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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

ピアノフェア 

 あっという間に9月になってしまいました。
 書きたいことはあるものの、落ち込みだったり、どこにも持っていくことができない気持ちがあったり。
 本業に対してのもどかしい思いでいっぱいなのかもしれません。
 
 カレンダー、手帳には、グレード試験の申込期限が書き込まれ、公立の学校の始業日も記入されています。 
 昨年の12月頃に書いたものだと思うので、複雑な思いです。

 7月に私が日本に帰ってきてすぐに発表された、2017/18の王立音楽検定のピアノの新しい課題曲をやっとみる余裕ができて、それらをみながら、無意識に、誰々にはこれを勉強してもらいたいな、でも自分ではこれを選ぶかしら?なんて考えてしまう部分もまだあります。
 
 そんな中、今日は、初めて東京国際フォーラムへ。
 そばは車で通ったことがありましたが、中へ入るのは初めて。
 Jazz Festivalが行われていて、イギリス英語が聞えてきて、思わず懐かしくなりました。

 
160903


 お目当ては、これ。
 ピアノフェア。
 今、すぐに購入できるわけではありませんが、日本ではどんなピアノを持っているかで、まずピアノの先生の価値が決まってしまうようなので、アップライトピアノの私は、まず下の方に位置します。
 それも悔しい。

 というわけで、いくつかのメーカーをみることができるようだったので、行ってみました。
 ここで、凄く気に入ったピアノに出会ってしまう。
 
 試弾させて頂いていたのですが、どうやら、私の弾き方に出店していた楽器店の方々が気が付いてくださって、話をして下さいました。
 他の方々に比べて、繊細で、音を鳴らして、響きがきれい、というのが声をかけて色々と話をして下さった理由。
 確かに、他の試弾をなさっていた方々は、とにかく叩きまくって、思わず私は耳をそらすこともありました。
 でも、それが日本では一般的な、コンクールで通るピアニズム。

 だから、今回は楽器店の方々が、弾き方の違いに気が付いて下さったのは、とても嬉しいし、驚きでもありました。

 2時間半ほど、あっという間に経ってしまいました。
 ついでに、知識というか、これから楽器を買う、なんていう生徒の参考になるのかな?と思いながら、中古のアップライトピアノの弾き比べまでしてきましたが、おもしろい。

 こんなに、同じ時にいくつものピアノメーカーのピアノが勢ぞろいするのは、本当に凄いし、ありがたいこと。
 今回は購入には至りませんが、有意義な時間でした。

 

Posted on 2016/09/03 Sat. 22:20 [edit]

category: 音楽

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03

開店閉業の中 

 ピアノの教えに関しては、開店閉業状態が残念ながら続いておりますが、ピアノの練習は継続。
 どころか、やはり今の私の状態で日本で活動したければ、先日も書いたように、求められるレパートリーがこの2,3年コンクールや、イギリスのコンサートで使っていたものとは多少異なってきます。
 よって、これから2か月くらいの間に(いや、急なものもあり)必要な曲を解凍する日々です。

 これに加え、帰国してから毎朝自分に課している課題も。
 これについては、とりあえずこの7週間は、練習できる時には欠かさずにしていますが、詳細はもう少しできてから。
 ずっと気になっていたことなので、やっと私自身も必要性を感じて、遅ればせながら手を付けたところ。

 そして、10月のコンサートの曲の譜読みやら、何やらをする日々。
 ここに来て、中学、高校時代に使っていなかった、空き部屋になっている私の脳の引き出しが役立っているようです。

