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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

バレエとRCM作曲科学生のコラボレーションそして、贅沢な時間 

060930 sky

 土砂降りの雨が降ったり、晴れ間が見えたり。 お昼過ぎから出かけたのですが、ちょうど私がバスに乗ったとたんに土砂降りの雨。 お陰で傘をささずにすんだのが幸い。


 昨夜、今日の午後、夜、RCMのBrittenTheatreにて学校の作曲の生徒4人とEmglish National Ballet のコラボレーションがあります。 私は今日の午後の公演を観にいきました。

 

演目は:

Les Emorions: Satoko Doi作曲、Van Le Ngoc振り付け

Enlightened: Tom Davey作曲、Maria Ribo Pares振り付け

Anima: Charlie Piper作曲、Thomas Edur振り付け

In the beginning: Dominic Sewell作曲、Yat-Sen Chang振り付け


演奏は学校の生徒のアンサンブル。

作曲自体がコンテンポラリーな為なのか、バレエの振り付けもモダンっぽくなっていました。

面白い試みだと思います。 

後半の2作品は特によかったです。 観ていてもわかりやすく、音楽、踊りがとてもよくコラボレーションしてあったように思いました。 やはり踊るって素敵なことです。


060930 V&A

 4時半すぎに公演が終わり、そのまま家に帰る気がしなかったので、近くのヴィクトリア&アルバート・ミュージアム へ。土曜日の午後だからか人も多かったので、ちょっとだけ博物館の中をみてから、中庭へ。 気持ちが良いのです!(上の写真)


060930 V&A 2


 芝生は雨でぬれていたので、周りにいくつかおいてある椅子に座って、ボーっとしてきました。 子供たちがこの水のまわりを走っていたり、このすぐ外は車がたくさん走っている大通りがあるのに、ここで聞こえてくるのは、水の音とかすかな人々の話し声。


060930 lemon tree

池?の周りを囲むように植えてある木、何かな、と思ってみてみたら、レモンが生っていました。 食べられるのかしら??


日ごろ、慌しい生活を送っていると、とっても贅沢な時間のように思えます。 今年はこの時期にしては暖かくておどろいているのですが、さすがに明日から10月、今日の空気は冷たく、ウールのカーディガンにショールではだんだん肌寒くなってきました。


 さあ、明日から今年度の演奏活動が始まります! どんな1年になるのでしょう?悔いの無いようにクラシック音楽の楽しさ、想像力をお客様に伝えていきたいと思っています。

Posted on 2006/09/30 Sat. 04:09 [edit]

category: エンターテイメント

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30

モーツアルト ミサ曲 ハ短調 

 昨夜の話。 学校のコンサート・ホールで1週間ほど前にチケットが売り切れになっていたコンサートが行われました。余韻に浸っていて昨日はここに書きたくない気分だったのでした。


 モーツアルトのミサ曲 ハ短調。 これは未完のまま終わっていて、それが今までは演奏されていたのですが、昨年1月にレヴィンという人が委託されてこの補筆をしたそうです。 未完の状態から2倍近くの長さになっているようです。

 合唱曲にはとっても疎い私ですが、これは3週間ほど前、プロムスでこのレヴィン補筆版がイギリス初演されていました。 これは見逃してしまっていたのですが、学校のコンサート予定表を見たら、このプロムスの時と同じ指揮者、サー・チャールズ・マッケラスが学校のオーケストラを指揮するではないですか!! 早めにチケットを手に入れておきました。

 

 サー・マッケラス、ラジオで何度も耳にし、写真をみてその温厚そうな顔から、いつか聴いてみたい、と思っていたものでした。 小規模の学校のホールで聴くことができるなんて感激!


 RCMのオーケストラの演奏を聴くのも初めてでした。 比べたら失礼だけれど、さすがカーディフとは違います。 それに、新学期が始まって3週目にコンサートをするなんてあの学校では考えられないことでした。 この曲は歌のソリストが4人いるのですが、素敵! 特にソプラノの一人、凄く舞台慣れしているし、良い声だな、と思って休憩時間にプロフィールを読んでいたら、やはり、大学学部からRCMで、今は大学院のオペラコースで勉強しているそうですが、もうすでにイングリッシュ・チェンバー・オーケストラなどプロのオーケストラとも共演しているようですし、舞台数も多いようです。


 曲の美しさ! モーツアルトはやはり純粋です。 私、この学生オーケストラというのが結構好きで、プロのオーケストラには無いものがあります。 今夜もそれがうまくでていました。学生のうちにマッケラスの指揮で弾けるなんてうらやましい。

 マッケラス、さすがに年なのか、後半は椅子を用意してあって、途中、ちょっと腰掛けたりしながらの指揮でした。 人柄が表れるような音楽。 たくさんのエネルギーをもらってきました! 

 

 昨夜モーツアルトを聞いたお陰か、今日の練習でモーツアルトのソナタを少し違った角度から見ることができたような気がします。一音、一音を大切に。 一歩一歩階段を上がっていきたいです。

Posted on 2006/09/29 Fri. 04:21 [edit]

category: エンターテイメント

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29

空っぽの頭の引き出しのお陰で 

 今日は先週に引き続き2度目のピアノのレッスン。 何とか、ブラームスのソナタの第1楽章半分ちょっと、そして第3楽章を半分暗譜していったのですが、結局は弾きませんでした。

 練習室もいっぱいだし、日曜日、そして10月半ばのコンサートの分の練習もある中、どうにかここまでやったのに、いちおう先生に日曜日にリサイタルがある、という話をしたら、だったらその曲を今日は弾きなさい、ということになってしまったのでした。


 ということで、モーツアルトのソナタイ短調とショパンの幻想ポロネーズを弾いてきました。

 モーツアルトは2年前に弾いて以来。 今日聴いていただいてよかったです。 まあ、本番直前なので、先生も大きな変更はせずに、今までの私の弾き方を生かした上で、意見をいってくださいました。 


 幻想ポロネーズは、去年の12月の入試で弾いて以来。 私が一番入り込むことができる曲です。 やはり弾き終わった後先生に『この曲はみゆきに凄くあっているね。 とてもよく弾けているし、みゆきのよさを発揮できる曲だと思うから、これからコンクールとかで使っていこう』と言われました。

 こちらも、何箇所か新しいアイディアをいただけました。 


 今のところ、私のスタイル、個性を生かした上でのレッスンなので、問題ありませんが、来週はブラームスのソナタ、新しい曲ではどうなるのでしょう? 日曜日の本番後、どこまで暗譜できるか? きっと先生は第1楽章から第3楽章は暗譜してあるつもりのはず。 それに今日は第4楽章もできれば見とくように言われましたし。 


 私、中学、高校時代はバレエに打ち込み、バレエのステップなんかを覚えるのは得意でしたが、学校の勉強はほとんどやりませんでした。 そのお陰か、あの時周りの友達のように頭にいろいろと詰め込まなかったので、今こうして暗譜をするとき、空っぽの頭の引き出しばかりなので、音符が空っぽの引き出しにどんどんと入っていくようです。 

 中、高時代、勉強しなくて良かったんだか良くなかったんだか・・・・・

Posted on 2006/09/28 Thu. 05:27 [edit]

category: 音楽

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28

カーディフ時代の同級生との再会 

 今日は友達との再会!

 カーディフの学部時代に同級生だったピアノ科のウエールズ人の友達。といっても、凄く仲が良かったわけでもなく、でも会えば話すし、一度はカーディフから北へとーっても美しいブレコン・ビーコン国立公園を抜けてブレコンという街でのジョイント・コンサートへ誘ってもらって彼女の車で移動したりもしました。

 カーディフの大学院には進学せず、1年間待った後、このRCMの大学院に進学し、今年の夏終わったと思っていたのですが、彼女の先生(昔カーディフでも教えていたので私もよくしっている)と夏に顔をあわせた時、試験に落ちたとか何とか。 でもずっとこの2週間半、顔をあわせずにいました。(実際は卒業したそうです)

 たまたま今日、学校の入り口で彼女がタバコを吸っているところに出くわしました。 向こうは先生に聞いて知っていたものの、すっかり忘れていたようで驚いていました。


 それにしてもこの友達とは実はカーディフからではなく、マンチェスター時代から一緒なのです。 私は1998年から1年間だけマンチェスターの音大に通ったのですが、この友達も同級生。 でも、ほとんど顔をあわせたことはありませんでした。

 どこかから、この人もカーディフに私と同じ時に移るよ、と聞いて驚いたのですが、結局、マンチェスター→カーディフ→ロンドン、と同じ学校です。


 私が今年の夏前に本当はカーディフの大学で去年ピアノコンクールで優勝したことによるリサイタルをできるはずで、それが主任の陰謀?によりできなかったことは以前に書きましたが、この友達もこのことを彼女の先生から聞いて知っていました。二人で主任のことを今まで溜まっていた分言い合ったのは言うまでもありません。 でも、私は彼女が主任に気にいられていた、と思っていたのですけれどね。


 お互いに知っている友達の近況報告。 何と大学を卒業してから4年目、大学院には行かずにPGCEという学校の先生になる為の学校に行った同級生の一人(イギリスでは原則的にこのPGCEで1年間の教育実習をしないと先生の資格はとれません)がもうどこかの普通中学、高校の音楽科の主任になっているそうです。 驚きました。


 段々新しい友達もできてきていますが、こうして古い友達に会うと何だかほっとします。 これって年なのかしら?


Posted on 2006/09/27 Wed. 05:51 [edit]

category: RCMの生活

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27

ブラームスに惹かれています 

今日は再び青空。 夜9時、練習を終えてバス停でバスを待つのにも、暖かい夜。 もう9月も終わろうとしているのに、変な気候です。

 

 ブラームスのソナタ第2番、はまっています。 なんというか、この1年間、リスト、チャイコフスキー、ショパンなどにどっぷりと浸かった後のブラームス。 やはり、そのリストなんかの感情をストレートに出していくのとは違います。 私、きっと日本にいた頃はブラームスのような性格。 今は違う気がしますが。 このソナタはブラームスが20歳頃に書いたものですが、若さが溢れているものの、渋すぎ。 この曲、結構私にあっていて、『自然のまま』で弾けそうで怖い。 でも、この曲を練習した後に、チャイコフスキーやショパンを弾くとほっとするのです。 

 

 このソナタを書き出した頃(か書いている途中か、まだきちんと文献を調べきっていません)、生涯ブラームスが心を寄せるシューマンの妻、クラーラにであって、このソナタはクラーラに献呈されています。 この曲が出版されて2年後にシューマンは亡くなりますが、それでも、ブラームスはクラーラと再婚することもありませんでした。 この曲にもクラーラへの想いが入っているのでしょうか? これがリストだったら、もっとストレートに書きますね。 

 

 12月の日本でのサロンコンサート、『愛』にまつわる曲を集めました。 もちろんこのソナタは弾きませんが(もし入れられたらそれはそれでおもしろいですが)、リスト、ショパン、グリーグ、などなどその愛情表現の仕方が違っておもしろいのです。 といっても、まだ全部を弾いているのではないのですけれどね。

 

 私にとって、このドイツロマン派というのは今まで遠い存在でした。 唯一、マーラーの交響曲は好きでしたが。 

 ショパン、リストにない表現、プロコフィエフ、チャイコフスキーの情熱とは違った情熱。 ブラームスさんに惹かれています。

 

 サマーコースの時、私と一緒のレッスンになった日本人受講者が、ブラームスの後期の人気のある美しく、暖かい曲を弾いていたのですが、ある先生がおっしゃったこと。 これ有名な言葉なのかもしれませんが、私は知りませんでした。

『ブラームスが年をとってから演奏会で演奏し、演奏後、小さな女の子がバラの花をブラームスに渡した。これを受け取ったブラームス、女の子に一言。『バラは僕のようだ。 外見はとげがあって、つぼみも固いけれど、でも、中はやわらかく、やさしさに満ちている』

 私も先生がおっしゃったことを完全に覚えているわけではないので、間違いがあると思います。 でも、言いたいことはあっているはずです。

 

 サマーコース中、受講者、先生方にどうしてブラームスを弾かないの? あなたに音もあっていると思うのに。 と言われてきました。 興味がないわけではないけれど、ロシア物、リスト、ショパンにはまっていたのですよね。 こんなにすぐ、まさかブラームスに真剣に取り組むことになるとは思っていませんでした。 

 どっぷりと、ブラームスの色に染まろうと思います。

Posted on 2006/09/26 Tue. 06:24 [edit]

category: 音楽

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26

Happy Birthday Shostakovich! 

