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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

セルビア、ケーキとトマトスープとニョッキ 

セルビアから帰ってきて3週間経ちますが、もう少し続きます。
 

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 私が、毎朝朝食を食べに行っていた、ケーキ屋さん。
 泊まっていたところは、朝食付きですが、日曜日以外は、このケーキ屋さんへ食べにくるようになっていました。
 Multi-Tarteという、街の中心から橋を渡って、きたところにあります。
 
 あくまでも、私の味覚は在英16年、14年前、10年前までの寮生活を経験している舌、ということで話しますが、朝食に頂いていたサンドウィッチは、どれもおいしくて、毎朝違うお味のものを頂いていました。


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 ショウウィンドウには、ケーキが。 一切れが、この私でも2回分はありました。
 イギリスでは中々食べられないお味のケーキでした。 
 

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 クッキーもぼそぼそ系ですが、非常においしい。

 おじさんがとても素敵な方で、英語も少しお話されたので、ケーキの味、サンドウィッチの中身も丁寧に説明して頂けて、とてもありがたかったです。
 

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 3月11日のお夕食は、翌日は出かける予定だったので、ノヴィ・サド最後のお夕飯。 
 着いた日に行った、宿泊先にとても近いレストランのようなパブのようなお店へ。
 
 スープをこの国でまだ飲んでいなかったので、トマトスープを頼んだら、ずいぶんと大きなものが出てきました(これで、180円位)。
 底にモッツァレラのようなチーズが入っていて、イギリスとはまた違うトマトスープ。
 非常においしかったのですが、とても食べ応えがあり、正直、これだけでかなりおなかがいっぱい。
 でも、これは作り方を知りたいほど、おいしいトマトスープでした。
 

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 メインには、ニョッキを頼んでありました。
 スープが予想外のボリュームで、ニョッキを頼んだことを後悔しましたが、これはこれで、おいしく頂きました(だから、太る)。
 
 
 

Posted on 2014/04/02 Wed. 23:30 [edit]

category: セルビア

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ノヴィ・サドの街 

ずいぶん経ってしまいましたが、セルビア滞在記、続きます。
 
 3月11日、東北の地震から3年目。 ノヴィ・サドは、素晴らしい青空でした。
 この日のミッションは、鉄道駅と、バスステイションへ行くこと。
 この翌日は、折角なので、違う街へ行くことにして(本当は、ハンガリーまで越境するつもりだった)この前日に調べていたのですが、インターネットだと時間などがわかりにくく、直接、駅へ行くことに。 歩くと駅まで宿泊先から、45分。 ちょうど、駅行きのバスを逃してしまったところだったので、天気も良いし、急ぎのことも無いので、歩くことにしました。

 もはや、何の為にセルビアへ行っていたのか、わからない滞在記になっています。
 この日は、本当は、私が受けていた部門の、第2次予選の真っ最中でした。
 聴きに行きたかったのですが、この私が、本当に音楽学校へ足が向かわなくなってしまったのです。 自分弱さを知りました。

 というわけで、ノヴィ・サドの街、写真多数でいきます。


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 宿泊先から、ドナウ川を渡って、大通りに入ると、ここが、東の大都市なのだ、と思わずにはいられません。
 左端にみえる人の顔の看板は、たぶんなのですが、選挙かな、と。 街の中でも、それらしきものを多く見ました。
 来週、ハーフ・セルビアの友達のお母様がロンドンにいらっしゃるので、お目にかかれたら伺ってみたいと思っていますが。


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 街の中を走っている、乗り合いバス。 ほとんどがこの色でした。 行き先表示は、キリル文字。 停留所案内もありません。 

 結局、私がこのバスに乗ったのは、この翌日の駅への往復のみ。 

 
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 街中。 コーラルピンクの左側の建物は、地域の図書館のようでした。
 

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 こちらが、ショッピングストリート。
 オープンカフェが出ていたりして、にぎやか。
 ちなみに、西ヨーロッパのチェーン店もたくさん。 驚いたのは、イギリスのモンスーンと、それに付随するアクセサライズのお店があったこと。


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 時系列はめちゃくちゃですが、国旗がでていて、ここは何だ?と思って表示をみたら、バレエスクールでした。
音楽学校の外観写真は撮ってこなかったのに、バレエスクールはとってくる。 私らしい。

 



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街の中心の広場の大きな教会。 
 素晴らしい建物でした。
 

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 ちょっと裏手の広場。
 天気がよかったこともあるかもしれませんが、一人でぶらぶらと歩いていても、全く大丈夫な街でした。