 本当に、今は帰国が正しかったのか?という不安しかありませんが、焦っても仕方がありません。
 そう自分に言い聞かせるから、余計に疲れるのかもしれませんが。

 Facebookなどで、20代の同業の友達が講習会を受けにヨーロッパなどを移動している姿をみながら、羨ましい、と思う自分もいる。
 私は、20代の頃、経済的なものと、あまりにもピアノの道に進んだのが遅すぎたことで、有名な教授などの講習会を受けに行く力がなかった。 もちろん、ロンドンの講習会には参加していましたが。
 今だったら、得るものがあるのだろうな、と思いつつも、大きなコンクールを受けられないこの年齢では、講習会を受けるのも難しい。 
 悔いが無いように生きる、がモットー。
 不可能を可能にもしてきたかもしれない。
 でも、この世界で、年齢、という壁はあまりにも厚すぎました。
 コネクションが無い中、日本でどのようにやっていくのか、想像以上に大変です。
 普通、留学する人たちは、それまでに日本で力のある先生方と関係があるのが当たり前ですからね・・・・

Posted on 2016/08/25 Thu. 21:14 [edit]

category: 音楽

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25

クラシック音楽が盛んなのか??? 

 クラシック音楽をする上で、日本の方がイギリスよりも恵まれているな、と感じることは多々あります。
 
 1つは、ホールとそこにある立派なフルコンサートグランドピアノ。
 その多くが、ほとんど使われていないような印象がありますが・・・

 そして、楽譜屋さんが多いこと。
 楽譜屋さん? というよりも楽器店と言った方が良いのでしょうか。

 ロンドンで大き目、と思っていたような楽譜やさんは、日本では決して大きくない。 
 そして、その規模のお店がいくつもある。
 
 私の家の最寄り駅の近くでさえ、小さな商業施設に、楽器店が入っていて、2つ先の多き目の駅のデパートにも、昨年楽器店が入ったところ。
 銀座のヤマハには、ちらっと帰ってきてから寄りましたが、本当にすごい。
 
 イギリスでは手に入らなかったような楽譜が手に入る(日本版)。
 驚くのは、教本というのでしょうか? バイエル、ソナチネ、曲集、いったいどれだけの種類があるのでしょうか?
 イギリスでは考えられません。

 とにかく、私の場合は、日本でどの導入教材を使うか?ということがネックになっていましたが、イギリスで好んで使っていた導入楽譜が、日本語になって数年前から出版されていました。
  色々とみて、この教材が一番好きですし、子供たちの成長にもつながる、と考えているので、これが手に入って良かった。
 
 こんなに多くの教材があって、本当に必要なのでしょうか?というのが最初に思ったこと。
 本当に使いこなせているのか? 

 私が好んで使っているテクニックの教材に、バーナム(Dozen a day)というものがあります。
 日本でも日本語版があって、とてもポピュラー。
 日本でピアノを習っていて、ロンドン時代に私と縁があった方々、皆さんこれを使っていました。
 これは非常に優れた教材。
 これをきちんと使えば、曲を弾く為の準備が非常にできるのです。
 が、音大の先生に習っていたお子さんも含め、私はこの教材を有効活用していたな!と思った方は、ゼロ。
 多くの場合、この教材は初見用に使われる、と聞いて、唖然としました。
 この教材は、初見用では全くないと思うし、そう使っても意味がありません。
 
 楽譜が手に入るのは嬉しい(エルガーのピアノ曲集なんて、イギリスではみたこともありませんでした)。
 でも、多すぎるように思う教本をどのように使うのか。
 各生徒にあう教材を見つけるのは必要かもしれない。
 でも、同じ教材でも、生徒によって使い方を考える。
 その場の発想力。
 そちらの方が大切では?と私は思ってしまいます。
 
 しかし、お遣いを頼まれて、買い物に行ったのに、ちょっと楽譜をみよう、と寄り道をして、家に帰るのが遅くなる、というのが私の問題点。
 本当に日本は凄いのです!!!


 

Posted on 2016/08/23 Tue. 22:14 [edit]

category: 音楽

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23

美徳? タブー? 

