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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

オペラハウスの隣人色々 

約2週間のお休みの後、やっと、ロイヤルバレエの今シーズン後半の舞台がスタートしました。
お休みの直前に初日を迎えた、ミックス・ビルで幕開け。
 やはり、オペラハウスへ戻るとホッとします。

 昨日は一部の方々とお顔をあわせましたが、休憩時間には、舞台の意見を言い合ったり、はたまた?今日は珍しく、他の珍行動があるお客さんのことを話したり・・・

 前回は、わーっというもの珍しさだけで終わってしまった、ラトマンスキーの新作、『24のプレリュード』ももう少し厳しい目で観てみたり。
 ショパンの24のプレリュードを、ジャン・フランセがオーケストラ編曲したものを用いた、男女各4人に振付けられた作品。
 この作品のことは置いておいて、オペラハウスでの、人との出会いのことを。
 ここは、社交場です。
 
 私は、2週間前、このミックスの初日、どうしてもいつもの場所が取れなくて、友達の友達から、いつもより若干高めの、アンフィシアターの席を当日になって譲ってもらいました。
 
 いつものごとく、開演直前に席に着いた(下で、友達とぎりぎりまでおしゃべりをしているので・・・)のですが、暗くなるまでプログラムを読もう、と思って膝の上においたところ、隣に座っていらしたご婦人に「見せてほしい」というジェスチャーをされたので、「どうぞ」と言って渡したら、「スパシーバ」。
 ロシア人なんだ、と思って、返してくださる時に、「スパシーバ」といわれたので、「パジャルスタ」と返答。
 そうしたら、ロシア語攻撃です・・・・
 
 「ロシア語喋れるの?」
 「ちょっとだけです。 凄く下手ですし。 英語にしていただけますか?」←この言葉を言うのは、とっても得意。
 「どうして? あなたはロシアに住んだの? 私は英語が全くわからないのよ」
 「いいえ。 私の先生がロシア人で、ロシア人の友達もいるから、興味があって」
 「あら、上手に喋るじゃない。」
 ここから、ずっとロシア語攻撃。 私のロシア語は超初級(10年間・・・)。 英語にして頂こう、と思ったら、全く英語が喋れない方で、私のたどたどしいロシア語しか方法がありません。
 もう、頭の引き出しをひっくり返して、本を開きまくって、がんばりました・・・
 情けないのは、彼女の言っていることは全て聞き取れるのに、残念ながら勉強不足なので、単語がわからない。

 サマーコースで、ロシア人のいつもお世話になっている先生方と、挨拶はロシア語でするのですが、次の瞬間、「英語でお願いします」 と言うのが私の常。
 ですが、火事場の馬鹿力で、このときばかりはどうにかしました。
 
 離れた席にお嬢さんが座っていて、休憩時間におしゃべり。 彼女は英語もしゃべれたので、もちろん、即英語に切り替え。 お母様から、「お願いだから、ロシア語で話して」と言われましたが、私の語学力が問題ありでして・・・

 それまでのお母様との会話を確認してもらったら、お互いに奇跡的に正しく理解していました。

 このお嬢さん、といっても私と同じくらいの年齢なのですが、私が興味あることを勉強なさっていました。
 しかも、分野は違えど、私の師匠Dr.Sと同じ学校で!

 その後の休憩時間は、私にしては珍しく、ずっと座席でおしゃべり。 同じことに興味があって、彼女の卒論と私の修論は、同じようなことが題材。
 ロシアのバレエ事情も伺えて、大満足でした。
 お母様からは、「モスクワに遊びにいらっしゃい。 大歓迎よ」とおっしゃって頂いて、ずっと保留にしてあるモスクワ訪問の楽しみがまた一つ増えました。

  こういうことがあると、さぼってばかりの語学をちょっと頑張ろう、と思います。
 何しろ、過去形と現在形の区別さえ忘れていて、途中で話が通じなかったほどですし。

 
 その翌日には、隣に立っていた男性から、2度目の休憩の後、いきなり、
「おまえが俺をイライラさせる」
 と一方的に言われました。
「何が? 私が何かしたのなら、その理由をおっしゃって下さい」
「お前には何も言うことはない。 でも、お前は俺をイライラさせる」
 の一点張り。
 
 こちらも嫌な気分。
 同じ会場にいても、とっても良い思いをする時もあれば、嫌な思いをするときも。 色々です。

 
  今日、お友達数人としゃべっていたら、皆さん、隣になりたくないと思う人たちがいるようです。
 話を聞いていて、びっくりするような行動をする方もいらっしゃるようですし。

