレスの一部の写真も)についてはこちらをご覧ください。 私は最後のグループの最後。 4人の演奏を舞台上で聴いていたのですが、いざ自分の番になってピアノの前に座って弾き始めたら、完全に指が固まってしまっている(手は冷たくなかったのですけれどね)。 よって、3小節目でがたがた。 どうにか持ち直してその後は問題がなく、私自身が舞台を楽しんだのですが、これが聴いて下さっていた方々に伝わったみたい。

 終演後、『みゆきの演奏は楽しかった! 聴いていて楽しい気持ちになれたよ。 もちろん最初は崩れたけれど、それもすぐに立て直してその後は問題が無いどころか、よかったのだから!』と数人に言われましたが、他の人のように小さい頃からピアノをやってきたわけではない私はやっぱり不利なところがある。 だったら、それを補う為にも私ができることは、表情を出して、気持ちを伝える演奏をすることだけ。 でも、以外に誰でもできるわけではないのかも・・・・・ と思ってしまいましたが。


 舞台はやっぱり気持ちが良い! ずっと教会などで弾いているので、あまり段差のある(高い位置にある)舞台で演奏することはありません。 高さがある分、やっぱりちょっと緊張するけれど、それはすぐに消え去ります。


 ホームページからここを読んでくださっている方は気付いたかもしれませんが、ちょっと前に日本で演奏したばかりなのに、7月13日金曜日(あまり縁起がよくありませんが・・・)に、私の地元、所沢のホールでリサイタルをします。 人に声をかけやすくするために、今回は無料でのコンサート。 その分、今回は今までと違って、小品でのコンサートではなく、今のところ私が弾きたい、ベートーヴェンのソナタ第32番とプロコフィエフの大きな、ソナタ、第6番『戦争』を中心にしたプログラムになっています。(クラシックを身近に、というコンセプトでやってきた私にとって、かなりずれたものになるし、普段クラシックに馴染みの無い方には聴きにくくなってしまうかも、と思うのですが、その中でも何かを伝えられたら、という想いです)

 でも、今日のコンサートを聴いていて、素敵な曲に出会ってしまったし(内緒)、やっぱり、1回はお茶つきの50人以下の会場でのサロンコンサートもできたらな(その場合、テーマはワルツとノクターン!)、と思っています。


 ということで、2007年最初のコンサートは最初のミスが気になりつつも、まずまずのスタートのように思います。 今年は、どこでどんな出会いが待っているのでしょう? 昨年5月に訪れてから3回目の演奏となるSt Albansでのコンサートがもう1週間半後に控えているので、全力で突き進みたい、と思っています。

Posted on 2007/02/25 Sun. 04:06 [edit]

category: RCMの生活

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25

パンケーキの日 


070224 pancake


 

パンケーキの日。 本当は今年は2月20日、今週の火曜日だったのですが、時間が無かったので、今日することに。 

 もう、今年はやらないでよいことにしてしまおうかな、何て思ったのに、カムデンでパンケーキ屋さんを見てやっぱり気になったので、結局は作りました。


 そもそも、パンケーキの日とは何か? これはキリスト教の、イースター前のレントに入る日。 イースターサンデーから数えて47日前(40日前となっているものもあって、よくわかりません)の火曜日、要するにこれから断食の為に、小麦粉、卵、砂糖などの何とか品を食べてしまう日。 正式にはShroveTuesday、と呼ばれるのですが、ほとんどパンケーキの日、と呼ばれています。


 ここでいうパンケーキ、日本の方はどのようなものを想像するでしょう? どちらかというとアメリカ系のホットケーキ? イギリスではクレープのこと。 でも、お隣のハイカラなフランスのような繊細なクレープではありません。 きっと、イギリスのパンケーキ=フランスのクレープにしたら、フランス人が怒りそう。

 クレープよりももうちょっと厚みがあります。


 フィリングは、私のホストファミリーに教えていただいた正式?なものは、パンケーキの真ん中に、一文字を書くように、砂糖を置いて(日本だとグラニュー糖)、そこにレモン汁をかけて、端からくるくると巻いていただきます。 好みで、ゴールデンシロップ(蜂蜜のようだけれど蜂蜜でないもの)をかけても。


 私はクリスチャンではありませんが、イギリスへ来てからというもの、イースターが待ち遠しく、このパンケーキの日を迎えるとやっとイースターが近づいたことを感じます。


 さて、私のパンケーキですが、今回は火曜日の新聞に載っていた作り方を試すことに。 これが大失敗。 こんなにまずいパンケーキは初めてです。 大体、上手くひっくり返すことができないし(まあ、使ったフライパンが酷かったのですが)、もしかしたら、水分の量を間違ったかも。 私が持っている計量ようのカップ、イギリスで買ったものですが、色々な種類の数字が書いてあります。 いつも、1リットル=1000ミリリットルのものを見ているのですが、後でよく見たら、イギリスと書いてあるものが。 もしかしたら、こちらを見る必要があったのかもしれません。


 まあ、ともかく形だけでもパンケーキの日を終えて何となくすっきり。 


 明日は、今年初のコンサート。 忘れ物が無いようにしないと!

 

Posted on 2007/02/24 Sat. 05:29 [edit]

category: クリスマス、行事、習慣

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24

Camden Town 

 晴れたかな?と思ったら急に雨が降ってきたり。 とってもイギリスらしいお天気でした。

 明日はSalon de Parisのコンサート。 でも、今日は学校ではジュニア・スクールがある為、私たちは立ち入り禁止でピアノの練習ができません。 よって、コンサート前日なのに、フラフラしていました。


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 教えが午前中で終わった為、バスに一時間くらい揺られて、ロンドン中心部からちょっと北へ行ったところにあるカムデンへ。 ロンドン市内の渋滞には閉口ですが、今日乗ったのは、距離の割には、完全な中心部を避けて走っているバスだったので、そんなに長く乗っているようには感じません。 何よりも、バスの2階席から眺める景色、これは面白い。 


 カムデンタウンは丁度3週間前に友達と行ったのですが、ゆっくり一人で歩いてみたかったのでした。 昨日書いたスリも多いので有名。 もちろん、バッグには最大のアテンションをしながら。


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見にくいですが、中央の人の頭に注目


 ちょっと歩くと、ピンク、黄色、カラフルな髪の毛の人がたくさんいます。 あと、鶏の鶏冠のような髪形の人も。 でも、全然浮いて見えません。 きっと私みたいな方が浮いて見える場所なのだと思います。


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 カムデン・マーケット、いくつかこのようなマーケットがあるのですが、この駅から近い場所は、主に、洋服、靴など。 個性派ファッションです。 でも、何故だか私好みのがあったりもするので、お店の人としゃべりながら見て歩いていました。 もちろん、とても街では着ることができないような(私は)舞台衣装???と思ってしまうものもあるのですけれどね。


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 常設のお店も個性派揃い。 まるでベルバラのような?? 日本でもこういうの着た人達いますよね。 何て言うのかは知りませんが。 ここって、もしかして原宿の竹下通りのような感覚かしら? といっても、私はもう10年以上原宿の竹下通りには行っていないのでよく覚えていませんが。


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 ちょっと行くと、こんなカナルがあってホットします。 私、川、湖、池、海など水のある景色が大好きです。


 土曜日、ピアノができないのは困るけれど、割り切ってロンドン観光を楽しむことができるようになりました。 今日はまた寒くて、ゆっくりカナルの脇をお散歩する気にはならなかったけれど、暖かくなるのが楽しみでいます。


Posted on 2007/02/24 Sat. 04:03 [edit]

category: ロンドン観光

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24

ギャング 

 先進諸国でアメリカに次いで2番目に子供にとって良くない国がここイギリス。先週の新聞にこれらについて書かれた記事が載っていました。

イギリス、と一口に言っても場所によって差があるでしょう。 未だに身分の差があるこの国、特にロンドンの低所得者用の住居周辺、というのはあまり治安が良い、とはいえないようです。


 ロンドンで地下鉄に乗って、オックスフォード・サーカス、ピカデリー・サーカスなどの繁華街の駅では、日本語で『スリにお気をつけください』というアナウンスがはいるほど、スリも多いのがロンドン。 私も、地下鉄に乗る時、繁華街を歩く時は、ファスナーがついたバッグを脇の下でしっかり抑えて、反対の手をファスナーに乗せておくほど。 おかげで一度もスリに会わないで済んでいますが。 日本人の観光客のおば様方のほとんどが肩掛けかばん。 あれ、ちょっと問題があるように思います。 まず、こちらの在住者の日本人、もっといえばイギリス人で、斜めに肩掛けかばんをかける人はほとんどいないので、観光客、と周りに宣言しているようなもの。 そして、普段日本では持たない分なれていないから、肝心のバッグ部分が後ろに行ってしまって、それできょろきょろしながら歩いている人がいかに多いか。 あんなの、スリにいつ合ってもおかしくありません。


 先日のロンドンの新聞で、10代の地下鉄などでスリをしていたギャングがつかまった、という記事が出ていました。 彼らは、『スリ用マップ』というものを持っていて、それによると、


 ノッティングヒル・・・・ 『Good eating but a bit hot』 意味は、金目のものを持っている人が多い、でもポリスもたくさんいる。

 ニースデン(私が住んでいるところからそれほど遠くなく、でもロンドン中心部よりとは反対)・・・・ 『Fight back』 幾人かの被害者がギャングに立ち向かった。

 コリンデール(ここも私が今住んでいるところと、去年の6月まで住んでいたところの中間。 昔、ヤオハンがあったところ)・・・・『++』という印がつけられていて、ギャングのお気に入りで彼らのベース。 


 ノッティングヒルは地下鉄には教えに行く週に一度しか使わないものの、毎日学校へ行く時バスで通るし、私の周りって危なかったのね、と今になって分かったり。

 

 もちろん、今回捕まったのはギャングの一部。 皆さん、ロンドンへいらっしゃる際は、十分気をつけてください!