今日のロンドンは昨日とは正反対にグレーの空。 

今日はショスタコーヴィチの100歳のお誕生日。といっても、彼はもう既に亡くなっていますが。

 このショスタコーヴィチ、一般的に馴染みのある曲は?と聞かれると困りますが、『虫あぶ』などは楽しめる曲です。 イギリス生活1年目、地域の青年オーケストラで打楽器を弾いていた時この曲に出会い、惹かれました。

 ショスタコーヴィチ、会ってみたかった人です。


 ということで、ショスタコーヴィチの誕生日に、RCMではピアノのマスタークラスが行われました。 講師は1982年のチャイコフスキー国際ピアノコンクールで第2位のイギリス人ピアニスト。 彼はイギリスの出版社、ブージー&ホークスから出版されているラフマニノフ、プロコフィエフの楽譜の解説文を書いたりしています。 マンチェスター出身で、マンチェスターの王立ノーザン音楽大学出身なので、この学校に私も1年間在籍していた時、彼はちょうど学校のホールで1年かけてベートーヴェンのピアノ・ソナタ、全32曲を演奏しているので、私も聴いたことがあります。 でも、私はとっても苦手なピアニストで、彼の音が駄目で毎回気持ちが悪くなった思い出しかありません。 でも、イギリスでは人気があるようです。


 今日は、5人の生徒がショスタコーヴィチの『プレリュードとフーガ』を弾きました。これはバッハの平均律クラヴィーア曲集と一緒で、全調、24曲から成ります。私を含め、大学院の生徒は途中から授業があった為、4人目の途中で抜け出したのですが、3人に言ったことは、音の長さをきちんと守ること。

 あの、せっかくマスタークラスなわけだし、もっと音楽的なことを言ってくれないのかしら? でも、今日のクラスから、このピアニストがどうして真四角なピアノを奏でるのか、わかりました。想像性がほとんどないのです。

 

 私が一番驚いたこと。 指のエクセサイズの話になり、このピアニスト、毎日1時間半近く、譜面台にコンピューターを置き、DVDを観ながらただただ指を動かすそうです。 これって、私には考えられません。 指を動かすにも、そこから出てくる音に耳を傾けていなければ機械と一緒のような気が・・・・


 今日弾かれた中から、一曲、先月観たバレエを思い出させるものがありました。 やっぱりショスタコーヴィチ、好きです。

Posted on 2006/09/25 Mon. 06:50 [edit]

category: 音楽

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25

いまいち話がわかっていないフランス人ヴァイオリニスト 

 青空が広がる日曜日、いつまでこんな天気が続くのかわからないので、こういう日は公園に行って寝転がるのが一番なのですが、今日は学校が10時から17時までしか開いていないし、昨日練習できなかった分弾きたいし、暗譜は溜まっているし、ということでピアノに向かうことに。


 途中、昼食を食べていたら、水曜日に出会って一緒にデュオをする予定のヴァイオリンのフランス人に声をかけられました。 あの日、私たちはデュオでは室内楽のコーチングを受けることができない、といわれた為、室内楽のグループをまとめている事務所の方に話して、どうやらチェロを探してトリオを組むことになっていたらしく、その日、室内楽のグループが組めていなかったり、一人足りない、というような人たちの情報をのせた学内Eメールに私たちがチェロを探している、という風にかかれていました。

 その翌日、再び私はこの事務所の方からEメールを受け取り、チェロの人が見つかったからチェロの人に直接連絡するように、といわれていました。 まあ、一度このヴァイオリンの人とも話し合ったほうがよいのかな、と思いながらそのままになっていました。


 このヴァイオリンの人も同じEメールを受け取っていたらしく、今日、どうする?という話になり、やっぱりデュオをやりたいから、トリオは次のタームにしてデュオをやろう、と言われたのですが、あの・・・・・デュオは駄目、って言われたでしょ??


 どういうわけか、私が今まで組んできたデュオの相手、この人のように駄目、っていわれたものをやろうとしたり、いまいち話が通じない人、演奏しなくてはいけない前日になって楽譜を持ってきて、明日よろしく、と言ったり、という人ばかりです。

もしかして、弦楽器の人って皆こうなのか、それとも私がこういう人を集めやすいのか・・・・・ 何だか、後者であるような気もしてきましたが。


 とにかく、私はまだいまいち学校の仕組みを理解していないし(このヴァイオリニストは2年目)、本当は私もデュオの方がよいけれど、駄目なのだったら、デュオはデュオでやって、トリオをするのが一番よいのかな。でも結局、デュオにしてもトリオにしてもピアニストの負担が一番大きいから、大変かな。 と思っているのですが、もう相手に任せようと思います。

 今日、このヴァイオリニストが練習しているのを部屋の外からちらっと聴いたのですが、やはり上手い。 室内楽大好きな私としては、これから2年間、ソロと平行してたくさん学んでいきたいと思います。

 それにしてもどうなるのだか。 最初からこの調子だったら、私、振り回されて終わるかも・・・・


Posted on 2006/09/24 Sun. 05:48 [edit]

category: RCMの生活

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24

家で作業の日 

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昨日とは変わって青空が広がりました。 やはり気持ちがよいです!

 イギリスに来て以来ずっと洗濯物は室内干しだったのですが、今回、庭がある為お天気さえ良くて私が家にいるときは外にタオル類を干すことができるのがとても嬉しいです。 やはり太陽の力で乾きも早いし、気持ちが良い! 乾燥機のお世話になっていたことも何年かあったので、こうして外に洗濯物を干すなんて、思ってもいませんでした。


 土曜日はピアノの練習ができない日なので、家で溜まっている仕事の片付け。 学校にもコンピューターがありますが、日本語がかけないし、どうしても普段は家に帰ってきて作業をする気がおきないので、こうして週末に溜まってしまうのです。 ラップトップコンピューターを、学校でワイヤーレスでインターネットを使えるようにしてもらえるそうなので、来週、お願いしてみようと思います。 


 一応(また変更するかもしれませんが)、11月、12月の日本での演奏予定のプログラムが決まりました。 よろしければこちらからInformation をご覧ください。 あとは練習するのみ! 小品ばかりの演奏で、5回、全てが違うプログラムなので、短期間で曲順が覚えられるか? 大体、来週の日曜日のリサイタル、やっと先週2,3回通してみて曲順が覚えられたのです。 まあ、自分の中では毎回のものを流れをもって組んであるので、自然と頭に入るでしょう。


 8月のサマーコース中のコンサート、今更ながらやっと更新し終えました。 HPのConcertからご覧ください。


 

Posted on 2006/09/23 Sat. 06:48 [edit]

category: 日常

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演奏者と聴衆、 これからの演奏者 

 なんて時間がすぎるのが早いのか。 もう学校が始まって2週間終わりです。 あの緊張して眠れなかった初登校前日が夢みたいです。 

 とにかく、カーディフ時代よりも、ものごとの進み方が早くて、あたふたしています。 こんな状態で大丈夫なのか?


今日は久々に雨。 用があって、お昼頃センターまで行き、その帰りのバスの中で、日本人の50-60代の観光客4人組がいました。 ルートマスター(古い形のバス)だったので、車掌がいるのですが、何かを聞きたかったよう。 いまいち通じていないようなので、おせっかいかとは思いつつも声をかけたのですが、かけてよかった。 同じ番号のバスでも、このルートマスターは私の学校の最寄のバス停が終点。 彼らはもう少し先まで行く必要があったようです。 知らなかったようで、番号はあっているのに終点が違うこと、驚いていらっしゃいました。 イギリス旅行のツアーで、今夜日本に帰るようですが、イギリス国内線に乗った時、テロ未遂の影響で、日本では手荷物として持ち込むことができた口紅なども捨てさせられたそうです。 まだ手荷物、厳しいのですね。 

 それでも、昨日の学校内のEメールによると、今日から楽器の手荷物としての持込が許可されるようになったようです。 楽器を持ち運ぶ必要がある人たちは、ほっとしていることでしょう。


 昨日のことですが、本格的な修士号のアカデミックの授業が始まりました。 本格的、といってもまだ10月半ばまではイントロダクションなのですが。

 昨日は、日本語で説明しにくいタイトルなのですが、演奏者と書くことのつながりが主なことでした。 ここでいわれたことは、今までは、クラシック音楽界において、演奏者と音楽の書物を書く人は別だった。 でも、これからはそうでなくなる。 昨日の先生は学部副主任。 王立音楽院のピアノで博士号をとっているようです。 

 この先生も教えを受けたことがある、という某イギリスでの有名音楽家の書物が話題にあがり、彼は、彼自身をとってもすばらしいピアニストだと思っている、でもここだけの話、すっごく下手なピアニスト。 書物を読むとすごいこと(分析など)が書いてあるけれど、実際はそれを演奏することができない、でも自分ではできていると思っている。

 これから、数年後、私たちは書物に書く分析と演奏が一致する必要がある、といわれました。 


 そして、演奏家が聴衆とコミュニケーションをとること。 歌の人たちはこれをずっと指導されてくるけれど、ピアニストは酷い、とおっしゃっていました。 でも、ピアノというのが横を向いて弾く楽器であることからして難しいですね。 私なんて、10月1日のリサイタル、アップライトピアノでの演奏なので、1時間半、お客様に背を向けての演奏。これ、もう2度ほど経験してきましたが、毎回難しいです。 表情も観ていただけないから、それこそ背中と音でのコミュニケーション。 どうすればよいのでしょう?


 授業中、マーラーの交響曲に対する文献の一部、そしてCDを聞いたのですが、一人、ロシア系の生徒があまりにもいろいろと知りすぎていて、本題から完全にずれた話題というか質問を先生にしていました。 もちろん、意見を言うこと、質問をすることはこの国では必要です。 言わない方が問題です。 でも、こうして自分の世界に入って、クラスメイトを無視してしまう人、いるのですよね。 カーディフでも、同じ学年で同門だったギリシャ人の野獣のような男、しょっちゅうこういうことをして皆に嫌がられていました。 ちょっと、これからの授業が思いやられます。

 どうやら、ロシア語を話す人が同学年に最低4人いるようで、彼ら、授業中でも自分たちだけでしゃべるし、問題です。 


 1年間、英語学校で先生がホワイトボードに板書するのを書き取る授業を受けていたら、こうして自分で必要なことを書き取っていく授業にいまいち頭が反応しませんでした。 どうにかしなくては。 

Posted on 2006/09/22 Fri. 05:56 [edit]

category: RCMの生活

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新しい先生との第1回目のレッスン終了 

 RCMでの生活が始まって早2週間が経とうとしていますが、今日、やっとメインであるピアノのレッスンがありました。 

 先週、先生とは簡単に顔合わせをして、今日は違う作風の曲を2曲、そしてこの3年間に勉強した曲のレパートリーリストを持っていくことになっていました。

 まずは私の今までの師事歴を話し、レパートリーリストを見ながら、どうして協奏曲を1曲しか勉強していないのか、ドイツロマン派(ブラームス、シューマンなど)をやっていないのはなぜか、聞かれました。 室内楽の経験も。