 とにかく、心が充実した夜でした。 
 新作2つの考えがまとまらず、まだまだ頭で舞台を観ているので、異常な疲れ、久々の偏頭痛、というおまけ付きでしたが。 別に、考えなくても良いことを、勝手に考えている、という困った人です。

 

Posted on 2013/03/07 Thu. 23:30 [edit]

category: オペラハウスの楽しみ方

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ロイヤルオペラハウスのドレスコード(あくまでも私の意見) 

 日本(東京)は、毎日めまぐるしく天候がかわっているようですね。 

 今日は昼間はよいお天気だったのですが、夕方から風が強かったです。 


 日本では小学生の頃から花粉症に悩まされていたのですが、イギリスに来てからぴたり、と止まりました。 過去2回、4月末にイタリアに行くと花粉症になったのですが、どうやら今年、再び花粉症が発生。 今日は一日くしゃみと鼻に悩まされ、夕方ブリティッシュ・ライブラリーへ行っても全く集中できず。


 今週末、来週の都さん主演の『シンデレラ』があるからか? このブログをロイヤルオペラハウスのドレスコード、で検索される方がとても多いので、これについて私の意見を書いてみたいと思います。


 私が知る限り、通常のロイヤルオペラハウスでの公演に関してはドレスコードの記載はありません。

 

 私自身は普段はストール・サークル(日本の方の感覚だと2階)の立ち見ですが、このストール・サークルに座っている方々、オーケストラ・ストール(日本の感覚で1階)の方々、ごく稀にイブニングドレス、ディナージャケット、という方を見かけますが、これは本当に稀の話。

 

 普段は、ご夫婦でいらしている方々だとほとんどの男性はスーツ。 女性は、ワンピースや素敵なトップスにスカートあたりが多いような気がします。 ちなみに、この辺りのよい席でも、足元はトレーナー、ジーンズ、という方もちらほらいます。 日本の方々は東京を見ている限り、普段から女性はおしゃれですからね。 ああいう格好で大丈夫、と私は思います。 日本でちょっと素敵なレストラン、ホテルのレストランにお食事に行く位の格好、というとわかりやすいかもしれません。 


 私自身は立ち見ですが、オペラハウス内をうろうろとするのにはあまりカジュアルは嫌(オペラハウス内は、座席に関係ありませんから)。 普段からあまりジーンズとかをはかないですし、大抵教えの後に行くことが多いので、イギリスにいる人にしてはきれい系、くらいの格好です。

 

 私個人の勝手な意見として、たまに日本人観光客の方が、洋服だけは日本の結婚式で着るようなもの、でも、足元は歩きやすい靴、バッグもショルダーバッグという格好でいらしていますが、見ていてあまりよいものではありません。 まあ、荷物の関係上もあるのだとは思いますが、それだったら、女性はもう少し軽めのワンピースに靴もそれに合うものを持ってきた方がよいのに、と思ってしまいます。


 でも、よほど凄いイブニングドレスや山登りへ行くような格好でもしてこない限り、問題ないのでは、と私は思います。 日本からわざわざオペラハウスへいらっしゃる方々がそのような格好をするとも思いませんし。 

 

 ちなみに、大き目の荷物、コートは立ち見以外の席では邪魔になるので、クロークに預けた方がスマートだと思います。

 クロークは無料、荷物を渡して、引き換えの札を受け取ります。 終演時は多少混みますが、よほどのことが無ければ受け取りにそれほど時間はかかりません。


 以上、私のあくまでも、勝手なロイヤルオペラハウスのドレスコードでした。


 

 余談ですが、ballet.co.ukに来年度のピリオド1のロイヤルバレエの配役が発表が投稿されました。 今年度から正式に入団になった高田茜さんが、『オネーギン』でオルガ役でデビュー。 『オネーギン』は4キャストのうち、オルガの4人は全てデビュー。 前回上演時に通いつめてしまったマリアネラは、オルガを踊らないようで残念。

 でも、私としては、ミックス・ビルの『三人姉妹』で、マーシャをマリアネラが踊るのでこちらが楽しみ。 

Posted on 2010/04/13 Tue. 05:50 [edit]

category: オペラハウスの楽しみ方

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オペラハウスバックステージツアー 

 10月末とは思えないほどの穏やかな気候が続いているロンドンです。

 