 でも、スリはあっても、とっても良いところですから!

Posted on 2007/02/23 Fri. 06:00 [edit]

category: イギリス事情

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火災とブラジルの消防自動車 


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 今週の月曜日、午後の早い時間、学校の目の前のアルバート・コートという超高級住宅から出火。 ロンドンっ子の私たち、爆発、という意見も多かったのですが、多分火事。 消防自動車の数は凄いし、消防士が80人以上いたらしい。

 学校の前の道路は通行禁止。 いつもならケンジントン・ガーデンズのロイヤル・アルバート・ホール前のバス停からバスに乗って帰るのに、アルバートホールと学校の間が通行禁止になってしまい、回り道。


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 上の写真は、消化中。 アルバートホールが黒ずんだと思います。 凄い煙でした。


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 学校の前は消防自動車で塞がれ、いくつものホースがある状態。 


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 3日経って、通行止めもなくなったのですが、建物の最上階がかなり焼けたようです。

 

070222 albert fire


 もう少し近づいてみると・・・・・ 最上階の一つ下も結構焼けていますね。 犠牲者が出ていないと良いのですが、一日も早い復旧を祈っています。


 ところで、この月曜日、私はサウス・ケンジントンの楽譜屋さんにオーダーしてあった楽譜を取りに行く用があって、楽譜を買いに行きたかったブラジル人の友達と一緒にでかけたのですが、その時、彼女から驚くことを聞きました。


 『イギリスって凄いよね。 こうやって火事があったらすぐに何台もの消防自動車と消防士が来て消火活動をするのだから』

 えっ????? ブラジルではどうなの?と聞くと・・・・

 『私の家の裏の庭みたいなところ、何年か前にちょっと火がついたのね。 危ないから消してもらおうと思って色々と探したのだけれど(すぐに消防署に電話しないのか??)しばらく経って消防署に連絡すればよい、ということがわかって、消防自動車にきてもらったの。 でもね、実際に着いたら水が出ないのよ。 しかも、私の住む街には一台しか消防自動車がなくて、すぐに修理の人を呼ぶ破目に。 それも駄目で、結局は飛行場用のとっても大きくて道を全部塞いでしまうような消防自動車が来たのよね。』


これ、さすがの私も唖然としました。 もちろん、ブラジル全体がこういうわけではないと思いますが、水が出ない消防自動車って・・・・・・・ 

 

Posted on 2007/02/22 Thu. 05:58 [edit]

category: 日常

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ちょっと非日常の世界 

 朝は雨だったのに、8時ごろ、家を出る時間にはあがって、その後は青空。 だからなのか、芝生がとってもきれいな緑でした。



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 ちょっと時間があったので、ケンジントンガーデンズへ。 オーバーコートは上の方の階のロッカーに入れてしまってあって、取りに行くのが面倒だった為にカーディガン+ショールの格好で出たのですが、ちょっと寒いくらい。 10分ほどでしたが、ベンチに座っていると気持ちが良い! 太陽が出たら、まず外へ!!


 イギリスで何食べているの?とは良く聞かれる質問ですが、本日の私のランチ、大公開。

 いつもならおにぎりかサンドウィッチを持って学校へ行くのですが、今日は忘れた為、学校の食堂は高いので、道を挟んで反対側のインペリアル・カレッジのバーへ。 私はもちろんインペリアルの生徒ではありませんが、別に問題なく入ることができます。


070221 lunch


 ここでは、上の写真の小さいサイズだとイギリスらしからぬ値段(下手したら、スーパーのサンドウィッチよりも安い位)でホットミールを食べることができます。 これはチキンカレー。 でも、辛くありませんでした。 中で食べても良いのですが、何しろ太陽にあたりたいので、ここの中庭で。 


070221 imperial


ロの字型に建物が建っています。 インペリアルカレッジはこの辺にいくつかの校舎があり、このレンガ造りの建物は、一部の教室、生徒会、そして寮もあるはずです。


 今夜は学校で初バイト。 夜の8時から10時半まで、学校のコンサートホールで行われたレセプションのUsher(会場係り?)。

たまたま先週、募集していて、先着順で間に合いました。


 学校のオペラ劇場でSir John Drummondの追悼式典?が7時から行われてその後にレセプション。 私たちの役割は、非常事態のゲストの誘導、その他、トイレの場所や、クロークルームの場所を聞かれた際に答えること。

 Sir John Drummondは、BBC Radio3、BBC Proms、エディンバラ・フェスティバルのダイレクターをしていて、昨年9月に亡くなったそうです。 よって、本日の劇場では、ダンサー、ミュージシャン、リーディング、トークが行われたようでした。 約350人いらした、という今日の会、コンサートホールはいっぱい。 私はとりあえず出入り口付近で座ったり立ったりしていたのですが、今日の招待客は有名だったり、力がある方も多いのでしょう。 凄いオーラを発している方も数人。 私はメディアに詳しくないので、もしかしたら有名な方がいたのかもしれないし、どこかで観たことがある方もいらっしゃいましたが、私がわかったのは、今夜踊ったらしい、ロイヤル・バレエのプリンシパルダンサーのセーラ・ラムとエドワード・ワトソン。 そしてイギリス人作曲家のマイケル・ベーカリー??? 彼はカーディフの大学にトークにいらしたはずなので、顔がわかりました。(それとも、BBCナショナル・オーケストラ・ウエールズが彼の作品を初演した時???)


 ほとんどの方が50,60代だと思うのですが、皆さん笑顔がとっても素敵。 こういう空気に触れることって滅多にできないから、とっても有意義な時間でした。

 素敵な年の重ね方をしていきたい、と思うのでした。

Posted on 2007/02/21 Wed. 06:47 [edit]

category: RCMの生活

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夢の時間再び - マリアネラの白鳥 

 夢の時間。 火曜日だというのに、オペラハウスはほぼ満席。 今夜は、ロイヤル・バレエのロイヤル・オペラ・ハウスでの『白鳥の湖』の通算901回目の公演。 私、1000回目(きっと20年後くらいかな)の公演を絶対に観に行きます!! ちゃんと数えておかないと。


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 今夜は、私が一番気に入っているロイヤルの若手プリンシパルバレリーナ、マリアネラが白鳥/黒鳥を踊る日 。 どんなに待ち遠しかったことか。

 ただ、マリアネラは私が今まで観た感じでは、どちらかというと元気のある踊りの方が似合いそうで、黒鳥はどう踊るかあるていど想像できたけれど、白鳥をどう踊るかはあまり見当がつかなくて。 白鳥オデットに求められる、女らしさとか、優美さ、これが私がマリアネラにまだ足りないと思っているもの。 特に、先日観たゼナイダのオデットがとっても素敵だったし。 ただ、マリアネラはまだ24歳、これから女らしさが出てくるのだろう、と今日の舞台を観ていて思いました。 でも、既成概念からはちょっとずれたオデットだったけれど、彼女らしさが出た、とっても素敵なオデットでした。 

 やっぱり、女性らしさがもうちょっと欲しいとも思いましたが、私でさえ、2005年までは男っぽい弾き方だったのが、去年の暮れの日本での演奏で、2005年の演奏も聴いてくださった方から、女らしい演奏になった、と言われたので、彼女も数年後の白鳥がどう変わるのか楽しみです。


 私がマリアネラを好きな理由は、彼女はきれいに踊りをまとめあげている、というよりも、最大限のリスクを犯しながら、でも、それが全く挑戦的ではなくて、彼女が、『私は絶対こう踊りたい! これを伝えたい!』というのが伝わってくるから。 きっと、彼女のやっていることとスケールは違いますが、私のピアノと似ているから。 私自身が目指しているものと似ているから。


 音のとり方がとっても良いバレリーナだし、第2幕の最後、ジークフリード王子と別れる時、後ろからロットバルト(怪物?)にパワーで引っ張られるようになるのですが、その動きがとっても良かった! もうどんどんと彼女の世界に惹き込まれていきました。


 第3幕の黒鳥オディールは本領発揮。 でもその中に、白鳥オデットらしさをだしたり。 今日は踊り自体はちょっと調子が悪そうでしたが、それでも最後のグランフェッテ(片足を横に上げながらの回転)32回転では、シングルだけでやる人も多いのに、途中、4回転、3回転、2回転を混ぜながら。 危なくなってもリスクを犯す。 でも、観客に不安は与えません。


 第4幕で再び白鳥になった時、第2幕よりもずっとよかった! 彼女、ドラマティックな部分の方がいいのかな。

 今夜の彼女の相手、ジークフリード王子は、プライヴェートでもパートナーで、12月に婚約したばかりのティアゴ。 彼、12月に『眠れる森の美女』を観た時はそんなに好きではなかったけれど、今日は良かった! まだ今シーズンにプリンシパルに上がったばかりなので、これからが楽しみです。


 それ以外もこの前一度観てどんな舞台が現れるか分かっていたのに、ドキドキをダンサーたちは与えてくれました。 今夜はオーケストラもとっても調子が良かったし!(トランペット以外。 これ毎回なのですけれど・・・・・・)

 どんどん舞台に惹き込まれて行きました。 あんなに大きな劇場で2500人くらいの観客の前で踊ってあれだけ拍手されたらさぞかし気持ちよさそう。 私にもいつか大きな会場で演奏できる時が来てほしいものです。


 この『白鳥の湖』、明日、来週とあと2公演残っていて、5月にも再びパフォームされます。 マリアネラは5月にも1回しか踊らないけれど、また観に行きたいな、という気持ちにさせられました。

Posted on 2007/02/20 Tue. 06:04 [edit]

category: バレエ

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Salon de Paris 


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  Salon de Paris、今度の日曜日、2月25日朝11時から夜7時半まで、どこかでお時間のある方、ぜひぜひ、ロンドンの王立音楽大学へいらしてください!! 途中45分の休憩を挟んで、76人(たしか)のピアニストが演奏します!!