 取り敢えず、Dr.Schreiderとあらかじめ話して決めておいた、シューベルト=リストの『水車職人と小川』、リストの『メフィスト・ワルツ』を弾きました。 弾き終わった後、『水車職人と小川』の次にシューマン=リストの『献呈』の楽譜があって、これは全く誰の指導も受けていないのですが、私だけの力でどれだけ弾けるのか聴いてみたいから弾きなさい、といわれました。

 全体的な感想は、スタイルに説得力があるし、指もとてもよい、とのことでほっとしました。 ところどころ、『メフィスト・ワルツ』の先生が気がついた部分をレッスンしていただいて、この時、初めて先生のピアノを弾く姿を見たのですが、テクニックは完全に私のものとは違います。 イギリス奏法。 どうしましょう? まあ、指のことは評価してくださったので、根本的にテクニックを直されることは無い、と思いたいです。 


 先生に好きなピアニストや、作曲家を聞かれ、その時チャイコフスキーの話題になったのですが、

先生: 『チャイコフスキー、あまり弾かれないけれど、みゆきのこの3年間のレパートリーには入っていない『テーマとヴァリエーション』、『ドゥムカ』は弾いたことがあるか?』

私: 『弾いたこと無いです』

先生: 『ほとんど弾かれる事の無い大きなソナタは知ってる?』

私: 『大好きで、いつか弾きたい憧れの曲です』

先生:『僕はこの曲聴いたことがあるだけで、すばらしいと思うけれど、あまり皆が弾かないし、僕も弾いたことがないし、教えたこともないけれど、そのうちレッスンしてもいいよ』


 ということで、この憧れの曲をいつか見ていただけそうです。 でも、しっかり、ドイツ・ロマン派を勉強した後、といわれてしまいました。

 結局、ブラームスのソナタ 第2番とドビュッシーのプレリュード第1巻から好きな曲2曲を取り敢えずやることに。 Dr.Schreiderにはもっと課題を1度に与えられていたので、気が抜けそう。 それでも、ブラームスは30分近くかかる曲です。 

 この曲、あまり弾かれなく、でも2,3年前、大好きで、毎朝CDをかけて聴いていました。 でも、とても朝聴く曲ではありません。 先生には、きっと合うし、好きだと思うよ、といわれたのですが、あたっています。 

 取り敢えず、来週には1楽章と第2楽章をどちらも途中まで見ていけばよいそうです。何だか、今までに比べ、まだ最初というのもあるかもしれませんが、何だか今までよりも楽でよいのでしょうか? もちろん、できるところまで仕上げていく予定ですが。


 まあ、第1回目のレッスンというのはお互いに本性が見えていないと思うので、なんともいえません。 うまくこの新しい先生とやっていくことができることを祈るのみです。

 

Posted on 2006/09/21 Thu. 05:04 [edit]

category: RCMの生活

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21

室内楽のミーティングで 

 今朝は大学院副主任の先生との面談。 私が今在籍しているコース、日本で言う『単位』(クレジット)を120クレジット1年間にとる必要があります。 修士号のアカデミックが30クレジット、これは必須。 そしてその後、いくつかにわかれ、私の場合はソロ・アンサンブルリサイタリストコースなので、ピアノのレッスンを週45分から90分の間で選べます。 レッスン時間によって、クレジット、リサイタル試験の時間も変わってきます。 私の場合はピアノのレッスンを最大限の90分とるので、これが80クレジット。 ここまでで110クレジットなので、あと10クレジット必要。 ちなみに、最大、最小120クレジット。 多めにとっておくことはできません。 だから、落としたら終わり。 もちろん再試がありますが。

 

 この残りの10クレジットをどうするか、いくつか選択技があり、1曲を深く掘り下げて勉強するもの、学校の演奏会での伴奏、現代曲奏法、などなどがあります。 私の希望は1曲を深く掘り下げて勉強するもの。 これ、説明を読んでもよくわかりませんでした。 副主任の先生と話し、この選択肢は大学院主任の先生との1対1の授業になる為(計3時間)、主任の先生に直接話しをするように言われました。  

 あらかじめ、私自身でやりたいことをクリアにしてから副主任の先生と面談した為、あっという間に終わりました。 この副主任の先生はオーストラリア出身で、日本にも20年前、そして去年行ったそうで、『頑張ってください』とか『さようなら』と日本語で言っていました。 『去年は東京に滞在した時、3回も地震があったのよ。 ロンドンは地震がないから安心してね。』とまで言われてしまいました。


 午後からは室内楽の集まり。 この学校では3人以上の室内楽のグループは無制限でコーチングを受けることができます。 恵まれています。弦楽器、ピアノ、管楽器の主任の先生方もいらしてお話されました。 私は全くグループに入っていなくて、もし組めたらよいな、と思っていたのですが、全体の話し終了後、一応、ピアノ、弦楽器、管楽器でおおまかに3つの場所に分かれて、グループを組めていない人同士、声を掛け合いなさい、ということに。


 どうしようか、とボーっとしていたら、ヴァイオリンの男の子に、デュオをやらない?と誘われました。 あれ、確かデュオは室内楽グループとして認められていないはずだけれど? と思いつつ、この室内楽とは別にデュオをやりたいのかな? と思っていたら、やはり相手の勘違い。 学校の専属の弦楽四重奏団のヴァイオリンの先生に直接デュオをやりたい、と話したら、だめ、といわれ、でも例外が認められる場合があるから、○○のところに話しに行きなさい、といわれ、事務所に行って話したら、今度は大学院の主任の先生のところに行きなさい、といわれました。 主任の先生と話してわかったことは、このヴァイオリンの男の子、アーティスト・ディプロマというソロ中心のコース(学校のソロ奏者では最高位)にいる為、本当は室内楽もコーチングを受けることが認められない、ということ。 ただ、私が修士号のコースにいる為、もし大学院のチェロの人を探して、ピアノ・トリオだったらコーチングが受けられる、といわれました。


 ここで大学院の主任の先生にも時間があったので、午前中に副主任の先生と話した選択肢のことも話すことができました。 1年かけてやる結構大変な作業のようですが、これから演奏していく為に、とても大切だな、と思えることでした。第一、私が好きな作業のよう。 もしかしたら、私の場合、他のものをとった方が点数を稼げる気はするけれど、せっかく勉強するのだから、自分でできないことをやろう、と思いました。


 とにかく、この後もこのヴァイオリニストと何人かの先生方と話しをしに行き、結論が出ずに終わりました。 (この20-30分の間で、先生方の名前を数人覚えました) いずれにしても、どこかのクラスで弾けるかもしれないから、デュオはやろう、ということになったのですが、伴奏だったらまだしも、デュオを私に頼んでよいのか?? もっとうまい人、たくさんいるのに。 このヴァイオリニスト、絶対うまいはず。 フランス人でパリ音楽院出身。 フランス人、ということで、ロシア系の私とは絶対に音楽の作り方が違うはずだから、一瞬断ろうか、とも思ったのですが、よくよく話してみると、この学校ではロシア人のヴァイオリンの先生についているようなので、大丈夫かもしれません。

 モーツアルトのソナタから始める、といっていましたが、1回目のリハーサルで『やっぱり他の人に頼む』、と断られないようにしよう、と思います。 

 カーディフ時代は頼まれてちょっとヴァイオリンとはデュオをしたものの、音程がきちんととれるヴァイオリンの生徒がいなくて、ほとんどヴィオラとのデュオしかやっていません。 やっと、ヴァイオリンと弾けること、うれしいです。

 

 それにしても、私だったら、最初から伴奏はしたいと思っていても、デュオは認められないのならやること自体をあきらめていたのに、このフランス人、何人もの先生方と直接話してどうにかしよう、とすること、見ていて勉強になりました。 最後までねばる、これ、私が学ぶ必要があることです。

 

Posted on 2006/09/20 Wed. 05:19 [edit]

category: RCMの生活

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ジュリエットになりきる! 

 今日は、何も予定が無い日。 ほっとします。 

 練習室の空きもなかったので、これは良いチャンス。 先週、学校の図書館で『ロミオとジュリエット』のバレエのヴィデオがあるのを見つけたので、これを見ることに。 

英国ロイヤル・バレエ ケネス・マクミランの『ロミオとジュリエット』 で、古いもののようです。 主役のジュリエットはイタリア生まれのアレッサンドラ・フェリ。 私が知る限りでは、アメリカのバレエ団にいると思っていたので、どうしてロイヤルバレエに?と思ったのですが、今調べると、この録画は彼女が21歳の時、ロイヤルバレエ団に所属していたようです。 

 

もちろんこのヴィデオを観たのは、今弾いているプロコフィエフの『ロミオとジュリエット』を理解する為。 こうして久々に観ると、いろいろとこまかい場面で忘れていることもあるし、勉強になりました。 フェリのジュリエットはきっと当たり役でしょうね。 少女から、ロミオに出会って短時間で動作、表情、変化していきます。

 この作品、というよりプロコフィエフの音楽、いくつかのメロディーがあって、それが何度か違う場面でも繰り返されます。 ピアノの演奏会用ヴァージョンは、バレエに忠実ではなく、結構、いくつかの場面を一つの曲にまとめています。 一体、ピアノヴァージョンで弾く時、同じメロディーのどこの場面を思い浮かべればよいの?と分からなくなってしまいましたが、夜にこの曲を練習した時、昨日までとは違った演奏ができたと思います。

 

 思ったのは、結局、バレエもピアノも言葉の無い世界。 ヴィデオだと表情を間近で観られてよいです。 ピアノで弾く場合、ダンサーがいないので、ピアニスト自身がジュリエットなり、ロミオなりになりきってそれを表現しないと、聴衆には伝わらない。 フェリのジュリエットは私に大きな大きな感動と、ヒントをたくさん与えてくれました。 

 そして、この10曲から成るピアノ演奏会用ヴァージョン、今までは3曲だけやろう、と思っていたのですが、実際に踊りを観て、10曲全部やりたいな、と思えてきました。 


 この曲集の第10曲、バレエのジュリエットとロミオが別れる場面、ジュリエットが仮死状態になるための薬をローレンス僧にもらいに行く場面、薬を飲む場面を合わせた曲、大好きで、先月のサマーコースの時、今はドイツで教えていらっしゃるロシア人の先生に見ていただいたのですが、私のジュリエットは40歳ぐらいに聞こえるから、ちゃんと14歳のジュリエットを表現しなさい、といわれてきました。


 また時間があるときにヴィデオを見直し、ピアノの音からジュリエットの心境を聴衆に伝えることができるようになりたいと思います。

 それにしても、ロイヤルバレエの衣装、色も、デザインも素敵。 衣装デザイナーになりたかった私、やはり目が行ってしまいます。 でも、こうして音楽で表現する世界、衣装デザインよりも向いているな、と思いました。

 

Posted on 2006/09/19 Tue. 06:15 [edit]

category: 音楽

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19

懐かしい英語学校へ そして授業も開始 

 昨日から一転し、今日は肌寒い一日になってしまいました。 それでもウールのカーディガンにショールをかけるだけで寒さをしのげているので、例年よりは暖かいのかもしれません。


 今日は午前中、用事があって先月まで通っていた英語学校のそばまで行ったので、学校に遊びに行ってきました。 私の知っている人たちはほとんど学校を終えていますが、何人か友達にも会うことができました。 8月に喉の手術を終えた、刺青だらけの先生もいて、しっかり手術跡を見せてくれました・・・ ロック歌手でもある先生、手術が失敗して歌えなくなることを心配していましたが、まだ本調子ではないもの、少し歌えるようになったそうです。 それにしても、喉に10cmを超えているか?という傷、驚きました。 