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 この右側の水色の建物は、何だったのか、忘れてしまいましたが、こういう装飾、色使いの建物はイギリスには無いので、嬉しくなってしまう。 16年前、サンクト・ペテルブルグで初めてこういう建物を見て、感動したことを思い出します。
 多くの歴史があったことをわかった上で、やはり東への憧れが私は強いです。 
 言葉も、食べ物も、人も、東が好き。
 なのに、結局はイギリスが一番心地が良い、という矛盾。
 

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 こういうキオスクを街のいたるところで見かけました。 これも、ポーランドや、サンクトと一緒。
 ここでも、数独を売っていました! セルビア産ではなさそうですが、もはや、日本の数独(ナンバープレイス?)はこのところ、どの国へ行っても見かけます。 


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 フラフラしながら、駅へ到着。
 立派です。 中身は、数日前のブログにて。

 歩行者が、横断歩道で、赤信号で渡らないことに驚きました。
 ロンドンでは、車が来なければ、赤信号で渡るのが当たり前になっているので、カルチャーショックでした。

Posted on 2014/03/30 Sun. 23:17 [edit]

category: セルビア

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たくさん親切にしていただいたノヴィ・サド駅にて(3月13日) 

セルビアで、おいしいものを食べ、素敵な景色をみてきました。
でも、一番心に残ったことは、皆さん非常に親切だったこと。
 
 私がロンドンで、ヴィザの為の裁判、そして永住権取得の際にお世話になった弁護士の方はセルビア人ですが、非常に素敵な方でした。 彼女のお母様にもロンドンに遊びにいらしていた際にお会いしていますし、私のコンサートにもいらして下さって、言葉は通じなくても、素敵な笑顔を頂いていました。

 セルビアで接した方々は、彼女たちの印象をまったく崩しませんでした。

 何よりも驚いたのは、歩いていて、横断歩道(信号がないところ)を渡ろうとしている時、必ず車が止まって下さいました。 それは、軽そうなおにいちゃんでも同じことでした。 ロンドンでは、歩行者優先の横断歩道でさえ守らない車がたくさんいます。 

 セルビアの方々に一番手助けして頂いたのは、ロンドンに帰ってきた日のノヴィ・サドの駅でのことです。
 まだ、前の記事とこの日の間に、書きたいことは残っているのですが、先にこちらを。



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 ホームにあった『ノヴィ・サド』の表記。
 着いた時は暗かったので、わかりませんでした。


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 切符売り場。 非常に広く、切符売り場(自動販売機はありません)もたくさんあるのに、発着の列車の数はそれほど多くありません。
 両替所、キオスクが、2、3箇所ありました。

 8時5分のベオグラード行きに乗るのに、切符を買って、しばらく待って、ホームへ行こうとしました。
 この列車の前後20分ほどは、列車の発着はありません。

 ホームは3番線まで。 2つのホーム。
 ホームが2本なので、どちらに行けばわからないのですが、表示はまったくありません。
 仕方がないので、その辺にいらっしゃる方に伺ったら、手前の階段を上がるようにいわれました。
 ちなみに、エスカレーターも、リフトももちろんありません。
 

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 長いプラットフォーム。 呑気に一番上の写真などを撮っていたのですが、向こう側のホームにたくさんの人。
 こちらには、10人くらい。
 
 そのうち、アナウンスメントがあって、皆さん向こう側へ行ってしまいました。
 一人は線路を通って。 後は、階段で一度下に下りて。

 ベオグラード、とも聞こえなかったので、わけがわかりません。
 一人わからなくていたら、反対側のホームから、数人が私に気づいて、

「ベオグラード??」
 「そうです!」

 色々と言って下さいますが、もちろんわかりません。
 そうしたら、手招きして、こちらへいらっしゃい、と言ってくださるのがわかりました。

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 荷物もある私は、思わず、階段の上り下りをもう一度か・・・と思っていたら、皆さんのジェスチャーで、線路を渡りなさい、ということがわかりました。
 何人もの方が、どうにか私に伝えよう、として下さっていました。
 
 さすがの私もこういう駅で線路を渡るのは・・・と思っていたら、あちらにいらした男性が線路を渡ってこちらへ来て、私のスーツケースを運んで下さったのです。
 私もくっついて、線路を渡りました。(ますます、アウシュビッツの世界・・・)