 もうこれは演奏会、というよりイベントに近いと思うのですが、コンサートホールで、『Salon de Paris』のタイトルにあわせた曲を、学生、そして先生方が演奏します。 一人当たり、2分から10分くらい。 曲目は自己申告制。 出揃ったものは、知らないものも多く、本当は弾かないで一日聴いていたいくらい!! 主任のヴァネッサもおっしゃっていたけれど、凄く楽しいものになりそう。


 まだ、学校のサイトにプログラムは発表されていないのですが、当日演奏されるのは、ショパン(フランスで生涯の半分を過ごしていますから!)のノクターン、プレリュード、マズルカ、ワルツ。 この辺は曲が浮かぶもの。 

 フランスの作曲家では、プーランク、フォーレ、ドビュッシー、シャミナーデ、シャブリエ、サティー、ミヨー。 

 ノルウェーの作曲家、グリーグがパリのサロンに影響を受けて書いたらしい『ムード』という曲を弾く人がいたり、もちろんスクリャービンの小品もちらほらと。 ブラジル人の友達は、作曲家の名前は忘れてしまいましたが、ブラジル人の作曲家の『パリのワルツ』(たしか)という曲を弾いたり。 

 

 ソロだけではなく、ミヨーの『スカラムーシュ』の2台ピアノ、ドビュッシーの『小組曲』の連弾、面白いものでは、ショパンの『華麗なる大円舞曲』を誰かが連弾にアレンジしたもの、などなど変化に富んでいると思います。

 ヴァネッサは先週の初めにプログラムの順番を決めて、先週の半ばに発表になったのですが・・・・・・・・・・・・・・ 私、とんでもないことに、一番最後に弾くことになってしまったようでした。 私より上手な人がたくさんいるのに、曲の性格からこうなってしまったのか・・・・・ 見た途端に具合が悪くなりました。 最後でヘマをしたら、全てを壊してしまうのに。 ちなみに、私は昨年12月のコンサートのアンコールに弾いた、シャブリエの『スケルツオ・ワルツ』を弾きます。


 今日は午後から夜まで一人10分ずつのリハーサル。 初めて、学校のコンサートホールのスタンウエイのコンサートグランドピアノで弾きました。 気持ちよかった! コンサートグランド(一番大きなサイズのグランドピアノ)で弾いたのなんて、去年の8月のサマーコースのガラコンサート以来。 ちょっと怪しいところもあったので、後数日練習して、本番に備えます。


 本当は、私は早い時間に弾くと勝手に思っていて、そうしたら、ずっとゆっくり聴く予定でいたのですが、もし全部聴いたら自分が弾くまでに疲れてしまうので、いくつか知らない曲を中心に聴くことになりそうです。 

 この企画、ぜひ日本でやったらもっとクラシックが身近になりそうなのに。 不安でもあり、楽しみな1週間後です!!

Posted on 2007/02/19 Mon. 05:41 [edit]

category: RCMの生活

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19

V&A Museum 


070217 V&A


 教えの後に久々にヴィクトリア&アルバート(V&A)ミュージアムへ。 ここは学校から徒歩10分もかからないような距離にあるにもかかわらず、なかなか近いと訪れないものです。 

 さすがに土曜日の午後というのは混んでいますね。 私がここへ行った本当の目的は、中庭でゆっくりこれからのコンサートのプログラムを考える為。 でも、今日は中庭が閉められてしまっていたので、久々にミュージアム内を歩くことに。


 このミュージアムは、2001年の夏から2年かけて、夏休みなどに、ロンドンまでピアノのレッスンに来ていた時、来るたびにちょっとずつ観て回って、一度、制覇しました。 その後は他の美術館に興味が移り、こうして再びここに舞い戻って来た感じ。


070217 hall


入り口の天井から下げられたオブジェクト。 写真だとわかりにくいですが、風船でできているようです。


070217 Europe


 だいぶ中も変わったように思います。 900年から1300年(たしか)のヨーロッパの展示物の部屋へ入った途端に、圧倒されました。 『Please do not touch』と書かれてはいるものの、ガラスのケースに入っているわけでもなく、ロープが引かれているわけでもなく、ヨーロッパの博物館、美術館というのは生の姿と向き合わさせてくれるのが嬉しいこと。


070217 dress


 服飾のところへ行ったら、惹き付けられるドレスが。 とってもシンプル。 でも・・・・・と思って近づいてみたら、ジヴァンシーのものでした。 1950年代のイヴニング・ガウン(ドレス)。 まず使ってある素材が美しいし、美しいシルエット。 


070217 view


 外へ出てハロッズ方面に歩いていく途中の空がとってもきれい。(実際はもっとピンクのグラデーションがきれい) 日本の夕焼けってとっても美しいものの一つで、あの夕焼けはイギリスでは見られないけれど、でも、日本のとは違った夕焼けが美しいイギリス。 それは、きっとロンドンという大都会でも空気がきれいだから。

Posted on 2007/02/17 Sat. 05:06 [edit]

category: ロンドン観光

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17

レッスン 

 もう週一回のピアノのレッスンの日。 今日は先週からのショパンのノクターン 作品62-1とラフマニノフの楽興の時の第4番。 でも、結局はショパンに時間が取られてしまったのでした。

 先週注意されたことを直していったのですが、足りないことがあったり、もちろん、次のステップがあったり。 それでも、だいぶ私の理想に近づいてきたのかな、と思えました。


 曲は大きなアルペジオで始まりますが、その一番頂点の音が、思うように弾けない(思うような音が出ない)、と先生に言ったら、『気にならなかったけれど??どう弾きたいの?』と言われたので、『オープンにしたいのだけれど、私のだと上に音が伸びていかなくて』と伝えたら、中間のスピードを緩めたら、理想に近くなりました。 何度か繰り返しているうちに、『あっ』と先生も私も声をあげる時があり、これが求めていたもの。 


 まだまだ、左手が怪しいし、左手が硬いので、手首の方向を外に向けて弾く練習。 これは、身に着けたいです。 来週はレッスンがお休みなので、しっかり仕上げていかないと。


 ラフマニノフは、1ページだけ。 まあ、私が間違ったことをしていないかの確認。 とてもスピードが速い曲なのですが、私は今はゆっくり練習している段階。 でも、先生にインテンポで弾いてみて、と言われて恐る恐る弾いてみたら意外と弾けるものです。

 いろいろとコツを教えていただいたので、これをマスターすることが来週の課題。 でも、久々にコンクールを受けようと思っていてその話をしたので、次回はバッハの平均律、ショパン、ラフマニノフのエチュード、という久しぶりに勉強しなおすもののオンパレードです。


 

Posted on 2007/02/16 Fri. 06:41 [edit]

category: 音楽

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16

キラキラ、そして日本人社会 


070216 flower


 暖冬の影響なのか、例年だったらまず咲くことの無い、アーモンドの花が咲き出してしまいました。  先週は雪が降って冬らしかったものの、これからどうなってしまうのでしょう??


070216 tree


 英語学校時代の友達と朝9時からおしゃべり。 8歳も彼女の方が上なのに、とっても気があっていたHatsu。 9月からエディンバラにいるのですが、10月にも12月にもロンドンに遊びに来て、今日は何と0泊3日でロンドンまで。 木曜日の夜にエディンバラを出発、途中サーヴィスエリアで2回休憩があっただけで、ロンドンまで直行9時間近くの長距離バスにて。 そして、今日一日ロンドン観光をした後、今日の夜の長距離バスでエディンバラへ。 私も実は彼女が5月に日本に完全帰国する前にやりたいな~と思っているのです。


 私がお昼からピアノのレッスンがあった為に、私の学校まで来てもらって、学校の食堂で1時間くらいのおしゃべり。 でも嬉しかった!! ありがとう!