 実は、6月に受けた英語の試験、8月に結果が来て受かったのですが、今まで出来が悪かった文法はとても伸びて、今までとったことがない成績だったのに(これは刺青の先生のお陰。 本当にどうもありがとう!)、それなりに自信があって、いつも出来が良いスピーキングが合格点スレスレ。 これ、かなり落ち込みました。 リスニングは今まで通り、一番よかったのですが。 どうして?? 試験は二人ずつ受けたのですが、私たち、二人で話し合う課題、よくできなかったのですよね。 課題を終わらせることもできなかったし。 刺青の先生に一応結果はメールしてあったのですが、今日ちょっとこのことを話し、普段の私のスピーキングからすると先生も私のスピーキングに関しては心配していなかったようで、この結果はびっくり。 きっと、運が悪かったのだよ、心配しなくて良いから、ということでした。 「次のレヴェルの試験に挑戦しな」、と言われてきましたが、今の私にその余裕はありません。 でも、今回の結果、悔しいから機会があれば上のレヴェルに挑戦したいと思います。

 新しい学校もそれなりに楽しくなってきましたが、こうして今までいたところに行くと、もう既に懐かしさを感じました。 


 さて、今日から授業開始です。 先週に比べ、自分の練習時間も確保しやすくなりました。

 5時から6時半は大学院の1年生の学科の先生方による授業。 今日はこれから1年間の予定のシラバスが配られ、その説明です。 まずはこれから週2回×5週間の授業を受け、修士号に進みたい人は決められた3つの課題をします。 文字数も一つ1000Wordsもないので字数は今まで書いたエッセイよりも少ないですが、10月20日が提出日。何しろ、これをパスしないと修士号ができないので、課題に沿った授業が終わり次第、書きます。 

 そして、10月末から3月の間に1500Words程度のエッセイなどを4回提出。 授業内容、課題、全て分かっているので、今週はしっかりこのシラバスを読み、自分で興味があるもの、やりたい課題の部分の参考図書を読み始めようと思います。

 毎回の授業、課題をやらないにしても授業はしっかり聴く必要があるので、参考文献を読んでおくべきのようです。

 大学院の主任の先生、元々ピアノを音大で勉強した方。 分からないことがあって質問に行ってもきちんと説明してくださるし、全体の説明もわかりやすいのですが、私、いつもならそこまで真剣に聞かなくても英語が入ってくるのに、この先生だけはかなり真面目に聴いています。 というのも、先生はカナダ人で、20年近く前にイギリスに来ているのですが、かなり強いカナダ訛り。 アメリカ訛り、カナダ訛りを理解するのが苦手な私は、大変です。それでも先週に比べれば慣れてきましたが。

 

 木曜日から本格的にこの授業が始まり、午後からはピアノのレッスンまであります。  先週みたいに緊張して水曜日の日に寝られない、ということだけは避けなければ・・・・・ ちょっと心配。

Posted on 2006/09/18 Mon. 05:29 [edit]

category: 日常

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18

幸せな時 & 不思議なババロア 

 真夏のような陽気! それなのに素足ではあったのに、7部丈のTシャツででかけた私は大ばか者でした。 大体練習してれば暑くなるし、でも見た目と気温が一致していないこともこの国では多いので、何を着て出かけるか迷います。


 今日は学校が短時間ですが開いているので練習。 部屋も満室。 さすが、皆新学期が始まってすぐの日曜日でも練習するのですね。 


060917 park 2060917 park


 あまりにもお天気が良いので、ハイドパークへ行ってきました。 もうすぐ冬が来れば灰色の空が何ヶ月か続くので、今のうちに日光浴をしておきます。 結構芝生に寝転がる人がいっぱいいました。 でも、まだ木々の葉は緑でも落葉は始まっています。 芝生の上の茶色くなった葉を見ながら、ちょっと悲しくなります。 

 私も芝生の上に座って空を見上げていると、嫌なことを忘れていくようで、心が洗われるよう。 幸せ! 

 イギリスでの1年目、ホストマザーにお天気が良いと庭に行きなさい! とよく言われて、当時はそれが理解できなかったけれど、今はよくわかります。 あの頃は太陽の大切さも分からなかったし。 


060917 flower 2060917 flower


 パークの中に『Flower walk』(たしか)という小道があります。 舗装された道の両側にきれいにお花が植わっています。 こういう景色を楽しめるのもあと少し。


060917 squar

 小さめのリスがたくさん走っていました。 道路と同じ色で見えにくいですね。 さすがにこのような場所では人間になれているのか、リスもあまり人を警戒していません。


 実は、金曜日の夜から一人暮らしをしています。 ドイツ人はドイツに遊びに行き明日帰ってくる予定、シンガポール人はあと5日ほどいないはず。 匂いの問題で普段は作ることができないカレーを作り、満足。 

 そして昨夜から作っておいたデザート。 私はババロアとかムース系のデザートが好きなのですが、これらを作るには氷が必要で、冷凍庫の無い私には不可能。 いつも覗かせていただいているお菓子作りのすばらしい方のブログにちょっとユニークなババロアの作り方が書かれていました。 混ぜるだけ。 昨日の夕飯の支度をしながら、ちょっとの時間でできて、今日食べるのを楽しみにしていました。

 これが作りたて。


060917 sweet

そして、時間がたつと、ゼリーとババロアに分離するのです! 


060917 sweet after

オレンジジュースを使いました。 これ、科学的な理由ですよね? もっと素敵な容器に作ればよいのですが、もっていないので、普通のタッパー。 簡単なので、私のレパートリーになりそうです。


Posted on 2006/09/17 Sun. 05:09 [edit]

category: 日常

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17

南アフリカからの楽譜 

 土曜日は学校はジュニアスクールが行われているので練習不可。 練習したいけれど、明日は練習できるので今日ピアノから離れておかないと、家のこと、仕事、雑用が進まないので今は丁度良いのかもしれません。

 

 先日、学校の新入生用のライブラリーツアーに参加した時、司書の方が学校で必要なくなった楽譜をとても安価で販売してくださることを話していらっしゃいました。

 棚には結構たくさんの楽譜。 楽器別、おおまかにアルファベット毎にわけてありました。 

 欲しかったけれど買うのをためらっていたリストの歌曲編曲集がかなり良い状態で160円。 これは即購入。 そして、今譜読みを始めたドビュッシーの『喜びの島』、実は昨日同じピアノ科の人たちを楽譜店に案内した時、私もこの楽譜を買う予定だったのですが、もしかして、と思って図書館に行ってみると、ありました! 書き込みはないし、かなり古いけれど、自分で補強すれば十分使える楽譜、60円にしてくださいました。


060916 music

 この楽譜、古くて大きくて、大きめに作ってもらったバッグにも入らないので、ぼろぼろになっている端を切り落とそう、と思って楽譜にかかっていた茶色の紙のカヴァーを外したら、驚きました。なんと、誰かの大学の証書が入っていたのです。そこには

 『南アフリカ大学 音楽証書試験、 受験者の名前』 、 南アフリカのもの、そしてこの日付は1944年。 この証書と同じ名前が楽譜にも書いてあって、1944年7月12日(購入)、とありました。

 この楽譜はフランスのデュラン社で発行されたもの、下にイギリスのショット社(きっとデュランの輸入元)のハンコ、 そして ケープ・タウンのミュージックサロンというハンコも。 

 きっとフランス→イギリス→南アフリカ→イギリス、と旅してきたのでしょう。 いや、もっと旅してきたのかもしれません。一つ考えられるのは、書き込みも無い状態の楽譜なので、この元々の南アフリカでの持ち主がイギリスに移住、亡くなったか何かで楽譜が学校に寄付された、でも学校はこの楽譜を既にたくさん所有しているからこうして売ることにした。 

 この証書、私がどうにかするのはよくないので、月曜日に図書館に持っていくことにします。


 1944年、日本は戦争中で西洋音楽どころではなかったのに、南アフリカではこうして音楽の試験が行われていたのですね。 

Posted on 2006/09/16 Sat. 05:40 [edit]

category: 音楽

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16

やっと、もう1週間がおわり 

 新しい学校での生活も今日で5日目。 1週間が終わったことになります。 早かったような、長かったような。 もう他人の学校のような気はしないので、慣れた、ということかもしれません。 主要な校内の場所は覚え、最初の2日間、レセプションのおじさんに場所を聞いたり、通りかかった人に聞いていたのが懐かしく思います。

 

 さて、今日はピアノの先生との顔合わせ以外は何も予定が無い日。 気が抜けたのでしょう、しっかり寝坊してしまいました。


 お昼過ぎ、新しい先生と顔をあわせました。 先生があらかじめ用意されてあった用紙に連絡先、レッスン可能時間などを書き込み、先生の連絡先を頂き、来週初めにレッスン時間を知らせてくださるそうです。 水、木、金曜日に来ていらっしゃる先生なので、きっと生徒数も多いのでしょう。

 50代後半か60代の男の先生。 第1印象は悪くないです。話し方からして、表情のある方。 ただ、今までのDr.Schreiderの『芸術家』という風貌からすると、ちょっと物足りないか。 とにかく、来週のレッスンには今までやった曲から先生が私のピアノの参考になるように違ったスタイルの曲を2曲、そしてこの3年間の間に勉強した曲のリストを持っていくことになりました。


 午後からは同じピアノ科大学院1年生のブラジル人、香港人の子達を楽譜やさんへ案内。 水曜日だったか、学校のホールにロンドンのオーケストラのいくつか、学校に一番近い楽譜店、銀行、などなどがきて紹介を行いました。 そこに来ていた楽譜やさん、私ももう何年も前にも利用していて、来週まで学校の生徒は15%割引で楽譜が買えるので、場所を知っている私が二人と一緒に行くことに。 

 ブラジルでは楽譜がどこでも手に入るわけでは無いそうで、一緒に選ぶのを手伝いました。 もう勉強する曲を与えられているのは羨ましいです。 私は来週まで待つ必要があるので。


 この1週間、覚えること、理解する必要があること、たくさんで頭も混乱していましたが、やっとわかってきました。来週半ばには学科の先生と10分間の面談があり、選択科目なども自分である程度まで何を選ぶか決めていく必要があるので、この週末はもう一度、シラバスを読み返します。

 

 せっかく与えられたこのチャンス、思う存分勉強します!

Posted on 2006/09/15 Fri. 06:21 [edit]

category: RCMの生活

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ぐるぐる回った最後にモーツアルト 

 9月も半ば。 さすがに今夜は冷えてきました。 昨日ハイドパークで寝転がっていた時も落ち葉があったりしたので、あと少し、灰色の空を毎日見上げるようになるまで、この陽気を楽しみたいと思います。


 毎日のようにさまざまな説明会、覚えることがたくさんで、だいぶ疲れがたまってきました。 プラス、シンガポール人のハウスメイトに問題が多すぎて、かなりストレスです。 注意をすると、とってもアグレッシブに言い返してくるので、こちらとしてもどうにもなりません。 今朝も、朝6時から洗濯機を回し始めました。 うるさい洗濯機なので、ドイツ人ハウスメイトも私も目を覚ますほど。 それに加え、昨日も今日も、玄関のドアがきちんとしまっていなかったし。これに対しては私は既に2度注意をし、そのたびに嫌な思いをしているので、もう言う気はありません。 大家さんに言ってもらうか、そんなにドアをきちんと閉めたくないのなら、自分の部屋に泥棒が入ればよいと思います。 きついようですが、彼女、ここまでしないと理解できないと思います。


 学校は今日は1日中予定がいっぱい。 いろいろと参考になることも多く、途中、1時間は大学院生、もう1時間はインターナショナル・スチューデントの集まり(小パーティー)があって、色々な人たちと知り合えました。 4日目になって初めて日本の人たちともしゃべりました。 

 

 今夜は、学校のコンサート・ホールでコンサート。 初めてこのホールで聴きました。 ヴァイオリンとフォルテピアノのデュオで、モーツアルトがウイーン時代に書いたヴァイオリンソナタ4曲の演奏でした。 途中でこれらのソナタを書いていた頃のモーツアルトの手紙を朗読してくださり、楽しめました。 

 モーツアルトのヴァイオリンソナタ、知らないものが多いのですが、素直で、チャーミングで、好きです。 フォルテピアノ(ピアノの前身)も何年ぶりかで聴きました。 

 カーディフの学部3年生の時、20時間の『ウイーン時代のモーツアルト』というセミナーを受講していて、その時の私のエッセイトピックが『この時代の鍵盤楽器の発展』、というものでした。 確か、今日弾かれたヴァイオリンソナタの一部を例題として挙げた記憶があるので、実際に楽器を前にして聞くことができてよかったです。


 この4日間、何しろ頭の中がぐるぐると回っていたので、その最後にこのコンサートを聴き、疲れは取れないものの、すっきりしました。 やはり音楽は私にとって必要なものです!