 列車へ乗り込む時にも、段差が高い為、この男性が、スーツケースを乗せてくださって、非常に助かりました。

 列車に乗って、4人がけの指定席へ行ったら、私の斜め向かいは、おじいちゃま。
 私のスーツケースを網棚に乗せようとして下さるのです。 周りにいた男性2、3人も、すぐに立って手伝ってくれようとしました。
 ですが、私は、上に乗せるのは大変だし、背もたれと背もたれの間に、横にするとスーツケースを置けることが、行きの列車でわかっていたので、そこへ置くから、とお伝えしました。

 イギリス人男性も、皆さん親切です。 でも、ここはそれ以上でした。
 
 数年前、珍しく日系の飛行機が安くて、日系でロンドンー成田間を飛んだことがあります。
 その時、成田に着いて、私が頭上の自分の荷物を降ろしたら、後ろにいた日本人のおじさんから、
「おい、それも取ってくれ」
 と言われて、その方の荷物を降ろしました。 私の方が背が高かったですが、さすがの私も驚きました。
 別に、レディー・ファースト、とは言いません。でも、びっくりしました。 飛行機の中で、欧米人の男性は、すぐに荷物にてを貸して下さいます。 
 スーツケースをベルトコンベアから降ろす時にも、手を貸してくださることも多々。
 成田では、お年寄りが大変な思いをしながらスーツケースを降ろしていても、手を貸す方はいません。
 私はそういう時、手を貸すほうなのですが、それをみても、日本人男性は・・・

 

 いやいや、教育の違いだから、言ってはいけませんね。
 でも、若いから、きれいだから、かわいらしいから、こういう女性にはみていると、手を貸す日本人男性は多いですよね? そうでない、私のような者にも親切にして下さったのが、セルビアです。

 レディー・ファースト、とかではなくて、人に親切にする。 
 私も自分にもう一度気をつけたいことです。

 気難しそうなおじちゃんが下さった笑顔。 どこでも、言葉がわからないから、と思わずに、助けて下さったこと、これだけでも、この国に対しての私の印象は非常に良くなりました。

 豊かって何なのかしら?と考えるばかりでした。
 ポーランドへ行った時も、みなさん親切でしたし、私には東の空気があっているようです。 
 

Posted on 2014/03/24 Mon. 23:52 [edit]

category: セルビア

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マーケット巡り (3月10日) 

朝一で、オーストリアへ電話。 スカイプの有料プログラムで、非常に安価で電話ができるので、本当に助かります。 インターネットで飛行機の変更をしようと思ったのですが、既に行きの分を使った為、できなかったのです。
 手数料を払いましたが、無事変更。

 こうなったら仕方がありません。 気分転換に、観光客をしてきました。

 青空が広がった月曜日、美術館、博物館はお休みだったので、地図をみていていくつかのマーケットがあるようだったので、マーケット巡りをすることに。


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 ドナウ川を渡って、川沿いに歩いていきます。
 団地のような感じの建物が続きます。


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 買い物を抱えて出てくる人がたくさん。
 ここがマーケット、と知らなければ、ジプシーキャンプ?と思って、入ることを躊躇したと思います。


 この2日前に行ったマーケットとは雰囲気も違い、売る単位が大きい。 もちろん、小売もしています。
 たまねぎ10kg200円とか。 
 イギリスではあまりみかけない、日本のものに近いキャベツもここでも多くて、本気で持って帰ろうか、と思いました。


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 ここは青空マーケットなのです。 端にりんごやさんが数軒。
 
 
 多分なのですが(後から理解した)この25、と書かれている数字は、1kg25円位、ということだと思います。
 私は、kg単位では多すぎるし、持ち運べないので、
「3つください」とお願いしました。 もちろん、単位がわかりませんので、「3、お願いします」という感じ。
 そうしたら、おじちゃん、
 「3キログラム??」 違います・・・ 

 わかって頂けて、3つ手渡してくださったので、
「おいくらですか?」と伺ったら(とりあえず、これ位だと、ロシア語が通じます。 英語は完全に駄目でした)、
 「Ne, Ne!!(いらないいらない!!)」

 わけがわからなくていたのですが、隣にいたちょっと若い男性が、
「3つなんて、お金の払いようがないよ。 おいしいから、ギフト!」
私は困って、お返ししようと思ったのですが、食べて食べて!といわれて、頂いてきてしまいました。

 この時には、まさか1kg25円、とは思っていなかったのですが、このマーケットの他のお店で、ビニール袋に入ったりんごが、3kg100円、とか、それ以下だったので、やっと、意味がわかりました。

 もちろん、おいしいりんごでした!!
 申し訳ないことをしたのですが、暖かい気持ちまで頂きました。


 他には、日用品を売ったりするお店も多く、とにかくにぎわっていました。



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 2日前にも行ったマーケットへの移動中、桜をみかけました。
 住宅街を歩いたのですが、色々なことを思いました。