070216 beeds


 歩く私のアクセサリーモデル(?)のHatsu、私が彼女に作ったネックレスを彼女の英語学校の先生が気に入ったとかで、先日作るのを頼まれていたので、その引渡しも。 お陰で、ちょっと久しぶりでこの数日ビーズと向き合っていました。 やっぱり、指を動かすの好き! キラキラしているビーズを見ていると幸せ。 またちょっとずつ作っていきたいな、と思いました。


 Hatsuがきっと私がイギリスで出会って一番仲良くなった日本人。 イギリスの日本人社会って本当に複雑で・・・・・・ 今日もそのことで、かなり色々なことが嫌になったり。 自分がとっても嫌になったり。 9年目の生活を、しかも今まであまり日本人社会に接することなく過ごしてきたのに、やっぱりイギリス生活1年目の人とはギャップがある。 もちろん仕方がないこと。 私自身は、ここで暮らす為に、イギリスの考え方、というのを身に着けてきた。 でも、1年目の日本人にそれを求めても無理なことはわかっている。 

 彼らのイギリスへの不満を聞かされた時、『日本だったら○○なのに・・・・』、『どうして日本のようにできないの?』。 これ、私自身も日本に行った時に反対に日本に対して思うことなので理解できるのですが、私には『そうね、どうしてできないのかしらね。 日本みたいにすればいいのに』という答えはどうしてもできない。 こういうところがかわいくない私。

 どうしても、『でもね、イギリス人は○○こういう考え方をするから、仕方がないのよ』と答えてしまって、後から自己嫌悪に陥る。 彼らはこういう答えを求めていない。 これは今までの経験からよくわかっていることなのに。 難しい。

Posted on 2007/02/16 Fri. 05:57 [edit]

category: 日常

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16

『メリーさんの羊』に虜 

 子供の導入のピアノの指導は責任があるし、大変なことも多いけれど私が好きなことの一つ。

 私は、 『トンプソン』というテキストを使うことが多いのですが、この第1巻、ちょっと右手の3本の指が動くようになったら出てくる曲が『メリーさんの羊』。 どういうわけか、この曲、子供たちが大好き!


 カーディフで教えていた5,6歳の韓国人の子供たち、その中でも一人の男の子は、この曲を習ったら、こればっかりを練習してくる始末。 しかも、毎回のレッスン、もう○をあげているのに、ピアノのお部屋に入ってくるなりメリーさんの羊を何度も何度も弾いていたものでした。 そのうち器用に教えてもいないのに、左手の3本の指で、右手と一緒の動きをさせる。 要するに、右手が『ミレドレミミミー』、と弾くのと同時に左手を、『ファソラソファファファー』、線対称に動かし始めたのでした。 この曲ってそんなに魅力的なのかしら??? もうここまで来ると驚き。 


 1月から教えている6歳の女の子、確か3週間くらい前にこの曲をやったのですが、彼女も毎回のレッスンでこれを弾く。 もうすっかり暗譜しているので、ここで、私は新しいことをやることにしています。 

 それは、左手をつけること。 とっても簡単に、左の小指でドを弾いて、親指でソを弾くだけ。 最初は両手を一緒に弾くことを戸惑うのだけれど、でも、すっかり右手はできているわけだし、好きな曲だから、 驚くくらい弾けるようになるのが普通。


 私が今まで教えた子供たち、『メリーさんの羊』以上に愛された曲はありません。 この曲の子供を惹き付ける魅力の理由を知りたくています。

Posted on 2007/02/15 Thu. 05:11 [edit]

category: 音楽

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15

色々とあった日 

 朝は雨、でも午後から晴れ。 夕方久しぶりに楽譜屋さんへ行く為にサウス・ケンジントンまで行ったら、ちょうど今週はハーフターム(中間休み)らしくて、子供たちがいっぱい。 学校とサウス・ケンジントンの駅の間には、ヴィクトリア・アンド・アルバート・ミュージアム、ナチュラル・ヒストリー・ミュージアム、サイエンス・ミュージアム、と3つの大きなミュージアムがあるので、普段から観光客が多くて、そしてスクール・ホリデーだととっても混みます。


070214 sky
写真はナチュラル・ヒストリー・ミュージアム。 実はまだ入ったことがありません。

 楽譜屋さんからの帰り道、5時半頃、日が長くなったし、青空だったので空がとってもきれい。 ロンドンは大都市なのに、空がきれいなのが不思議です。 大きな公園がたくさんあるからなのでしょうか? 



070214 flower


 ヴァレンタインデー、ここでは男の人から、女の人から両方。 特に男性が女性にお花を贈ることが多くて、駅前のお花屋さんは男性がたくさん。 こんなに男の人ばかりがお花屋さんにいることも珍しい風景です。 普段の値段は知りませんが、若干お花が高めなような気が・・・・・・・ 

 チューリップも出てきたりして、きれいな色がたくさん。 学校に通い始めの頃はお花屋さん目も留まりませんでしたが、この頃はバスの中からも素敵なお花屋さんがあることに気付きました。 いつもよりもチューリップの出回りが早いような気が? これも地球の温暖化の影響なのでしょう。



070214 room83


 そういえば、昨日は骸骨に見守られながらのピアノの練習。 なんとも不思議な気分でした。 この部屋は、昼間はアレクサンダー・テクニックで主に利用しているようなので、骸骨があります。 そしてその奥には練習用のパイプオルガン。 とっても不思議な練習室でした。 

 

Posted on 2007/02/14 Wed. 06:01 [edit]

category: 日常

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14

眠りから目覚めさせる時 

 朝のうち青空が広がっていたのに、夕方からは雨。 天候の変化も激しく、私もこの週末は熱を出していたし、学校も咳をしている人がたくさん。 もちろん日本のようなマスクはないし、皆おかまいなしに咳をしているので、ウイルスが学校、バスの中は蔓延していそう。


 3週間後のコンサートで久々に弾くチャイコフスキーの『ワルツ・スケルツオ』、普段だったらコンサートの2週間くらい前からやりなおしをするのですが(以前にきちんと勉強したものは)、今回は今時間があるし、3月あたまに再びエッセイ提出があるので、今日からやりなおし。

 ほとんど5月に弾いて以来触っていなかったこの曲、これはちょうど今から3年前に勉強したもの。 私の最初のチャイコフスキー。 まずは一応楽譜だけ広げて、間違っても何でも弾いてみる。 この手ごたえでこれからこの曲にどれ位時間を費やす必要があるのかが決まります。 今まで眠っていたものを起こしてあげる。 そう、『眠れる森の美女』みたい。 これ、いつもハラハラ、心配であると同時に、エキサイティングな時間。 前よりも良くなっているかな? それとも、弾きにくくなっているかも・・・・・

 今回は、最初こそちょっと怪しいところがあったものの、30分もかからずにしっかり手についてきました。 前には気が付かなかったパッセージに気付いたり、新しいアイディアが浮かんだり。


 ちょうど隣の部屋でヴァイオリンの男の子がチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の第1楽章の練習をしていたのですが、チャイコのヴァイオリン協奏曲をとっても愛する私は、そちらにも気を取られ・・・・・・ おもしろいことに、1箇所、たまたま私が弾いていたところと彼のヴァイオリンが何だか不思議なくらい調和したところが。 ほんの一瞬でしたが。 これがチャイコフスキーマジック??

 

 11月に日本で弾いたショパンの『幻想ポロネーズ』も2ヶ月放っておいて、久々に取り出すと新鮮。 眠らせて、起こして、眠らせて、起こして、あたかも、おいしい煮物を作るみたい。 でも、これが一番曲をよく仕上げるコツ。


 そういえば、夏に私が受けようか迷っているイギリスの国内ピアノコンクール、昨日要綱が学校にあってもらってきたのですが、なんと審査員を見たら、3人しかいないのに、その一人が私の天敵。 カーディフ時代に散々嫌がらせを受けたピアノ科主任。

 これは、もう真正面から彼に立ち向かうしかありませんね。 もっといえば、彼が審査員だからこそ戦うべき。 あの人は私をピアノから遠ざけて、ピアノを止めさせようとしていたし、あれだけ心に深い傷を負わせたのだから、私はやっぱり立ち向かうべき。

 去年一年間コンクールも受けずにのんびりした分、今年は立ち向かう(自分に対しての挑戦)年です!

Posted on 2007/02/13 Tue. 06:02 [edit]

category: 音楽

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13

あぐら 

 再び雨。 降ったり止んだりしていたので、あまり降られずにはすみましたが。 雨が降ると、公園の芝生の緑がきれいになってきます。 クロッカスのようなものが咲き出したり、先週は雪だったものの、例年よりも春の訪れが早いように思います。


 今の日本は知りませんが、私が小学生の頃は、体育の授業で校庭に座るときは、体育座り、というひざをかかえるような座り方をしたように覚えています。

 イギリス、床には座らないように思われるかもしれませんが、実際は子供たちの音楽教室や、小学校でも床に座ることが非常に多いようです。 ただ、もちろん土足の場所に座るわけなので、アジア系の親は嫌がりますが。

 私のホストファミリーのおばあちゃま、ホストシスターも絨毯の上で正座をしていたりしました。


 小学校での座り方、これは男の子も女の子も、皆あぐら。 最初見たときは驚いたものです。 体育座り、というのは見たことがありません。 もしかして、骨盤の開いている欧米人にはあぐら、というのは座りやすいのかもしれません。


 どうしてこんなことを書いたのか、というと、先週1月からレッスンを始めた6歳のハーフの女の子、レッスン中に椅子の上であぐらをかくのです。 私が注意をすると足を下に下ろすものの、何度かあぐら。 やはり学校であぐらのことが多いようで、どうしてもそうなってしまうらしい。 学校であまり姿勢を注意することもないらしく、これも日本との違いかもしれません。 それにしては大人になると、日本人よりもイギリス人の方がずっと姿勢が良いので謎ですが。


 そういえば、カーディフ時代に友達の家でパーティーなんかで椅子が足りなくて床に座る人、皆あぐらだったような気もしてきました。 

 日本もそのうち、あぐらになってくるのかしら????