 オリンピックを見ていて思うこと。
 スポーツの世界において、練習量を話すことは、美徳である。
 しかし、クラシック音楽の世界において、練習量を話すことはタブーであるのではないか?ということ。
 あくまで、これらは私が感じた個人の問題。
 短期間習った日本の先生(破門になりましたが)からは、
「たとえ、10数時間毎日練習をしたとしても、先生には、練習をしてきました、と言ってはいけない」 
と言われました。

 だからでしょうか。
 クラシック音楽を好きで聴く方も、ご自身が楽器に触れたことが無い方は、練習する、ということをご存知でない方も多い。
 たとえ、50回本番にかけた曲でも、必ず練習する。
 本番前に練習しなければ、暗譜も指も私は不安になる。
 そして、本番で納得できるように、伝えられる演奏をするには、練習は不可欠だと私は思います。
 
 タブーを破って書くとしますが、 
11年ほど前になるでしょうか。
 私が初めて、1人で45分間のコンサートの機会を頂いた時、師匠Dr.Sに言われたのは、本番の2,3週間前から、夜、大学の練習室が閉まる時間から逆算して、一日の授業、練習をして一番疲れている時に(頭も体も)、コンサートのプログラムを2度、休憩なしに続けて練習する、ということ。
 最初は、弾きとおすことができなかった。
 それが、徐々にできるようになる。
 
 今回、6月末以来の本番、ということで、夜、とはいきませんが、久々に午後、通し練習を。
 一日何時間練習していようと、通しての練習はまた違う。
 最初は、気力が持たず、情けない有様。
 ですが、今までに回数を重ねている分、すぐに感覚、力の配分が戻ってきます。

 日本でのコンサートは今までにも経験していますが、イギリスとは空気感が違う。
 6年振りの東京での演奏。
 空気にのみこまれず、何か感じて頂けるような演奏ができたら嬉しい。

 レスリングの試合のVTRを観ながら、初めて見た私は、凄まじさに驚くばかり。
 怪我しそう、と最初に思うのが、私が小心者だからか・・・(こう見えて、ローラーコースターにも乗れないような人なのです)
 ピアノは取りあえず、怪我することはない。
 
 体操の内村選手のように、練習でできていたから、できる。
というのも、同じく体操の白井選手の跳馬の時のように、練習でできたことはないけれど、できると信じていた。
 この二人、違うことだけれど、一つだけ同じなのは、自分を信じていた、ということ。
 この両方とも経験があるのが、私らしいところ。
 
 練習は裏切らない。
 ボランティアで無料で演奏して当たり前、と思われているクラシック音楽の世界。
 少しずつ、タブーを破っても良いのでは?と思ってしまいます。


 

Posted on 2016/08/18 Thu. 22:27 [edit]

category: 音楽

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リハーサル 

 ロンドンでは、毎日平均6-8本のバスに乗る生活。
 頭にくることも多かった日々ですが、今となっては懐かしい。

 小学4年生の頃から、週に3度は電車に乗ってバレエに通って、中学以降は電車通学。
 その私が、日本へ帰ってきて、今日は3週間半振りに電車に乗る有様。
 まだ慣れず、方向感覚はあるのですが、標識の漢字をパッと見て判断することができなかったのか、乗り換えの時に思っていたのと全然違うところに出てしまうことも。
 そのうち慣れるのでしょう。

 今夜は、今週のコンサートの病院でのリハーサル。 
 ベーゼンドルファーのインペリアル。 実際に弾くのは初めての経験。
 低音部に、数鍵プラスされているので、迷うかしら?と思いましたが、その心配もなく。
 7週間ぶり?のグランドピアノ。 
 日本のグランドピアノも久々。
 やはり違いますが、感覚はすぐにつかみます。
 
 病院のロビーということで、外来もほぼ終わっている時間でしたが(一部、お会計がまだの方々が)、やはり、人の行き来はあるので、19日、いらして下さる方がもしいましたら、ホールとは違う、ということをご了承頂けたら、と思います。

 病院、という場所柄、当日のリハーサル時間がほとんど取れないこともありますが、こうして、事前に練習させて下さることに感謝。
 

Posted on 2016/08/17 Wed. 21:42 [edit]

category: 音楽

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