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 それほどの距離無く、2日前に行ったマーケットへ到着。
 野菜などが売られているのは、この建物の奥です。
 これらの建物は、パン屋さん、カフェなどです。



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 おいしい、酢漬け野菜を売る、おばちゃん。
 2日前に、こちらで、ガーキン(酢漬けきゅうり)を買いました。 非常においしくて、イギリスでは瓶詰めのがーキンを良く買っているのですが、もう瓶詰めのものは食べられなさそうです。
 おばちゃんは、私のことを覚えていて下さいました(本当に、東洋人を見かけません)。

 買い物に来ていらしたどこかのおじちゃんから話しかけられたのですが、もちろん、セルビア語なので、全くわかりません。
 「ヤ ニパニマーユ(おっしゃることが、理解できません)」と答えたら、
「なんだ、しゃべれるじゃないか。 ロシア語?」 といいながら、ロシア語に切り替えて下さったのですが、私のロシア語は、そんなにできるものではないので・・・ 

 
 この写真の、中央あたりにある白い丸いものは、キャベツの丸ごと酢漬けです。
 写真を撮ってよいかお聞きしたら、この格好でポーズしてくださいました。



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 街を抜けて、もうひとつのマーケットへ。
 こちらは、街中なので、混んでいました。
 
 写真はありませんが、しいたけが、SHIITAKEという表示で売られていました!
 
 この写真は、このマーケットの一角にあった、チーズ屋さん。
 いくつかのお店が屋内に連なっていました。
 私は、思わず、『豆腐屋さん』かと思ってしまいました。
 私の目には、豆腐にしか見えないのですが、匂いはチーズ。
 少しずつ味見させてくださり、一番癖が無いものを少しだけ買ってきました。

 おばあちゃま方が売っていらしたのですが、私の国籍が気になるらしく、(中国人かしら? 日本人かしら?)とささやきあったあと、「日本人?」と聞かれ、当てたおばあちゃまは、他の方に、「やっぱり当たったわ!」とうれしそうにしていらっしゃいました。

 ちなみに、多少のロシア語で買い物をしていた為に、場所によっては、私は、「カザフスタン人」といわれていました。 カザフスタンあたりは、見かけは東洋人にとっても近いですからね。

 

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 こちらが、酢漬け野菜のおばちゃんのお店で買ってきたもの。
 キャベツの千切りの酢漬けと、丸ごとトマト、マッシュルーム、ピーマン、きゅうり、ニンジン、コリフラワーの酢漬け野菜のミックス。
 きゅうり以外の酢漬けの野菜は初めて。 コリフラワーとトマトが意外とおいしかったです。
 キャベツは、「少し」とお伝えしたのに、多分500グラム以上あったと思います。
 ロンドンに持って帰ってきて、うどんに乗せたり、サンドウィッチに挟んだり、とにかくおいしい。
 変な味がしないし、毎日食べても飽きません。


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 再び横向き写真ですが、セルビアで売られていた、紙パックの牛乳。
 ほとんどが、開封まで、常温保存の牛乳でした。
 あまりにもかわいらしいパッケージでした。

 
 カルシウムを取りたい私は、ヨーグルトがほしかったのですが、基本、飲むヨーグルト。
 味付のものもありましたが、大多数が、甘みもない、ヨーグルトをただ薄めただけ、というような飲み物でした。
 最初は驚きましたが、最後には慣れました。

 ちなみに、日本やイギリスでも売られているような、4つパックのヨーグルト(わかります?)も多少みかけたのですが、なぜかどこでも、4つパックが4つに切り離されて売っていました。 未だに謎。

Posted on 2014/03/23 Sun. 21:38 [edit]

category: セルビア

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要塞へ上る (3月9日) 

セルビア滞在記、続きます。

 第1次予選で、とんでもない演奏をして、泣くこともできないほど落ち込みました。
 夜、翌朝の朝食のことでお部屋にいらした宿泊先の奥様が、私の顔を見て、驚いたほど、死んでいたそうです・・・

 とりあえず、夜中にサルツブルグにいる前回11月のイタリアのコンクールで仲良くなった友達(私の友達の中では、彼だけがコンクールを受けることを知っていた)とチャットして、長々最後は日本語を教えて、すっきり。
 1月だったかは、この友達がガールフレンドに振られた時は、夜中話をきいたので、おあいこ、というか、やはり、同じ境遇でピアノをやっている人にコンクールのことを愚痴るのが一番。 「忘れて、次をがんばれ」の一言でしたが。 でも、それしかありません。 自分自身が一番わかっていること。