Posted on 2007/02/12 Mon. 06:24 [edit]

category: イギリス事情

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12

キルトと『ラ・シルフィード』 

 スコットランドの民族衣装であるキルト、色合いがいろいろとあって憧れ。 

 一昨日のロイヤルバレエの公演の『ラ・シルフィード』、キルトを履いた人がたくさん出てくるのですが、ここで一つ感心したことが。 それはキルトの使い方。

 

 私はイギリス滞在1年目をケント州のホストファミリーの家で過ごしたのですが、彼らは(詳しく言えば、再婚家庭だったので、奥様と子供たち)はスコットランド人。 もちろん、家にはキルトがありました。 私はそのキルトの色合いが好きだったのですが、そこで言われたことは、キルトの柄(色)というのは、氏によって決まっているそうです。 日本の家紋のようですね。

 

 『ラ・シルフィード』、これはスコットランドに住む、ジェームスという青年がエフィーという女の子と結婚する当日、一人で暖炉のそばの椅子に座って寝ていると、シルフィード(妖精)が現れて、彼女に心を奪われる。 

 そのうちにエフィーを初めジェームスのお母さん、友達がやってきて、喜んでいるところへ、老婆が入ってくる。 彼女は手相を読むのですが、エフィーの手相を見て、彼女はジェームスとは結婚しない、と言うのです。 それを見ていたジェームスからエフィーを取り上げたい、と思っていたガーンという男の子が自分の手相を見てもらうのですが、その結果が、エフィーとガーンが結婚する、というもの。

 この後すぐにエフィーは結婚式の為に着替えに行き、みなも部屋から出て行ってジェームス一人が残っていると、再びシルフィードがやってきて、悲しみます。 ジェームスを愛するシルフィードは、『あなたはあの子と結婚するのでしょ。』それを見たジェームス、慌てて、『君の事を愛しているよ』。 全くどうにもならない男。 シルフィードはジェームスに『自分が生まれ育った森に行きましょう』とジェームスを誘います。

 

 そのうち、ガーンを初め、友達が戻ってくるので慌ててシルフィードを椅子の上に隠して、上からブランケットをかけるのですが、それを見た友達がブランケットを外すと、もうシルフィードはいない。

 結婚の衣装に着替えたエフィー。 彼女は、ジェームスとおそろいのキルトを履いています。 ここで、彼女がジェームスと結婚して、ジェームスの家のキルトを履く、ということがわかります。 

 

 ここで、皆でスコットランドの踊りかな、と思われる踊りを。 これが私は4回観てもまだ見たい位好き。 というより、民族舞踊が好きな私は踊ってみたい。 この踊りの間にも2度ほどシルフィードが現れ、ジェームスは彼女を追いかけてしまいます。

 踊りが終わって、エフィーが隅の方でヴェールをつけてもらっている時、再び、シルフィードが現れて、ジェームスも一緒に森へ行ってしまいます。

 エフィーのしたくができて、乾杯する時になって、ジェームスがいないことに気が付いた人々、慌ててジェームスを探すのですが、見つからない。 最後はエフィーはヴェールを外し、力なく泣き崩れ、その床に落ちたヴェールをガーンが拾ったところで第1幕が終わります。


 第2幕の始まりは、老婆が怪しい雰囲気の中、白いショールを大きなお鍋の中で煮ている場面から始まります。

 その後は、妖精たちの踊り。 第1幕の時からジェームスはシルフィードを捕まえたくているのですが、彼女に触れることはできません。 

 そうこうしているうちに、ガーン、エフィーなどとジェームスの友達が、ジェームスを探しに森へ来ます。 そこに現れたのが老婆。 力なく木の株に座っているエフィーの前にガーンの膝を着かせて、結婚させます。

 

 彼らが去った後、ジェームスが現れ、老婆に、『シルフィードを捕まえたいか?』と聞き、『Yes』と答えたジェームスに、例のショールを渡して、シルフィードの腕に巻きつけると、彼女を捕まえることができる、と教えます。

 言われた通りにシルフィードの腕にショールを巻きつけると、彼女はだんだんと息が怪しくなり、弱りながら背中に生えた羽を落として、死んでしまいます。

 呆然とするジェームス。 そうしているうちに、森の中を、ガーンと結婚したエフィー、ジェームスのお母さん、友達などが和やかに通り過ぎていきます。 ここで、エフィーはちゃんとガーンと同じキルトを履いていました。

 これを見てショックを受けたジェームス。 老婆が現れて、ジェームスは老婆に怒るのですが、彼女に倒されます。 無理やり起こされて、天国へと上がっていくシルフィードを見せられ、最後は(多分)ジェームスも死に、それをみて泣く老婆、ここで幕が下ります。


 一度、ちゃんとプログラムのあらすじは読んだのですが、細かいところは私が舞台のマイム(バレエの言葉)を見ての解釈です。 ちょっと間違っているところもあるかもしれませんが、大筋はあっているはず。

 結局、ジェームスは二兎を追うもの一兎も追えず。 


 白鳥の湖の王子もジェームスに近い部分があるのですが、『ラ・シルフィード』の方がもっと深刻なように思います。


 『ラ・シルフィード』がスコットランドを舞台にしている、ということにあわせてか、何人かオペラハウスにキルトを履いて着ていた人も見かけました。 その一人が私のホストファミリーと同じものだったので、思わず名前を呼んでみたくなりましたが、やめておきました。

 

 

Posted on 2007/02/11 Sun. 05:20 [edit]

category: バレエ

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11

都さんの『ラプソディー』 

 昨夜は再びロイヤル・オペラ・ハウスでのバレエ鑑賞。 私、呆れられそうですね。 日本だったらこんなことをしていたら財政破産します。 でも、昨日なんてマイナーなバレエなので、ちょっと舞台が欠ける席で1000円。 日本だったらありえませんね。


 昨日が『ラプソディー』、『ラ・シルフィード』の最終日。 『ラプソディー』は、ラフマニノフのピアノとオーケストラの為の曲、『パガニーニの主題による狂詩曲』に名振付師、フレデリック・アシュトンが1980年だったかに振付けたもの。 

 男女のソロイストと、群舞が男女各6名ずつ。 昨日のソロイストが吉田都さん。 だから、1月に他の人で1回観て、都さんで火曜日にも観たのですが、再び行ってきました。 去年の9月から日本のKバレエに移籍して、ロイヤル・バレエはゲスト出演の都さん、昨夜の後は6月に小品を踊る予定が、Kバレエの公演と重なっていて、最初はこちらでも都さんの名前でキャスト発表があったのに、今週になって、消えてしまいました。 結局、こちらを振られました。 ということで、昨日が今年最後の都さんの舞台。 お願いだから、このままここのゲストを辞めないで!!

 このところ、ネットでチケットのやり取りをしていた人と休憩時間に会ったのですが、彼女も、都さんが移籍してしまったことを残念がっていました。 


 衣装は極めてシンプル。 でも、色使いがとっても素敵。 女性の衣装は私が昨年12月の吉祥寺でのコンサートに着たドレスと似ているのですが、もちろん踊る為にスカート部分が私のものよりも広がっています。 その広がり方がとってもきれい。 これはかなり巧みなカッティングをしているのでしょう。

 都さんの踊りはとっても丁寧。 でも、表現が素晴らしいし、観ていて気持ちがよい踊り。 とっても輝いていました。 昨夜の都さんの相手の男性はホセ・マーティンというまだ上から2番目のランクにいるスペイン人。 火曜日に観た時は彼がかなり固くて、都さん相手に緊張しているのかしら?と思うほどだったのですが、さすが2回目の昨日はのびのびしていました。 

 ホセは男性にしてはピルエット(回転)がとってもきれいな人。 これからが楽しみです。


 それにしても都さんの笑顔、とっても素敵で、彼女がもう41歳ということ、誰も信じないでしょう。 『ラプソディー』を3回観た中で、昨日が拍手も凄かったかな。 1月にはカルロス・アコスタというキューバ出身の凄い男性がソロを踊っていたので、彼を観る為に劇場も沸いていたのですが、本音を言うと、カルロスと都さんが一緒に踊るのを観てみたかった。 


 この後は、『ラ・シルフィード』。 スコットランドが舞台のバレエです。 でも作曲家も元々の振り付けもデンマークの人。 2005年の冬からロイヤル・バレエのレパートリーに加わった全2幕のバレエです。 あらすじは省きますが、これは、私は結局4回、3組のソロイストで観たのですが、皆それぞれの良さがある。  

 私は、この題名こそ知っていましたが、音楽も聴いたことがなかったし、あらすじも全く知りませんでした。 でも、さすがに音楽もだいぶ覚え、あらすじもしっかり分かりました。 演劇の国、イギリスのロイヤル・バレエ、そして今は外国人ダンサーが多くて、特に昨夜はソロイストの二人がスペイン人、イタリア人、そしてもう二人主役級がスペイン人二人。 ラテン系が多くて、それだけ表情も豊かだと思うし、マイム(バレエの言葉。 腕などの動きでおしゃべりする)を観ていてもおもしろい。 