 

 明日は新しいピアノの先生と来週からのレッスン時間を決める以外は予定が無い日。 やっと思いっきりピアノの練習ができます。

 

Posted on 2006/09/14 Thu. 06:41 [edit]

category: RCMの生活

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14

まだまだ頭の中が混乱中 

 実は、昨日までは今まで知っていた人との再会を喜び合っていただけなのですが、やっと今日、初めて会う人たちとの会話をしました。 私らしいというかなんというか、結局シャイで、焦って友達を作ろうとも思わないし(もちろん友達がいた方がよいけれど)、自分からやたらめったら話しかける、というのは苦手なので、こんなことになるのです。

 

 今朝は10時から留学生のインフォメーションセッション。 私はこの学校では新しい留学生だけれど、厳密には留学、という感覚はないのですが、参考の為に行ってきました。 銀行の口座の開き方、仕事、ヴィザ、その他諸々。 こんなに親切な説明がある学校は初めてです。 もちろん私が知らないこともあり、行って良かったです。 

 この説明会が終わった後、一人の女の子に声をかけられ、私がピアノ科、ということを誰かに聞いたようで、伴奏してくれない?ということでした。 いつも思うのですが、私の演奏を聴いたことがないのに、頼んでよいのか?? 彼女はアメリカ人で、音大ではなく、ハーバード大学で心理学を学んだそうです。 それでこの学校の大学院に入るなんて凄い! カーディフでは伴奏コンクールの時以外で歌の伴奏をさせてもらえなかったので、もしできることになったら勉強になるでしょう。


 12時にライブラリーツアーに参加。 10人程のグループで、司書の方が図書館の説明をしてくださいました。 蔵書数も多く、ピアノの楽譜は15年かけてまだ全ての楽譜がコンピューター登録されていないから、とおっしゃっていました。 もちろん、日本のような仕事ペースなら終わっているのだと思いますが。 古い学校らしく、1800年代もっといえば1400年代からの蔵書があるそう。 

 作曲家の自筆譜も多く、エルガーのチェロ協奏曲の自筆譜もあるそう。 これはマンチェスター時代に3人のチェリストの伴奏をしていたので、是非みてみたいです。 モーツアルトのピアノ協奏曲ハ短調のもあるようですが、これは現在ウィーンに貸し出し中。

 

 午後からは再び大学院全体の説明会。 私は、主にバスの中を使って、月曜日に配られた132ページのシラバスに一通り目を通してあったのですが、英語に全く無いはずのイギリス人、結構いろいろと質問していましたが、聞いていて皆、シラバスを読んでいないな、という内容。 イギリス人らしいというか何と言うか。


 何しろいろいろとあって頭がいっぱいなので、思うように暗譜が進みません。 まあ、今週は覚悟していましたが。 早めに練習を終えて学校を出ようとしたら同じ大学院ピアノ科のブラジル人の女の子と一緒になりました。 途中まで同じバスだったようで、いろいろと話しができました。 彼女は習う予定の先生が全くの希望外だったそう。 私、この先生をとっても良く知っているので、いろいろと聞かれてしまいました。 現代物がお得意の先生で、彼女も現代物が好きなようなので、うまくいくでしょう。 

 

 明日はかなり再び予定の詰まった一日になります。 さすがこの学校、日本人も多いです。 第一印象でうまくやれそうに無い人ばかりなので、輪に入らないでいますが・・・・

Posted on 2006/09/13 Wed. 04:55 [edit]

category: RCMの生活

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13

驚きの再会、そして嬉しかったこと 

暑いのか寒いのかよくわからない一日でした。 


 今日は1時から友達のマーシャがSt Martin in the Fieldという教会でランチタイムリサイタル。 私も去年初めてのロンドンでのリサイタルをした思い出の会場です。曲は

 チャイコフスキー/ドゥムカ

 ラフマニノフ/プレリュード ロ短調

 ラフマニノフ/エチュード『音の絵』 作品33 (全曲)


 ラフマニノフの彼女のエチュードの演奏は4月のイタリア、先月のサマーコースでも聴いていました。 彼女は私の好きなイリーナ先生の弟子。 イリーナの生徒らしい演奏。 イリーナの十八番がラフマニノフの為このような選曲になったと思うのですが、きっと会場の音響のこともあり、チャイコフスキーが一番良かったです。 エチュードは緊張していたらしく普段のマーシャらしくない演奏になってしまったのが残念。 でもこうして若いうちにこのエチュード全7曲を勉強している、というのは刺激になります。


060912 route master
ルート・マスター後方部

 ゆっくりはなしをしたかったのですが、私は本当は2時にRCMのダイレクターの挨拶がある、というので急いで学校に戻りました。 トラファルガー広場からロイヤル・アルバート・ホールまでバスで1本。 空いていたらたいして時間もかからないのに、混んでいて30分近くかかってしまいました。でもラッキーなことに観光用にこの区間を走っているルート・マスターに乗ることができたのです! ルート・マスターとは有名なロンドンの2階建てバス。 1階の後ろにドアがありません。 バス停でなくても、信号待ちしている時に飛び乗ってしまいました。 ルート・マスターは確か昨年廃止され、ほとんどが自動ドア付きの赤い2階建てバスになりました。 廃止後も観光客の為に何本かルート・マスターが走っています。 私は初めて乗ることができてうれしかったです。


 結局ダイレクターの話には間に合わず、でも3時半からの新入生の為のお話は聞くことができました。これはブリテン・シアター(このブリテンはイギリスのことではなく、作曲家のブリテン)で行われました。 オペラ劇場です。 小さいけれど3階席まであって、こんなところでオペラの勉強をできる人たちはよいな、と思いました。 説明は学部主任、副主任、大学院主任、副主任、そして事務の方、学校外の演奏機会を斡旋している部署、学内のコンサートの部署、などの方々の説明。 いろいろと参考になりました。


060912 rcm
RCM裏側部分。 左にあるのがコンサートホール

 この説明会が終わって練習室を探そうと思って歩いていたら驚く人に会いました。 実は昨日から気になっていたのですが、今日は勇気をだして話しかけてみました。 

 私:『あの、もし違ったら悪いのですが、もしかしてクレア?』

 クレア: 『そうだけれど・・・』

 私:『私カーディフで』と話し始めたら

 クレア:『あっ、もしかして一緒に住んでいた?』

 そうなのです。 私のカーディフの1年目、同じ音大の3人でハウスシェアをしていた時のハウスメイト兼大家さんのお嬢さん。 彼女は当時学部3年生でチェロを弾いていました。 そういえば1年間一緒に室内楽もやって、ブラームスのピアノ四重奏曲もやったはず。 その後、もう一人のスウェーデン人のハウスメイトから、クレアはドイツにいったみたい、とは聞いていたのですが、完全に音信不通でした。 今はヴィオラ・ダ・ガンバ(チェロの古楽器)に変更してドイツで4年間勉強していたそうです。 今年から私と一緒で修士号課程に入ってきたそうです。

 当時クレアはショートヘアーで、とてもボーイッシュな雰囲気だったのに、5年振りに会ったら髪型はボブだし、とても落ち着いてフェミニンだったので、私は最初わかりませんでした。 思いがけない再会にとてもうれしくなりました。


060912 view

                        夜7時ごろのハイドパーク。 雲と光が素敵でした。


 もう一つ嬉しかったこと。 夕方ピアノの練習をした後、7時から2時間グランド・ピアノの部屋を予約してあって、偏頭痛が酷かったので、ひとまず徒歩5分とかからないハイド・パークでゆっくりすることにしました。 大体午前中にも偏頭痛でいつも持っている薬は飲んでしまっていたのです。 どうせ今家に帰るのにも30分以上かかるし、ピアノを弾きたいし、と思って結局7時頃学校に戻りました。入り口にピアノ科主任のヴァネッサがいらして、私は彼女が昨日のミーティングで顔をあわせているとはいえ、全100人からなるピアノ科の生徒。まだ新入生の顔を覚えているわけ無いだろう、と思って一応『ハロー』と挨拶。 そうしたら彼女に『どう、学校に慣れた?』と聞かれ、『慣れようとはしているけれど、私はカーディフで勉強していたから、それに比べずっと大きな学校でまだまだあたふたしています』と答えたら、『あなたがカーディフにいたこと、覚えているわ』

 私はヴァネッサのマスタークラスを昨年1月にカーディフで受けているのです。 ヴァネッサは当時王立音楽院で教えていて、RCMのピアノ科主任に就任したのは去年の9月。 マスタークラスでヴァネッサは私に対してとても良い評価を下さっていました。 でも、彼女だって方々でマスタークラスをしているはず。 まさか覚えていてくださるとは思いませんでした。

 あの時はまだヴァネッサがRCMのピアノ科主任になるなんて夢にも思っていませんでしたが、やはり1回1回のマスタークラス、演奏会を大切にする必要がある、と改めて思いました。


 ピアノを弾きだしたら偏頭痛は消えました。 結局2時間弾いてきたのですが、終わったとたんに再び頭痛。 やはり気が張っているのでしょうね。

Posted on 2006/09/12 Tue. 06:13 [edit]

category: RCMの生活

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RCM 第1日目。 いろいろありました 

 情けないというか、どうにもならないのを承知で白状すると、昨夜は緊張、不安の為眠ることができませんでした。 こんなこと、いつもならないのに。 私、自分自身は鈍感だから演奏会の前でもコンクールの間でもしっかり睡眠をとることができる、と信じていたのですが、まさか大学院の入学だけで緊張するなんて・・・・


 

060911 pub

 学校へ向かう途中、お花だらけのパブがあります。 今日は運良くパブの前で停まったので写真をとってみました。 窓が汚いので写りは悪いですが。


 今日は10時から学部1年生の登録が始まりました。 大学院1年生は12時から。 12時10分前に学校に着くと、入り口には長蛇の列。 そう、入り口をはいってすぐのコンサートホールで登録が行われているのですが、どうやら学部生が長引いているようです。 待つこと2時間、やっとコンサートホールに入りました。 実は、コンサートホール、1998年に見学に来た時に見ているはずなのに、この数年サマーコースのファイナルコンサートの為に王立音楽学院のホールで演奏してきた私は、王立音楽大学の質素さにちょっと落胆。

 入り口で資料を頂き、間違いを訂正したり、必要事項を書き加えていきます。 この作業を私がし始めたのは2時近く。 2時半からピアノ科のイントロダクションがあったので、慌ててやりました。 私の元に入学前に資料が届かなかったわけがわかりました。 入試の時には6月はじめまで住んでいたロンドンの住所を書き、今の場所に引越し後きちんと学校に住所変更を出して、受理された、とのメールも頂いていたのですが、今日見た私の資料には6月までの古い住所が書いてありました。 だから届かなかったのです。 前の大家さんにいちおう切手を貼って新しい住所を書いた封筒をいくつか渡してあったのですが、送り返してくれなかったのかもしれません。


 出来上がった用紙を持って、ファイナンシャルの確認、登録(用紙の確認)。 この登録は4人体制で行っているのですが、時間がかかります。 ここで、大学院博士号課程を除いた院のコース全体のシラバス(案内書?)を頂きました。 あまりの厚さに 『これ、全部ですか?』と聞いてしまいました。 全132ページです。 事務の方に『そうよ。 しっかり全部読んでね』 これは大変。 ピアノの担当教授も正式にここで発表になり、1回目のレッスンを先生とアレンジする為に先生の連絡先も教えられました。