 朝からオペラハウスへ行き、オペラハウスのバックステージツアーに参加。

 久々です。


 今日のバックステージツアーは人数も多めでしたが、オペラハウスの歴史、メインハウスの見学、そして、普段は入ることのできないバックステージを約1時間半で回ります。


 今まで参加した時には、衣装作成部屋、染物の部屋を見せてもらいましたが、今回は、モデルルーム、と呼ばれる、125分の1の縮尺の舞台装置を作る部屋。 

 11月20日から始まる、オペラ+バレエのチャイコフスキーの『ツェベレツキ(女靴屋)』の模型を見ることができました。


 

そして、ロイヤルバレエの朝のクラスを15分ほど窓越しに見学。 

クラスを見るのは好き。


前日に『マイヤリング』で主役のルドルフを踊ったカルロスもちゃんと翌日10時半からのクラスに参加するのです。 彼らは本当にタフ。


 今回の担当の方はとっても英語がきれいで、説明もわかりやすい方。

驚いたのは、2組(3人)の日本人の方が参加していらしたこと。 今まで2回参加した時には日本人はみかけたことがありませんでした。


今はガイドブックに載っているそう。

ただ、説明は全て英語です。

私は友達に通訳をしたくても、説明中は他の方の迷惑になるので通訳はできないし、移動中に要約を話すことが出来るくらい。

 終了後他の日本人の方とはなしても、説明がわからないと。

これ、ちょっと考えていることが。


 その後は友達にくっついていって、コヴェントガーデンにあるオープンクラスのダンススタジオでバレエのクラス見学。 やっぱりいいな。 私も時間がある時にオープンクラスで受けようかと。

 やっぱり、音楽にあわせて身体を動かすって素敵。 クラスは生ピアノで行われるし。 だから、1時間半、見ていて、聴いていて全く飽きません。



 ずっと待っていたことの詳細がわかったから、本当に指をきちんと治して、また全力で勉強です!


 本気でやらないと! 自分の人生のために。

 

 

Posted on 2009/10/30 Fri. 04:10 [edit]

category: オペラハウスの楽しみ方

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出会い 

 この前の土曜日から今度の日曜日、16日までは恐ろしい。 何がって、私の劇場通い。 9日間の間にオペラハウス4回、フェスティバルホール1回、コリセウム1回。 計6回・・・・・ 呆れられそう。 チケット代にしたら日本である程度のバレエ公演を1回観るくらいの値段。 


 今日はオペラハウスでミックスビルの公演。 前2回とは違うキャストで。 やっぱりアシュトン振り付けの『田園での一月』は素敵。 特に今日は主役が良かったから前2回でわからなかったことも全てわかって満足。


 でも今日書きたいのは違うこと。 私はバレエでもコンサートでも人と一緒にチケットを購入して一緒に行く、というのは苦手。 いつも自分で自分の都合でスケジュールを選んで、好きな席を購入して劇場へ。 

そして隣の席の人と幕が上がる前のひと時おしゃべりしたり、休憩時間に話しかけてくる人がいたり。

 立ち見だと何度も同じ人と一緒になるから、名前は知らなくてもお互いに挨拶したり。

 

 どうやら話しかけられやすいのか何なのか分からないけれど、お年寄りからよく話しかけられます。

 いつもの立ち見には顔なじみの70代のおじいさん、おばあさん。 1950年代からずっとロイヤルバレエを観続けていたり、創設77年目(確か)になるこのロイヤルバレエの公演を60年以上観ていたり。 彼らは私に色々なお話をして下さるからとっても楽しみ。 本にも何にも書いていない、舞台を観ている人の言葉。

 現ロイヤルバレエの監督のモニカ・メイスンの現役時代を目にし、私が観てみたかった人達をたくさん観てきて、黄金時代を知っている人達。


 先々週だかに休憩時間に話しかけてくださったのはチャーミングな60代後半の御婦人。 シンプルな黒のワンピースに真っ赤なカーディガンとお洒落な赤いビーズのネックレス。 黒の柄のタイツをはいて、それが全然浮いていなくて素敵だな、と思った方。 バースに住んでピアノの先生をしていてこうしてたまにオペラハウスにいらっしゃるとのこと。 若い頃はロンドンの音大に通って今の私のようにオペラハウスに通っていたこと。 


 今日は立ち見が取れなくて、ちょっと視界をさえぎられる天井桟敷横の席。 隣の素敵なおばあちゃま、1977年にロンドンに引っ越してきてから最初はオペラを観に来ていたけれど、1980年代に入ってからバレエも観に来るようになったとのこと。