 第1幕はポアント・シューズを履いているのはシルフィード(妖精)だけだし、後はスコットランドのキルトを履いて、スコティッシュっぽい踊りがあったり、演じる部分がおもしろくて、第2幕は妖精がたくさん出てくる。 最初にあらすじだけ読んでおけば、バレエ初心者も楽しめるバレエだと思いますが、あまり上演されないのが残念です。

Posted on 2007/02/10 Sat. 05:18 [edit]

category: バレエ

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10

夢を求めて 

 昨日の雪、ところどころまだ残っていますが、朝もそんなには道路が凍っていなくてほっとしました。


 一週間が本当に早い。 今日はもうピアノのレッスン。 先週与えられた、ショパンのノクターン作品62-1とラフマニノフの楽興の時の第4番を持っていく予定で、きちんとした暗譜までは終わらなかったものの、それなりにやっていったのに、ラフマニノフは来週やることに。 ちょっとほっとしたのでした。 

 その代わり、2月25日の学校でのピアノ科のイヴェント(あえてコンサートとは言いません)の『Salon de Paris』で弾く予定のシャブリエを。 こちらは2箇所ほどアドヴァイスがあったのみ。 先生に、『今までたくさんシャブリエを弾いていたの?』と聞かれましたが、答えはノー。 こういう、キャラクターピース、元々の師匠を受け継いで得意?なだけです。 


 そして、ショパンを。 暗譜していこう、と思っていたのに結局左手が怪しかったので、楽譜を見たまま。 それでも、私はこの曲をどう弾きたいのか、自分の中でしっかりとした考えがあるので、先生には、音楽的なこと、やっていること、詩的だし、問題ない、と言われて嬉しい。 でも、ペダル、音のこと、ルバートのかけ方、いろいろと注意されました。

 この曲、中間部を過ぎた後に、とっても素敵なトリルでメロディーを出す場所があるのですが、ここがトリルの苦手な私は思うように弾けないでいました。 このことを先生に言ったら、ただ単に私のトリルのスピードがこの曲には速かっただけ。 思い描いていたものに少し近づきました。


 音の出し方もいろいろと注意され、でもこれはDr.Schreiderにもかなりしごかれたこと。 耳をよーく澄まして音を聴きながら腕と手をコントロールすることによって音を変えていく。 自分が納得いかなくてレッスンで繰り返しやり直す私を見ながら先生が一言。『みゆき、君はどういう音を出したいのか、ちゃんとわかっている。 絶対にできるよ』 そのうち、思っていた音が出た時、先生と私が同時にほっとする瞬間。 この瞬間を求めて私は頑張っているのかもしれません。


 影響を受けたくなくて、あえて大好きなDr.Schreiderのこの曲の録音を聴かないで頑張っているところ。 来週、もうちょっと私の考えが明確になってきたら、録音を聴いてみたい。 同じ方向なのか、反対方向なのか、どうであってもおもしろい。 先生は大好きだし、先生のような音を出していきたいけれど、先生のコピーはしたくないし、先生も私が先生のコピーをしたらがっかりするでしょう。 でも、もし解釈が一緒だったら、これは私がやっぱり先生の弟子(娘?)ということかもしれません。


 9月から2ヶ月習った先生を、やめて今の先生に移って本当によかった。 私の本当の師匠はDr.Schreiderだけれど、でも、今の先生からも学ぶことは多いし、私の演奏も良い方向に変わっていきそう。

 来週、もう一度ショパンのノクターンを持ってくるように言われたので、磨かないと! この曲、いつ舞台に出すか、まだ暗譜も終わっていないのにとっても楽しみです。 


実は今夜も再びオペラ・ハウスへ行ってきたのですが、バレエを観れば観るほど、ピアノを演奏したくなります。 大きな舞台で弾くことができたらどんなに気持ちよいことだろう! 表現すること、バレエは身体がある。 でも、ピアノは音で表現しなくてはいけない。 いつか夢というか目標が叶うかな。 叶って欲しい! そのためには自分との戦いに勝つのみ。

Posted on 2007/02/09 Fri. 04:32 [edit]

category: 音楽

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09

雪のロンドン 


070208 snow


昨夜、オペラハウスからバス停に向かう道には石灰か、砂か何か、気温が下がって道路が凍るのを防止するものがまかれていました。 そうしたら、予報通り今日は雪。 数年ぶりのロンドンは大雪だったようです(でも、これで大雪では雪国の人に笑われてしまいますよ!!)。


 前回、2週間ほど前よりは積もって、夕方にはすっかり学校付近の雪は解けていましたが、家のあたりの歩道にはまだ残ったまま。 これ、明日が怖いです。 つるつるに凍りそう。

 

 このところ、2006年、そして2005年の演奏会の自分の録音を聴いているのですが、改めて2006年の上達は大きかったな、と思います。 演奏が落ち着いてきたこと、ファンタジーがあること、丁寧になったこと、繊細になったこと、いろいろなことが違います。

 今年、先生も変わって、こうやって、バレエを観始めて心が豊かになって、どのようにピアノが変わるのでしょう? もしかしたら変わらないかもしれない。 それは悲しすぎる。 たくさんでなくて良いからちょっとでも、前進したいな、と思います。

Posted on 2007/02/08 Thu. 06:03 [edit]

category: 日常

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08

感動の『白鳥の湖』 

夢の世界。 凄いな! 何も知らない子供のような心で、3時間立っていて足も疲れているはずなのにその疲れも感じず、ハラハラ、ドキドキ、おまけに興奮しすぎて偏頭痛。 


 先週の土曜日が初日だったロイヤル・バレエの『白鳥の湖』、今日が二日目。 このシーズンには8回の『白鳥の湖』を、4組のメイン・キャストで行うのですが、初日の2週間前にはチケットが完売。 私はお気に入りのマリアネラを20日に観て、そして本当は10日のゼナイダという初めて観る人(でも、1997年の日本公演での舞台を観ているようですが)を観る予定が、今日のゼナイダが踊るもののチケット、某所で、10日に観る予定だった上の方の舞台が欠けてしまう席と同じ値段の舞台が全部見える立見席がある、という情報を得て、結局自分の元々の10日のチケットは人に売って、今日の舞台を観ることに。 ちなみに、2番目に安いこのチケットは1600円。 日本では考えられないでしょう。 もっとも、一番高い席はこの10倍ですが。


 今夜は、ロイヤル・オペラ・ハウスでの、ロイヤル・バレエによる『白鳥の湖』の通算897回目のステージ。


 物悲しい雰囲気の序曲が始まって、それがだんだん盛り上がってきて舞台が開く瞬間。 開いた瞬間そこは魔法の世界。 『白鳥の湖』の舞台を観るのなんて10年以上ぶり。 この2,3年はバレエ音楽も聴くことができるようになって、繰り返し聴いた『白鳥』。 ずっと気が付くと頭の中にバレエの振り付けが浮かんでいたのですが、緞帳が上がるタイミング、私が思い描いていた通りでした。 

 ここのバレエは他のものも観ていて思いますが、子供の為、ではなくて大人のものです。 だから、40,50代のご夫婦が多く観に来ているのでしょう。  


 衣装の色使い、形、背景、やっぱり、私はここで衣装を学びたい、と思っていたことが間違っていなかったことを再認識。 


 今回のジークフリード王子はロイヤルバレエのプリンシパルダンサーではなくて、ゲストの人。 というのも、白鳥の女王、『オデット』を踊ったゼナイダは確か背が180センチちょっとある人で、ここのダンサーでこのような古典バレエで、パートナーシップがとっても大切なものを彼女と踊ることができるダンサーがいないようです。 デンマーク人のこのゲスト、とっても素敵な踊りでした。


 華やかな第1幕とは打って変わって、薄暗い中の第2幕。 これが有名な白鳥がたくさん出てくる場面。 ここで初めてゼナイダ扮する『オデット』が登場。 長身の彼女、とっても素敵。 群舞の白鳥たちは、多くのバレエ団ではチュチュ(短いスカート)を着ていますが、ここのは膝丈のスカート。 違和感があるかな、と心配していたのですが、そんなことは全くありませんでした。 

 私が好きな群舞のダンサー、アイオナが出ているのを発見! 凄いな、彼女、小柄でランク的には下にいるのに、私は彼女が舞台に上がった瞬間すぐにわかります。 上体のしなやかさ、とってもきれいな腕の動き。


 ジークフリード王子とオデットの『パ・ド・ドゥ』はため息が漏れるくらい素敵。 バレリーナって、細くって小さくって、というイメージがある人が多いのですが、そうでない人もとっても素敵。ただ、小柄な人に比べて、ちょっとした動きも大きく見えて、雑に見えることもあるし、不利な部分も多いと思います。 でも、それを超えた美しさ。 

 一日、バレリーナになることができたら、『オデット』を踊りたいな~、なんて思ってしまいました。

 この『パ・ド・ドゥ』、ヴァイオリンのソロが弾くのですが、今回はコンサート・マスターのヴァスコ。 ヴァスコはカーディフ時代にヴァイオリン協奏曲のソリストとしてどこかのオーケストラと弾くのを聴いて惚れました。 ここのコンサート・マスターであることは知っていたけれど、今まで私が来た時には彼は弾いていなかったので、さすがに大切なソロがある『白鳥』ではヴァスコを使ったのでしょう。 