 そして学校のコンピューターの誓約書にサインをして、学内の連絡はほとんどが学校のEメールで行われる為、その場に用意してあるコンピューターでまず初期設定を。 手際のよさ、カーディフとはえらい違いです。

 学生カードを作ってもらって、ほぼ終了。 この時点で2時半にもうすぐ、というところだったので、急いでピアノ科の集まりに。


ここまでで思ったこと。 1年ぶりに音大に戻ってきて、何だかほっとしたこと。 そして、今までは顔つきなど、RCMは皆優秀そうで私は怖気づいてしまっていたのですが、今回はそうは見えませんでした。 この時点でだいぶ緊張は解れました。


 大学院、ディプロマ、修士号合わせてのミーティング。 20人ほどいましたが、外部進学が多いようです。 ピアノ科はアジアの特別プログラムの生徒も含めて、100人ちょっといるそうです。 規模が大きいです。 入試の時、私の直前の順番で、私とは正反対の演奏をしていた日本人の女の子もいました。 主任は許容範囲が広いのかもしれません。 これはとてもよいことです。

 いろいろと連絡事項を聞いて、このミーティングが終った後、私は念願の図書館へ。 本当は水曜日の図書館ツアーを申し込んだのですが、すぐにでも借りたい楽譜があったので、行ってきました。 

 カーディフから来ると、楽譜の充実さに涙が出そう。 これはゆっくり見たいです。


 5時から大学院のレクチャーがあるのでそれまで食堂でまずシラバスをできる限り読んでおこう、と思って読んでいたら、『みゆき!』と声をかけられ、見たらカーディフの音大でギターを勉強していた一学年下の男の子。 彼もよく練習していたので、何度も学校で顔を合わせているので挨拶ぐらいはしたことはありますが、しゃべったことはありません。 どうして名前を覚えられているのか?? ディプロマコースに進学するそうです。 何だか知っている顔を見てほっとしました。

 それからレクチャーに行く前に廊下でカーディフで学部の時から同じ学年、その後2年間大学院ディプロマコースで一緒だった歌の男の子にも会いました。 こちらは去年からオペラコースで学んでいるそうです。 びっくり。 


 今日のレクチャーはコースの説明。 これから6週間はディプロマコースも、修士号もこのレクチャーを受けます。 修士号を希望している人のみいくつかのエッセイの提出があり、この結果により修士号に残ることができるかディプロマにされるか決まるそうです。 こんなの初耳! もちろん修士号に残ることができるように頑張ります。

 今年、大学院全体で300人近くいるそうです。 今日集まった1年生が約100人。 修士号の希望で合格したのは20人くらいのようです。 ここから、学科で落とされないようにしたいです。 それにしても規模が大きいです。

 質問コーナーでは聞いておきたいこと、私にしては珍しく、大勢の中で質問をしました。 慣れた人の中ではできても、普通、私は苦手なことだったので、進歩です。


060911 room rcm

 その後は1時間ちょっと練習。 スタンウェイのグランド、久々に気持ちがよいです。 ちょうど、入試の時にウォームアップをした部屋で練習したのですが、再びこの部屋に戻ってきて練習できること、感激しました。


 8時ごろ、センターへ行き、モスクワから先月家にも泊まったマーシャが明日のロンドンの教会でのランチタイムリサイタルに出演する為に来ていたので、会いました。 一日、いろいろとあって頭がいっぱいだったので、こうして良く知っている友達とおしゃべりできたこと、とても心が和みました。 明日は私は聴きに行く予定。 楽しみです。

Posted on 2006/09/11 Mon. 06:53 [edit]

category: RCMの生活

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緊張の前日 

 いよいよ、明日からRCMでの学生生活が始まります。 

 かなりのチキンな私。 実はかなり緊張しています。 恥ずかしいというか情けない話、演奏会の前日よりも緊張しています。

 

 カーディフではピアノ科のトップクラスにいることができて(学校自体、イギリスの主な音大8校中最下位だったため)、演奏で落とされる心配は(嫌がらせを除いて)ほぼありませんでしたが、今回はそうはいかない。 この1年で演奏機会が増えてきてはいるもの、きっとここの修士号演奏コースに進学する人で協奏曲の経験がなかったり、演奏経験が私より少ない人はいないはず。

 大体、合格してしばらくたってから、Dr.Schreiderが実は・・・・と言いながら、『RCMのピアノの修士号はイギリスの音大で一番入るのも卒業するのも難しいんだよ』 と言ったのも私が緊張している理由。 RAM、ギルド・ホールも同じレヴェルだと思っていたのに。 そんなところに私が合格してよかったのか? もしかして何かの間違いか??


 1998年5月、急に音大に行くことを決めた時、当時のイギリスの高校の音楽の先生ご夫妻との話し合いで、取り敢えずロンドンの音大2校を見学に行きました。 その時、見たのが王立音楽院(RAM)と王立音楽大学(RCM)。 特にRCMの方は作曲科に在籍していた高校の友達のお兄様が案内してくださり、入り口に入った時の暖かい空気が私に伝わり、ここで勉強したいな、と思ったものです。 先生方も私にはRCMの方があっている、とおっしゃってその年の秋、日本から録音審査でRCMの学士号を受験したものの、もちろん世界から優秀な学生が集まるこの学校にピアノの勉強を始めて数ヶ月の私が合格するわけはありませんでした。


 カーディフの音大の3年生の12月、2002年に再びこの学校の大学院演奏ディプロマコースを受験。 結果は不合格。 この時、ギルド・ホール音楽大学、トリニティカレッジのロンドンの3校を受験して、結局トリニティは受かったもののDr.Schreiderと離れることができずにそのままカーディフの音大のディプロマコースに進学。 

 

 イギリスの高校の音楽の先生ご夫妻、Dr.Schreiderから、『いくらイギリスが学歴社会でないにしろ、カーディフの音大が最終学歴になるのは勿体無い。 これからイギリスで生きていきたいのならやはりRCMかRAMの修士号をとっておいた方が良い』、と言われたものの経済的なこともあるし、決心がつかぬまま、昨年9月30日、初めての日本での演奏会の前日に、10月1日が願書の締切日だったので、インターネットで慌てて願書を提出しました。 普通だったら早めにやっておくのに私らしくない。

 Dr.Schreiderの言うことを聞かないで、RAMは出願せず。 これ、RCMが受かった後までごちゃごちゃ言われ続けました。

 大体、RCM,RAMは日本での入試を行う為、日本人は現地の入試で通りにくいことを先生もご存知だったので、『日本で入試を受けなさい!』と言い出す始末。 先生いわく、『普通に弾ければ受かると思ったけれど、みゆきは本番で何をやるか恐ろしい』、ということでした。 情けない・・・・・ もちろん、私の意地で現地で落ちた方が良いので、日本では受けませんでしたが。 だいたいイギリスに住んでいるのに日本で受けたら疑われます。

 どういうわけか合格。 ずっと憧れてきたこの学校に最後の最後で入れたのは嬉しい。 三度目の正直でした。 


 これからの2年間、どうなるのでしょう? ここまで来たら、何が何でも卒業を目指します。 4月のイタリアでのイリーナのマスタークラス、先日のサマーコースの後、モスクワ音楽院の教授のイリーナに『モスクワに来なさい』と言われてから、イリーナのことが私は大好きだし、Dr.Schreiderも今の私を伸ばしてくれるのはイリーナだ、という考えなので、正直迷いました。 ロシアが好きだし、実際にもう何年も前にサンクト・ペテルブルグに行ってロシアの空気に触れているし、ロシア語も上達させたいし・・・・・と思ったものの、メリット・デメリットを考えると今の私はRCMで修士号を取得した方がよい、と考えもまとまりました。 


 まずは周りの生徒に圧倒されて自分で自分を潰さないことが私の課題。 マイペースで、でもマイペースすぎないように頑張ります!

Posted on 2006/09/10 Sun. 04:35 [edit]

category: 日常

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10

『愛』のある演奏会にむけて 

 昨日大人しくしていたのによくならず、今日もピアノの練習に行くことができませんでした。 本当だったら今日はDr.Schreiderのところへ行く予定だったのですが、昨日先生から電話を頂いた時点で、風邪をひいている状態だと耳がおかしくなっていてレッスンをきちんとうけることが難しいので、先生からキャンセルされてしまいました。 ちなみに先生は鬼のような耳をお持ちなので、少々体調が悪くても私の通常時よりも良い状態の耳なので、具合が悪くてもレッスンなさいます。本当は来週学校が始まる前に最後にレッスンして頂きたかったので残念。


 11月の日本行き、やっと予定のめどがついてきました。 あくまでもこれは本番の予定。 これにヴィザを出しに行ったり、友達に会いに行ったり、歯医者に行ったり、予定はたくさんです。

 今日、もう一つ本番も決まり、いちおうこれで本番の予定は最後。 短期間でこれだけ数をこなすのは初めてなので、どうなるか。 そのために今日決まった12月3日に井の頭公園近くのサロンコンサートのテーマ決め。 こういうことはベッドの中にいてもできるので助かります。

 今年は中学、高校の時の友達の結婚の話も良く聞いたし、今私自身、リストの美しいメロディーの曲に興味があるところなので、『愛』ということをメインにしようかな、なんて思いました。 文献を読みながら、色々な面からの『愛』に関わる曲を探していました。 今まで知っていたもの、レパートリーに入っているもの、初めて知ったもの、興味のあるものがコンサートの時間を越えるほどリストアップされたので、これから削っていく作業です。 

 作曲家によってその『愛』の表現方法も違うので、これもおもしろいところ。 リスト、ショパン、グリーグ、そもそもの作風が違いますが、それを考慮した上でも性格が現れています。 新たな発見は、今までそこまで興味がなかったリストの『巡礼の年 第2年 イタリア』の第1曲目、『婚礼』に感銘をうけたこと。 この1,2年で私の演奏も変わってきているので、今だからこの曲が素敵だな、と思ったのかもしれません。

 

 本当は今は自分を追い詰めてレパートリーを増やしていく為にも、こうして本番まで3ヶ月近くある時は新曲を多くすべきなのですが、先日、これからの修士号の全体の講義の昨年の予定表を見て、その学ぶ量の多さ、読むべき文献の量に恐れてしまいました。 今まで知っていたカーディフの音大の修士号の内容とは雲泥の差。 もちろん、大変だろう、とは思っていましたが、予想を超えています。 というわけで、どこまで新曲をこの1ヵ月半で仕上げることができるのか分からない状態になってしまいました。


 素敵な曲がたくさんあります。 CDを持っていないもの、聴いたことがないものはネットで音源を捜しながら感覚をつかんでいっているのですが、初めて聴いても私の心を捕らえてはなさいもの、そうでもないもの、もちろんその演奏者の力量、私との相性もありますが、本当にちょっとの曲しか一般に知られていないのが勿体無い。 あくまでも、私はこういう知られていない素敵な曲を紹介していきたいな、と思っています。


 ピアノを弾きたくて仕方がないので、明日は体調がどうであっても練習に行こうと思います。 

 

Posted on 2006/09/09 Sat. 06:06 [edit]

category: 音楽

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09

ロンドン発行日本語情報誌 

 日本人が多いイギリスではいくつか無料の週間情報誌が発行されています。 定期購読もできますが、私はしていないので、毎週2誌が発行される木曜日に中心部のJanan Centreまたは家からバスで行くことができるオリエンタル・シティーにもらいにいくことになります。 まあ、オリエンタル・シティーは私の行動範囲とは逆方面なのであまり行かないのですが。