 私に、『あなた日本人? だったら、熊川哲也という素晴らしいダンサーを聞いたことがあるかしら?』

  『もちろん。 彼は今日本で有名ですよ。』 『私は彼の大ファンだったの。 彼が10年近く前に退団した時は大きな損失だったのよ。 彼はまだ踊っているのかしら?』 『彼はロイヤルバレエを退団した後、日本にKカンパニー、というバレエ団を創設。 都もあそこで踊っているから』。 と伝えたら、彼女は全然知らなかったようでたいそう喜んでいました。 

 それから話は今回の新作の意見交換、女王の芸術嫌いのこと、とても楽しいひと時でした。


 コンサート会場にしても、劇場にしても、本当に社交の場。 それは知っている人達だけのものではなくて、こうして気軽に知らない人とも意見を交わせる場。 

 私、周りから社交をしていない、と言われるけれど、ちょっと同年代の人達と違う場所に行っているだけ。

 

 明後日からはロイヤルバレエは『眠れる森の美女』が始まるし、明日からはコリセウムでニュー・ヨーク・シティー・バレエの引越し公演。 バレエファンにとって忙しくなります。

Posted on 2008/03/11 Tue. 06:54 [edit]

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私流オペラ・ハウスの楽しみ方 その3:フォーイェ 


070402 opera house


私流オペラ・ハウスの楽しみ方 その1:チケット購入方法など

私流オペラ・ハウスの楽しみ方 その2: オペラ・ハウスの外側


 今回は中へ入っていきます。 チケットをみせてバッグの中身をチェックされたら、冬でコートを着ている場合は、まずクロークにコートを預けましょう。 日本ではまだまだクロークを使いこなされていないのか、コート(特にダウンコート)を着たままの日本の方をよく見かけます。 座席はそれほど広くないので、コートは邪魔になるし、周りにも迷惑。 

 ロイヤル・オペラ・ハウスのクロークはAからFくらいに分かれていて、コートそして大きめの荷物を無料で預かってくれます。 番号札を受け取って、公演終了後は番号札を渡してコート、荷物を受け取ります。 それなりにてきぱきしているので、時間もかかりません。 ショッピング帰りだったら、ショッピングの大きな袋も預ける方がスマート。 私は学校からまっすぐオペラ・ハウスへ行く時は、ハンドバッグと楽譜の入ったバッグで行くので、楽譜の入ったバッグは預けてしまいます。 その方が身軽なので。


 ドレスコードは特にありません。 大きな演目の初日の一番良い席などではロング・ドレス、ブラックタイの方もいますが、ジーンズの人もいるし、スマート・カジュアル(要するに、女性だったらワンピースとかちょっとおしゃれすればOK)がほとんど。

 せっかく素敵な時間を過ごして、休憩時間にフォーイェを歩くのなら、ちょっとくらいお洒落した方が自分自身が気持ちがよいです。


070415 ROH Floral Hall


 もし、オーケストラ・ストールなどの席も持っていても、早めにオペラ・ハウスに着いたのなら、ぜひ階段を上って、Floral Hallへ。 これは一番上の写真の左側部分。 気持ちがよいです。

 

070415 ROH Floral Hall 2


 Floral Hallの写真の上のほうに、大きな窓があるのがわかりますか? ここはAmphitheatre Restaurantなどがあるところ。 Floral Hallからエスカレーターに乗って行けます。 写真はこの窓からFloral Hallを見下ろしたところ。 ここからの眺めは大好きで、しょっちゅうここから私は下を見ています。


070415 ROH Balcony Restaurant


 Floral HallとこのAmphitheatre Restaurantの間の階のBalcony Restaurantでお食事をしている人達も。 コース料理専門で、要予約。 バレエの場合、オペラハウスは開演1時間半くらい前から開くので、開演前に食事をして、休憩時にデザート、食後のコーヒーを楽しんだりしているようです。 ちゃんと休憩時間に合わせて準備しているみたいです。


 Amphitheatreの階にも、カフェ、そしてレストラン。 Amphitheatre Restaurantは壁に、バレエの舞台写真がたくさん。 私は残念ながら入ったことはありませんが。 このレストランは、ランチタイムに一般に開放しているようなので、コヴェント・ガーデン付近で昼食を取りたい時に使えるのかもしれません。


 まだまだ続きます

Posted on 2007/04/15 Sun. 05:28 [edit]

category: オペラハウスの楽しみ方

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