 第3幕は、舞踏会。 この舞台がまた凄い!豪華だけれど、成金の豪華さではなく、言葉では説明できないけれど、何しろ凄い。 ここでは、オデットに成りすました、黒鳥のオディールが登場します。 白鳥の湖のおもしろさ、そして主役の大変さは、全く性格の違う白鳥『オデット』と黒鳥『オディール』を同じバレリーナが演じること。

 オデットが純真だったら、オディールは挑発的。 でも、王子にオディールはオデットになりかわっていることを悟られてはいけないので、女性的な部分も見せる。 ゼナイダは巧みに演じていました。

 このオディールと王子のグラン・パ・ド・ドゥの最後に有名なグランフェッテ(回転)の32回転があります。

 ゼナイダはダブルで回るのも混ぜながら良い調子でいたのですが、半分までやったところで、ちょっと失敗。 といっても、トウシューズで一度立てなくて、でも、どうにか回るのはやめなかったので、バレエを詳しくない人には全く分からなかったでしょう。

 失敗しても、それを観客にあまりわからないように、その後は何事もなかったように続ける。 これがプロだと思います。 バレリーナだって人間。 もちろん失敗する時もある。 でも、結局はそれをどのように対処するかが、問題だと思います。 日本では『ごまかしている』と思われてしまうようですが、こちらではそれはありません。 


 第3幕ではチャルダッシュ、マズルカ、ナポリ、スペインという4つの民族舞踊が組み込まれています。 これもまたおもしろい。 今夜はチャルダッシュが素晴らしい。 ナポリの踊りの振り付けが、他とは違う、と思ってあとでプログラムを見たら、やっぱり。 アシュトン(有名な振付師)のものだったのね。 そういえば、ナポリの時のトランペット、酷すぎました。  あの・・・・・・ トランペット、毎回酷いのですが、どうにかならないものでしょうか?


 第4幕、再び湖の場面。 とっても美しい場面です。 ゼナイダは黒鳥から白鳥へ。 ロイヤル・バレエでは、第4幕には、白鳥、そして下半身が黒鳥、上半身が白鳥という人が8人出てきます。 

 音楽もとっても美しいのですが、驚いたことに、途中、変な曲がスタートした。 何だか馴染みのある始まり方だな、と思っていたら、私のレパートリーでもある、チャイコフスキーの作品72の『きらめくワルツ』のオーケストラ編曲されたもの。 そしてその後いくつか挟んで、再び、オデットと王子が踊る時、同じく作品72の『ショパン風に』という曲が。 驚きました。


 『白鳥の湖』、終わり方はいろいろな版があるのですが、ロイヤル・バレエのこのアンソニー・ダウエル(前ロイヤル・バレエの芸術監督)版は、オデットが湖に身を投げ、それを追って王子も身を投げ、最後、あの世で二人は結ばれる、というもの。

  

 私の心は2ヶ月前のロイヤル・バレエを観始めた頃に比べて、ずっと豊かになって繊細になったかもしれません。 劇場から出たら、思わず踊りたくなってしまう。 20日のマリアネラがオデットを踊る『白鳥の湖』が楽しみになってきました。

Posted on 2007/02/07 Wed. 06:15 [edit]

category: バレエ

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07

ジョン・リルのマスタークラス 

とっても空気は澄んでいたのですが、だからこそ、夜の空気は冷たくて、肌を針で刺されているよう。


 午後から3時間ほど、協奏曲に絞ったピアノのマスタークラス。 講師はジョン・リル。 イギリス人ピアニストで、ここの学校の卒業生。 1970年のモスクワのチャイコフスキー・コンクールで優勝。 協奏曲のレパートリーだけでも70曲以上、私も2度ほど演奏を聴いたことがあります。

 人間的にとてもよい人。 たくさん弾いてくれました。


 まずは9月から12月まで同門、いつも私の前にレッスンを受けていた大学院ディプロマコース1年、ここの大学学部からの内部進学のイギリス人の男の子がモーツアルトの協奏曲ハ短調。 彼は今まで学校で良い評価をされてきた人です。 でも、私からみると、やはり足りないことが多くて。 その大部分がフレーズのことと音色のこと。 今回もそれを注意されていましたが、彼が普段ついている先生がこういうことを注意しない人なので、それも原因でしょう。 さっさと先生を私は代わってよかった。

 何度かジョンが弾いてくれたのですが、ジョンが弾くとまず音が同じピアノとは思えないほど違いました。


 2番目は学部2年生の日本人の男の子。 1月から私がついている先生との同門です。 彼は小さい頃から日本でかなり鍛えられてきている人です。 どこかで弾く予定のショパンの協奏曲第2番。 ショパンの二つの協奏曲のうち、第1番の方がよく演奏されますが、私自身は第2番の方が好きです。 

 今、私も同じ先生からレッスンを受けているからよけいに彼のやっていることがわかります。 でも、あまりにも作りすぎた演奏だったので、私が今の先生について心配しているところが形になってみえてしまったので、ちょっと複雑な気分。 まあ、自分で気をつければよい話ですが。


 最後は先週行われた学校の協奏曲コンクールのピアノ科予選で第1位通過の同学年のグルジア人の女の子、イーナ。 彼女は私が着くことも考えていたピアニスト、ドミトリ・アレクセーエフの生徒。 ラフマニノフの協奏曲第3番。 時間の都合で第1楽章のみ。 オーケストラパートを私も仲良くしているロシア人の同学年のアーニャが弾いたのですが、ロシア人二人によるアンサンブルはすさまじい。 それにしても、イーナのテクニック、指のコントロールは素晴らしい。 ジョンもとっても褒めて、驚いていました。 絶対にイーナ、この曲はオーケストラと弾いているだろう、という演奏。 余裕がありました。

 テンポのこととか、ちょっとしたフレーズのこととか、ジョンがかなり弾いてくれました。 久々に弾く、と言っていたけれど、凄いな! という演奏。 世界的ピアニストの演奏をたった3メートル位しか離れていないところで聴くと、どういうところが世界的ピアニストなのかがよーく分かりました。 イーナだって凄いピアニスト。 でも、ほんのちょっとのことの違いが大きな違いを生むのです。

 ジョン、お手本をみせる、というより、結構真剣に弾いていました。 もう40年以上弾き続けている曲、久々にでもあれだけ弾けるのだな、あれだけ弾ける、というのが本当の意味でのレパートリーなんだな、と一人暢気なことを考えてしまいました。


 私は2年前にカーディフで協奏曲でメタメタに傷つけられてから、本当に聴くのも弾くのも嫌でしたが、やっぱり弾きたい! と思えるようになってきました。 


 マスタークラス中のおもしろいジョンの話。 ジョンが某国際ピアノコンクールの審査員をした時、某有名ピアニスト/ピアノ指導者が携帯メトロノームを取り出して、コンペティターが弾いているスピードにメトロノームを合わせて、もし、楽譜に書かれているテンポと違うスピードで弾いていたら、落としていったそうです。 これにはジョンをはじめ他の審査員も反論したそうですが。 信じられない。 でも、この某ピアニストの録音、私も聴いていますが、あまり好きではないので、何だか分かるような気が。


 刺激を最大に受け続けて、私の頭は膨れ上がっています。

Posted on 2007/02/06 Tue. 06:27 [edit]

category: RCMの生活

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06

ノクターン 

 週末暖かくていたのに、再び気温が下がってきました。 今週はどうやら冷え込むそう。 日本は節分も終わって、これで冬が終わるのでしたっけ?? すっかり忘れていたこの行事、先々週のハーフの6歳の子のピアノのレッスンに行った時、帰り際に紙皿で作った鬼?のお面を持って来て、 『おにはーそと、ふくはーうち』と言っていました。 何年ぶりに聞いたのかしら? 驚いて、そして懐かしさで嬉しくなってしまいました。

 ロンドンの日本人の多い地域で、日本人学校、幼稚園に行っていなくても、ハーフの子、その他日本人の子供に放課後日本文化を教えたりするグループがあるようです。 外国にいるからこそ、大切なことだと思います。


 先週のピアノのレッスンで頂いたショパンのノクターン 作品62-1。 とってもとっても美しい曲です。 まだ不安定な譜読みの段階でも、その美しさに胸がいっぱいになる。 夢を見ているみたい。

 ショパンが生涯にわたって書いたノクターンは20曲ちょっと。 日本で有名なものは初期のもの。 そして私の十八番でもあり、イギリスで人気のあるものはちょうど人生の半分を過ぎた頃かかれたもの。 今回のは亡くなる1,2年前にかかれたもの。 そのどれもが違う色の宝石のよう。 派手さはないけれど、でも、きらきらしている。 きっと、クリスタルではなくて、パールのような輝き。 

 

 私が初めてショパンのノクターンを弾いたのは、ちょうど4年前、大学3年生の12月。 その前に同じくショパンの傑作『幻想ポロネーズ』を勉強していたから、ノクターンは比較的楽に思えたのでした。 でも、音は単純でも中身はとっても濃い世界。 