 昨日発行のジャーニーにピアノの生徒さん募集広告を出していたので、その確認の為に久しぶりにもらってきました。


 中身を読んでいたら、いくつかおもしろいものもあり、数年前に日本で小学校高学年と中学生各400人に『一度死んだ生き物が生き返ることはあると思いますか?』というアンケートをし、『生き返る』、『生き返ることもある』と答えた小学生が3人に2人。 中学生でも半数に及んでいたそうで、唖然としました。 日本のニュースをみていると殺害が多いことに心を痛めますが、この結果、ゲームの普及も影響しているようです。


 もう一つ、どうやら日本でも黒髪が再び見直されているようですが、イギリス人の若い女性にアンケートをとったところ、最も人気のある髪色は黒で43%。 これ意外なような頷けるような。 私は全く染めたりしていなくて黒髪のままなのですが、よく『いいなー』といわれます。 それにしても、イギリスの若い女性が1年間にかける、染色、カット代が60000円。 私、この10分の1もかけていません・・・・・ これ、正直驚きました。


 私は活字中毒なので、こうして発行されたものをもらってくると、理解できるできないに関わらず、全て目を通してしまいます。

 昨夜から背中がゾクゾクしていて、あれ?と思っていたのですが、今日は体がだるくてお昼頃まで起きられず。 体温計が見つからないのでよくわかりませんが、感覚からして風邪のよう。 ピアノの練習にもいけず、情報誌を読んだり、本を読んだりしながら過ごしてしまいました。 11月の日本でのことでやらなくてはいけないこともあるのに無理。 明日、明後日でどうにかしなくてはいけません。

Posted on 2006/09/08 Fri. 06:12 [edit]

category: 日常

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08

テロ未遂の時のこと 

 2週間ぶりに友達とのおしゃべりを楽しんできました。 

 英語学校時代の同じクラスだったスペイン人のブランカ、1ヶ月前から仕事も見つかって夕方だったら時間がある、というのでHarrowへ。 1ヵ月半振りに顔を合わせたので、話すことがたくさん。

 

 彼女、あのテロ未遂があった8月10日、ヒースロー空港から英国航空でスペインに飛ぶ予定だったそう。 11時の飛行機で、空港に向かっていたらお父様からロンドンで何かあったみたいだ、という連絡が入って、でもそのまま空港へ行き、朝9時、空港はごった返していたそうです。 チケットの変更をしてもらうのに6時間待ち。 翌日の飛行機に乗れたそうですが、手荷物の厳しさは新聞で読んだ通り。 彼女、視力の手術をスペインで6月にしたので、その診察の為にスペインへ飛んだので、目薬も手荷物にする必要があったそう。 手荷物検査の検査官の前で実際に目薬をさして、持込が許可されたそうです。 

 同じ飛行機にヴァイオリニストが乗っていて、ヴァイオリンも持込が許可されていないので、とても心配し、飛行機の中は乗客皆が不安で、心配で大切なものも手荷物にできなかったことに対する怒りで独特の空気だったそう。


 サマーコースにいらしたモスクワのヴァイオリンのマリーナ先生も、8月11日にモスクワからロンドンに飛んだ時にはヴァイオリンを手荷物にすることができたけれど、帰りは無理で、Dr.Schreiderが何軒かヴァイオリン屋さんに梱包をお願いできないか電話をしていました。結局梱包をしてくれるところはなくて(こういう時こそ手を貸してくれれば良いのに!)、マリーナはブリッジを外し、弦も外して、Dr.Schreiderがたくさんクッションになるものを買ってきてモスクワに向かったそうです。

 2週間前の新聞にも、結局音楽家が皆楽器を機内持込できないのはとても困る、といって音楽家同盟が楽器持込をすることの許可を求めて動き出す、と書いてありました。

 私たちピアニストはどこへ行っても備えてあるピアノを使う必要がありますが、その他の楽器の方々は自分の楽器は家族のように大切なものなので、預けるのは心が痛むようです。


 話を戻して、ブランカは今までの英語学校の夜のコースに来週から行こうと思っているそう。 でも、もしMick(刺青だらけの先生)が担当でなかったら行かない、と。 この気持ち、よーくわかります。 Mick、一度教わると他の先生に習いたくなくなるのです。 どうなるのでしょう?

 来週には夏休みで自国に帰っていた英語学校の友達もロンドンに帰ってくるようなので、パブに集まろう!ということに。

こうして英語学校でも良い人たちにめぐり会えたこと、感謝です。 


 

Posted on 2006/09/07 Thu. 06:42 [edit]

category: 日常

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07

プロムスの行列 

 再び暖かい日が続いていてうれしい限りです。 ただ、心も体も冬になる覚悟をしていた為に、せっかく待っていたはずのこの暖かさにちょっと疲れてしまいました。


060906 RAH

                   <写真の左側、19時半開演のコンサートに12時半頃ですでに列ができている>


 今日も昨日の続きで、RCMの学費のことの手続きで日本の実家とやり取りをしてから学校へ。 バスで1本、というのが楽です。

12時半過ぎについたのですが、ちょうどバスは先々週私がプロムスを聴きに行ったロイヤル・アルバート・ホールの目の前につき、ホールをぐるっと反対側まで歩いていくと正面にRCMがあらわれます。 この時間で既に立ち見の列ができ始めていました。 この気候の中、6時間以上待つなんて・・・・ そんなに人気のものなのか?と思って家に帰ってきてから調べると、BBC交響楽団のマーラーの交響曲第2番。 行けばよかったかも。 

 でも、昨日も実はハナ・チャンのチェロでショスタコーヴィチのチェロ協奏曲。 ハナ・チャンの真下でチェロを聴くことができるのなら行こうか迷ったもの、オケがBBCナショナル・オーケストラ・オブ・ウエールズ。尾高さんの指揮だったからか昨日も午後2時には列ができていました。  このオケ、カーディフにいた頃しょっちゅう聴いていたので、今回は行く気になれずパス。


 大家さんとさっき話していたら、先日、フィラデルフィア・オーケストラがプロムスで演奏したとかで、満員で入れなかったそうです。 あの巨大なホールを満員にするなんて。 きっと今週土曜日の最終日もいっぱいになることでしょう。 一度生で見てみたいけれど、どうしようか? 何時間並ぶことになるのか。


 手続きもどうにかなりそうでホッとしました。 ついでに、昨日来週の予定表を見ていたら、『英語の試験』というのがあったので、私はその説明書をもらわなかったものの気になったので、事務所に行ってみたら、イギリスの大学学部を出ているので試験を受ける必要はなしとのこと。 よかった!  久々に真面目に英語を数日勉強するようかしら?と思っていたところでした。


 

 


 

Posted on 2006/09/06 Wed. 06:23 [edit]

category: 日常

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06

RCM入学に向けて 

 空の色は寒そうなので長袖で出かけたら失敗。 20℃後半まで気温が上がったようです。


 先日書いた来週からの王立音楽大学(RCM)からの書類が届かないので、昨日学校に電話したのですが、昨日はメインの電話番号から各事務所に繋いでもらうことができず、今日再び電話をし、書類は日本に送られた可能性が高い、きっと行方不明になった、とのこと。 イギリスの住所宛にもう一度送る、と言ってくださったのですが、心配な私は直接学校に書類を取りに行くことにしました。

 学校の入り口は工事中。 これ、来週までにどうにかなるのか? 回り道をして音楽事務所へ。 いろいろと書類を頂き、ピアノの練習に行く為にバスに乗って書類のチェックをしていたら、学費のことを読んであわてました。 高額の学費、もし3回に分けて分割払いをしたかったら9月1日までに書類を提出する必要があったのです。 一括払いは難しいので、そのままバスを降りてRCMに引き戻しました。 ファイナンシャル・オフィスへ行って理由を話したら、明日書類を持ってこればよいことに。 こういう時、イギリスでは相手の目を見て話すことによりだめかも、と思ったことでもどうにかなること、長年の生活でわかってきました。


 日本の両親にこのことで手紙を学校宛に書いてもらう必要があったので、日本時間の夜11時、すぐに日本に電話を!と思って久しぶりにサウス・ケンジントンの駅に行きました。途中には自然史博物館、ヴィクトリア&アルバート博物館があるので、観光客がたくさん。

 駅まで行ったらここだったら国際電話を安くかけられるところがあるのでは?と思っていたのですが、見つからず、結局ネットカフェからスカイプ(インターネット電話)で電話をかけることができるのに気づき、ネットカフェへ。スカイプに入っていてよかった! こういう時に役立つとはおもいませんでした。

それにしても高額の学費。 家は豊かなわけではないし、本当はRCMの修士号に進学できる家ではないはず。 それでも援助してくれる両親に感謝です。 今のままでは中途半端なのは分かっていること。 イギリスの高校時代の音楽の先生方にもカーディフの大学だけでおわるのは勿体無い、イギリスで活動するのであればRCMかどこかの修士号をとっておくべきだ、と言われていました。


それにしても書類の量が多いです。 来週1週間の予定表、さすが修士号のコースはやることが多いし、初日からレクチャー(といっても説明だと思いますが)。 

 書類を読んでいて、もう7年前のマンチェスターの大学に入学した時のことを思い出しました。 今では20ページほどの書類、2,3回辞書を使っただけで読むことができますが、あの時は全部を日本語訳したものでした。

 あの時は学校が始まる2日前に入寮。 その場で学校の入学手続きをし、翌日は寮に校長先生がいらして、挨拶がありました。 学校の初日は朝から手続き、そして学科のクラス分けテスト。


 ちなみにイギリスの学校、入学式がありません。 RCMでは今回2日目にダイレクターの挨拶があるようですが。 来週一週間、私は色々な説明が毎日いくつかあるだけですが、さすが学部の1年生は私もそうであったように大変。 初日、午後3時から7時まで、学科のクラス分けのテストが行われるようです。 きっと4時間ずっと、というわけではないでしょうが。


 ちょっと驚いたのは、書類の一部に『大学生の年齢で、特に学校が始まって数週間の間に脳膜炎、おたふく風邪を発病することがあるので、予防接種を受けておくように』とありました。 こんなの初めてです。 私はおたふく風邪はすでにやっているし、脳膜炎??どうでしょう? 数年前にロシアに行った時に何かの予防接種をしましたが、あれ脳膜炎でなかったかしら??


 RCMの修士号、改めて演奏家を育成するコース、ということがわかりました。 しっかり頑張りたいと思います。

Posted on 2006/09/05 Tue. 05:21 [edit]

category: 音楽

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05

ハウスシェア&キッチン公開 

 8月あれだけ肌寒かったのに、昨日から気温が上昇。 今日は夜8時になっても半袖、素足で歩くことができたのでした。一体この気候、何なのでしょう? ちょっと前までは8時と言ったらまだまだ明るかったのに、すっかり日が落ちています。 これから冬がやってくるのですね。


 6月頭に今の家に引っ越してきてから3ヶ月がたちました。 2週間前に、新しいドイツ人のハウスメイトも加わり、3人での生活。 この頃家のことを書いていないので、落ち着いているのか、といえばそうでなく。 あくまでもあまり考えないようにしているだけで、シェアというのはやはりストレスがたまるものです。 この頃は、このストレスになることも他人の目で楽しむことにしていますが。


 土曜日、大家さんの入っているグループの人たちが、このあたりを歩くツアーを行い、最後に大家さんの家でお茶会をする、とありました。(私も催し物は知っていた) 土曜日、疲れて途中で集中力が切れた為に早めに午後ピアノの練習から帰ってきたら、大家さんが私の住む家のキッチンでお茶の支度をしていました。えっ、と思いながらも見ていると、新しいドイツ人のハウスメイトも買い物から帰ってきて、彼女も驚いていました。 

 私たちもお茶会に加わってよいよ、といわれたものの、私は疲れていたのでその気になれず。 ハウスメイトがここでするのか聞いたら、庭に人は来るけれど、私たちのキッチンも使う、とのこと。 これ、その場ではちょっといえなかったのですが、ハウスメイトも私もあっけにとられました。 私たちは一切、この話を聞いていなかったし、もちろん、この家は大家さんの持ち物ですが、今は私たちが家賃を払って借りているのです。普通だったら、先に一言私たちに話しておくべき。 