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 さて、日曜日の朝。
 いつも朝食を食べに行くケーキ屋さんは、日曜日がお休み、ということで、宿泊先の奥様が、朝食を用意してくださるようです。

 テーブルクロスまで持ってきてくださって、豪華な朝食。
 おいしかったですが、1人前とは思えない量のハム。 もちろん、半分昼食まで持ち越し。

 落ち込み病が酷く、本当は第1次予選の3日目も聴きたかったものの、あの会場へ戻ることはできなくて、練習室の割り当てが夜だったこともあり、部屋でグダグダ(正確にいうと、これまで一週間の睡眠不足解消)していました。


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 あまりにも、良いお天気だから、と思って、夕方になって、目の前の要塞 (Petrovaradin Fortress)へ上ることに。
 宿泊先のドアの前から見上げる丘。
 あの時計台まで上りました。

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 これが、ドナウ川越しにみた、要塞。


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 これが、メインストリート。
 古い、というか、1999年に被害を受けたのかな、というような傷があったり。
 街の中心とはまた違った趣のある建物ばかりでした。


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 5分ほどで頂上へ。
 素晴らしい景色でした。
 街の中心をみたものです。
川はもちろん、ドナウ川。 右側にかかっている橋を毎日歩いてわたっていました。

 ですが、この橋は新しいものです。 ガイドブックによると、1999年にNATOにより、以前の橋は壊されたそうです。
 1999年、というのは、私がマンチェスターで大学生生活をスタートした年。 前述した、寮の隣の部屋だった、セルビア人ハーピストに出会った年です。
 
 今回、多くのことを考えさせられました。


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 この空、光。 私が思い描く、ベートーヴェンの32番、最後のソナタの世界。
 今回も、第2次予選でベートーヴェンを弾く予定だったので、この空を見た時に、また沈む・・・
 でも、ずっと眺めていた、とっても素敵な空とそれにあう周りの景色でした。


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 ちょうど、真ん中位に、私が泊まっていたアパートメントホテルの薄いミントグリーンの入り口の壁がみえます。
この屋根の風景、というのは、イギリスではみられないものだと思うのです。


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あまりにも素敵なお天気で、やっと生きている気持ちが戻ってきたので、早めの夕食を、この要塞にあるレストランで頂くことに。 マーキーのようなものの中で頂くのか、お外でか選べました。 
 
 これは、イカのサラダ。 イカ大好きな私は、セルビアのイカサラダに興味を持って頼んでみました。 まさか、フライだとは思いませんでした。 ですが、これは軽くて、おいしい。 


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 徐々に日が暮れてきて、それによってドナウ川に差し込む光がますます美しく。
 ただただ、前日の反省をしながら、光を眺めていました。
 きっと、次にベートーヴェンの最後のソナタを弾く時に、この映像が浮かんだら、素敵なものになりそう・・・


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 一人旅の女なので、自分の写真はとことん撮らない人なのですが、折角なので、周りの方々もお互いに写真を撮り合っていたので、撮って頂きました。 コートは近いから、暖かいし、と思ってホテルにおいてきましたが、コートも着ないで歩いていたのは私だけです。 病み上がりなのに・・・
 でも、実際暖かく、昼間はコート無しで、歩き回っていました。


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 この写真に写っているもの、元々は橋が架かっていた場所。 
 ガイドブックによると、これも、NATOによって破壊された残骸のようです。
 

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 要塞から降りてきたところ。
 つたがからまり、この味わいのある電灯ともすてき。
 季節によってはもっと味わい深いものかもしれません。



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 表に面している、装飾のある建物とはまた違って、こういう建物の部分も。
 旧社会主義なのだろうな、と思うばかりでした。


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 7時に音楽学校へ行って、とりあえず練習室の振り当てがこの日まであったので、3時間練習。
 次に進めないことはわかっていましたが、グランドで練習できる時に練習しておきたかったのです。

 途中で、世話役の女の子(皆さん、とっても親切。 英語もしゃべりましたし)が、「あと10分くらいで、結果を発表するので集まって下さい」と呼びにいらして下さったのですが、あの場所に戻れない私は、そのまま練習していました。

 結果は、帰りに掲示板に貼ってあるのを見ましたが。

というわけで、残りの3日半は、グダグダすごしたり、マーケットめぐりをしたり、ハンガリーの国境近くへ行ったり、普段ホリデーが取れないので、自分の為に時間を使ってました。 続きます。

Posted on 2014/03/22 Sat. 23:59 [edit]

category: セルビア

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