 結局ノクターンを3曲半年で勉強して、とっても面白くて他のもやっていこうとしたら、Dr.Schreiderに、

 『みゆき、みゆきがノクターンが好きで、良く弾けるのはわかったよ。 まるで、クッキーがどんどんいくつもオーブンの中で焼きあがるようにノクターンが出来上がる(ここで、先生がクッキーをオーブンで焼くことを知っていたことに、驚き。何しろ、浮世離れした人なので・・・・)。 でもね、他の作曲家の他の種類の曲も勉強しなくてはいけないのだよ』


 ということで、この後は遊び弾きするくらい。 その代わりにチャイコフスキーの小品にはまった私、先生、ある意味でこう言ったこと後悔しているかも。


 ということで久しぶりのノクターン。 左手が私の暗譜しにくいものだけれど、でも好きな曲だから頑張れる。 いつか、小さな20-30人の会場で、ノクターンだけでコンサートをしてみたい。 お客様がみんな寝てしまうかもしれない。 でも、それくらい気持ちが良くて、素敵なものの集まりです。

Posted on 2007/02/05 Mon. 05:49 [edit]

category: 音楽

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05

太陽の下でお散歩+カムデン 


070203 flower


 とってもとっても気持ちが良い日。 歩いているとコートがいらないくらい。 もっとも、夕方日が落ちた後はしっかりと気温がさがりましたが。


070203 house


 今日はテムズ川に近いところにお住まいの生徒さんの教えの日。 ここは私が通う学校から地下鉄で10分ほどのところですが、そうとは思えないところ。 生徒さんのお宅の近くにハッと目を見張るような、グリーンに赤い花が咲いた木。 椿かしら? 家の白い壁とのコントラストがとっても素敵でした。



070203 river


 生徒さんの教えに行った後、あまりの気持ちよさにそのままテムズ川沿いを歩いてきました。 すぐ近くでフットボールの試合があった為、私が進む方向とは逆方向のスタジアムに向かう人達がたくさんいました。

 ロンドン中心部のテムズ川も素敵ですが、ちょっと中心部を離れると、景色がガラっと変わります。

 お日様で川がキラキラ輝いていて、とっても穏やかな午後。 一昨日のケンジントン・ガーデンのお散歩もそうでしたが、こういう時間、至福の時。 すごく贅沢な気分。 川を眺めるのが好きな私、一人でゆっくり歩いていると自然にすれ違う人達と微笑みあってしまいます。 それにしても、こちらのおじさんたちの笑顔ってとっても素敵なのです。


070203 boat


 オックスブッジ(オックスフォード&ケンブリッジ大学)の名物でもあるボート。 これ、他の大学などでもあると思うのですが、練習していました。 このボートのすぐそばをモーターボートのようなのに乗ったコーチらしき人が、マイクで指示を出していました。


070203 flower-2


 途中、梅の花のようなのが咲いていましたが、何でしょう?


070203 tree


 先日の嵐で折れたと思われる大木。 写真左手にまだ幹が残っていて、奥のほうに上の部分が倒れたまま。 この木、結構大きいのですが、こんなのまで倒れたとは恐ろしい。


 昨日、去年の1月から6月まで一緒の英語学校でクラスメイトだったベルギー人の友達から急に携帯電話にメッセージをもらって、ロンドンに遊びに来ている、ということなので、今日会うことに。

 時間がわからなかったからこうしてゆっくりお散歩していたのですが、この途中に有名なマーケットのある、『カムデン・タウン』で会おう、という連絡が。 私、友達にも驚かれたのですが、まだカムデンにいったことはありませんでした。

 駅から出たら、髪の毛が鶏のとさかのようになっている人、ベルバラのような服を着た人、カラフルな髪の毛の人、とにかく私はあっけにとられるばかり。 あっ、でも、去年の夏まで通っていた英語学校の先生も同類ですが。 ベルギー人の友達、そして同じくクラスメイトだったイタリア人の友達とも再会して、ゆっくりマーケットを回ってきましたが、おもしろかった!! 

 とりあえず、おしゃべりするのが忙しくて写真も撮りませんでしたが、今度またゆっくりといってみようと思います。 


Posted on 2007/02/03 Sat. 05:37 [edit]

category: ロンドン観光

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03

花が咲いた+ピアノの挑戦 

 この数日の暖かさからか、普段だったらこの時期には咲かないようなお花まで咲き出してしまいました。


070202 yellow flower


 私の大好きなお花、それはダフォディル(ちょっとカタカナ表記が違うかもしれません)。 黄色い小さい水仙のようなお花。 実際のところはわかりませんが、私にとってはこのお花はウェールズのお花。 カーディフにいた5年間、学校のすぐ近くのカーディフ城の付近にこのお花が咲き出すと、春を感じました。 それに、3月1日のウェールズの祭日、『St Davis's Day』には欠かすことができないのです! この日近くなるとお花屋さん、マーケットにはこのお花が並び、『St David's Day』を終えてイースターが来る頃、公園に咲き乱れます。

 2月上旬に咲いてしまうととっても変な感じ。 ちなみにバラも数少ないですが咲いています。


070202 rose


 今日はレッスン。 本当はモーツアルトのソナタの第3楽章とリストの『スペイン狂詩曲』を見ていただく予定がモーツアルトのみ。 でもひとまず終わり。 今度は全楽章で4週間後に持っていくので忘れないようにしないと。

 今日で丁度新しい先生と4回のレッスンが終了。 先生はこの4週間の上達を褒めてくださいましたが、きっと私も慣れてきたのだと思います。 

 6月の試験の話も出て、一応先週何を弾きたいのか考えていくことになっていたので、私の希望を伝えつつ、一応二組のプログラムを作って、これから4週間で新しい曲、そしてやり直すプロコフィエフの大きな第6番のソナタの様子をみつつ決める、とのこと。 

 ショパンのノクターンがいいかな、と言った私に対し、どれをやりたいのか聞かれたのですが、私が答えたものと先生が私にやらせよう、と思っていたものが一致していたようで、びっくり。 ただ私にとって複雑な気持ちなのは、このノクターン、私の師であるDr.Schreiderが2003年のリサイタルで弾いて、そしてその翌年のリサイタルのアンコールとして弾いて私には忘れることができない曲。 今でもこの曲を想っただけで胸がいっぱいになる。 他の先生に見ていただくのは何となく複雑な気分。 来週はこの曲を持っていくことに。 できるかな?


 そしてこれプラス、ラフマニノフの楽興の時から第4番も来週もっていくことに。 こちらは全く遊び弾きもしたことがありません。 これもまた私にとっては特別な曲で、私を待っていてくださるモスクワ音楽院のイリーナ先生が弾くのを聴いて、そして去年の4月にイタリアで彼女の講習会を受けた時、一人の受講生がこれを弾いて、その教えがまだ頭に鮮明に残っています。 

 まあ、とにかく今これらをやっておけば、8月のサマーコースでイリーナ先生に見ていただくことができると思うので、頑張ってみようかと。 来週までに新しい曲を持ってくるように言われたのも、今の先生が私が1週間でどれくらいできるかを試す意味も含まれているので、全力で頑張ろう、と思います。 でもあまり上等な頭を持っていないから覚えられるかどうか・・・・・・・ でも与えられた挑戦には真正面からぶつかろうか、と。

 しかも厄介なことに、これらの曲は私の中でどう弾きたいのかのイメージがかなりできあがっているのですよね。

 

Posted on 2007/02/02 Fri. 05:38 [edit]

category: 音楽

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02

自然のパワー 

昨日に引き続いて、素晴らしい青空のロンドン。 気温も高め。 教えに行く前に折角なのでちょっと早めに学校を出て、ケンジントン・ガーデンを歩いてきたのですが、ぽかぽかしてきて、途中でダウン・コートを脱いでしまいました。 見渡すと、別にジョギングしているわけでもないのに、半袖で歩いているおじさんがいたり。 そういえば昨日は、半袖、短パン、という人も見かけました。 

 よくわからないのですが、たまに、イギリス人は青空=暖かい、と思っている人がいるのではないのか??と思ってしまいます(実際にいそうですが・・・・・・)。



070201 park


 それにしても、青空の下歩くのは気持ちがいい!! 枯れ木ばかりだけれど、そこから何か自然の力を感じる。 たくさんの自然のパワーを貰いました。 なんだか、身体の芯から動かされる感じ。 日常の些細なことを気にする自分に渇を入れられた感じ。



070201 tree


 驚くことに、暖冬だからか、ピンク色の花が咲いていたり。 あまり近くに寄れなかったのでわかりませんが、この時期にきれいな色のお花が咲くのはとっても普通でないこと。



070201 statue


学校から、ロイヤル・アルバート・ホールを通り過ぎると見えるのが、このアルバート公の銅像。 最初見た時はびっくり。 いつも、アジア系の観光客の団体がこの前で写真をとっています。 それにしても、今日の青空はイギリスにしては本当に珍しいきれいなブルー。 スペインやイタリアに比べていつもはブルーでも力強くないのですが、今日は違いました。


 生徒さんの最寄り駅は、ロンドン日本人学校の最寄り駅でもあって、今日はランドセルを背負っている子供たちを見かけました。 普段見慣れていないものを見るってとっても新鮮であり、驚くこと。 私の生徒さんも4月からは現地校に通いつつも土曜日のこの日本人学校で開かれている補修校通うそう。 私も、ちゃんとした日本語を身に付ける為に小学生に混ざって国語の授業を受けた方がいいかも・・・・・



Posted on 2007/02/01 Thu. 06:46 [edit]

category: 日常

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