 実は、この大家さん、毎日のように家に来るので、ちょっと驚いています。 今日も私が朝一人で家にいたら、大家さんがキッチンを使っている模様(音が部屋までよく聞こえるのです)。 どうして自分のところではなく私たちのところを使う必要があるのでしょう? 基本的には良い人なのですが、結構面倒なことも多くて、大家さんと同居しているも同然になってきているので、また前回の二の舞か。

 もう一人のシンガポール人のハウスメイトもかなり問題があって、困っています。 それでも、前回の大家さんのご両親よりはましかもしれませんが。


060904 kitchen 2060904 kitchen


 今住んでいる家、キッチンは一面ガラスのドアと窓。 お天気がよければお日様が差し込み、気にいっています。

ただ、何しろ大家さん、ちょっと(いやかなり)センスがなくて、電子レンジは身長163cmの私よりも高い位置についています。 どうしてこうなってしまったのか? まあ、ドイツ人のハウスメイトは170cmを越しているし、シンガポール人もほぼ私と同じ身長なのでどうにかなりますが、これ、150cm台の人には困るキッチンです。 (食器棚も背伸びをしないと届かない)


 カーディフで一人暮らしをしていた時には家に洗濯機がなくて苦労したので、絶対に洗濯機のある家に住みたくて、それは前回から叶えていること。 イギリスって、どういうわけかほとんどのお宅で(よほどの大きい家はのぞく)洗濯機はキッチンにあります。 今回の家の私にとってのマイナス部分は、オーブンがないこと。 どんなフラット(アパート)でもイギリスのキッチンにはオーブンがついていたし、オーブンがないのはキッチンでない、と思っていた私はここを見に来た時も全くオーブンのことを気にしていませんでした。 入居してからきがついてがっかり。 趣味のお菓子作りもパン作りもできないのですから。


 ハウスシェア、問題も多いです。 ストレスを溜め込まないように、うまくやっていこうと思います。 一人暮らしをするのがいつになることやら。 待ち遠しいです。

Posted on 2006/09/04 Mon. 05:42 [edit]

category: 日常

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04

お散歩とマズルカ 

 やっと良いお天気になりました。 風はあったし、太陽ももう秋の日差しだったのですが、それでも半袖で歩くことができたのでした。 夕方から、どこか公園にでも行きたいな、と思ったものの風があったので近くをお散歩。 気持ちが良いです。


060903 house

 上の写真のような大きな家が並んでいます。 2階にきっと広いベッドルームが5つはあるでしょう。 1階にはきっと15畳以上のリヴィングルーム。 こんな家だったら気兼ねなくピアノを弾くことができますね。 こういうことを考えてばっかり。 

 前庭を駐車場にしている方が多いのでお花を楽しむことはできないのですが、何軒かちょっとしたスペースにお花を植えてあり、写真のお花が気にいりました。 下の写真はホームページのトップと同じお花の色違いだと思うのですが、大輪の色が気にいりました。

 

060903 flower

 私は昔と違って、今弾いている曲のCDを聴く、というのはあまりしないようにしています。 もちろん、曲を始めたばかりの時や行き詰った時は多くの演奏者の演奏を聴くのですが、自分の考えを演奏するためです。

 久々にルービンシュタインのショパン:マズルカ全集IIのCDを聴いてみました。 去年確か11月頃修士号入試の準備に励んでいた頃になんとなくこのCDを聴いてどうしても弾きたくなったのが今年演奏会で何度か取り上げているマズルカ 作品68。 ルービンシュタインといえばポーランド出身のピアニスト。 特にショパンの演奏はすばらしいです。 ウッヂ出身で、昨年友達がウッヂで結婚した為にその結婚式に出席する為にこの地を訪れ、ルービンシュタインに触れ感激したものでした。 

 マズルカは先々週のサマーコースでも言われましたが、ある意味で教えることができないもの。 個性がとても大切なもの。 だからでしょう、5年に一度行われるショパン国際ピアノコンクールではマズルカ賞というものも存在します。


 今、私自身のこのマズルカの形が出来上がった時に弾くきっかけになったCDを聴いてみると、音楽的解釈が全然違いました。 これには正直驚きました。 もちろん最初はルービンシュタインの音楽が私の耳にあったはず。 8ヶ月弾いてきた中で私の中で変化していったのでしょう。 それにしてもルービンシュタインのマズルカには聴き惚れます。 私に何が足りないのか。 たくさん足りないものはありますが、躍動感もその一つ。 ポーランドへ行ってマズルカの踊りを習いたくて仕方がありません! 

 弾きたいマズルカがたくさん見つかってしまいました。 どうしましょう? 今も何年か前にラジオから録音しておいたMDを聴いていますが、良い曲はたくさんあるし、弾きたい曲が増えるばかりです。 


 あと一週間で学校が始まります。 8月に来る予定だった書類は何も届いていません。 きっとイギリスのことなので今週来るのでしょう。 といってもいつ学校に行けばよいのか、とか何もわからない状態。 明日書類が届かなければ問い合わせをしてみようと思います。 

Posted on 2006/09/03 Sun. 05:25 [edit]

category: 音楽

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03

偶然の再会 

 私はどちらかというと結構偶然に友達に会うことが多いのですが、今日もピアノの練習に行こうと思って3本目のバスを待っていたら、車から手を振る人が。 マンチェスター時代の香港系の友達でした。 同じ学年だったわけではなく、彼の当時のガールフレンドEさんが同じ大学院で学ぶ日本人で、私はとてもお世話になったので、その関係で私も仲良くしていました。 

 彼はオルガン専攻で日本にオルガンの国際コンクールをうけに来た時私の実家に遊びに来たり、Eさんがロンドンにいた時には遊びに行って一緒に年越しをしたり。 去年だったか、カーディフの音大の指揮科を受験しに来た時も、ばったり顔を合わせたりはしていたので、何度か顔を合わせてはいました。 

 確か、近くの教会の音楽監督をしていたはずなので、仕事に行くところだったのかもしれません。 向こうが急いでいたのでほとんど話もできませんでしたが、結構近くに住んでいるようなので、一度会おう、ということになりました。 それにしてもびっくり。

 こうして以前の友達が細々と繋がっているのはうれしいことです。 先週、マーシャとDr.Sの長男が家に来ておしゃべりして以来、プールに行ったりピアノの練習をするだけで、知っている人にあっていなかったので、久々に友達と顔を合わせてすっきり。 私には友達とのおしゃべりもとても必要なものなのです。


 2003年以来、毎年2つはピアノのコンクールを受けるようにしていたのに、去年9月にグリーグ国際コンクールを受けて以来コンクールを受けないでいました。 外での演奏機会が多くなったこと、今年前半はピアノの練習がきちんとできなかったこと、が理由でした。 先々週、サマーコースに行って以来、やはりアカデミックな場で演奏するというのは、演奏会と違った緊張感がありました。 

 毎回、コンクールに参加するたびに結果はどうであれ成長してきました。 来年はまた挑戦しようかな、と思いながら久々にコンクール関連のウェブサイトをみていましたが、いくつかめぼしいもの発見。 受けるのだったらそれなりに大きな曲もやっていく必要がありますから、心機一転、頑張ります!


 

Posted on 2006/09/02 Sat. 06:13 [edit]

category: 日常

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02

私の愛するイギリスであっという間の8年間 

 私のイギリスでの生活も9年目に入りました。 1997年の9月1日、初めてイギリスに着き、英語も凄くできなくて、知っている人も誰もいない状態でのスタート。 1998年夏から一年間日本で過ごして再び1999年に渡英。 つい昨日のことのように思えます。

 1997年当時は学生も空港の入国審査で学生ヴィザをもらっていたので、留学先、からのいろいろな資料を持ちながら、『英語でどうやって質問されて、答えればよいのかしら?』と不安になっていたこと。 10名の団体で行ったので、空港までは受け入れ先の方が迎えにきてくださっていて皆でバスに乗ること1時間ちょっと。 窓から眺めた風景がなぜか懐かしく、初めてとは思えませんでした。 1週間もすると、私はここで生まれたのだ、と思えたほど。

 一度受け入れ先団体の方のお宅に行ってから、ホストファミリーが来るのを待ち、楽しみと不安とでいっぱい。 ホストマザーが運転する車に乗って30分ほど。 何もない原っぱのようなところで、『もうすぐ家に着くからね』といわれ、私の耳がおかしいのかと思ったり。 着いてみれば周りに何もないところに建つ家。 父が冗談で『イギリスに行ったら魔法使いのお婆さんに食べられてしまうのではないか?』と言っていたのが一瞬本気に思えて、どうしよう、と思ったものでした。

 

 一番楽しかったのは2年目のマンチェスター時代。 音大の寮に入っていたので、毎日誰かの部屋に集まっておそくまでおしゃべりをしたものでした。 あの一年間が私を変えた時だったのかもしれません。

 カーディフでの5年間もいろいろとありましたが、友達の家でパーティーをして騒いだり、クラブに行ったり、学校以外は楽しい思い出がたくさんです。



 8年たった今、イギリスが母国のように思え、『どうして?』と聞かれると困るけれど、この国が大好きなのです。 もちろん、多国籍のこの国、英語にも問題があったし、楽しいことばかりでなく、つらいこと、大変なこともたくさんありました。 たまーにこれら大変だったことを友達などに話すと、『私だったらそんなことがあったら自分の国に帰るよ。どうして帰らなかったの?』といわれます。 どんなことがあっても、日本に帰りたい、と思ったことはありません。 言葉が見つからないほどこの国を愛しているのです。


 知っている人が全くいない状態から、多くの素敵な人たちと出会いました。 特に、Dr.Schreiderとは一番長く接しているので、私にとってパパのような存在だし、先生から見ても私のことが娘のように心配らしいです。 そしてDr.Schreiderの周りの方々、出会った友達、色々な人たちに支えられてきた8年間でした。

 もちろん、1年目、まだインターネットが普及していない時、日本の友達、家族とやりとりしたものすごい量の手紙。こうしてインターネットが繋がってからはもっと簡単に連絡が取れるようになり、多くの人に支えられました。


 下手だった英語もまだ知らない単語は山ほどあるものの、支障がなくなってきて、自分の気持ちを表したいとき、何かを伝えたい時は日本語よりも英語の方が素直になれること。 日本語をしゃべる時と英語をしゃべる時では私の中の何かが違い、日本語をしゃべる時はきっと仮面をかぶっているのかな、と思うことも。 イギリスという国が、シャイだった私の本当の姿を引っ張り出してくれたのかもしれません。 今のここでの私を、中学、高校時代の友達が見たら驚くのだろうな、ということもしばしば。

 英語学校に行っていた時は、日本人のことを話すとき『彼ら』、イギリス人のことを話すとき『私たち』、と言ってクラスメイトに笑われたものでした。 でも、無意識のうちにそうなってしまっていたのでしょうね。


 もちろん、日本で素敵な人たちもたくさんいるし、中学からの友達、こうしてインターネットで出会った方々。 これからも長くお付き合いしていきたいと思います。 それに比べイギリスにだってとっても嫌な人もたくさんいます。現に、カーディフの音大のピアノ科主任にはずっと嫌がらせをされてきましたし。 


 日本に行くと具合も悪くなるし、イギリスでホームシックになったことはないのに、日本に行くとホームシック。 イギリスに嫌われるまで、私はこの国で生活したいと思います。好きにさせてくれる家族にも感謝。 感覚的にもイギリス人の感覚になってきているようなので、この国での毎日を楽しもうと思います。

 

 私にとって当たり前になってきているここでの生活、こうしてブログにすることで、初心を思い出します。 イギリスにどっぷりとつかった私、現地の生の姿をお伝えしていきます! また9年目もよろしくお願いします。

Posted on 2006/09/01 Fri. 04:59 [edit]

category: 日常

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